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ワレモコウ
日本全国、アジアからヨーロッパまで
平地から高山までと世界中で見られるバラ科の多年草
お馴染みですよね。
風情が好みなので庭にも植えています。
個人的には「和」のイメージかな。
別名 カルカヤボウズ、ウマズイカ、モッコウ
「和名抄」(932)の時代には
和名「阿夜女太無」(あやのたむ)、漢名「地楡」(ぢゆ)とし
「本草綱目啓蒙」(1803)には
ワレモコウと呼ばれる植物は数種類あったようで
この植物が、なぜ「吾亦紅」となったのか
我もこうありたい・・とか、諸説あるようですが
語源ははっきりしないそうです。
同属植物として
カライトソウ、タカネトウチソウ、ナンブトウチソウ、エゾトウチソウ など
薬 用
11月頃に根茎を採取し水洗い後に日干しにする。
乾燥したものは収斂薬になり
火傷、湿疹、止血などに使用できます。
生薬名 地楡
成 分
サポニン配糖体のサンギソルビンなどの他
タンニン など
■
下痢止めに
地楡(1回量)1.5~3gを水200ccで
半量まで煎じ食間に服用します。
止血、火傷に
上記の煎液で患部を洗います。
また、その煎液はうがい薬にもなり
扁桃炎、咽喉炎にも効果があるそうです。
漢方処方されている薬草。
体質等の相性がありますので
必要な方は専門家にご相談くださいね。
食 用
春に若葉を採取しゆでて水にさらして灰汁抜きをし
おひたし、各種和え物、油炒め、佃煮などに。
(参考)山野草カラー百科
毎年、庭の片隅でひっそりと花を咲かせてくれますが
それを食べたいとは思わないけど
根茎はとても優秀な生薬になるようですね。
では、また。
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