2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
全31件 (31件中 1-31件目)
1
歴史が苦手で、特に幕末の歴史の知識が極めて乏しい私は、テレビでやっていた「ガリベン幕末」というクイズ番組を録画し、何度も何度も見返しているうちに、多少の知識が頭に入ってきた。そんなある日、たまたま入ったバーの隣の席の人たちが、タイムリーなことに白虎隊の話をしていた。「玄武、青龍、朱雀」などの単語が聞こえてくるたびに、「ああ、知ってる知ってる」などとほくそ笑んでいたところ、「何とかっていう女だけの隊もあったんだよ」という声が聞こえてきて、二人とも思い出せないでいたのだが、私は「娘子隊」と分かっていたので、教えてあげたい衝動を抑えるのに必死だった。そんな悶々とした中で、知識ゼロだった自分の成長の手応えをひしひしと感じた私は、番組で優勝し涙を浮かべていた山崎邦正のように、心の中で雄叫びをあげた。
2007.10.31
コメント(0)
ハロウィンということで、ピアノの店のスタッフがドンキホーテで飾りを大量に仕入れて来た。このたくさんの飾りに囲まれながら、ユーミンの「りんごのにおいと風の国」を熱演している自分を想像しながら楽しみにしていたところ、何をスタッフは勘違いしたのか、10月31日の前の週の週末だけディスプレイして、ほぼ1日2日で撤去してしまったのだ。結局、日程の関係で、私の演奏日とディスプレイはバッティングせず、「りんごのにおいと風の国」との競演もおじゃんに。何とも後味の悪いハロウィンとなってしまったが、そんなわがままなあなたを、許しそう。
2007.10.30
コメント(0)
DVDで映画「メゾン・ド・ヒミコ」を観た。一通り本編を観終わった後、犬童監督やスタッフによる解説入りで本編をフル再生する「コメンタリー」のトラックが面白くて、結局丸々2回、フルで見てしまった。さすがに2回も観ると作品に情が芽生え、1回目観た時は「化け物」にしか見えなかった洋ちゃんも、2回目観終わった時には「可愛い」と思えるようになった。この加速度からすると、3回目には「LOVE」になってしまいそうで、怖くて観れない。
2007.10.29
コメント(0)
小倉智昭の「アマタツ」を呼ぶ声のトーン≒堺正章の「星3つです」と叫ぶ声のトーン
2007.10.28
コメント(0)
横浜馬車道にある「いなりの泉平」へ。紙にのせたテイクアウト風のいなり寿司(1個210円)のイラストが店頭に貼ってあったので、早速食べてみたのだが、ホットドッグ風の長いいなり寿司を歩きながら食べるのって、なかなか新感覚で、とっても美味しい。これは、ちょっとお洒落めにプロデュースすれば流行るような予感がしてきた。いろいろ考えを巡らせ、「和いなり」と「ワイナリー」をかけてワインと絡めて提供するのもいいな、などとむくむくとアイディアが膨らみ、これはいなり寿司だけに化けるかもしれない、と頬をゆるめた。
2007.10.27
コメント(0)
ムーディ勝山の芸風をまだよく知らなかった頃、初めて「数字の6に数字の5を足したの歌」を聴いたとき、「最後はこういう風に落とすんだろうな」という自分なりのオチが閃いたのだった。それは、いきなり閃いたのだ。不意に閃いたのだ。私は、数字の6に数字の5を足したの歌のオチが閃いたのだ。あゝ、横浜ベイブルース。
2007.10.26
コメント(0)
ピアノの仕事の合間に、ヤジウマで来てみた東京国際映画祭のレッドカーペット。このケータイカメラの画像の奥に「長澤まさみ」がいるはずなのだが、こんな距離からは米粒にさえも見えない。週刊文春の「女が嫌いな女」ランキングで10位に入った彼女を推す人の中に、「東京国際映画祭の赤絨毯に肩丸出しのドレスで登場するなんて、10年早い」という意見もあったそうだが、以前日記で書いたように、フランス映画祭横浜のレッドカーペットを歩きかけたことのある私も、10年早い長澤まさみをこんな距離からしか拝めないこの東京国際映画祭のレッドカーペットなんて、100年早いもいいところだろう、と自分に言い聞かせ、足早に仕事に戻った。
2007.10.25
コメント(0)
歯磨き粉のチューブでもレトルトパックでも、最後の最後まで絞り上げて使う性分の私にとっては、この「ウイダーinゼリー」のような構造のものはなかなか厄介ものだ。最後に絞り出すときのイメージとしては、昭和50年代頃の紅白歌合戦の結果発表時の逆U字形の電光ボードで、下から紅と白の電飾がじわじわと上に上がっていく時のような感じである。
2007.10.24
コメント(0)
私もここは正直に認めていきたい。ゴルフ接待ではなかったが、「日本ミライズ」と関係性を持ったことをここに告白したいと思う。実は、「山田洋行」とも関係性を持っていて、一緒に画像に収めようと名刺を隈なく探したのだが、いくら探しても絶対あるはずの場所から何故だか見つからないのだ。そういった意味では、防衛意識の点で、山田洋行の方が徹底しているということになろうか。
2007.10.23
コメント(0)
ピアノの店がパーティーで貸切りであるという連絡がスタッフの手違いで私に届かず、無駄足を運んでしまった日の帰り道、憂さ晴らしにやけ酒でも飲もうと思ったところ、ちょうど以前から小腹がすいた時に食べたいと思っていた「とんかつ和幸」の「宴」(ビール・串カツ・つまみいろいろで¥609)というセットを食べることにした。¥609にしては内容も充実していたし、串カツも美味しかったのだが、ビール1杯では憂さも晴れるはずもなく、会社帰りのサラリーマンの団体客の中でひとりぽつねんと串カツを食べている自分が憐れになり、何よりもこの「宴」というネーミングが、この上なく憐れさを加速させていた。
2007.10.22
コメント(2)
お教室でやった藤あや子の「紅い糸」という曲の中に、「言ってほしくなかったわ」というフレーズがあるのだが、これが、川中美幸の「遣らずの雨」の「言ってほしくなかったわ」というフレーズにメロディーも節回しもそっくりであることを発見。この「紅い糸」という曲は作詞作曲ともに藤あや子(ペンネーム「小野彩」名義)自身によるものなのだが、どうやら無意識に影響が出てしまったようだ。CDで「言ってほしくなかったわ」のフレーズを聴くたびに、こんな私の指摘に対しての、藤あや子の生の捨て台詞的弁明に聴こえてならない。
2007.10.21
コメント(0)
名物の「紋甲イカのステーキ」を食べに、横浜元町の「スターライトグリル」へ。最初、メニューを見ていると、若い女性店員が、「コースメニューで何か気になるものは御座いますか?」と声をかけてきたのだが、こういう言い方ってわりと一般的なのだろうか。なんだか、柳原可奈子のショップの店員ネタの「そのパンツ、気になっちゃったりします?」的なものを感じてしまった私は、いささか戸惑いを隠せないでいたのだが、そういえばこの店、元々元町にあった洋食屋さんを「スタージュエリー」が引き継いだ店だということを思い出し、この店員さんも、要するに「ショップの店員」なんだと思ったら納得がいき、次の瞬間、「大丈夫です」と微笑みながら返事をし、店員さんの目を見ながら小刻みに頷き続ける自分がいた。
2007.10.20
コメント(0)
ラジオ等でユーミンが人と話をしているのを聞くと、相手と発言のタイミングが重なった時、絶対に譲らないというか、相手の発言を遮ってまでも自分の発言を通すユーミンの姿勢に、ときどきハラハラしてしまう。しかし、たとえば一般人がユーミンと話すとき、一生の中でユーミンと話せるチャンスは今しかないと思うと、僅かの時間に自分の思いの丈をすべて語ろうとするだろうから、そんな人たちの話をまともにすべて聞いていたら身が持たないという教訓から、次第にユーミンは人の話を遮って話す人になっていってしまったのかもしれないとふと思った。「女王の教室」のエピソード1で見せたニコニコ笑顔の真矢先生のように、ユーミンにも、かつては人の話をすべて聞いてからおもむろに発言を始めていたエピソード1の時代があったのかもしれない。
2007.10.19
コメント(0)
ピアノの店に、フィリピンのジャズシンガーMさんがご来店。ピアノからかなり遠い席だったので、彼女がTVで歌っていたのを覚えている「Happy Talk」「Somewhere」「Time To Say Goodbye」などを連続して弾いて注意を惹こうとするも、それこそHappy Talkに夢中で反応なし。この流れで、以前彼女が「夜もヒッパレ」で歌っていたのを覚えている安室奈美恵の「Body Feels Exit」を唐突に弾くのも変だし、彼女のオリジナル曲「It’s Magic」もよく覚えていないし、と八方塞がりになった私は、ヤケクソに、サビしか覚えていない山本達彦の「My Marine Marilyn」のサビをエンドレスで弾きたい衝動でいっぱいだった。
2007.10.18
コメント(2)
ピアノの花店のピアノ周りのディスプレイが秋バージョンに。こんなに敷き詰められた落ち葉を見ると、南野陽子の「秋からもそばにいて」でも弾きたくなるし、しかも、途中から曲を忘れて止まり、後半はわなわなと震えながら弾いてしまいたくなる。こんな私の心情を解ってくれるあなたは、結構なオーバーエイジですね。そんな現実、そらさないで、見つめていて。
2007.10.17
コメント(2)
TVに出ていた鈴木蘭々が、「やっと私のダンスが日の目を浴びる」と発言していたので、「そこは“日の目を見る”だろ」とTVにツッコミを入れたその日、某所で「喰いっぱぐれが出来なくなる」などという変な日本語を使ってしまった私は、鈴木蘭々にシンパシーを感じ、家に帰って一応「日の目を浴びる」でネット検索したところ、29800件ヒットし、私の方が余程重罪だったことが判明。おそらくスタッフに指摘されて落ち込んだ時に彼女が口ずさんでいたであろうと勝手に思い込んでいたあの歌で、私は自分自身に「泣かないぞェ」とエールを送った。
2007.10.16
コメント(2)
10/26(金)19:00からの「ぐるナイ」の「ゴチバトル」は、私の六本木一丁目のピアノの店「Ma Chambre」が舞台です。私は登場しません。ゲストはベッキーです。以前、ウド鈴木が使っていた駄洒落を拝借してアピールを・・・。「皆さん、絶対に見るベッキーです」。
2007.10.15
コメント(0)
そんなこんなで、一目見たときから掴みたいという衝動に駆られたジェイミーの顎をニーナが掴んでくれた瞬間の喜びや、「ビリーズ・ブートキャンプ」のCMで見た俳優がちょい役で登場した時の喜びや、ドレーゼンが奴隷然としていない点など、誰かと共有したいテーマはたくさんあるのだが、「あの人はシーズンIIIでああなってこうなって」的なネタばらしをうっかりされることへの恐怖に苛まれ、結局、「24孤児」は「24一言居士」のテロから逃げ続けなければならないのだ。
2007.10.14
コメント(2)
友人からDVDを借りて、世間様から数年遅れて遂に遂に私も「24」デビューした。ジャックのみならず、私にとっても人生のうちで最も長い1日になるだろうという意気込みでシーズンIを一気見し、これでようやく、世の中の話題について行けると思ったのだが、いざ誰かと24話をしようと思うと、見てなさそうな人には話しかけないし、見ていそうな人には、シーズンII以降のネタをうっかりバラされたくないので、警戒して話しかけないという状況に陥り、私と同じ「シーズンIだけを見ている」という仲間を探すことはほぼ不可能に近くて、今までの仲間だった「見ていない族」とももう連帯することも出来ず、結局、以前よりも孤独になるという「24孤児」的な現象が発生することを初めて知り、納屋で怯えるキムのように、身を震わせている。
2007.10.13
コメント(0)
聖路加タワー47Fから見た、ある雨の日の東京タワー。低い雨雲に上半分がすっぽり覆われていて、ほとんど「三丁目の夕日」状態に。以上、明石町八丁目の夜景でした。
2007.10.12
コメント(0)
あるイベントでのピアノ演奏を依頼され、曲が決定して練習しては先方の都合で変更、また練習しては変更というパターンを3たび4たび5たび繰り返し、最終的に決定した6曲を、私にしてはマメに日々練習し、万全の態勢で当日を迎えたところ、本番の1時間前にいろいろプログラム変更が行われ、私の出番は2曲のみとなった。悔しさをぶつけようとして、「こんな血豆ができるほど練習したのに」とスタッフに見せた傷一つ無い真っ白な手で2曲を弾き、そそくさと会場を後にした。これからの芸名を、辛酸なめ子に対抗して「辛酸なめ夫」にするか、しょこたんに対抗して「臥薪しょうたん」にするか、どちらがいいか皆さんに考えてもらいたい。
2007.10.11
コメント(2)
「昨日バッティング・センターで300球打って今筋肉痛だ」という話を知り合いから聞き、なんとなくストレス解消に私も久々に行ってみようかなという気になった。投てき系と違ってバッティングに関しては私はそこそこの自信を持っていて、人に見られても別に恥ずかしくはないのだが、なにせ久々なので、また私の想像を絶するほどイメージに体がついていかない状況が展開するかもしれない恐れもあるので、なるべく誰にも会わない場所でやりたいと思いつつ、なんだか、誰か知人とばったり会ってしまいそうな予感がしてならない。「バッティング・センター」だけに、そんな偶然も大いに考えられる。
2007.10.10
コメント(0)
「大人の科学マガジンvol.17」の付録が「テルミン」だという情報を聞きつけた。たった2300円なのにテルミン付きとは、やっぱりその辺の雑誌とは違うわと、学研を褒め称えながら、書店へ行ってみると、「品切れ中 12月増刷予定 入荷は年明けの可能性あり」という、まるで白日夢でも見ているかのような張り紙に、思わず口をつぐんだ。すさんで求めただけではなく、ちゃんと練習しようと思ったのに、なんてことだろうか。年明け以降なんて、そんなに距離と時間を隔ててしまっては、古い誓いも色褪せてしまう。書店で同じようなショックを受けたあなたは、私に似てるはずだ。
2007.10.09
コメント(0)
もし、この映画が実写で、上映のあとの舞台挨拶で、セツコ役の女の子が女王様キャラで登場したら、そりゃ会場も凍りつくだろうなあと、改めて舞台挨拶の大切さを再認識した。
2007.10.08
コメント(0)
やっとジブリアニメ「火垂るの墓」を見た。御多分に洩れず、ラストシーンで号泣し、分娩台の産婦が何かにしがみつかないといられないが如く、やり場のないいたたまれなさにしがみつく場所を探してしまう程だった。ただ、若干、あんな栄養失調の時代の子供のジュニアたる我々世代の体の機能が、反動で栄養をどんどん蓄積していってしまう構造になり、メタボリックなどの問題が生じてしまっているのも無理はないなという思いが頭を過り、そんな冷静な発想がいたたまれなさを少し和らげ、結果として、非常に摘まみやすい自分の腹の皮下脂肪が、恰好のしがみつき場所となる形になった。
2007.10.07
コメント(0)
お教室の中高年の方々とランチを食べ、会計時になんとなく珍しい五円玉を発見したので、他の五円玉と見比べてみたら、字体が明らかに異なるし、昭和27年のものだったので、これはもしかしたらお宝発見なのではないかと慌てふためき、皆さんに確認してもらったのだが、細かい字が不得意な世代ということで、誰もその珍しさを確認することが出来ず、盛り上がらないままその場は終了した。家に帰って息を荒げてネットで検索してみると、毛筆体で書かれたこの五円玉は「フデ五」と呼ばれているそうで、どうやらそんなに珍しいものでもないということが判明し、意気消沈。どうやら私は、お宝とはほとほと「御縁」がないようだ。
2007.10.06
コメント(0)
TBS感謝祭での問題にもなっていた、「激喰いした後のギャル曽根のウエストのサイズは?」の答え「83cm」という数字が、空腹時の私のウエストサイズ以下であるという事実を前にして、胸が、というか、胃が張り裂けそうになった。
2007.10.05
コメント(0)
TBS感謝祭で島崎和歌子が「正解はこちら」と言った時のSEを聴くと、ユーミン「ようこそ輝く時間へ」の「ビームになりたい」のフレーズの後のホーンセクションのメロディーを思い出す。
2007.10.04
コメント(0)
真っ暗で分かり辛いが、3匹の黒猫の赤ちゃんが団子状態に寄り添っているところをパチリ。深夜、近所にて。
2007.10.03
コメント(0)
行きは新幹線を使った今回の旅も、帰りは東海道線の鈍行に揺られてののんびり乗車に。窓から海や山を眺めながら、ユーミンの「ビュッフェにて」などを聴いて、思い出をたどっていた。途中駅で、徐々に列車が混み始め、お年寄りが私の前に立ったりもしたのだが、かなりの長時間乗車なので、すかさず寝たふりで対処することに。そんなやや軽めの罪悪感に浸りながら、先程の「ビュッフェにて」の「思い出たどるうちに 冷たくなってしまった」のフレーズが、何度も頭の中でリフレインしていた。
2007.10.02
コメント(2)
伊豆長岡の温泉に入った後、鉄板焼きを食べに行った。温泉→鉄板焼きというコースが旅番組っぽくて、なんともいえないいい気分に浸っていると、店のご主人が、「無心で焼くのがいちばんなんです」と自らの哲学を語り始め、帰るまでずっとそのオンステージが続いた。店を出て、友人の「あんなに喋って全然無心で焼いていなかった」というツッコミに大きく頷きながらも、そんな矛盾が可愛らしく思えるほど、なんとも憎めないキャラクターのご主人の店に、またいつか来てみたくなった。もしかしたら、この「無心」話は、そんなお客さんのハートを鷲掴みにするための、鉄板ネタだったのかもしれない。
2007.10.01
コメント(0)
全31件 (31件中 1-31件目)
1