こんにちは!
EVE2です。
インボイス制度は、株式の注目テーマとしては知っていたのですが、その制度の内容について、つい最近までは全く理解していませんでした。理解したきっかけは、来月導入されるという段階になってから反対を訴えている方々の意見を聞いたから・・・。最初訴えている内容が全く理解できませんでした・・・。そりゃそうですよね?制度の内容を全く理解していないのですから・・・。
[インボイス制度とは?]
インボイス制度とは、どのような制度なのでしょうか?今日は、Bingに聞いてみました。
インボイス制度は、消費税における仕入税額控除の適用に適格請求書が必要となる制度です。適格請求書(インボイス)とは、税率ごとの適用税率や消費税額など所定の要件が記載された請求書で、発行には適格請求書発行事業者への登録申請が必要です。
インボイス制度が導入されると、適格請求書発行事業者以外の課税事業者や免税事業者からの仕入を仕入税額控除が出来なくなります。制度運用開始後は、請求書や納品書を交付する際に、所定の6つの記載事項をもれなく記載した「適格請求書」を準備する必要があります。
具体的には、売手側では、売手である登録事業者は、買手である取引相手(課税事業者)から求められたときは、インボイスを交付しなければなりません。また、交付したインボイスの写しを保存しておく必要があります。一方、買手側では、買手は仕入税額控除の適用を受けるために、原則として、取引相手(売手)である登録事業者から交付を受けたインボイスの保存等が必要となります。
この制度は2023年10月から開始されました。この制度により、消費税額等を正確に把握することができるほか、インボイスには消費税率や消費税額が記載されるため、売手は納税が必要な消費税額を受け取り、買手は納税額から控除される消費税額を支払うという対応関係が明確となります。
[なんでインボイス制度廃止を求めているのか?]
年商1,000万円以下の零細事業は税的な優遇がありました。そのため、今回のインボイス制度には登録する必要はありません。しかし、インボイス制度が開始される直前の、8月、9月ぐらいから、インボイスの発行をしていない業者からの取引をしないと言われている仕入業者がいるそうです。仕入業者は、インボイスを発行してもらうことにより、仕入に関する税金を免れようとしているのです。
しかし、インボイス制度への登録は、その優遇がなくなることを意味するそうです。普通に考えると、インボイス制度に登録したからと言って、その優遇をなくすようなことはせずに、残してあげればいいのに・・・、っと思うのですが、その辺が理解が追いつきません?
[どうしたらいい?]
国税庁は、このようになることはとっくに見越しており、今回のインボイス制度を導入することにより、税収は2,480億円の増加になると試算しています。ようは、増税です。新型コロナの流行を経て、支出が非常に多かったとは思うのですが、この時期の導入が適切かどうか非常に疑問です。
[あとがき]
システムを構築する場合、考えるべきことは、「Simple is best」です。何かしらの例外などを儲けた場合、その例外処理が、システム全体の最適化を妨げることがあります。1,000万円以下の零細業者への税制優遇は特例だったそうですが、特例はできるだけなくした方が良いのかもしれません。ただ、繰り返しになりますが、この時期が適切かどうかは疑問です。
では、また!
■インボイス制度で経費精算が変わる?経理に求められる5つの対応(docomo business)
https://www.ntt.com/business/services/application/smartworkstyle/smartgo-staple/lp/article-cs50
■インボイス制度の概要(国税庁)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/invoice_about.htm
■令和5年10月からインボイス制度が開始!事業者間でやり取りされる「消費税」が記載された請求書等の制度です(政府広報オンライン)
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202210/1.html?ui_medium=yomiuri
■適格請求書等保存方式(インボイス制度)(日本商工会議所)
https://www.jcci.or.jp/sme/invoice-system/
■適格請求書等保存方式(インボイス制度)(日本税理士会連合)
https://www.nichizeiren.or.jp/taxaccount/invoice/
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