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2016年06月09日

「ジーマーミ豆腐」を推理せよ!


ジーマーミ豆腐。

なぜ上位検索されたのでしょうか。


image.jpeg
(Yahoo!検索データ 2016年6月7日)


どうやら、琉球新報の記事が
Yahooニュースにピックアップされ
拡散したことが理由のようです。

image.jpeg
(出典 琉球新報)


つまり「ジーマーミ」がピーナッツを意味する、
ということがわかりにくいために
ピーナッツアレルギーの方が病院に搬送されたと。
確かに、言われないとわかりません‥。

しかし、ある法則を知っていると
「ジーマーミ豆腐」の原料が
ピーナッツということが
うっすらとですが、わかるのです。

image.jpeg
(画像引用 Wikipedia)


では、ジーマーミ豆腐という言葉から
何がわかってくるのか?
謎解きを始めましょう。

そもそも、押さえておかねばならないのは

「沖縄では母音の使い方が本土とは違う」

ということです。


例えば、「もち」は本土では
もち(m O chi )ですが、沖縄では
ムーチー(m U chi)です。
母音を伸ばして発音する
のも沖縄の特徴です。

image.jpeg
(画像引用 http://blog.goo.ne.jp/)

とにかく、母音の
OがUに変換される
のですね。

だから、
そば(s O ba)は
すば(s U ba)、

心(k O k O r O )は
くくる(k U k U r U ))
になります。

それだけではありません。

EがIに変換される
ことがあります。

唐船 とうせん(tous E n)は
とうしん(tous I n)

山亀 ヤマガメ(yamagam E )は
ヤマガミー(yamagam I )
となります。

この法則には例外もあるのですが、
特に語尾のEはIに変換されやすくなります。

ここで、ジーマーミ豆腐にもどりましょう。

ここでは、沖縄では

「語尾のEがIになりやすい」
「母音を伸ばす」


の法則を当てはめます。

つまり、
ジーマーミ (jimam I )を逆に変換するとよいのです。

まず、
語尾のIをEに戻します。
すると、

「ジーマーメ (jimam E )」となります。

次に、
伸ばされた母音を縮めます。
すると、「ジマメ」となります。

ジマメ、つまり「地豆」。
すなわち「地面になる豆」‥。


そう!
ピーナッツ ですね。

image.jpeg
(画像引用 http://app.m-cocolog.jp)

ということで
ジーマーミ豆腐にまつわるお話でした。

語呂合わせで
「ジーマーミ」「ピーナッツ」を
つなげたいところですが、今回は推理がメイン。
毎回、推理して思い出しましょう!!




<参考>
「ヒティミティムン」を解読せよ!
https://fanblogs.jp/huun/archive/200/0

posted by nessy at 23:31| 言葉
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