今回もMリーグの一局だけを掘り下げていきます。
今日の主役は二階堂 亜樹プロです。
まずは動画からご覧ください。
https://youtu.be/v0BTc30qBWc?si=fcS6d5rPOUN8a1SR
2023年11月6日 第2試合
東4局 1本場
東家 二階堂 亜樹 43900
南家 猿川 真寿 11400
西家 醍醐 大 36200
北家 松本 吉弘 8500
(敬称略)
トップ目・亜樹さんが二着目の満貫ロン差や1300−2600ツモ差。
二着目・醍醐さんは三着目・猿川さんの倍満ツモでも届かない大差。
三着目・猿川さんはラス目の700−1300ツモや3200ロンで逆転される微差。
最初に親・亜樹さんの手は
ドラ 亜樹手牌
がトイツの赤1の2シャンテン。
この手にトイツが2つしかないので雀頭はこのどちらかになりそう。
どちらかをポンするとほぼ3900点と打点的に物足りません。
ツモ 打
次に南家・猿川さんの手は
ドラ 猿川手牌
赤もドラもないメンツ手3シャンテン。
このままではリーチのみ1300〜2000(リーチ・ピンフ)点止まり。
頑張って2000点では着順アップに程遠いのでを重ねるか赤引きかドラを重ねるくらいしか手はありません。
ツモ 打
続いて西家・醍醐さんの手は
ドラ 醍醐手牌
こちらはドラ2のメンツ手2シャンテン。
リーチ・ツモ・ドラ2で満貫あり打点は十分。
あとは待ちで残りそうなペンを残すか他ブロックを作るかの二択になりそう。
トップには満貫ロン以上か1300−2600ツモ以上が欲しい醍醐さんは色々と決断を迫られそう。
もしを引くと456三色の可能性が少し出てきます。
ツモ 打
最後に北家・松本さんの手は
ドラ 松本手牌
赤もドラもないメンツ手3シャンテン。
3シャンテンとは言っても、、のペンチャン3つと雀頭がない形で他の3シャンテンよりもテンパイスピードは遅くてリーチのみ1300点の安手になりそう。
せめて三着は目指したい松本さんはタンヤオを付けるか456三色にしたい。
ツモ 打
次巡、亜樹さんは
ドラ 亜樹手牌
受け入れの1シャンテン。(受け入れ見た目5枚だけ)
鳴いた時シャンポンかシャンポン待ちになりそう。
が既に山に1枚しかないのでシャンポン待ちならか頼り。
同巡、猿川さんは
ドラ 猿川手牌
メンツ手2シャンテン。
また同巡、松本さんは
ドラ 松本手牌
ピンズ一気通貫含みの3シャンテン。
次巡、亜樹さんは
ドラ 亜樹手牌
受け入れの1シャンテン。
これでマンズ2メンツ計算もでき、待ちになったらある程度、アガりやすい待ちになります。(アンコの外側が狙い目)
同巡、松本さんは
ドラ 松本手牌
雀頭のない3シャンテンと変わらず。
次巡、猿川さんは
ドラ 猿川手牌
678三色目も出てきた2シャンテン。
同巡、醍醐さんは
ドラ 醍醐手牌
ドラ2の2シャンテン。
次巡、猿川さんは
ドラ 猿川手牌
678三色とイーペーコーが残る2シャンテン。
同巡、醍醐さんは
ドラ 醍醐手牌
ドラ3になり受け入れの1シャンテン。
醍醐さんがテンパイすればが切られ、亜樹さんがポンしてテンパイもあります。
また同巡、松本さんは
ドラ 松本手牌
だけ場に切られないのに違和感があったのかもしれません。
ツモ 打 で亜樹さんテンパイも先延ばし。
次巡、醍醐さんは
ドラ 醍醐手牌
ツモ 打 で亜樹さんポン、と思われましたがスルー。
同巡、松本さんは
ドラ 松本手牌
789三色や一気通貫含みの3シャンテン。
次巡、亜樹さんは
ドラ 亜樹手牌
ツモ 打 リーチ 、待ち。
待ちは山に2枚、は0の計2枚。
亜樹捨牌
同巡、猿川さんは
ドラ 猿川手牌
ツモ 打 。
リーチ現物0の猿川さんは2枚見えツーチャンス打。
これで受け入れ1シャンテン。
また同巡、醍醐さんは
打 ドラ 醍醐手牌
場に3枚切れで部分の受け入れは見た目5枚。
待ちになっても枚数が少ないのでここから切りたい。
3枚見えではワンチャンス、2枚見えではツーチャンス。
ははワンチャンスですがを否定する要素が0。
残したにがくっついたのも助かってる感はあります。
更に同巡、松本さんは
ドラ 松本手牌
やっと2シャンテン。
次巡、猿川さんは
ツモ ツモ切り ドラ 猿川手牌
これが亜樹さんへの放銃。
リーチロン ドラ 裏ドラ 亜樹手牌
リーチ・・赤9600の一本場、9900点。
この試合は結局
亜樹 +72.2
醍醐 +14.7
松本 −29.6
猿川 −57.3
亜樹さんは6戦目での初トップに安心した様子。
この東4局1本場9900点がトップ率を上げたアガリだと見ていいでしょう。
今回のまとめ
・オーラスの点差を意識
東4局 1本場
東家 二階堂 亜樹 43900
南家 猿川 真寿 11400
西家 醍醐 大 36200
北家 松本 吉弘 8500
亜樹さんはオーラスの親なので二着目と12100点差以上や18100点差以上が目標。
12100点差〜はラス親で二着目に満貫ツモられてもトップ。
18100点差〜はラス親で二着目に跳満ツモられてもトップ。
現在、7700点差で12100−7700=4400点差以上、18100−7700=10400点差以上になるアガリが欲しい。
例:5800ロン、2600オールなど
・親の鳴きは5800〜が望ましい
亜樹さんの手は
ドラ 亜樹手牌
がトイツの赤1の2シャンテン。
この手にトイツが2つしかないので雀頭はこのどちらかになりそう。
どちらかをポンするとほぼ3900点と打点的に物足りない。
親は子の1.5倍の点数なので親は点数の稼ぎ時。
亜樹さんは鳴くとほぼ3900ならメンゼン縛りで高くする。
ドラ 亜樹手牌
↓
ドラ 亜樹手牌
↓
ドラ 亜樹手牌
例外は早い巡目のポンテン、チーテンになる1500〜3900。(それでも1500は避けたいが)
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