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田舎で完全予約制の鍼灸院をやってます。 田舎とは言っても、車で30分くらいでイオンもあり(田舎じゃん!)、バスは一日に数本あり(超! 田舎じゃん!)、でも、JRの駅が徒歩圏内(ま、はいはいって感じ)にあります。
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2021年01月31日

がんの早期発見は誰にでもメリットがあるとは限らない。検診や治療に疑問を感じている方へ!

がんの早期発見は誰にでもメリットがあるとは限らない。検診や治療に疑問を感じている方へ!

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 医学が進歩に対して、医者自身は少しも進歩していない、まずその事実をきちんと認識するのが、スタートです。

 医学が進歩したところで、医学研究を行う医者も、それを利用する医者も進歩していないために、とかく医療も間違うのを避けがたい。

 『65歳からは検診・薬はやめるに限る!—高血圧・糖尿病・がんはこわくない』や『医療の現実、教えますから広めてください!!』などの著者、名郷直樹氏はおっしゃいます。


 まず、早期発見が害になるがんの“過剰診断”の問題があります。

 つまり、がんの診断が正しく、がんに対する治療の害がないとしても、早期発見のためにかえって害を及ぼしてしまうことがあるといいます。

 たとえば50歳でがん検診により早期がんを発見し、誤診もなく、治療の副作用もなく、治癒することができた人がいたとします。

 その見つかった早期がんが、進行してその人を死なせるまでに30年かかる進行の遅いがんだったとしたら。がん検診を受けなかったら、治療のために仕事を休み、お金を掛け、定期健診のために通院を続け、がん再発の不安におびえることなく、30年という月日をより幸せに送ることができたのではないでしょうか。

 こうしたがん検診での発見例を「過剰診断」と呼びます。この過剰診断の問題は、いくら診断が正しく、それ以降の治療が有効でも避けることはできないのです。


 そして、早期発見のがんほど、メリットを実感しにくいという現実があります。

 何故なら、早期発見であればあるほど、症状もなく、日常生活に何の問題もない状態でがんと診断されるわけですから、治療で少しでも悪い面が出ると、その悪い面が強調されるわけです。そもそも自覚的な不都合がない状態で入院し、治療しなければならないだけで精神的な苦痛が始まるということです。そこですでにマイナスなのです。

 例えば、60歳で何の症状もなく、元気なうちに早期胃がんと診断されたとします。すぐに内視鏡で切除しようとしたところ胃に穴が開き、全身麻酔で胃の3分の1を取ることになってしまった。その結果、食事があまり摂れず体力もなくなり、食べる楽しみを奪われ、気力も萎えてしまう。そして結果としてうつになり引きこもってしまったという場合。手術の際の医療ミスの有無というよりも、手術に踏み切ったことの是非を問いたくなるように思います。

 がん検診を受けるかどうかを考えるときに、こうした視点も考慮する必要があるのですが、そこはむしろ伏せられている面があり、大きな問題だといいます。


 助かるのであればがんは「遅く」見つかった方が良いと名郷氏は言う。

 具体的な例で、がんが1mmの大きさで見つかっても、10mmの大きさで見つかっても、50mmで見つかっても、治療によってその後は同じような寿命が得られるとしたら。

 1mmから10mmになるまで10年、10mmから50mmになるまで5年を要するがんだとすれば。1mmで見つけた場合、10mmで見つけるより10年、50mmで見つけるよりは15年長く「がん治療と付き合って生きて行かなければならない」という負の面があるともいえます。

 さらに、この人が10年目で心筋梗塞によって突然亡くなってしまったとしたら。1mmのがんを内視鏡検査で苦しい思いをして診断を受け、切除をした。しかし、結果的にはその人の寿命に関係なく、検査や治療で無駄に苦しんだということです。

 無駄な医療を受ける可能性が高くなるのも、がん検診の負の側面の一つです。


 更に、検診そのものの必要性を考える上で、がん検診で見つかるがんは進行が遅いということがあります。

 1年ごとのがん検診で見つかるがんは、1年以内で進行してしまうようなものは少なく、「より進行の遅いものが見つかりやすい」といいます。

 逆にがん検診ではなく、症状が出てから見つかるようながんでは、より早く症状が出やすい進行の早いがんの割合が高くなる、つまり、検診の意義はそもそも何であろうか、ということになるのです。


 進行が遅いがんとして、乳がん検診2つの害があります。偽陽性と被爆の問題です。

 マンモグラフィーによる乳がん検診により、「乳がん死亡が減ることを示す研究がある」一方で、「その効果は小さく、質の高い研究に限ればはっきりしない面もある」というのが現状です。

 その小さな効果に対して、「害」のほうは、2つの問題があります。マンモグラフィーで乳がんの疑いとされたにも関わらず、精密検査でがんではないと診断される「偽陽性の問題」と、X線を使うことによる「放射線被ばくの問題」です。

 被爆の影響については、明確な研究結果は示されていませんが、少ない被爆でもがんの危険が確率的に上昇するという仮定に基づいた場合、30代前半で2倍、30代後半では5倍、乳がん死亡率減少の効果が放射線被ばくによるがんの増加を上回るという微妙な結果になるといいます。


 そして、がんの早期発見は誰にでもメリットがあるとは限らない。

 たとえば、60歳の女性ががん検診で早期の乳がんと診断されたとした場合、乳房の一部を手術し、放射線治療をして、抗がん剤の投与を受け、その後も通院を続け、再発の恐怖を常に抱えて生活していくことになります。

 一般的に乳がんの進行は遅く、早期がんから進行がんになり、末期がんに至って死をもたらすまでには、数十年の年月を要する場合も多くあります。たとえば、進行がんに至るまでに10年、死に至るまでには20年かかるとすると、先の60歳の患者さんは、検診を受けずにがんの治療は一切せず、もしかして75歳の時に乳がんではなく心筋梗塞で死を迎える—というような結末もあり得ます。


 進行の遅いがんの例として、前立腺がんもあります。

 前立腺がんは、高齢者により多く、もっとも進行の遅いがんの一つです。さらに、病院で亡くなった人を解剖して調べてみると、20%以上の人でその人の生死には関係のない前立腺がんが見つかるといいます。

 50歳で見つかった早期前立腺がんは70歳になっても大して進行していない場合も多く、検診でがんが早期発見されたばかりに、50歳からの20年を前立腺がんとともに暮らさなければならないという“負の部分”もあるのです。

 高齢者に多いがん、進行が遅いがんのがん検診は、「利益」に比べて、相対的に「害」のほうが多い可能性が高いのです。


 最後に、名郷氏がお勧めする検診があります。

 それは、「便潜血による大腸がん検診」です。これは、苦痛なく簡便に行うことができ、「大腸がん死亡を減らす」という、複数の研究があるということです。


 著書にもある通り、名郷氏は、そもそも検診にはメリットがあまりないということをおっしゃっております。特に高齢になってからのがんの検診・治療は意味がないというのはその通りだと思います。

















☆彡安心食材を食卓へ?

2021年01月12日

「症状」とは「病気」が治ろうとする「働き」。病気は薬で「慢性化」する。

「症状」とは「病気」が治ろうとする「働き」。病気は薬で「慢性化」する。


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 薬で病気は治りません。症状を抑えるのが薬です。

 薬物療法は、別名 「逆症療法」と呼ばれます。これは「症状」と逆向きに作用することを言います。 「症状」とは「病気」が治ろうとする「働き」であり「あらわれ」である。風邪をひけば熱が出るのは、発熱で病原体を殺し、免疫力を高めるため。咳やくしゃみ、鼻水は病原体を体外に排出するため。風邪で下痢をするのも腸管から病原体や毒素を排出するため。すべて「症状」は風邪という「病気」を治すために自然治癒力が働いている証しであり、これらを「治癒反応」と呼ぶのです。


 薬の本質を知ることが大事です。現在のように医学が発達していない時代には、薬は植物から摂取し煎じて服用し、身体の免疫に働きかけるなどの、自然治癒力を促す優しい作用のものでした。飛鳥時代から薬師寺に付属して薬用植物園がつくられ、幕末に至るまで和漢洋の有用植物が栽培されてきました。 

 戦後になって抗生物質やステロイドといった化学合成した強い薬が開発され、効き目が驚くほど強いものが登場しました。

 最近になって、 抗生物質の使い過ぎは腸内細菌のバランスを撹乱し新たな病気を生みだし、ステロイドでは老化促進が起こるといった薬の危険性や副作用が表面化するようになりました。


 振り子が戻る動き(治癒反応)を止めたら「病気」は治りません。「病気」が「固定化」されて「急性」が「慢性」になってしまう。さらに「悪性」となることも。これは、 「症状」を「病気」そのものととらえた西洋医学の最大欠陥といえます。西洋薬は身体を冷やし、症状を抑えて「治癒反応」をストップさせてしまう。

「治癒反応」を解放すれば、つまり、 症状を抑えこまずに出るに任せ、命に関わる事態以外、水分補給に気を付けて安静・休養させれば病気も治るということです。

 クスリの罠の二番目が「薬剤耐性」というものです。生体は、同じ刺激を受け続けると、それに対して抵抗力を獲得する。毒物である薬剤に対しても同じだ。つまり毒物耐性が獲得されるのだ。同じ薬を使い続けると、だんだん「効果」が表れなくなる。

 たとえば便秘薬を1日3錠、飲んで効いていたとする。常用を続けているうちに3錠では効かなくなる。こうして4錠、5錠と増やさないと「出なくなる」。便秘薬とは、その毒性で大腸のぜん動運動を刺激して排便を促すもの。しかし、大腸も毒物刺激に耐性を獲得する。これは、恐ろしい事態を引き起こす。

 便秘薬を常用していたある若い女性は、数十錠飲んでも便秘が治らず、ついにひと瓶を丸ごと呷あおって、絶命したということもある。


 耐性。これは、薬剤と身体の分子レベルのいたちごっこである。

 たとえば、アリスキレン:レニンを阻害する医薬分子や、カプトプリル:ACE(angiotensin converting enzyme)アンジオテンシン転換酵素を阻害する医薬分子がある。これは高血圧を抑えるものだ。血圧上昇にはレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系というシステムがある。これらが順番に作用して血圧上昇を引き起こすので、その中のどこかの作用をストップさせれば上昇は起こらないだろうという科学者の考えだ。

 レニンの立体構造を調べて、活性化する部分を抑えこむような薬を開発する。最初は確かに作用がストップする。しかし、レニンは他の部分でその作用を補うようになったり、構造を変えてしまったりしてすぐに薬の効果は無くなります。


 その他、癌についても、イレッサに代表される新しいタイプの抗がん剤「分子標的薬」が、このところ続々と登場しています。

 分子標的薬というのは「細胞の増殖、浸潤、転移などに関わる、がん細胞に特有の分子」をターゲットにします。がん細胞のみを狙って作用させられるということです。

 肺がん治療薬イレッサは2002年、「画期的な夢の新薬」としてさっそうと登場し、世界に先駆けて日本で発売されました。しかし、投与されたたくさんの患者さんが副作用としての重い間質性肺炎に陥りました。

 4000人以上の患者さんの、大規模な追跡調査が行われ、06年にその結果が報告されました。イレッサを服用して間質性肺炎や急性肺障害などを発症した人は約4%、亡くなった人は1.6%にものぼりました。 100人がイレッサを服用すると、1〜2人が亡くなる、という恐ろしい薬害です。

 その間に 「イレッサには延命効果がない」 という臨床結果報告も発表されています。 がんは殺すが、ヒトも殺す。 2012年9月末時点での死亡者数は、報告されているだけでも857人だそうです。


 平山令明氏は『分子レベルで見た薬の働き 第2版』で語っています。

「全てのがんを完全に治すことのできる飲み薬は現段階ではまだ夢であるが、筆者(平山令明)はいつの日かそれが実現するものと確信している。」

 しかし、近藤 誠氏は『余命3ヶ月のウソ』でこう述べております。

「がん幹細胞の存在からがんの原理を考えると、固形がんを治せる「夢の新薬」は、今までもこれからも、人類には開発不可能です。理論や机上の実験と、生身の人間の体の中は全く別なのです。」


 病気になるには、その人なりの原因があります。患者さん自身に食事や運動、生き方といった生活習慣の中で、症状が起こり始めたきっかけや原因を認識してもらい、それらを取り除く工夫をしてもらえば快方に向かうことが多いのです。

 肩凝りに貼り薬を出すことは簡単ですが、長い目で見て根本原因は血流の障害によるものと診断して、血流を良くするための運動を教える医師が患者さんには必要です。

 あらゆる動物や人間も病気になると、発熱したり食欲不振に陥ったりします。よって病気を治すためには、体を温めることと、食事を少なくすることが大切であることを示唆しています。


 安保徹氏もその著書『病は気からの免疫学』でおっしゃっております。

 私たちのからだは、間違った反応は起こしません。腫れ、熱、痛みも治るためのステップなのです。 病気になるのは、人間(生物)の適応力を越えた生き方をすることや、逆に適応力を十分に使ってあげないための機能低下によるのでしょう。つまり、生き方の問題です。

 もう少し深い意味での他力本願もあると思われます。それは、病気になったら、その病気に身も心もまかせてしまう心境です。ガンのときでさえ、からだで起こる反応や炎症は、病気から逃れるためのステップですから、その症状がたとえ不快であっても、身も心もまかせてしまうことは大切なことです。

 そもそも、生き方の無理が細胞を破壊し、それを再生するために細胞が増殖を強いられて、ついには発ガンしているのです。つまり、「ご主人様」の無理な生き方に合わせて細胞の増殖をくり返し、ついに増殖の調節に障害を起こしたのがガン細胞なのです。

 このようなことを思うと、たとえ小さなガンであっても、手術で切り取ることや、抗ガン剤や放射線でいためつけることは、ガン細胞に失礼があるというものです。無理な生き方や考え方に気付かせてくれたありがたい「ガン細胞様」、長い間の失礼をお許しください、というべきではないでしょうか。


 ましてや、ガン細胞を悪者扱いして検査をくり返し、まだ消えていない、まだ消えていないと思うのは、失礼の上乗せが続いていることになります。大切にしますから、多少長くいてくれてもいいです、ごくろう様、という心境が必要でしょう。このような心境が続いたとき、「ガン細胞様」は、そろそろ私の出番もなくなったといって消滅してくれるでしょう。






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2020年12月20日

「がん」は血液の汚れの浄化装置。がんが怖いのではない。がん治療が恐ろしいのだ。

「がん」は血液の汚れの浄化装置。がんが怖いのではない。がん治療が恐ろしいのだ。

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 医者になって40年、数万人のがん患者を診てきました。毎朝6時前に研究室に入り、合計10万時間、世界の医学論文やデータも読み、文章で発表してきました、と著書で語るのは近藤誠氏。

 著書に『医者に殺されない47の心得』(アスコム)『「余命3カ月」のウソ』(kkベストセラーズ)『がん放置療法のすすめ』(文藝春秋)『がん治療で殺されない七つの秘訣』(文藝春秋)等。

「がん有明病院」のデータでは、スキルス胃がんの手術をした患者ほぼ全員、数カ月から3年以内に亡くなっている。一方、スキルス胃がんを放置した近藤氏の患者はほぼ全員、ふつうに暮らして、3年から10年近く生きているそうです。

 近藤氏はこのようにおっしゃいます。「がんは原理的に「早めに治療すれば進行を止められる」病気ではないし、手術や抗がん剤で治るわけでもありません。」


 そして、「治療死」が、がんが原因で死んだことになる現実。
 がん患者の9割は、治療の後遺症や、抗がん剤の副作用で早死にしている。

 たとえば、ニュースキャスターの逸見政孝さんは20年前、スキルス胃がんの手術で臓器を3キロも切り取られて衰弱死。また歌舞伎俳優の中村勘三郎さんは2012年、食道がんの手術で食道を失ったため、体液が肺に入って肺水腫で亡くなりました。

 どちらも「がん治療死」です。


 近藤氏が日本のがん治療に疑問を持ったきっかけは、胃がんだったそうです。

 臨床では、「早期胃がんは、なかなか大きくならない」ことに気づいていました。そして、日本人15人の早期胃がんをしばらく放置・観察して、成長スピードを計算している研究データを見つけました。

 結果は、がん細胞の数が倍になるまでに555日から3076日。

 これは直径1センチの胃がんが命を奪う10センチに育つまで、5550日(15年)から3万760日(80年)という、超のんびりペースだったとのこと。

 それから、がんは「痛みにのたうち回って死ななければならない」と思われていますが、それは「がん治療」のせいなのです。手術で神経を傷つけられたり、傷が癒着したり、抗がん剤を繰り返し打たれた副作用によって、痛みや苦痛が引き起こされるのです。

 もし痛みがあるがんの場合でも、モルヒネなどでしっかりコントロールして、安らかに人生の時間を過ごすことが出来るのです。

 抗がん剤が「効いた」と医者が言うのは、一種のトリック。「しこりがいったん縮んだ」「がんが消えたように見える」だけで、必ずリバウンドします。その間に、抗がん剤の毒性が強く出て急死することもある。治るとか、寿命が延びるわけではないのです。

 日本人の9割以上を占める固形がんを治す力は、抗がん剤にはありません、と近藤氏は言い切る。


 それから免疫学者の安保徹氏もがんの三大治療の無意味さを語られます。

 そもそも、何故、がんになるのか。それをしっかり考えなければなりません。安保氏は、がんの発症は、無理な生き方による再生細胞の過剰刺激と免疫抑制によって起こる、と言います。

 つまり、からだを消耗させる抗がん剤治療はむしろマイナスであり、からだに楽な生き方を選ぶことで、病気から脱却できるとのこと。

安保氏のがんに対する四カ条
1. 生活パターンを見直す—働きすぎを避け、心の悩みを除く
2. ガンの恐怖から逃れる—免疫力が高まればガンは治ると信じ、気楽につきあう
3. からだが消耗する治療は受けない—間違った三大療法(大手術、抗ガン剤、放射線治療)は避ける
4. 副交感神経を刺激して免疫力を高める—鍼灸、爪もみ、玄米菜食、適度な運動、入浴、笑いなど



『非常識の医学書』安保徹×石原結實×福田稔 著 実業之日本社にこんなことが書かれております。

 がんになるまでに、何らかの体調の変化を感じる人も多いはずです。がん患者さんに共通しているのは、がんになる前には極度の肉体的疲労や精神的な悩みを抱えている点で、がん細胞増殖への引き金になるようです。

 診断機器の技術が進歩し無症状であっても検査によって簡単に発見されるがんが増えています。見つけ過ぎて行った間違った治療によって死亡率が上がってしまいます。

 がん細胞は、冷えが大好きで最も分裂増殖をするのは体温が35度のときで、大嫌いなのは熱で39.3度以上の体温では死滅をしてしまいます。


 東洋医学ではがんは血液の汚れを一手に引き受ける究極の浄化装置といわれています。がんを無理にとっても根本の解決にはならないのです。

 体内の汚れた血液の一部を体外に除去(瀉血)して血液をキレイに保とうとして、あらゆるがんが「出血」という症状を呈するわけです。血痰、吐血、血尿、下血、不正出血、これは腫瘍から?血を排泄するためです。

 がんを手術で切除しても放射線で消去したり、抗がん剤で消滅しても原因を取り除いているのではありません。抗がん剤ほど発がん性の強い薬はないともいわれています。


 血液が汚れて、病気の進行するプロセス

第1段階 発疹 皮膚には汗腺から汗、皮脂腺からは皮脂などの老廃物を体外に排出する機能がある。血液が汚れるとまずこの皮膚の排泄機能を使って、体外に老廃物を出そうとする。このとき起こる肌のトラブルが発疹。
第2段階 炎症 血液の汚れを体外に排出できない場合は、体外で肺炎、気管支炎、膀胱炎、胆のう炎などの炎症を起こし、血液中の老廃物を燃焼しようとする。炎症に伴って発熱と食欲不振などが起こる。
第3段階 動脈硬化 発疹や炎症でも血液の汚れを体外に排出できない場合は、血管内壁に汚れを沈着させて血液を浄化しようとする、これが動脈硬化。動脈硬化が進むと高血圧にあり、それでも浄化できないと血液の汚れを固めて血栓をつくる。
第4段階 がん 血液の汚れがいつまでたっても改善されないと、血液の最終的な浄化法として、汚れを体の一ヶ所にまとめて腫瘍をつくり、腫瘍から出血させて汚れた血液を体外に排出しようとする。最終的な血液浄化装置ががん。

 千島学説ではこのように言われています。

「ガン細胞は赤血球が変化してできたものです。血液が汚れからだが病的状態のとき、悪化した赤血球が集まり溶け合ってガン細胞に変わっていくのです。また病気の多くは炎症を伴いますが、炎症も、赤血球がからだのその部分に集まって変化して発症したものです。肉腫や他の腫瘍も同じです。」

 最後に内海聡氏は、感謝に着目しております。

「ありがとう」という感謝の言葉で、ガンが治るという奇跡的な生理現象は、世界の医学界でも認知されています。心身一如という言葉は有名ですが、厳密にいえば意識は肉体の上位層にあります。ロンドン大学名誉教授のアイゼンク博士の研究では、「性格によってガン死亡率に77倍も大差が生じる」、「性格を変えたら、ガンは10分の1以下になる」とまで述べています。

 がんに限らず、「病」「症状」とは、生き方を見直すための身体からのメッセージということでしょうか。









タグ: がん
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