2007年あたりから、不足する事態がどんどん進行している。
行政の対応が全く追いついていかない状態であった。
これでは、児童保護などまともには出来ないだろう。
何でこういうことになってしまったのか?
厚生労働省 平成29年度の児童虐待対応件数等を公表
2018.09.11お知らせ オレンジリボン運動HP より
児童相談所における虐待対応件数過去最多
平成29年度の全国児童相談所における児童虐待相談対応件数は、速報値として13万3778件(前年度比1万1203件増)と公表されました。
これは、過去最多で、統計を取り始めた1990年度から27年連続で増加しています。
虐待の内容別では、「心理的虐待」が7万2197件と最も多く、次いで、身体的虐待が3万3223件、ネグレクト(養育の放棄・怠慢)が2万6818件、性的虐待が1540件でした。
※「心理的虐待」・・・子どもの前で父親が母親に対して(その逆も)暴力を振るう「面前DV」や暴言を浴びせるなどの行為
また、平成28年度の虐待による死亡人数(心中以外)は49人で、死亡した子どもの年齢は0歳児が32人と最も多く高い割合を占めております。その中でも月齢「0か月」が16人でした。主たる加害者は実母が最も多い30人で、全体の61%を占めております。
※子ども虐待による死亡事例等の検証結果(第14次報告)
他に公開された調査(居住実態が把握できない児童)についてその児童数は、調査対象児童1,183人のうち28人でした(平成30年6月1日現在)。なお、昨年度調査で居住実態が不明な児童は28人(平成29年6月1日時点、調査対象児童数1,630人中)であり、そのうち8人が本年度も引き続き居住実態が把握できなかった児童として28人に含まれています。
出典:厚生労働省報告書 https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000173365_00001.html
統計データ(グラフ): http://www.orangeribbon.jp/about/child/data.php
個人サポーター制度 が、オレンジリボン運動HPで紹介されています。
子育て中の親子に、やさしいまなざしをお願いします。
ご近所や外出先で出会った子育て中の親子に、やさしいまなざしをお願いします。
赤ちゃんに微笑みかけたり、階段で困っている親子を見かけたらベビーカーの持ち運びを手伝ったり、
そんな些細なあなたの行動が、子育て中の親子の心の支えになることもあります。
「子どもを叩いている」「子どもをひどく叱っている」など、
日常的ではないけれど、気になる親子の様子があり、
顔見知りなど関係性がある間柄で可能なら声をかけてみましょう。
育児の悩みを話せたり、子どもを一緒に遊ばせるなどできる相手がいれば、
もしかしたら心が少しおだやかになるかもしれません。
でも、あなたが受け止めきれなかったり、声を掛けるのが難しい場合は、無理することなく、
児童相談所(児童相談所全国共通ダイヤル189)などに連絡し、専門職の支援にゆだねましょう。
相談先が沢山あっても、収容能力がなければ、保護できない。
児童相談所の対応を責めるだけでは問題は解決しない。
毎回言っているが、子供行政にかける予算を大幅に増やして
能力を上げるしかない。
スタッフたち現場は、自分を犠牲にしてやっている。
そのことを知らなければいけない。
事は、児童相談所の対応の問題ではなく、もっと、根が深い。
ここへ来て、ファミリーマートが「こども食堂」構想を提言してきた。
大いに評価したい。
食品ロスが大変な量になっている日本は、大いに反省しなければいけない。
後進国の話ではない。日本に貧困や、家庭問題で子供の居場所がなくなっている。
食事をまともにできない子供たちが、たくさんいる事を認識しなければいけない。
大人たちは、まず、自分にできる範囲でこの問題に取り組まなければ、
大人としての責任が果たせないではないか。
今こそ、大人は子供たちを守らなければなりません。
今、解決しなければ、この国は滅びのスパイラルに入り込んでしまいます。
BY いいとこどり
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