するめ。
今日のテーマはあの「するめ」です。
「あたりめ と よしず 意外な共通点とは」
https://fanblogs.jp/huun/archive/173/0
でも触れましたが、
「するめ」と「あたりめ」は同じもの。
「する目」では縁起が悪いので 「当たり目」。
じゃあなんで最初に「するめ」って付けたの!
手間がひとつ増えちゃったよ!
たしかに。
ということで、ご本人に来ていただきました。
するめさんです!
するめ「どうも。おつまみ界の4番打者、するめです!」
筆者「すごい自信ですね!」
するめ「格が違います!」
筆者「だいぶ昔から食べられてるんでしょうか」
するめ「平安時代の『延喜式』にも記されてます!」
(画像引用 www.lib.shimane-u.ac.jp)
「その頃から、するめって呼ばれてるんですか?」
「名が定着したのは室町時代からですね!」
「そもそも、語源は何なんですか」
「 スミムレだと言われています」
「スミ‥‥ムレ‥‥?」
「 墨群れですよ!我々、墨吐いて群れますんで」
「なるほど!でも変だな、タコだって墨吐きますけど」
「昔は、タコもするめです!」
「は???」
「『和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)』に記述があります」
「和名類聚抄‥‥、平安時代の辞書ですね」
(画像引用 Wikipedia)
「『知比佐岐太古、一云須流米』(ちひさきたこ、するめともいふ)」
「テキトーですね‥‥」
「今はイカを乾燥させたものを言います!」
「ですよね。スルメイカ、っていますもんね」
「他のイカでもするめになります。ヤリイカ、ケンサキイカ‥‥」
「やっぱり、ちょっとテキトー‥‥」
「いいんです!何ですかあなたさっきから。さては、たらチーズ派ですか!」
「別に何派とかは。。。」
「いーや、確かにいま我々をdisった!」
「そんなつもりは。。。」
「じゃあするめを礼讃する記事を書きなさい!」
「書きますよ書きますよ」
ふう、やっと行ってくれました。
イカは日本近海で豊富に獲れる魚介類。
乾燥させれば保存もきき、軽量なので輸送も容易。
朝廷への献上品として、各地から都へ運ばれました。
‥というわけで今回は
「するめ」
「墨群れ」
で語呂合わせしておきましょう。
「 する目 、 隅群れ 」
あっ、あいつら部屋の隅っこでバクチを‥‥!!
の光景。
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