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大阪などに進出するとは……、バカな。春からの新生活のために賃貸住宅を探しているのですが、卑近で不動産に触れた9年前と事情が違っていることに気づきました。大阪の賃貸物件を借りるときに、借り主は「保証金」という名称で、預かり金を貸し主に支払うのが慣例でした。返還額が決まっていて、その残額から家賃の不払いがあったとき、退去時の修繕費が必要なときに拠出します。ところが最近の賃貸物件には、「礼金」「敷金」という項目があり、だれが、何の目的で受け取り、何に使われるのかが定かではないという状況になっています。不動産屋さんに聞くと「東京の不動産ファンドの物件が増えているんですよ」と言います。不動産ファンドを目的にしたマンション建設をし、いい借り主を確保したところで、金が余って仕方がない資産家に売却するということ。2億で建てて4億で売るために、借り主の質を上げたいということで、保証人のハードルや用意しなければならない書類の数や内容が尋常ではないのです。中でも厄介だったのが、連帯保証人の「所得証明」が必須条件だったということ。「保証会社を入れられないか」と言ったのですが、「貸し主様のご意向で、無理です」という返答。担当者の力がないということもありますが、東京のファンドが横柄なのだと解釈しました。父親は年齢制限にひっかかり、姉は派遣社員ゆえ無理だと判断、公務員の兄に頼んだところ、意外にあっさり引き受けてくれたので助かりましたが、そのことを伝えても、不動産屋さんは「入居審査は所得証明待ち」と言うのです。公務員の所得など一律です。“役職手当や超過勤務手当などを考慮せず、最低限の報酬と考えてもらっていい”と言っても、「所得証明が必要」と言い張るのです。兄に連絡し、源泉徴収票をもらう手配をし、兄と私の住民票は郵便で請求し、税理士に私の源泉徴収票をつくってもらうよう依頼をしてようやく落ち着いたところで、不動産屋から連絡が入りました。「保証会社を入れることができるようになりました」「それって、以前に私が言ったことでしょう」実は、他の不動産屋さんは、「大抵の物件は保証会社を入れることができるし、それでオーナーはOKする」と言っていたのを聞いていたのです。が、当初は「オーナーが不動産ファンドなので、基準が厳しいんです」と言っていました。裏を探ればこうです。“そんな、高飛車な方式では、大阪人は入居してくれない”ということ。家賃が15万近くもする物件に、正常なビジネスマンやOLが入居するわけがないのです。大阪では。水商売か、ちょっと怪しい商売をしている人が申し込む、が、保証人の基準が高過ぎるのでNGになる、そんなことを何度か繰り返して、仲介をしている不動産屋さんが怒ったのではないでしょうか。「基準を引き下げなければ、入居者が確保できない」ファンドは、当初から満室になる計算でしょうから、収入や売却の計算が違ってしまう。「デザイナーを入れ、金をかけた物件が、予定より1ヵ月以上眠ってしまうと、今後の計画が……」金余りの東京の、アホなファンドが景気ワルワルの大阪の不動産などに手を出して、計算違いをしてしまったということでしょう。大阪は尋常じゃないほど不景気です。大阪で景気のいいのは、ヤバい商売をしている特殊な層だけでしょう(勝手に想像するところでは、年金詐取を目論むヤクザか、動物病院か、裏金をつくって私腹を肥やす市役所、区役所、府庁、外郭団体、天下り先の職員)。いずれにしても、大阪で大名商売をしようとするのは、どうせ「逆おのぼりさん」でしょう。大阪で少し生活すればいい。大阪の「おやじ居酒屋」で1時間いれば、大阪がどれほど景気が悪いのかを痛感するでしょう。勉強されたし。
2008.02.29
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今季、大阪では幾度となく雪が降っています。昼間から降って、最も気温が高い午後一番から2時にかけて積もるというような異常な状況も経験しました。きょうも寒い一日でした。寒いと肩が凝ります。体が硬くなり、息が詰まります。でも最近、そうでもありません。気持ちが緩んでいるのかもしれません。事務所経費と生活費の負担が若干漢和されるので、ほっとしている、あるいは、同居人との同居解消が気持ちを楽にしてくれているのかも。いえ、春が近づいているのを肌で感じ、気分が昂ってきているのかもしれません。四季のある日本では、春に幸福を感じることができるので、とても得した気分です。明日の幸福のために、いま少し苦労しておこう、そんな気持ちになれるきょうこのごろです。
2008.02.28
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きょう、大阪では、不思議な天候に見舞われました。お昼くらいから雨が降り始めました。予報では「霙(みぞれ)」が降ると言っていましたが、雨でした。傘に当たる粒の音からしても、「みぞれ』ではなく「雨」でした。斜めに降る雨をじっと見詰めていると、数千粒に一つといった割合で雪の粒が舞います。しばらくその状態が続いた後、すべての粒が雪に変わりました。「雪になったか」と思ったら、また霙のような雨粒に変わります。そんな「雨時々霙時々雪」という状態が夕方まで続きました。冷たい夜です。2月も残りわずか。新しい生活への転換を決意して、はや2ヵ月近くになります。同居人は新居が見つかりました。私は、新しい事務所を賃貸契約するのが難航していますが、メドがつきかけています。残り3週間ほど。細かな事件はいろいろあると思いますが、できるだけいいスタートが切れるように頑張りたい。冷たい2月を上手に、慎重にクリアすれば、充実した早春の暖かな日々が待っているはず。日本中のだれもが、早春の暖かさに安らぎを感じてほしい。世の中の不安をはねのけて、自分なりの幸せを握りしめてほしい。自分もそうありたいと思いながら、過ぎ行く冬を感じているきょうこのごろです。「冬来たりなば春遠からじ」
2008.02.27
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今夜、事務所の近くでちゃちゃっと食事をして帰ろうと、同居人と一緒にうどん屋(居酒屋/北区天満・福籠庵)へ立ち寄りました。焼酎とともに、ちくわの天ぷらや、タコぶつや、ずりガーリック(いずれも少量です)を食べた後、いつもは「かすうどん」を食べてお開きとするのですが、「娘の結婚に際して必要だ」というので、企業調査会社を紹介してあげた常連の社長さんが偶然来店し、“お世話になりました”と熱燗を振る舞ってくれたり、私の知識に感心した常連さんがビールを振る舞ってくれたりと、酒まみれになってしまいました。その上、以前肩を揉んであげた社長さんの要求があったので、肩を揉んであげました、「あ、気持ちいい~。腰が悪いやろ、おれ」「腰は……凝ってますけど、原因がありますよ。膝が悪いのと違いますか?」「何でわかるん?」「腰のバランスが悪くなっているので、足からきてます」「マッサージ師よりわかってるわ」私は常連さんの腰から背中、肩甲骨にかけてを手のひらで押さえました。「あったかいわ。気持ちええなぁ」私は何もしていません。凝っているところに手をあて、その裏側に反対の手のひらを当てて気を入れる(と同時に受ける)だけです。私の手は熱くはないのです。社長さんは、心地よさに眠りかけています。これは特別だと思いました。このパワーが私にあるときは、私は結構元気なのです。帰りの電車の中で、同居人と私は吊り革につかまりながら、前の座席にふと目を向けました。座席端の女性が不快な顔をしています。なぜ? と、観察すると、ドア付近に立つ女性(肉感的で無神経そう)が座席の端にもたれかかっていました。お尻や背中が座席に座っている女性にしなだれかかるのです。酔っているのか、眠たいのか。いずれにしても、不快な人がいるのは確かで、直接「うっとうしいんです」とでも言わない限り、相手は反省も改善もしてはくれない感じ。しばらくは、同居人と会話をしていたのですが、ちょっとしたことで解決することに気づきました。目の前に座っている若いビジネスマンの脇に隙間がありました。そこで「済みません、少しだけ左に詰めていただけませんか?」と声をかけました。すると、びっくりしたような表情をしながらも、抵抗なく左に動いてくれ、その横にいたデブの男(こいつがいなければ、座席には余裕があった……、デブの方々の配慮は必要です)にも「すみません」と言うと、素直に移動してくれました。そうすると隙間が開き、女性はこちらを見上げて苦笑いのような表情を浮かべました。少しずつ配慮すればいやな気持ちにならずに済むものを、他人には無関心なのが不快感を増長させるのだと思いました。席に余裕ができた女性は驚いた顔で私を見上げながら、それまでの険しい表情は消えていました。人に不快感を与えることのない生き方をしたいと思うきょうこのごろです。不快感を与えれば、あらぬ疑いをかけられるのもしかりです。M氏のように、数百件の民事訴訟(名誉毀損)をし、賠償金をせしめる能力があるなら別ですが。電車を降りるとき、不快な顔をしていた女性は笑顔で(無言でしたが)会釈してくれました。これも、自分が元気だからできたこと。声をかけた男性から文句を言われたらと思うと……。でも、きっと、元気だからいい案が思い浮かんだでしょう。「端の若い女性が窮屈そうです」男は、「若い」「女性」に弱い。当該の女性は若くはなかったのですが、そう言うことですべては丸くおさまります。常識が欠如した日本を知ることのできた、日常の一コマでした。
2008.02.25
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春から新しい生活を始めるために、賃貸物件を物色しています。インターネットで検索したら、いいな、と思った物件があったので、問い合わせをし、不動産屋のカウンターで相談したり、内覧も2回しました。「入居申込書」というのを書けというので、契約者と居住者、保証人を記入して提出しました。「ほぼ大丈夫だと思います」という連絡があったのですが、“ほぼ大丈夫”という意味がわかりませんでした。最も最近不動産屋に行ったのは9年前です。保証金は高かったのですが、契約は粛々と進み、住民票の提出さえ必要ありませんでした。入居者であり、契約者である私は実印を押印しましたが、保証人は父親だったため(持ち家があり、私の会社の役員)、認め印でいいという簡単さでした。が、今回は様子が違います。入居者には「住民票」「印鑑証明」「所得証明」「顔写真」の提出を、保証人には「住民票」「印鑑証明」「所得証明」「在職証明」「顔写真」の提出を求められました。父親が70歳を超えているという理由で、保証人になれないらしく(貸し主の勝手な基準でしょうが)、兄(公務員、在職27年)に保証人になってもらうよう依頼しましたが、提出を求められている書類の数々に意味が見出せません。家賃など14万程度です。契約書に「家賃の支払い期限から10日を経過した場合、退去をを求めることに異議はない」という条件を付け加えてくれれば、損失は家賃2ヵ月分程度で済むはず。保証人の年収を調べるまでもないことです。高々30万円の支払いが可能かどうかを証明するために、在職証明だら、所得証明だらが必要でしょうか。心配なら、家賃2ヵ月分を保証金として預かればいい。自治体には、「住まいの相談センター」というのがあります。行き過ぎた情報開示要求に規制はないものかと、電話をしてみました。「法的な規制はありません。いやなら、不動産屋さんを変えることです」木で鼻をくくったような返答でした。キレそうになりながら、「相談しているつもりですが、怒られているように感じます」と言うと、「あ、ごめんなさい」と言ったきり、こちらが何を言おうと、「ええ、ええ、ええ」と聞くばかりで何のアドバイスもありません。がっかりして電話を切りました。でも! です。貸し主のことが十分わからないのに、究極の個人情報、しかも、悪用も可能な印鑑証明などの書類の提出を強制されることが正常でしょうか。不動産屋さんも怖い。貸し主が要求していない書面を求めて、だれかが悪用するということも考えられます。こんな世の中になったのは、“踏み倒し”が余りにも多いからです。払うべき金を払わない。しかも平然と。が、契約書にないために、退去要求が思うようにできない。裁判を起こしたり、交渉をしたりといった時間経過の中で莫大な損失がある、といったことが原因でしょう。しかし、借り主は「客」です。貸し主は、借り主が信用に足るものかどうかを自力で調査すればいいのです。それが正常な商習慣です。借金履歴や納税状況など、しかるべき機関を通じて調べればいい。そんな努力をせずに、客である借り主にとてつもない労力を強いると同時に、機密事項とも言える個人情報の開示を要求するなどというのは、どう考えてもおかしい。“顔が見えない”ことに対する不安や恐怖が、生きにくくしているとしか思えません。このことを法規制しない国土交通省は、個人情報の漏洩を漫然と許容しているとしか思えません。プライバシーマークを取得していないようなオーナーが、究極の個人情報を手にしてしまう恐怖……、何とかして法規制をかけてもらいたいと思います。いかがですか、公明党の冬柴さん。
2008.02.24
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古くからの得意先の誘いで食事に行きました。1軒目はもう5年振りくらいになる寿司店へ。20年近く前から10年間ほど、その得意先とよく通った懐かしい店です。脱サラしてカウンターだけの店を営んでいた大将が周辺の土地を買い取って店を大きくし、お嬢さんのご主人(入り婿ではない)と一緒に寿司を握り始めたのが7年くらい前でしょうか。上階を住居にして最上階はお嬢さん夫婦、その下の階に大将夫婦が住んでいます。店には小大将(お嬢さんのご主人)と若いのが2人、給仕の女性が2人という大所帯になっていました。白子の醤油焼き、白子ポンズ、牡蠣のマヨネーズ焼き、きずし、お寿司を幾つかつまみ、お酒もほどほどに飲んで席を立ちました。が、大将に無性に会いたくなり、得意先と一緒にお住まいを訪ねることに。インターホンを鳴らすと、快く外に出てきてくださいました。「仕込みだけして、店は息子に任せて隠居させてもらってます」ちょっと太って、ちょっと年を重ねた感の大将がにこやかに話されました。寒かったので、早々に辞して2軒目へ。この店も、20年くらい前から10年間ほど通った店で、半年ほど前に、何年振りかで出向いたのです。ママが切り盛りし、息子が手伝う鉄板焼きがメインの居酒屋だったのですが、こちらも隣の店を買い、ぶち抜いて店を拡張したというやり手の店です。いまは息子がメインになっていて、繁忙時以外はママは上の住居に引っ込んでいますが、訪ねたときは満席状態でごった返していました。「いま、満席なんです」店のドアを開けて中を見た得意先はこう給仕の女性に言われたのですが、大将がそれを目にとめ、慌てて出て来てくれました。「どうぞ中へ」カウンターに席を取ってもらい、お酒だけ注文することに。得意先がメニューを見て、「あ、森伊蔵がある」しかも1,000円です。基本的に通販のみで、予約抽選という難関を通らないと手に入らない人気の芋焼酎です。躊躇せずにオーダーしました。サイトはこちら確かにおいしい!甘味は辛口の日本酒ほどあり、飲み口は爽やか、喉越しまろやかで、焼酎とは言い難いほど匂いも柔らかです。「何で定番メニューにできるの?」「知り合いがいて、特別ルートで入るんです」販売店や飲食店と個人は違うのでしょうね。やかましい客どもが全員帰って、少し話す時間があったのですが、「景気がいいね」「きょうだけです。最近ダメですよ」にしても、70席がうまってしまう日があるというのはすごいことです。我々がいつも行っていた店は皆大きくなっている。それにひきかえ……、おっと、夜が更けてきた。眠るとするか。これから、成功する夢でも見よう。……。
2008.02.23
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17歳、18歳のティーンエイジャーの活躍が目覚ましい。野球の斎藤君、ゴルフの石川君、テニスの錦織君、そして、天才アーティストの清水翔太君……。ほかにも、スポーツの世界で、シンガーやシンガーソングライターの世界で、芸術の世界で多くの10代が活躍しています。振り返ってみると、私も17~19歳のころが最も努力したし、成長したし、成果も上がりました。体力もあり、身体能力も高く、吸収力も豊かで、何より、怖いものを知りませんでした。「できないことなどない」です。何十年かたって、あのころの努力が無駄になっていないか、その後、その努力が生きる生き方をしたかと考えてみると……、多分無駄にはなっていないけれど、進んだ方向が間違ったような気がします。時代のせいもあります。法律の壁に阻まれて、就きたい職業に就くことができず、希望どおりの道に進めなかった。とはいっても、仮に就きたい職業に就き、希望どおりの道に進むことができていたとして、それがいまより幸せだったかどうかは定かではありません。これが私の人生のすべてなのだと思います。いま頑張っている若者たち! 未来の「なりたい自分」もきちんと描きながら、ただがむしゃらに頑張ってください。人生の中で最も頑張らないといけない時期だと思います。17~19歳にどう頑張ったかで、20代の生き方が決まってきます。20代の生き方は一生を決めてしまいます。自分に限界を置かず、さりとて物理的にある限界は無視することなく、1週間、1ヶ月、半年、1年の目標を明確に持って、自分の足で歩いてほしい。戻れるなら……17歳に戻りたいと、最近強く思うのです。
2008.02.22
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「初老」が「40歳」の異称だというので、年齢感覚は時代とともにズレていると思いますし、自分の認識が合っているか怪しいので、「中高年」の定義もかなり曖昧です。けれど私の感覚としては、「50歳くらいからそれ以上」といったところでしょうか。そばにいると、結構耳につく、鼻につくところがあります。きょう一日の鬱憤晴らし。●携帯電話の操作音の切り方を知らない電車の中で延々、ピッピッピとやっています。しかも、音の間隔が長い。無理してメールなんかしなくてもいいのに。●かかってきた携帯電話に即座に出ない電車の中で、飲食店で、人混みで、いつまでも着信音を鳴らし続けているのは決まって中高年です。携帯電話をどこに入れたのかを忘れているのです。決めておきなさい!●自笑が悲しい「自分でボケて自分でツッ込む」というのは、大阪ではありがちなので問題ないのですが、ボケがつまらない。しかも、ツッ込んだ後の自らの笑い声が虚しさを助長します。●酔うと声が大きくなるとにかくやかましい。おやじもおばちゃんの声と同じくらいの騒々しさで、声が低い分、dbは当然上です。その上、話の内容が……。店にいる女の子(店員やママだけではなく、客も)に対する下ネタ発言ばかり。人生の教訓を話してほしいのに……(ムリ!)。●とことんマイペース慌ただしい朝の通勤時間にトロトロ歩く、満員の飲食店で食べもせず、飲みもせずにダラダラ居座る、高速道路で、追い越し車線に入りながら走行車線の車をなかなか追い抜けない……、挙げればキリがありません。●臭い「加齢臭」だけではなく、独特のニオイを持っています。「仁丹」「ポマード」「サロンパス」「タバコ」「樟脳」……、そして、そうした「物質」以外の「体臭」ともいうべき匂いです。とても臭いのです。●動きが怪しい歩いているとき、突然立ち止まったり、踵を返したりして後ろを歩いている人を驚かせます。自転車では、対向してきたとき、ゆらゆらして左右どっちに避けようとしているのかわからない。車では、右(左)折の指示器を点滅させながら曲がらないなど、予測不能な動きをします。●キレる最近の中高年はすぐにキレます。相手は駅員、警官、役所の職員、看護師、医者、先生、若い人……、とにかく自分が一番偉いのです。戦争を知らない=我慢を知らない最年長世代なのです。きょう一日だけで、こんなにひどい思いを経験したのかと驚きます。これからどんどん若い世代のお世話になる世代です。こんなことを続けていては、若い人に見離されますよ。人生の師匠になるよう心がけてください。わかってますか?うどん屋Fの常連たち。
2008.02.21
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最近、同居人を通して「人材派遣」というものに触れています。10年前のそれとは、明らかに違ってきていることに気づかされます。そのころ、私は人材派遣会社の広告関係の仕事をしていました。そのフィールドは特化され、ある技術や経歴を持つ人が、給与の向上を求めて、あるいはステップアップを求めて登録するというのが人材側の認識でしたし、貴重な人材を適材適所に必要期間のみ配置するというのが業界のあり方で、採用企業側は、労使関係の面倒な取り決めをはずせる上に有能な人材が確保できる、それらの要素の交わるところが人材派遣業界の存在意義でした。ですから、人材派遣会社は登録者に無料で教育を施したり、親睦会などで登録者との関係を築きました。“金をかけていい人材を確保する”という姿勢です。が、いまは違います。携帯電話一つで、ひどいときには翌日の予定を入れてくる。教育も研修もあったものではありません。人材派遣会社と人材を結ぶのは、「電波」だけです。しかも、労働条件は過酷です。一部の人は“本業があって、余った時間でアルバイトをする”という形のようですが、同居人のように、浮き草家業という人もいます。ニートも多い。生活をしていけるような報酬ではありません。しかも、先々の予定が立たないので、毎日携帯を眺めて暮らすことになります。しかも、ようやく入った仕事も連絡が悪く、現場でもめることもしばしばだとか。明らかに上の立場の大きな企業が、不景気による失業者の増加、求職者の増加をいいことに、“ステップアップ”などとはほど遠い、「キツイ、キュウ(急)、キィワルイ(気ぃ悪い)」という現代版3Kの仕事を押し付けてきているのです。これは異常です。一方、人材派遣会社の担当者も過酷な労働条件を強いられます。担当している仕事の開始時間と終わり時間には必ずメールでの報告を受けます。担当現場が多ければ多いほど、タイムラグができ、常に対応できる状態である必要があります。24時間とはいかないまでも、18時間くらいは何らかの拘束を受けているようです。で、年収は400万円程度だとか。ところが経営者は、何もせずとも大枚を懐に納め、株を買いあさり、先物に投資し、儲けに儲けている。人材派遣会社の経営者ほど、楽して儲かる商売はない、というほどではないでしょうか。これも異常です。人が働いた報酬の上前をはねて儲けることが、正当な企業のあり方だとは思えません。こんなことを許しているのはなぜか。日本ならではの厄介な「労使関係」が根底にあり、社会不安が人の採用や育成を阻んでいる。さらに、大企業の利益優先の体質がこれに拍車をかけているように思います。わかりやすく言うと、まず、一度社員を雇ってしまったら、辞めさせることが困難な法律や労働組合の存在があります。波のある景気が、安定雇用を阻止する。さらに、外資による敵対的企業買収を防ぐための株主優遇政策が必要になっていたり、企業価値を高めるための経常アップも必要です。しばらく着手していなかった設備投資もそろそろ必要……、そういった要素が重なり合って、“人を雇わない”“人を育てない”体質になってしまいました。いけないのは、「利益の分配」という目的でつくられた子会社までが人を雇わず、働かず、人材派遣会社に発注すること。こうした構造は、現状の日本ではいたし方のないことかもしれません。が、願わくば、大企業には社会的責任を自覚してもらいたい。自分たちの動き方一つで、日本経済を、国民の暮らしを、社会を、安心と幸福に満ちたものにできるということを。が、そんなに視野の広い経営者(経営陣)はいないようです。頼るは政治です。そろそろ国は、「企業」と「人材」の関係に折り合いをつける法律を整備すべきではないでしょうか。国の無為無策を実感する、しかし、資本主義社会であり続けるためには最も重要な問題を見ているように思います。このままでは、国民皆年金制度も健康保険制度も崩壊します。払う人がいないのに、もらう人は劇的に増える。払う人がいないのに、病人は劇的に増える。年金は減るのに、自治体の住民サービスは劇的に低下する。生きていけません。貨幣主義経済の崩壊です。そうならない政治、だれができますか?利権にまみれた自民党や自民党出身の党員がいる民主党は無理。ほかは?ありません。……絶望的。
2008.02.20
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春の事務所移転に伴い、次に入ってくれる企業を探すべく(うちは家賃の負担が少なくなるし、次に入る企業は料金交渉ができ、うちが不要になる事務機を無償提供できる)、知り合いの社長連中に一斉メールをしました。すると、すぐさま電話連絡をくれた社長がいて、とても心配してくれました。遠回しに、業績の問題かどうかの確認をしてくるのですが、それよりも、同居人との関係解消が主な理由なだけに、答えに窮しながら理由をぐだぐだ話していると、その社長は我が身の不運を話し始めました。その前に社長の人生の背景を明かすと……、お義母さんがつくってくれるせいで全く料理のできない、ブサイクで遊び好きな妻が不倫をした挙げ句(社長のみ知らず。周囲は皆知っている)、別荘などの不動産を次々に購入して名義を勝手に自分に変更し、借金だけを残して遁走してしまい(社長はいい人なので、妻の要求に応じて離婚した)、借金は離婚後に判明したという不運な境遇にある社長です。借金は1億にもなり、月々60万円もの高額を返済しているとか。そんな社長が言うには、大企業の物流を長年請け負っていたが(社長の会社は運送業)、「物流部門を自社で持つことになりました」といきなり取り引きを切られた。そのせいで収益が大幅に減り、前期は赤字決算になってしまった。ところが今期になって、「自社の流通部門では賄えないので、手伝ってほしい」と再度発注された。それは、“社長が受けていた額では、自社の社員は雇えない、商売にならないということを意味している”つまり、“ノウハウがない上に高給な大企業にできる仕事ではない”ということ。社長はそう言って怒っていました。そのとおりです。大企業の社員が得ている給与は、中小企業の社員の得ている給与とは格段の差があります。大企業の社員は言うでしょう「我々には能力がある。しかも、出身大学がいい。中小企業の社員と一緒にされてたまるか」と。しかし! です。大企業の社員の仕事の大方は、下請けの仕事のおかげなのです。自分たちは仕事をしない。実務はすべて下請け任せで、厳しい要求を突きつけ、料金は絞れるだけ絞る。大企業の社員の方々、試しに、大企業を辞めて自分一人で商売をやってみればいい。だれも見向きもしないでしょう。きのう見下していた中小企業からも、ツバを吐きかけられるに違いない。ところが、中小企業で技術や接客術を身につけた下賤な民には次の世界があります。ステップアップもできます。現場を知っているから。が、大企業の歯車にもならなかった学歴だけの無能な輩は、落ちていくしかないのです。そういうことがわかる年になると、社長の言っていることが身にしみます。幸いにもうちの得意先にはそんなレベルの低い人間はいませんでしたが、よく耳にしたことでした。社長の言葉を通して、大阪の悲惨な状況を再認識した一日でした。社員を200人も抱える社長の言葉です。自分の不遇など、肩にかかる重みなど、たかが知れていると笑い飛ばさないといけないと思いました。橋下さん、よろしくお願いします!
2008.02.19
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きょうも「心神耗弱」状態だった男の犯罪に対する判決が出た。弁護士は、罪を問えない「心神喪失」を主張したが、裁判所は「責任能力」ありと判断した。どちらだとしても、失われた命は戻ってはこないし、犯罪被害者の心の痛みが癒されることはない。「心身耗弱」という判断で刑務所に服役したとしても、「心身喪失」として医療刑務所に収容されたとしても、いまの日本では、精神疾患を完治させることは難しい。ある一定の時間が過ぎれば、また犯罪を犯す危険性のある人物が、一般人に紛れて普通の生活を始めてしまうのだ。そして、再び被害者を出すような犯罪を犯したとしても、弁護士が責任を取るわけではないし、患者を退院させた病院が被害者に詫びるわけではない。いい加減、こうした裁判の虚しさを認識し、根本的な解決をしなければならないと強く思う。根本的な解決……、顕在化しているものはもちろん、潜在的な「精神疾患」を持つ人間への治療なり、カウンセリングなりを事前にやらないと、犯罪に結びついてからでは遅い。「おかしい」と本人や家族が感じても、医者がいないし、病院がない。精神疾患歴20年以上の同居人に聞くと、クリニックで予約を取るのに2週間ほどかかるらしい。いかに精神に問題を抱えた人間が多いかがわかる。政府は、精神科医の育成(学費の助成など)と医療機関の建設を早急に進めるべきである。ひとたび犯罪が起きれば、犯罪者がお世話になる警察、検察、監察医、精神科医、拘置所、裁判所、刑務所、医療刑務所に莫大な経費がかかる。そして、犯罪被害者給付金や障害者年金といった公的資金が投入されることになる。一体幾らかかるのだろうか(一度、試算をしてみたいと思います)。1年間に発生する犯罪のうち、精神疾患が疑われる人物の犯罪はどれくらいを占めるのだろう。“カツラ疑惑”の山本譲二議員が秘書給与の詐取の罪で服役したときに、寝た切り老人、精神疾患者、精神障害者の多さに驚いたと言っていた。刑務所には、精神に異常を抱える人があふれかえっている。そしてその裏で、被害者が確実に存在しているのだ。道路より、ハコモノより、温暖化防止より重大なことのように思う。バッドやマッサージチェアを買う役人や、天下り先を躍起になってつくる役人や、利権に群がる役人や、せっせと裏金をつくる役人を排除するのと同じく、一刻も早く着手しないと、税金をジャブジャブ注ぎ込むブラックホールになってしまう。お願いします、厚生労働省、法務省、内閣府その他の有識者や組織が一丸となって、対策を考え、講じてください。でないと、皆が犯罪被害者になる恐怖が生活を脅かします。将来不安、生活不安に加え、犯罪に対する不安がこれ以上増すと、正常な人間のストレスが限界に達します。「日本人総精神疾患者」にしないために。
2008.02.18
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きょうは、同居人の両親との新年会でした。相変わらず元気で、精力旺盛な両親は「焼肉するぞ」と通告してきました。焼肉の大好きな同居人は、あえて空腹に耐えつつ両親の待つ実家へ。そこに待ち受けていたのは、「鶴橋で買ってきたんだ」と義父さんが胸を張るホルモンの数々。「シマチョウ」「アカセン」「ミノ」「タン」「ハチノス」「ホルモンミックス」、そして唯一「肉」と言える「カルビ」。総重量約2.5kg。レシートを見ると、一般市場小売価格の半額以下で購入できたようで、“さすが鶴橋”といったところ。狂牛病騒動があって以来、モツ鍋ブームの再来もあって、ホルモンが劇的に高くなっています。以前は「シマチョウ」をキロ単位で購入していましたが、安い日には100g=90円程度でした。が、いまは、平気で300円を超える高値に。「ホルモン」は、“スタミナのつくホルモン剤のような食べ物”という意味と、“ほる(関西弁で捨てる意)もん”という意味があるという食べ物。事実母親が若いころには、「共同炊事場に捨ててあるのを見て気持ちが悪かった」と言うほど、日本人にはなじみのない食べ物だったようです。結果、4人で2kg近くの肉と、トウモロコシ、椎茸、キャベツ、サツマイモといった野菜類、ちょっと置き過ぎて酸っぱくなったキムチをしこたまたいらげ、「満腹、満腹」という状態でお開きになりました。2月も半ば過ぎという時期に新年会とはおかしな話ですが、酒飲みは何かにかこつけて集まりたがるもので、次の機会は「母の日」前後でしょうか。今回は肉(ホルモン)だったので、次は魚……回転寿司……か。
2008.02.16
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春から小麦粉の価格が3割もアップするらしい。「粉もん」文化の大阪にとっては大打撃だ。本来、日本を小麦粉漬けにしたのは、当時小麦がジャブジャブ余っていたアメリカの陰謀だった。肉もそう。パンを給食に組み込み、我々の時代は給食で米を食べることはなかった。パン、うどん、スパゲッティ、ラーメン、そうめん……、すべて小麦だった。そうやって育った人間は、大人になっても小麦が主食であるかのような味覚構成になってしまっている。マクドナルドのやり方がそうだ。「お誕生会」プランがある。子どものころに確定してしまう「おふくろの味」を、ケチャップとパンと肉にしようと画策しているのだ。大体、石油にしても、小麦にしても、「投機」の対象になっていること自体がおかしい。生活不安に直結するものを投機の対象にしておいているということは、世界の利益には決してならない。金(余剰金)のある国(ほとんどがオイルマネーのある中東)が、金のない国の一般国民の生活を左右するなどということは、何らかの方策をもって防がないといけない。それにしても、日本の政府は無策だ。常に対応が後手後手で、事態が大事になってからようやく動き出す。去年から今年にかけて、物価はどれほど上がったか。しかもそれは、好景気による需要増が招いたものではない。国(役人)が仕切っていることは、信用に値しないと言わざるを得ない。閉塞感がいやな感じだ。が、役人は屁とも思っていないようで、国、地方自治体とも、日夜天下り先をつくるのに躍起になっている。あら、ちょっと愚痴っぽくなっている。寒いからかしら。大阪は、1週間以上異常な寒さに包まれている。明日は「底の底」らしい。体も心も熱くなる思考を心がけよう。
2008.02.15
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大阪は「粉モン文化」などと言い、お好み焼き、たこ焼きを初めとした小麦粉を使った食べ物が食文化の基本にあるかのように認識されています。それを否定するわけではありませんが、それにもかかわらず、「うどん」には意外なほど無頓着です。極端な話、「こいのえさ」です。釣り道具屋で売っている、ニュルニュルの「鯉の餌」状態のうどんです。正確には、「鯉」ではなくほかの魚の餌なのかもしれませんが、同居人との間では、そういうことになっています。大阪人は、「コシ」「歯ごたえ」「粘り」「塩味」といった、うどんを評価する要素を吟味しようとしない。それは、ダシが余りにおいしいからなのかもしれません。大阪人は“歯ごたえ”より“モチモチ”の方が好きなのかもしれないし、「うどん」を「そうめん」や「冷や麦」といった、“コシ”を云々しない麺類と同列に見ているのかもしれません。が、私は昔から高松系のコシのあるうどんが大好きで、初めて入るうどん屋さんでは、必ず「生醤油うどん」をオーダーします。麺がダイレクトに味わえるから。その粘り加減をみると、熱いうどんにしたときのコシがわかります。最近、事務所の近所のうどん店(うどんもそばも自家製で、「そば屋」といってもいいのですが、冬はうどんしか食べないので、これで)で、ヒットしたメニューがありました。「かすうどん」です。牛の腸を揚げて凝縮させ、究極の具材にしたのが「かす」ですが、うどんとの相性は抜群です。しかも、四国・高松系の歯ごたえ満点のうどんとの相性が。650円焼酎を飲んだ後に少々すすると、えも言われぬ満足感が全身を包みます。だしはもちろん、大阪のホンモノの味。大阪には少ないおいしいうどん屋さん、ご希望の方には場所と連絡先をお教えします。ホントにおいしいですよ。
2008.02.14
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大阪では、毎日、確実に橋下府知事の行動が報道されます。就任して1週間、「1年くらいたったんじゃないかと思うほど」というご本人のお言葉どおり、濃密で多用な日々を送られているようです。これがいつまで続くかはわかりませんが、1年くらいは事あるごとに報道されることと思われます。というか、報道されるように知事が行動されると思います。一昨日も、NHKをケチョンケチョンにやっていました。知事の発言は、まったくもってごもっともな内容でした。世間では「大人気ない」「出演しないと宣言しなくても」「言い過ぎだ」とさまざまな反応があるようですが、カメラの前で宣言することこそに意義があるのですから、いたし方ありません。知事は、日本じゅうの支持を得ようとは思っていないはず。大阪人のツボさえ押さえればいいのです。大阪人はNHKが嫌いです。役人が大嫌いです。“横柄な態度”“怠惰な仕事ぶり”“役人独特の不正”“税金のむだ遣い”“隠蔽される犯罪”……が、“裁くことができない法律”“約束された給与”“一般社会人より高い恩給”“確保された天下り先”……、こういう「役得」や「不公平」が許せない。いえ、正義感が強いとか、道徳心があるとか、そういうことではなく、自分より努力せずにいい思いをしている人間の存在が許せないのです。かといって、人の不幸を喜ぶというわけではありません。そこのところは人情があります。多分(調べもせずに発言するのはよくないことですが)、受信料不払い世帯の確率は、大阪は上位に入っているのではないでしょうか。話がそれました。こういう心情から、大阪人はNHKや役人が嫌いです。今回の知事の発言に手をたたいた大阪人は多いはず。そして、この発言のウラにはもう一つの役割があったのです。「何もしなくてもお金が入ってくる団体はこういうものかと思った」というセリフがありました。これは、「NHK」が「役所」と同じような組織であり、大阪市や大阪府と同じように既得権益と金にしがみつき、根元まで腐敗しているということをイメージさせると同時に、府民に、府の職員に注目し、監視する姿勢を持つよう促しながら府の職員に警告しているのだと思います。で、きょうは一転、高校や養護学校を回り、「自分の政策に机上の空論的な部分があることを知った」「現場に即した行政をやっていきたい」「反省しています」と殊勝な顔をして会見に望んでいました。これでさらに好感度は上がったでしょう。もちろん大阪人に対しての。つまりは、「計算」です。メディアの影響力も活用方法も、そして怖さもよく知っている人です。ブレーンもいるでしょう。話題のつくり方、メディアの取り上げ方、大阪人の感じ方を細かく計算しているのだと思います。だって、知事になったこと自体が彼の人生計画にプラスになることという計算の上の行動だったはずですから。
2008.02.13
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年に3回は必ず、多いときは4回敢行していたのが「温泉旅行」。ところが一昨年の夏、ちょっとした事件があって以来、一度も行けていません。随分前から中毒症状が出ているのですが、タイミングやら何やらが悪くて、今後しばらく行けそうにありません。「行きたい!」と思ったときは、スーパー銭湯に出掛けてごまかしています。自宅の近くのスーパー銭湯には天然温泉がなく、露天風呂に入っている汲み湯(草津の湯)は衛生状態が心配なのでほとんど入りませんから、“お湯につかる”程度のことです。これまでに行った温泉を思い返してみて、よかったと思うところを幾つかピック・アップしてみます。★東郷温泉鳥取県の「東郷湖」に面した湖畔の温泉。同じく東郷湖に面している羽合温泉は北側にあります。「鶴の湯」という宿に泊まったのですが、貸し切り露天風呂が広くて、源泉掛け流しなのがよかった。部屋から見える湖の眺めも◯。冬はカニが楽しめます。★木津温泉京都府の丹後にある温泉。宿は数件しかなく、私は「ゑびすや」という宿に泊まりましたが、新館はごく普通。旧館は松本清張の書斎や源泉掛け流しの貸し切りの家族風呂などがあって、趣きがあります。外人さんのご一行は、新館ではなく旧館に泊まりたがるのだとか。冬はカニ料理が豊富で人気です。★南淡路温泉「ホテルニューアワジ プラザ淡路島」へは年に2回行っていた時期もあるくらいお気に入り。泉質はぬるっとして肌によさそうなのだけれど、源泉掛け流しというわけにはいかず、ぬるぬる度もその都度違うので、汲み上げた温泉は何日かためて使って(もちろん濾過しながら)いるのだと思います。ま、温泉はその程度ですが、大浴場からの眺めが最高です。鳴門海峡、鳴門大橋、四国・徳島が見渡せる雄大な風景は、心を洗ってくれます。夕日がまた最高。ただ、山の上のホテルなので強風が吹くことも多く、冬の露天風呂は覚悟が必要。★花の里温泉高槻にある温泉。「美人湯 祥風苑」というスーパー銭湯があり、ここの露天風呂は最高でした。少しぬるっとしたお湯で肌にまとわりつき、よくあったまります。いわゆる「美人の湯」の重曹泉で、屋内の大浴槽もいいけれど、開放的な露天風呂にじっくりつかるのがおすすめです。この銭湯は、すぐ近くにある老舗の「山水館」という温泉宿が経営していて、そっちに泊まったこともあるのですが、これはおすすめできません(「昭和の旅館」です。汚いし、仲居さんが“大阪のおばちゃん”ばっかり)。私が温泉を選ぶポイントにしているのが、「24時間」「露天風呂あり」「眺望がいい」「水辺」ということです。「源泉掛け流し」はもちろん理想ですが、近畿圏にはそうそうありません。「料理」とか「部屋の設備」などはどうでもいい。できるだけシンプルに宿泊して、地元の料理店に食べに行くのが好きです。あー、行きたくなってきた。春くらいには、何とかしたいなぁ。
2008.02.11
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「体質」というのは、ある程度“持って生まれた”ものです。後天的な努力で何とかなるなら、努力する必要はあると思いますが、そうでない人が何もしなくてもいいにもかかわらず、「自分だけ努力している」感を持って悲観的になるのは否めません。もうすぐ花粉のシーズンがやってきます。敏感な人は、そろそろムズムズしているようです。「アレルギー」というのは、本当に厄介です。免疫機能の過剰反応が原因ですが、なぜそうなるのかは解明されていません。「ストレス」「食物」「化学物質(食材中)」など、いろいろ言われていますが、それがわかったところで、一度アレルギー反応をしてしまった体は「アレルギー体質」となり、一生付き合っていかなければなりません。以前、ロケハンに向かう車の中で、私より5歳くらい年上の男性がグシュグシュしていたので、「花粉症ですか?」と聞くと、「そうなんです。去年あたりからなんですけど……」「今年はたくさん飛ぶみたいですから、注意しないと」「◯◯さん(私の名)は花粉症じゃないんですか?」「いまのところ」「風邪、引きにくい?」「そうですね」「持病、あります?」「ないです」「偏頭痛とかは?」「頭痛は二日酔い以外ないですね」「おなか壊しにくい?」「下痢体質ですけど、腐ったものは大丈夫」「冷え性?」「全然」「食べ物の好き嫌いはないでしょう」「全くなし。雑食です」「昔の人や」「え?」耳を疑いました。私より年上の人から「昔の人」とは。「細胞自体が強いんですよ」「そうなんですか?」「家族もそうでしょう」そういえば、アレルギーとか冷え性といった、体質的なものは皆問題ありません。「昔の人みたいに、サバイバルなんですよ」「サバイバル?」「そう。現代人のように弱いと、細菌がたくさんいて、衛生状態の悪い昔の環境は生き抜けない。昔の人並みに強い人種は細胞が強くて、生体反応も正常なんですよ」どうして私がサバイバルにならなければならないのかはわかりませんが、とにかくややこしい体質は持っていません。もちろん、アレルギーなどはある日突然発症するようなので、今後ずっとこのままやっていけるかどうかはわかりませんが。もうすぐ厄介なシーズンがやってきます。今年もクリアできるよう祈るしかありません。既に発症されている方、今年の花粉予測は機関によってマチマチですが、昨年の猛暑から考えると、花粉量が増えることは予想に難くないので、できるだけ早いうちからの対応が功を奏するように思います。免疫システムの異常は、「ストレス」が大きくかかわっているようですから、ストレスフリーの生活を心がけるようにしてください。1.規則正しい生活2,栄養バランスのとれた食事3.良質な睡眠4.禁煙5.腸の状態を良好に保つ努力6.代謝を促進させる生活などなど、できる努力を講じて、できるだけ症状を抑えてください。自分にも言い聞かせながら。
2008.02.10
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きょうは、朝9時過ぎくらいから、大阪でも雪が降りました。夜のうちに積もるというのは、大阪のパターンですから、天気予報があればある程度覚悟できるのですが、昼前から降り出した雪が積もるとは思ってもいませんでした。「みぞれか」という程度の認識です。ところが、昼に向かってあれよあれよという間に降り積もり、お昼ご飯を食べに出る11時過ぎにはシャーベット状の雪が道路を覆ってしまっていました。「きょうは、早く帰った方が身のためだな」と、事務所に来ていた同居人と一緒に事務所を出る15時ころには、陽の当たらないところは白い雪が積もり、陽の当たるところはジュクジュクのシャーベットが路面を覆っているという状態で、裏がツルンとした靴を履いていると足元もおぼつかないというくらいでした。案の定、高速道路はあちこちで通行どめ、鉄道も、山間部へ向かう路線は運転見合わせといった、いわゆる“都市パニック”の状態になりました。が、きょうは土曜日でした。幸いにも大した混乱はなく、雪が溶けぬまま一日が過ぎていきました。都市部、特に関西は雪に弱い。転んだ、スリップした、ぶつかった、突っ込んだ……、往々にして過激な状態になります。今回も11年ぶりだかなんだかの積雪だったようですし。でも、昔は大阪でも、ちょくちょく雪が積もりました。きょう、靴のかかとを直してもらいに行った修理屋さん(昭和38年創業)がおっしゃってました。「おっちゃんが子どものころは、雪も降ったし氷も張った。30年くらい前からでしょう、雪が余り降らなくなったのは」と。私の記憶の中でも、一冬に何度か雪が降るのが当たり前でした。が、最近の大阪では、積もるほど降るのは10年に一度ほどのことになってしまったように思います。雪の存在が遠のいてしまいました。しかし、大阪人はタダでは起きません。温暖化を先駆ける大阪は、真夏の気温が40℃近くになります。夜間の気温が30℃を上回る熱帯夜が40日以上というのもザラ。しかも、フェーン現象に見舞われ、異様な高気温になる東北とも違って湿気があるので、暑さの質が違います。いうなれば、亜熱帯から熱帯のような暑さです。そして、冬には雪が積もる。きょうの日中の気温は1℃台でした。熱帯から亜寒帯までの気候に耐えねばならぬ大阪人は、学術的には想像がつかないほどの耐性と免疫力と繁殖力と攻撃力を身につけて、「日本人」と同レベルといえるほどの存在の「大阪人」になってゆくのだと思えて仕方ないのです。恐ろしや「大阪人」!日本じゅうを震撼させる日も近いでしょう。
2008.02.09
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自分の利益さえ追求していればいい、人がどう思おうと自分さえ潤えばいい、そんな人間ばかりの世の中になってしまったと実感することがあります。「役人」の存在です。夕張市が財政破綻したのは記憶に新しいところ。住民サービスが最小限に抑えられ、市営の施設は軒並み閉鎖されました。何より、役所の人員削減が断行され、若い職員は居住地を変える覚悟で役所を後にしました。その後、住民の生活は徐々に不便になり、暮らしにくくなっている。そこまではマスコミでも取り上げられ、「財政破綻した自治体は悲惨だな」と、多くの人が感じたはず。ところが! です。驚きました。「退職金」を規定どおりもらって退職した職員が「嘱託」という形で居座り続け、報酬を得ているというのです。これは明らかに「名目上」の「退職」です。破産した自治体のスネに食らいついて、「何としても離さないぞ」というガメツい意志が見えます。新任の市長は、「大勢の職員が一時に退職してしまって、業務が滞ることがあったので、お願いしてとどまってもらった」と言っていましたが、それなら、人員計画を見直す必要があるでしょう。余剰人員を切ったはずですから、市長の言い訳には苦悩が見えます。多分その職員は、特定の人物(地元の実力者の家系とか、大地主とか、有力納税者とか)の知り合いなのでしょう。仕事などしていないに違いない。必要不可欠、絶対必要な仕事をしているのなら、やめる必要がなかったのです。ことほどさように、役人は税金に群がります。「道路特定財源」もそう。地方の首長さんたちは、「道路は必要です!」と叫びますが、必要なのは道路ではない。“道路をつくる土木事業”です。そして、土木事業に巣食う「天下り先」です。和歌山県は断言していました。「道路建設は、地場産業です」と。つまり、田中角栄が始めた「列島改造論」の亡霊を、いまも永々と引き摺り続けているのです。以前、「公共事業」の発注が「景気回復」を約束したという時代がありました。土木業に携わる人が多かったからです。しかしいまでは、道路建設を初めとした土木事業が景気を押し上げるほどの力はない。経済は複雑化しています。となると、土木事業を断行してだれが潤うのかというと……「道路族」と言われる議員のお歴々と「国土交通省」、国土交通省の「外郭団体」、「地方の道路族議員」及び「地元の建設関連業」でしょう。「競争入札」などと言いながら、わけのわからない経費を黙認する社会保険庁、必要な対応を怠ったために大量のエイズ患者、肝炎感染者を生み出し、その責任を認めて補償せざるを得なくなった厚生労働省、「宿舎」などといい、自分たちの住処を理解し難いほどの安価で確保しようとするすべての中央省庁……、役人天下を放置するのもいい加減にしないと、一般庶民の生活は未来を見い出せません。世の中が、やいのやいの言っているのに、きっとお役人たちは舌を出しているでしょう。だって、役人が何をやっても裁く法律がないし、いわゆる「族議員」といわれる政治家を取り込んで、自分たちに都合のいい法律をどんどん立法してもらうでしょう。倖田來未をバッシングしている場合ではありません。ネットでパワーを発散したい人たちは、政治や役人に目を向け、監視して意見を言ってはどうでしょう。一介のタレントがどうなったとて、日本の何が変わる訳ではありません。そんな無駄なことをやっていないで、世間の動きに敏感な2チャンネラーやそれに準ずる人たちは、日本の中枢に切り込むことで、快感を得てほしいものです。何にしても、自分が払っている税金が、「もし払わなくいいなら、ビール何本飲める?」と毎回自問自答している私にとっては、とても捨て置けないテーマであることは間違いありません。ネットで息巻いているアナタ、納税者の救世主になってもらえませんか?
2008.02.08
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きょう、お気に入りの寿司店に行きました。といっても「回転寿司」です。回転寿司の紹介の前に、ちょっと触れておきたいのが大阪の寿司事情です。ここ数年で、庶民的な寿司店はバタバタとつぶれていきました。100円回転寿司のせいなのか、宅配寿司のせいなのか、スーパーの寿司パックで済ませているのか、いずれにしても、ボリュームゾーンだった、一人3,000円くらいで十分楽しめた寿司店が身の回りから消えました。嘆かわしい。「寿司」は庶民の「ご馳走」です。定期的に食べないと、禁断症状が襲ってきます。というわけで、否応なく唯一身近に残っている庶民的な寿司店である回転寿司店に行くことになるのです。とはいえ、いやいやではありません。結構おいしいのです。値段の割には。下手な寿司屋のおやじに握られるより、おいしいのです。水産会社が母体だけに、ネタが新鮮で種類が多い。珍しいネタもあるし、老若男女が食べることを想定してメニューが豊富。シャリもおいしいし、サイドメニューもたくさんあります。で、珍しく写真つきで紹介します。まずは、定番(我々だけか)メニューの「本マグロ」「はりいか」「山盛りイクラ」。「はりいか」は、小さなイカで、コリコリっとした歯ごたえがたまりません。「本マグロ」:263円(もちろん2カンで)「はりいか」:263円「山盛りイクラ」:368円エビはゆでえびもあるのですが、生が一番、ということで、「生えび」をチョイス。開いた身の内側が外に向いているという変わったさばき方。「生エビ」:210円この季節に食べたいのがブリ。「ブリトロ」は脂があっさりしていて歯ごたえがあり、美味でした。養殖じゃないようで(本来は出世魚なので、大きさによって呼び名が決まっていますが、最近は習慣的に、養殖は「ハマチ」と言うらしいです)、臭みは全くなかった。「ブリトロ」:368円そろそろ、味のはっきりしたネタが食べたくなった、というわけで、「かにみそ」を所望。熱燗が飲みたくなる味でした。「かにみそ」:263円おっと! 珍しいネタが流れてきました。「うに」です。いつもはもう少したくさんのって525円なのですが、きょうは安かったので、「余り好きじゃない」という同居人を説き伏せて一皿。臭みもなく、さりとてウニのコクもなく、ま、身が小さかったので致し方ないかということで、納得。「うに」:368円この店はマグロが安いというのがウリでもあるので、「鉄火」もオーダー。「鉄火巻き」:210円このほか、「はりいか」のおかわり、「納豆巻き」など11皿と中ビン3本で、4,243円でした。この店は、デパートのレストラン街にあるせいで、ショッピング帰りの女性のお一人様や年配のご夫婦も多いのですが、皆さんお酒を飲まないせいか、一人10皿ほど食べられます。1カン525円というようなメニューもあるのですが、「本マグロトロ」とか「大ぼたんエビ」とか、内容の濃いものなので、10皿食べられる食欲は大したものだと思います。我々は、分け分けするので、多くて13皿、少なかったら9皿ということも。サイドメニューをオーダーすることもありますが。というわけで、結構満足できた夕食でした。「とれとれ寿司」
2008.02.07
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倖田さんの発言が、ネットで攻撃を受けました。あれは明らかに失言です。根拠の薄い、“ある一定の地域の民間で言われている”程度のレベルではなかったかと思います。「おばあちゃんが言っていた」くらいの。しかし、人々はそれを許さなかった。ネットを使って、恐ろしいほどの一斉攻撃を始めました。倖田さんがキャラクターを務めるCMのスポンサー企業は当該のWebサイトやCMのO.A.を停止し、倖田さんは活動を自粛しました。そこまでしないといけなかったのでしょうか。全くの「失言」であり、「根拠」や「検証」のない、だれが聞いても「おかしぃっしょ」程度の話だったと思います。一部、神経質になる女性もいるでしょうけれど、そういう人は余り声を上げていないように思えます。やいのやいの言ったのは、有名人の失言や醜聞に触角を働かせ、しつこく攻撃することが趣味と言っていいような悪質ミーハー人種だったのではないでしょうか。その人数が余りにも多いから、こんなひどい状況になってしまった。失言の内容より、倖田さんというスターの発言だったため、攻撃の快感も増大したのでしょう。こんなことはいい加減やめなければ、心が荒みます。人の失言を攻撃するより、失言で傷ついた人を慰めるのが人間というものでしょう。そんなこともせず、うだうだと下賤な言葉を投げかける人種がこうもたくさんいるのかと、嘆かわしい限りです。もっと目を向けなければならないことがあるでしょう。倖田さんの一件で、日本人の心の荒み方が余りにも激しいことに、恐怖すら覚えたきょうこのごろ。腹立ち紛れに毒を盛る中国人との共通点を見たような気持ちになりました。「共通点って何だ!」お怒りの向きもあるでしょう。「経済的な閉塞感」「不公平感」「先行き不透明による不安感」です。違います?
2008.02.06
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きのう、仕事の関係で極めておっさんの居酒屋に行きました。食べ物の平均価格380円、周囲はおっさんばっかり、おでんを頼むと異様にしょっぱくて煮方が浅く、「モツ煮」などチンして出す煮物料理は中途半端でぬるく、揚げ物は酸化した油の匂いが鼻を突きます。炒め物は油でギトギトしていて味が決まらず、マヨネーズは油の比率の高い安物、食材(野菜)は洗っていないようなアクと乾きが気になります。食器はオールプラスティック、割り箸はまともに割れず、焼酎のロックを頼んだら、ビール会社の1合コップが出てきて、さすがの私もゲンナリしました。「食い倒れ大阪」の一端を担う飲食店の一つです。大阪は「食」のフィールドに幅がある。5,000円~15,000円で、東京の10,000~40,000円と同等の料理が食べられます。食材のよさは比較になりません。市場の時点で安いのです。東京は、築地だら何だらといいますが、日本国じゅうの高い食材が集まってくる。買う人間は、味よりブランド名優先で、おいしい食材を選ぶ自信がないばかりに異様に高くても、名前のある食材をよしとして買っているのではないかと思えて仕方がありません。食べる人間だって、田舎者ばかりで、ブランドモノの味なんてわからないくせに、見栄で高い金を支払っている。大阪は、原価率3割から5割を守ります。客が厳しいから。東京のように、暴利を貪ることはありません。その下に、一人3,000円~5,000円の小料理屋や居酒屋があります。安い目のイタリアンや寿司屋もあって、この層が庶民にとっての結構なボリュームゾーンになっています。それ以下が今回の大衆居酒屋。もっと下もあります。「モーニング 350円…日本酒1合とおでん3品」「回転寿司 一皿90円」「串カツ 一串80円」「おでん 一品100円」「焼肉食べ放題 90分2,000円」など、食材の質や出所を問えないようなすごい世界があふれています。若いときは、体力(免疫力・消化力)もあるし、再生能力もあるので、少々のことには目をつぶって、怪しい食べ物も食べましたが、いまはもう無理です。おやじの居酒屋は無理です。一般家庭の奥さんはおやじに何を食べさせているのでしょう。こんなひどい料理を食べて、平気な親父の気持ちを聞いてみたいものです。「料理はまずいが、妻といるより気が楽」「妻の料理よりはるかにおいしい」「妻は料理をつくってくれない」「妻よりこの店の給仕さんの方が優しい」いろいろな理由があるのでしょうね。ま、いいか。人生で余りない、おやじ居酒屋の経験は、女が料理をつくる意味を考えさせられる機会になりました。料理人のように見栄えがよくておいしくて、食材に凝った料理はできないかもしれないけれど、人に幸福感を与えられるような料理をつくりたいと思いました。あぁ、料理がつくりたい!!!
2008.02.05
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氷を買うために、99円ショップに行きました。結構いい氷で、1kgも入って104円です。「スーパーI」なら、198円もします。溶け方は「スーパーI」の方が遅いので、しっかりした氷(純度が高い)なのでしょうけれど、焼酎のほうじ茶割りに使うので、酒の味が変わるとか、水臭くなるとかという高度な不満はなく、104円ので十分です。で、店内を歩いていると、次々に見つかります、中国製の商品が。冷凍食品はほとんどといっていいほど中国製品です。100%近い確率で国内製造なのは、パンと生ものくらいではないでしょうか。とはいっても、使われている原材料か半加工品の中に中国製品があるかもしれません。今回の事件は、毒物が混入した時点を特定することが重要です。「原料」「製造時」「荷造り時」「搬送時」「店舗保管時」「店頭」「家庭」……。これによって、中国の問題なのか、日本の問題なのかがわかります。が、そのこと以上に気になるのが、中国の「教育」です。どこにでも唾や痰を吐く(一部の日本のおやじもやらかす)、どこででも煙草を吸う、吸い殻を捨てる(これは日本人も同じ)、遵法意識に欠ける、社会規範が徹底されていない、都会と地方の教育の格差など(日本にも言えるような……)、問題があるように思います。食品を扱うということ、労働の対価として金銭をもらう意味、社会的責任、国の一員であるという意識、扱っている製品が海を越えるということの重大性、相手国が日本であるという事実……、それらに対する自覚が全くない労働力に、我々は「食」という、命にとって余りにも重要なものを託しているのです。「食」を見直さなければいけない時代になったのだと思います。30数年前の日本がそうでした。毒々しい色をした食品、化学調味料、体によくない防腐剤などの化学物質がたくさん使われ、キャンデーを食べると舌が真っ青になり、乳児用のミルクにヒ素が混入していた、そんな危ない時代がほんの30数年前の日本にはあったのです。中国で「洗剤で野菜を洗う」という習慣を奇異なものとしてニュースで放送していましたが、日本だって30数年前は、食器洗い洗剤は「野菜も洗える」というキャッチフレーズだったのです。洗い落とすものが「農薬」だったのか、「虫」だったのかは定かではありませんが、多分どちらも視野に入っていたと思います。カロリーベースで日本の食糧自給率は40%を切っています。「カロリーベース」というところに、何かからくりがあるような気はしますが、事実、輸入食材(ほとんどが中国)は身の回りにあふれています。「食」は、消費者が個人的に何とかしようと思ってもどうしようもない。国家レベルの施策、メーカーの自覚と取り組み、農家の努力……さまざまな力を合わせてやらなければならないことだと思います。一般消費者も、メーカーや農家の努力には敬意を払ってお金を支払い、ありがたく食すという以前のような生活を取り戻す必要があるでしょう。最近、安い物を見ると心が暗くなります。自分の仕事の料金が安くなっているということもありますが、安い商品の裏で努力し、汗を流し、正当な評価をしてもらえない幾人もの人がいることを思ってしまうからです。皆が正当な対価を支払えば、もう少し生活が楽になると思うのですが。そして、金持ちが海外ブランドばかりあさらずに、国内のいいものを買ってくれれば、中小企業は少し潤うと思うのです。「利権(既得権益)」「業界団体」「お役人」「天下り」……日本に巣食う害毒が存在している状況では、そんなに容易に実現しないと思いますが。
2008.02.04
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今年、ちょっとした決断ができ、仕事の面でもいい動きがあったので、割と気分よく過ごしてきたのですが、昨日、ケンカしなければならなくなって、仕方なく言い合いました。ビジネス上の話ですから、笑顔で、笑い話も入れながら、厳しいかけ引きをすること10分、一応の結論が出たのですが、こちらが悪者になり、何人かがいやな思いをしたはずです。いやなものです。好き好んでケンカなどしたくない。けれど、道理に背くようなことを黙って見逃せなかった。少なからず私の会社もかかわっていたので、前面に出てややこしい会社の社長と対決することになってしまったのです。黙っていてもよかったのだけれど……。自分のつまらぬ正義感や白黒つけたがる性格のせいで、事を荒立ててしまいました。あー、しんど。こんな思いをして、何かメリットがあったのかというと……、それはこれからの話です。メリットがあるように道筋をつくり、事を進めていかなければなりません。容易なことではありませんが。事が一段落したのが昨日の17時過ぎ。18時過ぎからきょうの朝10時くらいまで爆睡しました。夜中に目が覚めましたが起き上がれなかった。相当神経と体力をすり減らしたのだと思います。こんなことで休日を台無しにしたくない。さて、これから何をどうしよう。
2008.02.03
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中国製品による被害の拡大が続いています。その数500人に及ぶほどだとか。それに対して、インターネット上で中国人たちは「日本人は虚弱体質だ」と言っているそうで。確かに、病原菌への耐性は、中国人より低いと思います。日本は衛生的で雑菌を極端に嫌い、抗生物質を多用する国民です。でも、30数年前の日本人はポットン便所とドブ川に囲まれて暮らし、野菜の肥料というと、糞尿だったのです。それを知っている我々は強い。中国人に逆ギレとも言えるような言葉を吐かれるいわれはない。根本が全く違うのです。どんな体質の人間であっても、有機リン系の農薬や殺虫剤を口にしたら、量によっては死に至らしめられる状態になるのです。免疫力とか耐性の問題ではありません。今回の事件については、テロとも言えるほどの状況になっています。よしんば、「日本人が食べるものだから」と、故意に混入したとしたら、重大な国際犯罪です。今世紀じゅう(もっと早かったかも)に、一発で地球上の生き物が死滅するほどの殺戮兵器が開発されると科学者は予想します。それもとても怖いですが、汚染された食品で、ジワジワと身体を冒されていく恐怖というのは、身の毛もよだつ思いです。一瞬のうちに死ぬのなら、苦痛も少ないでしょうけれど、手足が震えたり、視界がおかしくなったり、胃腸がひっくり返ったりするような状況を延々と続けるのは、生き地獄です。テレビで「中国製の食品すべてが危険ということではないですが、同じ工場で製造された製品は念のため輸入商社が自主的に回収するということです。誤解されませんように」と言ってましたが、中国がきちんと情報開示をしていれば、日本側にこんなに多大な損害は出なかったはず。中国メーカーにとって、日本の商社は得意先であるはずなのに、ここまで被害を拡大させるというのは、日本から中国に向かって何かを言う必要があるでしょう。そして何より……、信じてはいけないのでしょう。中国を。以前、聞いたことがあります。日本人旅行者が訪れる中国の観光地にある飲食店では、日本人に出すものに、唾を吐きかけたり、鼻汁を落としたりするということを。私は、中国人が嫌いです。「中国が世界の歴史をつくった」などと、過去の栄光を過大評価する民族は、おかしな教育を受けているのです。もっともっと前から人類の歴史はあり、優れた文化、優れた民族が存在していたのです。もしかしたら、現代人が認識しないような、優れた文化が人知れず消滅したということもあったかもしれません。「アステカ」「インカ」を上回るような。中国人は「無知の知」を知るべきでしょう。といっても、無理です。文化や教育がおかしいのですから。そんな国から、被害に遭うのは許せない。とにかく気をつけましょう。
2008.02.01
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