中国の「一帯一路」の目的が、バレてきているのである。
中国の「一帯一路」の目的は「世界覇権」に他ならない。
高利で融資を行い、支払いが出来なければ、担保を中国が手に入れる。
それを世界中に展開して、「中国覇権」を実現しようとしているのである。
発展途上国にとって「目先の金」が非常に大事だ。
国家を運営するためには、その時々の経済がうまく回らなければいけない。
その為には、今、金が必要となる。
産業もろくにない国にとっては、「金を稼ぐ手段」がない。
産業を興すためには「金」が必要である。
だから、金を借りるしか、産業振興の方法がないのだ。
中国はそこに目を付けた。ということである。
しかし日本は、違った。
HEARD ON THE STREET
日本の「一帯一路」、中国の陰でアクセル全開
BISのデータによると、対外融資で円建てが突出した伸びを示した PHOTO: KAZUHIRO NOGI/AGENCE FRANCE-PRESSE/GETTY IMAGES
By Mike Bird
2019 年 8 月 3 日 01:55 JST
——WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」
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東方のある経済大国が、アジア新興国への金融支援で存在感を増している。いや、あの国ではない。
国際決済銀行(BIS)が今週公表したデータによると、 対外融資で「ある通貨」が突出した伸びを示した。日本円だ。 2019年1-3月期(第1四半期)に日本国外の円建て借り入れ額は前年同期比12.5%増加し、伸びはドルやユーロを上回った。これにより、総残高は8年半ぶりに50兆円の大台を突破した。
とりわけ借り入れの伸びが顕著なのが、 日本の近隣諸国だ。アジア・太平洋諸国への融資は3月までの1年間に32.8%急増し 、6兆5800億円に達した。これは断トツで過去最高の水準だ 。融資の大半は民間向けだが、その 多くが政府系の国際協力銀行(JBIC)による支援を受けている。
日本は「円」をフルに使える。
国際通貨として認められているので、世界中で「円決済」が出来るのである。
しかし中国の「元」は違う。
国際的な信用度がはるかに低く、融資はすべて「ドル建て」なのである。
中国の持つ「ドル」には限界がある。
「ドル」の切れ目が「縁」の蹴れ目になると言うことだ。
だが日本は、自国通貨である「円」で決済ができる。
これは強い。
「円」に限界は無いからだ。 自国通貨なのだから・・・。
足りなければ発行すればいいだけである。(細かい問題は、横に置く)
そして何より日本には、「世界覇権」などという、野望は無い。
日本は「ウインウイン」を目指しているのである。
発展途上国にとって、どちらが「利用価値」が高いかは
素人でも分かる話だろう。
その「和製、一帯一路」に、政府は「アクセル全開」で
進みだしているのである。
期待しよう!
BY いいとこどり
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