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wna

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2021.10.28
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カテゴリ: 映画・俳優








この作品もコロナ禍で公開が1年以上延期されましたね。
先週、観てまいりましたよ。

他国の興行収入は伸びているようですが

評価が良さげなわりには
日本での観客数はいまいちなのでしょうか?? 


このパート1の上映時間は160分。


私には、あっという間だったので

パート2の制作が
とん挫してしまわないようにと願うばかり。。


と思っていたら

昨日の情報ではパート2が
2023年10月にアメリカで公開されるのだとか。


良かった。スマイル




そうそう


D・リンチ監督の「デューン 砂の惑星」(1984)は

プロデューサーのノーセンスなつぎはぎ編集で
悲惨な作品になってしまった

という話は有名ですが

その時のトラウマを抱えていらっしゃる方は
忘れてくださいませ。


今回は別物として

現在の映像技術で蘇った新しい「デューン」を
楽しめるのではないでしょうか。^^;









​「デューン 砂の惑星」​


原作はフランク・ハーバートの「デューン」(1965年)



詳しくはこちらで



HP



HPも充実していますね。





<ストーリー>

(パート1)


西暦 10191 年

アトレイデス公爵は宇宙帝国の皇帝の命を受け
砂の惑星アラキスに封じられる。

惑星アラキスは
抗老化作用を持つメランジの唯一の産地であり


その星を治めるということは
公爵家に富と名誉を約束することになるが

皇帝の命が下るまで
その星を支配していたのはハルコンネン家であった。


公爵は

皇帝とハルコンネン家が共謀し
アトレイデス家を滅亡させる罠だと知りつつ
惑星アラキス(デューン)へ移住するが

ドクター ユエの裏切りと
ハルコンネン家の夜襲によって公爵は命を奪われ

アトレイデス家の後継者ポールと
母親のジェシカは

命からがら敵の包囲網から脱出し

砂嵐やサンドワームの縄張りをくぐり抜け
アラキスの先住民族フレメンのアジトを目指す。。



母親のジェシカは

宇宙帝国を陰で操ると言われる
教母を長とした女性集団「ベネ・ゲゼリット」のメンバー。

「ボイス」と呼ばれる特殊な能力を持ち
いずれ重責を担うであろうポールのために

結社の女性にのみ許される「ボイス」を
密かに伝承していた。


また

ポールには元来、未来を視る能力があり

惑星アラキスに降り立って以降、
既視感のあるビジョンがより鮮明になっていくのだった。








画面は全体的に暗いけれど

画の切り取り方は
無駄がなくシンプル、スタイリッシュで美しい。


最近のヴィルヌーヴ監督らしい雰囲気。


原作は

昔から様々なクリエイターたちに影響を与え
彼らの作品へと反映されたので
(日本で有名なのは「風の谷のナウシカ」)



それらの作品と差別化する新たな表現や
デザインを構築していくのは
簡単ではなかったのではと想像します。


ただ

いくら辺境の星とはいえ

西暦10191年ならば
想像の枠を超えるような未来世界を見たかったという
私のようなタイプもいらっしゃると思いますが


そういう要素はほとんどなく

背景は中世的な封建社会、

トンボに似たオー二ソプターをはじめ
大小のガジェットは魅力的だけれど

未来感は薄く現在とさほど違わない印象を覚えました。


ただ、
作品はとてもわかりやすく構成されています。


まだ、パート1のみなので
お話することもさほどないのですが


ハルコンネン家の超気持ち悪い男爵や
(きもいので小さな写真で~ ^^;)








体の水分が循環濾過して飲み水にもなるという
保水スーツや







まるでアラブだよねというイメージの
先住民族フレメンの人々、







それに

細くて、ひ弱に見えるのに戦闘能力に長けているポールが







多くのもさい男たちの中で
存在感と美しさを際立たせていたことは印象的でした。




そして

何よりママのジェシカが強く逞しく美しかったですわ。








何度も夢に現れていたチャ二や

ポールが救世主として成長していくお話しは







次編へ。










蛇足







ジェイソン・モモアが
パート1のみの登場というのが少し残念でしたし








チャン・チェンの使われ方も
なんだかな~。。^^;



でも、脇を固めるキャストも有名どころで
がちっとまとまってましたね。


主人公の中性的ビジュアルも
なんとなく時流にマッチしているようですし

男らしく強く逞しいという
金太郎あめ的な古いヒーロー像ではなく


これから「救世主」となっていく成長を描きながら


今後、カリスマ性をも醸し出していくだろう展開も


「ベネ・ゲゼリット」の血をひくものとして
乖離しすぎないイメージがあるように思えます。



さて



何種類かのプロモ動画があるようですが
ここでは女性キャラクター編を。





















この新訳版、上・中まで今年の初めに読みました。


下巻はこれからボチボチ読もうかなと思っています。


























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Last updated  2021.10.28 18:41:20
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