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たこ焼き6個でお腹がふくれて、大阪グルメ探訪の意欲がすっかりそがれてしまった私でしたが、次第にご機嫌斜めになっていくリーダーをなだめつつ、ラーメン店に落ち着くことになりました。おすすめがいろいろ壁に貼ってあって、そのなかに「いちびりラーメン」というのがあったんです。いちびりって、なんだろ??すぐ脇に説明が書いてありました。「調子に乗って、はしゃぐ様子。」早速それを頼んでみることにしました。丹波の黒豆で作ったあっさり醤油スープに細麺をからませ、特性チャーチューにメンマ、しゃきしゃきのもやし、パリパリのお海苔をそえて、お好みでゆず胡椒を溶かし、なかなかの絶品です。特徴は中国の赤い香辛料で色付けされた半生のゆで卵。黄身がトローっとして「まいうー」!しかし、粉もんでふくれたお腹にラーメンは重く、たべてもたべても全然麺が減って行きませんでした。一方リーダーは、味噌ラーメンにニラキムチのトッピングをがんがん入れて激辛にし、餃子にかやくご飯まで食べて、私のラーメンも半分以上彼のお腹に納まってしまいました。すごい食欲です。お昼もでっかい焼き肉弁当食べてたのに。 大阪ラーメン(醤油味)110g×2食帰りにダイエーで買い出しをしたんですが、大阪って物価が安いんでしょうか?バナナ4本で100円、こんなのうちのほうではありえないです。それで思わずいっぱい買っちゃって、ペットボトルも6本も買って、スーパーの袋ガサガサ言わせながら、とても旅行者とは思えない出で立ちでホテルに向かいました。「いちびりって、京都でも使うの?」言葉の響きがめずらしいので、私の頭の中にでっかくぶっとく筆文字で書かれた「いちびり」がこびりついてしまっていました。大阪、京都、多分兵庫辺りでも使われるんでしょうか?「ねー、いちびりラーメンてさ、なんか一番ビリみたいで縁起悪かったかなあ。」「明日は、一番かビリかどっちかってことだよ。」それもちょっと極端だな。ビリっていうのは予選落ちってことか。それならあり得る。ホテルのロビーは、結婚披露パーティが終わったばかりのようで、着飾った若い男女があふれていました。私達の白い大きなスーパー袋は妙に目立って、その中を縫うように足早にエレベーターに向かったのでした。バナナのケーキ 108円バナナ
2006/01/31
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大阪のJR環状線京橋駅を降りると、駅の南側には品川か赤坂を思わせるオフィスビル群が青と白の電飾に包まれた並木の中に立ち並んでいます。いつも競技会のたびに嵐のように京都の実家に泊まって、早朝に家族全員たたき起こす迷惑なパターンで申し訳ない気がしていましたので、今回はホテルに泊まることにしました。リーダーが探し出して来てくれた格安パックツアーは、新幹線の往復料金ほどの値段でホテルの宿泊もついているというもの。場所は、京橋駅前の最近オープンしたモントレ ラ・スールと言うホテルで、なんと天然温泉+スパがついていました。「いままで泊まった中でも最高レベルだよね!」と大はしゃぎ。さて、ホテルにチェックインしてまず向かったのは駅前の床屋さんでした。スタンダード競技では、きちんと髪を切ってないとそれだけで落とす審判もおられるとのこと。A級昇級をかけた試合ですから、その意気込みを頭で見せろってわけです。彼が床屋さんに行っている間、私は駅前の大きなダイエーでぶらぶらしていました。ちょうど夕方の6時ごろ、お腹もぐーぐーいってます。と、そこに、たこ焼きやを見つけてしまったわけです。んー、やっぱり大阪に来たらたこ焼きははずせないでしょ。まだリーダーが戻ってくるまで30分はかかるもんね。でも、ご飯の前にこんなの食べていいのかな。あれ、たこ焼きやのお兄さんと目が合っちゃったよ。「たこ焼きセット、ください。」あー、たのんじゃった。しかもセットだ。セットはたこ焼き6つに飲み物がついて390円。お得です。店の脇のベンチに腰掛けて、はふはふ言いながらたこ焼きを食べ始めました。これがおいしいんですよ。まわりがカリカリで中がとろーり、そしてぷりぷりのでっかいタコが入ってるんです。ソースに青海苔,マヨネーズ、おかかのトッピングで最初はリーダーの分3個残しとこうかななんて、ちらっと思ったんですがまあ、冷めるとおいしくないしね。食べてしまうと、これが以外とずっしりお腹に来てしまいました。まずいな。お腹いっぱいになっちゃったよ。夜ご飯食べられるかな。少し腹ごなしに店の中歩いとこう。無駄な抵抗です。そこへ携帯がBZZZZZ(マナーモードです)。ひぇー、もう終わっちゃったの?早過ぎるよ。「もしもし。」携帯で話ながら,あっという間にリーダーと再会。頭、きれいになってます。「お腹減ったね。何食べる?」「この中においしいたこ焼きやさんあるんだけど,食べてみない?」私はリーダーにも同じようにたこ焼きを食べさせて、腹ヘリ度を減らそうと言う作戦に出ました。「何でご飯前にたこ焼きやねん。絶対いや。」それより、なんであんた突然関西弁やねん。彼はいつもは標準語をしゃべっています。「じつはさあ、いまたこ焼き6個食べてお腹いっぱいなのよ。」あほか。たこ。やっぱり言われると思ったよ。子供の頃ご飯の前におやついっぱい食べて怒られたの思い出すなあ。(つづく)
2006/01/30
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今日は、西宮市の兵庫県総合体育館で開催されました、第38回兵庫県ダンススポーツ競技会に参加しました。皆さんの暖かい声援のコメントは会場に向かう道すがら携帯で見て、大きなお力を頂きました。ラテン優勝です!!A級奪回しました。本当にありがとうございました。スタンダードの方は、そう簡単にA級にはさせてもらえませんでしたが、自分たちの実力がまだまだなことはよく分かっていますので、また練習して次がんばります。結果を楽しみにされている方もいらっしゃるかと思い、先に結果だけお知らせすることにしました。詳しくて面白い旅の話は、後ほど連載させていただきます。応援ありがとうございました。
2006/01/29
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ラテンをいままでメインにやってきたせいで、どうしてもワルツやスローフォックストロットといったスタンダード種目がそれっぽくないというご指摘はいつもいただいていました。ふわーっと踊らないといけないところを、「ガッ」と踊ってしまうんです。最近それがやっと少しずつ抜けてきて、「スタンダードっぽくなってきたね。」なんて言って頂けるようになりました。昨日,試合前の最後のあがきと言う感じですが、スタンダードのレッスンをお願いして、ここでまた目からうろこの大きな発見がありました。スタンダード種目の中でも、タンゴは異質の踊りだと言うことです。ワルツのようなスイングダンスは、ブランコのように、一度振れ始めると頂点に達するまで動いているのに対し、タンゴは、どの瞬間を取ってもそこで止まれるということです。つまり、タンゴに限って、「ガッ」と踊っていいんです。「なーんだ、そんなことか。」と思われるかもしれませんが、以外と「走り出したら止まらないぜ。」の踊りになってるものなんです。今回の試合は、タンゴっぽいタンゴが踊れることを目標に、がんばってきたいと思います。もうクイックはこれ以上どうにもならないので当って砕けろです。これから関西に向けて出発します。どうか皆さん,応援してくださいね。
2006/01/28
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試合を間近に控えてクイックがまだ1周踊れません。この数ヶ月のブランクで、すっかり退化してしまって、ルーチン忘れてる、足ももつれる、かなりまずいです。何が何でも練習しなくちゃということで、昨日はがんばって早く帰り練習場に行きました。今度の試合は4種目なので、せめて1回ずつでもほかの種目も踊っとかないとなんていって、タンゴを踊り始めたのが運の尽き。「そこ、カウントがちがうよ。」もめはじめて、時間だけがどんどん過ぎて行きました。結局、レッスンノートに書いてあったカウントは、リーダーの言っていた方が正しく、私は自分の記憶が信じられなくなってきました。実は、タンゴどころじゃない、もっと大変なことでこの日はもめていたんです。銀行にお金をおろしに行った私は、カードがないのを発見。記憶を辿って行くと、先週の土曜日、関東地方が大雪に見舞われた日に、彼に振り込みに行ってもらってまだカードを返してもらっていないことを思い出したんです。彼が会社から戻った時に早速聞いてみると、「返した。」というではありませんか。もう、胃が痛くなる~~。とりあえず練習に行って、大した成果も得られぬまま帰って来て、家の中の大捜索を開始しました。タンゴのことがあったので、私は自分が本当にカードを返してもらっていないのか信じられなくなり、雑誌に挟まってないか、無意識に鞄にしまってないか、どこかに落ちていないか探しまくりました。もう考えられる限りのところはすべて探して、「カード再発行してもらうしかないね。」という状況。私は「返してもらった記憶がないけど返してもらったのかもしれない」不確かな自分の記憶に腹を立てていました。真夜中を回った頃、彼が「あっ」といって、自分の定期入れから銀行カード出した時には、超魔術を目撃したみたいに目をまん丸くしてしまいました。「小人さんの奴、こんなとこに隠してたよ。」なにー!!(小人さんの話を見逃しちゃった方は こちら)私は小走りに彼に近づくと、そのまま頭をヘッドロックで決めて、脳天グリグリげんこつの刑。小人さんの名誉にかけて、天に代わってお仕置きよ! <脳年齢いくつ?>
2006/01/27
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明日はモーツァルトの250回目の誕生日です。 この映画は、宮廷音楽家としてウィーン中の尊敬を集めていたサリエリと、天才青年音楽家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとの話です。彼の天賦の才能に驚愕したサリエリは、やがてモーツァルトに激しい憎悪を抱くようになります。楽聖モーツァルトの死の謎と生涯を豪華絢爛な映像でつづり、主演男優賞始めアカデミー賞8部門を制覇した傑作ドラマ。モーツァルトの甲高い笑い声、サリエリの嫉妬、ドン・ジョバーニの舞台とレクイエムの作曲、そして無造作に共同墓地に投げ込まれた彼の死体がとても印象に残っています。毎年夏に、オーストリアのザルツブルグで開催される「ザルツブルグ音楽祭」は、別名「モーツァルト・シュピーレ」とも呼ばれ、市内のいくつもの劇場やホールで連日オペラやコンサートが演じられて、世界中の音楽ファンが大集結するイベントです。今年はモーツァルト・イヤーということで、「魔笛」「フィガロの結婚」「ドン・ジョバーニ」などのモーツァルト・オペラが中心に、7月23日から8月30日まで開催され、大変な賑わいになることが予想されます。社交ダンスの存在すら知らなかった15年ほど前、この「ザルツブルグ音楽祭」に行ったことがあります。似たような時期に開催されているワーグナーの「バイロイト音楽祭」のついでに行ったという感じでしたが、ザルツブルグにあるモーツァルトの生家も見て来ました。ワーグナーのオペラが、例えていうなら「ロード・オブ・ザ・リング」みたいな重厚で壮大なストーリーなのに対し、モーツァルトのオペラはもっと庶民的なハッピーエンド・ラブコメディといった感じです。そうでないのもありますが。250年経った今でも彼のファンが多いのは、それだけ彼の音楽が素晴らしいからですが、今流行っている音楽の中で250年後にも歌われる歌が果たしてあるでしょうか。そんな曲が1つでも書けたら、最高だなと思います。今年のザルツブルグ音楽祭の公式HPはこちらです。 モーツァルト大全集 第六巻 オペラ
2006/01/26
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もともとそれほど良い奥さんじゃないんですけどね。昨日,こう言われたんです。去年の12月にいままで通っていた教室がなくなってしまい、スタンダードは同じオーナーが経営するちょっと遠いスタジオに週末習いに行っていましたが、ラテンの方はそれまで習っていたコーチが教室を離れたこともあり、ここ1ヶ月ほどレッスンを受けていませんでした。昨日初めて都内の某教室に見学に出かけ、UK戦から帰られたばかりのA先生にルンバの体験レッスンをしていただいたのです。年末のテレビで男性キャスターと踊っていた女性の先生です。私たちの踊りをご覧になって、先生は、「行ききってない気がする。」といわれました。このご指摘は、去年競技会の審判に伺った「出し惜しみしてるように見える。」というのに近い気がしました。上位A級選手にあって私たちに欠けている物。その一つが、なんとここで明らかになったんです。フィギュアスケートの選手は、3回転ジャンプなんかの後、ポーズを決めてそのままサーっと滑りながら観客にアピールします。新体操の床の演技でも、対角線上に連続回転を決めた後、コーナーでポーズをとります。速い動きの後のプレゼンテーション、「ここで見て。」というポーズが私たちにはなかったんです。これまでずっと、「動きつづけること」に主眼を置いて練習してきたからでしょう。たとえば、新体操でもスケートでもバレエでも、ずっとずっと動きつづけてばかりだとどうでしょう。果てしないラリーのようで、観客だって見ててつかれるんじゃないでしょうか。歌舞伎だって、「見栄をきる」から観客から掛け声もかかるし、拍手も出来るんですね。「男性もっとそこで自分を見せて。」「女性、もっと男性を見下して。良い奥さんじゃいけませんよ。」ラテンの女性はもっと奔放で扱いにくいのだそうです。「あなたの言うなりになんか、ならないわよ。」くらいの強気な態度で自分を見せること、そして男性はそんな女性に自分が選んでもらえるように、最高にカッコいい男でなければならないんですって。なーるほど、でした。先生たちはこれから3月の試合に向けての準備があり、次のレッスンはそれが終わってからとのこと。とても上品で親身になって教えてくださるのですっかり気に入ってしまったんですが、そんなにレッスンが出来ないとなるとちょっと困ります。リーダーの職場からは10分位でめちゃめちゃ近い代わりに、私のほうは教室まで2時間もかかるので、もともとそんなに頻繁には行かれないんですけどね。次の試合を目前にして、今年初めてのラテンレッスン。いい練習課題を頂いてとても有意義でした。
2006/01/25
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ダンスドレスは、そう簡単に家で洗えません。キラキラストーンやデリケートな羽、レースやビーズなどたくさんついていて、下手に洗濯したりして高価なドレスが台無しになったら大変だからです。しかし、私は洗っています。おしゃれ着洗いの洗剤を使って、2重にネットで包み、そのまま洗濯機へ。だって、競技でものすごく汗をかきますから、気持ち悪いじゃないですか。ネットの中におちた石は、また接着剤で貼り付けます。ところが、一着だけ、一度も洗っていないコスチュームがあったんです。それが一番頻繁に着ている「深紅のドレス」でした。 これは素材がベルベットみたいな生地で、しかも巨大な石が付いているので、自分で洗う自信がありませんでした。実に8年も洗濯せずに着ていたんですから、ある意味レゲエです。奈良の試合が終わって、次ぎの試合まで時間があったので、思いきってクリーニングに出しました。それが昨日返って来て、「あれ?こんなに鮮やかな赤だったかな?」とビックリ。「深紅のドレス」あらため、「真紅のドレス」。一番最初に買ったドレスで、どこかに忘れてきても必ず戻ってくる不思議なドレスです。美しくよみがえって、今年もまた活躍してくれることでしょう。
2006/01/24
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昨日降った雪が凍って歩道に残っています。滑らないように、転ばないように、歩くときその1歩1歩が緊張します。練習に向かう道すがら、私のダンスに足りないのはこの1歩1歩を大切にするということかもしれないと思いました。サッカー日本代表のジーコ監督が昔言っていました。「パスは相手に手渡すように、もっと大切に。」ダンスでも、何の気なしに足を踏み出すのではなく、リードを感じて、ここしかない場所に正しく足をつく、これは日本舞踊や能でも必要な技術だと思います。本当は、毎日歩く1歩1歩ですら、関節に負担をかけない一番良い1歩があるのだと思います。競技会で、私はすべる床が苦手です。いつも念入りに靴底をケアして、滑らないように心がけています。しかし本当に上手いダンサーは、床がどんな状態であれ、素晴らしいダンスが踊れるものなんだろうと思うんです。たとえば、私たちが大好きなイタリアのトッププロ、ピノ組は、アマチュア時代、教会の大理石で出来たつるつるの床で練習していたといいます。今の私たちにはとても真似できませんが、少しずつ意識することによって、よく言われるけれどよく分からない「床と友達になる」ということがいつか出来るようになるのかもしれません。
2006/01/23
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雪が降ると学校休んでいたくらい雪嫌いだった私も、最近ようやく大人になって、5年ぶりに降り積もった雪の中、朝からレッスンに出かけました。午後から月に一度のバンドのセッションが予定されていましたので、先生にお願いして早い時間にしてもらったのです。雪のせいか電車が遅れ、教室まで電車を3本乗り継いで最後にバスに乗るんですが、このバスに乗りそこなってしまいました。1本逃すと次ぎは20分後です。雪の降りしきる茨城県の某駅前は人影もまばら、仕方なくタクシーでいくことにしました。運転手さんの話によると、朝5時ごろからこの雪は降りだし、ちょっと脇道に入るともう5センチくらいは積もっているとのことです。レッスンは、スローとクイック。今年になってスタンダードばかりで、まだラテンは一度もレッスンを受けていません。お昼にレッスンを終えるとすぐに電車に飛び乗り次なる目的地、東京に向かいました。リーダーに自宅近くの駅で別れ、私はそのまま電車に乗って携帯を取り出すと、なんと留守電が2件入っています。ギターの身内に不幸があったので、今日のスタジオは中止と言う連絡。あわてて電車を飛び降り、反対に向かう電車に乗りました。というわけで、今日はゆっくり魚尽くしの夕食を頂き、お年玉年賀はがきの当りなんかをしらべたりしてのんびりすごしました。たまにはこんなゆっくりした土曜日も良いもんですね。<雪の日には長い映画をじっくり見ましょう>
2006/01/22
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nyanpalさんの日記でスタンダードの結果が紹介されていましたので、こちらではプロフェッショナル・ラテンの結果をご紹介します。往年のチャンピオンブライアン・ワトソン&カルメン組は欠場のようです。クリクリビー組、ティモキン組、リュピン組といった、決勝常連組がみんなカップ解消で出場せず。リーダーが初夢で見たアンドレが優勝です!新年早々、縁起が良いなあ。アンドレ・スクフカ&カタリーナ・ヴェントゥリーニ1位 Andrej Skufca & Katarina Venturini (スロベニア)2位 Michal Malitowski & Joanna Leunis (ポーランド) 3位 Riccardo Cocchi & Joanne Wilkinson (イタリア)4位 Klaus Kongsdal & Victoria Franova (デンマーク) 5位 Paul Richardson & Olga Rodionova (イギリス)6位 Sergey Sourkov & Agnieszka Melnicka (ロシア)日本人では、準々決勝に中村・青柳組、大村・和田組、山本組が入っています。詳しくはこちら。こちら去年のUK戦の様子です。今年のダンスカレンダー。2月までアンドレとカタリーナですよ。こちら、2位になったマリトースキー組のレッスンDVD。
2006/01/21
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上手く言葉で言い表せないけど、何故か大好きな映画。もう何度も見て、そしてまた見たくなるロック・ミュージカルです。ハンセルはベルリンの壁の東側で、米軍ラジオ放送のロックを聞いて育ちました。6才の彼がベッドの上で音楽に合わせて飛び跳ね、でたらめ踊りをするところは、なんだか自分とかぶります。成長した彼は、自由の国アメリカに渡るため性転換手術を受け、母のパスポートをもらって、名前もヘドウィグとします。米兵と結婚して国を出るには身体検査があったのです。しかし手術ミスで、彼の股間には“怒りの1インチ(アングリーインチ)”が残ってしまいました。アメリカのど真ん中、トレーラーハウスで暮らすヘドウィグは、夫に捨てられます。そのときテレビでは、ベルリンの壁の崩壊が報じられていました。何と言う皮肉な運命でしょう。しかし彼(彼女)は立ち上がりました。ロックバンドを結成するんです。この時の決意を歌にした曲は、誰もが口ずさめる明るい歌です。「さあ、皆さんご一緒に。」といって、下に歌詞が出るので、いつも歌ってしまいます。ヘドウィグが次に恋したのは、17歳の少年トミー。ヘドウィグは彼をミュージシャンとして育て、曲もたくさん作ってライブで次第に人気も出てきました。しかしまたもや裏切られ、トミーは全米No.1のロックスターとなり、オリジナル曲も盗られてしまいます。これだけ打ちのめされても、なお立ち上がるヘドウィグのラストの曲には説得力があります。君たちは光っている輝く星のように何かを伝えている深夜のラジオのように彼は自分の中に光を見出すとともに、こなごなに打ち砕かれた心をつなぎ合わせる術を見出します。オリジナルはオフ・ブロードウェイでロングランを続け、マドンナやデヴィッド・ボウイたちにも大絶賛されたという同名のロック・ミュージカル。舞台と同じく、監督・脚本・主演もジョン・キャメロン・ミッチェルによる映画化です。サンダンス映画祭で最優秀監督賞&最優秀脚本賞のダブル受賞作品。ちょっと刺激が強いので、ロック好きの大人にお勧めです。そして,何かに傷ついて、這い上がろうともがいているあなたにも。
2006/01/21
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翌週の2004年7月11日は、教室のサマーパーティでした。デンマークやイタリアからゲストを招いて、東京の浅草ビューホテルで盛大に行われた夏の大舞踏晩餐会、私達はこのとき初めてスタンダードの方も紅白戦に参加することになっていました。パーティの様子を納めたDVDは、1本9000円もして高いのでいつも買わないんですが、競技会に応援しに来て下さるY家の皆さんにも見てもらえるし、今回はDVD買おうかなんて話していました。私達は白組。スタンダードの紅白戦のタンゴを担当していました。ところが、リーダーがおもいっきりルーチンを間違え、私もとっさにフォローできずに大ボケをやってしまいました。でも、観客は全然気がつかなかったらしく、先生だけが、「あ~~タンゴじゃなくて、だんご~~~!」といっておられました。さらに、第2部のラテン紅白戦では白組キャプテンとしてルンバを担当。なんとここでも、二人が離れてリーダーがパっとこちらをふりむくところでよろけ、彼はそれをまたずーーっと悔いておりました。だれも覚えてないと思いますけどね、そんなの。そんなわけで、DVDは買わないことになりました。買ったのは写真だけです。このときもまだギブスしていて、踊る時だけ肌色のテーピングをしました。まるで、どこも悪くないみたいでしょ?
2006/01/20
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ギブスしてから10日も経たないうちに、最初の大きな試合がありました。2004年7月4日、東京のホテルイースト21で開催されたJCF全日本選抜選手権です。プロ、アマそれぞれの日本一を決める大会で、私達はアマチュア・ラテンの部にエントリーしていました。蒸し暑い日でした。メインイベントの選手権は受付が遅く、16時半。私達は暑いさなかに家を出て、ゴロゴロカバンをいつものように引きずって駅から歩いていました。途中、何組か午前中の試合が終わって引き上げて行く競技選手とすれちがいます。結局試合開始は夜の7時半頃。この日、リーダーの弟、桂よね吉の落語が江戸東京博物館であったんですが、全然間に合いませんでした。私は左足首をテーピングでガチガチに固め、底の固い低いヒールのダンスシューズで試合に臨みました。出場組数7組。ラテン5種目でいきなり準決勝でした。最悪なのは、決勝に進むのは6組だけということで、ここで1組が落とされます。出場者全員、「まさか、自分たちがその1組じゃないはず。」と思っています。しかし、その「まさか」に私達がなってしまいました。まあ、全日本選手権ですから7位だってしょうがないとは思いますが、さすがに一組だけ決勝にいけないというその一組になってしまい本当にがっくり。点数は結構入っていたのですが、一人だけ全然点を入れてくれない審判がいて、リーダーはその理由を聞きに走りました。「どこが悪かったんでしょうか!?」その審判の先生は「僅差だから全然気にすることないよ。まあちょっと元気なかったかなって程度。」といわれたそうです。もっとなんか決定的なものがあるのかと思ったのに...。元気なく見えたのは、私がどこか、足をかばう踊りをしてしまったせいかもしれません。この日はプロの全日本選手権もあったので、自分たちの結果は今イチでしたが、大変刺激になりました。「元気いい踊りっていうのは、こんな感じなんだね。」テレビで見るのと実際では大違いで、ダンス雑誌に大きく載ってるJCFのトップ選手たちの踊りは私達の何倍も身体を使いきっているように見えました。すっかり夜遅くなって、私達は家路につきました。私はまた簡易ギブスを足首に装着して、「なんとか踊れて良かった。」と少しホっとしていました。
2006/01/19
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2004年6月、新潟の試合が終わってからのことです。痛めていた左足首は踊るたびにますます痛くなり、ついにはダンスシューズを履いただけでも痛くなってしまいました。「ダンス禁止」なんて言われるのがこわくて先送りにしていましたが、観念して接骨院に行ってみてもらうことにしたのです。どうもつま先を外側にむけるラテンクロスを作るために足首をひねりすぎて、くるぶしの後ろにコブができかかっているようです。よくバレエダンサーが同じような症状を訴えると説明されました。しかもその頃、足首でギュウギュウ床を押して背中の動きを出す練習ばかりしていました。今から考えるとこれは大きな間違いで、ボディの動きを作り出すのはあくまでボディの筋肉が始動で、足首に全体重を乗せ続けると過負荷がかかって故障の要因になります。ハイヒールを履いている時間が長いせいか、足の指も固くなってグーができなくなっていました。やっぱりA級になるのは大変なんですね。私は足首をギブスで固められることになりました。石膏と簡易ギブスとどっちがいいか聞かれました。最近は、ボール紙を濡らして形状記憶させる簡易的なギブスがあるんです。足首のこぶを綿で押さえてその簡易ギブスで固定し、包帯グルグルです。それでも練習会にはその時だけギブスはずしてテーピングで参加していました。折角作った筋肉を落としたくなかったので、昼休みのウォーキングもギブスしたまま続けていました。何でここまでしたのか。あと2つ、どうしても出場したい試合が控えていたからです。 ◎送料激安◎熱血肉体改造ギブス 椎名林檎/ギブス
2006/01/18
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リチャード・ギア主演の映画、「コットンクラブ」はニューヨークに実在する、1920年代のハーレムで最も人気があったクラブです。そのフランチャイズが、東京駅丸の内口のTOKIAにオープンしました。毎週世界の著名なアーティストが来日して、その上質なパフォーマンスを楽しみながらお食事やお酒が飲める大人のライブハウスといった感じ。去年の11月にオープンしてから、誰かみたいアーチストが来たら是非行ってみようと思っていたところです。今回が「アラン・パーソンズ・ライブ・プロジェクト」公演最終日の最終ステージということもあって、9時半過ぎ、テーブル席、ボックス席はだいたい埋まり、私達もエールとスタウトを飲みながら演奏を待っていました。かぶりつきのテーブルを押さえているのは、みるからに通いつめているタイトな常連さんたちです。「アラン・パーソンズの曲、聞いたことないのに来てる人ほかにいないかもね。」私が、彼らのヒットソングのフレーズをいくつか歌っても、うちのリーダーは、「聞いたことない」といっていました。また、バレエ見に行った時みたいに寝ちゃうんじゃないよね。こういったジャンルの曲を好きな人は、大抵あまりビジュアルにはこだわらず、高度な演奏技術や、クラシックにも似た長い曲のストーリー性や、哲学的歌詞に惹かれたりする、ちょっとカルトな秋葉系音楽小僧が多いんです。私はといえばその一人で、昔この「アランパーソンズ・プロジェクト」という名前に引っ掛けて、「プライベート・プロジェクト」なんていうバンドをやってたりしました。曲は随分聴きましたが、ライブ活動はしていなかったので、見るのはこれが初めてです。ノリのいい曲で演奏が始まりました。ところがこれが、全然聞いたことない曲なんです。しかも、メンバ-5人のうち、どの人がアラン・パーソンズさんなのかも分りません。何となくその場の雰囲気に合わせて手拍子なんかしちゃって、隣のリーダーは私よりノリノリです。MCが入って、歌っているのは特別ゲストのデニー・レインだということが分りました。ポール・マッカートニー&ウィングスの元ギタリストです。当然曲もウィングスの曲なので、知らなくても不思議はありません。唯一分ったのが、「Band on the run」と「007/死ぬのは奴らだ」でした。 短い休憩の後、超低音のDサウンドが流れていよいよ本番。アラン・パーソンズ本人の登場です。巨人でした。例えて言うなら、ハリー・ポッターに出てくる森の番人ハグリッド...。 演奏は素晴らしいものでした。ドラムのタイトなリズム、寸分の狂いもないベースに何十種類もの音色を使い分けるキーボード、それにギターのスーパーテクが絡んで、しかも5人全員めちゃ歌上手いのでコーラスもきれい。今度は全部知ってる曲でした。 ところで、寝ちゃうんじゃないかと思っていたリーダーですが、スーツ姿で拳を振り上げ、「フォー」なんていう奇声を発し、いつのまにか立ち上がって手拍子しながら踊ってます。わたしは、その様子に大笑いしながら、知ってる曲は一緒に歌って楽しい夜を過ごしました。
2006/01/17
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今日の夜、アラン・パーソンズのライブに行きます。ムフフ、楽しみ。そのためガツガツ仕事。アラン・パーソンズて誰だっけ、なんていうかたのが多いかもなあ。ちなみに、ダンサーじゃないです。ミュージシャンね。
2006/01/16
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年明け最初の試合はスタンダード3種目でしたが、次のB級戦は4種目です。私達の現在のスタンダードを、ワルツを10として自己評価すると、次のように、種目によってかなりのレベル差があります。ワルツ 10スロー 7タンゴ 6クイック 3ウィナーワルツ 0というわけで、土曜日の朝から、クイックの底上げを図るべく、レッスンに行ってまいりました。最後にこの種目を踊ったのはいったいいつだったのか覚えてないほど久しぶりで、二人ともステップを忘れていました。そんなことでいいのか!(いいわけありません)1時間レッスンしていただいて、「跳ねちゃダメ」とか「もっとコントロール」なんていわれながら、レッスンが終わると早々にスタジオを後にしました。彼は、大学の同窓会で、私はブログ仲間とプチオフです。今日はたくさん移動しました。スタジオは茨城県で、そこから埼玉県、千葉県、東京都を通過して、プチオフ会場は神奈川県の元町・中華街。乗った電車は、常総線→つくばエクスプレス→武蔵野線→常磐線→千代田線→半蔵門線→東横線→みなとみらい線。初めてお会いしたなあこさん、岡山でお会いしたhitomiさん、そして恋待ちココスさん。私は突然参加の上に大幅に遅刻してすみませんでした。中国茶を頂いた後、恋待ちココスさんと 「横浜大世界」に行きました。中国雑技団の皿回し、京劇、胡弓の演奏なんかを楽しみ、巨大な餃子やフカヒレ麺に舌鼓を打ち、当然ビールも飲んで楽しい一時を過ごさせていただきました。みなさん、どうもありがとうございました。
2006/01/15
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奈良県の試合の前日、京都の実家に泊まった私達はお母さんと3人で、最近五条通の近くに出来たスパに出かけました。お父さんは仕事で、残念ながら参加できず。お風呂に行ってみると、3連休中日のせいか、もの凄い混雑でした。出来たばかりの物珍しさもあって、みんな殺到したんでしょう。自動販売機で「会員権」を200円で買うと、一緒に来た人全員の入浴料が割引になるだけでなく、マッサージなんかもお得になるということで、早速購入。したつもりだったんですが、そのカードを自販機に残したまま、その場をちょっと離れた隙にカードが無くなっていました。買ったばっかりなのに~。一応フロントの方を呼んで事情を説明し、機械の中を見てもらいましたが、会員カードはありませんでした。は~。お金出してくれたのはリーダーです。「また買えばいいよ。」脱衣所もお風呂も混み混みでした。足裏マッサージを予約していた私達は、ゆっくりする間もなく入浴終了。脱衣所のロッカーが混んでいたので、とりあえず荷物を全部棚に移動し、そこで着替えて慌ただしくマッサージに向かいました。すっかりリラックスして「さあ、帰ろう。」という段階になって、変な話ですが、私の靴下がありませんでした。わりと買ったばっかりの温かいハイソックスだったのに...。そんなのどうするっていうんでしょう。ゴミ箱に捨てられたかな。私は脱衣所の係の方に靴下のことを聞き、ゴミ箱もあさり、フロントにも「落とし物」として届いてないか聞きましたが、ありませんでした。帰りは極寒の京都で裸足です。もちろん靴は履いてました。この厄払いのおかげで、翌日の試合の好成績が得られたとしたら安いもんです。ひょっとしたら、こっそり小人さんがついて来て、あまりの寒さにお風呂に入って靴下履いて帰ったのかもしれません。(小人さんの話を見逃しちゃった方は こちら)
2006/01/14
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会場によってはフロアサイドでの練習が禁止されている場合もあるんですが、この競技会では競技用の大きなフロアの脇に練習スペースがあって、私達以外にも何組か練習されているカップルがいました。2次予選。72組から勝ち残った48組が3種目で戦います。私達はこの1時間で思い出したいろんな注意点を、全部は無理にしても出来る限り忠実に試合で再現しました。1次予選ではほったらかしだった靴底のケアも、滑らないように念入りに行い、結果発表もいつものようにリーダーに見に行ってもらって私は待機していました。半分の24組が3次予選に進みます。そしてなんとその中に、私達の名前もありました!こうなってくると、だんだん欲が出てくるもんです。後一つ勝ち残れば準決勝進出。年明け早々の第一試合でB級維持を決定出来るんです。私達にしては出来過ぎです。予選が進むに連れて、試合間隔がだんだん短くなってきますが、リーダーは他級の競技中もずっとシャドーを続けていました。「見てて。」といって、私を壁際に残し、ワーっと反対の壁際までシャドーして、トコトコ歩いて帰って来ては、「どうだった?」と聞くんです。どうせなら帰りも踊って帰ってくればいいのに。スタンダードに関しては、経験不足で見る目のない私ですら、彼の踊りが明らかに1次予選の時より上手くなっているのが分りました。そして何と、準決勝に入ってしまったんです。それどころか、決勝にまで進出してしまいました。もう、すっかり夕方になっていて、法隆寺どころではありません。うそみたいですが、スタンダードもA級リーチです。決勝に残ったのは、多分みなさん、去年A級だった方々で、私達のラテンと同じように、A級奪回に向けて闘志を燃やしておられることでしょう。そんなところに、B級になったばかりの私達が入ってすいません、みたいな感じです。スタンダードの試合が始まってから、ずっと練習し続けて、決勝を踊る頃には5時間くらい練習していたことになると思います。さすがにそれだけやると、踊りも滑らかになっていて、決勝直前に彼がまた「見てて。」といって踊ったシャドーは、今出来る限りの最高の踊りでした。「プロみたいに上手になったね。もう、いうことは何もないよ。」私は感動していました。こんなに短時間で上手くなるなんて、マジでうちのリーダーって天才なんじゃないだろうか、なんて、ふと思いました。こんなに気持ちよく決勝を踊ったのは久しぶりです。リーダーが作り出す大きなスウィングは途切れる事無く続き、私はその波に身を任せて大海原を走る船のようにフロアを泳いで行きました。結果、準優勝。大金星でした。試合が終わって、皆さんにご挨拶し、JR法隆寺駅に着いた時にはすっかり日が暮れていました。駅には人影もまばら。ふと見ると、駅の改札の側にスタンプ台がありました。私は、大会の案内の裏に、このでっかいスタンプを押しました。柿と法隆寺の塔がデザインされた丸いスタンプで、周りには「柿食えば、鐘が鳴るなり法隆寺」と書かれてありました。(おわり)
2006/01/13
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「法隆寺って、行ったことある?」考え込んでいるところをみると、リーダーも遠い昔の記憶しかないんでしょう。私も、修学旅行で一度行ったきりですから、どんなに凄いお寺だったかなんて、全然覚えていません。スタンダードは、きっとすぐ予選落ちだから、終わったら法隆寺を見学して帰ろうっていうことで話が決まり、迎えた第一次予選。出場組数72組。種目はワルツ、タンゴ、スローフォックストロットです。私達は最終ヒートでしたが、一つ前のヒートに見たことあるカップルが...。沖縄の大会でお会いした、水戸黄門チームじゃない茨城からの参戦者、I 村さんです。タンゴ踊ってるところを拝見しましたが、めちゃめちゃ上手いじゃないですか。ご挨拶すると、「新幹線の時間があるんで最後までいられないんですよ。」なんて、うちなんかみたいな、すぐ負けちゃうから最後までいられないのとは全然レベルが違います。この競技会はヒールカバーチェックがなかったんですが、その分、フロアがツルツルに滑りました。寒くて床は氷みたいですから、ほんとにスケートリンクみたい。わたしは、踊り始めるポジションに歩いて行く間にもツルツル滑り、そんな自分がおかしくて笑顔通り越して、ケラケラ笑いながら踊りました。ころんさんに、「楽しそうに踊ってましたね。」なんていわれちゃいましたけど、まあ、ある意味楽しかったです。3種目踊り終えて結果を見に行きました。普通は、行かないんです。私が見に行くと落ちてるっていう、変なジンクスみたいのがあって、いつもはリーダーにまかせてるんですが、今回は「これで、法隆寺見学にGOさ。」なんていう、ほとんど開き直った心境でした。貼り出されたばかりでしたので、成績表の前には人だかりが出来ていました。結果を見て皆さん一喜一憂です。さすが、B級戦ともなるとA級一歩手前の選手もおられて、いくつかフルマークが入っていました。フルマークというのは、審判全員が全種目に対して良しとみとめた、いってみれば100点満点みたいなものです。さて、うちは何点かな。つーーっと、目で背番号をたどって行くと、あれ?一段見間違えたかな。私は思いきり首を伸ばし、目を凝らして自分たちの背番号の欄をもう一度見ました。やっぱりです。信じられません。フルマークでした。振り向くとそこにリーダーがいて、私が驚いて目をむいているのに対し、当然のような涼しい顔で結果を受け止めていました。次の2次予選まで1時間あります。「練習するよ。」ひょっとすると何か、凄いことになる気配がしてきました。熱血競技魂、ファイヤーです。「1次はまぐれだった。」なんて言われないように、私達は年末年始に受けたレッスンの一つ一つを思い出しながら、フロアサイドで練習を始めました。(つづく)
2006/01/12
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ラテン競技が終わって壁に貼られている結果を見に行きました。競技会では級別に採点表が張り出され、どの審判が誰に何位をつけたのかが分かるようになっています。私たちが行ってみると、鈴木宗男議員に似た男性がB級戦のスコアを指差しながら見ていて、パートナーさんに、何やらお話ししているのが聞こえてしまいました。「ああ、優勝はこの組か。なるほどな。けど、上からずっと見てて、誰やったかな、あ、この千葉県な、優勝はこっちやと思ってたで。」わー、私たちのことだ。黙って後ろで聞いていると、熱烈応援コメントがさらに続き、とうとう耐えきれなくなってドッキリカメラみたいですが、つい、「ありがとうございます。」と声に出してしまいました。驚いて振り向いた宗男さんは、はじめは「あんた誰や。」みたいな感じでキョトンとしておられましたが、私たちが話題の「千葉さん」だと分かると、さらに「あんたが一番や。」「絶対そう思ったで。」と続き、リーダーも私も、いつ果てるともないほめ殺しに恐縮して「ありがとうございます。」「恐れ入ります。」「もっとがんばります。」もうこれ以上何いっていいか言葉もつきて、そそそ、とその場を後にしました。オナーダンスを見ても、1位になったカップルには、確かに私たちにはかなわない伸びやキレがあって、結果に不満はないのですが、こんな風に、知らない方に応援していただけるなんて、本当に幸せなことです。滋賀の試合でお会いして、この大会に誘ってくださった大会実行委員長さんも、私たちの姿を見つけると走って来てくださって、「自分の輝いていた頃を思い出す。」なんていう、身に余るお言葉をいただきました。そしてもう一人、びっくりするような再会がありました。沖縄のチームマッチの即席「スマイルチーム」でご一緒させていただいた方が、この大会のチェッカーをされていたんです。Mさんも、ラテンの表彰式が終わると私たちのところに来てくださって、「惜しかったですねー。ほんとに少しの差だったんですよ。スタンダードも是非がんばってくださいね。」とエールを贈ってくださいました。お昼休みを挟んで、1時からスタンダード競技が始まります。私たちのB級になって初めてのスタンダード挑戦は、どこまでいけるか。フロアでは練習曲が流れ、多くの選手が練習されていましたが、私たちはそれを2階から眺めながらのんびりお弁当を食べて、ラテンの成功に酔いしれていたのです。(つづく)
2006/01/11
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京都や奈良といった盆地は、放射冷却という現象が起きて、冬は冷たい空気が底の方にたまります。体育館は、想像以上の極寒でした。以前茨城県に住んでいたとき、私たちも「筑波おろし」という、とんでもない冷たい風の吹き下ろす冬に大会のお手伝いをさせていただいたことがあります。彼が駐車場係、私は受付か登録係で、競技選手が来られるよりずっと前から体育館に集合して、一日中、寒い所でボランティアです。ですから今回、この斑鳩での第一回大会を開催するにあたって、大会役員の方々がどんなに大変な思いをされたか、お休みを返上してお手伝いされている方々のご尽力がどれほど大きなものであるかが、とても身にしみて有り難く感じました。靴を脱いで体育館に入ると、床は氷のよう。実家から借りてきたスリッパがなかったら、とてもじゃないけどやってられません。寒い電車ですっかり固まった筋肉を、100円のブルーシートの上に座布団を敷いて、ゆっくりとほぐしていきます。ラテンB級戦、出場組数21組。上位10%ということは、優勝か準優勝でA級にリーチです。種目はサンバ、チャチャチャ、ルンバの3種目。予選では、このうちの12組が勝ち残って準決勝へと進みます。茨城のTさんたちも、問題なく通過。パートナーの奥様には、茨城に住んでいたとき大会の登録係で一緒にお手伝いさせていただいたこともあり、そのころ駆け出しの競技選手だった私たちにとって、競技経験豊富な良き先輩でもありました。どこに行ってもお会いするダンス雑誌のカメラマンさんにもご挨拶。前日は東京の試合で写真を撮って、今日は奈良。「きっと来てるだろうと思いましたよ。」なんて言われてしまいました。準決勝も無事通過して、いよいよ決勝戦です。私たちはこの段階で2位につけていました。驚いたことにここで ころんさん登場。「ずいぶん出足早いですねー。」というと、「StarTreesさんだって早いじゃないですか。」確かに、おっしゃる通りです。ころんさんはラテンC級戦で、順当に勝ち上がっておられました。決勝戦、最初のサンバでフロアを大きく回っていくと、目が合ったお客さんから拍手や背番号コールをいただいて、リーダーも絶好調です。私も自然と笑顔がこぼれて、踊り終わってご挨拶をすると、大きな拍手をいただきました。ところが、ルンバに入ったところで、左手を上げるたびにどこからともなく赤い糸が解けて手に絡み付くようになりました。「どこの糸だろう??」私はいつもの深紅のドレスに赤い手袋でした。踊ってる間にドレスが崩壊しませんように...。糸はますますほどけていきます。終わって見てみると、ゴムが入っている脇腹の部分、糸が全部無くなってました。この試合では、6級、5級、4級、3級、2級、D級、C級、B級とあらゆる級の試合がありましたが、すべての級で優勝者にはオナーダンスの栄誉が与えられていました。私たちも、ひょっとしてひょっとすると、なんて思って待機していましたが、結果は準優勝。優勝したのは地元奈良県の若手カップルでした。3位が、茨城のTさんご夫妻。記念撮影の後、握手してお互いの健闘を称え合いました。これでA級リーチがかかり、幸先のいいスタートになりました。(つづく)
2006/01/10
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今日は、今年の初試合でした。第1回奈良県ダンススポーツ競技大会、場所は法隆寺のすぐ側、斑鳩(いかるが)中央体育館です。去年、滋賀の大会に出場した時に、この大会の主催者の方に「是非奈良にもいらしてください。」と誘っていただいていたこともあり、京都への帰省も兼ねてエントリーさせていただきました。第一目標は、もちろん、ラテンA級奪回。出場組数の上位10%を2回ですから、参加人数にもよりますが、少なくともB級戦上位入賞は必須です。スタンダードの方は、B級になったばかりの初参戦ですので、予選落ちは覚悟の上での腕試し、あわよくば準決勝に残って、早々にB級維持を決めたいな、なんて考えていました。京都を7時頃出て、JR奈良線に乗り込みました。前日実家のパソコンのデータ移行なんかを夜遅くまで手伝っていて寝不足だったので、電車で寝ようという心づもりで乗り換えの少ない各駅停車を選んだんですが、これがわたしたちの想像を遥かに超えた代物でした。窓の外は畑も車も竹やぶも霜で真っ白、電車の中でも息が白く凍り、走る冷凍庫という感じ。トランクからジャージとか次々出して上から着込み、74分、「寝たら死ぬぞ。」なんていいながらじっと耐え、結局ずっと起きていて、睡眠不足の解消はムリでした。奈良駅で関西本線に乗り換えると、なんと、関東の大会でよくお会いする茨城のTさんご夫妻と、そこでばったりお会いしました。私達と同じ、ラテン、スタンダードとも、B級戦に参戦のカップルです。7日の土曜日からこちらに来られていて、雪の金閣寺や平安神宮、法隆寺なんかも観光されて来たとのこと。私達の観光ゼロの慌ただしい競技旅行とは全然違う、うらやましい限りの3連休の過ごし方です。私達はというと、7日の夜、最後の悪あがきでワルツとスローのレッスンを受け、8日の昼頃、相変わらずバタバタで新幹線にかけ込み、「いやー、間に合って良かったー。」なんてこれまたいつもの通りギリギリセーフ。走り出したこだまの中でお弁当をひろげ、ようやく落ち着いて、大会事務局から送っていただいた案内に目を通していました。そしてそこで、前代未聞の忘れ物に気がついてしまいました。「陣地とりシート忘れた...。」競技会場では、選手はそれぞれシートを持参してそこで着替えたりお化粧をしたりします。しかしご安心ください。大したことありません。京都に着いたら100円ショップで買えます。というわけで、今回は100円ショップで買ったシートと、座布団、実家で借りたスリッパ、これが競技会場で大活躍してくれることになりました。(つづく)
2006/01/09
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初夢というのは、新しい年を迎えて初めて見る夢ということでよいのでしょうか?朝起きるたびに、確かに何か夢を見ていた気がするんですが、内容をさっぱり覚えていないんです。電車の中でもウトウトして、何か夢を見た記憶だけが残り、いったい私の初夢は何だったのか、今年の行方を占うといわれる初夢を見ないまま正月終わっていいのか、そんな疑問をずっと思っていました。それというのもリーダーが、「ちょっとルンバのルーチンかえてみるから。」なんて言い出したせいなんです。彼は夢にアンドレ・スクフカが出てきて、「ぼくなら、こう踊るね。」なんていって、ルンバを踊ってみせてくれたというのです。めちゃめちゃうらやましい初夢じゃないですか。そうこうしているうちに、七草を迎えてしまい、そして私はついに起きても覚えている夢を今年初めて見ました。競技会でした。かなり広いフロアで、とても明るい体育館です。私はラテンの試合に出ているのですが、リーダーが遅刻して、しかも仕事から直接会場に駆けつけたらしく、Yシャツにネクタイです。もう、サンバの音楽がなっていました。そのままでもいいから、早く踊ろうとフロアにはいりますが、彼が全く音楽についていけず、私は頭にきてグーでパンチしてフロアから出て行こうかと思ったほどでした。そこで目が覚めました。夢か、とおもって、ホっとする反面、まだ私はプンプンしていて、横で平和に寝ているリーダーを見ると、ますます腹が立ってきました。こんな夢、絶対に正夢になってほしくないんですけど、みなさんの初夢はどんなでしたでしょうか。
2006/01/08
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新潟の柏崎には 「トルコ文化村」というのがあります。「日光江戸村」や「志摩スペイン村」なんて感じの異文化を感じる施設なんですが、ここで大発見が3つありました。ブラッド・ピット主演の「トロイ」という映画がこの頃公開されていましたが、トロイって、トルコにあるんですね。そんなことも知らなかったのか、と自分でもビックリ。二つ目のビックリは、なんとサンタクロースってトルコ人だったんです。えーーー?フィンランド人じゃないの?トナカイは??なんて騒いでしまいました。 私たちは「シシケバブ」以外のトルコ料理をいただいたのは今回が初めてで、なかでもゆでたラビオリにヨーグルトとハーブと唐辛子オイルをかけてたべるマントゥというトルコ家庭料理は癖になるいい味でした。トルコ紅茶「チャイ」にザクロシロップをまぜたのもおいしかったですよ。 トルコ家庭料理 レシピ集さて、トルコといえば、ベリーダンス。お香を炊き込めた穴蔵のようなステージで、ベリーダンスのショーが見られます。長身の美人ダンサーが、アラビアンナイトのような出で立ちで、手につけた小さなシンバルのようなものを鳴らしながら登場しました。私達のほかにも観光バスでやって来たお客さんが10人位いて、金髪の本場トルコ人ダンサーの踊りに狭い小屋は俄に熱気を帯びてきました。いよいよ踊りも佳境にさしかかった時、うちのリーダーがステージにひっぱりだされて一緒に踊りはじめました。予想外にうまかったんでほかのお客さんも大喜び。そりゃ、ラテンダンサーですから。金髪美女も観客席に座っちゃって、彼の独壇場です。これでもかってくらいにお腹動かして、拍手喝采!!すっかりノリノリで汗いっぱいかいて席に戻って来たリーダーは、たわけたことをいっていました。「ここで働けっていわれたらどうする?」そんなこと言われないってば...。ベリーダンスの洞窟をでたところで、トルコアイス食べました。売店のお兄さんは、3ヶ月前にトルコからきたばかりの人でとてもひとなつっこく、アイス食べてる間ずっとお話ししてました。近所のスーパーにもカップ入りのトルコアイスが売っているので、それは好きでよく食べるというと、「スーパーで売っているトルコアイスなんてダメダメ。」なんていってました。バニラ、チョコ、イチゴ味があって、トッピングにココナッツを振りかけてくれます。なんでこんなにのびるのかと聞いてみたら、ガムが入ってるんだといってました。へぇ~。これが3つ目の大発見。 トルコアイストルコ行ってみたいです。絨毯や絵皿、ガラス細工、トルコ石のアクセサリーそんな工芸品を売っているグランバザールの雰囲気はものすごく体になじんで、昔住んでたことあるんじゃないかっていう気さえしました。地震で大きな被害を受けたと聞きましたが、トルコ村は復活したんでしょうか。また是非行ってみたいところの一つです。(おわり)
2006/01/07
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2004年度春期、全新潟競技ダンス大会、午前中はラテン競技が行われました。会場のかきざきドームに行ってみると、千葉のKさん、Hさん、茨城のTさんに黄門様、すけさん、その他、関東からの強豪がどっと押し寄せて来ていました。みんな当然、A級狙いです。ラテンB級戦83組、種目はチャチャチャとルンバでした。私は左足首にグルグルテーピングをして、「夜の女王」ドレスで参戦しました。予選が進み、最終予選1位通過。期待は大きく膨らみます。ここで3位までに入れば、ついに念願かなって年度末A級昇級です。しかし準決勝では、足下がぐらついて6位。もうだめかと思いました。もう一度、テーピングをしっかり貼り直して臨んだ決勝。自分たちでもガッツポーズがでるほど完璧に踊って、ひょっとしたら優勝か...。と思いましたが、優勝したのは地元の中学生みたいなカップルで、こいちゃんから後で聞いた話によると、新潟のサラブレッドだとか。2位は昔からよく知っている茨城のカップルTさんたちで、1週間前に武道館で行われたJBDFシニア選手権でも2位だった人たち。そして私達は、3位に入賞しました。4、5、6位もよく知っている関東勢で、お互い健闘を讃え合いました。ついに、A級昇級です!実は年度末に大どんでん返しがあって、A級ではなかったんですが、このときはそう信じていましたので、うれしくてうれしくて足の痛みも忘れるほどでした。近くにコンビニがなくてお昼ご飯ぬきで、午後のスタンダードの試合に入ります。C級戦、ワルツとスローフォックストロットです。出場組数163組。こちらは4次予選まであったんですが、確か、3次予選くらいで敗退したんだと思います。まあ、そんなことは全然気になりません。ラテンA級ですから。さっさと荷物をまとめて、この日宿泊予定のザ・ホテル・シーポートに向かいました。日本海を一望するこのホテルでは、お昼抜きの埋め合わせをするかのように、お腹はちきれそうになるまで地魚懐石コースを楽しみ、ゆっくりとお風呂につかって、A級の喜びをかみしめていました。この天国のような地を、4ヶ月後に大きな地震が襲うことなど、いったい誰が想像したでしょう。(つづく)<新潟のお魚>
2006/01/06
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2004年6月20日、JBDF関東甲信越の全新潟大会がありました。その頃ちょうど、新潟の柏崎は何かと世間を騒がすニュースの多いところでした。冷蔵庫詰めの殺人犯が捕まったり、拉致も話題になっていました。私達は新潟に行くのは初めて。暗い道をトコトコ歩いてたら、もう帰って来れなくなるかもしれないよ、なんてことはないとは思いますが、念のためレンタカーを借りることにしました。試合前日のお昼に上野発の「MAXとき」に乗って、長岡で信越本線に乗り換え、3時頃柏崎に到着。駅に降り立つと、ロシア人と思われる若い金髪美女軍団に遭遇しました。「まさか、明日の大会に出る人たちじゃないよね。」まあ、普通それはないんですが、私達はちょっと神経質になっていました。その理由の一つは、この試合で3位以内に入ると、念願かなってA級に昇級が決まる大切な試合だったから、そしてもう一つの理由は、左足首に不安を抱えていたからです。栃木の試合のあたりから、踊っていると足首が痛くなってきて、練習会も途中でリタイアする有様。テーピングしてしばらく踊っていたのですが、テープのあとがかぶれてミミズ腫れになり、もう痒くてテーピングも出来ない状況でした。ダンスシューズのヒールを8センチから7センチに切換え、試合の時だけ痒いのを我慢し、テーピングで固めて出場していました。駅前のビジネスホテルにチェックインした後、巡回バスに乗って海沿いのスパに出かけました。日本海に沈む夕日を眺めながら、ゆったりとお風呂につかって最高に癒されます。すっかりくつろいでお風呂から出て、二人でマッサージをしてもらうことにしました。ところがこれが、大変ワイルドなマッサージで、背中に乗ったり、引っ張ったり押したり、まるでまな板の上でこねくり回されるパン生地になったような感じでした。「もう、かんべんしてくださーい!」と叫びたくなるほど。ようやく終わってボロボロになった私達は、「美食探訪」に出る元気が失せ、施設の中にあるちょっとした食堂でラーメンと餃子なんかで夕食をすませました。実はこのときはまだお知り合いになっていませんでしたが、こいちゃんも同じフロアで競うことになっていました。試合前夜、初めての新潟の夜は、こうして更けてゆきました。(つづく)<新潟といえば...>【新米●全国送料無料】柏崎高柳産「純」コシヒカリ越路大倉米5kgアルビレックス新潟 シーズンレビュー2004(DVD)
2006/01/05
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まるでグレートバリアリーフの海中探検に来たよう。ダイビングをされたことのある方でしたら、きっと、「そうそう、海の中って、こんな風なんだ。」って思うと思います。恐るべしディズニー・アニメ。 ファインディング・ニモ (DVD)マーリンは、妻のコーラルと400個の卵を守って幸せに暮らしていたカクレクマノミでした。ところが凶暴なバラクーダに襲われ、生き残った卵はたった一つ。マーリンはニモと名づけて大切に育てますが、いつしか過保護で心配性な父親になってしまいます。カクレクマノミは、暖かいサンゴ礁の海で、イソギンチャクと共生して生きています。初登校の日。父親が止めるのも聞かずに、度胸だめしに人間のボートに近づいたニモは、ダイバーに捕獲されてしまいます。悪いダイバーめ!マーリンは必死にボートを追いかけますが、追跡むなしく見失ってしまいました。そこへ、「ボートをみた」というナンヨウハギのドリーが現れます。ドリーは、陽気な女の子ですが、物忘れが激しくて、相棒にするにはちょっと...。しかし、彼女は人間の文字が読めるという特技がありました。ダイバーが落としたマスクに彼の住所が書いてあります。シドニー。ここに行けば、ニモにまた会える!マーリンとドリーの大冒険が始まります。なんといっても楽しいのは、個性たっぷりの海の仲間たちが次から次へと出てくることです。学校の先生のマダラトビエイ、同級生のピンクのタコ、フエヤッコダイやオオウミウマたち。ニモが人間につかまったあとは、水槽の仲間たち、ハリセンボンやヒトデ、ツノダシなんかと協力して脱走計画を実行します。ニモを捜しに出たお父さんのマーリンが出会うのは、イメージアップを計ろうとしているサメトリオ、150才の現役サーファー、アオウミガメ、クラゲの大群、アジの群れ、クジラ、カニ、ペリカン、カモメたち。思わず自分も一緒に海を冒険している気分になります。海の仲間のこともっと知りたい方は、公式サイトが こちらにありますので、のぞいてみて下さい。第76回アカデミー賞、長編アニメーション部門の作品賞に輝いた、ほんとうに素敵な映画です。
2006/01/04
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お正月休み最終日。実家の両親とともに浅草寺に初詣に行ってきました。毎年恒例、早起きして10時前にはお参りをすませ、仲店が開いた頃に帰るというパターンです。日本有数の初詣スポットなので、のんびりしていると、動きが取れないほどの大混雑に巻き込まれてしまいます。雷門の前にはいつも以上に「人力車」が並んでいて、本当に大丈夫ですかと思うようなスリムな女性もハッピを着てねじり鉢巻、この過酷な力仕事の一端を担っておられました。人は見かけによらないのでしょうね。午後は、今年初のダンスレッスンに行ってきました。こんなお正月三ヶ日から営業しているダンス教室にもビックリですが、習いに来ている生徒さんが私達だけでないのにもビックリ。メンバーのほとんどは、年末30日にも教室に来ていた人たちです。私達と同じ、「休みの時しか習いに来れないカップル」なのでしょうか。今日はスローフォックストロットとワルツを教えていただきました。テーマは、大きなスイングを生み出すためのボディストレッチの継続です。年末年始にかけてチマチマ切り抜いていたダンス雑誌の記事に、これと同じ「ノーフットライズ」の話が載っていたとリーダーは大喜び。あながち無駄ではなかった様です。先生は「まず音に合わせて踊ってみて。」とおっしゃって、私達のワルツをご覧になり、前回よりずっとムーブメントが見えるようになったといって下さいました。「今年一番いい踊りだね。でもこれから、もっともっとよくなるから。」1時間のレッスンを終えて外に出ると、満天の冬の星座が輝いていました。成田に向かう飛行機が次々とやって来て星たちと重なり、点滅するテールランプは天上のクリスマスツリーの様でした。
2006/01/03
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初踊りに行ってまいりました。年末に下見に行った練習場。今日もスタンダードメインに7組くらいの方々が練習されていました。ラテンの曲が各種目2曲ずつかかり、全員がフロアから離れて行きます。どうやらラテンは私達だけみたい。踊らないと悪いみたいなので、というか、「この新入りはどの程度の実力なんだろう。」ていう視線をビンビン感ながら、来ていきなり全種目踊るはめになってしまいました。2時間ほどラテンの練習をして、スタンダードに切換え、さらに1時間ほど練習しました。この練習場は今までのどのフロアより広いので、わたしたちの課題であるムーブメントの練習には最適です。帰り支度をしていると、オーナーの方が来られて、いろいろお話ししました。ちょっと前にやってきてラテンの練習を始めた若いカップルは、去年JBDFのA級昇級を決めたとのことで、この練習場の常連だそうです。私達ももう少し近ければ常連になりたいところなんですが、平日の仕事帰りにここまで来るのはかなり大変です。練習を終えて久しぶりに近所の天然温泉に行きました。秋はずっと遠征が続いたため、集めていたスタンプが有効期限切れになっていました。強力水流マッサージをしたり温泉につかったり、見上げると星がいくつか瞬いていました。冷たい外気に触れてもうもうと上がる湯煙に、見え隠れする星たちがまるで動いているような目の錯覚を起こします。洗い場で頭を洗っていると、誰かが突然、背中をアカスリしてくれました。お正月だから、アカスリサービスしてるのかな?だまってやってもらっていると、「あれ?ノンちゃんよね。ちがう?あーらやだ。ごめんなさい。知らない人、アカスリしちゃった。アハハハハ。」そこへ本物のノンちゃん登場。「なーに、おねえさん。この人、あたしの背中の半分しかないじゃない。すいません。も、やーだー。」いいんですよ。もっとやってもらっても全然OKだったんですけどね。ちょうどセルタンがはげかかってるから、やりがいありますよ。「どうせなら、ぜんぶやってあげればいいじゃない。」あれ?心の声、聞こえたの?「いえいえ、結構ですよ。何か、今日はサービスいーなーなんて、思っちゃいましたよ。」ノンちゃんとおねえさんと彼女たちのお母さん、それに私、みんなでゲラゲラ笑いました。今日も楽しい一日でした。
2006/01/02
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皆様、明けましておめでとうございます。今日はリーダーの誕生日です。驚いたことに、近所の不二家が開いています。というわけで、ケーキでお祝いしました。まわりを見回してみると、コンビニも開いてるし100円ショップも開いてるし、電車だってバスだって走ってます。みんながお正月休みって訳じゃないんですよね。一年の計は元旦にありということで、今年上半期の競技会予定をたて、いつものように年間予定表に書き入れて壁に貼りました。だいたい月に最低2回の競技会出場予定です。夜になって、テレビで筋肉バトルなんか見ながら、溜まりにたまったダンス雑誌の整理を始めました。自分たちが出ている雑誌だけ残してあとは処分しようという計画...。なんですが、多分皆さんも何らかの形で経験あると思います。「あ、こんなところで○○さん優勝してるよ。」こんな感じで、知ってる方が載ってると手が止まり、面白い記事を見つけると切り抜き、そんなことやってるせいで、なかなかはかどりません。まだ、テーブルの上には雑誌の山。わたしよりさらにマメなリーダーが、ちまちま切り抜きをしているので、いつのまにか、元旦が終わって2日になってしまいました。「ねえねえ、何切り抜いてるの?パーっと見て、どんどん進めようよ。」「いいの。ほっといて。黙ってブログ書いてなさい。」ちっ。もうお風呂入って寝るだ。賀正。<ダンスCD>
2006/01/01
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