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posted by fanblog

2016年03月03日

桃 PEACHの語源はあの国


前回はひな祭りのお話をしました。

「三角関係?お内裏様とお雛様の謎」
https://fanblogs.jp/huun/archive/31/0

今回もその続きです。
三月三日・桃の節句ですので桃の話です。

桃
https://hishinumanouen.com

英語のPeachの語源について。
実は、このモモという果物には
長い歴史が詰まっているのです。

紀元前334年、アレクザンダー大王の遠征。
モモは ペルシャ からバルカン半島へ。
その後、紀元1世紀ごろまでにはローマへともたらされます。

モモの学名は Prunus persica
つまり PEACH の語源は「 ペルシャ 」。
現在のイラン周辺ですね。

ローマ時代に大プリニウス(AD 23〜79)が著した『博物誌』。
この中に「ペルシャの木」が記されています。

博物誌
(出典 Wikipedia)

1753年、分類学の父・リンネはこの植物に
アミグダルス・ペルシカ
(Amygdalus persica:ペルシャのアーモンド)
という学名を与えます。

これはあながち間違いではなく、
アーモンドはバラ科。
そしてモモも バラ科 です。

とにかく、長い間「モモの原産地はペルシャ」
とヨーロッパの人々は考えていたようです。

しかしアレクサンダー大王の遠征の前に、
すでにモモはシルクロードを通って
中国から西アジアに伝わっていました。

1915年、アメリカ農務省のF. N. メーヤーが
中国の陜西省と甘粛省にまたがる山岳で、
モモの野生種を発見。
ついに中国が原産地であることが明らかに・・・。

今日は長い長い、モモの旅のお話でした。

さて、語呂合わせは、「桃はバラ科」「中国原産」でいきましょう。

」「 バラ 科」「 中国
をつなげて

バラ チャイナ !」

ばあさんや、中から赤ん坊の声がするんじゃが・・・。

桃太郎
(画像引用 photozou.jp)


posted by nessy at 23:46| グルメ
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