ノルウェイの森が映画化され、本年9月のベネチア国際映画祭に出品された。
以前、小説「ノルウェイの森」について、必要以上に露骨な性描写があり、村上氏の作品は「1Q84 」もそうだが露骨な性描写が多すぎる、と書いた。あまりの露骨さに途中で読むのを止めた人もいる。
それが映画化され、ベネチアでスタンディングオベイションを受けたという。国際的に村上春樹氏およびその作品は人気が高いのだと思う。
セックスは誰でもするもので、その方法は多彩かもしれないが、それを小説に書いたり、映画化したりする時には、露骨でなく美しく描いてもらいたいという気持がある。
人間そのものがそれから逃れられないとするなら、村上氏の作品も目くじらを立てて怒るほどのことではないように最近は思うようになった。
映画は12月に公開されるという。原作は露骨な性描写が多く、辟易としたが、映画ではどのように表現されているか、是非みてみたいと思っている。
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