過払い返還しても借りれるのか?
過払い返還バブルもだいぶ落ち着いてきた今日この頃です。あの最高裁判決より一斉に弁護士・司法書士による過払い返還バトルが始まり、平成18年度から平成22年度の5年間で返還された金額+元本相殺(金利引き直し計算によって元本が減った又は無くなった)金額は 合計4兆4267億円!
消費者金融市場は上限金利引下げ、総量規制導入も重なり、ものすごい速さで収縮を続け、最大手だった武富士は倒産(2012年10月現在、Jトラストグループ 日本保証にて融資を再開しています)、プロミス・アコムも銀行傘下となり環境は激変しました。ここまで予想していた人がいたでしょうか?
消費者金融会社は過去の利益についてきちんと納税しており、今の過払い返還は過去の利益全てを奪い去る勢いです。法律として過払いは返還しなければならないのなら、過去に収めた法人税等の税金も遡って返還されるのが筋だと思います。
金融庁が発表した貸金業関係統計資料より、無担保・有担保・事業者・クレジット・信販・日賦(今は無い)・リース・質屋などなど全てを含んだ貸付残高、平成18年3月末と平成23年3月末の5年間増減、 ▲15兆3114億円! と訳の分からない凄まじい数字が出ております。
過払いとは何なんでしょうか?貸金業者はみなし弁済という旧貸金業規制法にあった有効な利息の支払規定を 法律として遵守していながら、その法律は間違っていたと国が決め、過去に遡ってまで受け取った利息を返しなさいと言うのはおかしくありませんか?
では貸金業規制法という法律はなんだったのでしょうか?
愚痴っぽくなるので中止することにします(笑)今回は過払い返還をしても融資を受けられるのか?について書いていきます。
過払い返還しても融資は受けられます!
過払い返還をしたとしてもキャッシング・カードローンはもちろん、住宅ローンや自動車ローンもまったく問題なく借りることができます。
なぜなら、過払い返還は 信用情報に一切載る事は無いからです。 キャッシング・ローンなどの審査は90%信用情報で決まると言っても過言ではありません。信用情報に何もなければ、借入が無い人と同じことですので融資は何も問題がないのです。
ちょっと待った!申込みする前の注意点
過払い返還しても借入はまったく可能と書きましたが、いくつか注意点があります。
1.自分の信用情報を取り寄せ、事故情報等がないかきちんと確認しましょう。
2.過払い返還依頼+任意整理も依頼した場合、過払いにならない借入先は 債務整理の事故情報 が当然登録されています。
すべて過払いではなく、1社でも任意整理をしたのなら任意整理で完済後5年経過しなければ事故情報は消えない為、その間ローンを組むことは非常に困難となります。1社でも事故情報があればアウトです。
3.過払いだったとしても、借入先の金融業者と和解前であれば残高がまだ残っており、しかも3ヶ月以上期間が空いていれば 延滞の事故情報が登録されている場合があります 。
きちんと和解して完済情報になっているか確認する必要があります。
4.知っているとは思いますが、過払いを返還請求した会社へ申込みしても断られます。
よく、過払い返還は完済してから!と聞くことがあると思いますが、それは完済してから返還請求をした方が 信用情報が無傷ですむからなんです。
まだグレーゾーン金利の残高がある状態で返還請求をすれば金融業者は「債務整理」として信用情報機関へ報告をします。(弁護士等の通知の内容によっては債務整理の報告をしないケースもありますが)。
その場合、返還の和解締結までは残高は信用情報に載っており、入金も当然しないので延滞中となっています。その状態で融資を申し込みしても事故情報が出ており間違いなく断れる可能性が高いのです。
過払い返還しても借りれるのか?まとめ
・借入の申し込みをする前に過払い返還請求をした金融業者が完済となっているか自分で信用情報を取り寄せ確認すること。
・借入先がすべて過払いであれば簡単だが、過払いにならない場合は債務整理となることから事前に利息制限法に引き直し計算するなど注意が必要。
・注意点を確認すれば、過払い返還請求をしたとしても信用情報は普通に完済したことしか載らないため、まったく問題なく融資は受けられることになります!※審査に通った場合ですけど。
過払い返還の信用情報関係は過去記事 過払い返還請求のデメリット を参考にしてください。
【信用情報開示手続きについては下記リンク先参照】
JICC日本信用情報機構
株式会社CIC
債務整理情報があっても審査可能な消費者金融!
フクホーは債務整理の事故情報があったとしても即断りにはならず、審査可能な数少ない正規の消費者金融会社です。
借り入れ金融会社がすべて過払いであれば 和解後 (会社によって基準は異なります)に信用情報は 通常の完済情報 となりますが(完済した金融会社へ過払い返還請求をした場合、信用情報にはなにも載りません)、全社過払いではなく1社だけでも元金が残り、任意整理手続きになった場合、そこの会社は「債務整理」の報告を当然信用情報へ報告することになり、事故情報として 5年間 は消えることがありません。
1社だけでも事故情報があれば消えるまでの5年間はキャッシングやローンを組むことが 非常に困難になります。
仮に1社だけでも事故情報が登録されており借り入れが困難であればフクホーへ申込みすることをおすすめします。フクホーは債務整理の事故情報があったとしても審査で返済能力が有ると判断すれば融資は可能です。幅広い審査で今人気の中堅金融会社です。
独自審査で過去に債務整理・延滞でも審査可能!
ライフティは中小消費者金融で今注目の会社です。消費者金融事業はまだ年数が浅いですが、信販事業は20年以上の実績があることから安心・安全に借入することができます。
ライフティは中小消費者金融の特徴である 独自審査 によって、過去に債務整理をした人や、過払い返還請求、延滞をしていた人に対してもしっかりと審査をしてくれます。大手消費者金融では即断りになってしまう人であっても、独自審査によって借入の可能性はまだ残されています。
消費者金融大手では安心と安全、利便性や提携ATMの充実度が挙げられますが、中小消費者金融はそれらが劣る代わりに 大手には無い審査基準 というものが存在しています。大手はスコアリングシステムによってほぼ自動的に審査の合否が出てしましますが、独自審査の消費者金融はスコアリングに頼らず、審査担当者の経験や申込み者と直接ヒアリングをしたうえで、最終的な判断をしています。
分かり易く言えば、大手の場合、過去に債務整理をした人は信用情報に事故情報が登録されているので、一発で審査不可となります。しかし、ライフティの場合ならば、事故情報が出ていたとしても、今現在借入が無く、収入も安定しているなら審査次第で借りられる可能性は充分にあると言えるのです。
過去に 債務整理や大きな延滞 をしたことで大手からは借りられない人、過払い返還請求をしたことによって審査が通らない人はライフティに審査申込みしてみることをおすすめいたします。
※お借入限度額が10万円以上の場合、上限利率は18.0%となります。
【ライフティのおすすめポイント!】
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他社にはない 独自審査基準
で高い初回融資額を実現!
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現在定職についていない方、過去に債務整理・延滞・過払い請求者でも審査可能!
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大手同様、来店不要のWEB完結可能!
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申込み当日の最短即日融資OK!
完済後に返還請求や完済後5年経過なら大手へ!
全社完済してから、過払い返還請求をした人や、過払いでは無く債務整理となったが、完済後5年経過している人は、信用情報上、事故情報は出ておらず、完済した情報のみになっています。
この場合、過払い返還請求をしたことや、債務整理をしたことは一切分からないので、大手銀行カードローンや消費者金融でも審査は通る可能性が高いです。
今の主流は銀行カードローンです。消費者金融よりも金利が安く、信頼度は抜群に高くなっています。事故情報が無いのであれば、まずは銀行カードローンにお申し込みした方が得策です。
【オリックス銀行カードローンのおすすめポイント!】
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金利1.7%〜17.8%の 業界最低水準の低金利
で借入が可能!
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限度額最高800万円!口座開設不要!
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提携ATM 手数料終日無料!
利便性はNo.1!
オリックス銀行カードローンの魅力は、100万円未満コースでも金利が12.0%〜17.8%設定になっており、 最低金利12.0%で借りられる
可能性もあることです。
カードローンの利用者の多くが限度額100万円未満となっており、そのことから金利を安く借りるならば100万円未満の金利設定を見ることが重要と言えます。
オリックス銀行なら提携ATM手数料が無料!
オリックス銀行カードローンの最大のメリットとも言えるのは 提携ATM手数料が終日無料 となっている点です!消費者金融の場合、コンビニに設置してある銀行ATMから借入や返済をすると、取引金額によって 110円〜220円のATM手数料 が取られます。
多くの人が借入・返済するのはコンビニに設置してある銀行ATMや最寄りの銀行等の金融機関だと思いますが、借入・返済をするたびに110円〜220円のATM手数料がかかるのは非常に勿体ないことで、多い人は月2,000円以上の手数料を払っているケースも珍しくありません。
オリックス銀行の場合、セブン銀行・ローソン・Enetのコンビニ提携ATMはもちろん、イオン銀行・ゆうちょ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行・西日本シティ銀行の提携金融機関ATMも終日無料となっており、カードローンの中でも 提携ATM台数はトップクラス となっています!
さらにオリックス銀行普通預金口座は必要ありませんので、銀行口座開設の手続きもありません。銀行カードローンで選ぶなら今オリックス銀行カードローンが断トツおすすめと言えます。
三井住友銀行カードローンの金利表
契約極度額 | 100万円以下 | 100万円超 200万円以下 |
200万円超 300万円以下 |
300万円超 400万円以下 |
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借入利率
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年12.0%〜14.5% | 年10.0%〜12.0% | 年8.0%〜10.0% | 年7.0%〜8.0% |
契約極度額 | 400万円超 500万円以下 |
500万円超 600万円以下 |
600万円超 700万円以下 |
700万円超 800万円以下 |
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基準金利
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年6.0%〜7.0% | 年5.0%〜6.0% | 年4.5%〜5.0% | 年4.0%〜4.5% |
【三井住友銀行カードローンのおすすめポイント!】
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金利4.0%〜14.5%で上限金利は14.5%の低水準!
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限度額最高800万円!自動契約機設置多数あり!
■
三井住友銀行口座不要
で利用OK!
金利が低い銀行カードローンを選ぶなら、本命はやはりメガバンクのカードローンが信頼感は高いでしょう。メガバンクの中でも 低金利と審査スピードが秀でている のは三井住友銀行カードローンとなります。
金利は4.0%〜14.5%で、最高金利でも14.5%と銀行ならではの低金利となっており、バンクイック同様、ローン契約機を利用すればカード発行ができますので急ぎの方にも充分満足してもらえるはずです。
そして三菱UFJ銀行と同じく、銀行口座開設は不要!全ての面で最高スペックなのが三井住友銀行カードローンの魅力です。(※専業主婦は融資不可となっています。)
今すぐ借りたいなら消費者金融大手へ申込すること!
自分自身の信用情報に事故情報が無ければ、大体のカードローン審査は通るはずですが、今すぐに借りたい人などは銀行カードローンではなく、消費者金融大手の方がおすすめです。
銀行がいくらスピードが早くなってきていると言っても、まだまだ消費者金融の方が即日融資では勝っています。特に大手のプロミスやアコムに関していえば、自動契約機もあることから、銀行締め切り時間外でも自動契約機を利用することによって、即日融資も可能です。
尚且つ、銀行には無い30日間無利息サービスもありますので、お得感もあります。(プロミスの無利息サービスは、WEB明細・メールアドレスの登録が必要です。)
【プロミスのおすすめポイント!】
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メールアドレス登録とWEB利用明細登録で 30日間無利息サービス!
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金利4.5%〜17.8%限度額1〜500万円の消費者金融トップのスペック!
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審査時間は最短30分! 最短1時間融資
も可能!
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三井住友銀行ATM利用手数料は無料!
消費者金融で借入限度額が高いのはプロミス!1〜500万円は消費者金融でも最高額となっており、メールアドレス登録とWEB利用明細の登録で 30日間無利息サービス有! 上限金利が17.8%となっていることから、アコムやモビットよりも低金利で借りることができます。
30日間無利息を利用しておまとめローンや借り換えローンをすることで 1ヵ月分(30日間)の利息を0円 にすることもできるので、高限度額と無利息が付いたプロミスは消費者金融でもおすすめNo.1と言えます。
30日間無利息はプロミス以外にもレイクやアコムがありますが、プロミスは 「借入日の翌日から」
30日間無利息に対し、レイクやアコムは 「契約日の翌日から」
30日間無利息となっています。
このため、アコムやレイクではカードのみ作って出金しなかった場合、お金を借りていなくても 無利息期間は進行してしまいます。
プロミスならお金を借入した日から30日間無利息となりますので、カードだけ作っておいても出金した日から無利息が始まります。同じ30日間無利息でもプロミスの方が使い勝手が良いと言えるのです。
【アコムのおすすめポイント!】
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正式審査結果回答まで最短30分!
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カードローンの中でも※ 即日融資対応はトップクラス!
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新規契約なら 30日間金利0円
で無利息!
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三菱UFJフィナンシャルグループの安心感!
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ネットやATMより24時間借入・返済可能!
※即日融資は審査完了後、本人確認書類を平日14:00までにFax送信し、アコムが確認した場合となります。
アコムの最大の特徴は、すべてのカードローンの中でも、 審査・融資のスピードがトップクラス の点です。カードローン(特に消費者金融)を借りる人の多くは、申込みした当日に借入したい人が多く、即日融資ができるかどうかが、申込みする大きな選考基準になっています。
どんなに低金利なカードローンでも現金が必要な時に手元になければ全く意味がありません。カードローンですべてにおいてスピードを求めるならばアコムが圧倒的におすすめと言えます。
セブン銀行・ローンソン・EnetなどのコンビニATMはもちろん、銀行ATMとの提携も多く、カードを使っていつでも借入・返済ができ、尚且つ、振込先口座を楽天銀行に登録すれば 24時間いつでも振込でキャッシング することができます!
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債務整理、過払い返還依頼、弁護士・司法書士の違いは?
債務整理・過払い返還請求依頼時の注意点、ポイント
過払い金返還請求、いくら戻る?全額は戻ってこない?
債務整理中・破産でも借りれる申し込み先
債務整理中 融資
債務整理後の借り入れ
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