滅びゆく日本〜グローバリストの手口
できるだけ時間をつくって山を歩いているが、たいていはそんなに驚くようなことなど起こりはしない。そう簡単に驚いてばかりいたら、寿命が縮んでまう。
しかし今日はちょっと驚いたね。
時は12月初旬、まあ4日ですよ。季節は完全な「冬」に移行している。なんなら絶賛冬中である。
だから山を歩くとどうしたって冬きのこを目標に歩くことになるわけです。
まあヒラタケですよ、このあたりでは何をおいてもヒラタケ。
今年はシメジがよく出たよ、という話を何度かしたと思うが、今日たまたまそのシメジエリアに「ヒラタケを見つけるため」に入った。実際1週間前にはこのエリアでヒラタケを収穫することができていた。柳の下の2匹目のドジョウを探しに歩いたわけですよ。
で、見つけたのがコイツだー。
中型、小型の株なのか、やや大型の1株なのかわからないが、けっこうな良株であることは間違いない。
もしかしたらひと月前に見逃した個体かとも考えたが、持った感じはまだまだ新鮮なシメジだったので、まだ最近出たんだろうね。シメジは長持ちするきのこなので、そう簡単にはへたらないが、雰囲気としては、長くても半月くらいのものだろう。
12月のハタケシメジなんてなかなかオツなもんだねー、まだ出てるかもしらんねーなどと希望的観測を大いに膨らませながら、さらに歩を進めると、こんなきのこに出くわした。
おや?これは・・・ということで、ここでクイズ!
このきのこはいったい何??
ヒントとして、次の画像をご覧いただこう。じゃじゃじゃーーん。
よく見ると傘裏の色が・・・ということで、ヒントはここまで。
次のア〜エの中から最も適切なものを選び、その記号を書きなさい。
ア ハタケシメジ
イ クサウラベニタケ
ウ ウラベニホテイシメジ
エ その他
ということで、本気でトライしたい方は、よーく考えてくださいよ。
よろしいか?まだ?もういいかい?
よろしいですね。正解は・・・
実はこれ、「エ」が正解なんです。
まあ多少でも野生きのこをご存じの読者であれば、ア、ウは消えるでしょう。
そしてこの前のクイズから、なんとなくイのクサウラベニタケか?と思われる、特に初心者の読者の方は少なくないのかもしれないね。
ちょっと意地悪なクイズだったんだけど、これ、実は下に見える木から生えているきのこだったんですよねー。木から生えているとわかれば、クサウラではないことはすぐにわかったでしょうね。
それがわからないできのこ狩りやっちゃマズイですよ。
でね、このきのこの正体は何かというと、写真では光沢の加減がいかにもクサウラっぽく見えるから余計にトリッキーだったかもしれないが、肉眼で見ると、傘がクサウラよりも繊維質というか、細かい筋がたくさん入った模様が見えたんですよ。
で、正解は、傘裏が紅であるもう1つのきのこである「ウラベニガサ」ですねー。
まあ最大の決め手は「木から生える」というところなんだけど、もう1点、大きく異なる部分がある。
傘裏の画像の、柄とヒダの接合部を見てもらいたいんだけど、隙間が空いてるでしょ?これはウラベニガサの大きな特徴のひとつですね。あとまずそうってことね。実はこのウラベニガサ、可食きのこなんだよね。このへんにはすごく多いが、まあご覧の通り、あんまり食欲がわくきのこではない。
クサウラやハタケシメジは柄とヒダの接合部に隙間はないですね。直接付いている(垂生)か、ちょっと切れ目が入っている(湾のようになっている=湾生)のが特徴。ウラベニガサのタイプは「離生」と呼ばれるヒダの形状。
まあこれはきのこの基本中の基本なので、復習もかねて、ちょっとエラそうに記してみた。
で、昼飯はしめじうどん食ったんだけど、いやーー、ほんっとにうまいね、しめじうどん。出汁だったらヒラタケのほうが上かな、などと思ったりもしたが、出汁においてもシメジが上回るなー。とにかく上品な風味で、とにかくうまいよ。
まあさすがい今回がラストシメジになると思うが、ほんとに今年はたくさんのシメジに出会うことができて、良い年だったなー。
これからはヒラタケ!がんばれヒラタケ!
【優れたyoutuberが解説】日本の、世界のほんとうの姿
2024年12月04日
2024年11月28日
クリタケモドキと謎シメジ、そしてテノヒラタケ
滅びゆく日本〜グローバリストの手口
アカモミタケを採りに山に入った。アカモミタケということは、モミ(樅)、つまり代表的な針葉樹である。
昨年爆発的に発生したため、今年もその恩恵にあずかることができたらいいなーと思いながら、週1ペースで3週目になる。今年はまあまあぼちぼちでんな。かなりの美味きのこなので、昨年はウハウハだった。
でも見てみると、まだアカモミ以外のベニタケ系きのこがぽつぽつ出ているから、アカモミには少々時期が早すぎるのかもな。去年も12月に入ってからが本格的だった。
で、モミ林ということで、典型的な針葉樹林なわけですよ。広葉樹がないわけではないので、まあ混生林といえばそうなんだけど、圧倒的にモミの林だから、頭のなかはほぼアカモミへの期待で満たされていた。
ところが、今年は少量ながらいろいろなところで見つけることができているクリタケを、またまた見つけた。
なんかの木の枝の付近に発生してたんだけど、周りはモミとスギしかなく、まあモミなんだろうなぁと思いながら、収穫した。
←いつものアカモミ林にて
いやでも待てよ・・・クリタケって広葉樹だよね?木の根はおそらくモミだろう。かなり太いんでね。
とすると、これってクリタケじゃないってこと?とすると、なんだ?また所かまわず生えまくるニガクリか?
いや違うよなーこれはニガクリではないよなー・・・とすると、ナラタケ?も広葉樹だよなー・・・などと、ひとりでブツブツ言いながら裏返してみると、またもや「あ!」と思った。
まあクリタケの老菌だけに傘裏も多少黒っぽくなるとは思うんだけど、それにしてもずいぶん黒い。ちょっとかじってみたけれど、やっぱり苦くない。あーこれは前回と同じ、クリタケモドキだわーと結論づけられた。
家に帰って調べてみたところ、クリタケモドキって針葉樹に生えるそうだ。これで間違いないだろう。前回採ったところも、広葉樹混じりの針葉樹林だった。
柄を見ると、なんとなくナラタケモドキっぽいんだけど、ナラタケモドキもほとんど広葉樹に発生するし、もっと垂生するんだよ、ヒダが。このレベルの老菌になると特にね。そもそも傘のテーストが違う。
まあこれは10本ほど採れたアカモミタケとともに、明日の朝の味噌汁の出汁および具になることだろう。
アカモミ10本か・・・もうちょっと採れるよね?と思って探し回ったところ、あれ?と思われるきのこと出会った。これです。
いやね、一瞬シモフリシメジか!と喜んだのだが、引っこ抜いてみて、あーこれは違うな・・・と確信した。
超絶美味きのこであるシモフリシメジは、確かにモミ林に出やすく、私も毎年この林で「シモフリシメジー、どーこだー」と探しながら歩き回ってはいる。でもこれだけアカモミが発生する山だと、シモフリは出ないだろうね。
そして、シモフリはもうちょっと頑丈であり、レモン色の要素がもっと強いんだよ。比較的小型のきのこであるのに対し、写真のきのこはかなりの大型・・・やっぱりシモフリとは考えにくい。残念だけどね。
じゃあなんだよと次に考えたのが、ハタケシメジ。ハタケシメジってヒダに近い柄の色の変化が特徴的で、柄の元(ヒダとの接合部まで1cmくらい)は白っぽい淡色になるんだよ。
ただねー、柄が中空で、けっこう軽っぽしい感じがしたんだよねー。確かに十分な老菌だったから、虫が入って柄が柔くなってしまった可能性はあるが、なんとなくハタケシメジの感じではないなーと結論付けた。
まあ今年は十分すぎるほどハタケシメジを食ったし、あまり欲張らないことにする。
傘だけ見ればアイタケ?とも思われたが、アイタケはベニタケ系のきのこだからまったく異なる。色を除けばむしろアカモミのほうに似ているきのこですね、アイタケ。良い出汁が出るし。でもアイタケにしては時期が遅すぎる。まあシメジ系の何かなんですよ。でもちょっと思い当たらんね。来年確かめてみたい。ということで、このことを忘れないために、今日はこうして記述している。
しばらくアカモミを探して彷徨ったが、結局大きな、またまたオーバー手のひらサイズのヒラタケを1株見つけることができた。本日はこれで終了。
オーバー手のひらのヒラタケって、すごく多いですよ。もういっそのこと「テノヒラタケ」っていう種類に分類分けしちゃえばいいのに・・・などと、まったく思っていない。まあヒラタケはヒラタケですよ。テノヒラタケでもカオヨリデケエヒラタケでもない、ただのヒラタケです。
でもこのヒラタケは肉厚でうまそう!
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アカモミタケを採りに山に入った。アカモミタケということは、モミ(樅)、つまり代表的な針葉樹である。
昨年爆発的に発生したため、今年もその恩恵にあずかることができたらいいなーと思いながら、週1ペースで3週目になる。今年はまあまあぼちぼちでんな。かなりの美味きのこなので、昨年はウハウハだった。
でも見てみると、まだアカモミ以外のベニタケ系きのこがぽつぽつ出ているから、アカモミには少々時期が早すぎるのかもな。去年も12月に入ってからが本格的だった。
で、モミ林ということで、典型的な針葉樹林なわけですよ。広葉樹がないわけではないので、まあ混生林といえばそうなんだけど、圧倒的にモミの林だから、頭のなかはほぼアカモミへの期待で満たされていた。
ところが、今年は少量ながらいろいろなところで見つけることができているクリタケを、またまた見つけた。
なんかの木の枝の付近に発生してたんだけど、周りはモミとスギしかなく、まあモミなんだろうなぁと思いながら、収穫した。
←いつものアカモミ林にて
いやでも待てよ・・・クリタケって広葉樹だよね?木の根はおそらくモミだろう。かなり太いんでね。
とすると、これってクリタケじゃないってこと?とすると、なんだ?また所かまわず生えまくるニガクリか?
いや違うよなーこれはニガクリではないよなー・・・とすると、ナラタケ?も広葉樹だよなー・・・などと、ひとりでブツブツ言いながら裏返してみると、またもや「あ!」と思った。
まあクリタケの老菌だけに傘裏も多少黒っぽくなるとは思うんだけど、それにしてもずいぶん黒い。ちょっとかじってみたけれど、やっぱり苦くない。あーこれは前回と同じ、クリタケモドキだわーと結論づけられた。
家に帰って調べてみたところ、クリタケモドキって針葉樹に生えるそうだ。これで間違いないだろう。前回採ったところも、広葉樹混じりの針葉樹林だった。
柄を見ると、なんとなくナラタケモドキっぽいんだけど、ナラタケモドキもほとんど広葉樹に発生するし、もっと垂生するんだよ、ヒダが。このレベルの老菌になると特にね。そもそも傘のテーストが違う。
まあこれは10本ほど採れたアカモミタケとともに、明日の朝の味噌汁の出汁および具になることだろう。
アカモミ10本か・・・もうちょっと採れるよね?と思って探し回ったところ、あれ?と思われるきのこと出会った。これです。
いやね、一瞬シモフリシメジか!と喜んだのだが、引っこ抜いてみて、あーこれは違うな・・・と確信した。
超絶美味きのこであるシモフリシメジは、確かにモミ林に出やすく、私も毎年この林で「シモフリシメジー、どーこだー」と探しながら歩き回ってはいる。でもこれだけアカモミが発生する山だと、シモフリは出ないだろうね。
そして、シモフリはもうちょっと頑丈であり、レモン色の要素がもっと強いんだよ。比較的小型のきのこであるのに対し、写真のきのこはかなりの大型・・・やっぱりシモフリとは考えにくい。残念だけどね。
じゃあなんだよと次に考えたのが、ハタケシメジ。ハタケシメジってヒダに近い柄の色の変化が特徴的で、柄の元(ヒダとの接合部まで1cmくらい)は白っぽい淡色になるんだよ。
ただねー、柄が中空で、けっこう軽っぽしい感じがしたんだよねー。確かに十分な老菌だったから、虫が入って柄が柔くなってしまった可能性はあるが、なんとなくハタケシメジの感じではないなーと結論付けた。
まあ今年は十分すぎるほどハタケシメジを食ったし、あまり欲張らないことにする。
傘だけ見ればアイタケ?とも思われたが、アイタケはベニタケ系のきのこだからまったく異なる。色を除けばむしろアカモミのほうに似ているきのこですね、アイタケ。良い出汁が出るし。でもアイタケにしては時期が遅すぎる。まあシメジ系の何かなんですよ。でもちょっと思い当たらんね。来年確かめてみたい。ということで、このことを忘れないために、今日はこうして記述している。
しばらくアカモミを探して彷徨ったが、結局大きな、またまたオーバー手のひらサイズのヒラタケを1株見つけることができた。本日はこれで終了。
オーバー手のひらのヒラタケって、すごく多いですよ。もういっそのこと「テノヒラタケ」っていう種類に分類分けしちゃえばいいのに・・・などと、まったく思っていない。まあヒラタケはヒラタケですよ。テノヒラタケでもカオヨリデケエヒラタケでもない、ただのヒラタケです。
でもこのヒラタケは肉厚でうまそう!
【優れたyoutuberが解説】日本の、世界のほんとうの姿
2024年11月24日
かわいらしくておいしいきのこ
滅びゆく日本〜グローバリストの手口
一般にきのこはかわいいし、食えるものはおいしい。
しかし中には、とてもかわいいとはいえないきのこもある。食えるやつはかわいくなくてもうまいけどね。
↑かわいくなくてうまいきのこ。でけえよ!(しごんち前、シメジロードのホームストレッチ入口)
このあたりのヒラタケはとにかく成長力に富んでいて、あっという間に巨大化する。
2〜3日で顔サイズになるものもある。写真のやつは1週間くらいかな。1週間前には何もなかったと思うんだけどね。
キクラゲも通常かわいらしいんだけど、ときおり人間の大人の顔サイズの不気味なキクラゲも出現する。大きいサイズのキクラゲが見つかるとうれしいんだけど、顔サイズになると、こんなもん食えるか!という気分。キクラゲは猫の顔サイズに限る。
で、昨日採れたのが、かわいくておいしいきのこ↓(Hにて、岩国商方面登山口の小断崖右手斜面)
ここは人通りが多くて食用きのこはなかなか発生しない場所なんだけど、見た瞬間、おーやったー!クリタケだー!と心が浮き立った。こんなのが4、5株出てたんでね。しかし・・・
結局このきのこを収穫する前に、1本の幼菌をかじってみることになった。理由は、
・ここに来るまでにニガクリタケ(強毒)を大量に見てきたから
・傘裏が純白ではなく、やや黒褐色を帯びていたから
である。
ニガクリは食ったら死ぬ危険もあるきのこなので、絶対に間違えたくない。ただ、散々見てきたニガクリとは明らかに違う、みごとな栗色のきのこだったから、正直ちと迷った。
さらに傘裏の色はクリタケよりはニガクリタケに似ていたから。
たまーにあるらしいんだよね、クリタケそっくりのニガクリタケ。
なんであんなに似てねえのに誤食でニガクリ食って死んじまう人がいるのか・・・と、ずっと疑問に思っていた。なるほど、クリタケそっくりのニガクリを食って死んでるんだなと、このとき思った。
とはいえニガクリにまったくは似ていなかったので、まあニガクリなのかもなと思いつつ1本幼菌をかじってみたのだ。
もしこれがニガクリだとすると、猛烈な苦みに襲われるはず。果たして・・・
噛んだ瞬間、一瞬で口の中に広がったよ、猛烈な菌臭が。
しかし、苦みはまったくなし。そこで合点がいった。
これ、クリタケではなく(もちろんニガクリタケでもなく)、クリタケモドキってやつだわ、と。
クリタケモドキはクリタケ以上に美味なきのこで、実は隠れた人気者だったりする。
クリタケは調理してもわずかな苦みがあるのに対し、クリタケモドキは苦みがなく、クリタケ以上に旨味が強いとされる。
まったく人気のないナラタケモドキ(まずいし微毒)と大人気ナラタケ(うめえ)の関係の、やや逆である。
クリタケモドキって、傘裏がちょっとニガクリっぽい感じがするんですよ。
おそらく私ははじめての収穫になるんだと思う。
で、ちゃんと調理して食った感じ。
めちゃくちゃうまかったですよ。ただ、クリタケとどちらが上かと問われると、私は「どっちもうめえわ」と答えるだろう。
ニガクリみたいに、かじると苦いきのこは実際にかじって確かめてみるのがいいね。
ただし、ニガクリは加熱しちゃうと苦みが消えて、味はふつうのクリタケになってしまうから要注意。
もちろん、ニガクリの毒性は苦みの成分が消えた分だけ濃縮されることになる。食ったらタダでは済まないよ。
この辺はまだまだヒラタケやクリタケ、キクラゲあたりを収穫することができるはずなので、山歩きが楽しみである。
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一般にきのこはかわいいし、食えるものはおいしい。
しかし中には、とてもかわいいとはいえないきのこもある。食えるやつはかわいくなくてもうまいけどね。
↑かわいくなくてうまいきのこ。でけえよ!(しごんち前、シメジロードのホームストレッチ入口)
このあたりのヒラタケはとにかく成長力に富んでいて、あっという間に巨大化する。
2〜3日で顔サイズになるものもある。写真のやつは1週間くらいかな。1週間前には何もなかったと思うんだけどね。
キクラゲも通常かわいらしいんだけど、ときおり人間の大人の顔サイズの不気味なキクラゲも出現する。大きいサイズのキクラゲが見つかるとうれしいんだけど、顔サイズになると、こんなもん食えるか!という気分。キクラゲは猫の顔サイズに限る。
で、昨日採れたのが、かわいくておいしいきのこ↓(Hにて、岩国商方面登山口の小断崖右手斜面)
ここは人通りが多くて食用きのこはなかなか発生しない場所なんだけど、見た瞬間、おーやったー!クリタケだー!と心が浮き立った。こんなのが4、5株出てたんでね。しかし・・・
結局このきのこを収穫する前に、1本の幼菌をかじってみることになった。理由は、
・ここに来るまでにニガクリタケ(強毒)を大量に見てきたから
・傘裏が純白ではなく、やや黒褐色を帯びていたから
である。
ニガクリは食ったら死ぬ危険もあるきのこなので、絶対に間違えたくない。ただ、散々見てきたニガクリとは明らかに違う、みごとな栗色のきのこだったから、正直ちと迷った。
さらに傘裏の色はクリタケよりはニガクリタケに似ていたから。
たまーにあるらしいんだよね、クリタケそっくりのニガクリタケ。
なんであんなに似てねえのに誤食でニガクリ食って死んじまう人がいるのか・・・と、ずっと疑問に思っていた。なるほど、クリタケそっくりのニガクリを食って死んでるんだなと、このとき思った。
とはいえニガクリにまったくは似ていなかったので、まあニガクリなのかもなと思いつつ1本幼菌をかじってみたのだ。
もしこれがニガクリだとすると、猛烈な苦みに襲われるはず。果たして・・・
噛んだ瞬間、一瞬で口の中に広がったよ、猛烈な菌臭が。
しかし、苦みはまったくなし。そこで合点がいった。
これ、クリタケではなく(もちろんニガクリタケでもなく)、クリタケモドキってやつだわ、と。
クリタケモドキはクリタケ以上に美味なきのこで、実は隠れた人気者だったりする。
クリタケは調理してもわずかな苦みがあるのに対し、クリタケモドキは苦みがなく、クリタケ以上に旨味が強いとされる。
まったく人気のないナラタケモドキ(まずいし微毒)と大人気ナラタケ(うめえ)の関係の、やや逆である。
クリタケモドキって、傘裏がちょっとニガクリっぽい感じがするんですよ。
おそらく私ははじめての収穫になるんだと思う。
で、ちゃんと調理して食った感じ。
めちゃくちゃうまかったですよ。ただ、クリタケとどちらが上かと問われると、私は「どっちもうめえわ」と答えるだろう。
ニガクリみたいに、かじると苦いきのこは実際にかじって確かめてみるのがいいね。
ただし、ニガクリは加熱しちゃうと苦みが消えて、味はふつうのクリタケになってしまうから要注意。
もちろん、ニガクリの毒性は苦みの成分が消えた分だけ濃縮されることになる。食ったらタダでは済まないよ。
この辺はまだまだヒラタケやクリタケ、キクラゲあたりを収穫することができるはずなので、山歩きが楽しみである。
【優れたyoutuberが解説】日本の、世界のほんとうの姿
2024年11月17日
わたしは騙されない!
滅びゆく日本〜グローバリストの手口
昨今さまざまなデマ情報が流布されるケースが増えている。もちろん一般人のなかには悪質な性質を持った者だっているだろうし、そういう被害に遭ったよという人だって、読者のなかにいるのかもしれない。
それどころか、政治家が堂々と悪質なデマを流す時代だ。だから私は常々、絶対に騙されないからな!と念じながら日々を生きている。
しかし悪質ではなく、やむを得ず善良な人々を騙さなければならないものもある。悪意がない以上、そのものに遭遇したら、それは単なる不運である。私たちは全力で、不運を回避するしかないのだ。
決して悪質ではないが、人を騙すのが得意なきのこがある。クサウラベニタケだ。
もう1か月近くも前になるが、今年はシメジ(ハタケシメジ)が例年以上に豊富で、私たち家族はその恩恵にあずかることができた。
豊富なものだから、おーシメジがあるじゃんかー、あーまたシメジだわー、うぉーここにもシメジだー・・・という日々が、半月ほど続いた。ところが、おーとかあーとかうぉーとはちょっとちがう、あ!という感嘆符でクサウラベニタケを目撃した。
クサウラベニタケなんてね、まあはっきりいってそこらへんにありますよ。ツキヨタケと並び、日本では最も誤食事故が多い有毒きのこだ。しかしたいていは、シメジとは似ていない。いや、似てるんですよ、でもシメジも何も生えないところに出るクサウラは、もう明らかにクサウラであって、シメジではないんです。
ところですよ。
クサウラさんが曲者である所以は、シメジと一緒に生える場合、その周辺のシメジとそっくりになるという点にある。
それではご覧いただこう。今回は「どっちがシメジでどっちがクサウラか!?クイズーーー」である。
まずは、こんな感じでシメジを収穫していた。ご覧のとおり、このあたりのシメジは、一般的にイメージされるシメジカラーではなく、かなり褐色を帯びている。まあハタケシメジは土地や時期によっていろんなカラーに変化するきのこではあるけれど。
しかしクサウラさんが褐色を帯びているなんて、なかなかないぜ。
でもね、見つけたんですよ。そういうクサウラっぽくないクサウラを。
でね、これはどちらがシメジか、あるいはクサウラか、下の画像を参考に、次のア〜オのなかから最も適切なものを1つ選び、その記号を書きなさい。
ア 左がシメジ、右がクサウラ
イ 右がクサウラ、左がシメジ
ウ どっちもシメジ
エ どっちもクサウラ
オ シメジでもクサウラでもない
これは、難易度的に易しいですね。だって、私がすぐにわかったんだから。
この日は雨の翌日で、水分をたっぷり含んだシメジ、ならびにクサウラだった。
それでは、正解をご覧いただこう。
ここからは、私同様初心者さんに向けた解説。
ある程度野生きのこのことを知ってるよ、という人からすれば、上の画像で、ああなるほどね、となるだろう。もちろんその上の画像を見た瞬間にわかってしまう人もいるはず。
で、正解は「ア」ですね。向かって左にあるのがシメジ、右にあるのがクサウラ。
なぜ上の画像で「なるほどね」となるのかというと、クサウラベニタケという名称が大きな手掛かりになっている。
クサウラベニタケとは、すなわち「臭裏紅茸」なんですよねーこれが。
裏が紅なのよ、クサウラさんは。
でもね、こんなにはっきり紅になっているクサウラさんは、そうそういない。
基本は白〜若干クリームがかっているのが一般的なクサウラさんの傘裏さん(?)です。
しかし、日の光をうまい具合に当ててみると、ビミョーに紅っぽく見えたりもする。
だから「裏紅」で判断しないほうがいいね。傘に光沢がある・・・というのもちょっとアテにしづらい。いろんなクサウラがあるから。典型的なクサウラならそれでいいけどね。上の写真でも、水にぬれていながら全然光沢なんてないでしょ。
やっぱり見た目は排除したほうがいい。持った感じの質感ですよ、触感というか。
シメジは小さくても比較的しっかりしていて、重みを感じることができる。クサウラさんは、軽っぽしいんだよな。華奢なつくりというか。ウラベニホテイシメジ(優良食菌)なんて、ハタケシメジよりももっと似てるから。傘裏赤いしね、どっちも。
まあ、きのこ初心者の方は、参考にしてみてください。
そんなにエラそうなことを言うつもりはなかったんだけど、教材としては素晴らしいサンプルだと感じたので、だいぶ前の画ではあるが、あえて掲載してみた。
ヒラタケは好調ですね。よかったよ。
昨日今季2度目の「袋いっぱい」を達成し、本日、毎年採らせてくれる「顔よりでけえヒラタケ」を今年もゲットすることができた。
3日前にはまだなーにも出てなかったのに、長くても3日間でこんなにデカくなるんだなーヒラタケ。成長力がすごいきのこですよ、ほんとに。
あれ?また写真が撮れてない・・・あー残念。もう今夜これから食うから、写真はなしでいいや。
代わりに、美しいカラカサタケを載せとくわ。あとスッポンタケ。珍味2種。どっちも食ってねえけど。
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昨今さまざまなデマ情報が流布されるケースが増えている。もちろん一般人のなかには悪質な性質を持った者だっているだろうし、そういう被害に遭ったよという人だって、読者のなかにいるのかもしれない。
それどころか、政治家が堂々と悪質なデマを流す時代だ。だから私は常々、絶対に騙されないからな!と念じながら日々を生きている。
しかし悪質ではなく、やむを得ず善良な人々を騙さなければならないものもある。悪意がない以上、そのものに遭遇したら、それは単なる不運である。私たちは全力で、不運を回避するしかないのだ。
決して悪質ではないが、人を騙すのが得意なきのこがある。クサウラベニタケだ。
もう1か月近くも前になるが、今年はシメジ(ハタケシメジ)が例年以上に豊富で、私たち家族はその恩恵にあずかることができた。
豊富なものだから、おーシメジがあるじゃんかー、あーまたシメジだわー、うぉーここにもシメジだー・・・という日々が、半月ほど続いた。ところが、おーとかあーとかうぉーとはちょっとちがう、あ!という感嘆符でクサウラベニタケを目撃した。
クサウラベニタケなんてね、まあはっきりいってそこらへんにありますよ。ツキヨタケと並び、日本では最も誤食事故が多い有毒きのこだ。しかしたいていは、シメジとは似ていない。いや、似てるんですよ、でもシメジも何も生えないところに出るクサウラは、もう明らかにクサウラであって、シメジではないんです。
ところですよ。
クサウラさんが曲者である所以は、シメジと一緒に生える場合、その周辺のシメジとそっくりになるという点にある。
それではご覧いただこう。今回は「どっちがシメジでどっちがクサウラか!?クイズーーー」である。
まずは、こんな感じでシメジを収穫していた。ご覧のとおり、このあたりのシメジは、一般的にイメージされるシメジカラーではなく、かなり褐色を帯びている。まあハタケシメジは土地や時期によっていろんなカラーに変化するきのこではあるけれど。
しかしクサウラさんが褐色を帯びているなんて、なかなかないぜ。
でもね、見つけたんですよ。そういうクサウラっぽくないクサウラを。
でね、これはどちらがシメジか、あるいはクサウラか、下の画像を参考に、次のア〜オのなかから最も適切なものを1つ選び、その記号を書きなさい。
ア 左がシメジ、右がクサウラ
イ 右がクサウラ、左がシメジ
ウ どっちもシメジ
エ どっちもクサウラ
オ シメジでもクサウラでもない
これは、難易度的に易しいですね。だって、私がすぐにわかったんだから。
この日は雨の翌日で、水分をたっぷり含んだシメジ、ならびにクサウラだった。
それでは、正解をご覧いただこう。
ここからは、私同様初心者さんに向けた解説。
ある程度野生きのこのことを知ってるよ、という人からすれば、上の画像で、ああなるほどね、となるだろう。もちろんその上の画像を見た瞬間にわかってしまう人もいるはず。
で、正解は「ア」ですね。向かって左にあるのがシメジ、右にあるのがクサウラ。
なぜ上の画像で「なるほどね」となるのかというと、クサウラベニタケという名称が大きな手掛かりになっている。
クサウラベニタケとは、すなわち「臭裏紅茸」なんですよねーこれが。
裏が紅なのよ、クサウラさんは。
でもね、こんなにはっきり紅になっているクサウラさんは、そうそういない。
基本は白〜若干クリームがかっているのが一般的なクサウラさんの傘裏さん(?)です。
しかし、日の光をうまい具合に当ててみると、ビミョーに紅っぽく見えたりもする。
だから「裏紅」で判断しないほうがいいね。傘に光沢がある・・・というのもちょっとアテにしづらい。いろんなクサウラがあるから。典型的なクサウラならそれでいいけどね。上の写真でも、水にぬれていながら全然光沢なんてないでしょ。
やっぱり見た目は排除したほうがいい。持った感じの質感ですよ、触感というか。
シメジは小さくても比較的しっかりしていて、重みを感じることができる。クサウラさんは、軽っぽしいんだよな。華奢なつくりというか。ウラベニホテイシメジ(優良食菌)なんて、ハタケシメジよりももっと似てるから。傘裏赤いしね、どっちも。
まあ、きのこ初心者の方は、参考にしてみてください。
そんなにエラそうなことを言うつもりはなかったんだけど、教材としては素晴らしいサンプルだと感じたので、だいぶ前の画ではあるが、あえて掲載してみた。
ヒラタケは好調ですね。よかったよ。
昨日今季2度目の「袋いっぱい」を達成し、本日、毎年採らせてくれる「顔よりでけえヒラタケ」を今年もゲットすることができた。
3日前にはまだなーにも出てなかったのに、長くても3日間でこんなにデカくなるんだなーヒラタケ。成長力がすごいきのこですよ、ほんとに。
あれ?また写真が撮れてない・・・あー残念。もう今夜これから食うから、写真はなしでいいや。
代わりに、美しいカラカサタケを載せとくわ。あとスッポンタケ。珍味2種。どっちも食ってねえけど。
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2024年10月26日
ハナビラニカワタケ
今日も弱い雨だった。
今日はちょっとコースを替えたので、何か変わったきのこが採れればいいなと思っていた。
思い通り、変わったきのこではあったけれど、シメジやナラタケにくらべると、ワンパンチたりないイメージのきのこ。
ハナビラニカワタケは、シロキクラゲの仲間で、食感がおもしろい。
ゼリーを固めてのばして花びらのような形につくったような、少々不思議なきのこである。
とはいえ、シロキクラゲの仲間だから、ハナビラニカワタケもかなり栄養価が高い優良な食菌である。
まあきのこラッシュはひとまず小休止という感じだろうか。
また明日が楽しみ。そのための早起きはつらいけど。
左の写真は横向いちゃったんで、首を左に倒して見てください。
あ、そういやね、今日イノシシを轢きそうになったよ。
小柄でウリ坊の面影があったけれど、ウリ坊特有の模様が完全に消えた、人間でいうなら中学生くらいのイノシシだったんじゃないかな。
轢きそうになるということは、まだまだ目的地の山の途中、というか、山に入る手前の民家が10軒くらいあるところで出たから、ちょっとびっくりした。
まあ何にしても、山に入るときには気をつけたほうがいい。
車だったとしても、デカイやつなら車のほうがダメになるからね。
今日はちょっとコースを替えたので、何か変わったきのこが採れればいいなと思っていた。
思い通り、変わったきのこではあったけれど、シメジやナラタケにくらべると、ワンパンチたりないイメージのきのこ。
ハナビラニカワタケは、シロキクラゲの仲間で、食感がおもしろい。
ゼリーを固めてのばして花びらのような形につくったような、少々不思議なきのこである。
とはいえ、シロキクラゲの仲間だから、ハナビラニカワタケもかなり栄養価が高い優良な食菌である。
まあきのこラッシュはひとまず小休止という感じだろうか。
また明日が楽しみ。そのための早起きはつらいけど。
左の写真は横向いちゃったんで、首を左に倒して見てください。
あ、そういやね、今日イノシシを轢きそうになったよ。
小柄でウリ坊の面影があったけれど、ウリ坊特有の模様が完全に消えた、人間でいうなら中学生くらいのイノシシだったんじゃないかな。
轢きそうになるということは、まだまだ目的地の山の途中、というか、山に入る手前の民家が10軒くらいあるところで出たから、ちょっとびっくりした。
まあ何にしても、山に入るときには気をつけたほうがいい。
車だったとしても、デカイやつなら車のほうがダメになるからね。
2024年10月25日
ナラタケ
今日はナラタケを採った。
先日ナラタケの猛烈な群生を見つけ、毎年採ってる場所のことを思い出してみてみた。
それが今日採ったナラタケである。
本来昨日採りたかったのだが、雨がしたたかに降ったために断念。
しかしナラタケの1日遅れは、半致命傷なんだよ。
かなり傷みやすいきのこなもんでね。
今日も雨だったけれど、今日採らないと完全アウトなので、行ってみた。
かなりボロボロになっていたが、生き残っているところだけ採ってきた。
この前ほどではなかったけれど、中袋に軽く一杯採ることができた。
今年は雨が多く、順調に干すことができない。
仕方ないから、ナラタケの佃煮をつくってもらっているところ。
今日新たなナラタケを追加したこともあり、まだまだ時間がかかるが、楽しみですねー。
で、今日は足場が非常に危うい急斜面だったので、写真は採らなかった。
代わりに、帰りに獲った雨山の風景を掲載しておくわ。
あとついでに毒きのこ。
先日ナラタケの猛烈な群生を見つけ、毎年採ってる場所のことを思い出してみてみた。
それが今日採ったナラタケである。
本来昨日採りたかったのだが、雨がしたたかに降ったために断念。
しかしナラタケの1日遅れは、半致命傷なんだよ。
かなり傷みやすいきのこなもんでね。
今日も雨だったけれど、今日採らないと完全アウトなので、行ってみた。
かなりボロボロになっていたが、生き残っているところだけ採ってきた。
この前ほどではなかったけれど、中袋に軽く一杯採ることができた。
今年は雨が多く、順調に干すことができない。
仕方ないから、ナラタケの佃煮をつくってもらっているところ。
今日新たなナラタケを追加したこともあり、まだまだ時間がかかるが、楽しみですねー。
で、今日は足場が非常に危うい急斜面だったので、写真は採らなかった。
代わりに、帰りに獲った雨山の風景を掲載しておくわ。
あとついでに毒きのこ。
2024年10月24日
シメジ3?4?くらい
またまたシメジを採ることができた。
この道は神。
ここはなーんにも出ねえくだらねえ道だよな・・・などと悪態を吐いて、
ほんとうに申し訳なかったと思う。
訂正してお詫びする。
この道は、シメジがたくさん出る神の道です。
中でも大株の写真を1枚↓
さて、日曜日は衆議院議員選挙ですね。
日本が日本のままであるための、最後のチャンスとなる選挙かと思う。
前回参議院選挙のときは、「支持政党ではないが、参政党をいちおう、今回だけは応援してみる」というスタンスで投票した。あれから2年くらい?時間が経過して、スタンスは変わった。
今回私が支持する政党は、参政党である。はっきり言って、参政党一択。
自公連立や立憲共産党、維新などのグローバリスト集団は論外。
保守を名乗る日本保守党は、不支持である。
理由は、政治的スタンスを明確にしていない部分が多く、やり方が現自民党に近い印象があるから。
だから当然真に保守を目指す集団に、まだなり得るので、論外ではない。
ただ、党首がいけない。
小説もおもしろいらしいし、人間的には嫌いではないよ、私も。
だけど口が軽くてダメだねあれは。
あんなのが大所帯を率いる政党の党首となったら、トラブルが絶えないよ。危険すぎる。
そのあたりを改善してもらったうえ、ちゃんと明確な保守政党であることを示してくれれば、
参政党と並んで応援するかもしれない。
でも今回はダメ。したがって、私は参政党一択である。比例区はね。
小選挙区はこれからざっと確認して、また例によって白紙にするか、あえて自公以外のどこかに投票するか、考える。
国民がいれば国民かな。参政党と保守党はいなかったと思うな、確か。
ということで、今回はまじで重要すぎる選挙になるので、みなさんもよーーーく考えて投票していただきたい。
投票日は27日ですよー。
この道は神。
ここはなーんにも出ねえくだらねえ道だよな・・・などと悪態を吐いて、
ほんとうに申し訳なかったと思う。
訂正してお詫びする。
この道は、シメジがたくさん出る神の道です。
中でも大株の写真を1枚↓
さて、日曜日は衆議院議員選挙ですね。
日本が日本のままであるための、最後のチャンスとなる選挙かと思う。
前回参議院選挙のときは、「支持政党ではないが、参政党をいちおう、今回だけは応援してみる」というスタンスで投票した。あれから2年くらい?時間が経過して、スタンスは変わった。
今回私が支持する政党は、参政党である。はっきり言って、参政党一択。
自公連立や立憲共産党、維新などのグローバリスト集団は論外。
保守を名乗る日本保守党は、不支持である。
理由は、政治的スタンスを明確にしていない部分が多く、やり方が現自民党に近い印象があるから。
だから当然真に保守を目指す集団に、まだなり得るので、論外ではない。
ただ、党首がいけない。
小説もおもしろいらしいし、人間的には嫌いではないよ、私も。
だけど口が軽くてダメだねあれは。
あんなのが大所帯を率いる政党の党首となったら、トラブルが絶えないよ。危険すぎる。
そのあたりを改善してもらったうえ、ちゃんと明確な保守政党であることを示してくれれば、
参政党と並んで応援するかもしれない。
でも今回はダメ。したがって、私は参政党一択である。比例区はね。
小選挙区はこれからざっと確認して、また例によって白紙にするか、あえて自公以外のどこかに投票するか、考える。
国民がいれば国民かな。参政党と保守党はいなかったと思うな、確か。
ということで、今回はまじで重要すぎる選挙になるので、みなさんもよーーーく考えて投票していただきたい。
投票日は27日ですよー。
2024年10月22日
2年ぶりのヒラタケステーキ
出た出た、ヒラタケがやっと出た!
一昨年まで毎年大量の(推定50kg前後)ヒラタケを収穫してきたが、昨年はたぶん10kgに満たない体たらく。家族全員で飢え死にを初めて経験した。
今年も飢え死にを覚悟していたが、しかしヒラタケはがんばってくれた。
昨年も出ないわけではなかったんだけど、一気に出すぎでみな腐ってしまった。
今年は、一昨年までに比べてあまりにも遅すぎるとは思うものの、久々に「ヒラタケステーキ」にできる良型のヒラタケを、袋一杯に収穫することができた。
谷への滑落の危険はあったが、まあきのこ狩りだからそれは仕方がない。それより、その道中にクマの糞が落ちていたのが気になった。クマは獣臭が著しいので、嗅覚に集中していたら、きのこの匂いにたどりつき、犬のようなやり方でこのヒラタケを手にすることができた。
この感覚・・・懐かしい。ちょっと涙出そうだった。
そしてあしたは、コイツだーーーー!
大量のナラタケ。この写真の外側にも、これと同量かそれ以上の量が繁茂していた。
今日はもう袋に入りきらなかったので、明日は山歩きをやめて、このナラタケに集中しようと思う。
こういうのがもう1か所、例年ならあるはずなので、今年もナラタケには困らないな。
今夜、ヒラタケステーキ食ったよ。めちゃくちゃうまかった!
一昨年まで毎年大量の(推定50kg前後)ヒラタケを収穫してきたが、昨年はたぶん10kgに満たない体たらく。家族全員で飢え死にを初めて経験した。
今年も飢え死にを覚悟していたが、しかしヒラタケはがんばってくれた。
昨年も出ないわけではなかったんだけど、一気に出すぎでみな腐ってしまった。
今年は、一昨年までに比べてあまりにも遅すぎるとは思うものの、久々に「ヒラタケステーキ」にできる良型のヒラタケを、袋一杯に収穫することができた。
谷への滑落の危険はあったが、まあきのこ狩りだからそれは仕方がない。それより、その道中にクマの糞が落ちていたのが気になった。クマは獣臭が著しいので、嗅覚に集中していたら、きのこの匂いにたどりつき、犬のようなやり方でこのヒラタケを手にすることができた。
この感覚・・・懐かしい。ちょっと涙出そうだった。
そしてあしたは、コイツだーーーー!
大量のナラタケ。この写真の外側にも、これと同量かそれ以上の量が繁茂していた。
今日はもう袋に入りきらなかったので、明日は山歩きをやめて、このナラタケに集中しようと思う。
こういうのがもう1か所、例年ならあるはずなので、今年もナラタケには困らないな。
今夜、ヒラタケステーキ食ったよ。めちゃくちゃうまかった!
2024年10月19日
ヒラタケシメジ
ヒラタケはヒラタケ、シメジはシメジで、両者はまったく別ものである。
その別もの2種を、今日同時に、もちろん別々の場所で採ることができた。
一昨日かなりの量のシメジを採ったと話したが、今日はもっとたくさん採れた。
山の神に感謝。
↑ヒラタケ平面図
↓ 同立面図
ハタケシメジ。3年前から発生するようになった。
ここは沢が流れていて、その沢に沿ってずーっと散生している。
ハタケシメジというと、ふつう前回のような株になって発生する。しかしここのは写真のとおり散生なので、植性としてはクサウラベニタケ(有毒)に近い。
でもね、ちゃんとハタケシメジなんですよ。
クサウラになくてハタケシメジにある様々な特徴が、このきのこにはある。
そしてほら、こんなにデカイ株もあった。
と思ったんだけど、うまく撮影できてなかったみたい。
カモシカと思われる獣の骨が散らばっているのを見つけた直後だったので、多少動揺していたのかもしれない。
そんなこんなで、袋いっぱいのヒラタケシメジを採ることができて、とてもうれしい。
その別もの2種を、今日同時に、もちろん別々の場所で採ることができた。
一昨日かなりの量のシメジを採ったと話したが、今日はもっとたくさん採れた。
山の神に感謝。
↑ヒラタケ平面図
↓ 同立面図
ハタケシメジ。3年前から発生するようになった。
ここは沢が流れていて、その沢に沿ってずーっと散生している。
ハタケシメジというと、ふつう前回のような株になって発生する。しかしここのは写真のとおり散生なので、植性としてはクサウラベニタケ(有毒)に近い。
でもね、ちゃんとハタケシメジなんですよ。
クサウラになくてハタケシメジにある様々な特徴が、このきのこにはある。
そしてほら、こんなにデカイ株もあった。
と思ったんだけど、うまく撮影できてなかったみたい。
カモシカと思われる獣の骨が散らばっているのを見つけた直後だったので、多少動揺していたのかもしれない。
そんなこんなで、袋いっぱいのヒラタケシメジを採ることができて、とてもうれしい。
2024年10月17日
シメジ2
またまたシメジが採れたぜ。
ここは毎年採れるところだから、採れること自体驚きはなかったのだが、今年はその量がすごかったことに驚愕した。
まあハタケシメジですから。このシメジはこうやって爆発的に採れるのが最大の特長であり、このきのこの魅力でもある。
いやほんとはもっと大株になることだってあるんですよ、ハタケシメジ。
おおおっ!と声が出た。もうこの株だけで例年の重量を超えたことがわかったからね。
置かれた木の下からかき出されたシメジ。うまくカムフラージュしてたのに、ごめんな。
じゃじゃじゃーーーん!て感じ。
この3日間、シメジご飯にシメジうどんにシメジの煮付けと最高の3日間だったが、シメジ三昧はまだまだ続くよ。ヒラタケが現状大不作なので、シメジががんばってくれるとほんと助かる。
とはいえ、我が家はヒラタケが主食みたいなもんですからね。いうならシメジやタマゴタケをおかずにしてヒラタケを食ってるみたいなとこがあるんで。
シメジはぜいたく品なんですよ。めちゃくちゃうれしいんだけど、やっぱりヒラタケが必要だと、ますますその思いは大きく強くなったのであった。
ここは毎年採れるところだから、採れること自体驚きはなかったのだが、今年はその量がすごかったことに驚愕した。
まあハタケシメジですから。このシメジはこうやって爆発的に採れるのが最大の特長であり、このきのこの魅力でもある。
いやほんとはもっと大株になることだってあるんですよ、ハタケシメジ。
おおおっ!と声が出た。もうこの株だけで例年の重量を超えたことがわかったからね。
置かれた木の下からかき出されたシメジ。うまくカムフラージュしてたのに、ごめんな。
じゃじゃじゃーーーん!て感じ。
この3日間、シメジご飯にシメジうどんにシメジの煮付けと最高の3日間だったが、シメジ三昧はまだまだ続くよ。ヒラタケが現状大不作なので、シメジががんばってくれるとほんと助かる。
とはいえ、我が家はヒラタケが主食みたいなもんですからね。いうならシメジやタマゴタケをおかずにしてヒラタケを食ってるみたいなとこがあるんで。
シメジはぜいたく品なんですよ。めちゃくちゃうれしいんだけど、やっぱりヒラタケが必要だと、ますますその思いは大きく強くなったのであった。