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これはある田舎娘がタイプライターひとつで世界に挑む戦いの記録である…。見る前からストーリーが手に取るように想像出来る映画でした。それに絶対面白いだろうなということも。50年代フランス、タイピスト早打ち世界大会は本当にあった競技だそうです。当時女性たちの憧れの職業と言ったら『秘書』。かわいいけど不器用なローズ(デボラ・フランソワ)が就職した先は、ルイ・エシャール(ロマン・デュリス)が経営する保険代理店でした。ローズは有能な秘書ではありませんでしたが、一つだけタイプの早打ちという特技を持っています。指1本だけで打つ変則的なやり方でしたが。ローズの才能に目をつけたルイは、彼女を特訓して競技会に出すことを思いつきます。昔のタイプライターってキーが重いので見ているこっちの方が腱鞘炎になりそうな気がしましたが、特訓の甲斐あってついに世界大会に進出するまでに至るんですね。もちろんフランス映画ですからロマンチックなラブロマンスが絡んで来ないはずはありません。ストーリー的にはマイフェアレディのような感じでした。『タイピスト!』(原題:Populaire)は、レジス・ロワンサル監督による2012年のフランス映画。アテネフランス映画祭やフランス映画祭2013で観客賞を受賞している他、サンフランシスコ国際映画祭など複数の映画祭でノミネート・受賞しています。 原題のPopulaireはタイプライターの機種名だそうです。製作に『オーケストラ!』のアラン・アタル、撮影に『アーティスト』のギョーム・シフマンが当たっています。公式サイトはこちらです。タイプの早打ちにチャレンジ出来ますよ。私もやってみましたがミスばっかり。PC世代で良かった...。
2014/01/31
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七両三分のハルコマ、ハルコマ♪郡上(ぐじょう)踊り、名前は聞いたことありましたが、実際見たことはありません。一昨年は岐阜に2回も行ったんですけどね。阿波踊りの徳島も街をあげての熱気がすごいなと思いましたが、郡上の人たちも町中が踊ってる感じでした。今日ご紹介するのはそんな郡上八幡のある夏の物語りです。1977年夏、11歳のヒロシは東京から郡上へやって来ます。母親が『人生やり直したい』と言って、亡くなった旦那の実家にヒロシを連れて来て置いていってしまうんです。どうも実の母子関係ではない様子。実家は寺でした。この寺は養護施設も兼ねているのか、既に似たような年の男の子達が寺で暮らしていましたが、ヒロシは心を閉ざしたままなかなか田舎暮らしになじめません。学校では『捨て子』といっていじめられます。唯一の趣味はカメラ。そして最も好んで被写体にしたのは、担任のみずほ先生でした。夏の水泳教室は郡上を流れる川で行われます。ヒロシは泳げませんでした。川にかかる新橋から飛び降りるというのが男の証明みたいな風習があるらしいんですが、まだ同学年で飛び込んだ子はいません。郡上踊りが町中に響く頃、大好きなみずほ先生が入院してしまうんです。先生のために泳げるようになろうとヒロシは一念発起。次第に郡上の街に溶け込んで行き、寺の仲間たちの助けを借りて泳ぎを必死に練習します。寺の仲間と結託していじめっ子たちに報復した夜は嬉しくて笑いが止まりませんでした。子供の生命力というか適応能力って素晴らしいですね。きれいな水、美しい緑に囲まれた郡上で、人々の営みをいつも高い所から見守っているかのようなお城が印象的に映し出されていました。病気のみずほ先生を救いたい一心でヒロシは新橋から飛び降ります。皆の祈りもむなしく、みずほ先生はハルコマの音がやんだ明け方に亡くなってしまいました。物語りは30年後、成長した仲間たちが再び郡上に集まる所から始まるんです。きっかけはみずほ先生に想いを寄せていた町医者マナブ先生の訃報です。郡上の自然は変わらずに美しくありました。そして郡上踊りも。『さよなら夏休み』は2010年の小林要監督作品。大人になったヒロシを緒形直人、みずほ先生を立花美優が演じています。原作は高田拓土彦の同名の小説。和製スタンドバイミーって言う感じで、ほのぼのしたいい映画でした。いっそのこと子供時代だけに的を絞っても良かった気もします。公式サイトはこちらです。
2014/01/30
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仕事中、何となく熱っぽくてだるい感じだったんです。ケホケホ咳出るし。職場で2人インフルエンザ患者が出たので気をつけましょうとミーティングの時に話題に上っていたけど…。家に帰って熱を計ってみたら37.5度。まさかインフルエンザじゃないよねと思いながら夕食の支度に取りかかろうとしている所へ大将帰宅。『ザビエル先生に診てもらった方がいいよ。明日休診日だし。』診療所、混んでました。受付時間終了ぎりぎり7時に滑り込んだものの、待ってる人が10人以上いてみんなインフルエンザっぽい。次々に別室に呼ばれインフル検査。私もしました。鼻の奥に綿棒をぐいっと突き刺されて痛いんですよ。こんなに流行ってるんじゃ、ただの風邪だったとしても診察を待つ間にインフルエンザに感染するんじゃないかと不安になります。やっと名前が呼ばれて診察室に入ると、でっかいマスクのザビエル先生が相変わらずのよく光る目で私を見ておっしゃいました。『久しぶりですねぇ。』前回お世話になったのは3年前だったでしょうかね。検査結果はすぐに出て、インフルエンザではありませんでした。正月早々、口唇ヘルペスで免疫力低下は分かっていたもののやっと治ったと思ったら今度は風邪で熱まで出ちゃってまいります。『体力弱ってるときはインフルエンザにもかかやすいですから、栄養と休養を十分とって気をつけて下さいね。』大将がイチゴとハーゲンダッツアイス買って来てくれました。また太りそうで怖いけど、好意は無に出来ないですもんね。早く治さねば…。
2014/01/29
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『一応ブラックタイ着用と言うことにはなってるらしいんですが、服装はきちんとしていれば普通で大丈夫ですよ。女性も普通です。』普通って、なに?年明けの練習場で、今回私達を招待して下さった方にお会いした時にそんな風に言って頂けたものの、テレビで見る限りでは皆さんタキシードで女性はイブニングドレスだった気がする...。豪華なパーティには縁がなかったのでバッグ新調しました。靴はダンスシューズでいいし、ドレスは大将のお母さんに借りてるのがあるのでOK。髪は...。まさか競技会ヘアじゃまずいよね。凄く人見知りなので、初めて行く医者とか初めて行く美容院て、とんでもなく緊張するんです。去年の夏に行きつけの美容院が閉店してしまってからクイック床屋しか行ってなかったんですが、勇気を出して別の美容院のドアを叩き、午前中に髪もセットしてもらいました。昼頃家に戻るとやっと起き出して来た大将がとんでもないことを言い出したんです。『礼服のズボンきつくて入らないや。どうする?』どうするって、私に聞かれてもねぇ。そんなの出かける日に言われたってどうにもなりませんよね。前もって痩せとけ!競技会のとき履いてるズボンでいいんじゃないの?黒いから同じだよ。『ワイシャツもきつい。』どーして今日なんだ。このお誘い頂いたのって実は去年なんです。ここまで1年の猶予期間があったのになんで前もって着てみないのかなあ。仕方なく近所のショッピングモールにダッシュですよ。まさかスタンダードの試合で着るイカムネじゃ変でしょ。さすがにタキシードまでは新調出来ませんがシャツくらいはきれいなの着とかないとね。黒の蝶ネクタイとサッシュベルトは使えそうなのでそれはいいとして、ジャケットどうするのかな。『礼服あるからそれ着ていく。ちょっと古くて厚ぼったいけど冬だから暑くなくて丁度良いよ。』クローゼットの奥の方から発掘して来たような礼服。これってまさか30年くらい前に初めて誰かの結婚式で着た時の礼服?けど、これしかないもんね。『大丈夫だよ。それでいける!』とは言ったものの、はっきりいって全然体型に合ってないし妙に肩幅広くてかっこわるい。それなら最近新調したビジネススーツの方が10倍マシだ。結局、新調したシャツ+ラテンの競技用ズボン+ビジネススーツのジャケットに蝶ネクタイとサッシュベルトというめちゃくちゃなコーディネートで並みいるドレスメーカー社長たちのテーブルに着いてしまった大将。イケメン度合いでは負けてないから大丈夫だよ。今度はもうちょっと早めに言ってね。(おわり)
2014/01/28
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ノミネートされた選手をご紹介します。<新人賞>登録初年度から1年以内のD級登録選手であること。上級経験者をパートナーとしたカップルは対象外とする。即日C級昇級選手を新人賞として表彰。年8回のD級戦と年4回のC級戦、年3回のB級戦、その他グランプリなど4つのメジャー大会の成績が対象となっています。ラテン大橋優平・若山優花 組、 宮野龍太郎・Mariya 組宮内隼輔・阿久澤紘栄 組、 三浦捷人・安楽城奈智 組早瀬仁・姫見麻未 組、 田中直樹・鶴見侑里子 組中村洋平・下田直美 組スタンダード柿木裕史・狭間和歌子 組、 田原真彦 馬淵舞 組三浦捷人・安楽城奈智 組、 武石京介・田澤萌莉 組<敢闘賞>C級以下の選手で、自己級の成績と上位級への挑戦結果を参考に選考されます。年4回のC級戦と年3回のB級戦、その他インターなど7つのメジャー大会の成績が対象となります。ラテン佐々木杏昴・瀧澤智恵 組、 高野正武・上手里美 組平賀淳也・平賀かおり 組、 足立祐一・櫻井優子 組西恭平・西川真由 組、 日暮健二・久保田裕美 組三坂和彦・重富真波 組スタンダード金野哲也・井之口香織 組、 長井英生・大石瑠璃 組島岡 由尭・小櫻綾子 組、 新井優斗・丸内歩美 組十文字勝・竹之内舞美 組、 大澤隆一・林佳奈 組金城司・金城利英 組、 川木剛・正木千恵 組ラテンでノミネートされた佐々木選手と日暮選手、師匠の教室のスタッフです。長いことパートナー募集中だったので、活躍されているのを見て嬉しかったです。<躍進賞>B級以下の選手で、自己級の成績と上位級への挑戦結果を参考に選考されます。年3回のB級戦と7つのメジャー大会の成績が加味されます。ラテン相田和也・長田彩 組、 高橋祐貴・的場永実 組森大維・森あさみ 組、中島光一・奥山智美 組三井孝敏・杉本朋子 組、今井哲平・向原理恵 組小山比呂志・榊美央 組スタンダード貫名強・柴原まりこ 組、 若代愼・辰巳友莉亜 組羽川翔一・穂坂礼 組、 小浜英一・奥山さやか 組大埜健・小深田瑠美 組、 室伏宏明・青沼彩 組松崎裕太郎・堀川真琴 組ノミネートされた相田選手、アマ時代よく新潟大会でお会いしました。ご両親も競技選手でしたね。<東部総局優秀選手賞>今年から新設された賞です。A級選手の中で、メジャー3大会(東京ダンスグランプリ・東部日本ダンス選手権・全関東ダンス選手権)で特に活躍された選手から選考されますが他の賞との重複は出来ないとのこと。来年度からはムーア杯と神奈川ダンス選手権も選考対象競技会になるようです。ラテン竹内大夢・曽又奈々 組、 須藤達矢・庄司まゆ 組塩野龍弥・松野葵 組、 庄子洋平・中野愛子 組鈴木竜太郎・岡本奈々 組、 九矢光章・嘉門雅江 組スタンダード菅谷和貴・尾崎育代 組、 三森秀明・酒井良美 組福田裕一・エリザベス・グレイ 組、 秋谷孝宏・田原美穂 組鈴木哲・古川玲奈 組、 喜嶋信晶・福原久絵 組大将が『ラテンの竹内選手って、昔、お母さんと一緒に競技出てた選手だよね。』と言っていました。あの時は中学生くらいだったのかな。スタンダードの福田組のクイックは見応えあって魅力的でした。外人パートナーのセンスが光ってる気がしましたね。大賞は逃されましたがこれからに期待です。<殊勲選手賞>東部総局主催の選手権(東部日本、東京ダンスグランプリ,ジャパントロフィー,全関東)を主に、選抜選手権、日本インター、JBDF選手権を含めた7大会でその年に活躍した組がノミネートされます。ラテン久野将也・和田有可 組、 森田銀河・小和田愛子 組山本武志・木嶋友美 組、 中島光一・奥山智美 組青木拓哉・寺門亮子 組、 新井健伊雅・新井由紀子 組スタンダード佐藤純平・亀山聡美 組、 小林恒路・赤沼美帆 組末安祐一郎・木村友華 組、 本多龍士・戎野紗与 組臼井一史・臼井恵 組、 岩城聖・深井千浩 組菅井学・尚和由里子 組 久野組、森田組ともアマ時代によく同じフロアで戦ってました。活躍されてて嬉しいです。<最優秀選手賞>JBDFに所属する選手の目標、本授賞式の最高峰です。A級選手で、主に選抜選手権,日本インター,JBDF選手権で活躍された6組の選手がノミネートされます。3回最優秀選手になると特別賞を授与され、それ以上は受賞出来ないそうです。ラテン村田雄基・斎木智子 組、 山本武志・木嶋友美 組清水基允・丸市美幸 組、 金光進陪・吉田奈津子 組増田大介・塚田真美 組、 新井健伊雅・新井由紀子 組進藤博信・奥原怜美 組スタンダード佐藤純平・亀山聡美 組、 結城智史・増田千晴 組本池淳・武藤法子 組、 臼井一史・臼井恵 組新鞍貴浩・中田裕希子 組、 田村晃男・若尾律 組村田組、師匠の教室のスタッフだったんですが何があったのかイタリア遠征中にメロンチョコさんからビックリニュースを聞きました。『知ってる?村田組,教室変わったらしいよ。』クリスマスパーティに向けて生徒さんと練習されてた姿をつい2週間前に見たばかりだったんです。今回私はお話しする機会がありませんでしたが大将が少し話したと言っていました。別の教室に変わられても応援してますのでね。これからも頑張って下さい。大賞受賞者は去年に引き続き新鞍・中田組(スタンダード)と金光・吉田組(ラテン)でした。10ダンスチャンピオン深川大輔・伊原幸枝組の引退デモンストレーション、そして殊勲選手賞・最優秀選手賞の両方にノミネートされた10ダンスチャンピオン山本武志・木嶋友美組のデモンストレーションも見応え満点でしたよ。客席とフロアの間には見えないバリアのようなものが存在する気がしていたんですが、それを突き破って波動が届いて来たのは現ラテンチャンピオン織田・渡辺組のスペシャルデモンストレーションです。ボールルームクィーン賞は塚田真美選手が受賞。これって、女性にとっては最も欲しい賞かもしれないですね。サマンサ先生も2005年にクィーンになられてました。歴代の受賞者を見ると、この賞に限っては一度しかもらえないみたいですのでまだの方は来年に期待です。リーダーの増田選手はパートナーの受賞にお祝いを述べて、こんな風におっしゃってました。『来年はボクもキングを目指して...。』キング賞も作ったらいいかもしれませんね。どうやって選ぶのかな。(つづく)
2014/01/27
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テレビでしか見た事のなかったJBDFの華やかな祭典を今年初めて生で見てきました。第35回東京ボールルームダンスアカデミー。去年活躍目覚ましかった選手を表彰するイベントで、渋谷セルリアンタワー東急ホテルで毎年1月に行われています。ディナー付きの豪華な式典ですのでノミネートされた選手の教室関係の方々やダンスの先生方の、いってみれば選ばれた方々の集いなんだろうなと想像していたんです。ところがその敷居の高いパーティに、いつも練習場でお会いする方がご招待下さったんです。行ってみてタマゲマシタ。用意して頂いた席がフロア正面最前列の特等席。同じテーブルにいらしたのはダンスやってる人なら知らない人はいないような名だたるドレス・シューズメーカーの会社社長ばかり。皆さん次々にステージに上り、受賞された選手に副賞などを贈られるスポンサーの方々だったんです。私達のようなサラリーマン・アマ競技選手がこんな特別席で見られるなんて夢のようです。感激通り越して言葉を失いましたよ。ご招待下さった方、熱心に練習されてる姿しか知らなくてあまりお話しした事も無かったですけど、ダンス界の発展に貢献されてる有名人だったんですね。師匠とサマンサ先生にもお会いしました。イタリアから帰って何度か電話させて頂いたんですが全然レッスンの予約がとれなくて、まだお土産もお渡し出来ていなかったんです。サマンサ先生に『時間外でもレッスン受け付けますから今度は直接私に電話して下さいね。』と言って頂けました。教室のスタッフや生徒の方々にも久しぶりにお会い出来て嬉しかったです。私もこう言った形でみんなとワイワイ見に来るのも楽しいだろうなと思いました。東京ボールルームダンスアカデミーの模様はJ-sportsチャンネルで放送されます。解説は師匠とサマンサ先生。放送予定は以下の通りですので、ご興味ある方はご覧下さい。2月9日(日)15:00 (J2)2月13日(木)0:00 (J4)2月14日(金)16:30 (J1)2月16日(日)14:00 (J1)2月17日(月)18:00 (J4)2月19日(木)16:00 (J2)2月23日(日)4:00 (J1)、15:00 (J3)2月25日(火)6:30 (J1)UK戦から戻られたばかりの選手も多いと思いますが、素晴らしいパフォーマンスで目が離せませんでしたよ。ノミネート選手のご紹介は明日のブログで。(つづく)
2014/01/26
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各月に送られて来る大好きなシャトービールの第3陣がやってきました。第2陣からまだ1ヶ月位しか経って無い気がします。先週ダンス仲間の新年会でさんざん飲んで来たばかりなんですが,来るものは拒まずですね。一緒に添えられていた説明書には次のように記載されていました。<ヘレス>苦味を抑え飲みやすく仕上げた黄金色のラガービール。麦の風味がよく感じられ、それでいてすっきりとしてします。シャトーカミヤで一番売れている人気のビールです!・アルコール度数:5%・原材料:麦芽(小麦麦芽を含む)、ホップ国際ビール大賞 ケグ(生樽)部門ミュンヒナースタイル・ヘレススタイル2007年銅賞・2008年金賞...南ドイツ発祥の『淡い』と言う意味を持つ下面発酵ビール。ドイツで飲んだ時はヘルと呼ばれていましたが、デュンケル(ドイツ語で色が暗い・濃い)に対してついた名称なんでしょうね。大将はいつもこれを真っ先の飲んで『あー、麦だぁ。』と目を輝かせています。<ピルスナー>日本で最も飲まれているスタイルのビール。シャトーカミヤのピルスナーはドイツ産アロマホップの華やかな香りが高く、壮快な苦味が特徴のリッチなテイストです。脂っこいお料理の後味をすっきりさせてくれます。・アルコール度数:5%・原材料:麦芽、ホップ国際ビール大賞 ケグ(生樽)部門ジャーマン・ピルスナースタイル2008年金賞・2009年銅賞・2010年...ピルスナーは下面発酵ビールで、チェコ発祥のボヘミアンピルスナーとドイツ発祥のジャーマンピルスナーの2系統があるそうです。ジャーマンの方がホップの印象が強く、ボヘミアンの方が麦の風味が豊かとのこと。ここのピルスナー、私はいつもまず真っ先に飲むのがこれなんですが、ホップの香りがお口いっぱいに広がって感動的なんですよ。<チョコレートスタウト>2本スタウトはアイルランド発祥の上面発酵の黒ビールで、チョコレート麦芽をたっぷりと使用して造りました。 チョコレートやローストしたナッツのような香りと、まろやかでオイリーな口当たり、後味は焙煎した麦芽のほろ苦さと甘みと酸味が交わった余韻の長い濃厚なビールです。・アルコール度数:7%・原材料:麦芽・ホップこれは明らかにバレンタインデーに使えますね。ハートのクイーンのラベルがニクい!チョコ嫌いな人は私以外いないかもしれませんが、ビール好きの彼氏に贈るならこれでしょう。贈ったついでに自分も飲んじゃえ!6本のうち4本までは予めラインナップを知らされています。残りの2本は届いてのお楽しみ。今回のシークレットビールは次の2本でした。<ペールエール>すっきりとした飲み口のイングリッシュペールエールです。麦芽もホップもすべて英国産の原料を使用し、伝統的なスタイルにこだわって醸造しました。コクのある麦芽の風味と穏やかに香るホップが調和して、まるで香り高い紅茶のような上品な味わいがお楽しみ頂けます。・アルコール度数:5%・原材料:麦芽、ホップエールは上面発酵のビールでペール(色が薄い)の他にダーク(色が濃い)とかブラウンとかレッドとかいろいろ作られています。イギリスとアメリカの2系統があって、ハーブのような香りのイギリス産ホップを使うか、柑橘類のような香りのアメリカ産ホップを使うかの違いだそうです。私が家飲みとして一番気に入ってるよなよなエールはフルーティなアメリカンペールエールですが、イングリッシュも好きですよ。<ヴァイツェンボック>ウィートモルトとピルスナーモルトのみを使用し、冬の雪をイメージさせる淡色に仕上げました。バナナやパイナップルなどトロピカルフルーツのようなまったりとした香りが豊かで濃厚な味わいです。高いアルコールと甘味により心も体も温まる、寒い季節にぴったりなヴァイツェンです。・アルコール度数:7%・原材料:麦芽・ホップきたーーっ!!ダンス仲間の新年会であまりの美味さにピッチャー独り占め状態だったマジうまビール。美味しいのでかぷかぷ飲んじゃうんですけど太りますね。翌日体重計のって目を疑いましたよ。ところで来週末、1月31日〜2月2日に横浜大さん橋ホールでビールの祭典『Janan Brewers Cup & Festival』が開催されて、そこにシャトーカミヤのビールも出展されるそうです。お近くの方は是非お越し下さいなんてお手紙に書かれてましたけど、ここってダンス競技会でよく使われる場所ですよね。私はまだ行った事ないんですけどダンス競技会場の下見かねて行ってみるのもありですか?全然お近くじゃないけど。(多分3時間くらいかかる...)
2014/01/25
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練習場でかかるサンバの曲でいつも気になっているのがありました。空耳でどっかの会社の広告のように聞こえる、この歌なに?!『茨城バルクだ銀盤は...』年末にテレビで『アメリカンミュージックアワード2013』と言う番組を見ていたら、ジェニファー・ロペスがこの曲,歌ったんですよ。ジェニファーって、映画『Shall we dance?』ハリウッド版でダンスの先生やってた女性。踊り上手くて、歌もうまいんで、迫力のラテンパフォーマンスでした。早着替えもカッコいい。周りのダンサーもめちゃうまい!こちらJennifer Lopez - Celia Cruz Tribute live American Music Awards 20132003年に亡くなったサルサの女王セリア・クルースを讃えて彼女の曲をメドレーで歌っています。茨城バルクの歌は『Quimbara』と言う曲でした。2曲目が、これも聞いたことある『La Vida Es Un Carnaval』。人生はカーニバルという歌みたいです。サブちゃんの『まつり』みたいな歌でしょうか...。最後は『Bemba Colora』。相変わらずQuimbaraは意味不明で『茨城バルク』に聞こえますけどラテンはノリですからね。Viva Celia!!Viva Jennifer!!
2014/01/24
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イギリスのボーンマスで21日から3日間に渡って開催されたUKオープンの結果です。プロ・ラテンアメリカン1 Michal Malitowski & Joanna Leunis (England)2 Riccardo Cocchi & Yulia Zagoruychenko (USA)3 Sergey Sourkov & Agnieszka Melnicka (Russia)4 Maurizio Vescovo & Andra Vaidilaite (Canada)5 Stefano Di Filippo & Dariya Chesnokovat (Italy)6 Jurij Batagelj & Jagoda Batagelj (Slovenia)私達がいつも教えて頂いてるユーリ&ヤグダ(スロベニア)が決勝6位に入賞しました。去年まで決勝メンバーだったスクフカ&メリンダがいません。引退?大将が好きなエフゲニー(ロシア)が準決勝に入っています。織田組は準々決勝、瀬古組が4次予選(ベスト48)に入っています。ライジングスター戦では、立石組と正谷組が準々決勝に進んでいました。プロ・ボールルーム1 Arunas Bizokas & Katusha Demidova (USA)2 Victor Fung & Anastasia Muravyova (USA)3 Andrea Ghigiarelli & Sara Andracchio (England)4 Domen Krapez & Monica Nigro (Slovenia)5 Valerio Colantoni & Yulia Spesivtseva (Russia)6 Yang Chao & Tan Yi Ling (China)去年の結果と6位が入れ替わっただけです。ボイス組(イギリス)やカラベイ組(ドイツ)は準決勝。準々決勝に橋本組と庄司組が入っています。ライジングスター戦では本池組が決勝入り6位、三浦組が準決勝に入っていました。去年の結果はこちらです。
2014/01/23
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『競技かるた』という世界があるんですね。小倉百人一首では坊主めくりしかしたことがありませんが、『畳の上の格闘技』と言われるほどハードな競技のようです。反射神経や持久力が要求されるだけでなく、記憶力や集中力も必要な、遊びや暇つぶしとは全くイメージの違ったスポーツ。難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花平安時代には「難波津(なにわづ)の歌」と言えば「誰でも知っている歌」の代名詞となっていたらしいこの歌が競技開始の合図となり、まるでウルトライントロクイズのような速取合戦が始まります。かるた『とる』というより、『なぎはらう』といったイメージでしたね。最初の1文字が発音されるや否や、バレーボールのレシーブみたいな恰好で飛び込んで行くんです。今日ご紹介するのは『競技かるた』に青春をかけた高校生達の物語りです。綾瀬千早(あやせちはや)は高校1年。かるたにしか興味のない無駄美人と言われています。競技かるた界の女性の頂点『クィーン』を目指して日夜かるたに励み、ついにA級になりました。A級になるのって競技ダンスより大変かもしれません。並みいるB級選手たちとのトーナメントを勝ち抜き、ほぼ朝から晩まで何試合もの真剣勝負に臨んで優勝しないとなれないみたい。E級からあるらしいです。私も今から必死に頑張ればD級くらいにはなれるかな。(そんなに甘くない?)A級になってからの道乗りが厳しいのは競技ダンスと似ていますが、頭脳の消耗度から言ったらダンスより過酷でしょうね。彼女がかるたにハマったきっかけは小学6年のときの転校生、綿谷新(わたやあらた)の存在でした。彼は名人である祖父にかるたを仕込まれた天才肌で、自分も名人になるという夢を持っていました。千早の幼なじみの真島太一(ましまたいち)は何でもそつなくこなす秀才肌でしたが、仲良しの千早のベクトルが新の登場と共に彼に向けられるようになったのが気に入りません。でもこの3人は出会うべくして出会った3人だったんでしょうね。中学で離ればなれになりますが、かるたを続けていればきっとまた会える、千早はその思いをひたすら貫いてA級に到達したんです。高校に入学して『かるた部』を作りたい千早でしたが、なかなか仲間が集まりませんでした。なんか地味なイメージありますもんね。苦労して集めた5人の仲間、5人集めると『部』になって部室ももらえるし顧問の先生もついてくれるんです。その中の1人は同じ高校で学年成績トップの太一です。他に、いつも机にかじりついているので『机くん』と呼ばれている成績No.2の駒野くん、古典オタクで和服をこよなく愛する『かなちゃん』、そして小学校では全国大会2位だったいつも何か食べてる『肉まん君』西田。このときA級選手は千早だけで、机くんとかなちゃんは初心者だったんですがこの5人で必死に練習を重ね、なんと東京代表として全国大会に出場するまでになるんです。部員集めからスタートの経緯は『メジャー』でも『とめはねっ!』でも同じでしたし、千早・太一・新の三角関係が『冬ソナ』っぽいんですけど、まあその辺の展開はみんながハマる定番なんでしょうね。『かるたは日本にしかない競技や。つまり日本一になるということは世界一になるいうことや。』姉がテレビで活躍するのが夢だった小学生の千早に、新は自分でつかみ取る夢を教えてくれたんです。ルールも何も知らない私ですがハマりました。25話、一気に見ましたよ。古文の授業中、全然面白くなくて寝てばっかりでしたがいくつか知ってるのがありました。瀬をはやみ岩にせかるる滝川の われても末に逢はむとぞ思ふ『せ』で始まるのはこれしかないそうで、こういうのを『一字決まり』と呼ぶそうなんです。競技では早い者勝ちですから、『せ』と言ったらすぐ取りに行けばいいんですけど、トップレベルになると『せ』と発音される前にその音が聞こえるんだそうです。千早は生まれつき耳がよくて、かるたの世界では『かんじがいい』と言うらしいんですが、そういう才能に恵まれているある意味天才なんですね。しかもモデル級の美人で16歳。太一は何をやっても簡単に成績が出せてしまう器用貧乏の秀才ですが、抜群の記憶力を持っているので読まれた札、読まれてない札が全て分かるんです。『畳の上で努力し続けることができる奴を仲間にしたい。』彼は冷めた部分もありますが、本当は青春のすべてを懸けるほど打ち込めるものを探していたのかもしれませんね。新は物心ついた頃から永世名人だった祖父に仕込まれてますから名人には最も近い位置にいるように思えたんですが、現名人・周防がこれまたすごい人なんですよ。千早をしのぐほどの超感度の耳を持っているんです。彼には一字決まりが28個あるように聞こえると言っていました。毎年かるた競技の日本一を決める名人位・クイーン位決定戦がお正月明けに近江神宮で行われテレビ中継もされるそうです。ご興味ある方、こちら↓第57期 競技かるた クイーン戦 Karuta Queen Match 2013かるた競技のメッカは滋賀県にあったんですね。今度機会があったらお参りに行ってみようと思います。『ちはやふる』は、末次由紀先生の少女漫画で、講談社コミックスBE・LOVEに連載中。私が見たのは日テレで放送されたアニメ25話までのお話です。『ヒカ碁に通じるものがあるから最初から見て!』と大将に命令して彼も途中まで見ました。『ボクは競技かるた得意だと思う。』やったことないのに酔っぱらった勢いで適当なこと言ってましたが、膝痛めてると厳しいんじゃないでしょうかね。競技かるたの世界も奥が深そうです。
2014/01/22
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人気テレビアニメ『ONE PIECE』の劇場版第10作目です。アニメ放送10周年記念作品ということで、これまでとは違い原作者・尾田栄一郎先生がオリジナルストーリーを考案し、製作総指揮として加わっています。国内では第28回ゴールデングロス賞優秀銀賞、第34回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞。海外でも、第12回スペイン・バルセロナアジア映画祭で観客賞受賞し、興行的にも記録的な大ヒット作となりました。既にテレビでも何度か放映されていますのでご覧になった方も多いかと思いますが、簡単にストーリーをお話ししておきます。今回の敵は海賊王ゴールド・ロジャーとライバル関係にあった伝説の大海賊・金獅子のシキ。悪魔の実『フワフワの実』の能力者で、重力に関係なく触れたものを浮かせることが出来ます。この能力を使って島ごと空中に浮かし、それを海賊船として移動していました。島に住んでいる生物を凶暴化させて住民をコントロールするだけでなく、海軍を襲い、次々と周辺海賊たちを統合して世界征服を目論んでいます。今は亡きライバル・ロジャーの故郷のイーストブルーをまず手始めに標的にしたシキ。グランドライン航行中の麦わらの一味は、シキの軍団に遭遇します。フワフワの実の能力の最大の天敵である気象の激変に備え優秀な気象チームを世界中から集めていたシキですが、誰も予想出来なかったサイクロンの接近を警告して来た航海士ナミに目をつけ一味に加えようと誘拐してしまいます。仲間を奪われ、ちりぢりになったルフィーたちは、シキによって虐げられている島民たちの苦境を知ります。故郷のイーストブルーから聞こえてくる島の襲撃事件の犯人もシキの仕業と知って黙ってはいられません。シキの能力の前に手も足もでないルフィたち、いったいどうやってこの強大な敵に立ち向かうのでしょうか。『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』(ワンピース フィルム ストロングワールド)は、2009年12月12日に公開された境宗久監督による日本のアニメーション映画です。劇場版は、第1作目『ONE PIECE』、第3作目『珍獣島のチョッパー王国』、第8作目『エピソードオブアラバスタ』と見て、これが4つ目になりますが、その中でも一番面白かったです。シキの声を竹中直人さんが演じていて、残忍で悪い奴なんですけどギャグもこなすみたいなキャラがとてもマッチしてました。主題歌はMr. Childrenが担当。公式サイトはこちらです。
2014/01/21
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多くの映画祭でノミネートされ、監督賞、作品賞、脚本賞、主演男優賞ほか様々な部門で受賞を果たした2011年の大ヒット作品です。でも最初の10分で飽きて、それっきりになっていました。最近また見てみる気になって今度は最後まで見たんですが、確かにいい映画でしたね。奥さんが事故で植物人間になってしまうというシリアスな内容なんですが、舞台が明るい楽園ハワイなせいか全く落ち込む要素がなく、むしろジョージ・クルニー演じる夫の行動がコミカルに感じられるんです。反抗期の娘達に振り回され、先祖伝来の土地売却にゆれ、妻の浮気の事実にうろたえる中年男。長女の連れて来た訳の分からんボーイフレンドとも次第に分かりあえるようになります。家族の絆ってすごいなと改めて思いました。突然降って湧いた不幸も、まるで打ち寄せる波の一つであるかのように人間たちは乗り越えて行くものなんですね。ハワイは1度社員旅行で行ったことがあるんですが、滞在期間中のほとんどをダイビングのライセンス取得に充てて全く観光してないのでチャンスがあったらもう一度行ってみたいと思いました。『ファミリー・ツリー』(原題:The Descendants)は、2007年に発表されたカウイ・ハート・ヘミングスによる小説を原作として、アレクサンダー・ペイン監督が映画化した2011年公開のアメリカ映画です。ゴールデングローブ賞のドラマ部門で作品賞と主演男優賞(ジョージ・クルーニー)を、またアカデミー賞脚本賞をアレクサンダー・ペイン、ナット・ファクソン、ジム・ラッシュの3人が受賞しました。公式サイトはこちらです。
2014/01/20
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結婚して初めての共同作業はジグソーパズルでした。『こんなところに住みたいね。』夢いっぱいのバブル絶頂期。地中海の見渡せるバラのテラスに思いを馳せ、3000ピースの大型ジグソーパズルに取り組み,完成したものを額に入れてずっと飾っていました。あれから20年。随分色褪せて見るたびに気になり出し、さすがにまたジグソーパズルやってる時間はないからいい絵があったら買おうとここ2年ほど探していたんです。どうしても気に入った絵が見つからないのでお正月休みが始まって、久しぶりにジグソーパズルのお店に立ち寄ってみました。随分様子が変わっていて、もう同じサイズの3000ピースは製造されてないそうで、今は場所をとらないスモールピースが主流とのこと。仕方がないから帰ろうとしたその時、別の暗めの小部屋を発見。暗闇で光るタイプがそこに展示されていたんですね。加賀谷穣 『THE COMETー宙を旅するものー』『これ、いいわー!』太陽系の惑星と彗星が迫力のタッチで描かれています。一目で気に入りました。今ある額に入れるには、ヨコは丁度良いけど縦が足りない。それでもう一つ買うことにしました。宇宙の次に大好きな、海!ラッセン 『ウィンドウ トゥ エターニティー』リビングに同じラッセンのイルカの絵が並んでますので統一性もあっていいかも。左半分を私、右半分を大将の担当と言うことでお正月休みは明けても暮れても仲良く並んでジグソーに取り組んでおりました。宇宙は954ピースで2日くらいで終わってしまったんですが、海の方は1518ピースで正月休み終わってもまだやってましたね。練習もしないで...。なんか左半分て暗くて難しいんですよ。四国行ってヤシの葉っぱ見るたびにこのジグソーパズルが頭をよぎりました。大将のお母さんも途中参加。ジグソーパズル初めてだったようで、最初の一つ見つけたときは大盛り上がり。ハイタッチでした。オペラ鑑賞に始まったお正月休み、ジグソーパズルで終わりました。並べて飾るとこんな感じ。けっこう楽しかったなー。
2014/01/19
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ここしばらく行くチャンスのなかったシャトーに新年会で行ってきました。この時期は庭全体がイルミネーションできれいなんです。茨城DSCの練習会をその前にやりました。少し汗をかいて更に美味しいビールを頂こうと言う程度の割とゆるい練習会で、しちりんさんがセットアップして下さいました。練習会の方はいつも練習に行っている場所コスモスさんをオーナーのご好意で格安で使わせて頂き、たまたま練習に来られていた千葉DSCの方も誘って新年会参加者は12人。この練習場、車で家から20分くらいなんですが今日は二人とも飲む気満々なので電車とバスで行きました。バスがね、1時間に1本か2本しかないんですよ。土日のせいもあるでしょうけど田舎なもんでね。着くのが遅くなって、本当にちょこっとしか練習出来ませんでしたが、メインは飲み会ですから...。国際ビール大賞 ケグ(生樽)部門ミュンヒナースタイル・ヘレススタイル2007年銅賞・2008年金賞...価格:1,680円(税込、送料別)ビールの説明はこれまでにもう何度も書いてますのでご興味ある方は先月の記事をご覧下さい。ピッチャーでガンガン注文して、食べ物の方は今から振り返るとたいして食べてなかった気がします。ピルスナー、へレスなどの定番ビールの他に、季節限定ビールの中で特に美味しかったのはヴァイツェンボック。<ヴァイツェンボック>通常のヴァイツェンより、1.4倍の麦芽(当社比)を使用した贅沢な小麦ビールです。バナナやパイナップルのような甘い香りと、濃厚な味わいをお楽しみくださいとのこと。(アルコール度数:7%)美味過ぎてほぼピッチャー独り占め状態で飲んでしまいました。冬季限定醸造!【地ビール】牛久ブルワリー シャトービール ヴァイツェンボック(500ml)※非熱...価格:680円(税込、送料別)ダンス仲間ですからお話はダンスのことに終始したんですが、マチャキ会長が初めてJBDF関東甲信越でA級になった時の話しはウケました。TKさんはスタンダード選手権参加のために新潟大会に行かれて、マチャキ会長のA級昇級のかかったラテン競技を必死にフロアサイドから応援され見事3位に入賞。『あのときね、オレ56歳だったのよ。いやー、うれしかった。』続いてその日のメインイベント、スタンダード選手権でTKさんは見事優勝だったそうなんですが、一緒に喜び合う予定のマチャキ会長がいない...。『電話して、今どこですかって聞いたら漁港って言うんですよ。』マチャキ会長、嬉しさ余って漁港にまっしぐら。仲間の応援忘れ、鯛買ってたそうです。新潟沖で採れた天然の鯛塩焼きしてもよし煮付けても美味しい【天然の鯛】 約300g×1匹この後、スカイラインさんの邸宅にみんなで押し掛け2次会で騒いで夜中近くに帰宅。TKさんの美しい奥様アニーさんが、一人飲まずにこのばか騒ぎにおつき合い下さって車で送って下しました。半ば押し付けるような形でお貸した漫画の御礼と言って美しいハンカチと手作り(?)干し芋たくさん頂き返って恐縮です。先週飲めなかった分取り返した感じで地ビールたらふく飲ませて頂いて、楽しいお話も聞けて、ダンス仲間の新年会は和やかに終了。今年の競技生活スタートです。(うちはもう2試合出てしまいましたが)季節限定醸造!牛久ブルワリー デラウェアラガー(発泡酒)(500ml)(非熱処理 要冷蔵)価格:680円(税込、送料別)
2014/01/18
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<龍馬>龍河洞から高知城へ向かいました。石垣の修復工事されてましたけど、大きな石が積まれてるのって外側だけみたいですね。ピラミッドのように大きな石を積んで全部作るのかと思ってました。内側には小石を詰めるのだそうで、城作りの時、子供たちが着物のたもとにたくさんの小石を集めては小遣い稼ぎをしていたのだそうです。城を造ったのは山内一豊。奥さんがへそくりで名馬を買ってくれて出世したという、大河ドラマ『功名が辻』で有名な殿様です。また随分高い所に作ってくれたもんですね。現存12天守の一つだそうです。重要文化財。上からの眺めはこんな感じ。『土佐の高知の、はりまやばしで、坊さん、かんざし買うを見た』というヨサコイ節に出てくる『はりまや橋』。かなりイメージ違いましたが、これです。そういえばヨサコイ踊りってここが発祥の地なんですよね。近所のジムでもヨサコイ教室やってます。かなりの運動量みたい。私もやらないかと誘われたことありますよ。次に向かったのは坂本龍馬の像が立っている桂浜。浜辺に立ってるのかと思ったら小高い丘の上でした。結婚する前に大将の誕生日プレゼントとして龍馬人形あげたことあるんです。刀の紐引っ張るとしゃべるやつ。『こころは太平洋ぜよ。』『くよくよしてちゃ、あかんぜよ。』今も家にあります。それと同じ恰好してましたね。右手懐に入れて。龍馬と言えばこのポーズですね...。小腹が減ったので『龍馬ラーメンセット』なるものを頂きました。どの辺が龍馬なのかサッパリですが、きっと大河ドラマやってたときは龍馬と名のつくものは何でもゲットのファンが殺到して相当賑やかだったんでしょうね。さて、そろそろ飛行機の時間も迫って来ましたので空港に向かうことにしました。ただ一つだけ、どうしても気になっていたことがあったんです。龍河洞に向かう途中にあんぱんまんミュージアムとか動物園とかありましたけどそれではなく、山の上に見えた洋風のお城。『あれは何だろうね。』『誰かお金持ちがドイツの古城買って移設したのかな。』まだ少し時間的余裕がありましたので謎の城に向けて車を走らせます。行ってみてただのラブホだったりしたらアホみたいなんですが、だんだん城が大きくなってくると、ますますこれはタダモノじゃない感じがしてきました。『ナビには金剛山とか書いてあるよ。』洋風の古城なんてミステリアス。動物園の入り口で分かれ道になっていて、左が動物園、右がお城。係りの方に止められたのでついでに聞いちゃいました。『あのお城、なんですか?』今は閉鎖された遊園地の跡だそうです。『行っても何もないですよ。』ミステリアス・ツアーはあっけなく終わりました。あとから調べたら、三宝山スカイパークという遊園地があったとのこと。こちら高知空港の大将と龍馬。なんか似てなくもない気がする。今回は全く地ビールと縁がありませんでしたね。空港にも置いてなかったです。うどんも食べなかった。でもたくさんの『初もの』を体験出来ました。高知ナンバーの車に乗ったのも初めてでしたし。コラーゲンたっぷりの高級魚うつぼのタタキと唐揚げ用をセットにしてお届します【送料無料】高...大将は去年と同じようにスマホの充電器をホテルに忘れて来ました。今年はオマケの一日はありませんでしたので、着払いで送ってもらいました。挨拶文が同封されていて、またどうぞお越し下さいとのこと。四国は楽しい思い出ばかりです。また是非行きたいですね。いつもつたない旅日記に長々とおつき合いくださいましてありがとうございます。(おわり)
2014/01/17
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<洞窟>三連休最終日、成人の日は朝から高知観光です。最初に向かったのは龍河洞という鍾乳洞でした。ローマの休日に引っ掛けて龍馬の休日というキャンペーンをやっていて、パスポートにスタンプを集めるといろんな特典があるらしいんですが、今日一日だけですのでね。観光すると必ずたくさん階段上る羽目になるんです。そういう所ばっかり行くからいけないんですよね。城とか塔とか。うわぁー、また階段か?!今回はエスカレータがありました。冬はオフシーズンなんでしょうね。とっても空いてました。中は約1キロの道乗りで80mほどの上りだそうです。一般コースの他に、予約が必要な冒険コースというワイルドなのもあるみたいですけど、一般コースだってこんな狭いところや、あんな低い所があって、大柄の人にはムリな感じです。途中ライトアップされた場所もありました。外は気温3度くらいでしたが洞窟の中は15度くらいあって、冬暖かく夏涼しいとのこと。要所要所で説明係の方がいらっしゃるんですが、こんな暗いコウモリ飛交う洞窟でたまにしか来ない観光客待ってるのって大変だなと思いました。弥生時代の住居跡も見つかっていて、土器が成長する鍾乳石に取り込まれてるのはとっても珍しかったです。昭和12年に鍾乳石の育ちそうな場所に器置いて一体化するのを見る実験を開始。現在継続中でしたが、成長速度が1万年で1センチとかおっしゃってました。気の長い実験ですね。外に出て長い階段を下った所に龍河洞博物館がありました。出土した土器や石の標本、昆虫の標本などが見られて入場無料です。すぐ隣に珍鳥センターもありました。土佐にしかいない尾長鶏や、いろんな天然記念物の鳥が生育されています。入り口に鳥インフルエンザ防止用の消毒液が置いてあって、そこに靴の裏を浸してから入ります。白菜の出荷時に捨てられる外側の葉っぱなどを餌にしているようで、飼育係りさんがひたすら山積みの白菜を刻んでおられました。龍河洞でうかがった所によると、尾長鶏って元来じーっとしてるらしいんです。『狭い所に閉じ込められて動物虐待やとおっしゃる方もいらっしゃいますが、外に出してもほとんど動かないで一日中枝に止まっている観賞用の鳥なんですよ。』なにか考え事でもしてるんでしょうかね。龍河洞から歩いて来る途中に刃物を売っているお店があったんです。この辺りは刃物の生産でも有名なんだそうですね。カモの私はついお話に引き込まれて、包丁買う所でした。大将がすぐ漫談ネタにするので今回は買わないでなんとか脱出しましたが。でも切れ味は素晴らしかったですよ。楽天でも買えるみたいです。(つづく)
2014/01/16
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<温水>この水着、買ったのいつだっけな。それより最後に着たのはいつだっけ。ブログってこういうとき便利ですね。買ったのは2005年8月、最初に着たのがディズニーシーのミラコスタプールでした。そして最後に着たのは…。2006年かな。今回泊まったホテルはプールがあったんです。試合の後に泳ぐかというのもイマイチ疑問でしたが、念のため水着持って行きました。最後に着てからかなり年数が経ってますので、まだ入るのかもちょっと不安。たらふく食べた後でお腹でちゃってるし。食後少し休憩してからプールに行ってみました。冬の寒空に屋外プールはさすがに無理なので室内の温水プールへ。『子供たちいっぱいいたらどうしようかね。』ホテルについてすぐお風呂に入ったら小学生の女の子たちの集団が入って来たんですよ。女子風呂は男子風呂より狭くて洗い場も少ないので子供6人でも混んでる感じだったんですね。男子の方は大将一人だったそうです。お風呂から出ようとしたらまた別の女の子集団がやって来て、今度は親も一緒だったので聞いてみるとバレーボールの試合があったそうなんです。道理で女の子たちみんな引き締まったお尻してると思った。でも会話の端々に『リトル』という言葉が出て来たのでソフトボールかと思ってました。翌日ポスター見て知ったんですが『アンパンマンカップ』が行われていたようです。その大集団がプールで遊んでるとリトルハーレムになってしまうな。温水プール、誰もいませんでした。一応水着も着れました。でも水がぬるすぎて寒い。5メートルくらいの小さいプールなのですぐ向こう岸になってしまって『泳いだ』感が得られない。サウナもあったのでちょっと温まってから外のプールも行ってみたんですけど冬ですからね。凍えます。それより古い水着が繊維疲労(なんて言葉あるか分かりませんが)で水につかった途端ゆるゆるになってしまった。もう風呂入って出ようということになりました。15分くらいかな、プール。水着は繊維が崩壊し始めていて身体に繊維カスがいっぱいつきました。これ着てイタリアで風呂入らなくてよかったわ。今度は体型カバータイプを買おう。(つづく)
2014/01/15
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<初鰹>土佐と言えばカツオ。この旅で初めてカツオという魚がこんなに美味しいものなのだと認識しました。美味しいカツオを食べたことがなかっただけだったんですね。スーパーで買うとなんとなく鉄臭いというか固めというか、刺身買うにしても『滅多に買わない』部類のお魚でした。船に乗っかって出て来たカツオのたたきは、粗塩を軽くまぶし赤銅色で見るからに美しいんです。鉄臭くも固くもなく、炙ったことでスモークされたような風味と香ばしさが出て、全てが自分の血になり肉となる感覚を実感しましたよ。美味しいカツオをいつも召し上がっているこの辺の方は貧血なんか絶対ならないでしょうね。他に近海で捕れた金目鯛とハマチでしょうか、こちらも美味でございました。今回お食事付きの宿泊で予約したら、テーブルにこんなご挨拶文が。さすが『おもてなし』の国、日本ですね。続いてドーンと登場したのが地物の珍しい品々。このホテルの近くの手結港で穫れるカラフルな貝、長太郎貝という名前らしいんですが、ホタテみたいな感じの貝です。それにウニとマヨネーズを乗せて焼いたのが右奥のオレンジ色の料理。この際コレステロール値のことなんか気にしてられません。濃厚なコンビネーションで見るからに美味そうでしょう。右手前がウツボのトマトソース炒め。ウツボってご存知ですか?ウミヘビみたいな獰猛な奴で、普段は岩陰に潜んでいて獲物が通りかかると驚くような素早さで飛び出してパクっといくんです。なんかのテレビ番組でウツボがフグに食い付くシーンを見たことがあるんですが、これが面白くてね。フグが食われまいとプーっとふくらんで身体をフリフリしながら脱出を計るんです。ウツボも逃すまいと口を大きく開けるんですが、でっかいボールみたいになったフグをついにくわえきれずに逃がしてしまいます。まん丸くなったままフリフリ逃げて行くフグが可愛くて、うちでバカウケ。ブームになって、それ以来うちでは都合が悪くなるとホッペタ膨らませてふりふり逃げる『フグ逃げ』が決行されています。横道にそれ過ぎましたが、ウツボ、食べるの初めてです。スペインで魚屋に並んでるの見ましたけど、おいしいのかなと疑問でした。調理法がいいんでしょうね。柔らかくてウナギみたいな食感でしたよ。中央の揚げ物が『姫市(ひめいち)』という魚だそうです。太平洋沿岸でよく食べられる魚とのことですが、これも初めて食べました。頭からシッポまで、カリカリ食べられてビールのつまみにピッタリ。そういえば地ビール無くてショックでしたけど、お店の方に伺うと『何でやめちゃったの』という声と『やめてよかったよ』という声が半々なんだとか。これだけ料理が充実していると、飲むより食べる方でお腹いっぱいになってしまうのでビールが進まないかもしれませんね。中央奥が焼きサバ寿司。大将は京都の鯖寿司と味が違うと言ってましたが、私はあんまり酢が利いてない焼き鯖寿司の方が好きですね。もちろん京都の鯖寿司も大好きですけど。左手前がマンボウの蒸し煮込み。マンボウって、あのお茶目な魚ですよね。踊りのマンボじゃないですよ。あんなの食べれるんだ。室戸産のマンボウだそうです。ボーっと泳いでるから捕まえやすそうです。これも初めて食べました。蒸してあるので白くて柔らかく淡白なお味です。左手奥が地元でとれた米茄子の田楽。もうこのへんで既にお腹いっぱいでしたが、さらに鳥鍋が登場します。坂本龍馬が好物だった軍鶏と土佐九斤との交配種「はちきん地鶏」だそうです。鳥の旨味が出汁に利いててこれをご飯にかけておじやにするとめちゃ美味いんですよ。さらにシイラという魚の焼き物がご飯と一緒に出て来ました。『シイラカンスですか?』なんてこの辺にはいないですよね。いても食べないでしょ。近海で捕れる青い魚だそうです。『海の果樹園』という名前のホテルだけに果樹園があって、デザートも充実してました。普段の3日分くらい食べた気がします。お店の方が感心されるほどの完食ぶりでした。体重もシャレにならんくらい増えた気配でしたが、残すなんて勿体なくて出来ないんですよ。またダイエットにはげもう。帰ってから。(つづく)
2014/01/14
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<山越>数年前まで四国旅行と言ったら私にとって海外旅行と同レベルな大旅行感覚だったんですが、3年連続で年始に開催される四国の試合に出場して今回は逆に『こんなに近かったっけ?』という感覚になりました。四国のどこにどの県があるのかいまいち分ってなかったんですけど、もう分かりましたよ。実は高知と高松もどっちがどっちかあやふやでよくいい間違えてました。ひょっとすると四国にお住まいの方々にとってみたら、茨城ってどこだっけって方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。茨城は関東地方に入ってるんですよ。東北じゃありません。関西のは茨木です。試合が終わって香川県から四国縦断、高知県へ向かいました。昼ご飯はコンビニコーヒーとサンドイッチ。高速のって最初のサービスエリアで休憩。大将がずっと運転してくれたんですが、高速道路を使うほとんど一本道で、案内はナビがやってくれるし私は手持ち無沙汰なのでラジオをいじり始めます。驚いたことに日曜日いつも練習に向かう時に聞いている東京FMの番組がそのままFM高知でも聞けました。NHK-FMとFM高知しかチョイスがないのでいじるって言ってもたいしたことないんです。NHK-FMにしてみたら『走れメロス』の朗読やってました。おーーーっ! これ、すごい好きなお話なんだよね。『小学校の教科書に載ってたっけ?』と大将。太宰治。ダサイ治じゃないよ。ダザイオサム。そんなくだらない会話をしている間にトンネルに入ってしまいます。処刑されることになってたメロスは、妹の結婚式の間だけちょっと待ってくれって王様に頼んで、もし期日までに帰って来なかったら親友を処刑するってことになってたんですよね。やっとトンネル抜けた。妹の結婚式。大雨が降ってメロスは出発する勇気が削がれるんです。このままここで幸せに暮らせたらどんなにいいだろう。心の葛藤です。でも自分が行かないと友達の命が。意を決して故郷を出発したら、雨のせいで川が氾濫して…。またトンネルだ。今度は長いよ。ねえ、お話し終わっちゃうよ。きっと今頃メロスは夕日が消える最後のひとかけらの瞬間まで死力を振り絞って走ってるに違いないよ。アーー、感動的なとこなのに。『もうきっと終わったよ。』大将冷たい一言。トンネルを抜けたら大将の言う通り、終わってました。しかもビックリしたことに雪積もってるじゃありませんか。四国って雪降るの?今年は日本全国寒いみたいで、四国にも珍しく雪が降ったみたいですね。4時半頃、目指していた高知県香南市にあるリゾートホテル『海の果樹園』に到着。ここね、黒潮地ビールって言うの作ってるらしいんですよ。今日はたらふく飲まして頂きますよ。まず温泉でさっぱりして…。荷物を部屋まで運んでくれた従業員さんに聞きました。『地ビール作ってるんですって?』大将も飲む気満々だぜ。『作ってたんですが3年前にやめました。』はいッ?!!!やめた?一瞬こころが異次元をさまよいました。(つづく)
2014/01/13
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<試合>先週に引き続き、今年2回目の試合でした。JPカップ四国。会場は香川県丸亀市の飯山総合体育館です。去年、一昨年と同じ大会に参加しております。新年早々にJDSFラテンの維持を決めて楽になりたいというのがそもそもの動機だったんですが、最近は寒いこの時期に試合も兼ねて少しでも暖かいところに行きたい、出来ればついでに観光もしたいと去年の早いうちから旅行の方の予約入れてました。毎年人数的に成立するのかドキドキのラテンA級戦、今年はなんと12組も参加してました。こんなにA級戦で多いの珍しいです。多分JDSFの降級規定緩和のせいでしょうね。試合用に昨日コンビニで買った2リットルのペットボトル、底に亀裂が入ってたらしく水漏れして朝からちょっとブルー。ホテルの朝食会場ですごい金髪美人と出くわしたんです。この人も試合に出るのかとビビリましたが、4歳くらいの娘さんと一緒に会場にいて、見学に来られてただけでした。この女の子、めっちゃかわいいんです。(勝手にミーシャと命名)準決勝のチャチャを目の前で踊ったら大喜びしてくれて、ジャイブなんか身体揺すりながらちっちゃい手で手拍子してくれるんです。大将もノリノリ。無事決勝に進んでJDSFのA級維持は決まりました。去年と同様、競技会場は暖房効き過ぎで暑く、選手控え室は暖房無しで極寒で、サウナと水風呂に交互に入ってるような自律神経の鍛錬になります。床はやっぱりツルツルでしたが、先週の会場のようなボコボコではなく許容範囲と言ったところ。決勝の一曲目はサンバ。まだ踊ってないのに大将の額に玉のような汗がいっぱい噴き出しているの見て、この人大丈夫なのかと心配になりましたが、いろんな大会でお目にかかる選手の皆さんにフロアのあちらこちらから応援して頂いて気合い入りました。2曲目のチャチャ、大将が一目散にミーシャの所に私を引っ張って行きます。かわいらしい声で私たちの背番号呼んでくれてました。3ケタで呼びにくいと思いますけど日本語上手ね。ルンバ、パソ、ジャイブと5種目を踊り、ミーシャに向かって深々とお辞儀をしました。アウェーの私たちにたくさんの元気をくれて、ありがとう。優勝でした。一昨年3位、去年2位、一つずつ上がってようやく優勝です。オナーダンスはルンバを踊りました。B級優勝のカップルがチャチャを踊るので何か違うものをと言われたと大将が言ってました。プロの大会もあって、去年一緒に戦ってた地元の選手がターンプロされてライジング戦で優勝されてました。彼らのオナーダンスはサンバ。フロアから出ようとすると、扉の外にミーシャが待っていて、大きな瞳で真っすぐに私を見上げ小さな声で言いました。『さようなら。』私は小さなミーシャの頭をなでて『ありがとう。』と言いました。何か、こんなシーンを漫画で読んだことがある気がします。ミーシャはきっと素敵なダンサーになるでしょう。
2014/01/12
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<門出>男もすなる日記というものを女もしてみんとてするなり。紀貫之の旅日記はこんな風に始まっていました。今年で3年目になる正月早々の四国。試合が行われるのは香川県ですが、終わった後、折角の連休ですから四国の中でも行ったことのない南国土佐、高知県に行ってみようということになりました。私もつたない土佐日記を綴ってみたいと思います。こちらの写真は香川県坂出市から望む瀬戸内海に沈む夕日です。まずは羽田から飛行機で高松空港に降り立ちます。空弁を買い損ねたので初めて機内でカルボナーラ・スープ(500円)なるものを注文してみたんです。おいしかったです。キャンペーン中とのことで、おまけに『747マグネット』もらいました。いつでも地ビール飲めるように(?)、飛行機降りたら電車とバス、もしくはタクシーを利用して来ましたが、今回はレンタカーを使います。『左車線だし左ハンドルだしオートマだし、うちのと同じ車だし。』『それにカーナビも日本語だもんね。』イタリアでの苦い経験以来、極力避けていたレンタカーです。タクシー代とか電車代とか計算してみたらどうもこっちの方が割安みたいなんですね。タクシーや電車を待つ必要もないので時間も有効に使えます。早速向かったのがこちら、瀬戸大橋記念公園にあるタワーです。去年は東山魁夷せとうち美術館をゆっくり見ていて日没を迎えてしまったので、今年はこのタワーに上ってみることにしました。柱に沿ってドーナツ型の展望台が回転しながら上がって行くんですよ。上から見た瀬戸大橋。瀬戸内海って全然波がないんですね。夕日があたった海面が鏡のようにそこだけまばゆいオレンジに輝いて、それが雲の動きに従って移り行く様は、まるで天からのスポットライトに照らされた壮大なショーを見ているようでした。感動に浸ったまますぐそばにある瀬戸大橋記念館に入ってみました。巨大な瀬戸大橋を作る行程がくわしく説明されていてとっても興味深かったですが、それを書き始めると長くなりそうなので瀬戸大橋建造話しはまた機会を改めたいと思います。それより気になったのは、タワーから見えていたこの公園のすぐそばにあるプライベートビーチのような場所。個人の屋敷にしては相当大きいし、車も出入りしているし、あれは何だろうねということで、この辺がレンタカーのいい所ですね。行ってみることにしたんです。去年はここで寒風吹きすさぶ中タクシーの到着を今か今かと待っていたんですが、その必要もないというのはありがたい!『向こうから車来たら、すれ違えないね。』という感じのくねくね道を進むとすぐ、ここは沙弥島(しゃみじま)ナカンダ浜という場所らしく、プライベート・ビーチを有する大邸宅と思っていたのは海の家でした。宿泊者の方が窓を開けていたので中も見えちゃいましたよ。普通の宿泊所でした。この浜はどうも知る人ぞ知るデートスポット&夜景ポイントらしいんですね。一番上の写真はここから撮った夕日です。更に進むと万葉の歌人、柿本人麻呂の碑なんかもあったりして、上から見たのと随分イメージ違いました。(万葉集にご興味ある方こちら)ホテルに帰って早めの夕食にしました。去年ご飯を食べて美味しかった店に再び出向きます。お魚料理がメインの和食のお店です。『お飲物は?』『はい、お茶でお願いします。』試合前は飲まないぞって大将強気で、コンビニでノンアルコールビール買って来てたんです。もう運転もしないし1杯くらい飲んでもいいんじゃないかと私は思いましたけど、カロリー制限するには飲まないに限る。今年は坂出グランドホテルという所に宿泊したんです。お店がホテルと提携していて、去年、ここにすればよかったねと目をつけていた所でした。そういえばチェックインのときにサービス券をもらってなかったっけ?どれどれ。『ドリンク1杯無料券だって。』『すいません、これでビールお願いします。』結局ビール頼みましたよ。欲望に正直すぎる自分たちが情けない...。お食事の方は私は鯛釜飯の御膳料理を頂きました。大将はなんか肉食べてましたね。ここ『磯の匠』って店なんだから海のもの頼めばいいのに。金粉をちりばめた黒豆や、馬の図柄の絵馬をかたどったかまぼこなど、お正月の小鉢がいろいろついてて目にも楽しいおいしい食事でした。近所のスーパー銭湯のタダ券ももらえたし、ラウンジのコーヒーも半額だったし何かお得感満載。地ビール飲めなかったのはちょっと残念でしたが、明日は地ビール作ってるホテルに泊まる予定なんですね。一応その前に、試合があります。(実はこっちがメイン)(つづく)
2014/01/11
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私が初めてワーグナーの『神々の黄昏』を知ったのは1970年代のことです。『はいからさんが通る』で有名な大和和紀先生の少女漫画『KILLA(キラ)』の中に出て来るんですよ。イギリスを舞台にした美少年キラのダークな成り上がり物語りなんですが、繁栄を極めた某会社社長がキラの策略によって自殺に追い込まれ、最後に聞くのがこの『神々の黄昏』でした。どんな音楽なんだろうと思って図書館で借りて来たのを覚えています。だいたいこのタイトルがカッコいいじゃないですか。原題はドイツ語でGötterdämmerung、直訳すると『神様たちの夕暮れ』なんですけど、『神々の黄昏(たそがれ)』って響きもいいしハマってる感があります。訳された方、あっぱれ!<第3幕>は狩りの場面から始まります。ジークフリートは1人で張り切り過ぎて道に迷い、3人のラインの乙女たちに出会います。3人とも歌が上手で美人なんですけど、口が災いしてアルベリヒにラインの黄金を奪われてしまいました。ライン川の妖精さんたちは、その黄金で作られた指輪を返してとおねだりします。ジークフリートもちょっとスケベ心が疼いて『あげちゃおうかな』という気をおこすんですが、『その指輪は呪われてる』とか『持ってると死ぬ』とか脅されると逆に反発して手放すのをやめてしまいます。場面変わってジークフリートが狩りの一行に合流します。グンターはジークフリート暗殺計画にも、手に負えないブリュンヒルデとの結婚についてもストレスで元気がありません。ハーゲンは念願だった指輪があと少しで手に入りそうなので元気いっぱい。『ジークフリートさんは小鳥の話が分かるんですって?』ハーゲンが振るとジークフリートの自慢話が炸裂です。『大蛇やっつけて返り血浴びたら突然小鳥の話しが分かるようになったんですよ。そのときこの指輪も手に入れましてね。』ハーゲンは『これ飲むと、もっと昔のことよく思い出せますよ。』とさらにけしかけて、記憶を戻す薬を酒に入れて渡します。狩りについて来た家来達も興味津々でジークフリートの武勇伝に聞き入っていました。『小鳥の奴がね、炎の岩山に行けば美しいブリュンヒルデが眠ってるから、起こして結婚したらいいよって言うんでその通りにしたんですよ。』ブリュンヒルデと結婚した?!グンターびっくり。ジークフリートは自分のお古をオレ様に差し出したのか?場が騒然となってもまだジークフリートは自分がドツボの発言をしてしまったことに気付いてません。ハーゲンは今だとばかりにジークフリートに槍を突き立てます。ブリュンヒルデに聞いていたジークフリートの弱点、それは背中でした。彼女がジークフリートに不死身の魔法をかけたんですが、英雄ですからよもや敵に背中を見せることはあるまいと背中にはかけなかったんです。なんか『耳無しホウイチ』みたいな話しですね。英雄ジークフリートは死んでしまいました。ジークフリートの葬送行進曲が『ずしーん』と心に響き渡り、いよいよ物語りはクライマックスを迎えます。館に帰ると修羅場が待っていました。グートルーネは自分の夫を殺されたと嘆き、グンターは全部お前のせいだとハーゲンを責め、ハーゲンは指輪は自分のものだと主張してグンターを殺してしまいます。そこへ全てのいきさつをラインの乙女たちから聞いたブリュンヒルデが厳かに登場。ライン河畔に薪を積ませジークフリートを火葬して、指輪は川へ返すと宣言。自分も火の中に身を投じるんです。指輪を取りに来たラインの乙女たちを深追いしたハーゲンは川に引きずり込まれます。ジークフリートとブリュンヒルデを焼いた炎は天上に燃え広がり、神々の住むワルハラ殿が炎上して幕となります。ジークフリートの死を題材にした草稿を作成したのはワーグナーが35歳の時(1848年)でした。それから次第に話しを膨らませて、作曲が完成して初演されたのが1876年。ワーグナー63歳のときです。ほぼライフワークですね。この間にもいろいろな作品を手がけていますのでこれだけにかかり切った訳ではありませんが、ワーグナーの『ニーベルングの指輪』を思う時、いつもゲーテの『ファウスト』が頭に浮かびます。ファウストはゲーテのライフワークであるという共通点の他にもう一つ、女性の自己犠牲による魂の救済みたいな終わり方が似てるんです。ワーグナーの別のオペラ『ターンホイザー』でもそうでした。このままだと地獄行き〜みたいなダメ男の魂を、愛した女性が命に代えて救ってくれる。これって、世の男性の夢なのかもしれませんね。長々と綴って参りました『神々の黄昏』、社交ダンスとどう関係するんだと思われるかもしれませんが、お楽しみいただけましたでしょうか。全ての感動はダンスの肥やしとなります。私も見た目『ポニョ』ではなく『ブリュンヒルデ』を目指して頑張ろうと思います。(おわり)
2014/01/10
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日本は川の多い国なのでいろんなところに『ライン下り』できる観光地がありますが、スイスからドイツを抜けてオランダの方に流れて行くライン川を船で下るのが本家ライン下りです。全長1200キロのうち半分以上はドイツ国内を流れていて、流域にはワインの名産地や工業地帯、ボン、ケルン、デュッセルドルフなどの大きな街も点在し、古くからドイツの繁栄を支える重要な内陸水路でした。ローレライの伝説でも有名ですが、神々の黄昏に登場する指輪も、もとはラインの川底を照らしていた黄金から作られたものということになっています。黄金から指輪を作ったのは地下に住むニーベルング族(小人)のアルベリヒ。それでこの物語りを『ニーベルングの指輪』と言うんですね。<第2幕>はハーゲンの前にアルベリヒが現れる所から始まります。アルベリヒは指輪のパワーで地下世界の王様だったんですけど、神さまブータンに騙し盗られてずっと恨んでました。指輪はめぐりめぐって今はジークフリートが持っていますが、ロード・オブ・ザ・リングのゴラムみたいな感じで執拗に指輪奪還のチャンスを待ち、今度は自分の息子ハーゲンにそれをやらせようとしていたんです。ハーゲンはお母さんがギービッヒ家の人なんでしょうね。お父さん小人ですけどハーゲンはジークフリートと対等ないい体格してます。ハーゲンの情報源は多分小人族の地下情報網。腹黒い所は父親譲りで、指輪を手に入れるのも父親のためではなく自分が欲しいと思っているんです。ジークフリートが角笛の音と共にもどって来ました。ハーゲンのシナリオ通り、グンターに変装したジークフリートがブリュンヒルデを炎の岩山から連れ出し、そこで本物のグンターと入れ替わって一足先に館にもどって来たんです。グートルーネは、ブリュンヒルデと一夜を共にしたジークフリートが心配でした。ホレグスリの効力は続いているようで、あくまで彼はグートルーネしか意中に無く、兄貴の妻になる人との間は名刀ノートゥングが隔てていたとか言っちゃってました。なんか取って付けた浮気のいい訳聞くみたいですけどね。ここでギービッヒ家の家来全員集合で婚礼の準備です。うちの殿様が結婚する女性は元神らしいぞ。妹君も英雄ジークフリートと結婚するらしい。こりゃダブルで目出たいなってわけです。盛り上がっている所へ、ブリュンヒルデを伴ったグンター帰還。ブリュンヒルデはそこで一緒に盛り上がってるジークフリートを見つけて唖然とします。自分の夫が別の女性グートルーネと結婚しようとしているばかりか、妻の私を兄貴に差し出すような真似を!ブリュンヒルデは知恵の女神エルダの娘なんで頭いいんです。グンターが岩山で奪ったはずの指輪をジークフリートがはめていることから変装頭巾のカラクリをたちどころに見抜きます。殿様グンター、『自分で炎を越える勇気もない弱虫』呼ばわりされて面目丸つぶれ。ジークフリートはホントは自分と結婚しているのだと主張するブリュンヒルデですが、ホレグスリのせいでその辺のことは全く覚えていないジークフリートは『女っていつも訳の分からんこと言い出すよね。』と言って、グートルーネと家来達を引き連れて退場です。ブリュンヒルデは嘆きます。あんなに愛し合っていたのにジークフリートはなぜ私を裏切るような真似を?激情は次第にジークフリートへの復讐心へと変わって行きました。その心の隙間にそっと忍び寄るのがハーゲンです。『私が代わりに成敗してくれましょう。奴の弱点はどこ?』ハーゲンの狙いはジークフリートの持っている指輪ですが、名目上は兄貴に恥をかかせたことへの報復。ハーゲンの強気な姿勢にちょっと引き気味のグンターでしたが、最終的にはジークフリート暗殺計画に乗っかって明日彼を狩りに連れ出して殺そうということになります。悪いのは全部ハーゲンなのに、どうして誰も気付かないのかしら。不死身の勇者ジークフリートの運命は?それにホレグスリって、いつまで効くのかな?(つづく)
2014/01/09
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<第一夜>ワルキューレで書きましたが、『ニーベルングの指輪』にはライトモチーフという、この人が出て来る時にはこのメロディみたいな手法が使われています。ダースベーダが出て来る時に流れる音楽決まってますけど、あれみたいなものです。ジークフリートのライトモチーフは角笛の音楽なんですね。ジークフリートいっぱい出て来るんで何度も鳴るんですけど、それ聞くたびに『新日本紀行』がポっと頭に浮かぶんですよ。なんでしょうね、この変な連動。単なるホルン繋がりかな。<第1幕>はライン川のほとり、ギービッヒ家の館で始まります。名門の家なんですが家督を継いだ長男グンターが優柔不断で何となく頼りない男なんです。一方、腹違いの弟ハーゲンは情報通で頭も切れてしかも腹黒。密かに支配の指輪を我がものにしたいと目論んでいました。指輪を持っているのはブリュンヒルデ。彼女から指輪を奪うために一計を案じます。ギービッヒ家の格が上がるから兄貴にブリュンヒルデを妻にしろとそそのかすんです。ジークフリートにホレグスリを飲ませて妹グートルーネの言いなりにさせ、ブリュンヒルデを岩山から連れ出すという作戦。このホレグスリって『トリスタンとイゾルデ』でも登場しましたけど、人生を狂わせる恐ろしい効き目ですね。ハーゲンの書いたシナリオ通り、ライン川を下って来たジークフリートはまんまと策略にかかり、あれほど熱愛していたブリュンヒルデをころっと忘れてグートトルーネに首ったけです。グートルーネだって世紀の勇者に言い寄られたら悪い気はしませんよ。既婚者だってこと知らないし。ノリノリのジークフリートは兄貴のグンターと血の杯まで交わして義兄弟の契りを結び、『炎の岩山のブリュンヒルデさんを連れてくればいいんですね!』と、勇んで出発。兄貴グンターとダブル結婚式を挙げるぞと盛り上がっています。これはマズいことになりました。ていうか、こいつアホですね。そのころ炎の岩山のブリュンヒルデのところへ妹が訪ねて来ていました。父親ブータンに勘当された姉の所に来るなんてよっぽどのことがあったんでしょうね。聞けばジークフリートに槍を折られて以来ブータンの様子が変だと窮状を訴えます。大切な世界樹を切り倒し、城を燃やすために薪をうずたかく積んでいる。『ブリュンヒルデが指輪をラインの乙女に返してくれればなぁ。』とつぶやきながら。ブリュンヒルデにとっては結婚指輪ですから、そんな父親の世迷い言につき合って川に捨てるなんてとんでもない。もちろん絶対返さないつもりです。妹は絶望して宮殿へ帰って行きました。入れ替わりに現れたのが変装頭巾でグンターになりすましたジークフリート。ホレグスリのせいで自分の奥さんをすっかり忘れているので大胆不敵です。ブリュンヒルデはジークフリートしか通り抜けられないはずの炎の山を越えて来た見知らぬ男にビックリ。以前なら神通力で成敗出来たかもしれませんが、全ての力を奪われてただのか弱い女性になってしまっているので悪党グンター(に化けたジークフリート)に従わざるを得ず、指輪も奪われてしまって泣く泣く山を下ります。このあとプライドの高い元神のブリュンヒルデがジークフリートの心変わりにどうオトシマエ付けるんでしょう。腹黒いハーゲンの策略はこのまま成就してしまうのか。いよいよドラマは佳境を迎えます。(つづく)
2014/01/08
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正月休みはオペラを見ることから始まりました。ワーグナー生誕200年の去年、ミラノ・スカラ座公演がテレビ放映され、録画したものを早く見たいとずっと楽しみにしていたんです。北欧神話を元に作られたワーグナーの4部作『ニーベルングの指輪』は、<前夜祭>ラインの黄金、<第一夜>ワルキューレ、<第二夜>ジークフリート、<第三夜>神々の黄昏の4作品からなる壮大な指輪物語り。今日ご紹介するのは第三夜『神々の黄昏』です。ワーグナーは最終話となる『神々の黄昏』をまず作ってからお話を膨らませて行ったそうです。そのせいか4作品の中で最も長い上演時間(4時間以上)でお話もとてもドラマチック。他の3作品もそれぞれ4時間くらいあるので全部見るのは大変なんですが、一つ一つの作品がそれぞれで完結していて前後を見なくても全体が想像出来るようになっているんです。まるで連作の絵画を見ているようで、全体を眺めてよし、一つだけ飾ってもよしという感じ。<序幕>は3人の女神(ノルン)の登場で始まります。ワルキューレの岩山で運命の縄を編む乙女たち。それぞれが過去、現在、未来を歌ってこれまでのお話の流れを説明してくれるんですね。<第一夜>ワルキューレで人間界に落とされ炎の岩山で眠りについていたブリュンヒルデは、<第二夜>で登場する勇者ジークフリートによって永い眠りを解かれ燃えるような恋に落ちて結婚します。ジークフリートは大神ブータンの力の象徴とも言える槍を名刀ノートゥングで叩き割るといった怖れ知らず。大蛇を倒し、世界を支配する指輪を手に入れていました。ブータンはジークフリートの祖父なんですけど、そんなこと知らないのでやりたい放題です。運命の女神たちの歌は次第に世界の終末を予感させる暗いものになって行きます。『世界の秩序と神々の繁栄を支えていた世界樹トネリコが切られ、神々の宮殿ワルハラのまわりにうずたかく積まれて燃やされるであろう。』そしてついに運命の縄が切れます。一方炎の岩山で熱愛中、新婚ホヤホヤのブリュンヒルデとジークフリート。更なる武勇伝を綴るために旅立つジークフリートは、愛の証しとしてラインの黄金で作られた支配の指輪をブリュンヒルデにプレゼントします。それに応えるようにブリュンヒルデは、かつては共に天を駆け巡った愛馬グラーネをジークフリートにプレゼント。ジークフリートは角笛を吹きながらライン川へと旅立って行きました。この後ジークフリートを待ち受ける罠、ブリュンヒルデの悲劇。ロード・オブ・ザ・リングでもそうでしたけど、この指輪には強大なパワーと引き換えに避けることが出来ない不幸をもたらす呪いがかけられているんです。幸せな二人には今それを知る由もありませんでした。(つづく)
2014/01/07
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地ビールのようなおしゃれなラベルですが、これは地ビールではないそうです。『満月の日限定醸造』という特別なビール。Full moon beer lunar light inside『満月ビール、月の光入り』 だそうです。何かだまされてるような気がしないでも無いですが、飲んでみると確かに違う気がする。何度も原材料をラベルで確認してしまいました。麦芽、ホップ。ラガータイプの普通のビールです。でも微妙にスパイシーな味がします。月が入ってるだけあって、きれいな金色。<フルムーンビール>その製法は内外不出のドイツの伝統的工法に基づいてい高品質な正統派ビールの醸造です。ドイツ政府が品質管理を行っている本場バイエルン産の有機麦芽と高品質を誇るハラタウ産のアロマホップを使用してます。ビールの醸造にあたっては、1516年にドイツで発布された、麦芽、水、ホップ以外を原料として使用してはならないという「ビール純粋令」を守り、一般的なビールに見られるような炭酸ガスの注入や安定剤の添加、さらには殺菌処理といった、本来の味をそこなうような処理を一切行わないことで、ビタミンやミネラルなどの栄養分をたっぷり含んだ、健康的なビールをご提供してまいります。 日本の軟水を使用し、日本の消費者の嗜好に合わせて少々のアレンジを加えました。これによって、フルムーンビールは「満月の日限定醸造」と言う独特のビールになっています。アルコール度数 5.5%タイプ ラガー酒類の分類 ビールどこで作っているのかと見てみると株式会社アレフ。あの宗教団体とは全く関係なく、びっくりドンキーで有名な北海道に本社のある会社です。小樽ビールの製造元でもあります。(あれも美味しかった!)知らなかったんですが、ブラウマイスターより格上のブラウエンジニアという国家資格がドイツにあるそうで、その世界に1500人しかいないブラウエンジニアのお一人、ヨハネス・ブラウンさんという方を日本に招いて醸造責任者とされているそうです。この満月ビールもその一つということは、それほど眉唾物でもなさそう。出来れば違いを見るために『新月ビール』や『半月ビール』も作ってほしい所ですね。正月休みにはきれいな三日月が出てました。『三日月ビール』もおしゃれでいいかな。楽天でも売ってました。
2014/01/06
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1ヶ月試合に出ないと勘が鈍るもんですね。正月休みをダラダラ過ごさないために去年同様、新年開けて早々の試合に行ってきました。『だらだらしちゃいけない』気持ちはあったものの、実際はだらだらしたので二人とも太っちゃったし,忘れ物は多いし,スタートダッシュでつまづいてる感じです。陣地シート、去年の試合で忘れたのですぐ買ったんですけど持って来るの忘れました。陣地ないとすごくみじめです。受付で頂いたゴミ袋敷いて座ってましたけど、オシリ痛いし冷たいし。大将は『眉毛書く鉛筆忘れた』とか『鏡も忘れた』とか『タオル貸して』とか,コスチューム忘れるよりはマシですけど競技会に持って行くものリスト作ってたのはどうしたんでしょうね。眉毛なんか濃いんだから書かんでもいいじゃろー。試合は東京スカイツリーのすぐ側、すみだ産業会館でした。メイン競技はプロJCFの東部日本10ダンス選手権。私達が参加したのはアマ東部日本ラテン選手権です。参加8組で1組だけB級選手がいらっしゃいましたがあとは全部A級選手でした。ここは身体を動かす場所がないので、参加組み数が12組以下だとチャチャ、サンバ、ルンバ、パソ、ジャイブの5種目をいきなり準決勝で踊ることになります。底力を見せろってことなんでしょうね。ご存知の方も多いかと思いますが、この会場は床が超滑るしボコボコでかなりフロアコンディションが悪いんで昔は足首痛めたりしてました。でも何より嬉しいのは暖房が効いてて肩の力が抜けることです。駅に近いしレストラン街もデパ地下もあって、ロケーションも最高なんですよ。私も忘れ物はしなかったんですが、ちょっと決勝で大ボケかましました。他にB級、C級、D級、E級、N級の試合があったので、選手権(A級戦)は最後かななんて準決終わってゴミ袋シートの上でのんびりしていたら、なんとB級より先にコールされたんです。大将はいつも行方不明なので、またどっかで油売ってるのかと思ってたらいつの間にか集合かかってたみたいなんですよね。背番号つけてる男性は選手係の先生にチェックされるんですけど、パートナーは野放し状態でいない方が悪いみたいです。決勝は一組ずつ紹介されてフロアに登場なんですが、幸い私達が一番最後だったのでフロアに駆けつけて間に合いました。大将の私をくるくる回すリードがちょっと怒ってるみたいだったな...。さて、結果は一応ギリギリ優勝だったんでそれほど喧嘩にもならなかったんですが、曲が短めなのに踊り込みしてないせいで息上がるし、ヤグダに作ってもらったサンバのルーチンもごちゃごちゃだったし、コネクションも距離感も良くなくて反省点満載です。チャチャをオナーダンスで踊らせて頂きました。これも決していいデキではなく、ユーリに改善してもらって年末比較的練習量の多かった種目だったと言うだけなんです。やっぱり太ると動きませんね。表彰式で山本千恵子先生にトロフィーを頂き、『JCFの試合、初めて?』と聞かれてしまいましたが、実は去年も同じ試合に出てたんですね。先生と一緒にテレビ映ったこともあるし、ショーダンスでは審査員席の後ろでごちゃごちゃコメント入れたりもしてたんです。『正月早々試合だと休んだ気がしないわよね。』審判の先生方、朝からお仕事ご苦労様です。試合のあと、7階のレストラン街で京料理の店に入りました。豆腐とか湯葉とかならカロリー低いかななんて、今更遅い感じですが。
2014/01/05
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年末に体重計を買いました。8年前にデジタル体重計を買ってそれから毎日『書くだけダイエット』を続けていたんです。毎日体重を量ってノートにつけると、それだけで痩せると言うウソみたいな方法。やっぱりウソでした。確かにボーンと増えると『これはまずい』と思って節制するんですが、じわじわ太るのには効果がありませんね。実際測定始めた頃から2キロくらい増えてます。それに体脂肪率も測定のたびに『ホントかな?』と言うくらい増減するので、最近ちょっと体重計を疑い始めていました。まだ壊れた訳ではないんですが、電気屋さんをぶらぶらしていたら棒を持って量るタイプの体重計はもう置いてなくてもっとシンプルで薄型になっていたので、これで量れば実は自分もスリムなんじゃないかと、まあ勘違いした訳です。誕生日と身長を入力しておくと、体重だけでなくいろいろ自動で計算してくれるみたい。買って来て早速乗ってみました。『どーだった?』大将が寄って来たのであわてて電源オフ!なんか量り方間違えたのかもしれないと思って、大将が量るとこ見てたんですけど普通だ。体重→前回との体重差→体脂肪率→内臓脂肪レベル→BMIこの順番で表示されるんです。正月は怖くて乗れませんでした。そして今日、再び意を決してそっと乗ってみます。そっと乗ったからって体重減る訳じゃないんですけど。ま・まずい!!!やっぱり書くだけダイエットって効果あったのかもしれません。量らないで(書かないで)いると太ると言うことが判明しました。実はある一定ラインを超えると膝が痛くなるんです。体重測ってなくてもそれで『増えてる』ことは分かってたんですよね。あーー!!!せめて体脂肪率が『普通』レベルになるようにがんばろう。(明日から...)
2014/01/04
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みんなのヒーロー大集合みたいな映画なので、きっとハズレだと勝手に思い込んで見ていませんでした。興行収入的には去年のNo.1映画ですし、アイアンマン3でこの話しが何度か出て来るのでやっぱり押さえといた方がいいかなと見ることにします。ところがこの話しの悪役が神様兄弟『マイティ・ソー』の弟ロキで、芋づる式に見なくちゃいけない映画が増えて行くんですよ。ロキが兄貴のソーに恨みもってて、ソーの大好きな地球を、同じく地球侵略を目論むエイリアンのチタウリと組んで乗っ取りましょうという流れです。映画製作会社の策略にまんまとのせられてる感じ。正月休み今年は長めだし、こういう芋づるは嫌いじゃないんで、別にいいんですけどね。一方地球では、使い方の分からない謎のキューブの研究に取り組んでいたチームから緊急事態発生の連絡を受けて国際平和維持組織が動きました。視察に訪れたのは長官のニック・フューリーとマリア・ヒル。『これさ、モーフィアスとトリニティじゃん。』登場した途端、ヤジ炸裂。そっくりなんですよ、映画『マトリックス』の登場人物に。ニック・フューリー マリア・ヒルそんなことはどうでもよくて、このキューブがなぜここにあるのかもとりあえず不明だけど置いといて、お話にもどります。このキューブが宇宙に穴をあけて何万光年彼方か知りませんがそこからロキとチタウリ達がやって来るんです。相手は神と宇宙人ですからほぼ勝ち目はないんですね。そこで登場するのがヒーロー軍団です。アイアンマン超人ハルクマイティ・ソーホークアイキャプテン・アメリカブラック・ウィドウみんな1人で世界を救って来たヒーローですから、団結力なんて皆無。神様ソーも天才アイアンマンも『オレ様』系ですから会った途端に喧嘩です。巌を砕き雷を呼び木をなぎ倒して喧嘩のスケールも半端ないですね。アニメみたい。キャプテン・アメリカは古典的好青年で二人の喧嘩の仲裁に入ってましたけど、そんないい子ちゃんな所がアイアンマンは気に食わないみたい。普通の人間のくせに何が出来るんだ見たいな上から目線な態度です。自分だって普通の人間なんですけどね。宇宙からの侵略に対してヒーロー任せにしておくばかりのはずも無く、いまや戦場と化したマンハッタンに核ミサイルが打ち込まれます。まだニューヨークにはたくさんの人が逃げ惑っているのに。宇宙に開いた穴からは次から次へと変な怪獣もやって来てこの映画落としどころあるのかという疑問さえ湧きましたよ。まさか<つづく>とか出ないよね。このヒーロー軍団の中で最も美味しい役なのはアイアンマンですね。一番先頭にいるし。アラバスタの守護神ファルコンか、っていう活躍をして、アイアンマン3の不眠症につながるようです。『アベンジャーズ』(原題:Marvel's The Avengers)は、ジョス・ウィードン監督・脚本で製作された2012年公開のアメリカ映画。大ヒット作なので、これも続編が出来そうです。公式サイトはこちらです。映画の一番最後に、ヒーロー全員がただ黙々とサンドイッチみたいなのを食べてるシーンが映りました。私『なんでヒーロー大集合なのに、スーパーマンとかバットマンとかスパイダーマンは出て来ないのかな。』大将『会社が違うんじゃないの。』なるほど…。
2014/01/03
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浅草寺に初詣に行ってきました。毎年同じような写真を載せていますが、年々混む時間帯が早まって来ているように感じます。年末から家に泊まりに来られている大将のお母さんも一緒に、朝早く車で東京の私の実家に向い、両親を乗せて5人で毎年恒例の初詣です。東京の空は真っ青に晴上がり、途中富士山が見えていました。まだだれも東京スカイツリーに上ったことはなく、いつも話題に上りますが素通りです。今年の初踊りは元旦でした。去年同様、親父ギャグ先生の教室でスタンダードレッスンです。折角新しいルーチンのワルツを習ったけど、これをいつ試合で踊ることになるかは未定です。夏頃かな...。
2014/01/02
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明けましておめでとうございます。2014年が皆様にとって素晴らしい年になりますように。
2014/01/01
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