その先生は、おそらく20代後半の独身女性。
私との挨拶の様子、特にタイミングや言葉の感じで
初めから「大丈夫かな、、?」と思っていた。
案の定、その先生は、唐突に
私の1日のスケジュール表を一緒に作り
母親たる私の負担を減らしたい、
と言い出してきた。
とりあえず話を聞くと
そのスケジュールには、
炊事や掃除などの家事が抜けている。
それらの家事はどうするのか、尋ねると、
「お母様のご事情に合わせたスケジュールは、来週までに作りますから!」
とのこと。
・・・いらない。
20分も話に付き合ってしまった。
誰かに救いを求める気持ちがあると、つい期待してしまう。
いつもの先生は、この先生と同じ年齢くらいなのに、
物事の理解力が段違いに良いし
慎重で大きな失敗も少なかった。
つまり、いつもの先生は、
「あたり」だったわけだ。
自閉症育児のいる生活状況なんて、
独身で育児経験がない人に想像つかないだろう。
そうだとしても
新しいの先生の「一度やってみたい」という安易な気持ちにつきあって、
自分のエネルギーを 無駄に消耗するわけにはいかない。
・・・暇つぶしをしている時間はないのだ。
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