みなさんは成長ホルモンを別名若返りホルモンというのを知っていますか?私は全く知りませんでした。
成長ホルモンといえば子供の成長の時期に大量に分泌されて成長期の子供の体格を大きくしてくれて、大人になると無くなるものだと思っていました。
調べてみるとそうではなく、生涯必要なホルモンで急激に減少はするものの大人になってからも分泌されていているようです。
成長ホルモンの役割
成長ホルモンは成長期に骨や軟骨に働きかけ身長を伸ばす他に代謝を調整する働きがあり、体に不要になったものを処分したり、必要なものを作ったりし、身体を新たに作り上げていく働きをしている。
骨を作り、たんぱく質を合成し、脂肪の分解、血糖値を上げ、水電解質の代謝などの作用がある。
その他にも、成長ホルモンが癌やメタボ、骨粗鬆症のリスクを下げると言われています。
成長ホルモンは大人になっても分泌される?
上述したように成長ホルモンは、子供の頃には大量に分泌され大人になると急激に減少するのですが、その減少する前のピークが20歳だと言われています。20歳をピークに一気に分泌が低下します。そのため、自分で分泌させる努力が必要になります。
成長ホルモンを分泌させる
成長ホルモンを分泌させるには適度な運動と質の良い睡眠がとても重要です。
成長ホルモンはバランスも大事?
成長ホルモンは多過ぎても少な過ぎても良くないようです・・・
成長ホルモンの過剰や不足による病気があります
子供の頃に成長ホルモンの過剰により起こる巨人症や
逆に、分泌の不足により起こる低身長症というものがあります。
大人になってからも成長ホルモンの分泌の異常による病気があります。
過剰によるものが先端巨大症という手足が大きくなったり、鼻や唇が大きくなったりする病気があります。
逆に、不足の場合には成長ホルモン分泌不全という病気があり心臓機能の低下やLDLコレステロール・中性脂肪の増加、疲れやすい、集中力が続かない、鬱など他にも様々な症状を引き起こす可能性があるとされています。
ただ、これらの症状はどれも漠然としていて成長ホルモンだけで決まる症状ではないので先ずは検査を受ける事が大切です。
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