ちょっと思いついて 機関砲標的装置(A/A37U-36) の記事をwikiへ投稿しました。
引用元: Hunini - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=72819822 による
前回の ASM-2B及び改善弾 と違って、今回は全くの新規投稿になります。
記事を書くに当たって少し調べていたんですが、ここ数年は防衛装備庁でも機関砲標的装置(A/A37U-36)関連の調達が全く為されていないのですね。搭載母機のF-15が装備してフライトすることも余り頻繁ではないようで、見掛けられることは稀になっているそうです。
これはやはり、Gunの訓練そのものが大きく減っているのでしょう。航空事業部の場合はスクランブル任務があるので、Gunの全廃は難しいかもしれませんが、Gunの存在価値そのものが大きく低下していると考えるべきでしょう。
我々が地方の部隊さんを訪問する際は、武器屋(装備隊武器小隊)さんが多いのですが、大きなエプロン付けた隊員の方が汗まみれになりながら機関砲の部品を洗浄している場面によく出くわします。「ああ、機関砲の整備って大変なんだな。」と思ったもんです。
これだけ手が掛かりながら機関砲の有効射程はほんの1km程度でしかありません。さらに当てるためには相当の操縦技術と熟練を要します。
Venezuelan F-16 shoots down OV-10 Bronco | November 27, 1992
これはベネゼエラの反乱軍のOV-10を空軍のF-16が20mm機関砲で撃墜する映像です。余り多くを語りませんが、近距離での空対空機関砲射撃の大変さが良く表れていると思います。これが相手が小さなドローンの場合はどうなるか。色んな感慨があると思います。
そして何と言ってもGunの地位を貶めたのは、AIM-9XやAAM-5などのIR-FPA(赤外線フォーカルプレーンアレイ)を備えた新世代短距離空対空ミサイルの進化でしょう。これらのミサイルにより交戦機会が大幅に拡大し、超低高度の目標にも対応出来るようになりました。
個人的には搭載型レーザー兵器の実用化が見えてきた昨今、Gunの将来は暗いと言わざるを得ないでしょう。また、Gunの代わりに以前に技術研究本部で研究されていたロケット弾ビーグル(フレシェット弾や知能化子弾を備えた空対空、空対地両用のロケット弾)ような新しい装備も登場するかもしれません。
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