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ニュージーランドで料理人をしています。海でも山でも、自然の中で過ごす時間が大好きです。
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2016年02月02日

Purslane

DSCF1434[1].JPG

私のパートナーの庭には、上の写真の植物「Purslane (パースレイン/和名:スベリヒユ)」があちこちに生えています。特に種をまいたわけではなく、どちらかというと雑草扱いでした、以前は…。

ところがこのパースレイン、非常に栄養価が高い植物なのだそうです。心臓病の予防になり、免疫力を高めるオメガ3脂肪酸を豊富に含んでいるのです。その他にも、ビタミンAやC・カルシウム・マグネシウム・鉄分等々、多くの栄養素を含んでいます。それを知ってからは、畑の一部はパースレインのスペースとなっています。

私たちは葉の部分を摘み取ってサラダに混ぜて食べています。他にも、ソテーしたりスムージーに入れたりしている人もいるようです。特に強い味がある訳ではなく、何となく粘り気があるかなーと思う程度です。

強い植物なので、特に世話はしなくても大丈夫です。寒くなると枯れてしまいますが、夏になるとまた生えてきます。ずぼらさんにもお勧めです(笑)。

日本でも山形県等、一部の地方で食べられているようです。皆さんの家の庭にも、もしかしたらこの隠れた優良食品が育っているかもしれませんよ。







2016年02月01日

Paleo Velvet Torte

DSCF1439[1].JPG

日本ではあまり見かけないけどニュージーランドではよく見るという野菜の一つに「ビートルート」があります。赤い色をした根菜で(黄色等もあるようですが、広く流通しているのは赤)、ほんのり甘味があります。オーブンで焼いたり茹でたり、時には生のまま食べたりと、色々な食べ方があります(缶詰もポピュラーです)。

今回はパートナーの畑で採れたビートルートを使って、ケーキを作ってみました。



・ビートルート チーズグレイターでおろしたもの2+1/2カップ
・はちみつ 1/2カップ
・モラッセス 小さじ2
・ステビア 小さじ1
・水 はちみつ+モラッセス+ステビア+水で1カップになる分量
・卵 4個
・ココナッツオイル 1/2カップ
・バニラエクストラクト 大さじ1
・カカオパウダー 1/2カップ
・塩 小さじ1/2

?@鍋におろしたビートルート・はちみつ・モラッセス・ステビア・水を入れ、蓋をして弱火で煮る。ビートルートが柔らかくなったらOK。
?A?@をブレンダーでピューレ状にする。
?B残りの材料をブレンダーに入れ、混ぜる。
?Cケーキ型にベイキングペーパーを敷き、?Bを入れる。
?D180℃のオーブンで約35分間焼く。真ん中に竹串を刺して何も付いてこなければ焼きあがっています。


焼きたてよりも一晩冷蔵庫で寝かせた方が、しっとり感が増しておいしいように思います。結構甘味が強いので、砂糖抜きの紅茶かコーヒーと合うかも。味にうるさい私のパートナーは褒めちぎってくれました!

野菜を使った赤い色の焼き菓子、是非お試しください。





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