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<同居人たち>家族構成を書いて管理人さんに提出してくださいって紙を渡されていました。私が書いて、大将に見てもらいました。『何かほかに書くことある?』記入漏れとかそっちのつもりで私は言ったんですよ。さーっとその用紙を眺めて大将が言いました。『フィリップ。』なんだって?もうご存知の方も多いかと思いますが、フィリップというのは大将がとりしきってるらしい小人ワールドのチームリーダーといったところでしょうか。私は姿を見たことないんですけど、いつもいるらしいんですよ。暑いところが好きで、車も運転できるみたい。(見逃しちゃった方はこちら)で、今回私たちの引越と合わせてここに同居することになったらしいんです。『続柄のところ、なんて書けばいいの?』おもしろいので話に乗っかってみました。普通は世帯主から見た続柄ですから、私の場合は妻とか書くんですよね。『フィリップはね、けらい。』なんだそれ。江戸時代じゃあるまいし、続柄に『家来』はないでしょ。そういえばこの家にはもう一人同居人がいるんです。女性です。しかも私たちが来る前からもう住んでました。名前は知らないんですが『2001年宇宙の旅』にちなんで仮に『HAL(ハル)さん』てことにしときます。ハルさんは、玄関の鍵を開けたり締めたりしたときに、話しかけてくるんです。それと、お風呂が入ったときも。『お湯はりが完了しました。』最近家に帰るといつも『ハルさん、ただいま~。』と言ってます。ほかにも何かしゃべるのかな。『この人、10年後も同じこと言ってるんだろうかね。』まあ、たぶんそうでしょうね。
2009/06/30
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<眼鏡の大将>やっとエアコンがつきました。これで熱帯夜になっても生き延びて行けそうです。室内配管について大将がマニアックな注文を出したのですが、それをみごとやり遂げたエアコン工事業者の方は自分の仕事に満足されていました。『自己ベスト』だそうです。仕事でもなんでも、目指すは自己ベストですよね。今日は銀行やカード会社、証券会社などのいくつかに住所変更の連絡をしました。最近はほとんどネットで出来るので便利です。積み上げられていたダンボールも、あとは大将の『ほとんど見ない本』6箱と私の『いつも見る絵』2箱だけになりました。今度の家は天井が高くてリビングで合気道の剣の練習なんか出来ちゃったりして便利なんですが、反面今まで使っていたカーテンがつんつるてんなのがとってもミジメな感じなんですよね。それでもないよりはいいだろうってことで、とりあえず使ってます。もう少し落ち着いたら買い替えよう。生活が変わると自分もイメチェンしたくなるのか、大将が昨日、私が同窓会で出かけている隙に眼鏡作って来ました。もともと目が悪くてコンタクトだったんですけど、眼鏡にすると随分イメージ変わりますね。私が3歳くらいの頃、近所に『コンドーさん』という家族が住んでいて、コンドーさんのおばちゃんは肝っ玉母さんみたいな小太りの優しい女性だったのでよく遊びに行ってたんです。でもコンドーさんのおじちゃんは眼鏡の怖い人で、嫌いでした。そのおじちゃんに眼鏡をかけた大将が似てるんですよね。大将が気に入ってるならしょうがないんですが、見るたびに怖いイメージのコンドーさんのおじちゃんが浮かんでやんなっちゃうなあ。早く慣れなきゃ。
2009/06/29
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<同窓会と練習会>5年ぶりに同窓会がありました。学部卒業以来幹事持ち回りで毎年続けて来たんですが、この時期皆私生活が忙しくて次は誰が幹事だったのか分からなくなっていたんです。『それじゃあ私が幹事やります』って言い出す人もいなくて、結局ずるずると5年開いてしまったんですね。自分もそうですが5年の間にはいろんな変化があって、話しは尽きませんでした。幹事を立候補してくれた二人には感謝です。地方から新幹線で上京の人、遠くニューヨークから飛行機で参加の人、それぞれ仕事や子育て自分磨きに奮闘する様子はいい刺激になりました。何となく傾向として、おしゃべりな人はよりおしゃべりに、無口な人はより無口になっていたような気がしますね。私の場合アルコールが入らないと無口な人で、特にこの日は夕方から月に一度のヒロ&ユキ先生の踊り込み練習会だったので、ひたすら水飲んでたせいか比較的無口でした。ところでこの練習会の方ですが、家に帰って夕飯を食べ、あと30分くらいで出かけようと行った所で、大将も私も堪え難い睡魔に襲われたんです。多分ここ最近のいろいろで疲れがたまってたんでしょうね。ちょっと5分だけの予定がふと気がつくとあら大変。もう練習会が始まってる時間です。引越す前は車で10分ほどだったんですが、今は小一時間かかりますからもう今から行ってもちょっとしか参加出来そうもありません。諦めてまだまだ残ってる家の片付けをすることにしました。休みの日は時間が経つのが速いです。あっという間にもう12時。『なんか喉乾いちゃったね。』一週間前まで住んでた所は1階がコンビニだったんですぐ買い出しに行けたんですが、今は10分くらい歩かないといけないんです。雨も降ってるし暗いし遠いし、普通は諦めて寝るパターンなんでしょうが、この不摂生ダンサーは一杯のビールのために繰り出すことにします。エレベータの監視カメラに向っては瞬間芸『イノキ』。安売りのポテチと納豆巻きまで買って酒盛りは1時過ぎまで続きました。『練習会行ってたら今頃帰ってくるだろうね。』ダンスシューズ履かない日がこれで10日です。そろそろ踊りたいぞ。
2009/06/28
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<さようなら>先週引越の時に置き去りにして来たカロちゃん(16年もののトヨタカローラ)を今日取りに行って来ました。日本全国いい天気で、この夏の最高気温をマークした所も多かったようです。これだけ晴れてればカロちゃんも動くでしょう。当初の予定では、午前中ペンキ屋さんがベランダの塗り直しに来てくれるので、私が相手をしている間にまだ定期を持っている大将が一人で行ってくることになっていました。よく行っていたドラッグストアのポイントもついでになんか買って使い切って来よう。どころがペンキ屋さんが来られてもまだ大将がもたもた家にいて一緒に立ち会うことになったので、結局カロちゃんも一緒に取りに行こうということになります。1週間ぶりに戻る古巣です。駅前は何も変わってません。まあ、そんなに変わらないでしょう、一週間じゃ。駅に着く直前になって大将が真面目な顔で尋ねます。『ねえ、車の鍵持って来た?』一人で行かせないでよかったですよ。当然私は持っていました。二人で一つずつ持ってたんですけど、大将のは家において来たとのこと。駅降りてからもまだ続きがありました。『ポイントカード持って来た?』ホントに一人で行ってもらってたら何しに行ったのか分からなくなる所でした。当然私が持って来ました。さて、カロちゃんは先日の『イヤイヤ』が嘘のように元気いっぱいエンジンがかかります。夕方、大将がカロちゃん、わたしがルノちゃんに乗ってディーラーさんに行きました。昨日書いた通り、ルノちゃんは『オートマ故障』ランプが着いたり消えたりなので、おっかなびっくり運転してブレーキ踏むたびにドキドキ。なんとか無事にお店に到着し担当の方に相談して、来週の納車までの間、代車を貸してもらえることになりました。あ~~~、もうほんとよかった!!というわけで、今日で愛車2台とはお別れです。さようなら。ルノちゃん、カロちゃん。いままで無事故、本当にありがとう。
2009/06/27
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<謎の警告ランプ>新しい住まいからの出勤2日目。まだ、ルートが自分のなかで確定していません。車線がいっぱいあるので、あらかじめ『ここで曲がるぞ。』って所の前でそっちの車線に寄ってる必要があるんですけど、その辺がまだだめですね。今日は1日目よりも一本早いところで右折ラインに入りました。まあそこまではよかったんですが、右折待ちの車列で→信号がでるの待ってたときです。いきなり今まで見たこともない警告灯をルノちゃんが出したんです。『何のマークだろ。』ただでさえドキドキして車乗ってんのに脅さないで~!このタイミングでマニュアル見る訳にもいかないしと思っていたら、何かエンジン音がだんだんゆるくなってきちゃって止まりそうな気配。うっそ~!だめだよルノちゃん、こんなとこで止まっちゃ。急いでサイドブレーキかけてレバーをPにしてエンジン吹かしました。前で信号変わるの待ってた人、きっとあおられてんだと思っただろうな。こんな町のど真ん中のしかも右折車線で止まられたら大変てことでこっちはこっちで必死だったんですけど、信号変わるや否や前の車は急いで曲がって行ってしまいました。うわ~、まって~。急いでDに戻し発進したら謎のランプが消えてくれました。でも信号待ちになるたびに、ヒヤヒヤです。今までの通勤経路に比べてやけに信号が多いんですよ。またランプついたらどうすればいいのかな。それに何が悪いっていってるんだろう。電気系統が怪しいことは分かってるんです。ブレーキ踏んでるとき左ウィンカー出すと不規則なサンバもしくはチャチャのリズムになっちゃうんですよ。カチカチは普通ルンバでしょ。なんとかこの日も無事に職場にたどり着き、あとでマニュアル見てみたら『オートマ故障』とか書いてあるじゃないですか。これって、普通修理ですよね。来週『さようなら』なのにいま修理出すのってとっても意味ないでしょ。でも事故になった怖いし、どうしようかなあ。
2009/06/26
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<エコバック>皆さんはエコバック使われてますか?今まで住んでたところではレジ袋無料だったので、ダンスで汗かいたシャツなんか入れるのに便利だし、ゴミ捨てにも使えるし、いつもたくさんもらってきてたんです。今度引っ越してきたところでは、レジ袋が有料なんですね。しかも燃えるゴミはそれ専用の袋をスーパーで買う必要があるのでレジ袋が使えないんです。最初は知らなくて一枚5円で買いましたが、次からは買った商品一つずつにテープ貼ってもらってバラで持って帰ってきてました。荷解きが進むうちにエコバックが登場したので、2日目からはエコバック持参でお買い物。これからは常備する予定です。まだ生活パターンが出来てないので、買い物もいまいち要領が悪いですね。最寄りのスーパーも広すぎてどこに何が売ってるのかさっぱり分かりません。ビール売り場だけは真っ先に覚えましたけどそれ以外のものはたまたま通りかかって見つけて買うみたいな効率の悪さ。どこに何がといえば、自分の住んでるところもよく分かってなくて、すごいセキュリティ体勢なので何度も鍵出さないといけないし、ゴミはどこだろうとかポストはどこだろうとか、はっきりいって海外移住したみたいな環境の激変です。初めて職場にこの家から出勤するときも、道がよく分からないしナビもないのでドキドキでした。方向はだいたい分かるんですよ。山がある方が北、みたいな。そうそう、新しい住処のエレベータでさっそく大将とエグサイルやって、監視カメラのむこうの警備員さんにご挨拶したんです。どうせ見てないと思いますけどね。ところが昨日、私が家に帰ったらすぐに管理人さんから電話がかかってきたんですよ。まるで帰ってきた時間がわかるみたいなタイミングで。内容はエグザイル関係じゃなかったんですが、ひょっとしたらもうアホ夫婦のことがばれてるのかも。
2009/06/25
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<もっと光を>引越の翌日、また早起きでした。車の営業の方が『出来るだけ早い納車』に向けて朝一で車庫証明を取りにこられたんです。この日は仕事を休んで二人で午前中は市役所や警察で住所変更の手続きをして、昼からは電話会社の方と洗濯機取り付け工事の方、それにダスキンさんが来られることになっていました。全部『2時にお願いします。』と言ったので、みんないっぺんに来られて対応に追われます。(時間ずらせばよかったかな)私は電話の方、大将は洗濯機と手分けしたんですが、これは正解でした。工事の方の手が滑って危うく洗濯機が横倒しになるところだったんですが、大将が支えて助かったとのこと。私だったら下敷きになって肉布団で支えたかも。電話の方はルータの取付け工事が済んで通じたんですが、インターネットはケーブルがどこかの箱にあってテスト出来なかったんですね。帰られたあとに問題勃発。『テレビは?』今回、電話、インターネット、テレビを全部同じ会社の光にしたんですけど、そういえば工事の方、テレビのことは何も言ってなかったな。私の方はようやくケーブルを見つけ出してインターネット繋げようとして上手くいってなかったんで、テレビなんか後回しな気持ちだったんです。そっちはそっちでなんとかしてって感じ。今まで利用してきたプロバイダがこの10月でサービスを中止するらしいので、別のプロバイダと新規契約したんですけど、送られてきたセットアップCDがMacに対応してなくて上手くいかなかったんですね。Macユーザーのみんなどうしてるんだろう。インターネットが通じないんじゃ検索も出来ないしな。でもいい手がありましたよ。つい先日、Mac上でWindows XPも動くようにしときましたから、そっちで設定できたんです。何か冴えてたなあ。テレビの方は大将が『7月からの契約』だったことを思い出し、それ専用の受信機が後日送られてくることも分かったのでとりあえずアナログで繋いでテレビも見られるようになりました。慣れない生活で一日が長いです。
2009/06/24
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『ルノちゃんも動かなかったらどうする?』もう一台の車も中古で買ったのでかなり年季が入ってますからね。予定としてはルノちゃんは下取りに出して、カロちゃんは廃車、それでエコ車を一台購入という運びになってます。新しい車が来るまではルノちゃんにがんばってもらわないと。さて、ようやく駐車場について鍵を開けようとしたら、なんとリモコンが反応しないんです。大将、車の周りをあっち行ったりこっち行ったりしながらリモコン押してるんですけどルノちゃんは『知らんぷり』。何でしょうかね。みんなそろって。ストライキですか?『リモコンじゃなくて普通に鍵で開ければ?』雨ザーザー降ってる中、助手席のドアの前で荷物もって待つのって長く感じますね。大将の右往左往はおもしろかったけど。新居に到着すると丁度引っ越し業者の方が来られたところで、雨も小降りになってきました。間取り図のコピーに完璧な縮尺で作った家具の配置図をお渡しし、あとはお任せかと思ってたらそうでもなくて、ハンガーボックスにかけた服をクローゼットに入れたり、まだ入れるところの決まってない透明ボックスをどこに置くのか考えたり休んでる暇はなかったですね。ちなみにダンスのトロフィーだけで透明ボックス8箱分ありました。そんなに試合出たっけか?ちょっとビックリ。ちりも積もればですね~。ちりと一緒にしちゃいけませんでした。すべての荷物を運び入れて、ようやく二人になったのは夕方でした。新居で初踊りなんて言う元気は残ってなくて、でも『とりあえず乾杯』の元気は残ってます。大将が定期券の解約に行っている間、私は共用のパソコン・スペース(6台もあるんです)でこのブログにコメントを寄せてくださった皆さんへのお返事を書いていました。夏至だったけど太陽が一度も顔を出さなかった日。父の日に送った蕎麦を家では食べてくれていたようです。私たちは引越そばならぬ引越スパゲティでビール飲んで乾杯し、無事発射成功を祝ったのでした。(カウントダウン おわり)
2009/06/23
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荷物を全て運び出した後、管理会社の方のチェックが入ります。このマンションに住んで『良かったこと』『悪かったこと』のアンケートを書いて下さいと言われて、思わず悪かったことにムクドリを書いてしまいました。それと強風の時、ドアが危険ということも。全てが終わって鍵をお渡しし、私達が先に退出します。『なんか,追い出されたような気がするよね。』相変わらず雨が降っていました。丁度お昼時でしたので、新居に向う途中で電車を降りてバーミアンで餃子。驚いたことにこの店で偶然、久しぶりのダンス仲間に遭遇してしまいました。数年前、サークルでベーシック習ってたときに初心者だったメンバーです。『ニンニク臭くなって引越の人に悪くないかな。』私達は待ち合わせの時間があるので早めに店を出て、駅でジャスミンティーのペットボトルを買いました。さて、駅についてもう一台の車ルノちゃんの駐車場に向おうとしたら大将がこんなこと言ったんです。『ぼく、傘どうしたかな。』まだ、雨がザーザー降ってますからね。店か電車か、それとも....。私はこの駅を通勤に使っていますから定期を持ってるんです。で、もう一度改札を入り、さっき大将がジャスミンティ一気飲みしてたゴミ箱に向いました。ひょっとしてペットボトルと一緒に傘も捨てたんじゃないかと思って。当たりでした。そういえば長野の試合の時,私が傘を弁当箱の代わりに捨てちゃって面倒なことになったんでした。これ、鍵がないと開かないんですよ。しかも深いし手が届かないんです。駅員さんに事情を説明してとってもらおうと思ったら,管轄が違うみたいでなかなからちがあきません。ふと見ると,丁度階段をお掃除している業者の方がおられたので助けを求めると、あっさり鍵を開けてくれました。傘を持って改札に戻ると,大将はのんきにこっち見てます。『とれた?』じゃないよ。急いでんだからさ。(つづく)
2009/06/22
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土砂降りでした。朝8時半にこられる予定の引越し業者さんを待つ間に、準備の最後の仕上げをします。カーテンを外し、布団を詰め込み、最後まで使っていたお皿や歯ブラシなんかも箱詰め。それにしても、今まで手伝いを含めて引越しのときに雨が降ったのは初めてだなあ。梅雨ですからね。仕方ないのかもしれません。雨が降って荷物がぬれるとかそんな心配よりもっと重大な心配事がありました。『カロちゃん、動くかな。』うちのもうすぐ買い替えを決めている16年物のトヨタカローラなんですけど、自分が売られていくことを察知したのかここのところ調子が悪くて、雨が降るとエンジンがかからないんですよ。業者の方がこられて荷物がどんどん積み出されていく間、心配だったので大将が様子を見に行きました。雨はますます激しさを増し、風も横殴りで南側の窓を開けておくと雨が吹き込んでくるので、窓を閉め切りほこり舞い上がる部屋で掃除機と雑巾もって右往左往する私。しばらくすると、大将が苦笑いしながら帰ってきました。『エンジンかけようとしたらさ、カロちゃんがイヤイヤイヤイヤって言ってたよ。』つまりエンジンかからないってことです。最悪・・・。この忙しいのにレッカー呼ぶわけにも行かないし、とりあえず駐車場は今月いっぱい契約してあるからということで嫌がるカロちゃんは置いてけぼり。私たちは電車で新しい家に向かったのでした。(つづく)
2009/06/21
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荷物に囲まれて小さくパソコン打ってる私を見て,アナログ・テレビでサッカーの結果を見ながら大将が笑います。とうとう明日に迫りました。今日は朝一で美容院に行ってオゾントリートメントやら頭皮マッサージやらやってもらったんですが,結局プリペイドカードは使い切れず、駐車場もあるとのことでしたのでまた来ることになりました。午後はひたすら箱詰め。前回はほとんど徹夜だったんですが,今回はなんとか夜中には終わりそうです。相変わらず大将は小さきもの達にこだわって、なかなか仕事が捗りません。もう鍋の皿も調理器具も皆片付けてしまったので、夕食は近所のおそば屋さんに行きました。引越そば。じつは今の家に引っ越して来て最初に行った店がこのおそば屋さんでした。その時食べたうな丼とせいろのセットがなくなってます。大将はカツ丼とせいろのセット、私は天ぷらソバとおろしそばのセット。関東特有の真っ黒なおつゆまで全部完食しました。『お父さん達もおそば食べてるかな?』実は父の日のプレゼントにおそば贈ったんです。夕暮れの空に、またムクドリたちが戻って来ています。これからもきっと撃退作戦は続くんでしょうね。今回は比較的早く引っ越し準備が終わったので、もう風呂場もかたずけてしまったしということで、近所の天然温泉に出かけました。愛車カロちゃんでここに来るもは今日が最後だろうなあ。冷蔵庫はギリギリまでビール冷やしといてもらって、コンセント抜きました。そしてついにその日を迎えます。雨降らないといいなあ。長い一日の始まり。明日は夏至だそうです。
2009/06/20
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この家から出勤するのは今日が最後。うちはエレベータから一番遠いところに位置するので、後ろ姿をずーっと見送って、エレベータが来るまで玄関とエレベータ前で二人でパントマイムしてるんです。どちらか先に出る方がエレベータ前で、後に残る方が玄関前で。 これね、多分駅前から見えてますね。ま、それはそれでよしと。今日の夕方、新しいお家の引渡し会があったんですが、私は仕事を抜けられないので大将が一人で行きました。引き渡しの2日後に引越って、普通ないみたいですよ。本当は気になるところをチェックして直してもらったりするとのこと。いつ引き渡してもらえるのか日取りがはっきり決まらないうちからどんどん事を進めちゃってて、もし日程調整が上手く行かなかったら、今の家は追い出され、新しい家にも入れず、荷物満載のトラックとともに路頭に迷うところだったんですよね。それはそれで面白かったかもしれませんが。夜、大将が新しい家と駐車場の鍵を持って帰って来ました。『だだいまー。』『おかえりー。』この家でこの会話はきっと最後だな。
2009/06/19
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そろそろ引っ越し準備も大詰めと言った感じで、部屋のあっちこっちにダンボールの島が出来、相当歩きにくくなってきました。宇宙に3ヶ月滞在しておられた若田さんのお迎えシャトル打ち上げがまた延期されたようで、帰ってこられるのは7月半ば頃とのこと。思い返せば宇宙に旅立たれたとき、3月でしたよね。まだ大将の転勤の話も引越の話もなかった気がするんです。3ヶ月って地球にいるといろんなことができるもんですよ。もちろん宇宙でも、宇宙でしか出来ないいろんなことをされてるんですよね。私は子供のころ、いや、かなり大人になってからも、宇宙飛行士になるという夢がありました。カール・セーガン博士が来日されたとき講演会に参加して、『宇宙飛行士になるにはどうしたらいいですか。』なんて言う質問で会場を沸かせたことがあります。まだ日本に宇宙飛行士がいなかった時代でした。そんな思いが高じて、実は宇宙飛行士試験を受けたことがあるんです。かなり狭き門で、確か250名くらい受験して選ばれたのはたった一人。その一人が若田さんだったんですね。その後、競技ダンスにのめり込んだり地ビールに惚れ込んだりしてもうすっかり地球の重力から離れられなくなってしまいましたが、いつか皆が宇宙に行ける時代が来たら是非、大気圏外から地球を眺めてみたいと思っています。ちなみに私の質問に対するカール・セーガン博士のお答えは次のようなものでした。『君がひいおばあさんになるころには、きっと宇宙に行けるよ。』 あと何年くらいでしょうかね。
2009/06/18
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トイレの壁、何か貼ってますか?うちでは癒し系の景色のカレンダーのほかに、大きな世界地図(世界の国旗つき)とダンス注意事項を書いた紙が貼ってありました。貼ってある世界地図眺めたりしてるとトイレ長居しちゃいますね。誰が決めたのか国旗なんかもえらく凝ったのがあったりして。これ、どこの国旗か分かります? ダンス注意事項は多分ラテンC級になったばかりのころに書いたものだと思うんですが、カレンダーの裏紙に先生に言われたことを箇条書きにしてるんです。なかなか覚えられないからトイレにでも貼ればその都度思い出していいかなと思ったんでしょう。その第一番目に書いたのが『トーン』。これね、最初に習った頃どんな意味なのかさっぱり分かりませんでしたよ。背筋まっすぐしただけじゃだめなの?あとどこを意識すればいいの?一番のヒントはブライアン&カレンのレッスンビデオにありました。骨盤、肋骨、肩の骨、頭、これらを積み木みたいにまっすぐ積み上げて行くのがいいみたいです。 トーンを作るのに私たちが忘れがちだったのが、首なんですよね。首の後ろをスっと美しく見せるコツがそのあとにも書いてあります。『耳うしろ』耳を床と平行に後ろ方向から引っ張られてる意識をすると、頭が突っ込まなくていいみたいだったんです。その他に、『送り足に意識』とか『カウントで膝伸ばす』とか20項目くらい書いてあって、毎日見てたんですけど決して出来るようになってるとは言い切れません。今日は大将が休暇とって引越準備してくれてたんですが、うちに帰ったら家中ののカレンダーやポスターがはがされていました。このダンス注意事項も。なんかトイレが広く感じる。お正月に大将の両親が遊びにきてくれたとき、お母さんに言われたんです。『そろそろ書き換えたらどうや。』新しいおうちのトイレには新しいカレンダーの裏紙に書き直したのを貼ろうかな。いや、多分お母さんが言いたかったのは、内容をもっと高度にしろってことでしょうね。
2009/06/17
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カメラを向けられたとき、みなさんはどうされますか?写りたくない派とカメラ目線でポーズをとる派と、二つのタイプに分かれると思うんです。大将は間違いなくカメラ目線派。競技ダンサーって基本的に見られたい人種だと思うので、多分私もそうなんでしょう。今住んでいるマンションのエレベータに監視カメラがついているんですね。大将とエレベータに乗ると、必ずカメラに向かって何か芸するんですよ。皆さんもしますか?(多分しないでしょうね)観客は監視カメラの向こうにいると思われる警備会社の方々。エレベータに一緒に蚊が乗り込んできたときなんか、『動き続けろ!』なんて二人で波にそよぐわかめみたいな動きを、ときどきカメラ目線でしてたり。(自分たち的にはエグザイルのつもり)くだらないところでは『どっちが変な顔できるか?』とか言って、エレベータが1階につくまで変な顔しまくったり。ミュージカル『ヘアスプレー』も一時期マイブームでよく踊ってました。 たいした時間はなくて、ほんの十数秒といったところですが、ダンスのキメポーズもたくさんキメてきましたし、『ミッション・インポッシブル風の二人』や『暴力妻とそれに耐える夫』もしくはその逆なんかも演じてきました。この2年半のアホ夫婦の記録は、すべて監視カメラが見ていたと言っても過言ではありません。そういう記録ってどのくらい保管されるんでしょうね。監視カメラの向こうにひょっとして楽しみにしてくれている観客がおられたとしたら、長らくのご愛顧ありがとうございました。
2009/06/16
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私は回数券やプリペイドカード好きです。少しお得なだけですが、それだって、積もり積もれば数千円数万円のお得になるんですもんね。でも、使い切れないとかなり損なんです。今回、転勤+引越が急に決まったもんで余ったプリペイドがたくさんあって、ちょっと悩んでます。まず、東京の教室に通うためのJR回数券、これは10枚の値段で11枚もらえます。毎週往復していると一年で5000円くらいお得なんですね。それに近所の天然温泉の入浴券。これは通常650円のところ550円で入れる10枚綴りです。キャンペーン期間中に5000円でまとめ買いしたので、二人で1回300円お得。10回行けば3000円ですよ。結構、大きいでしょ。ダンス練習場の回数券は朝、昼、夜と値段が違うんですが、通常私たちが行くのは夜なので夜券です。一人1000円のところ、11枚綴りで1万円。これもヘビーユーザーでしたから,かなりお得でした。練習場とお風呂は、ちょっと遠いですけど来れない距離ではないので多分使い切れると思いますが、JRの方は微妙。さらにまずいのが美容院のプリペイドです。52000円で60000円分使えるっていうのを買ったんですけどまだ半分くらい余ってるんです。何やってもらったら3万円使えるんだろう。大将に言ったら、こんな答えが返ってきました。『金髪にして細かい三つ編みにしてもらって競技会出れば?』 なんだそれ。だいたい競技会なんて次にいつ出るか決まってもないのに引越し前にそんな頭にしてもらっても、出る頃には生え際だけ黒くなってプリンみたいになっちゃうでしょ。『いいじゃないプリン。ぷるぷるぷる~ん。そのもの。』完全に人ごとですよね。 とりあえず美容院に予約だ。
2009/06/15
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試合のない週末は、よく朝練にでかけました。11時までに入ると、夕方6時まで練習出来て一人500円と割安なんです。『今日は日本インターだから空いてるかもね。』行ってみるといつも通りの顔ぶれで混んでました。ここのメンバーにはあんまりインター関係ないみたいですね。私達もですが。練習場ではだいたいスタンダード4種目とラテン4種目を2曲ずつかけて、たまにヴェニーズ・ワルツやジャイブもかかります。皆さんかかった曲で練習されているんですが、その中に、いつも一人で来られてシャドーをされてる男性がいました。ヘッドフォンでマイ・ミュージックを聞きながら、かかっている曲に関係なく決まってワルツかタンゴの部分練習をされているんです。ある日、ルンバがかかっていた時のこと。カップルで来られている方はそれぞれベーシックやバリエーションの練習をされていて,私は隅の方でルンバ・ウォークの前進後進を練習していました。その時,そのヘッドフォン男性が一人でワルツのシャドーやってて、バリエーションの練習をしているカップルとぶつかりそうになったんですね。それって、どう考えたってヘッドフォンおじさんが悪いと思いませんか?それなのにこともあろうことか、言いがかりをつけて来たんです。『LODにそって踊らないと,危ないじゃないか。』しかもぶつかりそうになった人にではなく、全く関係ないと思われる、たまたま側にいた私にですよ。やつあたりでしょうかね。私はあまりにも理不尽な言いがかりにムっとしましたが、場所を変えて別のコーナーでウォークの練習をすることにしました。大将に言うと、『一番弱そうで,文句つけやすかったんじゃないの。』ですって。それ以来、朝練でそのおじさんに会うと一応会釈はしますがなるべく近寄らないようにしていました。今日もそのヘッドフォンおじさんがいて、シャドーをされてましたがいつもと様子が違いました。驚いたことに,この日初めてサンバらしきもののシャドーをされてたんですよ。相変わらずかかってる曲とは関係なく、フロアでみんながワルツ踊ってるときもサンバウォークでした。でもLODはきっちりキープされてましたね。さすがです。いろんな方がいらっしゃいましたが、この練習場で朝練に来るのも今日が多分最後。どうぞ皆さんお元気で。ヘッドフォンおじさん、ラテンもがんばってね。
2009/06/14
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年末に大掃除という習慣は日本だけなんでしょうか。最近はいつもきれいに掃除してるから取り立てて年末にやる必要がないご家庭も多いらしいですけど、うちは違います。普段もテキトウだし,年末にもしないので気がつけば『アラ、びっくり』な箇所が多々。引越前の最後の週末なので,気合い入れてそうじに励みました。電気の傘、冷蔵庫の上、油にまみれたホコリがこするとまるでアカスリみたいによれてポロポロ落ちて来ます。カーテンも全部洗いました。本は箱詰めして、カラーボックス7個はベランダで干してカビとり。まだまだやることはたくさんあるのに、大将の一言。『ね~,ダンスの練習行こうよ。太って来ちゃったよ~。』それはね、引越の準備手伝わないで飲んだくれて来たりするからよ。思い出しましたよ。『おごってもらう』んでした。というわけで、近所のバーミアンに餃子食べに行きました。明日は練習に行こうね。
2009/06/13
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80歳になって何か新しいことを始めるっていうのは、大変だけど『あり』なんだなって思いました。スイスの小さな村に住んでいるマルタばあさん。9ヶ月前に夫に先立たれ、何をやる気も起こりません。夫の写真を胸に、『私にもお迎えが来ないかしら。』なんて考えてる毎日。3人のおせっかいな友達がいつも心配してなんとか彼女を元気づけようとしてくれます。村で合唱コンクールが開かれることになって、そのイベントに必要な合唱隊の旗を修復する仕事を頼まれたマルタ。実は彼女、裁縫が得意で、若い頃はパリのシャンゼリゼ通りにランジェリの店を持ちたいという夢があったんです。友達と4人で久しぶりにベルンの町に出かけたマルタは、布地屋さんで昔の血が騒ぎ出します。保守的な村で、ついにおしゃれすぎるランジェリー・ショップを始めたマルタに周囲の目は冷ややかでした。『いい年して。』『下着屋だなんて,恥を知れだ。』しかし友達は皆マルタに触発されて、『いい年』して運転免許とったり、インターネット始めたり。そう、『やれば出来るんだ。』ってことを彼女を通じて知るんですね。彼女の刺繍はホントに素敵なんです。村で全く売れなかった商品が、インターネットで売れ始めます。新聞にも載ったりして。2007年にアカデミー賞外国語映画賞を受賞しているスイス代表作品です。うちの両親にも見せてあげたいような、元気の出る映画でした。予告編はこちらからご覧になれます。
2009/06/12
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このレコードが昔実家にありました。アンディ・ウィリアムスが歌う映画名曲集みたいなアルバム。この曲のほかに『ゴッド・ファーザー愛のテーマ』だとか『シェルブールの雨傘』だとか『男と女』とか入ってて、母がよく聞いてました。これって、ワルツだったんですね。練習場でよくかかるんです。映画は随分あとになってテレビでやってたのを録画して見ました。この歌はロミオとジュリエットが初めて出会う舞踏会で歌われていたんですね。なんて素敵なんだろうと思って、何度もそこだけ繰り返し見た記憶があります。アンディも悪くないけど、こっちの歌のほうがもっと素敵でした。19世紀の画家フランク・ディクシー卿がロミオとジュリエットをテーマにして描いた絵が、いま家にあるんです。もちろん本物じゃなく、ポスターです。しかもJRかなんかのキャンペーンポスターとして使われていたもので、駅員さんにお願いして貼り出し期間が過ぎてから頂いたもの。この二人が出会ってから死ぬまでのたった5日間のロマンスは、不思議な魅力でこれからも人々を惹き付けることでしょうね。こちらオリジナルの映画挿入歌。Romeo and Juliet what is a youthWhat is a youth? Impetuous fire. What is a maid? Ice and desire. The world wags on. A rose will bloom It then will fade So does a youth. So do-o-o-oes the fairest maid. Comes a time when one sweet smile Has its season for a while...Then love's in love with me. Some they think only to marry, Others will tease and tarry, Mine is the very best parry. Cupid he rules us all. Caper the cape, but sing me the song, Death will come soon to hush us along. Sweeter than honey and bitter as gall. Love is a task and it never will pall. Sweeter than honey...and bitter as gall Cupid he rules us allこちらワルツの練習曲としてよくかかるバージョン。Henry Mancini - Love Theme from Romeo and Juliet
2009/06/11
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ガラス工芸品が大好きなんです。自分で作る方は大したセンスはないしお値段高過ぎて買えないので、もっぱら見る専門なんですけどね。ダンス競技会の遠征先でも、ガラス美術館や体験工房があると必ず立ち寄ります。それならうちにはどんなコレクションがあるかというと、全然威張れたもんじゃないんですが、『瓶がきれいだから買った』お酒がいくつかあって、それを出窓に飾っていたんです。中身がどんな味だったのか覚えてないほど昔に飲んだものたち。引越すたびにきれいに包んで大切に移動していたんですが、さすがに10年も経つと色あせて来てあんまり見栄えが良くないみたい。というわけで、引越し前の最後の資源ゴミの日、これらの瓶達には別れを告げることにしました。ただ、これだけは捨てられないという瓶が1本だけあります。結婚記念日に自分たちの写真をラベルにしてもらったワインボトル。この日、競技会の帰りに寄ったもんで二人とも顔が黒いんですよね。この先あとどんな『大切だけど、しまい忘れてたお宝』が出てくるか。それにしても大将の奴がこの忙しい時に飲んだくれて『ヒック』とかいいながら真夜中過ぎに帰って来たのにはムカついたぞ。おごってもらう!!!
2009/06/10
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サマンサ先生のルンバ・ベーシックは続いております。そういえば練習会の時、ユキ先生がこんなことおっしゃってました。『レッスンでベーシック教えてくれる先生はホントに上手くしてあげたいって思ってるのよね。』外人レッスンなんか特にささっとルーチン見て、『ちょっと踊りやすくなってよかった。』くらいで終わるのが多いですから、そこでベーシックってなかなかないんですよね。ですから、サマンサ先生のレッスンはいつも大変ありがたく思っています。さて、今回は『スネーク』と『ウェーブ』を重点的に教えて頂きました。女性らしさを強調する動きです。足の裏のつま先からヒールにかけて重心移動することによって、その波が上に伝わることがスネークになります。どんな時使うかって言うと、女性が進行方向を変えるときはほとんどこのスネークが入ってるんじゃないでしょうか。たとえばアルマーナ、たとえばファン。名前の通りなんですけど,背骨が蛇みたいにクネる動作です。わざとタイミングを遅らせたディレイドの動き、例えばオープニング・アウト・ツー・ライト・アンド・レフトなんかでも、入れ替わりを出来るだけ速くして身体のうねりを十分に見せます。重心が後ろにあるときでも、前に出るときは丹田から。それが別のウエーブを作りだすんですね。こんな風にスラスラ書いてますけど、できやしません。いつ出来るようになるんだかメドも立ってない状態。おまけに宿題も出されちゃいました。『ルーチンの中で他に応用出来る部分を全部あらいだしてきてね~。』寝たふり....。
2009/06/09
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願いを何でもかなえてあげると言われたら,一体何を願いましょうか。エリオットはコンピュータ会社で働くパっとしないサラリーマン。こう言った設定の映画多いですよね。『マトリックス』もそうでしたし『WANTED』もそうでした。予想される展開としては,この後美女が現れて『あなたは選ばれた人だ』みたいな話しです。実際、ある日美女が現れるんです。しかも彼女は悪魔でした。『魂をくれるなら、あなたの願いを7つ叶えてあげる。』エリオットには好きな女性がいたんです。その名もアリソン。悪魔の誘惑は凄いですね。彼は契約書にサインしてしまいました。『アリソンと僕は結婚してるんだ。それで、僕は凄い金持ちで絶大な権力もある。』『もし万が一もとの自分に戻りたくなったら、これで666と打ってね。』悪魔にポケベルみたいなものを渡されますが、『そんなの使うはずないだろ。』とエリオットは自信満々です。願いは叶いました。朝目覚めてみるとベッドにはアリソンが眠っていて,自分の薬指には金の指輪。しかも大豪邸に住んでいます。大喜びのエリオット。しかし、悪魔のシワザですから必ず裏があるんですね。アリソンは英語教師と浮気していて、自分は麻薬で財を成した悪人でした。ロシアの売人と手下の裏切りで殺されそうになって、命からがら『666』をコールします。これに懲りないエリオットは次々とリクエストを出して、繊細な青年、人気バスケットボール選手、知性豊かな作家、しまいには大統領にまでなってみるんですが,アリソンの心を射止めることは出来ません。そしていよいよ最後の願い、果たしてエリオットの魂はどうなるんでしょうか。ゲーテの『ファウスト』を現代版コメディにしたような話しです。エリオットに「ハナムプトラ」のブレンダン・フレイザー、セクシーな悪魔に「オースティン・パワーズ」のエリザベス・ハーレーが扮しています。そうそう、ちらっと神様も登場しますよ。気軽に楽しめる面白い映画でした。
2009/06/08
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2009年2月28日から2日間に渡って行われたスーパージャパンカップのセグエ選手権ラテンをテレビのスポーツチャンネルで見ました。通常の競技会とは違って、選抜された10組が一組ずつ踊るショーダンスのような競技会で、音楽も振り付けも衣装もこの試合に向けて1年間練られたものですからとても見応えがあります。3種目の踊りを取り入れるとか、とったりはずしたりする衣装は禁止とかいくつかの縛りはあるようですが、それぞれが個性を発揮する最大のチャンスですね。ラテン部門の最初のダンサーは、庄司・小形組。『ジェラシー』というタンゴの曲です。続いて日野・岩永組の『レクイエム』。どちらも非常に劇的で嫉妬や情熱を表現されていました。皆さん素晴らしい身体能力なんですけど、ちょっと見てると疲れる感じがしましたね。増田・塚田組は『ピンクパンサー』。テーマが誰にでも分かりやすいのでイメージが掴めていいですね。続く瀬底・原組は『シルクドソレイユ』。ここは衣装が中国雑技団みたいで面白かったです。どちらもテーマから想像してもうちょっとあっと驚く踊りを期待してしまいましたね。中村・山田組は『ザ・リズム・オブ・ザ・ストリート』。町の雑音をダンスにしたという変わったテーマで、赤と黄色の衣装が信号だったんでしょうか。金光・吉田組は『007』。これはもうボンドとボンド・ガールですからそのまんまでした。ボンドガールがかっこ良かったなあ。西島・向高組は『シティ・スリッカー』。これで7回目のセグエ出場だそうです。立石組は『センシュアル・ローズ』前回優勝カップルです。どちらもテーマからイメージが湧きにくいんです。かといって踊りを見れば分かるというのでもなく、多分玄人うけするダンスなんだろうとは思いますが、素人にも分かるようにして頂けるともっといいと思いますね。織田・渡辺組は『チェンジ』。これは分かりやすくて面白かったですね。男女が時々役割を代えて踊るんです。中村・青柳組は『ネッラ・ファンタジア』。純白の衣装で美男美女が踊る美しい世界。みんなうっとり。セグエはジャッジにバレエやジャズダンスの先生方も招いているそうなので、いつもの競技会とは審判の観点も変わっているようです。今回は男性がスーツ、女性がパンツ・ルックというカップルが多かった気がしますね。優勝は観客に一番うけてた織田・渡辺組の『チェンジ』。大将が『ボクも出来るよ。』といって、ルンバの女性役を踊ってみせます。うんうん、あたしより上手いよ。でもここ、駅のホームだから。やめてね。
2009/06/07
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毎日散歩している公園が、いま初夏の緑に輝いています。さわやかな風を感じながら青いそらに透けるような緑を眺めていると、この曲が浮かんできます。なんて素晴らしい世界。歌には実に鮮やかな色が登場しますね。木々の緑、赤い薔薇、空の碧、真っ白な雲、そして最後には虹です時々練習場でもスローフォックストロットの練習曲としてかかるんですが、それには歌は入っていません。今日は久しぶりに朝練に行って、スタンダードも練習しました。まだステップ覚えてましたよ。こちらからどうぞ。Louis Armstrong - What A Wonderful WorldI see trees of greenred roses, tooI see them bloomfor me and youAnd I think to myself"What a wonderful world !"I see skies of blueand clouds of whiteOn the bright sunny day,or in the dark sacred nightAnd I think to myself"What a wonderful world !"I see the colors of the rainbowso pretty in the skyAnd also on the facesof people going byI see friends shakin' handssayin' "How do you do?I know they're really saying"I love you"I hear babies cryI watch them growI know they'll learnmuch more than I'll ever knowAnd I think to myself"What a wonderful world !"
2009/06/06
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チャチャの定番曲。1986年のバナナラマのヒット曲です。これ、よく聞きました。もとはショッキングブルーというオランダのバンドの1969年のヒット曲だそうです。画像を見ると、オリジナルのショッキングブルーがクールでいい味出してますね。私はこっちの方が好きかも。山頂の女神は銀の炎のように燃えていた彼女は美と愛の頂点その名はビーナス武器は水晶のようなまなざし男をみんな狂わせる暗い夜のように不吉な彼女誰も持っていないものがある歌詞もクール!こちらオリジナルのショッキングブルー。ビーナス ショッキングブルーそしてこちらチャチャの定番バナナラマ。ビーナス バナナラマ A goddess on a mountain topwas burning like a silver flameThe summit of beauty and loveand Venus was her nameShe's got it, Yeah baby she's got it.Well, I'm your Venus, I'm your fire at your desire.Well, I'm your Venus, I'm your fire at your desire.Her weapons were her crystal eyesmaking every man madBlack as a dark night she wasgot what no one else had.She's got it, Yeah baby she's got itWell, I'm your Venus, I'm your fire at your desireWell, I'm your Venus, I'm your fire at your desire.
2009/06/05
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普段買い物をするときは滅多に値切ったりしませんが、値切るのが当たり前の買い物もあるんですね。シンガポールに行ったときはダメもとで『ディスカウント?』って言ってみろみたいなことを先生に言われてましたので、すでにビックリするくらい安いTシャツ買うのでもさらに値引き交渉してました。だいたいこれくらいが相場って言うのさえ分かってれば、その落としどころに向かって客と店員が掛け合いをする訳です。引っ越しに関しても、うちは何度も経験していて相場が分かってますから交渉するのが当たり前。だいたい引っ越し業者さんの営業の方の手口も分かってきていますね。まずは『25万』くらいで吹っかけてくる。知らないお客さんはここでサインしちゃうんでしょうね。でもゴネると大抵10万はあっさり下がります。勝負はここから。先週土曜日のお話です。今回はそういう序盤戦みたいのが面倒なので、前回の引越しと同じ業者を頼み、さらに前回の見積書を提示して『これよりさらにまけてくれないなら別の業者頼む。』なんていうスタートでした。大将強気です。(いいぞいいぞ!)今は引越しのピーク時期でもないし、移動に1日かかるような距離でもないし、割高になる月末でもなし。『それでは、リピーター様優遇ということで、...』よし! そうこなくっちゃ。『前回よりさらに2万5千円お引きしましょう。』これはちょっと予想してない展開でした。大将なんか『本当ですかぁ!やった~!』なんてすっかりその気になっちゃってるし。(アホか)私も内心は小躍りしてたんですよ。でもそんなことは当然顔には出しません。それで、いままでじっと黙って聞いていた私の横槍一発。『もっと、まからないんですか?』もうサインしようとペン構えてる大将と、にこやかに契約書を差し出してた営業の方、二人ともビックリしてこっちを見ます。『前々回、@@さんにお願いしたときはあと1万は安かったですね。』(←ちょっとウソ)営業の方、書類をもう一度眺め直し、どっか引けるとこないか唸りだします。ペン構えてた大将も本性は越後屋ですからお代官様に加勢して、『そういえばあの時は、いまより荷物多かったですね。』(←微妙)さらに締め付けます。『それではちょっと変な話ですが、ダンボールの半分をリサイクル品にしていただければあと5千円お引きします。』エコでいいじゃないですか。前回だって途中でダンボール足りなくなって近所のスーパーにもらいに行ったくらいです。新品じゃなくたって全然オーケーよ。『それではこちらにお名前をお願いします。』『あと10枚ダンボール余計にもらえます?』とどめ一発。というわけで、今回のお引っ越しはかなり安上がりになりました。あとで大将が、『もうちょっと粘れば、あと1万くらい下がったかもね。』なんて言っちゃってましたよ。戦い半ばで『本当ですかぁ!やった~!』って大喜びしてたのは誰でしたっけね~。
2009/06/04
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ここに引っ越して来る時、不要品を相当量処分したんです。判断基準は『これを自分の棺桶に入れて欲しいか?』そう考えるとほとんどものは不要なんですが、なかでも一大決心で切り口を入れたのが大量の音楽媒体でした。特にカセットテープは多分1000本以上あったものを選りすぐりの150本に絞り、他は『欲しい』という友人にあげたり捨てたりしました。しかし思い起こせばここ2年半,一度もこれらのテープを聞くことはなかったんです。多分これからもないでしょう。なにせ家には動くカセットデッキがありませんから,テープだけ持ってても聞けないんですよ。というわけでさらに絞り込み、ホントは全部思い切って捨てても良いのかもしれませんがどうしても捨てられないもの約20本、自分の作った曲やライブを録音したものなど他で手に入らないものだけ残しました。もう一つ、今回思い切って処分することにしたのが今まで出場した数々のダンス競技会の大会プログラム+背番号。ところがいざ捨てようと見始めると思い出が次々と蘇ってくるんですよね。『これは初めて競技会に出た時のだ。』『あー、これ。ダンス雑誌に初めて踊ってる写真が載った試合だよ。』結局グランプリを含めた思い出深いプログラムだけは残すことにして、それでも9割は処分。さすがにトロフィーやメダルはまだ棺桶に入れられる程度しかありませんので捨てませんよ。それからアルミ製の鍋なんかも捨てました。今度行く所がオール電化なので使えないから。でもIHでも使える鍋の方が本当は捨てたいくらいボロボロなんです。今ふと思いついたんですが、うちにはビア・グラスも相当数ありますね。でもこれは棺桶に入れてもらっても差し支えないな。天国で大宴会だ。
2009/06/03
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いつでもできると思って,やり残して来たことってありませんか。家の近所にお寿司屋さんがあるんですね。それもかなりおしゃれな門構えで、いつも気になっていたんですけど高そうだなと思って入ったことがなかったんです。創作寿司って看板が出ていて、ただ者の寿司じゃなさそう。もう引っ越しまで1ヶ月を切って、ここを離れたら来れなくなるかもしれないと思うとなおさら行っておきたくなります。今年はゴールデンウィークにどこにも行かなかったし。というわけで、先週の土曜に大将とその大きなのれんをくぐってみたんです。落ち着いた店内には,左手にお座敷、右手にはイタリア家具を思わせるとても座り心地の良い椅子がカウンターにそって並んでいます。お勧めのコースをお願いすると、冷えた陶器に注がれたビールと一緒にズワイ蟹のゼリー寄せが運ばれてきました。(写真右上)続いてお刺身盛り合わせ。細長い器に盛られた新鮮なタコやホタルイカは塩味のお出汁につけて頂きます。まぐろや赤貝はお醤油で。(写真左上)付け合わせの海藻もシャキシャキした歯ごたえで初めて食べるものだったんで名前を伺ったんですが、なんだっけな...。メインのお寿司と焼き物。(写真中段)写真では分かりづらいかもしれませんがかなりボリュームがあります。この焼き物、かじきとトロサーモンとホタテのネギみそ焼きなんですが、激ウマでした。一緒に伊勢エビのスープが運ばれてきます。(写真右下)もうお腹いっぱいで入らないので、泣く泣く大将にお寿司をいくつか食べてもらいスープを頂くことができました。特にすりおろしたゆずを乗せたイカは未練が残りましたね。そしてデザートがカフェオレの大福だそうです。(写真左下)ひょっとしてあんこ入ってるのかな?かわがカフェオレ味のもっちもちで中に生クリーム....と思ったら、やっぱり入ってました。あんこどっざり。私はあんこが苦手です。仕方なく、ここも泣く泣く大将に譲りました。『いいよ。食べて上げるよ。』あんたは底なしか。板長さんに伺ってみると、このお店は40年以上前からあって、当時は数年後にJRの駅が出来る予定の新興住宅地だったそうです。『バブルのころは寿司屋だけで駅前に13件もあったんですけどね、いまは4件になってしまいました。』2階に個室が用意されているとのことで、見せてもらうことにしました。ミニ庭園付きの純和室と、大正時代を思わせるテーブルダイニング、それにリビング感覚のソファのお部屋、3つの個室が用意されていてとても素敵です。駅から歩いて5分ほどなんですが、大将と帰り道で『もっと早く来てればよかったね。』なんて話していました。きっと両親なんか呼んだら喜んだだろうな。お値段もとんでもなく高い訳ではなく、フルコースで一人5000円くらい。何事も悔いのないように、できれば早めにトライしてみるといいですね。
2009/06/02
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パソドブレの新ルーチン、なかなか踊りこなせるようになりません。試合が目前にないので緊迫感がないせいもあるんですが、一番の問題は私の身体能力が振り付けに追いついてないことです。大将に『もっと腹筋+背筋鍛えなきゃダメだよ。』なんて言われちゃってます。というわけで,パソはしばらく置いといて師匠にチャチャを見て頂くことになりました。『最近どんなこと気をつけて踊ってる?』師匠はサマンサ先生のルンバレッスンをご覧になってたので,何かコメントがあるようす。大将が『内腿の意識』私が『首とショルダーラインを動かしすぎないこと』というと、こんな風におっしゃいました。『動かさないって考えると踊りが固くなるからね。全部動かしていいんだよ。ただ全て床からのエネルギーが循環してるってことを意識しないとダメ。』師匠がボディを動かすと、身体の内部を途切れる事無く動いて行く何かを感じます。さて、チャチャ。『今度試合はいつ?』当分予定してないんです。そしたら師匠、妙に嬉しそうな笑顔でこうのたまわったのです。『じゃ、ここ、こう変えようか?』ゲゲ==!またルーチン変更だ!しかも複雑になる方向だ!師匠は女性に優しくないルーチン作るの大好きです。やっぱりもっと腹筋背筋足筋貯金だ。それにしてもどうして女性ばっかり忙しいんだろう。うちの実家でも母親ばっかりチョコマカ動いて父親はゴルフ中継なんか見ながらゴロ寝してたな。その答えが昨日の練習会で出ました。ユキ先生のお茶会の中での一言。『女性の方が動きが多いからね。』あ、やっぱりそうなんですか。『筋力は圧倒的に男性の方が多いから、それをどれだけ利用出来るかってことなのよ。』私はほとんど全部一人で踊ろうとしてるから大変なんだ。『スタンダードの場合なんか、なんにも考えないで男性におまかせよ。』私はいつも必死で大将が次に何やるんだろうって考えてるんです。それだけで疲れちゃうくらい。となると、そんなに必死に腹筋背筋鍛え上げなくても良いのかな?貯金はした方が良いでしょうね。
2009/06/01
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