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2016年03月21日

語源クイズ!「アラビアータと狂犬病」

アラビアータ

アラビアータ
(画像引用 Wikipedia)

美味しそうですね。
ベースはトマトソース。そこに、唐辛子がin。
「怒りんぼ風パスタ」とも呼ばれます。

アラビアータ、と言いますが、アラビアとは関係ありません。

イタリア語で書くと
all'arrabbiata

分解すると、 all' + arrabbiata

all’ = 「〜風の」
arrabbiata = 「怒っている」


何せ唐辛子が効いていますので
食べるとカッカカッカするという。
これが「怒りんぼ風」といわれる理由です。

お話かわって、

狂犬病

狂犬病ウイルスによって伝播する動物由来感染症。
狂「犬」病と言いますが、全ての哺乳類に感染します。
日本国内においては、1956年に撲滅。

しかし、お隣の台湾では2013年にジャコウネズミ、
イタチアナグマでの感染が確認されました。

狂犬病
(出典  http://www.weeklyworldnews.jp

ペルーでは吸血コウモリで感染を確認。
彼らに咬まれた人間の子供にも感染が拡大しています。

実は、2016年時点で狂犬病の発生していない国・地域は
日本をはじめ10程度しかありません
毎年世界中で5万人以上が、主に犬からの咬傷によって
命を落としていると推計されています。

治療法は確立されていません。
人間の場合、発症するとほぼ100%死に至ります。
歴史上、症状が出たのち回復したのはたった数人・・・。

狂犬病は未だに、人類のみならず哺乳類全体にとって
脅威というべき疾病だと言えるでしょう。

その狂犬病は英語で

Rabies

Rabies はラテン語の

rabies (激怒、狂気) からの転用。

狂犬病を発症すると狂騒状態となり、攻撃的になります。
この病気の実態をよく表現している言葉だと言えます。

さて、英語もイタリア語も、ラテン語起源のものが多くあります。
実は、さきほどの「アラビアータ」もラテン語から派生した言葉。

all'ar rabbi ata
Rabi es

そう、両方ともラテン語の
激怒、狂気

が語源だったのですね。

ではみなさん、この医学的な記事をまとめるにふさわしい、
本日の語呂合わせにまいりましょう。

アラビア ータ」「 狂犬病 」「 狂う 」 
なので

アラビア に〜 狂犬病 が〜 来るぅ 〜」
でいきたいと思います!!
(最後に雰囲気を壊す、いつもの流れ)


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posted by nessy at 21:31| 言葉
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