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リンドウ
関東以西の土手、野山、山林などで自生する
リンドウ科の多年草
自生種の草丈は20~40cm程度で
切花として売られているのは大型の エゾリンドウ
別名 エヤミグサ、アゼギキョウ、ケロリグサ
世界中に多くの種類が有り、日本にも
数十種類ほど存在するそうです。
高山に咲くオヤマリンドウも薬用に使用されます。
熊胆よりもリンドウの根の方が苦いので「竜」
とされ
この名がつけられました。
薬 用
秋に根を採取し水洗い後に日干しにします。
生薬名 竜胆
成 分
苦味質のゲンチアニン 他
■
健胃に
竜胆を(粉末)食後すぐに0.5g程度服用する
胃液、膵液、胆汁の分泌促進作用があるようです。
漢方処方では
下腹部筋肉が緊張する体質で
排尿痛、残尿通、尿のにごり、子宮内膜炎など
消炎目的で
「竜胆瀉肝湯」に処方されるようです。
■
日本に西洋医学をもたらしたオランダ人医師が
胃の内服薬として与えたのが
ゲンチアナ
これは
アルプスに自生するリンドウ科の多年草で
ヨーロッパでは古くから健胃薬として利用されていました。
日本ではそれに代わるものとして
自生種のリンドウが使われたようです。
漢方では古くから
消炎剤
として使用されていましたが
こうして 胃薬
にもなったようですね。
食 用
(薬用酒)
晩秋に根を採取します。
生の根なら3倍量、生薬竜胆なら5倍量の
ホワイトリカーに3ヶ月ほど漬けます。
(参考)山野草カラー百科
いにしえの日本の香り。そして台湾大丈夫? 2018.02.07 コメント(4)
日本のハーブ ワラビ 2016.02.09 コメント(2)
日本のハーブ ワレモコウ 2016.02.08 コメント(2)