今が生死

今が生死

2013.08.26
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カテゴリ: 世界平和
今シリアでは化学兵器(毒ガス)による死者や負傷者が多数生じており、その救援に多くの医療団が当っているが、その一つに国境なき医師団がある。

国境なき医師団は1971年にフランス人医師たちによって設立され1992年に日本支部も結成された。NPO法人であり、ボランテア活動によって支えられている。2011年3月11日に起きた東北大震災の時も翌12日には現地入りして救援活動を行っている。その活動資金は人々の寄付金で賄われている。

活動メンバーは志願者によって構成されているが、医師、看護師、検査技師等医療関係者が60%位で設営や運搬、交渉等を行う非医療職の人達が40%位である。応募資格は医療職の場合は経験が必要だが非医療職は経験は必要なく奉仕の心さえあればいい。

どこに派遣されるかわからないので健康が要求されるが年齢制限はない。自国内のこともあるが外国に行くことが多いのでそこで仕事がスムーズに行われるために臨機応変力、環境への適応能力、語学力などが要求される。期間は6ヶ月だが根底の奉仕精神があやふやだとノイローゼになって途中で帰還する人もいる。

ノーベル平和賞を受賞して有名になったが一般民衆からの寄付によって成り立っており、規模はそれほど大きいものではなく、活動範囲は全世界に広かっているが、ボランテアによってほそぼそと運営されているというのが実情だと思う。

現地では診療所開設、設営、運搬など非医療職の活動が不可欠だ。志のある若者が数多く参加してくれることが望まれている。





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Last updated  2013.08.27 00:02:28
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