Singaporeでは、小学生に個人的に算数を教えていますが『割合』は難しいものなのですよやはり。
なぜか? それは 単純にたし算、引き算が出来ないから なのです。
「ここに別々に電車の車両が2両があるとします(連結していない)。
1両目には50人、2両目には100人の乗客がいるとしましょう。
つまり 混み具合は、1両目は ”50人/ 両” 2両目は "100人/ 両" ですね。
次にこれら2両を連結したとします。つまり2両連結の”列車”を作ります。(連結した)
この時、この”列車”の混み具合はどうなりますか?」
”大人であれば、(50+100)÷2=75
答えは 75人/ 両 と暗算で出すことが’できるでしょう。
しかし、これを2で割らずに単純にたし算をして
50+100=150 よって 混み具合は 150人/ 両 としてしまう子もいます。”
大人には当たり前のことでも、小学生には理解しづらいこと なんですね。
”今、100mlの水がここにあり、これに食塩を加えて10%の食塩水にするには何gの食塩を溶かせばいいでしょう?” はどう計算したらいいでしょうか?
100mlの水は100gと考えて、ここでは重量%で考えていきます。
”答えは 食塩10gだ” という人いませんか。違いますよ。
[解答] 溶かす 食塩の量を Xg とすると X/(X+100)=0.1 を満たすXを求めればいいことになりますね。
これを解いて(途中省略でいいですか)・・・・ Xを求めると 約 11.11g になります。
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タグ: 食塩の濃度