himekyonの部屋

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2006/05/30
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カテゴリ: 八ツ岳の四季

27日の日記の続きです

一気にUPと勢いこんで書いていたのに、楽天さん、写真も合わせて、10000文字超えちゃだめなんですね。オーバーしちゃって、短くするのに一苦労しちゃいました。himekyonのは、長すぎて・・・



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                   下山途中の尾根からの天狗岳


さて、無事?に中途半端な天狗岳登山を終了して小屋に戻ったhimekyonですが、今日の宿泊者はhimekyon一人でした。こんなのはじめてです。去年、台風の中、槍ヶ岳に行った時、ロッジで足止め食った時は、宿泊者は15人ぐらいで、個室にヒトリだったけど、今回は正真正銘のたったのひとりだけでした。

食事はコタツを囲んで、若い男女の従業員と3人で食べました。しばし、山の話で盛り上がったけど、消灯8時半ということで、若者も後片付けがあるだろうと、早々に2階の部屋へ行くと20畳はあろうかという広い部屋にポツンと布団が敷いてありました。いつもなら、消灯まで、同宿者と山談義に花が咲くけれど、別にすることもなし、これは寝るよりほかはないかと布団にもぐるとあっというまに夢の中・・・ちょっと暑くなって目を覚ましたらまだ10時半、さぁ、これからもう一度寝られるのかと心配したけれど、なんてことはない、日頃の寝不足解消とばかりに、しっかりと寝ていました。再び目を覚ましたのが4時半、外を見るとちょっとうす曇り、ご来光は無理だろうとまたまた布団の中へ、結局5時過ぎまで寝てしまいました。
もちろん、すっきりのお目覚めでしたよ。



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                     朝は薄氷がはりました。


今日は下山のみ、時間はたっぷりありそう、小屋番さんにお薦めコースを聞くと、シラビソの中を「にゅう」経由で稲子湯へ、そう、しらびそ小屋経由だと3時間ちょっとで下山できちゃう、、やっぱりお薦めコースのほうが楽しそう・・・
小屋からすぐの中山峠に着くと天気がよければ、ご来光はすばらしいだろうな、今朝は奥秩父山系が雲海のうえに浮かんでいる。





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                    雲海に浮かぶ奥秩父山系


いざシラビソの森へ

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                        シラビソの樹林

尾根筋を歩いていくとどんどん残雪が多くなってきた。北斜面だからかな・・・いくつか足跡があるので、忠実に足跡を追い・・・・それでも時々、ずぼっとはまってしまう。膝ぐらいならすぐに抜けるけど、だんだん深くなってきて・・・冷たーい、靴の中に雪が入っちゃった、やばい、これはスパッツをつけなければ、


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                           いたるところに残雪

出る時に小屋番さんに聞いたら、北八ツには熊がいないらしい、今日は安心して歩けそうだ、それでもいつものようにストックに熊鈴つけて、どんどん下っていく、登山道の両脇には昨日見た「セリバオウレン」がたくさん咲いている。そうなんだ、春一番の花はセリバオウレンだったのだ・・・・他には♪何もない春で~す♪なんて歌いながら歩く。




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          昨日と同じく尾根道はセリバオウレンがたくさん咲いていた。




尾根筋のところどころから、昨日登った「天狗岳」を振り返ってみることができる。意外と大きな山なんだなぁー、昨日は西天狗まで行けなかったからまた来なっくっちゃぁ





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       少しずつ小さくなっていく天狗岳


この辺の登山道の標識はちょっと古くて文字が読み取れないのが多い、それでも「にゅう」方面への分岐はすぐにわかった。・・・「ニュウ」ってどんな山かなと歩いているとちょっとした岩の高みが現れた。これが「ニュウ」?大きな岩が積み重なっている。それでも標高は2351mある、下からみれば山なんだろうな、





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                      ニュウの山頂


山頂の岩に「ホシガラス」が止まっている。ザックを置いて登ってみる。といってもほんの2、3分の距離、展望はいいが少しガスが出てきている。下のほうに白駒池が見えている。白駒池には麦草峠から何度も行っているけど、今度はあそこへ降りてみようかな・・・




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                  下のほうに白駒池が見える。



地図を確認して、いよいよ稲子湯への分岐を過ぎたと思ったら、いままでにないほどの残雪、いやー、すごいわ、これどこを歩けばいいんだ、足跡をなんとかたどってみるがもぐる、もぐる、足の付根までもぐってしまう。足を抜くのが大変、こんな時、スノーシューだったら、ルンルン歩けるんだろうな・・・しかし、ここを過ぎると、雪も少なくなってきて、確実に下っているんだと実感。よかったー。



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                        コヨウラクツツジ

登山道に赤いものが落ちている。上を見上げると、「コヨウラクツツジ」が咲いている。今回、「セリバオウレン」以外初めてみるお花に感激です。あっちにもこっちにも、ここは「コヨウラクツツジ」の群落地だろうか、登山道の両脇いっぱいに咲いていた。といっても小さい小さい花で華やかさはないから、気がつかないで通り過ぎてしまうかな??
登山道の名前もシャクナゲ尾根とついているくらい、石楠花のトンネルもでてきたが、花芽で冬を越す石楠花が、ふっくら花芽が全然ない、去年の花がらがたくさんついている。去年はきれいに咲いたのだろうが、今年はどうなのかなー・・・





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              シャクナゲのトンネル




北八ツの特徴といえば、苔むしたシラビソの樹林、このあたりも樹林の下は緑濃く苔むしている。幻想的な風景だ、




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苔むす樹林





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あれよあれよと下ってだいぶ標高が下がってきたけど、ガスもわいてきた。昨日じゃなくてよかった。ふとみると「ツバメオモト」が蕾を付けている。まだ少し早かったーと残念がって歩いていると咲いていました。かいわいい花です。







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                           ツバメオモト






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               ツバメオモト



お花を探して下ばかり見ながら歩いていたけど、上を見上げれば「オオカメノキ」や「ミツバツツジ」も咲いていた。




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                 オオカメノキ






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                 オオカメノキ





標高が下がるに連れてどんどんお花が出てくる。やったやったと大喜び、さあ大変、いつものことながら、ここからは、なかなか前に進まず、稲子湯までの標準タイム4時間を6時間かけて辿り着きました。秘湯「稲子湯」で汗を流し、バスで小海線松原湖駅までもどり、甲斐大泉駅で途中下車、



5月26日の日記 に書いたロッジ「ポレポレ」さんに寄り、帰りは「長坂インター」から高速バスで帰りました。

お花大好きなhimekyonの単独行は、時間を入れた計画表が作れません。いつもながら、行き当たりばったりの山行です。
今回はちょっと失敗もあったけど、2日目はたくさんのお花に出会え、楽しい山行になりました。



お花の写真は載せられなかったのでまた別の日に載せます。また見てくださいね。








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Last updated  2014/05/22 01:41:19 AM
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