裏庭のおしゃべり

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2023.04.20
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テーマ: つぶやき(11923)
カテゴリ: つぶやき


本日は牡羊座で今月二度目の新月、

また
お昼には金環皆既日食も起こりレアな日でしたね。



日本で金環皆既日食が観測できるのは
一部の地域でのみ、とのことですが


これを境に
太陽も月も牡羊座から牡牛座へと移動します。


コロナ禍を契機に世界が激変し
変化のスピードを感じている昨今、

古い時代からの更新を

惑星たちからも
促されているような気がしています。


こういうお話をすると引かれる?


まあ、それは構わないけれど(もともと辺境ブログなので^^;)
長文になってしまいますので、


本日は下書きに放置していたものをアップさせていただきます。

でも、ローカルなんですよね~。

よろしければお付き合いくださいませ。スマイル











これは先週の庭の八重桜ですが、
その週末、春の嵐でかなり散ってしまいました。


ちょっと残念。。







でも
今はハナミズキが満開に







ネギ坊主も可愛いです。スマイル







さて


少し前に実家母の用事で市役所へ行った際、
近くの「いせきんぐ宗像」にも寄ってみました。



ここは遺跡(本物)歴史公園で
実家の近くですが、いつも素通りしていたので

ちゃんと見学するのは初めてでした。








古墳時代?(多分)この地域は宗像豪族が支配していたので
遺跡が多いことは聞いていましたが、


古墳を見ても響かないタイプだったので
全く興味がなかったのです。


昔、友人のお兄さんが発掘調査に参加していて、

色々なお話をしてくれたし
楽しそうにしていたのを覚えていますが、
(その後、彼は考古学専攻のある大学へ)


小学生だった私は「墓を見て何が面白いの?」と思っていました。


でも

超長すぎる時を経て
古の日本に意識が向いてしまうことが多くなり

今は神代の文化に興味深々なのです。


ということで
小中学生のように、少し学習し直してみました。







これは  ​田熊石畑遺跡の堀立柱建物​ (紀元前2世紀)



田熊石畑遺跡は 2022年2月22日
国の史跡に指定されました。


宗像市役所の近くにあります。


以下、少しだけご紹介。







<ムラの財産を守る倉庫群の跡>


貯蔵穴の様式は縄文時代から存在し、
弥生時代になって高床式倉庫となりましたが、

この遺跡は弥生時代に属する可能性があるものの
時期については確定的でないとか。









​貯蔵穴​
(弥生時代前期~中期)​
直径1.5 ~2m    深さ1.5 ~2mとのことなので
人間がすっぽり入りますね。








モミ・大豆・アワ・ヒエ・ムギ・モロコシキビ・アズキ
緑豆・シイ・イチイガシ・モモ・ウメ

などを貯蔵していたそうです。








環 濠


弥生時代の集落や貯蔵穴を囲む溝のことらしい。







紀元前4~5世紀から北部九州で作られ始め
近畿や関東へ広まっていったとか。


こちらの環濠は
集落ではなく貯えを収めた貯蔵穴を守るための
環濠だったらしいです。


当時はV字型にもっと深く彫り込まれた溝であったとか。​



・・・ですよね。








区画墓


区画墓は写真には撮りませんでしたが
溝や盛り土によって区画された有力者の墓域とのこと。​

吉野ケ里遺跡 と同時期のものらしいですね。
(紀元前2世紀頃)


木棺9基が確認されうち6基を調査した結果、
全てから貴重な武器型青銅器が出土し、


北部九州トップクラスの有力者集団が眠る
墓域であると判明したらしいのですが、

まだ半分ほどの確認のため、
全容解明後に本格的な整備を行う予定なのだとか。




かつて

大海原を舞台に地域を支配していた
ムナカタ海人族との関係も指摘されているようで

そういうお話にまで及ぶと面白そうです。



他にも


​JR鹿児島本線の線路を隔てて
この遺跡公園のすぐ南側には ​東郷高塚古墳​ もあります。













           むなはくHPより




そちらは実家のご近所さんでもあるので
見慣れているのですが

宗像市域最大の前方後円墳です。


そこから​
また、少し東へ行くと 久原澤田古墳群 も。




宗像遺跡マップ



ローカルなおしゃべりなので退屈ですよね。

でも、興味のある方がいらっしゃいましたら

こちらも。





宗像氏について


一族から天武天皇に嫁ぎ国母となっていますから
大和朝廷とは姻戚関係だったようですね。



「神宿る島」 宗像・沖ノ島と関連遺産群との
関りも大きかったと聞いています。







現在、世界遺産に登録されているのは
「神宿る島」 宗像・沖ノ島と関連遺産群(2017) ですが、​


登録決定前には

上記の東郷高畑古墳の他
桜京古墳 ​(装飾古墳)や宮地嶽古墳なども、その候補でした。


しかし


宮地嶽古墳は宮地嶽神社(夕陽で有名な)の奥宮として
宗像信仰とは異なる対象とされ


高畑古墳と桜京古墳は
宗像三女神信仰の根幹となる海神を崇拝する
海と一体化した景観としては


やや内陸部に位置するとのことで
登録群から除外されました。


しかし、


新原・奴山古墳群は

その関連遺産群として
この時、日本で初めて世界遺産に登録された古墳です。









被葬者は宗像氏関係者らしい。







海の見えるのどか~なところにあります。








たとえ、登録されていなくても
認知度が低いものでも

この地域はあちこちに古墳群があり
住宅開発で見つかることも多かったようです。




ちなみに
宗像の世界遺産に関する過去ブログは





こちら



ご参考まで。








とりあえず、浅くさらっとですが
お勉強してみました。^^;





さて

こちらは黄砂が気になる日が増えましたが、
今はお花が美しい季節、


できるだけ、この季節を楽しみたいと思います。


皆さまも
ナチュラルな恵みをたくさん浴びて下さいね



では。スマイル




































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Last updated  2023.04.21 10:33:00
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