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araiguma321 @ Re[1]:レモンの花 2024.5(05/07) うしまるさんへ 黒くてズングリでブンブ…
うしまる@ Re:レモンの花 2024.5(05/07) 実はおとなしいと聞く「くまばち」君です…
araiguma321 @ Re[1]:四季の香ローズガーデン 2024.5(05/12) kiki ☆さんへ どういたしまして。バラに…
kiki ☆ @ Re:四季の香ローズガーデン 2024.5(05/12) ご紹介ありがとうございます😊 行ってみた…
araiguma321 @ Re[1]:Dr. Yellow(01/21) うしまるさんへ ありがたや~ さて、何に…
うしまる@ Re:Dr. Yellow(01/21) 風水的には、金運アップでしょうか  ٩(ˊᗜ…
araiguma321 @ Re[1]:湯乃上館 出雲、木次町湯村 2023.10(10/25) うしまるさんへ のんびり入浴後、晩酌に…
うしまる@ Re:湯乃上館 出雲、木次町湯村 2023.10(10/25) おおっ! これも又イイ  ٩(ˊᗜˋ*)و 囲…

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May 3, 2016
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テーマ: 私の読書(15)
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流れる星は生きている 藤原てい 新版2015年 初出1949年

 新田次郎の妻の新京から日本への乳飲み子、三歳、六歳の子供を脱出させる壮絶な記録だった。ネット上の話では新版は学生向きに初出の内容から削られているところがあるらしい。そうであっても生死の境を行き来するすざましい証言録だ。

 1945年8月から1946年9月までの13ケ月間かけて女手一つで子の命を救いぬき、故郷にたどり着いた時の最後の言葉は強烈だ。
 「これでいいんだ。もう死んでもいいんだ。」

 釜山への満杯の貨車の中で同胞からのこころない非難の様は、全てのやり場がない。
 「個人主義と人への嫌悪感、目でにくみ、心で猜疑し、人間の根性の底までさらしたまま、うじ虫のようにうごめいていた。」

 秩序が崩壊した時に、子を死なせず、生き抜くためには、人の尊厳、規範、協働の世界の外におかれ、わが身我が子の身も心も、かばうものをはぎとられ、生身でさらされる。知恵と身体能力とあらんかぎりの生き抜く決意を審判され、命を拾うことが試される。

 日本には壮絶な難民の歴史があること。これを知ることは、今も繰り広げられている難民問題の本質を少しでも理解することにもなるかもしれない。





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Last updated  May 22, 2016 09:04:21 PM
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