(画像引用 Wikipedia)
美味しそうですね。
ベースはトマトソース。そこに、唐辛子がin。
「怒りんぼ風パスタ」とも呼ばれます。
アラビアータ、と言いますが、アラビアとは関係ありません。
イタリア語で書くと
all'arrabbiata 。
分解すると、 all' + arrabbiata 。
all’ = 「〜風の」
arrabbiata = 「怒っている」
何せ唐辛子が効いていますので
食べるとカッカカッカするという。
これが「怒りんぼ風」といわれる理由です。
お話かわって、
狂犬病 。
狂犬病ウイルスによって伝播する動物由来感染症。
狂「犬」病と言いますが、全ての哺乳類に感染します。
日本国内においては、1956年に撲滅。
しかし、お隣の台湾では2013年にジャコウネズミ、
イタチアナグマでの感染が確認されました。
(出典 http://www.weeklyworldnews.jp )
ペルーでは吸血コウモリで感染を確認。
彼らに咬まれた人間の子供にも感染が拡大しています。
実は、2016年時点で狂犬病の発生していない国・地域は
日本をはじめ10程度しかありません
毎年世界中で5万人以上が、主に犬からの咬傷によって
命を落としていると推計されています。
治療法は確立されていません。
人間の場合、発症するとほぼ100%死に至ります。
歴史上、症状が出たのち回復したのはたった数人・・・。
狂犬病は未だに、人類のみならず哺乳類全体にとって
脅威というべき疾病だと言えるでしょう。
その狂犬病は英語で
Rabies 。
Rabies はラテン語の
rabies (激怒、狂気) からの転用。
狂犬病を発症すると狂騒状態となり、攻撃的になります。
この病気の実態をよく表現している言葉だと言えます。
さて、英語もイタリア語も、ラテン語起源のものが多くあります。
実は、さきほどの「アラビアータ」もラテン語から派生した言葉。
・ all'ar rabbi ata
・ Rabi es
そう、両方ともラテン語の
「 激怒、狂気 」
が語源だったのですね。
ではみなさん、この医学的な記事をまとめるにふさわしい、
本日の語呂合わせにまいりましょう。
「 アラビア ータ」「 狂犬病 」「 狂う 」
なので
「 アラビア に〜 狂犬病 が〜 来るぅ 〜」
でいきたいと思います!!
(最後に雰囲気を壊す、いつもの流れ)
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