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昨日はちょっと金沢まで足を伸ばして、石川県立美術館で今開催されている日本伝統工芸展を嫁と見に行ってきました。本来私は芸術にほとんど関心が無い人ですが、以前ブログでも紹介したように私の友人がこの度初入選し、東京→名古屋→京都→大阪と回ってようやく北陸にきたので、実物を見に行ってきました。ただ秋と言えば芸術以外にも食欲(;^_^Aその前に「金沢と言えば第七ギョーザ」と言われる有名店の第七ギョーザ店に初めて行きました。http://r.tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17000132/いつ行っても広い駐車場が満車で30分~1時間位待たされる、と聞いていたのでお昼にちょっと早い11時半頃に到着。噂通り駐車場はいっぱいで、交差点の信号が変わる度に次々と車が吸い込まれるように入り込んできます。我々も何とか駐車して、店内に急ぎ入りました( ̄Д ̄;;ただその時点ではまだ行列はそれ程でもなく、20分程でカウンターに座れました。しかし改めて後ろを振り返ると、店内をぐるっと囲むようにものすごく長い行列が(××)やっぱり早めに来て正解でした(;^_^Aそこで我々は焼き餃子定食とホワイト餃子定食を注文。早速食べてみると評判通り美味いですね(^^)いわゆる餃子とは違う形の丸っこい餃子ですが、皮が厚めでもっちりしています。しかも値段も安く、定食で600円ちょっと。ただ事前の期待値が高過ぎたのもあって、美味くて美味くてたまらない、という程ではありませんでした。まあ、我が家の嫁の餃子が一番ですね←ポイントゲット(;^_^Aちなみに後で知ったのですが、ホワイト餃子って全国的にフランチャイズ化しているようですね。皆様もお近くのホワイト餃子店で是非一度味わってみてください。http://www.white-gyouza.co.jp/それでニンニク臭を携えた我々は、県立美術館へと移動。ここも駐車場が満車でしたが、何とか車を停めた我々は早速美術館へと足を踏み入れます。ワードセンスが無くあまり適切な表現ができないもので結論から言うと、非常に良かったです。私は正直「伝統工芸」という言葉から「古くさい」「年寄り臭い」というイメージを持っていました。なので、友人の作品以外は退屈だろうな、と。ところが、私の先入観を吹き飛ばすスタイリッシュな作品の数々がお出迎え(××)これが本当に伝統工芸!?と思うような新鮮さが溢れていました。全部で600点以上の作品が展示されており、さすがに全部が全部お気に入りとは言えませんが、その大部分が「なんて素晴らしい芸術品なんだ!(××)」と、美術の成績が5段階中お情けで2だった私が素直に衝撃を受けました。デジタル世代である私は、例えばiPhoneのフォルムに美意識を感じますが、それに非常に良く似通うcoolさです。お盆や小箱、ガラス製の器など、普段は100円ショップで買えば良いやと思うようなものですが、これならちょっとお金を出しても買いたいと思う見事な作品がズラリ。技法は確かに昔から脈々と受け継がれる伝統的なものかも知れませんが、作品自体の感性は非常にモダンで、スタイリッシュです。これは絶対外人さんなどに受けが良いと思いますね。友人の作品も勿論これらに比肩する素晴らしさがあって、地味ながらも味わい深さがありました。こんなハイレベルな作品を作れる友人を尊敬して帰ってきました。日本伝統工芸展は金沢は11/6まで。この後仙台、岡山、松江と回っていくようなので、お近くの方は是非御覧になられたら良いと思います。私はとにかく行って良かったなーと思いました。http://www.nihon-kogeikai.com/index.html
2011年10月31日
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2011年10月30日
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2011年10月29日
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宇奈月話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20111019.html鐘釣駅で降りた我々は、黒部川の河原に湧き出る足湯を目指して歩きます。と言うか、駅から一本道でそこしか行くところはありません。皆同じ方向に向かって歩きます。河原に降りる前に「足湯」と書かれた人工の足湯がありましたが、こちらは有料で、どうやら足が悪くて河原に降りれない人のために温泉をくみ上げてきているようです。最初「えっ、これが目的の足湯!?(××)」と思いましたが、皆スルーしているのでここが目的地ではないようです。やがて河原が見えてきて、階段が脇まで続いています。それを降りていくと下には黒部峡谷鉄道の職員さんかどうかわかりませんが、ヘルメットを被った作業員のような方が、観光客が岩場で足を滑らせないように注意していました。そうやって河原に降り立つと、既に大勢の人が足湯に浸ってほんわかしていました。我々も早速足を浸けます。あぁ、暖かい(^^)山の肌寒さと足湯の温かさの対比が実に心地良いです。川の流れる音を聞きながら、対岸の山の斜面などに生い茂る樹木を見て、非常に癒されます。誰もいなかったら裸で入っても良いくらいで脱衣所もあるのですが、さすがにこれだけ観光客が居て全裸になっている人はいませんでした。子供くらいですね(;^_^Aそれにしても地熱の力はすごいですね。地下からこんな暖かいお湯が湧き出てくるとは。地球は表面だけ冷え固まって地面になり、あとの大部分はマグマでドロドロと対流している、というのを実感します。それでマグマが動くから地震が起こるようですが。そんなことを考えながら足湯に浸ったり、岩場で写真を撮ったりしながら時計を見ると、駅に着いてからまだ30分ほどしか経っていません(・・;)そして鐘釣駅の散歩コースはここが終点で、これ以上見るべきところは特にありません。げげっ(××)あと1時間ほど時間があるけど、どーしよう(・・;)他の観光客は足湯を堪能すると、帰り支度を整えて駅に戻っていきました。やがて次の列車から降りてきた観光客が降りてきて、観光客が一巡。やがて彼らも帰っていって・・・を繰り返し。ヘルメットを被った職員さんが「足湯の好きな人たちだねぇ」というような目線で我々を見ています。しかし他にやることが無い我々は、そのまま足湯でややのぼせかけていました。そんなわけで見知らぬ観光客のおじさんに「おたく、足の色良い色になってるねー(赤いねー)」と言われました( ̄Д ̄;;(つづく)
2011年10月28日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 足下の株価急落は投資のチャンス!間もなく天与の買い場がやってきます。今の内から情報を集めて、反転のタイミングに乗り遅れないようにしましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は反発。前日のNYはEU首脳会議で結局具体的な改革案が出なかったものの、とりあえず通過したことで一時落ち込んだマイナス圏から高値水準まで急上昇。新築戸建て住宅の増加率が大きかったことなど経済指標が予想を上回ったことや、ボーイングの好決算などもプラス要因として働きました。一方でAmazonの決算が悪いと伝わってNASDAQは上値の重い展開に。新型タブレット端末「kindle fire」の製造コストが高く、一つ売れる度に10ドルの損失を出すということで、これでは好決算を見込めないとの見方が大勢でした。私は同社は端末で稼ごうとしているわけでもなく、AppleのiPadに押されている面を考えると戦略的には悪くないと思いますが、とりあえず市場の方はそうは見ていないようです。それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。寄り付き前の外資系証券の注文動向は820万株の売り越しで、上値の重いスタートに。ただアジア市場が堅調にスタートしたことや、午後に日銀による追加緩和が決定したことで一段高となり高値引け。出来高は18億株、売買代金は久しぶりに1兆円を回復しました。ただ1.1兆円ということで、もう少し盛り上がって欲しいところ。投資判断は「やや買い」に。何とかギリシャの債務カット率も50%と決まり、一つの大きなイベントを通過しました。ただ前回述べたように「あー、これで全てカタがついてすっきりした。あとは全面的に買いだ」というのはもう少しだけ待った方が良いと思っています。今月はそのような警戒心の強いことを書いてきて、結果的には杞憂に終わりましたが、気の緩んだところで逆撃を受けると今までコツコツ積み上げてきたものを一瞬にして失う怖さもありますから、念頭には置いておくべきでしょう。ただその割合を今回のイベント通過によって小さくしても良いと思い、投資判断を一段階引き上げました。以前から示しているように、完全な買いとするには11月中旬頃まで待つ必要があるでしょう。その辺りまでで為替も円安反転し出す頃合いと見ます。逆に言えば、今の日本市場においての不安材料は為替の円高の一点に尽きると言えるかも知れません。タイの洪水もありますが、各社共に影響度合いはマチマチで、例えば日本電産(6594)などは復旧後の収益性が逆に高まるなどと見て強気に転じています。この辺りの悪材料はそれぞれ株価には織り込まれたと見るべきでしょう。現在海外マーケットの上昇に比べて日本市場の上昇率は小幅に止まっています。確かに決算がまだこれからドンドン出てきますし、ここまでの下落幅も海外ほどではありませんでした。しかし明らかにこの円高が上値を抑えています。その証拠に、今朝の寄り前の外資系証券の注文動向も売りが優勢でした。為替の円高で日本企業の決算が下ブレ→一方でアメリカなどは好調な決算が多い→円高によって外資から見る日本株の資産価値はそれ程目減りしていないから換金しやすい→じゃあ日本株を売って、戻り局面の他の先進国株に資金を移そう、という流れになっています。この外資系の売りが止むのもやはり11月に入ってからではないでしょうか。そして一巡すれば、次は為替が円安に向かう中で安く「見える」日本株を外資が買ってくるでしょう。日本株を持たざるリスクが次第に顕在化してきます。ですから、ここからの上昇力が大きいのは間違いなく日本株だと思っています。そんな中で現段階で買っていけるのは「出遅れ銘柄」が一番無難でしょう。特に良かろうが悪かろうが決算が既に出てしまった銘柄で、外国人持ち株比率が小さめで、これ以上売りが出るようなきっかけの無い銘柄です。それが内需なら尚更良いでしょう。そう考えると、本日上昇に転じた金融株も良さそうです。ただ銀行株などの金融株ど真ん中よりは、その他金融株、証券株というところが良さそうです。また後述する新興市場株も良いでしょう。というわけで、話をまとめると「二番底を付けるという懸念は無くなったものの、最後の株価急落のリスクは認識しておくべき。出遅れ感の強い株に関しては、今の内から積極的に買っていっても良い」というようなスタンスです。そして最も神経質に見るべきはアメリカの景気指標でしょう。今はヨーロッパ債務問題が一区切りとなって、皆楽観論でふわふわしている(良い気分の)状態です。次に注目が集まってくるのは当然今後の世界の景気回復に関してですが、足下では少しずつアメリカは好転してきているような感じです。ここが微妙で、アメリカの指標が悪くなっては当然困りますが、あまり良すぎても今無責任な感じで盛り上がっている「QE3期待」に水を差すことになりかねません。「やらなくても良いんじゃね?」的な感じになると、それはそれで困ります。現実的に実行はなかなか難しいのでしょうが、関係者による「やるかもね」的なリップサービスが出てきました。これだけ世の中がデモで溢れかえっているのに。なので期待が高まるのも当然で、もし本当に実行されるならば将来の弊害はさしおいて、株式市場にとっては大きなプラスとなります。その場合は積極的に株を買って、持たざるリスク排除に努めるべきでしょう。新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に堅調。しかし人気は主に東証1部銘柄の方に集中し、新興市場は2番手に甘んじた格好です。引き続き直近IPO中心に買いが集まった展開。ただ個人的には前回も指摘したように、新興市場の方により妙味が出てくる場面ではないかと思っています。東証1部に安心感が拡がりだしたら、まだ為替が円高に向いている中で出遅れ感の強い内需株が選好される、というのは上述の通り。ここから年末にかけて、新興株が盛り上がる頃合いになってくるのではないかと見ています。【ポートフォリオ銘柄】ソネットエンタテインメント(3789)は続伸。昨日は子会社エムスリー(2413)が好決算を出したものの出尽くし感が台頭。野村による投資判断引き下げもあって一時大きめの下落となりました。そして本日は同社自体の決算が発表。そのエムスリーの好決算や会員数の伸びもあって前期比大幅な増益決算に。ただ利益面は計画を上回ったものの、売上が足らず。四季報予想より悪い決算となったため、株価にはややネガティブな印象を残しました。隠れゲーム関連銘柄でもあっただけに残念。テクニカル的には反転のタイミングを逸してしまったため、もうしばらく調整局面が続きそうです。まずは30万円での反発を見極めたいところ。売りポートフォリオの任天堂(7974)は続落。昨日は日経電子版で「経常赤字1000億円」と伝わると、14時から突然の急落。一旦は戻しましたが、引けにかけて再度売り込まれました。明けて本日。寄り付きから大きく売られ、いきなり年初来安値を更新。ただその後は全体相場の戻しもあって一時はプラス圏に浮上。本日発表の通期見通しに対する期待も高かった模様。そして出てきた決算は、同社が連結決算を発表し始めてから初めての赤字転落見通しに。営業利益はほぼトントンの10億円見通しと、かなりネガティブサプライズの数字を出してきました。値下げしたDSの買い控えや補償費用の負担、また為替の円高が想定以上だったことが背景。ちなみに今回の見通しの前提数字はドルで77円、ユーロで106円の想定。私も決算が悪いだろうと見て売りポートフォリオに入れましたが、これは想定以上の悪さです。明日の大幅安は避けられないでしょう。個人的には分割か投資単位引き下げ策、もしくは自社株買いなどで売り圧力の緩和を狙ってくると見ていたのですが、それも無い様子。唯一の救いは最近下方修正や決算の数字が悪かったら出尽くしとなる傾向が強いことですが、今回の場合事前に株価が盛り返してきていただけに、その再反動があると思われます。テクニカル的には年初来安値を更新してきたことで、長期下落トレンド継続の見込み。明日に前回の下方修正時(7/29)のように下値で寄り付いた後に急速に出来高を伴って切り返すことができれば、一旦は底打ち感も漂うでしょうが、目標株価とした1万円割れは確実と見ます。ソフトバンク(9984)は反発。こちらも本日決算でしたが、事前に日経報道で「営業利益3600億円台」と伝わっていました。そして出てきた中間決算はそれを上回る3732億円ということでしたが、数字はまあまあ良いもの、という程度の印象しかありません。ただ個人的にビックリしたのが、有利子負債がなんと7000億円と、前四半期の約1/3程度にまで一気に減少したこと。アメリカヤフー株譲渡などで返済しましたが、それでもここまでとは。孫社長の有言実行力には恐れ入ります。日本の借金もこれくらい一気に減らないものでしょうか・・・。それはともかく、同社の好決算は株価に若干プラスとして、この有利子負債の話や全体相場の上昇トレンドがジワジワと効いてくる流れになりそうです。正直通期ではiPhone4S販売促進コストなどで市場予想より厳しくなりそうですが、同社の場合は通期予想を出しませんから、各社アナリストの見方がそれぞれ分かれそうです。なので、この銘柄に関しては明日の寄り付きで損切りとしておきます。もう少し下押す場面があると思っていましたが残念でした。【注目銘柄】東京精密(7729)は大幅高。こちらは昨日の決算を受けて有料メルマガで取り上げましたが、またしても買値に届かず。残念でした。例によって勿体ないので、取り上げ根拠を掲載します。ただ本日は文字数の関係上、前半部分だけにしておきます。「半導体製造装置や計測機器の製作。本日引け後に中間決算見通しの上方修正を発表。サプライチェーンの早期回復により売上が想定以上になったこと、また原価低減も図ったことで大幅な増益見通しとなった。第一四半期決算発表に次ぐ今期2度目の上方修正で、通期見通しに関しては10日の決算発表時に公表予定。半導体関連ということで警戒感があったが、円高の中でもこれだけの数字を出してきたことはサプライズ。 株価は足下200日線に沿って1400円~1450円の範囲での持ち合いであったが、ここからの上放れを見込みたい。テクニカル的には各移動平均線は上回っており上値の重石要因は小さい印象。MACDは暗転しているが、今回の見通しを受けて株価が上昇すれば好転できるポジションにあり、パラボリックも同様。新値足は陽線を継続している。 一目均衡表では遅行線も雲を上抜いて三役好転の格好。当面ボリンジャーバンド+2σに沿った形での上昇を想定。 需給的には信用倍率も1倍を割り込んで逆日歩が点灯中。現状の水準は7月下旬のもみ合い水準と同レベルであり、8・9月の出来高が下値で盛り上がっていることから、上値のしこり以上に下値で株主が入れ替わっている印象」そんな有料メルマガは下記のURLから確認の上、お申込ください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/service1.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2011年10月27日
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宇奈月話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20111019.htmlそんな感じでゆっくりと1時間近くかけてトロッコに揺られた我々は、終点の欅平駅までは行かず手前の鐘釣駅までにしておきました。一応事前にガイドを見ていたのですが、鐘釣なら黒部川の河原に降りて足湯に浸かることもできるし、特に泊まりでもないので、わざわざ終点まで行かなくても良いかなと。大抵の方は欅平駅まで行きますが、鐘釣駅で1/3程度の人が降ります。そのうち大部分の人は再度トロッコに乗って終点まで行くのでしょうね。ちなみに一般観光客が降りられる駅はあと手前の黒薙駅しかありませんが、そこでは数人しか降りません。あまり見るべきところが無いようなので。それで鐘釣駅で降りると、我々はまず帰りのトロッコの座席予約をしました。観光シーズンのトロッコは常に満員で、団体客の姿も多数散見されます。なので席を予めとっておかないと、最悪帰れないということにも成りかねません( ̄Д ̄;;次のトロッコは1時間後のものが一本ありましたが、ゆっくり見て回りたいので、我々は2時間後のトロッコを選びました。すると駅員さんから「えっ?こんなところに1時間もあれば見て回れますから、そんなに長く居たら時間余りますよ(-。-;)」と言われました(・・;)それを聞いて、我々はじゃあ「間をとって一時間半後のやつにします(;^_^A」と言いました。すると駅員さんは「なんて物好きな人たちなんだ」とはさすがに言いませんでしたが、不思議そうな顔で座席をとって、チケットを我々に渡してくれました。ちなみに我々の後のお婆さんは数分後に発車するトロッコの席をとっていました。この方にとってはトロッコ電車に乗って景色を楽しむこと自体が目的だったようです。そういうのもアリでしょう。しかし我々はこの後衝撃の事実を思い知らされるのでした( ̄Д ̄;;(つづく)
2011年10月26日
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2011年10月25日
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宇奈月話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20111019.html我々を乗せてトロッコはドンドン上っていきます。車内では富山出身の有名人と言えば室井滋、ということで彼女の声で要所要所のアナウンスが行われます。色々なものがトロッコから見えますが、やがて西洋のお城のような発電所が見えてきました。更にしばらく行くと、水力発電のダムがあります。富山はその名の通り山の多い県なので、水資源が豊富です。なので水力発電比率が高く、天然の再生可能エネルギーをいかんなく活用しています。ところで、トロッコの進行方向に向かって右側は様々な景色を楽しめるのですが、左側の人は山の斜面ばかり見せられることになって非常につまらない感じになっています(・・;)幸い我々は右側の席に座っていたので色々楽しめましたが、左側に座っていたカップルの女性は一番端でしたから、最高につまらなそうな感じでした。私も替わってあげたいのは山々でしたが、どちらにしても空間が狭すぎて、運行中に入れ替わるには大変な苦労を伴います。仕方ありませんから帰りに逆側に座って見てください、と心の中で願うだけに止めておきました(;^_^Aそんな左側でずっと続いているのが高さ1.5m程度の人工の壁なのですが、これは一体なんでしょう?黒部峡谷鉄道はそもそもそういった電力会社関係の方々なども利用するのですが、雪の関係で11月いっぱいまでしか運行しておらず、次の春までトロッコが使えません。当然その間にも電力会社の方は保守のために上っていかないといけないのですが、そのためのトンネルだそうです。このトンネルを冬の間は徒歩で通り、各設備まで行くのだとか。片道実に6時間の行程で、職員さんの苦労の上で我々は電力を安定的に使えるわけです。ありがたやありがたや。とまあ、色々と書いてきましたが、実に上手くまとめてあるページを発見したので、こちらを見れば私の拙い解説などは全く無用でした(-。-;)しかしそれでも話はまだ続きます(;^_^A(つづく)http://4travel.jp/domestic/area/hokuriku/toyama/kurobe/unazuki/travelogue/10484178/
2011年10月24日
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2011年10月22日
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落合監督にせめて坂井球団社長と刺し違えて辞めてもらえないかと思っている筆者の、宇奈月話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20111019.html宇奈月麦酒館を出た我々は、黒部峡谷鉄道の駅へと車を走らせます。駐車場に車を停めると、どうやらトロッコの発車時刻ギリギリに( ̄Д ̄;;走って走って、何とか間一髪間に合いました(-。-;)ふー。しかし行楽シーズンまっただ中のトロッコ電車は定員ギリギリのぎゅぎゅう詰め( ̄Д ̄;;乗れただけでも御の字という感じでした。肌寒い山間で息をゼーゼー切らせながら後から乗り込んできた客に、隣や向かいの席の人は大迷惑(-。-;)トロッコ電車は実際に乗られた方はご存じだと思いますが、大人4人がギリギリいっぱい横に並んで乗るような形で、まるで遊園地の小さな小さな電車のようです。それが13両編成になっていて、定員いっぱいに乗るとかなりの狭さ。実際、私の乗った車両も定員いっぱいで、荷物の置き場にも一苦労。向かい側のおじさんと終始膝を合わせていました(-。-;)私は小学生の頃に両親に連れて行ってもらった記憶があったのですが、その時はやはり身体が小さかったからか、ここまでギュウギュウだった印象はありませんでした。その時は空いていたのかも知れませんけれど。そんなトロッコは間もなくゆっくり動き出します。黒部川にかかる見事な赤いアーチが、晴天に恵まれた太陽と川辺から反射される太陽光の両方に照らされて、まるで単一色の虹のように幻想的に浮かび上がります。トロッコがようやく通れるくらいの幅ギリギリに掘られたトンネルを何度もくぐって、我々をどんどん標高の高いところへと誘います。トンネルに入ると冷蔵庫の中のように瞬間的にひんやりし、抜け出すと今度はギラギラの太陽に照りつけられ、加熱と冷却を繰り返します。我々はまるで原子炉の冷却水にでもなったかのような錯覚に陥りました(-。-;)(つづく)
2011年10月21日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 足下の株価急落は投資のチャンス!間もなく天与の買い場がやってきます。今の内から情報を集めて、反転のタイミングに乗り遅れないようにしましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は反落。前日のNYは欧州債務危機に対する懸念復活や、アメリカの景気後退懸念、Appleの株価が決算を受けて下落していることなどを背景に軟調。ダウは11700ドル、S&Pは1230ポイントという8月末の戻り高値水準に上値を抑えられている恰好で、VIX指数もまた上昇。それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。このところのアメリカが安ければ日本も安いという写真相場が本日も続いており、特に切り返す気力もなく。アジア株安も重石に。商いは引き続き薄く15億株弱。売買代金も9000億に届かず。一日の値幅は60円ちょっとで、これで10営業日連続で100円以下という薄商い続き。本日は結局8700円を割り込んで引けました。投資判断は「中立」。世界の株価がここまで順調に値を戻してきたこともあって、とりあえず一服という動きは特に不自然でもありません。むしろ欧州のセーフティネットが色々と決まる前に市場の期待値が高まり過ぎているのを、各国首脳が敢えてネガティブ発言を出して抑えようとしている雰囲気すらあります。日本の決算で気がかりなのは主要産業である自動車産業の数字です。震災のダメージから下期復活を見込んでいたのに、タイの洪水被害によってサプライチェーン寸断の悪夢がまた蘇ってきました。他にもレンズメーカーの操業停止が相次いでおり、オリンパス(7733)の話も絡んでこの辺りにわかに脚光が集まっています。テクニカル的にはTOPIXの方が25日線を割り込んでしまい、8/16、9/30の高値を結ぶ上値抵抗線に負けてしまっています。一目均衡表の雲もどんどん厚くなってきており、上値は相当重い印象です。朗報としては外資の売り越しが止まり、12週ぶりに買い越しに転じたという知らせ。ただし今回のオリンパスの一件を受けて、日本という国の企業全体のガバナンスに対して猜疑の目を向けられている状況です。他にもカルテルで先日の古河電工(5801)に続き、旭硝子(5201)、日本電気硝子(5214)も罰金を科せられており、この辺り日本株を忌避する動きに繋がっている模様。来週は(今週分は)早速売り越しに逆戻りのような気がします。新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に軟調。IPOとしてシンバイオ製薬(4582)が上場しましたが、公開価格を20%下回ったところで寄り付くと、そのままストップ安まで急降下。IPOに当選して持ちこした人は、いきなり価値が2/3に減じてしまいました。久しぶりに大コケのIPOとなりましたが、バイオベンチャーの場合は上がる方が珍しいので仕方ありません。本日は地合も悪かったのが災いしました。ただ10月下旬は久々のIPOラッシュとも言える状況で、明日は日本管理センター(3276)が、来週は月曜のスリー・ディー・マトリックス(7777)を始めとして4社が新規上場となります。この辺りを刺激材料にして、新興市場もトレンド転換といきたいところです。【ポートフォリオ銘柄】今回はあまりにも手持ちのポートフォリオ銘柄に目立った動きが無いので、既存銘柄のコメントは割愛します。その代わり一銘柄売りポートフォリオに入れたい銘柄があります。ソフトバンク(9984)です。iPhone人気でソフトバンクモバイルの契約純増数は着実に伸びつつあり、今期は過去最高益更新見込みの同社ですが、一方で加入者の増加により通信設備の投資負担が増えるのが悩みの種。懸念されている財務体質は急改善。アメリカヤフー株を手放し、また信用力の上昇により金利負担も減少しています。ただ、これは昨今国レベルで議論されているものと同様に「財政規律を正せば、収益力を犠牲にせざるを得ない」という二律背反があり、将来の成長性を犠牲にしているものとも言えます。また保有株式については、世界的な株安の中でその資産価値が急減。同社の実質的な純資産を減ずる形に繋がっています。 今回はauからiPhone4Sが同日発売され、顧客流出懸念も根強く残ります。販売台数は若干ソフトバンクの方が上回っているという状況ですが、同社の方は買い換えがほとんどであり、その数字は「足止めに成功した契約数」ということに過ぎません。本日引け後にインド最大手の携帯電話会社バーティエアテルとの合弁会社設立を発表。元々会長がソフトバンクの取締役をしているということもあって結びつきが強かったところですが、インドの有望なモバイルネット関連企業に投資することで、潜在力の大きいインド市場を開拓しようという目論みのようです。ただ、こちらは当然ながら遠い未来に効果の出る話でもあり、現段階では未知数なので市場に織り込まれるのはもう少し具体的な数字が出てからの話だと思います。世界的に景気減速感の強い中で、新興国経済も以前のように一方的に良くなっていくとは見辛くなっています。 9/28に株価急落から再度自社株買いが決議され、少しずつ戻りを見せましたが、それでも9/22のiPhoneがauから発売のショックによる急落で開けた窓は埋め切れませんでした。 テクニカル的には日足・週足共に移動平均線は全て上値に位置していて、下支えがありません。一目均衡表も双方共に三役暗転のままで具合は悪いです。需給面では9/22~27の連続陰線で実際にはすごく悪い形ですが、自社株買いで強引に改善させました。その分、今は反動が出てきているような格好でもあります。信用買い残は増加傾向であり、差し引き900万株に。5月以降急増した分が、残り約2週間で信用期日到来を迎え、順に上値の重石要因になっていきそうです。四季報予想を元にしたPERは7.7倍と低めで、正直来週発表の決算も好決算が見込まれることから、実質的に一段と低下できる含みはあります。PBRは4.2倍と見かけ上は高いものの、保有株式の含み益を加算した実質的なPBRは約1.7倍と試算。ただそれでも市場平均PBR0.8倍や、ドコモ(9437)の1.2倍、KDDI(9433)の1.1倍と比較しても割高と言えそうです。なお同社の株価は日経平均採用銘柄の中でも指数寄与度が高いので、指数を操りたい筋に振り回される傾向が強く注意が必要です。指数が下げ場面では強く下げる一方で、上がり局面では逆に買われやすくなるリスクも考慮しなければいけません。目標株価は直近の安値を割り込んで2100円に設定。ただし来週の決算前に業績観測などが出ることで一度強含む場面があるかも知れないので要注意。慎重に期するならば、それが出た後の方が良いかも知れません。ただそれでも同社の株価が丁度3年サイクルで上昇、下降を繰り返しているのは長期のチャートを見ればわかる通りですが、それによると現在は下降トレンドのただ中です。ある程度良好な決算が出てもそれが覆るようなことは無いと見ます。なので明日の寄り付きから売りポートフォリオ入れとしておきます。【注目銘柄】セラーテムテクノロジー(4330)は大幅反落。ここまで順調に値を飛ばしてきた同社ですが、本日はさすがに一服となっています。昨年は中国での事業展開のIRが立て続けに出たことや、スマートグリッド関連銘柄として派手に値を飛ばしていましたが、足下では特段材料も無く、値頃感が出てきたことで買われた模様。実は今年初めのレポートで同社を取り上げましたが、その際にも参考リンクとして挙げさせてもらった月刊誌「FACTA」がこのところの市場の話題を一手に引き受けています。同誌が得意とするのは独自の取材網で大手マスコミが取り上げない企業の暗部に鋭く突っ込むというもの。同誌が今回のオリンパス(7733)のスキャンダルを既に7月の時点で指摘しており、それによってすっかりと知名度が上がりました。その結果、最新号で同誌がすっぱ抜いた鹿島(1812)の東北復興における談合疑惑に市場の疑念の目が向き、昨日は鹿島が大幅安となりました。その流れでいくと、同誌が昨年来ずっと追いかけ続けているセラーテムの中国企業による裏口上場疑惑が次に注目を浴びてくる可能性も高そうです。同社に関しては現在空売りが禁止になっているので積極的な売り浴びせは無いかも知れませんが、同社の大株主となっている中国系企業が売り抜けのために直近の株高を演出している可能性もあります。ここからの追いかけ買いは危険と見るべきでしょう。有料メルマガは下記のURLから確認の上、お申込ください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/service1.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2011年10月20日
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我らがドラゴンズが見事引き分けでペナントレースを2連覇したものの、坂井球団社長のやり方に我慢ならない筆者ですが、話は全然変わって先週嫁と宇奈月温泉へ行ってきました。ただし車で日帰りなんですけど。その日は晴れの特異日と言われる体育の日。そして富山も秋晴れの清々しい日で、ドライブや観光に最適な日でもありました(^^)まず到着したのが、宇奈月麦酒館。地ビール「宇奈月ビール」の製造タンクなどを見ることができる施設です。http://www.unazuki-beer.jp/index.html宇奈月ビールは知る人ぞ知る美味しいビールだそうです。正直私は今まで地ビールというもので美味しいと感じたビールは飲んだことがありません┐( ̄ヘ ̄)┌大抵高いだけで、結局メーカー製の方が美味しいというのが正直な感想です。ところが、宇奈月の地ビールは黒部の名水を用いて製造され、あのモンドセレクションをトリプル受賞する程美味しいと言われています。実際に飲んだ人の評判も上々。これは是非一度飲んでおきたい!しかし車を運転してきているので、残念ながらお持ち帰りに(T△T)家に帰った後の楽しみにしておきました。一方で、そんなビールを使ったカレーが食べられ、それはアルコール0ということで安心して食べることができます。丁度お昼だったこともあり、我々はそのビーフカレーならぬビールカレーを注文。嫁は美肌角煮丼にしました。そしてものすごく期待して食べた・・・のですが、味は正直ボンカレーっぽい味でイマイチでした(-。-;)屋外のパラソルのところで食べたこともあって、やや冷めてしまったこともマイナス材料。嫁の美肌角煮丼を分けてもらいましたが、こちらは激ウマでした。ううむ、最初かららこっちにしておけば良かった(-。-;)そんな感じで腹ごしらえを済ませた我々は、トロッコ電車の黒部峡谷鉄道の駅へと向かうのでした。(つづく)
2011年10月19日
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2011年10月18日
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何となくここまでダラダラと繋がっている話のラストです。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20110914.html前回からの話の続きでもありますが、今でもやはり野菜が高いままで、大根とかもスーパーでは高値で並んでいます。農家の方も原発事故や冷夏で思うように野菜が育たずに困っておられるのでしょうが、何と言っても食べ物のことですから、消費者にとっては切実な問題でもあります。そう考えると、農家の皆さんの大変さもわかりますが、一方で今議論になっているTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加もやはり必要なんじゃないかと思います。例えば今では外国産のレタスというのはスーパーで見かけません。これは私の拙い推論ですが、その辺にはこういった輸出入の制約が絡んでいるからだと思います。私は前回も言及したように、国内農家に対しての姿勢は補償の議論ばかりするのではなくて、長期的に食育に対する教育こそが必要なんじゃないかと思います。敢えて厳しいことを言わせて貰えば、国内の農作物だから安全とは言い切れない部分もだってあるでしょう。JAの指示通り一定量の農薬使用が義務付けられた農作物は、果たして本当に安全なのかどうか。皆が考えて選ばないといけません。JAの指導を守らず無農薬でやっていこうとする農家を排除し、その商品を取り扱わないというJAの体勢こそ、日本の農家の発展を妨げている部分があると思います。どうも政府、特に民主党の一部では農家、JA=貴重な票田と考えている節があるようでなりません。確かに地方の一票は都会の一票より大きいですから。無論、生活できなくなる農家の方々への配慮も大事ですが、その40倍ともされる農家以外の消費者のことを本来もっと考えるべきではないでしょうか。消費者から選択肢を奪うべきではないと思います。一方で農家にはやはり国外への輸出や、若い世代の農業経営指導などの気概を持って頑張って貰いたいとも思います。私の地元も農家が多いですからその大変さはよく分かりますが、農家以外の産業が外国との競争で苦しんでいる中で、農家も残念ながら例外ではないでしょう。それぞれが手を考えて、色々試していかないといけない時代と思います。(最後は真面目に締めくくって完)
2011年10月17日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! ▼下記URLから成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 足下の株価急落は投資のチャンス!間もなく天与の買い場がやってきます。今の内から情報を集めて、反転のタイミングに乗り遅れないようにしましょう。 また今回のようなレポート作成も承ります。 無料リクエストも合わせて下記リンクよりお申込ください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/omousikomi.html 以前のレポートはこちら http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/report.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━3ヶ月以内投資判断 「中立」 買いのタイミング 中間決算発表以後 3ヶ月以内株価予想 350円~420円 要点・本業のDPE事業の先行きに不安。既存店売り上げも減少に歯止めがかからず、事業規模縮小へ。他事業との連携を模索中。・株式的には流動性が薄く、一度崩れた需給バランスがなかなか改善できない。・あまりやたらと事業を広げるよりは、スタジオアリスのように専門性に特化したサービス提供を検討すべきでは。・TOBやMBOによって市場から離脱する可能性はそれなりにあると見て良い。【企業概要】写真プリント店「パレットプラザ」「55ステーション」を展開。携帯電話販売やブライダル関連事業など、プリントのイメージング事業を核として、手広く事業範囲を拡大。【業績】前期は減収減益。スマホ普及などによる画像プリント機会の減少や、震災による店舗の直接的な被災、景気減速などの影響で、売上が大きく落ち込んで赤字転落。今期は増収増益を見込む。震災の影響一巡によって業績回復を期待。ただ最終利益は既に希望退職を募ったことによる特損を計上し、連続赤字の見込み。止血を狙うも、その分減配リスクが高まる。負ののれんも償却し尽くしたことから、利益ベースでの嵩上げが無くなるのも痛手(前期まで各期約2.7億円分計上)。既存店については不採算店の削減などもあって、利益率は改善していきそう。ただ同業のカメラのキタムラの月次動向などを見る限り、売上は減少傾向に歯止めをかけられない模様。カメラのキタムラに関しては、出店を拡大しているにもかかわらず(第一四半期で11店出店)、前年同期比1割の減少となっており、同社の減少幅はそれよりも大きいと見るのが自然。また主力のイメージング事業に関しては円高などによる旅行需要の回復などもあって、今期は前期よりも回復するのは間違いなさそう。いかにプリント需要に結びつける「記念日」「特別な日」を消費者に意識させていくか、またその機会を汲み取れるかが肝だろう。そのためにもスマホ画像だけでは満足できないような付加価値の提供が必須である。携帯電話販売はスマホ需要の拡大により伸びる余地は大きいが利幅は小さい。同分野は参入障壁が低い結果、競合企業が多く、その分利幅が薄くなる構図。主力イメージング事業の前々期の経常利益率が2.6%に対して、モバイル事業は1.3%。前期もそれぞれ0.5%と0.1%となっており、同事業の売上が伸びる分、利益の質は落ちる公算。第一四半期時点でも2900万の営業損失。iPhone4S効果もあって下期以降は伸びも期待でき、顧客の契約継続に応じた手数料収入という安定的な利益の積み上げは期待できるが、スマホの販売と同時に求められる操作説明などで余計なコストを見込むことも要注意。あまり力の入れるべき分野ではないと思われる。11年9月期中間期予想(KA.Blog)単位:百万円 売上 8000 営業利益 -860 経常利益 -950 当期純益 -1000直近3期では連続で中間期は赤字持続、下期に利益を計上するタイプであるため(業界的な季節要因)、中間期時点での赤字は免れないだろう。また、利益ベースでの会社計画はやや甘いと見て、計画下ブレを見込む。有利子負債は55億円で前期比4.4億円の増加。現預金は14.5億円で有利子負債比率(有利子負債÷自己資本)は162.1%。流動比率(流動資産÷流動負債 ×100)は101%と財務状況はあまり良くない。フリーキャッシュフローは前期データで2.5億円の黒字。更に何らか大きく事業展開する場合はファイナンスリスクもあるだろうが、3月に自社株消却を行っていることから、当分ファイナンスの意志はないと見るのが適当。【株価推移】96年の上場直後、00年のITバブルで1万円後半水準でのダブルトップを付け、以後は長期下落トレンドに。リーマンショック時の08年には288円の上場来安値を記録した。その後は緩やかな戻り歩調を見せていた中で、今年の2月には発行済株式総数の25%にあたる大規模な自社株消却、株主優待の新設を発表。それらを受けて株価は急騰し、一時1.5倍化する盛り上がりに。しかしそれらのイベントを消化して、震災で東北の店舗に被害を受けると株価はじり安歩調が続いている。 【テクニカル】日々の流動性が薄く、不出来の日も多いため週足での分析。中期的にはMACDの暗転が続いていることから、株価は調整局面が長引くものと見られる。その他新値足やパラボリックなどのトレンド系も2月の急騰局面以後暗転したままの状態に。下落トレンド継続を示唆。一目均衡表でも三役暗転の形が継続中であり、目先底を確認に向かっている状態。3/16につけた年初来安値380円までの距離は指呼の間に迫っており、足下の値動きは底値確認のための推移と言える。この下落トレンドの転換を期待できるとすれば、次の中間決算発表予定である11/4のタイミングしか見あたらず、それまでは現株価水準前後を漂っている展開を想定。【需給】2月の急騰場面は、同社にとって長期上昇トレンドを決定付ける好機でもあったが、3月末の権利落ちが近かったことや震災による被害で需給バランスが一気に悪化。一転バランスを崩して、ここ半年は下落トレンドを形成している。2月の急騰の際に増えた信用買い残は大方消え、あとは数千株を残すのみとなっているが、それでも日々の出来高に比べればささやかとも言えない水準である。また2月急騰場面の第三週~震災後までの一ヶ月間の出来高累計が約18万株に達し、以後直近までの半年間の出来高は7.5万株とその半分にも満たない。日柄調整はまだしばらく続くと見られ、何らかのきっかけがないと需給好転までまだまだ時間を要しそうだ。【同業他社比較】同社のPBRは0.4倍。予想ROEは4.4%、営業利益率は1.0%。配当利回りは5.2%となっている。同業他社はどういう状況だろうか。キタムラ(2719)「カメラのキタムラ」を展開。また携帯電話販売事業も。やはりDPE以外の事業拡大を模索しており、収益源の多様化を図っている。PBRは0.5倍。予想ROEは2.9%。営業利益率は0.5%。配当利回りは2.0%。有利子負債比率は124.2%。株式的には同社に比べて流動性が高い分、また財務状態も相対的に健全な分、EV/EBITDA倍率などで比較しても同社の4.9倍に対して7.0倍と割高に買われている印象。株価推移も4月以降はほぼ500円台で横ばいを持続し、安定している。それ以外の指標は同社の方が優れているものの、四季報予想などを用いると同社は営業赤字継続であり減配リスクもある。結果、同社の株価推移は会社予想に対しての懐疑の表れとも言える。スタジオアリス(2305)かつてはDPEで事業を開始したが、現在では全面撤退。七五三などの「こども写真」に特化することで、足下業績が急拡大。事業セグメント的にはあまり重なっていないため、あくまで参考例。PBRは2.2倍。予想ROEは21.1%。営業利益率は18.3%。配当利回りは1.7%。有利子負債比率は19.3%。流動性は高く、特に最近では市場の中でも注目株の一つ。月次ベースの売上は徐々に鈍化傾向で、11日に発表された9月分は遂に前年同期比1%台までに落ち込んでしまった。それでも急成長を実現させ、事業転換が成功した好例であり、同社の目指すべき方向性もここにあるように映る。こども写真への特化から、固定資産に資金を使い過ぎることもなく、有利子負債比率も低く抑えることができている。また利益率も高水準で維持できる。PBRは高くなっているものの、高収益を背景に次第に水準訂正が進むことで将来的に肯定される。ティーガイア(3738)携帯電話販売で首位。中国にも進出し、グローバル展開を目指す。こちらもあくまでモバイル事業での比較を見るための参考例。PBRは2.3倍。予想ROEは33.9%。営業利益率は2.2%。配当利回りは4.1%。有利子負債比率は129.1%。携帯電話販売に関しては首位であるティーガイアでさえ営業利益率が低い。同社の前期0.1%の利益率からも、その先々の苦戦ぶりがうかがい知れる。海外展開に活路を見出しており、携帯電話販売の国内成長の限界を示している。同業他社との比較では、特にキタムラとの比較を重視。キタムラの方もDPE事業の限界を感じているようではあるが、共に有効な方向性が出ていない印象である。【課題】業務内容が多岐に渡っているが、もう少し選択と集中を進めるべき。ブライダル関連サービスを提供する子会社は、確かに本業との相乗効果が見込める一方で、大手の提供するサービスには敵わない。ブライダル関連はそのノウハウのフィードバックの繰り返しが顧客満足度を高め、特に神経質に扱う必要のある人生のイベントである以上、規模によるノウハウの蓄積、口コミが成否を握る。結果、相乗効果以上に損失を出すようであれば意味が無い。この分野においては大手との業務提携という方向に道筋を見出すべきであり、独自路線の開拓はリスクが大きいと見る。それ以外にも写真データ保管サービスのオンライン化など、同社の本業的な部分で提供できるサービスはまだたくさんあるのではないか。クラウド型のサービス提供や、専門技術を駆使した付加価値の高いサービスを考えることで、他社との差別化を図るべきである。株主還元は2月に積極的に行ったことは好感が持てるが、市場参加者にとっては流動性の確保にもっと気を遣ってもらいたいところ。分割などの余地は乏しいが、それが何よりの株主還元になるものと思われる。そもそも特定株比率が82.6%と高く、既に親会社(大島社長の管理会社)と自社株などで経営陣過半を握っている。株式的には流動性が低く赤字継続、低PBRでありまた経営陣による業態転換の舵取りが強まるという条件が整っている中ではMBOやTOBの公算も高まる。富士フィルムや主力取引先のみずほ銀行の賛同(借入)があれば実施しやすい。特に市場で資金調達の目的も無いのであれば、無理に上場を維持する理由も無いのではないか。さしあたって株式消却を実施したことから、すぐにそのような流れになるとは思えないが、方向性としては検討に値すべきものとも考えられる。※来週の無料レポート公表もお休みさせていただきます。有料レポートにつきましては引き続きお受けしております。 ※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2011年10月16日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 足下の株価急落は投資のチャンス!間もなく天与の買い場がやってきます。今の内から情報を集めて、反転のタイミングに乗り遅れないようにしましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜反落。前日のNYダウがJPモルガンの決算を受けて金融株中心に軟調となったことで、日経平均も売りが先行。SQ値が8799円で決まると、そこに上値を抑えられる形でじり安の流れに。ただSQ分を入れても出来高15億株、売買代金1.1兆円の閑散相場では、特段積極的に売り込む筋もありませんでした。投資判断は「中立」。金曜のNYは前日のGoogleの好決算、9月の小売り売上が予想を上回ったことなどから市場の雰囲気が暖まり反発。本当にこのまま戻るのか?という気持ちの中で市場はドンドンと上昇していきます。杞憂ならそれにこしたことはありませんが今簡単に上昇している価格帯は8月以降約2ヶ月間推移したゾーンであり、それなりのしこりを残したままの価格帯です。逆に「薄商いで上がっていく相場こそが、本当に力強い相場である証拠だ」とか、「11週も連続で売り越してきた外国人が、今度は逆にポジションを構築し出すとすれば、今のうちに買っておくべきだ」と言った見解も、当然間違っていないとも思います。シカゴ225先物が8870円ですから、とりあえず月曜の日本市場も反発スタートであるのは間違いないでしょう。為替では特にユーロが一段と円安方向に向かっており、安心感が出ています。一方でADRでは金曜の日本株の下落分を補えず、全体的に小幅安という感じになっていますから、素直に上値を追えるかどうかは微妙です。正直ちょっと今の相場は不可解で、よくわかりません。土曜の日経「まちかど」のコーナーには「空売り比率が20%に近づくと相場が下げに転じることが多い」と書かれ、「実際、7月下旬に空売り比率が22%台を付けた後、日経平均株価は下げ足を速めた」とありました。それによれば「14日にも23%となったので、目先下げる前兆では」という論調ですが、こういうのが表に出てきたら、また外れたりしますし。前回の判断の継続でもありますが、敢えてテクニカル的なことを論じれば、日経平均は8/16の戻り高値と9/30の戻り高値を結んで形成される上値抵抗線をクリアしてきましたが、TOPIXの方はまだであり、上値の重い展開が継続するような印象を受けます。また一目均衡表を見ると厚い雲が上部を覆っているので、とりあえずTOPIXの方が月曜にこの上値抵抗線を抜いてくるかどうかを注目ポイントとしたいところです。繰り返し表記しておくと、相場が転換としたと判断していいポイントは「為替の円安反転」「出来高の回復」が達成できた場合で、現在は前者が満たされつつあります。それに加えてもう一つ「金融株の反転」を付け加えておきます。国内外の金融株、日本ではメガバンクの動きに注目でしょう。新興市場は「強気の買い」。金曜は2指数共に軟調。東証1部銘柄が弱いので、新興市場も弱くなりました。ただGoogleの好決算を受けて、ネット関連株の多い新興市場の方では大きく上昇する銘柄が目に付きました。特にランキング上位を見ていると、丁度一年ほど前に話題になったような懐かしい銘柄が並んでいて、需給的にしこりがなくなったところで再スタートするつもりなのかも知れません(インフォテリア(3853)やフィンテックG(8789)、ユビキタス(3858)など)。この他の出遅れ株の先回り買いが面白いのかも知れません。【ポートフォリオ銘柄】ソネットエンタテインメント(3789)は大幅反発。特に目立った材料は観測されませんでしたが、商いも膨らんで値上がり率9位となりました。強いて言えばネット関連株の上昇が同社の買いに繋がった模様です。ただテクニカル的には75日線や一目均衡表の雲などにひっかかり、一旦は抵抗線での足踏みが見られそうな場面になってきました。相場との連動性もあまり無いディフェンシブな内需好業績銘柄ですから、ポイントとしては2週間後の中間決算が一つの突破口になりそうです。そしてその決算は、子会社エムスリー(2413)の好業績を背景に、強含む展開が想定されます。みずほFG(8411)は続落。欧州財務危機は一段落ついてきたものの、上述のようにアメリカ金融株の決算が警戒され、日本のメガバンクも軟調推移。この辺り何故かずっと海外金融株と邦銀は同じ穴の狢という扱いになっています。再度上場来安値に接近する形で瀬戸際の局面に。以前言及したように、流れとしては100円割れを目指す形になっているのかなと思います。金融株の上昇が相場反転のカギを握るので、保有している方もそうでない方も要チェックです。GCAサヴィアンG(2174)は続伸。日経で3日間に渡って一面に「M&Aに賭ける」という特集が組まれていました。日本企業の海外M&Aが増えているといういつもの論調ですが、案外その効果もあったのか、相場が弱い中でもしっかりした展開が続きました。それよりも直接的な効果が大きいのが同業の日本M&Aセンター(2127)の強さ。大和証券の格上げもあって木曜は連続高値更新となったものの、またもや陰線。二日続けて出来高を伴っての高値陰線なだけにこれは需給が悪くなったと思っていたのですが、金曜その水準を一気に切り返してきました。やはり頼りになる相方です。こちらも以前から言及しているように、昨年の相場の生き写しが段々と具現化していきます。日本M&Aセンターは国内の中小企業のM&Aがメインであるにもかかわらず上昇していますが、そもそも日経の論調は「海外企業に向けたM&Aが増加している」という内容。であれば、クロスボーダー案件の強い同社の方に妙味があると言えるでしょう。次は同社の上方修正で、2銘柄共に強含んでいきたいところ。【注目銘柄】デジタルハーツ(3620)は大幅続伸。前日に発表された好決算を背景に寄り付き高となりましたが、その後は商いが薄く、空売りも入らない銘柄という特性もあって高値陰線となりました。この辺りは木曜配信の有料メルマガで「買えない」とした通りです。ただ上放れの動きが出たのは確かで、チャート的には8/13、9/29の高値を結んだ上値抵抗線を一気に抜けてきました。なので今回の高値飛びつきした筋による売りが一巡した後は、上昇トレンドに転換できそうな雰囲気です。なので、今後買いタイミングを確認し次第、有料メルマガで取り上げていきたいと思います。そんな有料メルマガは下記のURLから確認の上、お申込ください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/service1.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2011年10月16日
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今日は待ちに待ったiPhone4Sの発売日でした。前回予約した時の話は書きましたが、昨日電話がかかってきて「明日8時から販売開始ですが、混み合うことが予想されるので、受付時間の予約を承っております。何時に致しますか?」と聞かれたので、すかさず「じゃあ8時からでお願いします」とバシッと言いました。あまりの勢いに向こうも「えっ?8時からですか?( ̄Д ̄;;」と何だか動揺していました(;^_^A前回の4の発売の際には、日付変更線の関係で日本が世界で一番最初の発売でした。なので、日本で一番早く受け渡す表参道のソフトバンクショップでは、孫社長が一番乗りの人にiPhone4を手渡して、大盛り上がりしていました。今回は全国一斉に8時販売ということで、ひょっとしたら私が世界で一番早くiPhone4Sをゲットした者の称号を得ることができるかも知れません。なので、今朝は早起きして身支度をしっかり整え、車でソフトバンクショップへGo!ところが、ソフトバンクショップ手前の道路が渋滞しています(・・;)すわっ、これは4Sが招いた渋滞か!?( ̄Д ̄;;予約もしてあるし余裕で出てきたはずなのに気が焦ります(・・;)・・・が、到着してみると猫の子一匹もおらず、誰も並んでいませんでした( ̄Д ̄;;ひょっとして明日だったのか?と思うほどの拍子抜けっぷりで、恐る恐る店内に入ってみました。すると「お待ちしておりました(^^)」と受付のお姉さんがお出迎え。それでホッと一安心。とりあえず現段階では私が日本一、いや、世界一早くiPhone4Sを購入した称号を得る可能性があります!私が店内に入ると同時に次々と駐車場に車が停まり、続々と来店者が増えてきました。私が早く来たのはもう一つ理由があって「早く来ないと今回もソフトバンクの契約端末がパンクするだろうな」と警戒していたのもあります。この辺り、いつもiPhoneが出た時のお約束。なので、契約の手続きの前に受付のお姉さんが色々と事前説明や承諾をとってきたり、別売りアクセサリーの売り込みをかけてくるのをバシッと「要りません!」とハッキリ断って、いいから早く契約の手続きを進めてくれよーと内心焦っていました。・・・そしたら案の定、契約端末がパンク( ̄Д ̄;;あぁ・・・言わんこっちゃない(T△T)すると店長らしき方がやってきて、4Sのデモ機を渡してくれました。それを触るや否や「どうです!iPhone4Sを初めて触った実感は!!(^^)」と満面のドヤ顔(・・;)私も「そうですねぇ・・・あ、フラッシュが付いていますね(;^_^A」と答えると「それは4から付いています(-。-;)」と、拍子抜けされました( ̄Д ̄;;その間お姉さんは端末を何度も叩いていましたが、「30分ほどお待ちいただけますか?」から「また時間を置いてご来店いただけますか?」に変わりました。当分復旧の見込みはないとのことで、一旦撤退の憂き目に(T△T)脱力感と共に家に戻ります。そして昼頃に電話がかかってきたので勇んで出てみると「申しわけありませんが、本日は復旧の見込みが立ちません。なので、明日以降になります」と言われてしまいました( ̄Д ̄;;ガガーン!!これで決定的に世界一早く4Sをゲットした者の称号は得られなくなりました。・・・シオシオとしていると、その後またすぐに電話がかかってきて「今契約端末が動き始めましたので、今すぐ来てください」とお呼びが。なので、取るものも取りあえず、再度ソフトバンクショップへと駆ける私( ̄Д ̄;;そこでようやく無事契約成功。「私の最新iPhoneを早く手に取りたい!」と思ってウズウズしていたのですが、アレアレ?お姉さんが箱のビニールをペリペリと破って、中から取り出すと、早速指紋を付けてしまいます( ̄Д ̄;;こうして一番最初に触る機会はお姉さんが初期設定するために奪われてしまいましたが、何はともあれこうして私の手にiPhoneが渡ってきたのでした(^^)世界一でも日本一でも恐らくなくなりましたが、ひょっとしたら富山一、少なくともこの界隈一でiPhone4Sを手に入れた者となりました←スケールダウン著しい。その後急いで家に戻って、前iPhoneからの連絡先の移行を進めるも上手くいかず( ̄Д ̄;;結局試行錯誤して5回も同期、復元を繰り返しましたが、現在ではオールグリーンの状態に。やりました!(^_^)/そして実際に使ってみた感想ですが、すこぶる早い!(××)とにかく早いです。特に私のように3Gから一気に4Sに上り詰めた者としては、尋常じゃなく早く、実際に比較してみると本当にアプリの起動時間が約7倍早くなっています。また、3G回線の速度もやっぱり速いですし(田舎で周りであまり使っていないから?)、特にWi-Fiで使ったらあっという間にページを開くようになりました。これはすごい進化です(××)今までやっぱりアプリの起動時間が遅いため、例えば出先で急に何か調べものをしたいと思っても、折角のスマホをあまり有効利用する気になりませんでした。帰ってから家で調べよう、とか。しかし、これだけサクサク動くのであれば、その場でパパパッと調べるインセンティブが働きます(^^)私のライフスタイルも、一段と快適になるでしょう。そしてやっぱり試してみたいのが新機能の「siri」。iPhoneに向かって話かけるとまるで近未来のSFの端末のように、iPhoneがアレコレ応じてくれるという画期的な新サービスなのですが、残念ながら日本語対応はまだ。なので英語で挑戦しないといけません(・・;)というわけで、試しにサンプルに出ていた「Set up a meeting at 9」と話かけてみました。本来ならばこれでスケジュールに会議の予定が書き込まれるはずですが・・・。・・・何故か友人に電話がかかってしまいました(××)慌ててすかさず切ります( ̄Д ̄;;ふぅ、私の英語力はまだまだのようです。友達が「じゃあI Love Youって言ったら奥さんにかかるのか?」というので試してみたら、別の友人(男)に繋がりました( ̄Д ̄;;誤解無きように。きっと「I Love Youの意味は友達に聞いてみな。その本当の意味がわかる友達を見付けることが大切さ」なんて、iPhoneからのメッセージなのかも知れません(;^_^Aそんなわけで私はやっぱりiPhoneが一段と好きになりました。しかしジョブズ亡き今、これ以上にワクワクできる端末が出てくるのかどうか心配です。Appleが良い意味で我々の期待を裏切り続けてくれることを期待したいです。ところで、今回は3Gからの乗り換えで6000円のキャッシュバック(翌月の通信料から半年1000円引き)キャンペーンがあるのですが、私のようにずっとiPhoneを使い続ける意志がある人で3G、3GSの人は、16Gモデルの場合は実質0円ですから、機種変しないと逆に損をするという状況になっています。なので、なるべく機種変すべきですね。一応、私はソフトバンクの回し者ではありません。あしからず。
2011年10月14日
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今回のようなレポート作成承ります。 無料リクエストも合わせて下記リンクよりお申込ください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/omousikomi.html3ヶ月以内投資判断 「やや売り」 買いのタイミング 中間決算などで好決算が確認された後 3ヶ月以内株価予想 13000円~22000円 要点・業績は実質的に今期横ばい見込み。いかにARPUを引き上げて、解約率を小さくできるか、また逆に少シェアの強みを生かせるかがカギ。・有利子負債の大きさが目に付く。同業他社比でも最も大きく、今後の設備投資抑制やファイナンスリスクに繋がりそう。・株式価値は割安に映るものも多くなってきたが、長期下落トレンドの終わりが見えないため、決算などで具体的な反転材料が出ない限りはこのまま下落が続く公算。・安易な値下げ競争に飲み込まれないためにも、一層の独自色を出して、ニッチな層を狙っていくべき。【企業概要】イーモバイルを中核とした国内四番手の通信業者。Pocket WiFiなどデータ通信でシェア過半を握り存在感。ADSL事業は徐々に縮小へ。配当は四半期配当(200円×4)を実施。【業績】前期は大幅な増収だが営業減益。イーモバイルとの合併効果により、売上が大きく嵩上げされた。最終利益もイーモバイルの欠損金を繰り入れ税効果により節税できた結果、過去最高を記録。今期は増収増益の見込み。ただ会計上は吸収合併の形となったイーアクセスの業績が通期寄与することで(前期は9ヶ月分のみ計上)嵩上げ。それ以外にも、前期計上した棚卸し資産評価損の計上94.5億円が消えることによる効果であるため、実質的にはほぼ横ばいを見込んでいる。今第一四半期で、ネットブックとの抱き合わせ販売による2年契約期日通過のピークは過ぎたが、いかに解約率を抑えられるかが勝負になる。会社計画では月次の解約率を2年前の1.05%に対し、約1.4倍の1.45%を計画している。第一四半期は1.5%と、他社と比べても厳しい数字に。ただ加入者数の少なさを逆手に取って、災害時に強い通信会社として官公庁への売り込みを強め、法人契約を主体に四半期ベースでは契約者純増数の伸びが1年ぶりの水準に回復。着実に加入者数を増やしている。9月末時点で360万人弱に達し、会社計画を上回って今期400万人突破も視野に。またPocket WiFiがスマホの増大で品薄状態が続くほどの大人気。第二四半期からスマホ端末やタブレット端末のラインナップを充実させ、無料キャンペーンを積極的に展開。シェア拡大を目論む。一方で同社のスマホに魅力が薄く、過大な期待はできそうにない。スマホが伸ばせればARPU(一人当たりの通信料負担)の伸びは期待できるが、そもそもネットブックとのモバイル通信がウリの同社としては、スマホで満足できないビジネスパーソンの需要とスマホ需要は相反するものとも言える。現に第一四半期は加入者が増える一方でARPUが約20%近く減少しているということは、同社のスマホが伸びていないことの裏返しでもある。現在はそれを上回る加入者増で増益を確保しているが、当然今後はARPUの伸びを意識した販売を心がけなければ、成長持続が見込めないだろう。11年9月中間期予想(KA.Blog)単位:百万円 売上 94000 営業利益 12000 経常利益 6700 当期純益 6600中間期は四季報予想などは上回る見込みも、通期会社計画に対する進捗率ではやや弱い印象。下期の巻き返しに期待がかかるが、取り立てて下期にかけての目玉が見あたらないため、現状の成長ペースを持続する程度に止まりそう。有利子負債は2204億円で前期比47.1億円の減少。現預金は381.3億円で有利子負債比率(有利子負債÷自己資本)は296.5%。流動比率(流動資産÷流動負債 ×100)の方は172%とまあまあだが、有利子負債比率の極端な大きさが気になるところ。フリーキャッシュフローは今第一四半期では過去最高の黒字52億円をマーク。ただ有利子負債が巨額で、利払いだけで26億、年間100億超の社外流出。今後設備投資負担なども考慮すると、これらの資金を調達するためにファイナンスを行うリスクは見ておくべき。【第一四半期決算を受けたアナリストの評価】シティ 投資判断「3M」(売り、中リスク) 目標株価22000円競合企業がテザリング機能搭載端末の拡充を計画するなど競争激化を背景に、実質的な加入者獲得ペースは鈍化傾向とみており、今後の業績はコンセンサス比較での下振れ懸念が強い上記シティの格下げによって株価が急落し、年初来安値を更新する流れに。ただその3ヶ月前には最上位に格上げしており、評価にはブレが大きい印象。【理論株価】 買収価値を示すEV(時価総額-現預金+有利子負債)は2509億円。今期予想EBITDA(営業利益+減価償却費)は670億円であり、結果EV/EBITDA倍率は3.7倍となる。同業他社の平均値がおよそ4.0倍と見立てられるが、それらを元に計算した理論株価は24175円となり、現状の株価は事業価値分析上は割安と捉えられる。【株価推移】03年の上場後は通信業界の成長期待から株価はほぼ倍化したが、その後は一貫した右肩下がりの展開に。ただ景気の影響は受けにくい業種であるため、比較的緩やかな下落継続となっていた。しかし震災直後の急落でにそれまでの安値39050円を更新すると、株式の需給バランスを大きく崩す形に。8/4の決算や上記シティの2段階格下げなどを受けて急速に値を崩すと、下げが止まらない流れに。足下でも下値切り下げの動きが続き、上場来安値更新が継続している。 【テクニカル】昨年4月から長期的な下落トレンドは継続していたが、7月末に75日線と25日線の重なるところを突破できなかった上に、決算が重なり下落に勢いを付けた格好。その後上述のシティによる格下げが外資の売りに拍車をかけている。日足で見る短期的なMACDは現状好転しているが、週足以上の長期のMACDは下落傾向が続いている。その他トレンド系の指標も週足ベースでは下落傾向が続いており、少なくともあと1ヶ月程度は下落が続きそうな公算。5日線を抜けても25日線が、25日線を抜けても75日線が・・・と上値重石要因が多い中で、積極的に買いに向かう状況ではない。ここまでの下落で株価はPERや配当利回りなどで見る値頃感が出てきたが、市場の評価はまだそれに注目できるような素地が整っておらず、決算やアナリストの格上げなど需給を反転できるような材料が出ない限り、正当な評価を当てはめられない需給相場が続くだろう。【需給】直近の下落局面では特に外資の売りが目立っており、先月9月の月間出来高は過去最高を記録した。本来はそこで需給反転のきっかけができて、長期トレンド転換できるタイミングでもあったが、残念ながら足下の動きはトレンド転換失敗を確認。約1年半下落トレンドが続いているため上値にしこりが多く残っているが、直近でも9月以降商いが特に膨らんで下落しているため、25000円辺りまでの価格帯出来高が重い印象。このラインを突破できるまで、需給バランスが改善したとは言い辛い。信用買い残は足下で差し引き33000株残っており、7月以降も増加傾向にある。空売りのできない信用銘柄のため、買い残が溜まる一方であり、需給反転のきっかけが出来辛い。【同業他社比較】同社の予想PERは3.8倍、PBRは1.0倍。予想ROEは24.2%、予想営業利益率は15.0%。配当利回りは4.0%となっている。同業他社はどういう状況だろうか。NTTドコモ(9437)NTTグループで携帯電話国内最大手。予想PERは12.3倍、PBRは1.2倍。予想ROEは10.4%。予想営業利益率は20.1%。配当利回りは3.9%。有利子負債比率は8.6%。第一四半期時点でのARPUは4,960円。解約率は0.49%。巨大なグループ力と通信品質で携帯シェアトップ。その強さでARPUを最も高く維持できており、他社を圧倒。有利子負債もほんど無く、安定力のある巨人株。ただ高速通信サービス「Xi」はエリアも狭く、料金も割高であることからサービス開始から10ヶ月経過の今も加入者が伸び悩み。同社の契約数に占める割合はわずか0.3%程度であり、今後どこまで伸ばせるかは不透明。KDDI(9433)総合通信会社で国内2位。データ通信は関連会社のUQコミュニケーションズに集約。予想PERは9.9倍、PBRは1.2倍。予想ROEは12.2%。営業利益率は13.7%。配当利回りは2.6%。有利子負債比率は44.7%。第一四半期時点でのARPUは4,640円。解約率は0.66%。二番手らしく、利益率や負債はドコモに比べてやや悪い。新型iPhoneの発売が業績にどのように影響してくるかを見極めたいところ。高速データ通信ではUQ WiMAXの評価が高く、この分野では一歩リード。ソフトバンク(9984)ソフトバンクモバイルを核とした持ち株会社。傘下にPHSのウィルコムを抱える。予想PERは8.0倍、PBRは4.4倍。予想ROEは45.9%。四季報予想による営業利益率は21.5%。配当利回りは0.4%。有利子負債比率は254.3%。第一四半期時点でのARPUは4,210円。解約率は1.08%。iPhone効果でスマホではシェアトップ。割安戦術でARPUは低いが、それでも同社よりも高水準を維持。有利子負債比率は未だ高いが、急速に減少しており、一時囁かれた経営不安説も払拭。新型iPhoneの独占販売は崩されたものの、販売動向はauと互角と見られる。同業他社との比較では、同社のARPUの低さ、解約率の高さが目に付くが、中でも一番の懸念材料は有利子負債比率の大きさ。PERや配当利回りなど株式的な価値では他社と比べて割安感があるが、利益率や成長性の面で劣り、買い材料とは見られにくい。【課題】最も得意とするデータ通信をいかに無理なく拡大していくか。会社側では得意とする30代、40代のビジネスパーソンから若年層の開拓を意識し、広告でもAKB48の板野友美をイメージキャラクターに起用したとのこと。しかしながら若年層ほど可処分所得が少なく、またスマホで満足してしまうわけであり、例えばAppleのiPadのように同時に新しいライフスタイルの提案ができなければ、ごり押しも通用しないだろう。iPhoneも国内ユーザーの過半が女性になったが、若い女性に選ばれやすいデザイン性やシンプルさといったコンセプトがしっかりしているから選ばれているわけで、トレンドを作るような商品提供ができるかにかかっていると言える。株式的には外国人持ち株比率が46%と高く、外国人投資家の売りの影響を受けやすい。特に足下のように海外マーケットが不安定な状況になると、内需株であるにもかかわらず売られてしまう。もっと安定株主の獲得を目指すために、配当以外の株主還元策を考えて出していきたい。LTEの普及は未知数。データ通信の強みが看板である同社がLTEを避けて通ることはできないが、ユーザーの満足度と費用対効果を秤にかけて慎重に進めるべきである。ドコモですら苦戦しているような状況下で、無理をする必要は無いのではないか。公衆無線LANなどの設置が進めば、たちまち駆逐されるような恐れもある。さしあたっては現状の42Mbpsのカバー率を上げ、どれくらいの需要があるかを見定めるべきである。新しいもの好きのユーザーの需要だけでは、収益には結びつかないであろう。同時に安易な値下げ競争に飲み込まれないためにも、一層の独自色を出して、ニッチな層を開拓すべきである。今回の災害時に強いという触れ込みは武器になるため、サブ回線としての利用呼びかけや、様々なポイントでアピールしていきたい。 ※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2011年10月13日
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何となくここまでダラダラと繋がっている話のつづきです。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20110914.html やがて5分が経過し、品物が運びこまれます。レタスがたくさん入った段ボールが置かれるや否や、一斉に無数の手が方々からレタスに向かって伸び、私の目の前でみるみると緑の色が少なくなっていきます。そのただならぬ殺気に圧倒された子供達の泣き声がこだまします( ̄Д ̄;;私は段ボールが置かれる前から待っていたにもかかわらず、その騒然たる光景にただただ圧倒され、全く為す術がありません。すると、やがて輪の中から忽然と一人抜け出して、私に近づいてくる人影がありました。そう、それは私の母で、彼女の両手には一つずつしっかりとレタスが乗っていました。その姿からは幾多の戦場をくぐり抜けてきた戦士のようなオーラが感じ取られ、私は現代に蘇ったジャンヌダルクかのような錯覚を受けました(ただし齢70)。そして母は黙って私の買い物かごにレタスを一つ入れると、間髪入れずに次の獲物を求めて動き出します。次のターゲットは一束48円でお一人様2束までのアスパラでした。アスパラはタイムサービス前から商品が並んでいたのですが、値札は割引前の価格になっており、誰も手を付けかねていました。母がすかさず店員に「すいません。アスパラは?(タイムサービスは?)」と問い質すと、店員は慌てたように「あ、アスパラも今からタイムサービスです」と宣言します。そこですかさずアスパラをゲットし、機先を制した我々は悠々とその場を離れることができました。半瞬後、レタス地帯を荒涼とさせた奥様連中がドッと押し寄せてきます。間もなくアスパラは取り尽くされ、戦場には勝者歓声と敗者のため息だけが残されました。こうして私のタイムサービス初体験は無事ケガもなく終了しましたが、この奥様方のエネルギーを何かで電気に変換できれば、節電の必要はなかったんじゃないかと思いました(;^_^A(つづく)
2011年10月13日
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2011年10月12日
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何となくここまでダラダラと繋がっている話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20110914.html私、今までスーパーのタイムサービスなんて特段関心が無く、行ったことがありませんでした。噂にはその凄まじさは常々聞いていたのですが、母が「こういうのは開始前から行っておかないと買えないのよ」と言うので、開始10分前に到着。確かに駐車場を見るともう車が満車状態で、ギリギリ停めるスペースを確保できたほど。周りを見渡すと、車から次々と買い物客が降り立ちます。それは全員が石原軍団かと思わせるようなただならぬ殺気(・・;)その殺気に圧倒されるように渋々ついてきたような旦那様連中が、それぞれ金魚のフンのように連れ立って歩いていく姿が見えました。それはまるで何か悪いことをして、一緒に謝りに行くかのような頼りない後ろ姿を想起させます(;^_^Aタイムサービス5分前に店内に入ると、既に野菜コーナーには目を血走らせた奥様方がお目当てのレタスを探してウロウロしていました。まだレタスのゾーンにはタイムサービスの品は並んでおらず「ひょっとしてもう終わってしまったのか?」という不安から、野菜ゾーンをグルグル回る姿は、獲物を狙うトンビを彷彿させました。とある奥様が店員に「レタスは?」と尋ねると、店員から「あと5分ほどお待ちください」との返答が。それを聞きつけた奥様連中は、どこからともなく野菜コーナーにぞろぞろと集結。一段と人口密度を増す野菜コーナー。その一画は異様な緊張感に包まれて、空気は電気的な性質を帯びていました(・・;)(つづく)
2011年10月11日
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2011年10月10日
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2011年10月09日
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2011年10月08日
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前回の話に関連するわけではありませんが、今年は大変なことになっています。台風の当たり年ということもあって、主婦の皆さんはご存じだと思うのですが、レタスがものすごく高騰したんですね。何と一部スーパーではレタスが一玉600円になりました(××)http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/30443.html一応現段階では少し落ち着いて、うちの近所では200円程度に。ただ他の野菜でも概ね高くなっているものが目立ちます。冷夏で電気代が節約できたと思ったら、結局こっちで取られるんですね┐( ̄ヘ ̄)┌昔私が東京の八重洲で働いていた頃、その年はレタスが豊作で農家は出荷調整によりレタスを破棄していました。なので一部農家の人はそれに反対する形で、宣伝も兼ねて東京駅前でレタスを無料配布していたことを思い出しました。ところがそんな折、近所のスーパーの改装記念セールで「タイムサービスにてレタス一玉98円!」というチラシが入っていました。他にも最近高いサンマも一匹98円とありましたが、当然「ただしお一人様○個まで」とそれぞれ制限付き。それで母が「あなたも一緒に行って!」と懇願してくるので、まあ良いかと思ってついていきました。(つづく)
2011年10月07日
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2011年10月06日
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前回からのヤギ話の番外編です http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20110914.html結局諦めていつも行っている家の近くのスーパーまで行って、そこで買い物に。そして聞いてみると「あぁ、そこ無くなっちゃったんです(;^_^A」と言われました(××)あぁ、恐るべき市場原理主義に負け、自然食品のスーパーは安売りが武器のスーパーに取って代わられたようです。地元の人は一体どっちを喜んでいるのやら┐( ̄ヘ ̄)┌やはり今のご時世、なかなか「食」に気を遣うことができなくなってきているようです。結構皆一時期報道でやれ中国産が危ない、牛肉が危ないと言われると、急に気を遣いだして買い控えるのに、しばらく経つとすぐに忘れて買い求めます。一方で私はあまり気にしていないので、例えば今回牛肉が危ないと言われたので、牛肉が安くなっているところに目を付けてたくさん食べました(;^_^Aこの辺りどっちが良いとか悪いとか言うつもりはありませんが、とにかく私は「消費者の選択肢がある」ということが重要だと思います。そう考えると、安さを競争しているスーパーは腐るほどあるので、自然食品のスーパーが無くなるのは残念です。自然食品のスーパーを求める人は、遠くまで買い求めに行かないといけなくなってきますから。最近特に「食育」という言葉が流行っているように、食に対する知識をもっと本来は勉強すべきなのでしょう。調理師などを目指さないと特に学校で食に関して勉強することもなく、我々は漫然とスーパーに並んでいるものを信用して食べています。金融の世界に関しても言えることですが、まずは目の前のものを自分で疑える知識を見付けること、そして自分の判断で選択できること、その土台作りが大切なのではないかと思います。そして本来学校教育は、もっとそういう部分に力を入れるべきではないかとも思います。自分の身を自分で守るためにも。
2011年10月05日
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2011年10月04日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 足下の株価急落は投資のチャンス!間もなく天与の買い場がやってきます。今の内から情報を集めて、反転のタイミングに乗り遅れないようにしましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は続落。金曜のNYは欧州の下落に引っ張られる形で比較的大きめの下落となりました。週末要因も重なってリスク回避の動きが強く出た模様でほぼ安値引けに。それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。寄り前の外資系証券の注文動向も1220万株の売り越しということで、あくまで目安にしかなりませんが、それでもここ最近では急に膨らんだ印象を受けました。また朝方出た日銀短観は製造業DIがプラス2と前回のマイナス9からプラス転換したものの、市場の事前予想と同水準ということで特段買い材料視されず。加えて先週入ったと見られるドレッシング買いの反動もあり、一時8500円割れの場面も。アジア株がほとんど休場となっているところから反転のきっかけも見出し辛く、また為替もドルが若干円安に振れてもユーロが逆に円高とマチマチで、下支え材料にならず。ただ引けにかけては少し買い戻されて、一応本日の高値圏辺りまでは何とか戻りました。投資判断は「やや買い」。しかし正直NYは私がデッドラインと見ているS&Pの1100ポイントまであと30ポイントというところまでまた戻され、未だ安心できそうにありません。今週のアメリカは9月ISM製造業(3日)及び非製造業(5日)景況指数、9月ADP雇用統計(5日)、9月雇用統計(7日)と月初であることから重要指標が目白押し。その結果、商いは19億株、売買代金は約1.2兆円と、先週末より減って様子見の姿勢が鮮明になってきています。今はこのような状況ですからテクニカル的な見方はあまり役に立ちませんが、それでもなかなか超えられない25日線の存在が厄介です。とりあえず8500円前後の水準を維持できれば御の字という感じでしょうか。新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に軟調。ただマザーズ指数は小幅安に止まり、相対的に底堅い動きが見られました。先週より続いている新興市場株買いの動きが継続している他、ノーベル医学生理学賞に今年こそ京都大学の山中教授が選ばれるのではないかとの思惑からバイオ株が買われ指数を押し上げる形に。ちなみにそのトップピックがタカラバイオ(4974)で本日ストップ高手前までの思惑含みの動きに。この銘柄は昨年の今頃も全く同じような株価まで急騰しており、落選だった翌日には寄り付きから元の株価水準まで急落するという乱高下ぶりでした。果たして今年はどうでしょうか?無論山中教授にはノーベル賞を獲得してもらいたいですが、これらの銘柄に関しては、恐らく受賞が決定しても結局は出尽くしで株価が下落するような気がします。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は反落。欧州系銀行の経営懸念などが再燃、週末の欧米株式市場が下落となっており、国内メガバンクにも警戒感が波及する展開に。引き続き東電(9501)に対する融資の不良債権リスクも残っており、同社は再度上場来安値手前でのせめぎ合いとなっています。テクニカル的にはストキャス暗転と一目均衡表の遅行線が実線を下回る流れとなっていることで、流れは悪い印象。需給バランス改善のためにも、何とか110円を割り込まずに踏ん張って貰いたいところ。ロート製薬(4527)は続伸。引き続き相場に左右されないディフェンシブ性と売り長の好需給が継続し、着実に下値を切り上げていっています。テクニカル的には無事パラボリックが再度好転してきたことで、引き続きボリンジャーバンド+2σを追った値動きが継続するものと見られます。プロミス(8574)は本日もストップ高比例配分に。TOB価格が780円なので当然なのですが、前回ストップ高の水準を誤って「月曜には寄り付く」と書いてしまいました。しかし三井住友銀行が全株取得ということですから、当然全株一致は780円に接近(厳密には1、2円程度下で寄り付く)したところですから、明日まで引っ張ります。ただし成績に関しては前回も示したように、既に先月の成績に組み込んでありますので影響はありません。ところで、同業他社のアコム(8572)も同じように買われているのはやや違和感を覚えます。というのも、今回のプロミスに関しては前回も書いたように、大幅な下方修正と大幅な増資がセットになっています。なので、元々PBRが0.4倍程度でしたから1000円以上でもおかしくなかった同社のTOB価格は780円というところに落ち着きました。ところがアコムの場合は具合が異なります。まずPBRに関しては、本日の急騰で既に1倍を超えてきており、現在の市場全体のPBR平均0.7倍よりも高くなってきました。これではTOBが万一実施されたとしても上乗せ分がなく、下手をすると市場価格以下の数字に算出される可能性があります。そもそもプロミスと比べても創業者である木下一族の保有比率が1/3超と高いため、アコムの完全子会社化の流れは想定しにくいです。彼らから買い取るためにプレミアを付けるという考え方もあるかも知れませんが、恐らく三菱UFJ側にとってそこまでして完全子会社化するメリットは少ないでしょう。そしてプロミスが第二四半期で3900億円もの巨額な引当金を積み増してきたことから、アコムも巨額な引当金追加計上を警戒すべきです。確かにプロミスよりも経営は堅実ですが、1000億円単位の計上、赤字転落は免れないのではないでしょうか。従ってこの先は消費者金融業界は売りの視点で見ていくべき場面に変化しつつあると言えるでしょう。先週までとは風景が一変したような印象を持っています。足下のアコムの株価は高値大陰線のあとの大陽線を示現し戻してきたこと、また9月末の貸株返還請求で貸株市場でのアコムの株式数が非常にタイトになっており、未だ貸株注意喚起が出ていることからも今このタイミングで空売りを仕掛けるのは非常に危険です。なのでまだ限界点を見極めなければなりませんが、タイミングを見て売り攻める時がやがてやってくると思います。その場合はまず有料メルマガでご案内させていただきます。本日より売りポートフォリオ入れとなった任天堂(7974)は続伸。本日はゲーム関連銘柄に底堅さが目立ち、同社も買われました。ドルが少し円安に向いたことも追い風に。ところで前回あわただしく売りポートフォリオ入れだけを宣言して根拠も何も書いてなかったので、少し補足させていただきます。まず業績に関しては3DSの不振、値下げが直接的に痛手でSNSの台頭もハード要求型ゲーム会社にとっては、少なくとも株式市場の上では売り要因になってきます。実際業績的な数字に関しては、同社は日本でも屈指の為替変動による打撃が大きい会社ですから、足下の円高は穏やかには過ごせません。売上の8割を海外が占め、想定為替レートはドルが80円、ユーロが115円であり、特にユーロは足下で1割近く円高になっています。ざっくり言って1円の円高が50億円の営業利益押し下げ要因になりますから、7月に下方修正された数字から更に2、300億円ほど下に見ておかないといけません。テクニカル的には今年2月以降株価は下落傾向が続いているため、各移動平均線とパラレルに下落し続けて底がイマイチ見えてきません。7月の下方修正及び減配発表日で底値で出来高を伴いながら窓開け陽線が示現したので、本来であれば売り一巡感から相場反転が見られてもおかしくない需給バランスの改善でした。しかし最近のSNS関連株ブームでペアトレード的に株価は売られ、反転の芽を摘んでしまっています。むしろ窓を大方閉めたところから売り直しが出てきており、需給バランスは再度崩れた形となっています。短~長期の各指標共に売りは継続の見通しに。信用倍率は少しずつ改善傾向が出てきているものの、それでも3倍と買いの方が大きい状況に変わりはありません。またPERは80倍、PBRは1.1倍と未だ割高なままで、やはり売り要因となります。まして更に下方修正があれば、一段と悪化する可能性があります。目標株価はとりあえず1万円は割ってくると見て1万円に設定。リスク要因としては為替の反転や、何年も実施されたことのない株式分割が突然発表されることくらいでしょう。為替に関してはここ一ヶ月くらいはまだ円高が継続するものと見ているので、問題はなさそうです。ただ正直ちょっと売り焦ってしまった感じはありまして、実際には11600円辺りまでの戻りを確認してから売った方が良かったのでしょうね。短期的には緩やかな戻り局面だと思います。【注目銘柄】五洋建設(1893)は反発。8/9の全体相場急落場面からスルスルと値を戻してきて、今では上値追いの動きがヒートアップしてきています。引き続き、震災復興関連として高い関心が続く格好で、本日はJPモルガンが取材レポートをリリース、刺激材料にもなっているようです。震災復興工事の受注は既に会社計画を上回っていると指摘しているほか、今後のプロジェクトとして、羽田空港際拡張、那覇空港、普天間基地移設、リニアモーターカーなどが期待されるとも。復興関連ということで、本日は同社以外にも大林組(1802)や大成建設(1801)といった大手建設株も買われており、復興予算が具現化しつつある中で、ようやく現実の復興需要を取り込む動きが株式市場に出てきた感じです。震災から半年以上経過しましたが、未だ復興は始まったばかりということを如実に表していると思います。最近はめっきり寒くなってきて、被災地の方はまた寒い季節がやってきます。是非気持ちを切り替えて年を越せるように、政治の方にもしっかりしてもらいたいと思います。ところで最近お陰様で有料メルマガの引き合いがまた増えてきました。会員数は過去最高を更新しており、皆様相場の戻りを想定されて「今が投資のチャンス」と考えておられるのだと思います。私自身も今が底だとは思いますが、なかなか海外マーケットも波乱含みなので、売り買い一方に張ることは難しい状況です。なのでなるべく細かく情報を提供して、機動的に動ければと思っております。この機会に皆様も是非ご検討ください。有料メルマガは下記のURLから確認の上、お申込ください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/service1.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2011年10月03日
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前回からのヤギ話の番外編ですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20110914.html帰りにスーパーに寄って買い物へ行こうということになりました。うちの嫁は自然食品が大好きなので、自然食品を専門に扱うスーパーで買い物をするのが大好きな人です。食品を買う時も原材料のところを見て、添加物やらを使用しているものは絶対買いません。人から貰うのも拒否する程の徹底ぶりです。その代わり、やはり自然食品のスーパーは一つ一つが高く、いわゆるメーカーの品はほとんど置いてありません。たまたま今回行ったヤギカフェの近くに、その自然食品スーパーの支店があるので、ついでにそこで買い物をしていこう、ということになりました。初めて行く場所でもiPhoneは本当に便利です。GPS機能で迷わずにカーナビ代わりに使えます。目的地の近くまで行くと「○○スーパー建設予定地」という看板があって工事が進んでいました。そのスーパーは嫁の好きな自然食品のスーパーとは対極を成し、徹底した安売りを武器に店舗を拡大してきています。今のご時世、どこも競争が激しいものですね。そんなわけでそろそろ目的地に到着・・・と思いきや、あれあれ?なかなか目的地にたどり着きませんよ(・・;)ここの道だと思って行っても、全然スーパーが見あたらず、グルグルと同じ場所をさまよい続けました。折角ヤギカフェまでは一発で到着したのに、そこから近いはずのスーパーになかなかたどり着きません┐( ̄ヘ ̄)┌慎重に車を停めながらゆっくりと探すと、さっきの○○スーパー建設予定地にたどり着きました。あれ?住所ここで合っているのになー。まさか・・・(-。-;)(つづく)
2011年10月03日
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2011年10月01日
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