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きょう19時少し前から、みのもんたの「ずばっとコロシアム」なる、国会議院の先生方が大勢出演されている番組が0.A.されていました。母子家庭や老人介護、高齢者医療といった、まさに日本の問題を象徴するようなテーマについて議論(ではない。単なる言い合い)するというものでしたが、実にがっかりする内容でした。どの政党のどの議員も、総選挙しか見えていないらしく、「国民」「改革」「経済政策」などと大きなことを言っているが、いかに党の、自分のイメージを下げないか、だけしか考えていないように感じました。人が意見を言っているときに、やじのような、文句のような、汚らしい声をかぶせてくる、全く下品としか言いようのない人間たちがうごめくその空間は、胸が悪くなるもの以外の何ものでもありませんでした。その人たち一人当たりに血税が1億も注がれているのかと思うと、むなしい気持ちになりました。全く「議論」になっていない。「怒鳴り合い」「がなり合い」「なじり合い」です。合理的、理論的、冷静沈着に話ができる者がいない。反論されると論点をすり替えてごまかす。思想も主義主張も政治信念も全く見ることができない。相変わらず共産党は浮世離れし、社民党はヒステリックで空虚な主張を繰り返す。民主党は既に政権を取ったかのような横柄さを見せ、自民党には大きく欠けた自信の一端が見え隠れする。いま、日本が危機的な状況である理由がわかったような気がします。何とかならないのですか、この状況。「公務員改革」などと言いながら、自民党は官僚と結託し、議員定数を減らすことすらしません。「それをやる!」と民主党は言いますが、官僚を排除しては政治はできません。村山さんが証言していたじゃありませんか。結局官僚に取り込まれるのでしょう。だって、民主党の議員が厚生労働省の役人にいくら「書類を出せ」、と言っても、出してもらえなかったでしょう。官僚はなめているのです。民主党の議員を。まずは、議員の質を上げなければ事は進みません。が、偉大な人物が育つまで待てない。しかも、ゆとり教育、学力低下、ニート、ひきこもり世代が大勢控えている…。寸詰まりです。日本はあと何年、暗闇をさまよわなければならないのでしょう。それにしても、バナナがない!
2008.09.30
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きょう、居酒屋で面白いことを言う人がいて、それが結構面白かったので、その説を膨らませた妄想を書いてみようと思います。小泉元首相が引退表明をしました。次の衆院選には出馬しないと。ザ・ニュースペーパーのにせ小泉さんは、「衆院選には出ないと言いましたけど、参院選に出ないとは言ってないんだよね」と言っていましたが、ま、それはないだろうと思いますので、政界から引退(森さんのようにフィクサーとして暗躍するとか、若手議員へのアドバイザーになるとかといった道はあるでしょうが)、するということだと思います。でも、これでフェードアウトでは、どうも納得ができない。いまだ強烈な人気とカリスマ性があるのに、このままなどとは…。で、こんなストーリーはどうでしょう。小泉さんが北朝鮮に、日朝国交正常化のための電撃訪問をしたとき、こんな約束ができていたらどうでしょう。●金正日にもしものことがあったとき、北朝鮮の存在を国際的に認めさせると同時に、国内安定化のために小泉さんが総書記に就任する(後継者がまだ育っていないことと軍部の暴走を阻止するため)。●日本は、北朝鮮国民が安心するほどの高度な経済援助、食料援助をする。●日本のメリットは、拉致被害者の全員帰国。●小泉さんは安定政権を築き、次男の正哲氏の政治力の向上と病気の改善に力を尽くす。で、ここからが激しい妄想。●小泉さんは北朝鮮の総書記として、政権を奪取した民主党に向かって「民主党は信じられない。日本との国交は断絶する」と宣言。●日本では、衆議院議員になった小泉ジュニアとともに竹中平蔵衆議院議員(総選挙で立候補し、当選)、東国原衆議院議員(現宮崎県知事/前者と同じく)、橋本衆議院銀(現大阪府知事/前者と同じく)、中山恭子衆議院議員(同じく)、小泉さんが目をかけてきた議員らと小泉チルドレンたちが新党を旗揚げ。長男・孝太郎氏とともに芸能人団体が後押し。ゴルバチョフ、アーミテージ、パウエル、ブレア、ビルゲイツ(?)が応援。●小泉総書記が「新党となら、交渉してもいい」と打診。●解散総選挙で民主党政権崩壊。●新党が政権を握り、北朝鮮との国交が正常化。拉致被害者全員帰国。●小泉総書記が「北朝鮮核廃絶」宣言。日本から輸入したメタンハイドレート使用開始。●北朝鮮に日本企業村創立。経済発展へ。●その労働力(管理部門)として中国、韓国からの就労者受け入れ。●韓国と北朝鮮の国交実現。ここまで行くと、妄想以上のものになるので、このくらいにして。でも、小泉さんほどサプライズの似合う人はいないので、これくらいのことをしてくれればなぁと思います。何にしもて、面白い人です。間もなく再婚するなんて噂も出ています。まさか、北朝鮮の工作員の女性ではないでしょうね。男女の愛憎に国を、外国を、国際社会を巻き込むなんて、スケールが大きい!あ…、心も体も蝕まれている…。
2008.09.29
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政界引退を表明しました。小泉さん。本当は、総理の任期満了時に辞めたかったのだと思います。小泉さんは、(日本の)総理の器ではなかった。相当つらかったと思います。カリスマ性もあるし、政治家としての思想信条、過去の因縁・確執、性格、生き方、どれを取っても、官僚とうまくやれる性格ではないし、自民党内に大勢の味方がいるわけはない。頼みの綱は、「支持率」だけだったはず。これを頼みに、独自のプレゼンテーション能力と、天性の勘で、幾度となく押し寄せる困難を回避し、それどころかそれを武器にして支持率を上げていったのです。こういう政治家は、確かに少ない。国家が成熟し、希望や将来が見えなくなった、平和ボケの日本にあっては、久々(田中角栄政権、すごい誤解があった細川政権以来かも)の衝撃でした。では、小泉さんの何が支持されたのでしょう。●言葉「であります」「と思うわけであるところでありまして」「前向きに対処いたす所存です」といった、空虚で日本語をバカにした政治用語を使わない。わかりやすい言葉、短いセンテンスが、国民の心に届いた(気がした)。●運ピンチがあるとラッキーがある。5年以上もの間、安定した支持率を維持できたのは、彼独自の運の強さだった。●時代政治家が小粒になり過ぎた時代。小泉さんのような破天荒な人物が新鮮だった。「人生いろいろ、会社もいろいろ」に代表される。●容姿太田農水大臣、森元総理、小沢代表に代表されるような、「越前屋、そちも悪よのぉ」と言うような悪代官顔をしているのが政治家だったのに、小泉さんはシュッとした顔をしていた。ま、天性の勘と決断力、実行力や行動の早さといった、ほかの政治家にないいろいろなものが身に備わっていたのだと思います。推察でしかありませんが。しかし、本質を見抜く能力は国民にはない。だって、見抜きたくても隠された部分が多過ぎる。もしかしたら、福田さんは近年稀に見る有能な首相だったのに、周囲がこぞって陥れたという可能性もある。安倍さんもそう。政治の世界は闇です。有象無象がうごめいています。いっそのこと、世襲の禁止や官僚から政治家への転身の規制など、政界の健全化を真剣に考えてはいかがでしょう。いずれにしても、東大卒より京大卒です。官僚よりノーベル賞!真剣に考えないと、日本の未来は安穏としていられません。「人権」より、「人格」を大切にする世の中にならないと、日本の未来はありません。人権擁護派の弁護士さん、自分に甘くないですか?人格は、厳しい環境に置かれたときにこそ認識し、育成されるものです。あなたはそれができていますか?できていない人、あなたは一生顧客が得られません。それが自由主義社会です。
2008.09.26
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最近、ブログを休みがちでした。心が塞ぐというのはこういうことかと感じる毎日でした。どんな事象にも感慨を持てないし、言うべき意見も出てこない。批判も同意も賞賛もないのです。これでは、ブログどころか仕事にならない。多分、あることに心を向けたくないために、すべてのことに心を閉ざしているのでしょう。その「あること」が幾つもあるからいけない。「あること」を追及すると、自分がこれまで生きてきたこと、やってきたこと、そして存在をも否定するようなことになるのではないかという恐怖が心を覆っているのだと、気づきました。というのは……用があって実家に戻りました。実家のすぐ近くに海があり、大阪に戻る支度をした後、少し時間を取って海を見に行きました。観光客が数人、砂浜を眺めていましたが、私はそれをやり過ごして岩場だけの海岸線に向かいました。以前、甚大な被害を出した台風の襲来に教訓を得て、海岸線には高い堤防が建設されています。堤防から岩場には、漁協の人や堤防のケアをする人だけが使う階段(激しく危険)があるのですが、一般の人はほとんどその存在を知らないし、使うことなどないものです。でも、私はいつもこの階段を使って、岩場に降ります。きょう海に出向いたときはちょうど満潮でした。しかも、夏は潮位が高くなるので、岩場はほとんどありませんでした。階段の途中に腰を降ろし、海を眺めました。磯の香り、満潮時ならではの大きな波の音、泡立つ波、岩場を動き回る波……。前回、ここに降りたのは数年前です。そのときの思いが蘇りました。そして思いました。「あのときの私といまの私は確実に違う」「あのときからいままでの私の生きた日々は私を変えた」「経験が私を成長させた」と。「それを認めて肯定し、明日からの自分の可能性に喜びを見出せないわけはない」と。寄せる波、返す波は、一見規則的に見えるけれど、一つとして同じものはないし、同じ海水が同じ形でそこに存在するわけではない。女波が幾つかあり、男波が来る。それは、物理的な営みのように見えるけれど、物理学でも計算し尽くせない不規則な動きと形を形成する。でも、女波がなければ男波は存在せず、男波の後にしか女波は存在しない。そんなことを考えている自分を感じ、少しだけ心の整理ができたような気がしました。揺り戻しはあると思いますが、少しずつ、自分らしさを取り戻せるきっかけになればいいなと感じました。できれば、波に身を任せ、全身の力を抜いて、空を眺めながらプカプカ浮いていることができたら、もっと気持ちよく心を癒すことができたのではないかと思います。3年前までは毎年の恒例行事だったのに、ある事件のせいで途絶えてしまってから、心のリフレッシュができなくなっていたのかもしれません。でももう少し、力を与えてくれる何かがほしい、とも思います。お婆ちゃんの代からお参りしている神社にでも行ってみますか。あ、【心霊現象な日々】に登場させてもいいエピソードのある神社です。近く、行ってみようと思います。 拝天
2008.09.23
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体調が悪いせいか、周囲の人間の発言がやたら気になる。今回取り上げる「で」は、前々から思っていたことだが、いまは以前より気になっている。例えば昼間、定食屋で「ボク、とんかつ定食で」「ボクはカレーライスで。卵で」「私、煮魚定食で。ご飯少なめで」「で」は何を意味するのか。通常なら、「でお願いします」ということだろう。が、無遠慮なおやじたちはこう言う。「ワシ、とんかつ定食でええわ」失礼ではないか。だれも規制をかけていない。「二つのうち、どちらかにせよ」と言われ、「気に食わないメニューだが、とんかつなら食ってやる」というニュアンスが含まれているように思えて仕方がない。「で」という言葉に包含される意図や意志を明らかにしてほしい。私がメニューをオーダーするときは「とんかつ定食をお願いします」と言う。“食べたい”“いただきたい”という意志の表出は必要だろう。こうした心の領域での最低限のマナーを守りながらのコミュニケーションは、いつの時代も守っていかなければならない。相手に自分の意志を明確にあらわすことで成立するコミュニケーションが最も安全で安心なのだ。“憶測”“推測”で成り立つコミュニケーションほど恐ろしいものはない。誤解やわだかまりの塊になった後ぶつかって、「私は、あなたがこう思っていると思っていた」「ボクは、キミがこう思っているからこうした」と、不毛なやり取りをすることになる。全く無意味だ。語彙が豊富で、微妙なニュアンスが表現できる日本語を持っているにもかかわらず、言葉できちんとコミュニケーションしないというのは、日本人として、人間としてコミュニケーション能力が欠落していると言わざるを得ない。言語によるコミュニケーション能力が低い人間に限って、一人よがりで勝手な解釈をする。しかも悪いことに、自己主張が激しい。さらに主張の内容が驚く。「腹が立った」「悲しくなった」「怒りを覚えた」という、本能レベルの言葉しか出てこない。理論的な主張が全くなく、子どもレベルの主張を繰り返すのみなのだ。こういう手合いを相手にしては、事は進展しない。一生つき合わないと言い聞かせて諦めるしかない。この文明国家、経済国家、高度情報社会にあって、これが日本の実態なのだ。今後、「犯罪」や犯罪に類する事象には、言語コミュニケーション能力の低下が大きくかかわってくると思う。次の国家元首と目される人物が失言を繰り返す国なのだ。常識、良識、ポリシーを持っている人間ほど生きにくい世の中になってしまっている。若い子でさえ、「あれ」「それ」で会話を成立させようとする、脳が激しくボケてしまった日本に生きていることを、心せねばならない。言葉の行き違いで、殺傷事件になりかねない世の中だから。人生の指針や糧となる慣用句やことわざを使うことも解釈することもできない人間ばかりになってしまった日本なのだから。
2008.09.18
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長らくブログを休んでいました。ちょっとしたうつの状態だったものですから。世の中の動きや世間を賑わせている話題に、何の感慨も意見も疑問も持てなくなっていました。久々に「死にたい」という言葉が頭をかすめました。最後にそう思ったのは10歳くらいのときですから、随分長い間そう思わずに生きてこられたことを幸運だとも思いました。先週後半あたりから、いつものように朝の身支度を整え、仕事のデスクの前に8時過ぎくらいに座ると、ちょっとした違和感を覚えるようになっていました。肩が異様に凝っているのです。毎日エクササイズをしているので、しばらく肩凝りを意識することなく過ごせていたのに、おかしいな、と思っていました。きのうから、いよいよ次の症状があらわれ出しました。全身のむくみ朝、起き上がれない無理に起き上がると、めまいがする胃腸の調子も思わしくなく、食欲もわきません。「夏バテ」かな、と思ったりもしましたが、そうではなかったようです。「心臓」です。左側の首から胸にかけてがひきつるように痛いのです。背中(肩甲骨のあたり)も痛い。息が詰まるような感じになります。実に気持ち悪いものです。しかしながら、こんな症状は初体験ではありません。最初は26歳のとき。眠る暇もないくらい仕事が忙しい中、引っ越しを強行しました。荷造りを終えて新しい家に必要なものを日本橋に買いに行き、父親の運転する車で戻る途中でした。突然喉が痛くなり、息が詰まりました。「あ、おかしい!」と思った次の瞬間、心臓あたりが締め付けられたような違和感に教われました。息ができないまま10秒ほどたったでしょうか。傷みが引いて呼吸も戻りました。このときは、不眠、疲労、栄養不足、ストレスといった要素が重なったための一時的な症状だと思います。その後、何度か同じような症状を経験しましたが、いずれも「引っ越し」や「裁判」など強度のストレスや疲労が強いられたときに出現していました。今回は……、思い当たることはあります。あり過ぎるほどあります。わかっていても抜け出せない袋小路であることは確かです。でもいずれ、何とかなるだろうという気持ちはどこかに持っています。でも、事態の好転には「健康」が欠かせません。このままではいけない。それどころか、始めて「孤独死」の恐怖を感じました。「このまま強度の発作が起こって、死んでしまったら…」と。昨日、私と離れて栄養失調に陥っている元同居人が食料を求めてやってきたので、料理をつくったり、お酒を飲んだりしましたが、「孤独死」のことには触れることができませんでした。でも、頼めるとしたら、いまのところ元同居人しかいないので、連絡が取れなくなったら様子を見に来てもらうことと、警察への通報や親への連絡を頼もうと思います。厄介なことに、いまの家の鍵は複製が禁じられていて、だれかに合鍵を渡しておくということができないのです。管理会社の連絡先を教えておかねば。「孤独死」に年齢は関係ないのです。“自分には関係ないこと”と、知らん顔をしているわけにはいかない。残った人に迷惑をかけないよう、保険関係の連絡先や証券、銀行関係、不動産関係の書類などを整理し、処理しやすいように準備しておこうと思います。墓や葬式のことも心配しておかなければなりませんが、こちらはどこまでやっておくのが適当かよくわからないので、考え方だけを文書にまとめておきます。費用は、保険が下りるので何とかなると思います。年々、考えることが多くなってきました。しかも、気分が落ち込むことばかり。目を背けることができないので、それはそれで考えるとして、以前から持っている「夢」のことをもっと真剣に考えないといけないと、痛切に感じました。夢のため、好きな人のためなら労苦を惜しまずにいろんなことができるものです。そんな状態に早く身を置きたい。「孤独死」……何と恐ろしい響きでしょう。最後に見るものがモノだけだなんて…。 合掌
2008.09.17
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私は昔から顔がさします。仕事先に行くために歩いていたとき、得意先と一緒に歩いていたとき、ショッピングバッグからネギを突き出していた買い物帰り、その他、いつとわからないくらい、いろんな人に見られています。いっとき、目がいいのにダテメガネをかけざるを得ないほど人から見られていたときがありました(定期刊行の情報紙の取材をしていたころ)。見られるだけならいいのですが、見た人は必ず「厳しい顔をしていた」とか「怖い顔をしていた」と言います。いろいろ考え事をしているからなのですが、相当険しい表情で歩いているようで、それも恥ずかしいし、男性と一緒に歩いていると、必ずあらぬ噂を立てられました。私を見たときに声をかけてくれたら、一緒に歩いている人物が特別な関係でないことを説明できるのですが、私の知らないところで私を見、私の知らないところで噂になっている、というのが常でした。最近もその傾向に変わりはないのですが、さすがにこの年になると噂を立てられるとか、揣摩憶測の類は少なくなりました。が、いまだに「○○の交差点近くで見ました!」とか「○○(施設名)におられましたね」という、どうでもいいメールがちょくちょく入ります。ま、それはいいとしましょう。一人で歩いているときの表情に注意が必要だという反省くらいはしても、それほど重要なことではありません。が、これはいけない。私をじっと見ている人物がいることに気づいたのです。近くの理髪店のご主人です。息子二人に店を任せるようになったご主人は、暇に飽かせて店から外を眺めていたり、近所を散歩したり、自転車で町内をウロウロしたり。町内会の役員さんなので、それも致し方ないことです。以前、国勢調査だったか、何かの用紙をうちの事務所に持ってきてくれたことがありました。近所の居酒屋で私のことを知っていたご主人は、ものすごく驚いた顔をしました。「このビルだったのか」と認識したということでしょう。それから、ご主人のチェック攻撃が始まりました。「○○さん(昼の定食屋さん)には、11時20分ごろに行きはるね」(11:30を過ぎると激しく混む店なので)「髪の毛、切ったね。伸ばしてたのに」「ご主人(元同居人)と仲よく歩いてたね」「髪型、変えたね。若返ったよ」「きょう、○○(施設名)にいたね」そんなふうに、私の顔を見ると必ずなにがしかの言葉をかけてきます。「どこから見てたんだろう」という気持ち悪さはあっても、さほど気にしていませんでした。ところがきのう、よく行く居酒屋のお客さん(こちらも町内会の役員さん)からお誘いのメールをいただいたので、ちょこっと出向くと、私が店に入ってすぐにくだんのご主人が入ってきました。入ってすぐさまこちらに向かってくるので、誘ってくれた役員さんに用なのかと思ったら、私の肩をツンツンと突いて言います。「あ、ズボン、履き替えてるね」実は、夕方まで白いパンツを履いていたのですが、お誘いメールの前に既に着替えていたので、メールをもらって慌てて履いたのがブラックのパンツだったのです。自分でも意識していないことでしたから、驚きました。「夕方は白いの、履いてたでしょ」驚きました。そこまで見られているとは。顔がさす体質であることは、損はあっても得はしません。以前からできるだけ幹線道路沿いや大通りを歩かないようにしています。が、そんな努力は意味がない。だれかが、どこかで、見ている。そろそろ、見られることを意識して、立ち居振る舞いや表情、ファッションに留意しないといけないな、と思います。放置しておくと、体型や動作、ファッションが崩れてこないとも限らない年齢です。事実、同級生の友達のそれを見ると、反面教師だなぁと思います。ここんとこ、自分を見直す機会が多いことに気づきました。この機会に、徹底的に自分を磨きます。女として、一段階ステップアップしないと。
2008.09.10
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1日50分間のエクササイズを始めて2週間。そろそろ成果があらわれてきました。エクササイズの目的は、「ダイエット」ではなく、「筋肉の増強」と「引き締め」です。「筋肉の増強」は、基礎代謝を高めたいと思ったからで、こちらは着々と進んでいます。元来、筋肉がつきやすい体質のようで、ふくらはぎ、太もも、お腹に筋肉がついてきています。エクササイズを始めたころ、首が痛かったのに(唯一、筋肉痛になった箇所)、最近は痛くならないので、首にもついているのだと思います。困ったのが「肩」です。ソフトボールをしていたせいか、肩回りの筋肉が基本的に豊富で強靭です。少し運動をしただけで、異様に発達します。ジャケットが小さくなりました。これには閉口しています。また、腹筋がついたのはいいのですが、筋肉が硬くなったせいで、ウエストが太ってしまいました。少し休んでいたヨガを再開して、皮下脂肪と内臓脂肪を落とす努力をしないと……。大胸筋がしっかりしたので、少しバストアップしたように思います。「引き締め」の方も、予想以上に効果があらわれています。脇腹から背中にかけて、ものすごく引き締まりました。元々さほど脂肪はなかったのですが、それでも指でつまめるくらいのお肉が存在していました。それがスッキリなくなりました。運動不足は脇に来るということを実証してくれました。太ももは、引き締まったと同時に筋肉がついたので、少し太くなったかもしれません。特にもも裏が硬くなったので、量感が出たかもしれません。「やせる」という目的でエクササイズするなら、相当贅肉のある場合でないと、効果は期待しない方がいいかもしれません。どのエクササイズかというと……「コアリズム」というダンスをベースにしたエクササイズDVDです。4枚あるうちの1枚目(基本のエクササイズ)だけしか実行していないので、ほかのもやり始めたら内容をご紹介しようと思います。最初は、動きを覚えるだけで精一杯でしたが、いまでは、筋肉にストレスを置いて動けるようになりました。50分ほどあって結構きついですが、やり出したら最後まで一気に根性で行ってしまいます。終わったら汗だく。でも、汗を流すことで得られる爽快感、体を動かした後の気持ちいい疲労感は何とも言えません。日頃動かしていない筋肉を動かせるので、GOODです。また、いい効果があらわれたら、リポートをしたいと思います。
2008.09.08
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電波(地上波テレビ・ラジオ)業界に携わって随分になりますが(バブル崩壊直後かな)、この間、番組の質は坂道を転げ落ちるように悪くなり、制作費は減少の一途をだとっています。途中、幾度か広告バブルがありました。そのときは、特にテレビ局は好況だったようです。しかし、得た利益が制作費に回されることはなく、社員の給与やボーナスの増額と局内の設備投資にだけ費やされました。もっと、もっと、好況になるという誤算があったのかもしれません。が、元来放送局というのは、自社内で制作している番組はほとんどなく、「プロデューサー」という立場の人間を一人置いて、制作自体は制作会社に丸投げしている、というのが実態です。制作会社の社員の労働条件はひどいものです。局内にデスクを用意されることも多く、明らかに局員(放送局社員)と違う待遇の中で激務に耐えます。企画、構成、ロケハン、ロケ取材、編集、MAといった作業を短期間のうちにこなさねばならず、数日局内で泊まり込むなんていうことも多いようです。その横で、局員は整った労働条件で働いています。在阪の某局の平均年収は1,600万円です。平均年齢は大体40歳前半ですから、公務員のおよそ2倍。驚くような数字です。一方、制作会社のスタッフといえば、残業、残業の毎日でもせいぜい400万円です。ボーナスなど、ないに等しいような金額です。これが許されていいはずがない。いま、スポンサーのテレビ離れが起きています。情報メデイアが多様化し、テレビに軸足を置く企業が少なくなっています。事実、フジテレビの夏のボーナス時には役員報酬が20%だか、30%だかカットされたようです。ま、そんなすごいことを断行できる局は皆無に等しく、広告の収入減は制作会社にしわ寄せされます。社員の給与カットなんてもってのほか。組合の力が絶大だからです。ラジオなんてもっとひどい。でも、局の上層部たちは人ごとのような顔をしています。10月の編成で、私が仕事をしている局がえらいことになります。末期的悪のスパイラルに入りました。「メディアの存在価値を見直す」、なんていうお題目を唱えるのはもう遅い。なぜなら、テレビやラジオの視聴者(聴取者)層とスポンサーが求めている層が違うからです。テレビやラジオの視聴者(聴取者)は、スポンサーが必要とする購買層ではないのです。これはメディア衰退の決定的な現象で、こんなことになったのは、バカな局員がしでかした犯罪だと思うのです。「視聴率」「聴取率」を追い求める余り、若い(ばかな)浮動層に迎合する番組をつくってしまったということ。スポンサーも悪い。「数字」が「万能」であるかのように考えたスポンサーが最も浅はかだったのだと思います。番組やCMそのものの質の評価ができないばかりか、自分の中に「指標」を持たない人間が宣伝担当などになってしまったから(バブル崩壊による人間の質の低下が原因)、「数字」という短絡的で現実的なものを妄信せざるを得なかった。しかし、蓋を開けてみれば、自社が想定していた購買層を得ることができず、費用対効果が芳しくなかったという結果に陥ったのです。残されたのは、バカになり切ってしまった局と、疲弊してしまった制作会社のスタッフだけです。さぁ、これからどうする。日本を牽引してきたメディアの一大危機です。だれが立て直す?電気業界が手ぐすね引いて実現した、2011年完全移行の地上デジタル放送が、(現地上波)テレビ局・ラジオ局総崩れを招くということがなければいいが、と思うきょうこのごろです。
2008.09.05
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1ヵ月半くらい前、激しい胃痛を経験し、病院でカメラを飲んだら、無数の出血痕を目にしました。その後の診察で、軽い貧血であることがわかりました。貧血など、人生初の経験で、何がどうなるのか、どうしたら治るのかわからなかったのですが、最近、再び出血したような気がして、それ以来体がだるいし、ちょっと運動するとすぐ息が上がるし、寝起きのだるさが尋常じゃない(これは飲み過ぎかも)ので、造血を図ることにしました。造血作戦の一つ目は、「レバー」です。欲しいのは「豚レバー」だったのですが、近くのスーパーには売っていなかったので、致し方なく「牛レバー」にしました。牛レバーに含まれる鉄分はビタミンCによって吸収されますから、レバニラモヤシをつくることに。つくり方を。1.牛レバーはそれなりに(豚レバーほどではありませんが)臭みがあるので、水で何度か洗って血を抜き、おろしショウガ、醤油、酒の調味液に15分くらい浸して下味をつけた後、余分な調味液を切って片栗粉と小麦粉を同量づつ入れ、粗挽き黒コショウと塩を振って全体をかき混ぜます。2.1を低温の油で揚げます。薄く切ってある場合、すぐに揚がります。揚げ過ぎると硬くなるので、気をつけて。私は揚げたてを数枚、ワインのあてにしました。炒め物にするには、冷えてきてからの方が表面が落ち着いていいかも。3.ニラは5cm長さくらいに切り、人参も適当な大きさの薄切りに、モヤシはさっと洗っておきます。4.フライパンに油を敷き、牛レバーと人参、モヤシを入れて油を回す程度にあおります。酒、醤油、オイスターソース、砂糖少々を加えて全体に行き渡るようにあおり、ニラを入れます。ごま油を回しかけ、フライパンをあおりながらニラがしんなりしたら出来上がり。例のごとく光量不足でピンぼけです。このつくり方なら、牛レバーの臭みは全く感じません。ニラを入れたので、ニンニクを入れませんでしたが、好きな方はニンニクやショウガのみじん切りを入れてもいいと思います。これで簡単に貧血が解消されるとは思いませんが、ま、少しでも造血計画の足しになればと。ちなみに、牛レバーは100g198円もしました。300g超がパックになっていました。まだ1/3くらい残っていますので(龍田揚げの状態で)、明日の昼ご飯に食したいと思います。「鉄分はビタミンCと」が鉄則。モヤシ、ブロッコリー、レモン、小松菜などと一緒に食べたいと思います。それにしても、体のケアが必要(言い換えれば、トラブルが発生する)な年になったのだと、いまさらながらに落ち込むばかりです。あー、大変。
2008.09.04
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福田首相辞任、という緊急事態を受けて、朝や昼の情報ワイド番組では、民主党代表の議員と自民代表の議員、たまに社民や共産党の議員も加わって、激論(理論を言っている議員はほとんどいないが)を戦わせるというありきたりな構成で時間稼ぎが行われていた。その中に(テレ朝の昼の番組「情報ワイドスクランブル」だったと思う)、蓮舫議員が登場した。民主党の参議院議員だ。芸能界デビューは、青学在学当時にオーディションを受けて合格したクラリオンガールか何かだったと思う。その当時から違和感を持った。「かわいい」という印象がないのだ。目に“健気”という感じが見えない。“腹に一物”持っているな、という印象しかなかった。その後、ビートたけしの番組や何かで司会のようなことをしていたが、いつも“前へ”という姿勢が見える、若い女性には珍しいタイプだった。そのうち、政治評論家や経済学者が出るような番組で自分の意見を言うようなタレントになり、目がますますギラついていったのだった。そうこうしているうちに、参議院議員候補として立候補し、当選した。しゃべり方(早口、顎を突き出す)、発声の仕方(口先、異様に滑舌がいい)、人の発言の制し方(論点をすり替える)やまくしたて方(見事な自己主張)は、社民党の辻元清美議員に共通する何かを感じる。一言で言うと「険がある」ということで、もう一言添えると「生意気」で、さらに一言加えると「存在が空虚」ということだろうか。政治家というのは、何を言うか、何をするか、どんな思想信条を持っているかが重要だが、それに加えて、表情や声に人間としての魅力をたたえていなくては、「説得力」や「信頼」という基本条件を満たさない。そう見てみると、小池百合子議員の物腰は魅力的だ。話の内容も謎かけのようなテクニックをうまく入れていて、正面からの質問をひらりとかわす。女性が見るとそうでもないが、男性なら虜になるだろう。緻密な計算があるのだと思う。蓮舫さんはずっと議員をやるつもりだろうか。なら、もっと勉強すべきだろう。議員として最低限の用件を満たしていないのだから。それにしても、日本の政治家は何だかなぁである。魅力的な人間がいなくなった理由は、思想信条がなくなったからだろう。権力と金と目先の名誉に目がくらんでしまうような、自己中にして厚顔無恥な人間だらけになったからだろうと思う。これから、自民の総裁選があり、民主党の党首選挙(無投票みたいだが)があり、臨時国会がある。いろいろな人間がうごめいて、何かを画策し、駆け引きをし、強大な権力を握っていくのだろう。福田首相が辞任して最も喜んだ人間の実態も明らかになるし、煮え湯を飲まされる強欲政治家もはっきりする。しかし、我々はそれを静観していてはいけない。よく見定めて、政治を変えていくために声を上げなければいけない。いま、それができそうな時代になっている。これまでのように、自民党にいいようにされている闇の時代は終わりを告げようとしているのだ。民主党などに任せているわけにはいかない。「国民がバカだから政治がバカになる」と外国から言われるのだけは避けたい。蓮舫さんを見て、そんなことを思った。
2008.09.03
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福田さんらしい、と言うべきか。このタイミングにしたのは、福田さんならではの考えがあってのことだろうと思う。太田農水大臣の問題は、回避し難いだろうし、同じような問題が噴出しそうな気配も否めないし。まさか、次期総理候補の麻生さん周辺でそんな問題が持ち上がったら、自民党は再生の可能性はない。また、公明党がいけない。学会の意向を組んで、政治判断ではなく、思想的、心情的な動きをし出しているし、またやり方が強行だ。連立政権という立場をフルに生かして力を誇示している。さらに、民主党の党首選に小沢代表が再出馬するという発表があったタイミングだから、これを利用して民主党をタタく必要もある。小沢代表は「政権交代」を掲げている。確かに、自民党政権は終わりを告げた方がいい。が、官僚を牛耳る能力がある政党が自民以外にあるだろうか(正確には“牛耳る”ではなく、“手を組む”だが)。民主党にそれができると思わない。しかも、「ザ・自民党」を地でいくような小沢さんを「長」に頂くような、その上、無投票で再選されるというような腑抜け政党に政権を任せられるとは到底思えない。福田さんも、辞任会見で、民主党のやり口を強く非難していた。それは、国民の多くの気持ちを代弁するものでもあったと思う。政治の停滞のおかげで、不景気や政情不安を招いたのは確実なのだ。民主党は完全にやり方を間違った。自民党の法案に対案を出し、それが優れたものであれば、国民の支持を得られたはずだ。が、それは無理だ。自民党と同じような体質の民主党に(若手議員はそうではないと信じたい。しかし、党を動かしているのは、自民党にどっぷりつかってきた重鎮やさきがけなど思想信条の全く違う勢力だから)、天下り規制を初めとした官僚を排除するような法案など出せるわけがない。福田さんは、自分の肝入りの政策実現について見切りをつけたということと、後任人事(特に総裁)にプレッシャーをかけ、民主党を批判し、自分を傷つける可能性が最も小さいこの時期に辞任を表明したのだと思う。無責任な国民は「期待していなかったので、あ、そう、という感じ」とか、「無責任ですよね」とか、「いいんじゃないですか」とか言っているが、いまの日本にとって、首相の辞任というのは、国際的に大きな問題だ。経済力が衰退し、新興国に物を言えない日本の政治が混迷していては、国際社会にバカにされる一因になる。それでなくても、“ゆとり教育”などというバカげた教育方針によって学力が大幅にダウンし、“経済”に次いで“頭脳”さえも遅れを取ってしまっているのだ。しかし、「政治」は国民が変えることができるのだ。大阪府を見るとわかる。「民意」というのは、政治を動かす。政治に対していい加減なコメントをするような国民がいるようでは、政治が変わるわけがない。東京なんかでインタビューをするからだ。東京なんかで政治が行われているからだ。大阪に来ればいい。この切羽詰まった状況で、そんなのんきなことは言ってられない。さて、この後どうなるのか。自民党総裁は麻生さんだろう。解散総選挙を回避した形で福田総理が辞任にしたのは、最後の総理総裁を麻生さんにしたいということだと思う。その次のことを考えなければならない。民主党はダメだ。ましてや、小沢が総理総裁などになった日には……。真剣に考えましょう。
2008.09.01
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