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最近iPhoneで「価格サーチ」というアプリを見付けました。どういうものかというと、カメラでバーコードを読みとると、その商品のネットで販売されている価格(Amazon、楽天、価格コムなど)がズラッと出てきて、最安値がわかるというもの。試しにやってみると、特にシャッターを切る必要もなく、瞬間的に読み込んで即時に結果を表示します。これはかなりの優れもの!(××)俗に言うキラーアプリというやつですが、久しぶりに私の中での上位アプリにランクインしました。アプリはその機能も重要ですが、使い勝手、つまり起動してからのわずらわしさが無いことも重要です。初代iPhone3Gの場合はやはり重かったので、外出中にネットで調べたいと思っても、余程の緊急性が無い限り、面倒くさいから家に帰ってから調べようと思ったりしました。しかし4Sは早いので、その場でサクサク調べるインセンティブが働きます。ですから、今回のアプリも店先ですぐ立ち上げて、すぐ他の相場をチェックし、比較することが可能です。丁度先日、近所に新しいホームセンターが出来たので嫁と行った時「オープニングセール」の目玉商品の一つということで粉末のポタージュスープ8個入りが298円で売られていました。私は普段スープなどは買わないのですが、嫁が気になっていたようなので「スープも日持ちするから、オープニングセールで安いうちに買っておけば良いじゃん」と言って買いました。しかし隣のスーパーで対抗セールをやっていたようで、3個入りの小さいサイズのものが何と58円で売っていました・・・(T△T)こういう悲劇も、まず相場を知ることで防ぐことができます。情報は力なり。スマホがまた一段と便利になってきていますが、こうしてスマホが成長していくところが魅力的ですね。
2011年11月30日
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2011年11月29日
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皆さん痛車ってご存じですか?車体に萌え系の漫画・アニメやゲームなどに関連するキャラクターをかたどったステッカーを貼り付けたり、塗装を行うなどして装飾した自動車のことですが、頭が痛い奴(おかしい奴)の車ということで「痛車」と名付けられました。最近は富山にも進出してきまして、すっかり市民権(?)を得ています。結構な新車がそのようにデコレーションされており、私なんかは「あぁ・・・なんて勿体ないことをするんだ( ̄Д ̄;;」と思ったりしますが、その程度の価値観の多様化は許容できる程の懐の深さは持ち合わせているつもりです(;^_^A先日、車を運転していると、突然白いスカイラインの痛車が私の前に割り込んできました。「危ない運転するなぁ(-。-;)」と思ったのですが、ハザードを点滅させて「すみません」と言ってきました。案外運転マナーあるんだな、と思いました(;^_^Aただ、その後ずっとその車の後ろに付いて運転することになったわけですが、前の車が気になって気になってしょうがない(-。-;)後ろには「追い越しは禁止です☆」なんて、萌えキャラがウィンクしながら言ってます(-。-;)これで気を取られて追突なんてしようものなら、むちうちになって「これが本当の痛車」なんてオチが付きそうです。痛車を運転の皆様におかれましては、ご注意くださいますよう御願い申し上げます。
2011年11月28日
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2011年11月27日
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2011年11月26日
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すっかりと寒くなってきました。昨日はこちら富山の平野部でも遂にみぞれが降ってきて、いよいよ冬シーズン到来、と言う感じですね。スキーとかが好きな一部の人を除き、基本的には皆雪が嫌です。別に雪国の人間だからと言って、寒いのが好きなわけではありません(-。-;)埼玉から来た嫁よりも寒がりな私。私の家は残念ながらあまり陽が当たらない家なので、家の中は外より寒かったりします。ですから、夏は良いのですが、冬は家の中で霜焼けになったりします(××)足下はコタツで暖かいですが、パソコンをやるときは手が出ていますから、今の仕事をやっている限り手の霜焼けは職業病とも言えます。ストーブは既に出しましたが、使うのはもっと追い込まれてから、と思っているので、使っていません。ノートパソコンから放熱される熱が暖かいので、排気口に手を当てて暖めていたりします。なんてエコな私(;^_^Aこんなに寒いと布団から出るのも嫌ですが、それよりすごいなと思うのが朝ラジオ体操をしている集団。家の隣の大きな公園で季節構わず毎朝ラジオ体操が行われています。何かの会がやっているようで、結構な音量であのラジオ体操の音楽が毎朝流され、我々は時々起こされます(-。-;)私も前にラジオ体操の公開収録があった時は参加し、元気に「あーたーらしー朝が来た~♪」なんて歌っていましたが、とてもじゃないですけれど毎朝参加は無理ですね┐( ̄ヘ ̄)┌本当は健康にラジオ体操が一番良いと言われていますが、実践できる人は既に健康と逆説的に言えるのかも知れません(;^_^A
2011年11月25日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 足下の株価急落は投資のチャンス!天与の買い場を逃さないようにしましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は続落。前日のNYはドイツの10年もの国債の入札が札割れとなったことや、中国のPMIが50を割り込んでハードランディング懸念が高まったことで大幅安。それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。震災直後につけたザラ場の年初来安値をあっさり割り込むと、あとは恒例の場中小動き。本日はアメリカが祝日ということもあって、またまた閑散で値幅は55円。後場には「今度は日本国債が格下げの恐れ」と一部で伝わると前場安値を下回り、2年9ヶ月ぶりの安値に沈み込んでしまいました。投資判断は「強気の買い」。ドイツ国債の札割れが衝撃的でしたが、この辺り当然と言えば当然でしょう。これから一番ババを引く見込みの国の国債に対し、好んで投資する人もいないでしょう。そして笑ってしまうほどベタな流れで「今度は日本国債が危ない」と伝わり始めました。全く予想通りの展開です。前にも一度言及しましたが「全ての国債を全て格下げしてしまうことで、結果アメリカ国債の相対的優位性が保たれる」という事になってくるでしょう。とんだ茶番劇ですね。いつまでこのようなバーレスクに我々は付き合わなければいけないのでしょうか?アメリカ、欧州、中国・・・今はバトンリレー式で経済大国の全てで悪材料が人為的に生み出され、TOPIXもリーマンショック時の安値698ポイントに接近しています。「ほら、だから二番底が来るって言ったじゃないか」としたり顔で言う人がいますが、そりゃいつかは来るでしょう。「あなたは死ぬよ」と言っていれば、人はいつか死にます。問題はそのタイミングがいつ来るか、どこまでの深さかであって、一番知りたいそこまで言及しなければ、単にテレビに向かってぼやく親父レベルの話でしかありません。一つ間違いのないことは、人類が生き続ける限り経済は死にません。アダムとイヴがリンゴを食べてから、資本主義・社会主義問わずに利益の追求に向けた経済活動が行われています。各国の首脳は頭を抱えながらも、何とか死に瀕することのないように、人知の及ぶあの手この手で景気を浮揚させようと考えているはずです。なので、これから各国の施策が出てくる期待があり、引き続き買いスタンスは堅持します。確かに各国とも余裕がありませんが、余裕が無いからと言って座して死を待つことはしません。もしそうであれば、世界中の誰もが税金で政治家を養うようなことはしないでしょう。アメリカでは指数が下落する分、QE3に対する現実味が熱を帯びてきます(もっとも、今はダブついているマネーが国債売りに拍車をかけているという説もありますが)。中国も一段の利下げを行ってくるでしょう。ドイツも欧州共同債に渋々賛同しないといけない状況に追い込まれていくでしょう。私の拙い相場感が信用できなくても、虎の威を借ることは可能です。初来日のバフェット氏はリップサービスもありますが「今の資産を全部日本企業に投資しても運用していける」と言っています。片方で「ヨーロッパの金融機関には一ドルも出資しない」と言っているように、スシが嫌いで初めて来た日本なのに、強い意欲を持っています。 加藤氏も今の場面が6年半ぶりの買い場であると認識して仕手戦をしかけてきました。藁をもすがる思いで一昨日聞きに行った伊藤忠理事の森岡正憲氏の講演でも「その先はわからないが、来年にかけて上昇する(ただし北朝鮮やイランが大人しくしていれば)」ということを言っておられました(ただし目先は8000円を割ってくるとのこと)。彼らに共通するのは今まで何十年と相場を見て、実際に実績を挙げているという事実。そういう方々の金言、行動を持ってしても今の水準が天与の買い場であるという認識で一致しています。これ以上過剰に恐れる必要はないでしょう。新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に軟調。東証1部が不安定な中で、やはりリスク資産である新興市場株は手控えムードが漂いました。ただ、前回も書いたように新興市場や東証2部、大証2部の低位株にも仕手っぽい買いが拡がっています。個人投資家の資金の流れが順調に第二段階を進んでいる証左でもあります。もう少し時間がかかるかも知れませんが、次にターゲットとなるのは間違いなく新興市場であると思います。今のうちに仕込む銘柄の下準備を進めておくべきでしょう。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は軟調。世界的に金融株が下落する中で、引き続き何とか100円水準はキープしています。よく「100円なんて水準に何の意味もない」と言われる方がおられますが、それは半分正しく、半分間違っています。皆が財務分析をできて、他社との比較、全体市況との立ち位置・・・全て的確に把握し、市場がそれを汲み取ることができるのなら正しいですね。しかし人間が売買する以上、行動経済学的な心理面での純粋な「100円を割ったらさすがに売られすぎだろう」と考える側面を無視するわけにはいきません。またかと言われるかも知れませんが、欧州危機が解決すれば戻りが早いのが金融株。そして、金融株が復活しないと世界景気の復活はあり得ません。まずは底割れ阻止、下値固めが目先の目標。GCAサヴィアンG(2174)は大幅続伸。何故こんなに上がったのか明確な理由はわかりませんが、core指数連動型ETFに対する実需買いか、先んじて下落していた銘柄に対するリバウンド狙いというところが妥当でしょうか。実際にマザーズの値上がり率上位には、core指数採用銘柄がズラリと並んでいます。また今まで同業の日本M&Aセンター(2127)買い、同社売りのペアトレードがあったと思いますが、それの解消の動きもあるのかも知れません。本日は日本M&Aセンターの下落率が目立ちました。いずれにせよ商いが少ないので、底打ちの確認はまだできません。一応何とか先週の高値水準まで回復してきましたので、10日の年初来安値水準からの離脱に期待です。ソニー(6758)は続伸。ユーロが弱って102円台をつける中で異彩高となっています。こちらも特段材料が出たわけではありませんが、今流行りの売られ過ぎ銘柄の買い戻しでしょう。一説には電子マネーなどの社会インフラ技術が海外に流れないよう、国レベルの買い支えがあるという話もあります。本日ストップ高のオリンパス(7733)に関しても、レンズの軍事的な利用を考えると、安易に買われるわけにはいかないという側面もあります。いずれにせよ、今が陰の極にあるという見解に大きな誤差は無いでしょう。ここからの反発に期待です。【注目銘柄】サイボウズ(4776)は続伸。こちらは16日に有料メルマガで買いで取り上げ、当初は19日で終了の予定でしたが、調子良さそうだったので今週いっぱいまで延長。結果目標株価とした22000円に到達してきました。延長という荒技に頼りましたが、何とかこの地合で久々のクリアとなりました。そんなわけで久しぶりに成功による取り上げ根拠を記します。「企業向けグループウェアのソフト開発。先月末に自社株買いを発表し、株価は8月以降の横ばい水準を上抜けてきた。16000円を下値に強含みの動きが出ているが、昨日10月の月次売上を発表。前年比減収となったものの、通期計画に対する進捗はほぼ計画線に沿った形で順調であり、好感されて上放れの動きが鮮明に。 テクニカル的には7月以来の2万円回復となったことで上値追いの動きが継続されるものと見たい。MACDが暗転の手前で反発に転じてきたこと、また一目均衡表の遅行線が厚い雲から抜け出したことで上値の抵抗が無くなってきている印象。ボリンジャーバンド+2σに沿った形での上昇継続が見込まれる。 需給面では8月以降の16000円前後のもみ合い水準、また11月の19000円前後のもみ合い水準をそれぞれ抜けてきたことから、下値は固まってきている印象。実需的にも自社株買いが下支えしてくれるため安心感がある(期限は翌年1/20まで)。信用買残は差し引き7730株残っているが、ここ2年間で最も少ない水準である。 予想PERは33.5倍とやや割高感のある印象。PBRも2.1倍であるが、人的資源が資産であるソフトウェア開発会社の中ではまだ小さい方と言える」この銘柄は信用売りのできない銘柄ですから、売り買い片方のトレンドに乗りやすい傾向があります。ですから、今は自社株買いもあって買いの方向に向かいやすいですね。陽線は9日目で途切れてしまいましたが、5日線を割らない間は強気に見れるチャートです。そんな有料メルマガは下記のURLから確認の上、お申込ください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/service1.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2011年11月24日
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昨日は何の日だったか皆さんご存じですか?11月22日で「いいふふ」、つまり良い夫婦の日でした。そんな日でしたが我が家は。晩ご飯の買い物に出かけた私は嫁に「鮭とえのきと油揚げ買ってきて」と言われていたのに、私は油揚げを買ってくるのをすっかり忘れてしまいました。そしたらビックリする程嫁がショックを受けていました(・・;)「油揚げが無いと味噌汁が物足りない(T△T)」「えぇっ!?油揚げが無くたって、他にえのきとかネギとかあるから大丈夫じゃん(・・;)」「油揚げがあるのと無いのとで腹持ちが全然違うよ(T△T)」それで結局油揚げ無しの味噌汁で夕飯を食べたのですが、嫁が終始「あぁ油揚げ(T△T)」「油揚げが無い・・・」と恨めしげに言い続けます(-。-;)もう、しつこい!\(*`∧´)/それで一悶着。普段ほとんど不満を言わない嫁ではありますが、こと食べ物のことになると執着が強いです。というわけで、ベストオブ良い夫婦の称号を目指す我々は、一枚の油揚げによって資格を失いました。来年のこの日まで、また精進していかないといけませんね(;^_^A
2011年11月23日
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2011年11月22日
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いやー、昨日までの日本シリーズは7戦全て実に見応えのある、歴史に残る良いシリーズでした(^_^)/最後は何とか完全優勝での落合監督の胴上げを見たいと思って奇跡の逆転を信じていましたが、力尽きてしまいました(T△T)まあ日本シリーズチーム打率.155で、パリーグダントツ1位のチームによく3勝もできたとも思いますが。それも落合監督を最後に胴上げしたいという選手の執念とも言えましょうか。9月のヤクルト4連戦を控えて突然の解任発表で発奮し、日本シリーズまで一気に駆け上がってきました。ただ最後は「世界一の球団を作る」といったオーナーのチームと、自軍が負けて喜ぶ社長のいるチームの差が決定的に出てしまいました。最後は谷繁選手を始めとして、選手達の監督への思いが伝わってきました。ただ谷繁選手はプレッシャーや責任感からCSから打てなくなってしまいました。まあ司令塔としてきっちり仕事していましたから、本来それで十分なんですが。落合監督の姿勢や態度に文句を言う人はたくさんいますが、選手の信頼も厚く、紛れもなく名監督だったと思います。少し休養して、何とかもう一度ドラゴンズを指揮してくれないかと思います。就任当初、いきなり第一線の先発にケガで3年間一軍登板無しの川崎を開幕投手にした時は「単なる奇策好きの監督か(・・;)」と失望しましたが、その試合も何とか逆転勝ちを収めると、結局開幕3連勝スタートで、そのままいきなりリーグ優勝しました。以後、落合監督の言動に「ホンマか?(-。-;)」と思うことが何度もありましたが、十中八九監督の言う通りの結果になっていました。野球というものを知り尽くした人間の神懸かり的なセリフに対し、凡人の私は最後の最後まで「ホンマか?」という気持ちを拭い切れませんでしたが、全ては実績に裏打ちされた自信の表れであり、単なる「持っている人」ではなく「信念の人」だったということだと思います。それにしても、正直これで当分ドラゴンズの優勝は無いでしょうね。申し訳ないですが私は高木監督に良い思い出が無いですし、コーチをドラゴンズOBで固めれば客が戻ってくると考える首脳陣の考え方も意味がわからないと思っています┐( ̄ヘ ̄)┌外国人監督すら招聘する世の中で、完全に時代錯誤甚だしいと思います。別に監督・コーチを見るために客が来るわけではないのに。落合監督の言う通り、強いチームを作って優勝すること以外にどんなファンサービスがあるのでしょうか?確かに落合監督の守りの野球の弱さが最後に出てしまいました。特に第5戦なんて、その守りがほころび5点取られたらホームゲームであるにもかかわらずファンは諦めてさっさと帰ってしまいました。やっぱり皆ホームランが飛び交う派手さが好きなのでしょうか。私なんかはメジャーのような大味な試合よりも、息詰まる投手戦の方が好みなのですが・・・。今のチームは落合監督だからこそ勝てるチームであって、新監督は一度根っこからバラバラに崩して再構築しないと難しいでしょう。私はとにかく今の球団社長が替わらない限り優勝は無理だと思っています。いっそ清武さんでも連れてきますか?(;^_^A今回のシリーズは残念でしたが最後は秋山監督の涙に救われた思いもあります。子供の頃から大好きな選手でしたから、秋山監督に負けるなら仕方ないと割り切れました。報道はどうも敗れた落合監督にスポットが当てられがちのように見えますが、もっと秋山監督を褒め称えるべきですね。それにしても今ホームランを打ってバク転でホームインするような選手が何故いないんでしょうね?内川選手も「グリップよりもアゴが昨日より2cm伸びている」とクレームつけて欲しいほど憎たらしかったですが、最後に男泣きしているのを見て、FAで移ってきたプレッシャーと、チームの一員になれた喜びの涙だなと思うとジンときました(T△T)主力級の投手がぶつかってくるソフトバンクで首位打者がとれたのも、本物の証だと思います。それにしてもソフトバンクが優勝したのだから、一ヶ月利用料タダとか何か派手なキャンペーンを期待していましたが・・・特に大きなキャンペーンは無いようです。がっかり(T△T)
2011年11月21日
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2011年11月20日
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2011年11月19日
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日本語も地方色とかその家独自の言い回しとか、色々なものがあります。例えばうちの嫁はレンコンのことを「蓮(ハス)」と言います。確かに間違ってはいませんが、急に言われると一瞬「えっ?」となります。以前嫁がデパ地下で天ぷらを買おうとして、店員に「ハス」と言ったら「ナス」の天ぷらを入れられてしまいました(;^_^Aこの辺ではホッペなどを「つねる」ことを「ちみちみする」とか言います。何故か?まず「つねる」がなまって「ちみる」となります。それが省略されて2度繰り返され、子供が悪さした時に「ちみちみするよ!\(*`∧´)/」とか言って脅します。私は富山だけでなく、北陸のこの辺りで使うと思っていたのですが、先日お隣石川の友人が遊びに来たときに聞いたら「えっ、知らん(-。-;)」と言われました。また、この辺りは「天神様」が重宝されます。天神様とは太宰府天満宮の菅原道真公のことで、男の子が生まれたら5月人形とは別に天神様の置物や掛け軸が母方から贈られ、飾られます。我が家でも正月には天神様の掛け軸が飾られます(ちなみに私は5月人形は持っていません。それは我が家の事業仕分けで無駄と判定されたからのようです(-。-;))。この風習も石川の友人は「知らん(・・;)」と言われました。どうやら北陸でも福井と富山にだけあるようで、元祖は福井なのだそうです。それが富山の薬売りが富山に戻ってきて広めたのだとか。じゃあ何故福井で菅原道真なのか?wikipediaによると「幕末の頃に教育に熱心であった福井藩藩主松平春嶽が領民に天神画を飾るよう推奨」したのだそうです。どんなに世界がグローバル化しても、今住んでいる土地の風習・慣習はなかなか無くなりません。皆さんお住まいの地域には、どのようなご当地ルールが残っていますか?
2011年11月18日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 足下の株価急落は投資のチャンス!天与の買い場を逃さないようにしましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は反発。前日のNYは住宅建設業者指数や鉱工業生産指数といった景気指標で良い数字が相次いだことで一時プラスに切り返す場面があったものの、引けにかけて格付け会社のフィッチが「ユーロ危機がアメリカの経済に影響を与える」と伝えたことで急落。安値圏で引けました。それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ただ後場からアジア株が堅調だったことやグローベックスでアメリカ株が堅調だったことを受けてプラス転換。為替の落ち着きや年金資金の買い観測もあって、引けでも何とかプラス圏を維持。しかし今晩スペインとフランス国債の入札を控えて、様子見の動きが相変わらず続いています。引き続き値幅が100円未満の薄商いの中で、売買代金は1兆円割れ。主体性の無い値動きが続きました。投資判断は「強気の買い」。先日から「今週からとにかく買いで」としていますが、全然上がってくれないですね。TOPIXの方は震災後の安値を更新してきており、売買代金は日々細る一方。わけがわかりません。世界の景気鈍化が懸念される一方で原油価格が10月以降一貫した上昇が続いており100ドル超え。ユーロ圏の国債が売られる一方で日本の国債は買われ、じゃあ逃避資金とされる金が買われるかというとそこまで買われているわけではありません。アメリカの指標や決算で景気の良さが伝わる一方でユーロ危機に対する不安と温度差があり、どうもそれぞれの市場に一貫性がありません。また、それぞれの市場の「今」を説明する根拠にも一貫性がありません。例えば原油高の背景は「パイプラインが整備されてWTI原油の価値が高まるから」と言われていますが、供給量が増えるから原油価格が上がるというのはおかしな話です。またQE3に対する期待が原油市況を押し上げると言いますが、その他の商品市況にはほとんど波及していませんし、株も反応していません。まあこの辺は相場観の当たらない私の言い訳でもありますが、とにかく今までの理屈がなかなか通用しない無茶苦茶に混乱した相場ということが言えそうです。それもこれも原因は「市場の商いの無さ」ではないでしょうか。流動性が高まれば、市場は実態に見合った適正価格を付けます。しかし薄商いの中では価格が示す適正価値は当然ブレます。流動性が薄いと、価格は売りにしろ買いにしろ一方向に動きやすくなるからです。ですから仕手株なども成り立ちます。とにかく市場に投資家が戻ってくるまで、情勢が落ち着くのを待つしかないようです。そんな中で来週から取引時間が前場30分延長されますけれど、このままでは全く何の意味も無さそうですね。ただダレるだけのような気がします。アメリカでも株式市場の出来高が細ってきており、世界的に様子見姿勢が強くなっています。そんな中にフィッチが「ユーロ危機がアメリカの経済に影響を与える」という非常に当たり前のことを言っただけで、過敏に反応しています。「欧州債務問題は一朝一夕で解決しない」「首相が替わっても政治の混乱は収まらない」「新興国も余裕がなく、資金の出し手がいない」・・・今まで一体何回言われたかわからないほど周知の事実が、売られる度にまるで新規の悪材料のように持ち上げられます。市場は一体何を織り込んでいるのでしょうか?一方で元気なのは仕手株のみ。それでも仕手株だけでも元気というのは個人投資家の心の拠り所になります。この辺りの話は後述の注目銘柄でまた書きます。新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。本日の日経では「新興市場13%経常増益へ」と好調が取り上げられ、東証1部が1割減益という中での相対優位性が紹介されています。そんなことは今更の既知ですが、今でも新興企業に対して懐疑的な方が多いのも事実。新興企業=怪しいというロジックは、公務員=悪と考える短絡的なロジックと同じようなものでしょう。大企業でもオリンパス(7733)や大王製紙(3880)の例がありますし、公務員の中にも命賭けで公のために頑張っている人たちがたくさんいます。それはともかく、今の低流動性相場の中では確かに新興市場の流動性も小さくなりがちで、手出しが難しいのは事実です。本日もJASDAQの売買代金が今年最低を記録してしまいました。しかし仕手株同様に個人投資家の親和性が高い市場でもありますから、仕手株がある程度一巡したら次に物色されるのは新興市場でしょう。業績的にも裏付けされており、また年末にかけてIPOの話が駆け込み的に増えてきました。新興市場の方が目先盛り上がりの余地が大きいと思います。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は小動き。欧州債務問題の警戒感の広がりが米国にまで波及、米金融関連株が売られた流れを受けて、東京市場でもメガバンクは総じて売りが優勢の展開に。再度100円割れを伺う水準にまで下落してきた同社ですが、後場は全体相場が切り返してきたこともあって、土俵際で踏みとどまりました。しばらく海外の金融機関の値動きに振り回される展開が続きそうですが、今回の欧米金融機関の混乱によって、邦銀の相対優位性は一段と高まっています。この混乱が落ち着けば、海外マネーの流入で買われるのはやはり日本のメガバンクだと思います。ソニー(6758)は反発。しかし1300円を割り込んで年初来安値を更新しています。ユーロが103円に突入して円高に歯止めが止まらない中で引き続き劣勢に。この辺りで下げ止まってもらいたいところですが、今月に入って2週間ちょっとで下落率は25%とあまりにも急です。この辺りで仕込んでおけば、欧州危機が一区切りついた後の戻りは早いでしょう。SBIHD(8473)も反発。金融株に対しての強気から、その他金融である同社も推メンにしているわけですが、今のところはまだ金融株の混乱が世界的に続いており、上場来安値を更新してきています。ただ個人的には中でも同社のSBI証券の先行きに対して注目しています。まず証券株を強気に見る一つの材料として、業界最大手野村HD(8604)の苦戦が挙げられます。何故苦戦なのに強気で見るか、というと、今市場では野村HDの安値更新から、野村に対して買収提案の機運が高まっていると噂されています。本命はメガバンクトップの三菱UFJ(8306)と見られ、自社の証券部門のてこ入れが必至な情勢の中で、証券業で国内ダントツトップの野村に対して食指が動きやすいということです。野村の持つ富裕層中心の顧客が魅力的だとか。ただご存じのように野村には独立志向のプライドがあり、むしろ自前で銀行部門を強化しようと足利銀行を手に入れたり、信託銀行を自前で持ったりしています。ですから実現には疑問視する向きが多いのも事実です。しかし三菱UFJという国内No.1銀行と、野村という国内No.1証券の融合が実現すると圧倒的な差を付けられることから、みずほや三井住友FG(8316)も黙っていません。特に三井住友は日興をゲットして大和証券(8601)と決別した過去もあって、心中穏やかではないでしょう。それら3社が互いに競争することで野村に対しての譲歩が強まれば、野村も少しなびいてくることもあるかも知れません。一方で、東証・大証(8697)の合併観測もあって、東証株売却により廃業を見込む地場証券も多いとの見方があります。対面個人投資家が減少する中で地場証券の苦境は続き、金融危機や銀行の販売で頼みの綱の投信も売れなくなってきた昨今。このきっかけに止めてしまおう、と。つまり大小問わず、国内の証券業界は再編期待が高まっています。海外の証券会社も昨今の世界株式市場の低迷から人員整理を進めており、最早証券では稼げないという認識が高まっています。であればこそ、残存者メリットが高まってくる状況になると思います。相場がこのままずっとダメになると思っている証券会社が減ることは、むしろ市場にとっては良い方向に進むのかも知れません。正直野村の買収話は実現性が低いと言われていますし、私もまだ野村も回復不能なほど大打撃を受けているわけではないので、見込みは小さいと思っています。ただ何らかの提携話などが出てもおかしくはなさそうです。独立心の強い野村は、自分が主導を採る形で、自社で弱いネットなどに握手を求める可能性も十分あります。例えば野村出身の北尾氏が率いるSBI証券とか。この辺りはかなり飛躍していますが、この先の相場回復期待も合わせて、私は証券株に強気見通しを持っています。ここまで株式市場が閑散としてるのも陰の極。仕手で盛り上がっている個人投資家を中心に、特に短期売買の嗜好が強いネット証券株に妙味があると思っています。マネックスG(8698)などもその観点で強気に見ているのですが、何個も同じ業種を取り上げるのは良くないので、トップピックとして証券以外の投資会社としての側面も強い同社を挙げています。ちなみにこの銘柄も一目均衡表の大きな雲に入り込めさえすれば、上値余地は一気に拡がるはずです。【注目銘柄】新日本理化(4406)はストップ高比例配分。本日は例の加藤氏のHP「時々の鐘の音」が更新されたということで、文脈から大本命の確定に至った同社が後場から急動意となりました。取り急ぎ、有料メルマガでは昼にその旨を配信しました。それに付随する形で、同氏が手がけると見られる「他の3銘柄」物色の流れから日東紡績(3110)が後場から一段高となりました。正直実際に手がけているかどうかは何とも言えませんが、最早本尊がどうとか実際はこうとか関係なしに思惑だけでかつて手がけたとされるルック(8029)や兼松日産農林(7961)も上がっています。これらは相場の手詰まり感を如実に表しています。そんな有料メルマガは下記のURLから確認の上、お申込ください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/service1.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2011年11月17日
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先月の話になりますが、富山市にある環水公園に嫁と行ってきました。富岩運河の周辺を整備することでキレイな公園になり、富山市民のみならず、立ち寄る人々の憩いの場となっています。http://www.kansui-park.jp/周辺には公共施設や大企業の本社が構え、富山駅のすぐ裏という立地の良さから、天気の良い時は芝生の上でご飯を食べている人々やランナー、また野外のヨガ教室なども見かけます。個人的には富山にこんな綺麗なシャレたところがあって良いのかと思うほど(;^_^Aそこにスターバックスもあるのですが、なんと世界一キレイなスタバに認定されたのだとか。株主優待の券にもその富山のスタバがデザインされています。そんなスタバのテラスでブリリアントなひととき。うーん、富山にいながらまるで海外にバカンスにきたかのような気分に浸れます(;^_^Aまた、環水公園の中には、あのフランス料理の鉄人坂井シェフがプロデュースしたレストラン「cuisine francaise LA CHANCE」があります。えーと、これなんて読むんですか?正解はキュイジーヌ フランセーズ ラ・シャンスだそうです。どういう意味かさっぱりわかりませんが(;^_^A中で結婚式も挙げられるようになっているらしく、当然お値段はそれなりのものになっております。我々は外からブルジョワな方々を見るだけにしておきました。うーん、格差社会。公園の中には大きな橋がかかっており、その両側に展望台があります。そして展望台には糸電話が備えられており、対岸の人と非常にアナログな手段で会話することができます。糸電話で話した後に「今なんて言ったの?」と携帯で話す人も(;^_^A私は高所恐怖症なので、それよりも何よりも展望台から下を見下ろすのが怖いです( ̄Д ̄;;そんなわけでさっさと降りてしまいました(-。-;)近くに子供用の「ふわふわドーム」という、空気圧でトランポリンっぽく跳ねて遊ぶ施設があったので行ってみると、案の定たくさんの子供達がポンポン飛び跳ねていました。嫁も「ちょっとやってみたい(^^)」というので乗ってみた・・・のですが、残念ながら嫁が飛び上がっても沈むだけではじき返されることはなく(-。-;)えぇと、大人の体重には適していないようですね(;^_^Aその他遊覧船や噴水もあって、水資源豊富な富山を象徴する公園となっています。皆さんも機会がありましたら是非お立ち寄りください。
2011年11月16日
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2011年11月15日
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富山にはブラックラーメンなるものがあり、結構県外の人には評判が良いです。今回の宇奈月温泉旅行の帰りに、我々は夕飯としてそれをチョイスしました。「大喜」というお店で生まれたもので、汁が真っ黒になるほど濃い醤油ラーメンですが、元々は貧しい労働者がラーメン一杯でご飯をたくさん食べられるように作られたものだとか。私は今まで他のお店などでは食べた事があったのですが、元祖の大喜では食べたことがありませんでした。正直、今まで食べたところでは濃いめの醤油ラーメンという印象しかありません。で、今回実際に食べてみたのですが・・・超しょっぱい!!(××)想像はしていましたが、本当に醤油に浸けた麺みたいな感じです。その中に大量のコショウが入っているのですが、コショウを感じさせないしょっぱさ。特に焼き豚がたくさん入っているのは有り難いのですが、尋常じゃなくくどい味。当然ライス無しでは食べられないのですが、私なんかは2杯頼んでお腹いっぱいになりました。予備知識として生卵を頼んだ方が良いと言われていたのですが、生卵に麺を入れて付けて食べることで、味がマイルドになります。しかしそれでも足りない程に濃いのです(××)水も何杯も飲みました(-。-;)一度食べたら病み付きになる、ということでリピーターも多いのですが、我々にはちょっとレベルが高すぎです。ちなみに隣のおじさんは単品でラーメンだけ頼んで、汁まで飲んだ強者でした(・・;)別に「麺家いろは」というところもブラックラーメンを提供しているのですが、そこは全国のラーメンが集まってくる東京ラーメンショーで3年連続売上1位になっているとか。ちょっとそこも食べに行って、ブラックラーメンというものの最終的な評価を下してみたいと思います。乞うご期待。
2011年11月14日
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2011年11月13日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 足下の株価急落は投資のチャンス!天与の買い場を逃さないようにしましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜反発。前日のNYはイタリア国債の入札が比較的落ち着いたものに推移したことや、新規失業保険申請件数の減少、個別企業の好決算から安心感が強まり堅調推移。一時S&Pによるフランス国債の格下げが伝わりましたが、誤報ということで引けにかけては安心感が拡がりました。渦中のイタリアが一時3%近い上昇となったことも追い風。それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。金曜はオプションSQの算出日で、オリンパス(7733)が寄り付くまで算出できない状態でしたが、そのオリンパスが9時17分に寄り付くと、SQ値も8542円と推定されました。その後はSQ値に上値を抑えられマイナス圏に沈む場面もありましたが、後場から再度切り返し。ただSQとは思えない程の商いの薄さで、値動きは日中の値動きも100円未満。週末要因や海外の不安材料を背景に、様子見の姿勢が強く出ました。投資判断は「強気の買い」に。金曜のNYは大幅続伸。イタリア上院が財政安定法を可決したと受けてユーロ危機懸念が和らぎ、金融株中心に買いが集まりました。それを受けて10月下旬に「買い場は現段階では大体11月の第二週目辺りが日柄的に丁度良いと思っています。その辺りになれば欧州の債務問題一区切り、国内外決算の一巡、為替の円安反転(例年概ね今頃の時期に円高がピーク)、ヘッジファンド解約に伴う売りの出尽くし、SQ前後での需給反転といったイベントをそれぞれ通過します」と書いたように、投資判断を一気に最上位に引き上げました。これ以上目新しさを持った売り材料が加わることも考え辛いです。ここからは持たざるリスクが意識され、積極的に株が買われていく局面になると見ています。一方で「イタリアの国債入札が無事通過したので、今度はスペイン」とかマスコミが言い始めました。もういい加減うんざりですね。週末色々な報道を見ていましたが、どこを見ても弱気派ばっかり。特に市場関係者はドヤ顔で口を揃えて危機を訴えていました。報道関係はセンセーショナルな表題の方が注目を集めますので、とにかく煽ります。外れても「いや、関係者がそう言っていたのを流しただけ」と濁しますから、こんな手合いに乗る必要はないでしょう。そういう意見をチョイスしたのは自分たちのくせに。それにしてもS&Pがフランス国債の格下げ情報を誤送信って皆さんどう思われますか?私は非常にきな臭さというか、情報操作的な印象を受けます。こんなに皆がヨーロッパ主要国の国債に神経質になっているところで、最も影響力のある格付け機関が単純に誤送信だなんてあり得ません。やはりこれらが弱気派の「手」なのではないでしょうか。逆に言えばまた以前よりの繰り返しになりますが、弱気派の手詰まり感、焦りが見え隠れします。一方、各国政府がこれを機に格付け機関の強制捜査とか圧力を一段強め、格付け機関の「信用」を失墜させるような動きが出るかも知れないですね。少なくとも格付け機関は隙を見せてしまいました。下手すれば対ウィキリークスに対するようなでっち上げなどもあるかも知れません。格付け機関も虎の尾は踏みっ放しな状態ですから、いつか大きなしっぺ返しを喰らう気がします。もしそうなったら単なる言論弾圧ですけれど、一方で格付け機関も大金を稼ぎながら横並びの画一的な評価しかしておらず、大した仕事をしていないのも確かです。とにかく昨年からずっとずっと欧州危機が懸念されていて、一山超えたのは間違いありません。もしあなたが売り方になったつもりで考えてみた場合、ここから一段の下押しを狙うよりも、少なくとも一旦株価を持ち上げてからの方が旨みがあると考えるでしょう。次の山はまた2年ほど先の話だと思われ、それまでは買い戻しの波が到来する番です。日本の方の固有要因オリンパス騒動に関しても、まだどうなるかはわかりませんが、毎日の報道では「上場維持の公算も」とあります。確かに東証はかつて日興の粉飾を許しましたし、恐らく危機回避の政治的な判断で、仕方なしに上場維持で済ませるのではないかとも思います。倫理的にどうなのかは別として、そうなれば大王製紙(3880)も買い戻しが入り、他社への不安感の波及は食い止められます。オリンパスが許されるならば、過去に「飛ばし」の事実がありそうで買えない大型株にも買いが入りやすくなるでしょう。よく外国人はそういうのを嫌うと言いますが、外国でもエンロンやワールドコムがありましたし、別に自分たちが清廉潔白を由としているわけではありません。それならば欧米人は中国企業に一切投資しないでしょう。企業が不正をやっていることが嫌なのではなくて、自分の活動の地域外で起こる「不透明感」が嫌なのです。自分の地域の銘柄でさえ裏で何をやっているのかわからないのに、外国となると一段とわかり辛いですから。ですから「ひょっとしたらあの銘柄も上場廃止になるかも知れない」というリスクさえ取り除かれれば、とりあえず今日本固有の最もネガティブな要因は取り除かれると思います。現在の場面はある種強い信念を持って買いに向かう場面だと思います。これで危機が訪れるようなら世界は本当に終わり。不安を煽るのは簡単で、ここから皆が不安に駆られて売ってくる、もしくはうんざりして売ってくるなら、いよいよ今回の危機騒動は最終局面のクライマックスと言えるでしょう。出口はもうそこまで見えています。新興市場は「強気の買い」。金曜は高安マチマチ。マザーズの上昇が目立ちましたが、金曜の日経で「マザーズ対象のETFが上場」と報じられて、実需買い期待が高まりました。ようやく先日設定されたマザーズCore指数に連動するタイプのETFが組成される運びに。折角東証は新指数設定で、昨年のJASDAQ-TOP20に習った新興市場高政策を打ってきたのに、その後の展開がピクリとも無く、作った意味の無い状態が続いていました。正に仏作って魂入れずの状態が続いていたのです。ちなみに私が前回「そもそも東証HPにすらCore指数を見られるページが無い」と訴えた10/29の2日後に、ようやく東証で見られるページが作られました。対応が遅いですけど、少しだけ前進しました。 http://www.tse.or.jp/news/26/111031_a.html一方のJASDAQは売買代金が今年最低。引き続き東証1部が不安定な中では様子見の雰囲気がありあり。ただこれで概ね決算が出揃ってきたので、そろそろJASDAQの方も下値が固まってくるものと思います。【ポートフォリオ銘柄】ロート製薬(4527)は大幅反発。木曜に出た決算は予想通りの好決算。それを受けて三菱UFJモルガンが投資判断を最上位に格上げしたことで、大証の値上がり率2位に入りました。この辺は今までも「何故下がっているかわからない」「当然好業績」とずっとぼやいてきた通りの動きに。1000円割れは圧倒的な割安水準であり、今は地合が悪いので低評価ですが、まだまだ上ブレ余地があります。GCAサヴィアンG(2174)は反発。上述の通りマザーズCore指数連動型のETF組成が話題となり、採用されている同社も買われました。ただ商いは薄く、ほとんどここまでの下落における自律反発程度のものに止まったのが残念。JASDAQ-TOP20採用銘柄は、昨年設定が決まってから平均して1ヶ月で30%位値が上がりました。流動性が薄いですから、その実需買いのインパクトは大きいです。ですから、目先安値を更新していた同社などは、一段と買い安心感が強まって、需給バランスを立て直してくると思います。デジタルガレージ(4819)は続落。金曜は引け後に第一四半期決算を発表。前期比大幅な増収増益で、営業利益・最終利益は既に中間期予想分稼いできています。ただ前期特損を計上していたこともあって、その分は差し引いて見ておかないといけません。また中間期・通期見通しの修正はありませんでした。中身を見ると各事業共に好調なようですが、営業利益の大部分はベンチャー投資の株式売却益だったようですから、数字ほど好調な印象はありません。それでも主力事業の売上は3割増ですし、Twitter事業も収支均衡圏に接近しています。本文内の広告が実現されれば、同事業も一気に黒字化できそうで、そうなるといよいよ弱点が無くなります。とりあえずこの決算を受けて月曜の動きは少し買われる程度だと思いますが、水準的にも割安であり、好決算を織り込んでいく余地はあるでしょう。緩やかな上昇トレンドは継続していくものと思います。【注目銘柄】本日は一銘柄買いポートフォリオとしたい銘柄があります。SBIHD(8473)です。ソフトバンク(9984)から分離独立した金融事業会社ですが、現在資本関係は0。株価は欧州不安が高まる中で長期低迷が続き、8月以降は6000円台でボックス圏での動き。そして現在はそのボックス圏の下限にあります。先月に出した中間決算では前期比大幅な最終増益となったものの、営業利益などは四季報予想を大きく下回る数字になりました。 ただし、ベンチャー投資で上場にこぎ着けたKLab(3656)の株価が上場後も堅調な推移を持続し、高値圏をキープしています。KLabは決算説明会を受けて「むしろ割安感すらある」という声が出るほどで、買いの手が緩みません。同社はKLabの株式を上場時に売り出した分(57万株超)を除いても未だ260万株を超える株数を保有し、ロックアップが解除されれば公開価格以上の値で売却することが可能です。(ちなみにロックアップ期間は上場から180日目の12年3月24日まで。公開価格の2倍以上でロック解除)。 それだけでも通期予想を超過することができそうな上に、証券株としての色彩や不動産業としての側面などがある景気敏感株ですから、市場の雰囲気が好転してきた時には大きく業績が回復できる素地があります。ボックス圏を上回ることができれば、ここまで蓄えられたエネルギーが大きく放出されそうです。 需給面では超長期的に06年の高値からの下落トレンドが未だ終わりが見えず、上値には相当程度のしこりが残っていると思われるものの、ここ半年では特に目立って悪化させた場面もありません。むしろ8月以降のボックス圏推移が大きな流れでの売り一巡感と見れそうです。信用買残は差し引き40万株程度残っているものの、ここから市場の商いが回復してくる局面では、十分消化可能な水準です。 会社計画が非開示のため四季報予想のPERは22.6倍、PBRは0.3倍。同業のジャフコ(8595)と比較した場合、それぞれ9.0倍、0.7倍ですが、PERはIPOの出来次第で大きく変動するため、あまり気にする必要はなさそうです。 目標株価は8000円。月曜の寄り付きで買いポートフォリオ入れとします。有料メルマガは下記のURLから確認の上、お申込ください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/service1.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2011年11月12日
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宇奈月話の完結編です。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20111019.html「とちの湯」は露天風呂と室内風呂の二つしかない施設ですが、脱衣場から出てビックリ。露天風呂の絶景っぷりが半端ではありませんでした(××)秋が深くて緑とやや黄色、ところどころ赤みがかった峡谷の景色に、ぽっかり浮かぶ満月。そして遠く峡谷を走るトロッコ。んんー、むっちゃ最高やん!!(^^)我々が行った時間帯が多分ベストだったのでしょう。薄暗さが増して藍色がかってくると、対比的に満月の色合いが濃くなり、一瞬ごとに景色に深みが増します。遠くから聞こえるトロッコの汽笛。そして下を覗けば流れる黒部川とせせらぎ。いやはや、今まで人生で入った露天の中でもベストオブベストのシチュエーションです(^^)これでさっきのサルでも露天に入ってきたらもっと面白かったかも知れませんが、入ってくるのは野性の昆虫だけ(;^_^Aそして露天風呂の中で数匹死んでいましたが、それも自然の一部。看板には「虫さんもお風呂に入りたがっているので、そっとしておいてやってください 支配人」と書いてありました(;^_^Aいやー、これは本当に良かったです(^^)私は誰も居ないのをいいことに、桑田佳祐の「月」を鼻歌交じりに歌っていました。あまりにも良すぎてのぼせそうになりましたが、辺りは真っ暗になって月とトロッコのライトが浮かび上がる景色を最後に目に焼き付けてあがりました。そんなわけで我々にとっては最高の休日になりました。皆さんも機会がありましたら是非宇奈月温泉に来られたら良いと思います。これは最高の癒しと、この景色を独り占めできた最高の贅沢感を同時に味合わえました(^^)是非また温泉に入りにいきたいですね。最後に余談ですが宇奈月に多かったがカメムシ。それはもう尋常じゃないほどの数のカメムシが飛び回って、トロッコの車内にも数匹入り込んできていました。しかし何よりびっくりしたのが、とある駅舎の建物の壁一面にビッシリとカメムシが張り付いていて、カメムシでコーティングされていたこと。あまりの異様さにビックリしてカメラに収めることができませんでした( ̄Д ̄;;そして、最近我が家の周りにもよく見るようになりました。車にくっついてきたのでしょうか?実は今でも私の車にくっついているのです(-。-;)(完)
2011年11月11日
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2011年11月10日
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宇奈月話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20111019.html宇奈月温泉に戻ってきた我々は、最後に温泉に入って帰ろうということになりました。ただ目的とする「とちの湯」を必殺iPhoneで地図を検索したのですが、山の中なので道がどうもはっきりしません。とりあえず一旦「やまとや」という豆腐屋さんで、この辺で有名なスィーツ「豆腐プリン」を買って食べました。味は豆乳チックで、非常にヘルシーな感じの美味しさが。そこで「とちの湯」への行き方を教わると、我々は車で急いで向かいます。何故ならそこは18時で終わってしまうということで、あと一時間くらいしかありません(・・;)既に日が落ちかけて、丁度「マジックアワー」(この前映画「マジックアワー」を観た時に言っていた、映画の撮影などで一番画が映えると言われる、空が紫色がかる夕暮れ時の時間帯)の頃合。我々は黒部川にかかる橋にさしかかります。すると橋の真ん中にぬいぐるみのようなものが落ちているのに気付きました。スピードを落として近寄ると、それはなんと野生のサル(××)車が近づくと急いで橋の欄干の方まで駆けていき、我々をじっと睨みます(・・;)更にもう1頭橋の欄干の上に繋がっていたのですが、数十メートル下に黒部川が流れる高さのところで、彼らは怖くはないのでしょうか( ̄Д ̄;;それにしても私は生まれて初めて野生のサルを見ました。サファリパーク的な感覚にちょっと感動(^^)それを過ぎて少し行くと駐車場が見えてきました。そこに車を停めて、我々は「とちの湯」に到着。そこは市営の温泉施設なのですが、新しくてキレイなところです。500円で入れるので、いわば温泉街の銭湯という感じでしょうか。我々が着いた時には17時を過ぎていたので、営業時間の最後の方。ほとんどお客さんはいないようで、男湯では皆丁度あがって着替え終わったところ。私が入る頃には貸切の状態でした。そこで私は驚きの体験をするのでした。(つづく)http://www.kurobe-unazuki.jp/?p=744
2011年11月09日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 足下の株価急落は投資のチャンス!間もなく天与の買い場がやってきます。今の内から情報を集めて、反転のタイミングに乗り遅れないようにしましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は反発。前日のNYはイタリア債務危機懸念などで軟調に推移していたものの、ECBのシュタルク専務理事が「債務危機は遅くとも1、2年で収束する」と発現したことを受けて反発しました。それを受けた日経平均は前日終値を挟んだ小動きで推移していましたが、午後から先物主導で急落。オリンパス(7733)が過年度の決算に関して不正会計処理が行われていたと発表されるとストップ安まで売り込まれ、指数を押し下げました。そして同社の歯切れの悪い会見を受けて後場に再度ストップ安に張り付くと、売れない同社株の裁定として日経平均先物が代わりに売られる流れに。その不正会計に主幹事野村のOBが関わっていたという野村HD(8604)も大幅安で上場来安値を更新。それの連想から他の証券株も軒並みとばっちりを受け、証券は業種別では10%を超える下落率。結果、日本株全般的に疑心暗鬼が拡がる形で日経平均は8700円割れ。商いは18億株と膨らみましたが売買代金は1兆円ちょっと。久しぶりに国内要因で値幅は振れましたが、こういう形で下がるならば動かない方がマシという感じでした。投資判断は「やや買い」。オリンパスに関しては本当にどうしようもないですね。特に情けないのが、外国人社長に指摘されるまでずっと放置だったということ。あまつさえ指摘した彼を解任し、火種を大きくしました。せめて日本人の手で処理されれば良かったのに本当に情けない限りです。これでは中国企業と何ら変わりはありません。これはあくまで同社のみの問題で終わらせてもらいたいところで、日本株不信に繋がらないことを願います。市場はとにかく「不透明感」を嫌います。どうなるかはっきり先が見通せない時は、とにかく売っておけという流れになりますから、下手すると90年代にバブル崩壊後に俗に言う損失の「飛ばし」を行っていそうな大企業で特に外国人持ち株比率の高い銘柄は軒並み売られる恐れもあります。となると消去法的に買われそうなのがバブル崩壊後に設立されたような若い銘柄ですが、ともかく現段階では個人的にはそこまで話が拡大するとは思っていません。ただもし野村が組織ぐるみで行った、ということになると話は別です。もしそうならライブドアショックが新興株売りに繋がったように、オリンパスショックが日本株の大規模な売りに繋がる可能性もあります。まあライブドアはバブルだった新興市場に対する一種のくさびでしたから、状況はまるで異なりますが。ともあれ「不透明感」が外国人投資家に日本株を忌避させる原因になっています。ところで韓国のネクソンが年内東証1部上場と伝わり、大塚HD(4578)以来の大型上場という話題もありましたが、一気に吹き飛んでしまいました。これで「やっぱり日本への上場止ーめた」とならないことを祈るばかりです。また本日は引け後にトヨタ(7203)が決算を発表し、タイの洪水被害で通期見通しをホンダ(7267)に続いて未定としました。実績値はコンセンサスを下ブレ、通期見通しを取り下げたのも実質的な下方修正と捉えられ、これも「不透明感」と言えましょう。一方で海外は少しずつ落ち着きを見せつつあります。先週はギリシャの国民投票騒ぎやMFグローバルの破綻などがありましたが、ECBの利下げもあって落ち着いた値動きになっています。もう世界的な危機らしい危機は当面去ったと言って良いでしょう。政治的な懸念が発生しても必ず常識的な範囲で決着します。もし今度はイタリア首相がワガママを言おうものならば、当然世界から総スカンを喰らいますから、内閣を維持できるわけがありません。この辺りは心配には及ばないでしょう。それでも「次はイタリア」と言っているのは弱気派の常套手段であり、私はむしろここからの上昇局面を控えて仕込みたい筋が過剰に不安を煽っている印象を受けます。財務状況が悪いのは今更であり、昨日・今日発覚した新しい不安材料でもありません。逆に想像が付く範囲での悪材料しか出ないのであれば、弱気派のネタ切れとも言えるでしょう。私は前述の国内不安材料を丸ごとひっくるめても、海外のマーケットの落ち着きの方が日本市場に与える影響は大きいと思います。なので前回も書いたように「11月上旬が年内最後の買い場」という認識に変更はありません。むしろ今は積極的に攻めていくべき段階と思います。個人的には悪材料が出るならば今週中に出てくれれば、むしろより良い仕込み場になると思います。新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に軟調。このところ特にJASDAQ市場の方に落ち着きが見られていましたが、やはり本日のように日本株リスクが顕在化してくると、新興市場の方は特にリスク回避の動きが強まります。ただ、私は新興市場であろうが東証1部市場であろうが大差ない、というか、皆新興市場の方が怪しいと思って割り切っている以上、大型株の粉飾の方が程度が悪いと思います。ましてオリンパスなんて225採用銘柄なわけですから。西武鉄道やカネボウがどれだけ社会的に悪影響を与えたか計り知れません。とりあえず新興市場の方は本日売られましたが、これから決算が本格化してくることから、銘柄選別の動きがより一層強まると思います。ただ、通過後は為替感応度が薄く下方修正インパクトの小さい新興市場が買われる流れになると思います。また東証・大証(8697)の合併が成されれば新興市場も当然統合され、市場規模の拡大は信用力強化に繋がり悪い話ではありません。今は絶好の仕込み場と言えるでしょう。【ポートフォリオ銘柄】ソネットエンタテインメント(3789)は反発。特に材料は無いですが、先んじて下げていた分自律反発の買いが入った格好。上述したように「東証1部の若い銘柄」という部分が、相対的な安心感を誘っているのかも知れません。これで底打ちかどうかは確認ができませんが、チャート的には一応下値で包み陽線を出してきたので、雰囲気は出ています。30万円割れというところでタイミングも悪くなく、この辺りの水準であれば打診買いもアリだと思います。後は親会社ソニーの復活期待。みずほFG(8411)は軟調で上場来安値更新。ここにきて売られると思っていませんでしたが、結局当初見込んだ通り100円割れの場面がありそうな流れに。決算は来週ですが、これは特に材料視されることはないでしょう。ただひたすら外部環境の好転を願うのみ。GCAサヴィアンG(2174)は大幅反落で年初来安値を更新。前回「黙って買う場面」としましたが参りました。同社自体の決算が悪かったのも確かですが、こんな上場来安値に接近する程の悪さとも思えませんが。追い打ちをかけたのはやはりオリンパスの過去のM&A話。同社は直接関わりがありませんが、M&Aというもののイメージがかなり悪くなっています。今企業はM&Aを仕掛けにくい地合になっています。今回の騒動で業界最大手の野村のアドバイザリ部門は打撃を受けるでしょうから、相対的に同社にとっては敵失でラッキーなはずですが、とにかく今はイメージが悪いです。ただ当然ながらこれで企業がM&Aを止めて実数が減るわけではありません。むしろ円高やタイの洪水被害でも身に染みたように、生産拠点などは世界各国に分散する必要があります。そうなればやはり同社のようなアドバイザリが必須です。問題はこれだけ事業環境が良いにもかかわらず、同社の決算や実績を見ても、ほとんどクロスボーダーの案件が採れていないことでしょう。アメリカ企業同士の買収が好調なので何とか業績を保っていますが、肝心の国内の営業が弱い印象です。株価は昨年11/9に上場来安値を付けました。今年も更新するか・・・というところですが、業績的には最悪期を脱しているにも関わらず更新となるとかなり違和感があります。まずは需給を安定するため、8万円での横ばいの形を作って底値を形成するところから。デジタルガレージ(4819)は反落。上述のネクソン上場報道に絡んで、同社も取引先として刺激材料になりましたが、後場は全体相場の売りに引きずられてしまいました。ちなみに子会社がネクソン向けに決済サービスを提供したりしています。また本日は持ち分のカカクコム(2371)の中間決算が昼に出て、会社計画を上回る好決算でした。同社の決算発表は明後日。第一四半期決算ということでインパクトは薄そうですが、好スタートを切れそうです。【注目銘柄】本日は一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。ソニー(6758)です。ご存じの家電大手ですが、円高による業績下ブレが甚大。ドル円は何とか業績に対する影響をニュートラルにできていますが、ユーロは1円の円高で60億円の営業利益下押し要因に。結果、今期はユーロ105円前提で900億円の最終赤字を見込むとのこと。また特にテレビ事業が不振で、コストコントロールができていません。テレビ1台売る度に数千円の損失を出すとのこと。同業のパナソニック(6752)同様、家電メーカーは一体何を作って売れば利益が出るのかわからない時代になってきました。本日は揃って年初来安値を更新。そんなわけで同社もまだまだ脱却の兆しが見えないですが、ここまでの下落が急だったこともあって、そろそろ良いタイミングだろうと見て買いポートフォリオ入れとします。テクニカル的には窓を3つ上方に開けての急落。俗に言う三空が示現している状況で、ドテン買いのタイミングと言えそうです。ボリンジャーバンドは+2σから-2σまで急落しており、こちらも陰の極を示します。正直ここで下げ止まるかどうかは微妙なのですが、比較的長期保有を前提にすればこの水準で買っても悪くないでしょう。為替はそろそろ円高一服になる季節柄であることも追い風でしょう。特にユーロは前回利下げを実施しましたが、為替に大きな反応はありませんでした。少なくとも政策金利の差が為替に与える影響は織り込んでいると見られ、中期的に為替は円安に振れる可能性がありそうです。また同社は単なる一家電メーカーとしての側面よりも、子会社SONYFHD(8729)を中心とした金融事業者という面も強い銘柄です。実際、前期利益の大半はSONYFHDが稼ぎ出しています。ここから相場の戻り局面になると見ると金融株の戻りが強くなると思われますが、それに連動する形で同社も盛り上がってくると見ています。目標株価は2000円。ただ目標株価よりも来年3月辺りまで黙って持ってみるという色彩が強い感じです。そこまでで上がるだけ上がってもらいたいところ。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。有料メルマガは下記のURLから確認の上、お申込ください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/service1.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2011年11月08日
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先週一週間まるっきり飛ばしましたが、忘れてはならない宇奈月話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20111019.html何とか足湯で結構な時間を費やせたので、我々は駅へと戻ることにしました。途中、万年雪が見られる展望台があったので行ってみました・・・が、すっかり溶けて跡形もなくなっていました(・・;)どうやら我々は一万年に一度の奇跡的なタイミングに出くわしたようです(-。-;)皆もとりあえず万年雪がある態で記念撮影をしていました(;^_^Aトロッコが来るまであと10分位あり、余裕だなと思って我々はトイレに行きました。すると長い行列が(××)ぶっちゃけ男性用はすぐ進むのですが、女性用は待ち時間が長くなります。私が済ませて出てきても、嫁は先ほどと同じ位置で列は一向に短くなっていませんでした(・・;)ようやく嫁がトイレに入ったところで、駅にトロッコが入ってきてしまいました( ̄Д ̄;;私は内心焦っていたのですが、焦ってもこればかりは仕方ありません。発車ベルが鳴り出した頃に嫁が出てきて、我々は急いでホームへと走ります。折角早めに駅に向かったのに、乗り遅れては台無しです( ̄Д ̄;;何とかギリギリのところで乗り込めましたが、もう席がほとんどなかったので、私と嫁はバラバラの席になりました。私は最後尾の車両の後ろの方の席になり、車掌さんの程近くに座しました。私の後ろには、どうやら関西の方からやってきた家族4人が座っていました。その家族は車掌さんによく話しかけ、車掌さんも気さくに応じて何でも応えていました。黒部峡谷鉄道の社員さんは観光で成り立っていることもあって、皆さん愛想が非常に良い感じです(^^)なので、流れる景色を見ながら「この辺りは掘ったらいくらでも温泉が出てくるんです」「機関車は一両2億円するんです」とか色々後ろの方から聞こえてきて、私も「ふんふん、なるほどー」と聞き耳を立てていました。ただ小学校低学年っぽい子供が二人いて、二人とも峡谷の崖が怖いらしく、トンネルから出るとすぐに「うわーっ!!(××)」と顔を下に向けていました。その度に私の背中に彼らの頭がガンガン当たり、私はトンネルを抜ける度に背中が「痛っ、痛っ( ̄Д ̄;;」となりました。親の方は車掌さんの話に夢中で、子供の頭突きに気づいていない様子(・・;)私も彼らが悪気があってやっているわけではないので特に注意もできず、終点の宇奈月温泉までの小一時間、ただひたすらトンネルが終わらないように願っていました(-。-;)(つづく)
2011年11月07日
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2011年11月05日
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あーあ、今年もまたこの日がやって参りました。今日は私の36歳の誕生日なのです(T△T)年をとる度に1年経つのが加速度的に早く感じます。野球中継で36歳のプロ野球選手を観るとベテランやなーと思うのですが、よくよく考えてみると自分もその年齢に達してしまったことに気付かされます(・・;)私は気持ちはいつまでも若手ですが(;^_^A そんな悲嘆を毎年やっている有名人からの電報コーナーでお茶を濁します。 「お誕生日おめでとう。年の数だけドジョウを贈ります」野田総理さん「お誕生日おめでとうございます。ハムを送るか見送るか悩んでいます」菅野さん「オ誕生日オメデトー。ラララ♪ショーシューリーキー!」ミゲルくん もういい加減ネタが尽きて大変なので、最後は意味不明です(;^_^A 36歳になっての抱負は、とにかく事業を開始して軌道に乗せようと奮闘中なので、まずは何とかこれで飯を食っていけるという程度にまで持っていきたいと思います。同期を見渡せば起業して成功した奴らがたくさんいるので、彼らに追いつけ追い越せで。スタートが遅かった分焦る必要も無いと思いますが、事業環境が厳しい中でも何とかしがみついて頑張ってきたいと思います。今後とも皆様の熱い応援宜しくお願い致します(^_^)/
2011年11月04日
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2011年11月03日
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先月中頃に、地元でNHKの「オンバト+」の公開収録があり、観覧者募集に見事当たったので、お笑い好きの母と一緒に行ってきました。ちなみにその放送が次の5日土曜の深夜にあります。ひょっとしたら笑っている私がチラッと出るかも知れませんので、興味のある方は見てやってください。それで、私の中でオンエアバトルと言えばボールを転がしてお笑いの審査ができて、参加型で面白そうだ・・・と思って行ったのですが、残念ながら審査員は幅広い年齢から満遍なくチョイスされた100名既に決まっていたようで、私と母は単に笑い声を提供する「笑い屋」さんでしかありませんでした(T△T)ちぇっ、つまんねーの┐( ̄ヘ ̄)┌そして、最近ほとんどテレビを見ない私なので、出てきた芸人さんはほとんど知らなかったのですが、唯一AMEMIYAだけはわかりました。とりあえず生AMEMIYAが見れたので良かったのですが、彼のオンエアが無事あったかどうか・・・それは放送をご確認ください(;^_^Aそれでも場数を踏んでいるであろう芸人さんばかりでしたから、純粋に面白かったです(^^)大いに笑わせてもらいました。ネタ終了後のフリートークでは、皆富山をよいしょしていました(;^_^Aそれにしても皆結構きちんと審査して、やらせもなくちゃんと面白いもの順に上位に決まるもんですね。その真剣さがこの番組を長寿にしているのだと思いますが、私の中の順位はまた別としても、概ね妥当な順位で決まったと思います。テレビの公開収録なんて「お笑いマンガ道場」以来20年ぶりの体験でしたが、やはり手際良く時間通りにテンポ良くポンポン進行していきます。こうやって作られて視聴者に届けられているんだと思うと、ちょっと番組の見方が変わりますね。良い体験ができました。
2011年11月02日
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2011年11月01日
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