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5月30日木曜日。今日はまだ良い天気でお日様が降り注いでいる。朝起きるとすぐ、昨日取ってきておいたアジサイを押し花に押した。ピンク、ブルー、シロの三食を準備して押したが花びら1枚1枚をはがして押すのでかなり時間がかかり、集中力を要した。おかげで朝から疲れた。 あじさいの押し花午後からは葛西のロックランズに出かけた。今日の田中さんの講習会は中国の10歳の少女、カナダの12歳の少年、パラクライマーのビーチくんと雅子さんに高齢者の私と多彩かつ国際色豊かなメンバーだった。10歳から77歳までの年齢差、日・中・カナダと三か国が混在し、障害のあるなしに関わらず同じ壁で昇る。スポーツの素晴らしさを感じるとともにとても勉強になった。人数が多かったせいか私もビーチ君のビレーを何度もし、雅子さんのビレーもさせてもらった。国際大会で活躍するお二人のビレーをさせてもらえるなんて光栄だし、稀にみる機会でとても良い経験になった。 雅子さんのクライミング私はいつものパターンでアップに2本昇ったあと、5.10aを2本、5.10bを3本ほど昇った。白の5.10bより青のそれのほうが昇りやすかった。最後の遠いホールドを取りにいくタイミングと呼吸法を何度もトライした。最後にうまくできたので気持ちよく終了した。 カナダの少年が撮ってくれた私の写真今日も頑張る皆さんの中に混ぜてもらって刺激と元気をもらえたロックランズだった。
2024年05月30日
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5月29日水曜日。仕事を終えた後、久しぶりに図書館に行った。読みたい記事があったからだ。まず先日開催されたパラクライミングワールドカップソルトレイクシティ大会に参加した渡辺雅子さんから先週の練習日に朝日新聞に載っていると本人から紹介されたのでそれを探す。古い新聞を収納している4階の棚を探すとあった、あった。一面全部を使って大々的に紹介されていて、写真も大きく綺麗である。すごい!!。 朝日新聞5月24日土曜日 be フロントランナー ジムは葛西のロックランズこれまで知らなかった彼女の学歴や職業、どのような病気で骨盤から下を切断しなければならなかったのかなど様々なことを知った。すごい女性だ。そして年齢が46歳ということも初めて知った。外見は若く見えるのでそんな年齢とは思わなかった。次に「山と渓谷」6月号を手に取って、柏澄子さんの連載「凪の人」を読んだ。今回は山野井妙子さんが登山に目覚めた大学生時代の話がメインだった。日本大学で学んだということも初めて知った。日大は授業料が高いけどそれを支払う経済力のある家庭だったということだろう。このところ、多忙な日が続いていたのでじっくり活字を読む時間が持てなかった。久しぶりに活字を読んで落ち着いたひとときを過ごした。
2024年05月29日
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5月26日日曜日。前夜から岩根山荘に泊まっていて一人部屋だったのですごくゆったりできた。朝はいつも山荘周りを散歩することにしている。今日も別荘地の中をのんびり歩いた。一面の新緑で肺の中まで緑に染まりそうな新鮮な空気に満ちている。いくつか花を見つけた。 ベニバナイチヤクソウ スズラン ツツジ レタス畑が広がる廻り目平では5月25日26日の両日、クライムオンというイベントを開催していた。友人がブースを出しているというので立ち寄ってみた。画家でクライミングインストラクターの成瀬洋平さんとお店を開店した北平さんのブースを訪ねた。成瀬さんとは久しぶりに会えて楽しかったし、北平さんも頑張っていた。 成瀬さんのブース 北平さんのブース 様々な展示他にも登山関係のメーカーはじめ沢山のブースが出ていて大賑わいしていた。
2024年05月27日
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5月26日日曜日。今日も絶好のクライミング日和に恵まれた。今日のゲレンデはそら豆スラブで、昔、何度も通った人気のエリアに行ってクライミングした。昨日のメンバー二人に旧知のOさんも加わって女性ばかり4人になった。本日のメインルートはスラブの逆襲だ。5.11bというハイグレードのルートである。私のようなものが昇れるルートではないが、せっかくのチャンスなので頑張ってみることにした。インストラクターの庭野さんのインストラクションをしっかり頭に入れてトライ。 下の岩場で練習 前半 核心部前半までは何とかこなしたが、核心部が超難しい。保持力がないから次第に疲れてくる。身長136㎝で通常なら届くホールドに手が届かないのがすごく辛い。何度かトライしたがどうやっても左足で乗り込んで上にあがれない。結局、ヌンチャクをかけてトップアウトした。とても疲れたが、この有名かつ難しいルートをトップアウトできただけで充実感に満たされた。しかしOさんたちはこれをスイスイと2回も昇るからすごい。この厳しいトライで両指の皮が傷ついて破れ、血がにじんだ。昨日は膝をぶつけたし、今日は指を痛めた。しばらく痛くて熱い湯のみは持てない状態になった。どちらも初心者の経験不足によるもので昔、同じような経験をしている。でも止むをえない。1年ぶりの復活だから指の皮も軟らかいし体の動きも硬い。少しづつ慣らし、トレーニングを重ねていこう。
2024年05月26日
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5月23日木曜日。ロックランズの田中星司インストラクターの講習会に参加した。この講習会は田中さんがパラクライミングワールドカップでアメリカのソルトテイクシティに帯同していたため、ずっとお休みだった。久しぶりに会った今日はメンバーが再び揃って超楽しかった。まずカナダから来た12歳の少年と母親と初対面、彼は日本語はほとんどわからないが英語で色々話をしてなぜここにいるかの概要を知った。 彼の軽やかなクライミングを見ている間に何とソルトレイクワールドカップボルダリングで金メダルに輝いた安楽宙斗くんが姿を見せた。オレンジ色のTシャツに青いハーフパンツで少し日焼けしているように見えた。無遠慮に声かけるのもミーハー的で遠慮してたのだが、「おめでとうございます」と言ったら、ごくご自然に「有難うございます」と返事があった。すぐ近くの習志野市に住んでますなどどつまらないことを言ってしまった。高校3年生とはいえゴールドメダリストなので私は多少ハイになってしまった。続いてビーチ君、正子さんも登場した。正子さんはソルトウォーター何とかというソルトレイク湖の塩で作った飴のようなお菓子をお土産に持ってきてくれていて、有難く2個頂いた。ビーチ君は練習しすぎでややお疲れのようだった。私とは言えば、久しぶりのジムで前に指導された足の置き方と呼吸法を復習して昇った。5.10Aを3本、5.10Bを2本、フリーで2本と計7本を昇って疲れた。
2024年05月23日
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5月19日日曜日。小川山二日目。昨日の完璧な晴天から一転、朝日が照らず曇り空で天気予報は昼前から雨というものだった。準備を整えて8時に岩根山荘を出発。 曇り空の屋根岩今日はひよこ豆スラブという初めてのゲレンデに行った。唐沢岩峰群に行く道を少し登って右側に入った所にその比較的新しいゲレンデがあった。上のスラブには既にクライマーがいたので下の岩場に回った。易しいスラブとクラックを1本づつ昇って更に下の岩場に移動した。ここは少し傾斜がきつくクラックもありで少し難度があがった。みんなであれこれ言いながら頑張って昇った。 ひよこ豆スラブ ツツジと岩峰雨がぽつぽつ降っては止み、またぽつぽつ降っては止みという悩ましい状況が一日中続き、もう中止するかと思っていたらまた晴れる状態で結局、この日は一日中クライミングできた。雨が止まないからもうひよこ豆から移動しようとして下降していたらまたしても日が照ってきたので途中のガマスラブに寄って昇った。これが大正解だった。ガマスラブは数年前の台風被害で様変わりしていて、岩場へのアプローチはなかなかリスキーな状態だった。longルートのスラブを2本とボルダチックはショートルートを最後に登って終わりになった。 ガマスラブ Mガイドこの日も二つのゲレンデで計7本ほど昇ってとても充実した。案じた指が痛まず昇れて本当に安堵した。 同行した若い女性二人の意欲満々の姿に刺激を受け、今日から参加のGさんと旧交を温めることができて楽しかった。
2024年05月19日
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5月7日火曜日。大型連休も終わり、今日から再び平常に戻って出勤。しかし連休明けかつ雨降りとあって生徒は誰も登校せず、静かな一日だった。今月4日、アメリカのソルトレイクシティで行われたボルダーのワールドカップ第2戦で県立八千代高校3年生の安楽宙斗選手が優勝した。とても嬉しい。日本勢3人が決勝に進出し、宙斗は諸先輩を抑えてただ一人課題をすべてクリアして優勝した。テレビでその様子を見たが、体がとても軽くしなやかでものすごい困難なことをしているという感じではなく、ひょいひょいと登っていたのが印象的だった。彼を小学4年生から指導してきた田中星司さんも喜びの表情を見せていた。すぐ近くの県立高校にこんなすごい高校生がいるということが何だか信じられないし、この選手と同じインストラクターに私も指導してもらっているということが更に信じられない。とにかくオリンピックが楽しみだ。 高校3年生 無邪気な表情。
2024年05月07日
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4月18日木曜日。仕事は休みで週1日の私の心弾む日だ。午後、ロックランズにクライミングレッスンに出かけた。今日も多彩な皆さんとご一緒できた。初対面は高校2年生のKちゃん。伸び伸びした体で気持ちよく昇っている。全日本の大会に出るとのこと。あとはいつものビーチ君とマコちゃん。この二人は連休頃からソルトレイクシティで行われるパラクライミングワールドカップに出場する。今日はビーチ君のビレイを3本した。トップロープで肩慣らしなので私でも大丈夫との田中さんの判断なのだろう。私は自分では感じなかったが、田中さんからいつもより動きがイマイチで疲れているのでは?と言われた。自覚は無かったものの、今週は毎日毎日何かと忙しくストレスフルだったから疲れていたのかもしれない。肩慣らしを3本昇っていつもの5.10aを2回、5.10bに進んだ。このルートは最後に遠い部分があって前回も最後に疲れが出た。今日も最後の遠いホールド前で疲れて飛びつけなかった。残念で悔しいけど自分の力だから仕方がない。休憩時間にビーチ君から「一緒にドリンクを買いに行ってもらっていいですか」と言われ、快く引き受けた。彼はジムに来る時も白杖で入ってくる弱視の青年である。私の肩に手を乗せて自販機前まで行き、好みのサイズのボトルがあるかどうか私に訪ね、無いことを知らせると別のものを選んでお金を手探りで入れ、ドリンクのボタンの位置を私にきいて一緒に押した。私は少なからず胸を打たれた。視力の不自由な人の現実をまざまざと知らされた。ドリンクを買うにもサポートが必要な人がクライミングでゴールドメダリストになっている。何て素晴らしいことだ。でもここまで来るにはどれだけ彼が努力してきたことだろう。でも彼は何のてらいも気負いもなく、淡々とクライミングし続ける。だがその前腕の太さを見るとただものではないとわかる。 これからしばらく会う機会がないのでマコちゃんとビーチ君にワールドカップでの成功を伝えてジムを後にした。障害を障害とせず頑張っている若い人に接してとても刺激を受けている。腕は疲れてしまっていたが、心の中はさわやかな風が吹いていた。
2024年04月18日
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4月11日木曜日。今日は仕事は休みで午前中は買い物に行くなどしてゆったりした。最近の物価高はすさまじい。野菜類などの必需品もすごく値上がりしているので以前のように気楽にポンポンとレジかごに放り込むこともできなくなり、慎重に買うようになっている。午後は定例のクライミングに葛西まで出かけた。今日は驚くべきことを知った。以前にも障害者クライミングについて少し触れていたが、今日は少し踏み込んで本人と接触することができたのだ。私と同時間帯に指導を受けているビーチ君は視力障害を抱えつつ、クライミングしている34歳の青年なのだが、何とパラクライミングの金メダリストだった。ロシアのワールドカップで金、次のワールドカップで銀、今年のゴールデンウイークにカナダのソルトレイクシティで行われるワールドカップに出場のため、鋭意トレーニング中というこどだった。凄い!!。驚いてしまった。更にその後に来た片脚のクライマー、マコちゃんも日本代表でワールドカップに出場している。メダルは無いけど今年も日本代表で出場する。ネットを調べてみたら二人とも沢山登場していて、パラの世界では有名人だった。そしてその二人を指導してきたのが田中星司さんだったのだ。彼は5月のソルトレイクシティにビーチ君にコーチとして帯同してカナダに行き、その後もオーストラリアの大会、安楽宙斗と君と一緒にパリオリンピックに出場するなど海外遠征が少なくとも今年4回はあるという。知らないとは恐ろしい。私はそんなすごい選手やコーチとは露知らず、ただ無邪気に接していた。こんな皆さんに私のようなシニアが一緒に学んでよいのか考えてしまうが、田中さんから断られることもないので、これを素晴らしい出会いかつ学びの場ととらえて励みたい。
2024年04月11日
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4月3日水曜日。朝はまで曇り空だったが、昼前から雨が降り始め、一日中雨の日だった。埼玉県入間市にある平山ユージさんが経営するクライミングジム・ベースキャンプまで遠出して講習会に参加した。本来なら日和田山で外岩の筈なのだが雨で室内ジムに変更になったという訳だ。参加者は6名、全員女性かつほぼ同世代でとても気楽だった。特別スタイルが良くてカッコよいと言う人もなく、みんなお腹周りはふっくらしていたので大いに安心した。5.9からアップして主に5.10aをメインに傾斜の違う壁を次々に移動して10本ほど昇った。最後に5.10cにトライして力を使い果たしたが、手ごたえはあった。 庭野講師による模範クライミング沢山昇って疲れはしたものの、ストレスのない環境に恵まれて充実した半日になった。
2024年04月03日
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3月29日金曜日。朝から暴風雨が吹き荒れ、酷い天気だった。今日は朝9時に美容院を予約していたのでとりあえず車で出かけて髪をカットしてもらって新年度に備えた。続いて午後は葛西のロックランズの講習会だったので出かけるのに重装備した。何しろ風が強くて傘は役に立たない状況だったので登山用雨合羽の上下に長靴を履いて出かけた。歩かねばならないので恰好をつけてられない。ロックランズに着いて13時~と思っていたのが15時~だった。がっくりきたが自分の勘違いだからどうしようもない。上手な若い人のクライミングを見ていた。3時からレッスン開始。今日は3人組で、一人はYさんという中年女性、もう一人はMさんで前回も見た片脚クライマーである。二人とも上手で5.11b台をリードしてる。私は今日は呼吸法を集中して練習した。5.10Aのルートを繰り返し昇ってホールドを昇るタイミングと呼吸を連動させる練習を重ねた。中々つかめなかったが終わりごろになって少し実感が伴うようになってきた。それに昨日同じルートを8本昇ったら最後にはかなり前腕が疲れてしまったが今日はそれほどではなかった。呼吸法ができるようになると疲れにくくなり、長く昇れるようになるらしい。ルートにリズムがあるころも少し感じられるようになった。これまで沢山のガイドやインストラクターに指導を受けたが呼吸についてここまで追求する指導者は初めてなので新鮮な発見があった。 片脚クライマーのMさんが人口の脚を外して完全に自分の片脚だけで昇る姿を見て胸を打たれた。両脚あっても難しいルートを片脚で昇っていく姿は壮絶感を感じてかたずをのんで見守った。すごい。人間の可能性を感じた。田中インストラクターの指導についていけるかと不安を抱えてスタートしたが、障害を抱えながらも頑張る人の姿を見たりすることで刺激を受け、自分も自分なりにやっていこうと希望が灯った。
2024年03月29日
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3月28日木曜日。昨日とは打って変わった曇り空で雨はふらないものの、すっきりしない一日だった。やっと少しやる気が湧いてきて朝から活動できた。掃除器をかけた後、マイペットで床を磨き、マット類を洗濯した。公園で筋トレしたあとスロージョギングもした。一息ついた後は葛西のロックランズまで出かけてクライミングの個人レッスンを受けた。インストラクターは田中星司さん、今日が2回目だ。今日も前回と同じ点の指導があった。1、靴のつま先を直角にしてスタンスに置くこと2、呼吸を意識すること 呼吸がつかめなかった。息を吐きながら昇るというのだがタイミングを掴めない。難しいくない所では自然呼吸でもよくて遠いホールドを取りに行く時は息を吐いて腹圧を高めて力を出すというのだが、掴めない。5.10Aから初めて何度もトライし、最終的には8本ほど昇ったので結構疲れた。更に今日は素晴らしい発見があった。ロックランズに集まってくるクライマーは様々なのだが。この田中さんの指導している若い人たちはワールドカップに出場する人達だったのだ。驚いてしまった。今日会ったのは中国人の15歳の少女でワールドカップ出場者だという。前回参加していた片脚が義足の女性もパラクライミングで日の丸をつけたシャツを着ていたし。そんなこと知らなければどこにでもいる普通の女性だ。そんなすごい人たちの中に交じって私のような老婆が同じインストラクターから習っているのがなかなか面白い。 ワールドカップ出場者たち
2024年03月28日
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3月19日火曜日。今日も一段と寒かった。昨日のような爆風は吹かなかったけど、空気そのものがものすごく冷たくて身の置き所がないような寒さだった。全く3月半ばすぎてどうしてこんなに寒いのか。前夜の睡眠不足で午前中は体が眠ったままだったが、昼すぎにやっと覚醒して寒さ対策を万全にして公園で筋トレし、その憩いでスロージョギングした。効果抜群で体がほかほか温まった。その後は葛西のロックランズまで出かけてクライミングした。先週の講習の指導内容を思い出しながらオートビレイで一人練習だ。千葉北高校の部活動で高校生クライマーが15人ほど来て練習していた。顧問の先生らしき男性もいた。私は5.7、5.8、5.9と易しいルートを登って肩慣らしした後、5.10aをメインに何度も売り返して練習した。体重が増えた分、体が重くて引き上げることが難しい場面があった。好きなスイーツを遠慮なく食べてきたつけが回ってきている。自業自得だ。 でも何とか12本ほど登って練習したところで終わりにして、最上階にあるボルダーエリアを訪ねてみた。天井の低い課題がいろいろ作ってあった。ついでにいくつか易しい課題に触ってみた。船橋ロッキーほど難しくなくてとっつきやすかった。 ボルダリングエリアあまり上達したような気はしないけど、ここまで来て練習しただけで良ししとしよう。
2024年03月19日
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3月14日木曜日。午前中から陽射しが降り注ぎ、風は冷たかったけど申し分のない晴天に恵まれた。今日は画期的な一日になった。ロックランズにクライミング講習会を受けに行ったのだ。インストラクターは田中星司さんという男性で全く初めて出会う男性である。昨年6月以来クライミングもボルダリングも中止していたせいで筋力が衰え、アイスクライミングが相当惨めだったことを反省して、基礎からやり直そうと考えたのだった。でも一人でやっていてもつまらないし進歩もないのでここで思い切ってインストラクターのお世話になろうと決断したのだった。田中さんは多分40歳台くらいで長髪の男性だった。教え方は丁寧でゆったりしていたので私でも焦らず着いていくことができた。今日、習ったことは以下の3点。1,靴をホールドにまっすぐに置く2,呼吸を意識する 登る時に吐く 取る時に吸う3,壁面を立ちこまない足で強く押して推進力にして昇る沢山のガイドにお世話になってきたけど呼吸についてこんなに最初から指導した人は初めてだったし、立ちこまない足の力の入れ方について説明したのも彼が初めてだ。お蔭で目が啓けた。途中から他の受講生も参加したので、その上手な人のクライミングを観ることもできて参考になった。 かっこよくハイグレードをリードする皆さんついていけるかどうかとても不安だったが、何とかついていけそうで少し安心した。次も受講して基礎力をつけていこう。久しぶりに高揚感を感じた。
2024年03月14日
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2月28日水曜日。超久しぶりに外岩にクライミングに出かけた。外岩は多分おととしの甲府幕岩以来かもしれない。今日は湯河原の幕岩で庭野ガイドの講習会に参加した。幕山公園は梅の花が満開で全山花霞のように白と薄ピンクに染まって素晴らしい景観だった。梅を目当てのハイカーも列を連ねてきていた。 私たちは参加者3人、全員女性で私以外は若い人たちで初対面だった。お馴染みの桃源郷の岩場に行ったら大勢のクライマーで大賑わいだった。幸いにもロープを張れて、丁度よい優しいルートから昇り始めた。昔何度も何度も昇った懐かしいルートだ。 桃源郷 最初の1本はここからそこを4本昇ったが、隣のルートが空かなかったので止む無く荷物をまとめて上の段まで上がった。ここも懐かしい岩場だ。ここで少し難しいルートの昇ってみた。昔、手こずった所でやはり苦戦した。私の場合、身長が絶対的に不足しているのでいつも同じ場所で苦戦する。最後に横の岩場で1本昇って終了した。6本昇ったので一応良しとするがイマイチ物足りなかった。 梅まつりが行われていてお店が出ていた。帰りに寄って湘南ゴールドというみかんを買って帰宅した。小さく酸っぱいけどとても香りのよいミカンだった。前回の室内ジムのベースキャンプと今回の外岩と2回お試しクライミングをしてみた。幸いクワイミングしている時には指は痛まずバネ指も起こらなかった。この程度にしておけば何とかできるということが分かったのでクライミングを再開しようと決心した。
2024年02月28日
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2月21日水曜日。予報通り朝から雨。昨日までが春のような暖かさだったから着るものに悩んでしまう。今日は3年ぶりくらい超久しぶりに武蔵藤沢にあるベースキャンプのクライミング講習に参加した。指導はインストラクターのNさんで参加者は私とKさんの二人、ともにシニア同士で旧知の仲だからとてもゆったりとできた。長いブランクの後に参加した私にはとても有難かった。昨年6月から右手指のバネ指やその他の疼痛などでボルダリングを中止し、クライミングからも遠ざかっていた。でも先日のアイスクライミングで登攀能力がすごく低下していることを痛感して、とても悲しく惨めだったので今回心配毎を抱えながらも恐る恐る参加したのだった。心配毎の第一は故障した指でホールドを握れるかということ、第二は落ちた筋肉でどれだけクライミングできるかということだった。しかし二つとも杞憂に終わった。どういう訳かホールドを触って指に力を入れているのにバネ指が発生しなかった。関節が痛いものの中止するほどの痛みではなかった。グレードも5.8から始めたら何とかクリアできて5.10aまで何本も昇れるではないか。予想外だった。途中で指に激痛が走って中止することもなかった。 案ずるより産むが易しだった。絶望的なことばかり考えていた私は愚かだ。頑張り過ぎなければこれからもクライミングができそうだ。その意味でも今日はとても有意義な日だった。
2024年02月21日
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1月13日土曜日。今日から二日間、長野県にある岩根アイスツリーで開催されたアイスクライミング講習会に参加した。講師はガイド兼インストラクターの庭野正和さんである。参加者は以前、古賀志の岩場でご一緒したことのあるKさん、初対面の男性3名の5人だった。岩根アイスツリーはこの所の雨で上部はかなり薄く、光が透けて見えていた。休日とあって沢山のクライマーが来ていてアイスツリーは大賑わいだった。3年前、北鎌尾根を大天井コースから行った時、一緒に敗退したWさんもいてすごく懐かしかった。 賑わう岩根アイスツリー庭野さんから基本動作を指導してもらう。毎年同じことをしているのだがシーズンが終わると忘却の彼方に消え去るので、また最初からやり直しの繰り返しである。私は右手中指が故障しているのでそれが大問題だった。アックスを握ることはできるだろうけど、握ったら指が曲がったままで元に戻らないのでは?と危惧した。しかし実際にやってみたら握った後も指は硬直せず、アックスから離すことができた。有難い。これで昇れる。と安心したのはぬか喜びだった。ほぼ1年間、クライミングもボルダリングも止めていたので、背中・肩‣両腕の筋肉が衰えてしまっていた。アックスを1発で決められないし、足をしっかし固定できるよう蹴り混む力も無くなっていた。何とか基本パターンを繰り返しながら練習した。傾斜の緩い所は登れるが垂直になると疲れてファイトが無くなってしまう情けなさだった。残念ながらこれが自分の現実だった。 昨年はまだボルダリングやってたからパワーがあり、初日に12本昇って疲れた記憶がある。それを思い出して今日は6本で止めておいた。正解だった。
2024年01月14日
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12月23日土曜日。北陸や東北の皆さんには申し訳ないような穏やかな冬の日だった。昨夜、テレビを観ていて意外なことを発見した。パリオリンピックのクライミング部門で日本代表に決定した安楽宙斗(あんらくそらと)選手が何と地元千葉県のそれも隣街・八千代市出身だったのだ。以前からクライミング雑誌で超新星のように登場した安楽については名前だけ知っていたが、詳しくは知らなかった。nhkのテレビ「スポーツヒューマン」は彼の練習風景から数度に渡る海外の大きな大会で優勝する姿や日常の練習風景を映し出していた。その中で机に向かって勉強する安楽選手のTシャツの背中に「Yachiyo Hi School」と名前がプリントされていた。えっ、まさかあの八千代高校?更にジムで練習している映像の中に「ロッキー」と言う名前や「ロックランズ」と言う名前が見えた。まさかいつも行ってた船橋ロッキー?葛西のロックランズ?ひょっとしたらと思って調べてみたらまさかが的中した。八千代市大和田出身という。大和田なんて京成線でも鈍行しか停車しない田舎街だ。驚いた。こんな素朴な田舎からオリンピック選手が出てきた。彼は「脱力系クライマー」と呼ばれていて余分な力を一切使わないで昇るこれまで類をみないクライマーだ。若干17歳。すごいクライマーが現れたものだ。しかしすごく嬉しい。若く伸び伸びして全く脂肪のない体でひょいひょいとまるで遊びのように超困難なルートを美しいムーブで昇っていく彼をみていると実に気持ちがよい。どうぞこのまままっすぐに伸びていってほしい。
2023年12月23日
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忍耐の登りの先に中千丈沢に次々と氷瀑が姿を表した。ゼットが崩れ落ちる前の絶妙なバランスであの串刺しの姿をみせ、疲れが吹き飛んだ。これをKガイドと登ったのは2017年だったと回想にふけった。 ゼット バックに一角獣奥にジョーズゼットから更に上に登ると長大で見事な氷瀑が出現した。Yガイドが氷瀑に向かって登ってゆく。どこにも崩れている箇所がなくてしっかり締っている。このエリアの看板ルートの一つ一角獣だ。ここは3ピッチなので早速下部から開始した。Yガイドがリードし、その後を私がフォローして昇る。この下部1ピッチ目と次の2ピッチ目は順調に昇れた。 一角獣 下部1ピッチ目をリードするYガイドが 2ピッチ目2ピッチ目を昇って最後の一角獣の角の部分まで来た頃に足に不安がよぎった。足攣りの前兆の感覚が太ももを襲ったのだ。非常事態だ。だがロープで繋がっている氷瀑の上で何ができよう?何も対策は打てない。一角獣の先端は三角形に尖り、かっこよい。氷は締って最高に良い状態だった。Yガイドはまず左側の岩の近くを上昇し、中ほどで右にトラバースしてそのまま終了点まで昇るライン取りだった。私もそのラインで昇ったがバーチカル部分で支点のカラビナを外すにに手間取って筋力消耗し、ずっと同じ姿勢で維持していた為、ふくらはぎに大きな負担がかかった。更に右トラバースして回り込む時、右の足場がつかめないためとても怖くてこわごわだった。この辺りで太ももとふくらはぎが攣って危機的状況に陥った。でもここでは薬も飲めないのでとにかく前進するしかない。攣った足で氷をけり込み、一打一打アックスを打ち込み、また攣った足を氷に蹴り込んで攀じ登った。不思議なことに何とか昇れた。トラバース後はまっすぐ上に昇るだけだったので問題なかった。有名な看板ルートを昇れてほっとしたし、とても嬉しかった。終了点からは懸垂下降で角の基部まで戻った。 一角獣の角丁度地元山岳会の男性3人が来ていてこれから昇ろうとするところだった。一角獣基部から右に回り込むとジョーズが見える。巨大で見事な氷瀑だった。ジョーズが口を開けている。これもネーミングが的を得てるし魅力的だ。このエリアは開拓者は亡き木村ガイドと今回同行している山下ガイドなのだがどの氷瀑も特徴をよくとらえたネーミングで素晴らしい。この名前を知ると誰しも昇ってみたいと思う。 ジョーズジョーズから下は雪壁で最後は小さな氷瀑だったがロワリングで降ろしてもらって取り付きに戻った。足攣りをおして昇ったせいかすごく消耗した気分だった。
2023年03月10日
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3月7日火曜日。早朝3時45分起床。準備万端整えて4時45分出発。まずは暗闇の中を釜トンネルの入り口まで車で移動。ガイドが坂巻温泉駐車場に車を置いて戻るまで30分ほど待つ。寒さはそれほどではなかったが真っ暗な釜トンネルが不気味だったし、老女一人でこんな辺境の地にいるのは多少心細くはあった。 真っ暗な釜トンネル舗道を歩くことになるので登山靴をトレランシューズに履き替え、登山靴は振り分け荷物のように肩にかけた。到着したガイドと真っ暗な釜トンネルをヘッドランプをつけて約1.3㌔歩く。このトンネルは斜度11%でずっと登り一方だ。暗いのでわからないもののけっこうな坂道だ。暗闇と早朝の体の重さに耐えてやっと釜トンネルを脱出すると次は上高地トンネルだ。ここは新しくできたトンネルで照明ランプもあるので真っ暗ではなかった。二つのトンネルを出ると穏やかな朝に光が注ぐ雪の道になった。しばらく雪道を滑らないよう歩くと大正池のほとりに出た。かなたに穂高連峰がこの上ない美しさで姿を表した。「おお!」と感嘆の声を漏らした。素晴らし過ぎる。丁度モルゲンロートの時間で山頂がバラ色がかって見えた。ここに来ないとこの景色は見られない。山好きにとっては至福の一瞬だった。手前の大正池も静寂の中にただずんでいて見とれた。モルゲンロートの穂高連峰大正池と穂高連峰明神から穂高の稜線もくっきりと絶景を楽しんだあとは地獄の急登が待っていた。田代池から先に進むと橋があり、そこから山側の雪道に入っていく。中千丈沢だ。登山靴に履き替えアイゼンを着けて歩く。最初の内はまだ普通の坂道だったが、途中からものすごく急峻な雪の登り坂になり、ガイドとアンザイレンして登る。前回も確かこの坂道であえいだなと思いつつ耐えに耐えて登りぬいた小ピークから一旦下って中千丈の谷底に降りる。ここからが更に急登で溜息が出たが雪面ばかり見て一歩一歩登った。そして高度があがるにつれて右斜面には氷瀑が次々と姿を見せてきた。ああ、やっとここまでたどり着いた。氷瀑にたどり着くまでアプローチ3時間、老婆には最後の急登がこたえたのだった。
2023年03月09日
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3月6日月曜日。76歳の誕生日を迎えた。記念に二日間の日程で乗鞍の善五郎の滝、上高地中千丈沢にアイスクライミングに出かけた。初日の今日は船橋からアズサ3号に乗って松本まで行き、ガイドと合流して乗鞍高原の善五郎の滝へ行った。この所の温かさで山には雪がなく、道路にも雪がないのでスムーズに走行できた。遠くの乗鞍岳が純白に輝いて美しかった。 乗鞍岳しかし信州の山奥まできて3月初めに雪がないというのも不思議な気がした。乗鞍スキー場の駐車場に車を止め、アプローチ15分で善隆郎の滝に到着した。このアプローチの短さがシニアにとっては超有難い。善五郎の滝は3年ほど前に登ったことがある。けっこう巨大で見栄えがし、前回は全面凍結していてどこでも登れた。今回は左側は氷が解けて水がほとばしって流れ、中央部は崩壊している。昇れるのは左側と隣の小滝だけという状態だった。 水が流れて空洞ができ、シャーベット状になった氷瀑まずアップで小滝を左、中右、と3本登って肩慣らしし、次に長い善五郎を昇った。氷は柔らかくアックスがささりやすくて楽に登れた。 善五郎の滝左ルート1本、右ルート1本、中央窪んだルート2本と4本登り、小滝と合計7本昇った所で終わりにした。穏やかな日差しが降り注いで温かく、寒さで知らずの一日でとても快適だった。アイスクライミングでこんなことは滅多にない。それにこの善五郎の滝ももうすぐ崩壊して昇れなくなるだろう。その直前で昇れてよかった。
2023年03月07日
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2月21日火曜日。中伊豆の城山にクライミングに行った。ここに行くのはほぼ10年ぶりくらいだろうか。早朝5:12分に最寄り駅を出てオール鈍行で伊豆大仁まで行ったら4時間もかかった。同行は昔、一緒にマルチに行ったKさん、Sさんと私の3人とインストラクターのNさんと言うメンバー。登山口から城山まで少し歩いていく。発端城山にハイキングに行くハイカーが沢山いてのどかな風景だった。30分ほどで城山南壁に到着した。昔よく通って昇った懐かしい壁が広がっていた。予報より風が少なく、壁には陽射しが注ぎ岩は乾いていて良いコンディションだった。 城山南壁早速、基本的なルートで肩慣らした。岩を昇ったのは12月以来なので岩の感触がなかなか掴めなかったので最初はこわごわ昇った。他のお二人は熟達者でお上手だった。次第にレベルをあげて長いルートも昇って6本ほどこなした。なかなか楽しかった。 3時半過ぎまで昇って撤収し、登山口まで下山し再び大仁駅に戻った。駅前に足湯があってとても暖かいお湯が沸き出ていた。チョークで白くなった手を洗うととても気持ちよかった。 夕暮れ時の城山 大仁駅前の足湯
2023年02月22日
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2月7日火曜日。湯河原にロッククライミングに行く予定だったが、天気が微妙ということで中止になった。おかげで朝からのんびりしていたが午後はボルダリングに出かけた。新年になってからアイスクライミングばかりしていたのでボルダリングも超久しぶりだ。多分、初ボルダリングだろう。平日の午後で船橋ロッキーには私を含めて女性3人しかいなかった。ずっと来ない間にロッキーは壁の張り替えをしていて前回とは全く異なる課題に変貌していて、新鮮ではあった。 張り替えした壁また退化して苦しいのでははないかと恐れていたが、アイスクライミングして一応、筋肉は使っていたためか退化はしてなくてホットした。でも高血圧なので頑張らないようにして基本課題と長物を繰り返して昇った。けっこう楽しかった。そうか、頑張らなければ楽しんだ。でも楽しいだけで力はつかないよなあ。 長物を昇る私
2023年02月07日
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2月2日木曜日。超久々にガイドのYさんとこれも3年ぶり位の河原木場沢の醤油樽の滝にアイスクライミングに行った。本日はマンツーマンだ。茅野駅から雪が積もっている道路を山間部に入り、余裕のある場所でチェーンを巻いて更に奥に入る。最後の駐車場は積雪がありそこで装備を整えて登山道に入った。トレースはあるが昨夜少し積雪があったらしく、真っ白なキレイな雪道を登っていく。無人かつ静かで平和な森の中を左手の沢を見下ろしながらどんどん標高をあげて小一時間ほどで醤油樽の滝に到着。貸し切りである。段々になったスリムな氷瀑が青空に向かって伸びている。まず左ルートを1回、続いて右ルートを1回昇った。結氷状態がよくほどよい硬さで快適に昇れた。 醬油樽の滝 滝のてっぺんの霧氷 静かな森の中それから下山し、途中にある滝を二つ昇った。まず細いが2段になっている滝、更に下って短いバーチカルアイルで楽しんだ。 二段の氷瀑 短いバーチカル 4本昇れる 昇っても歩いても何をしても姿が美しいYガイド
2023年02月03日
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1月30日月曜日。6時半に山小屋では珍しい洋食の朝食をとり、7時半にスタート。本日の参加者ははるばる鳥取からNさん、Tドクター、それに旧知のYさんだった。当初の予定では摩利支天大滝だったが、天気が荒れているので安全な美濃戸口付近にある河原奥の氷瀑に転戦になった。ここはアプローチがすごく近くて楽ちんだった。右側に普通の氷瀑、左柄にバーチカルアイスと2本の氷瀑が崖下に立派に結氷していた。どちらもそう易しくもないけど、じっとしてると寒さがこたえるので最初に普通のアイスを3本、その後バーチカルを3本昇った。日陰でかなり寒く、☜がかじかんだ。 バーチカルアイス リードするMガイド平日なので人が来ないと思っていたら2パーティが訪れた。その内1パーティはYガイドと2年ほど前に芦安のアイスでご一緒したKさんだった。以前より慣れて上達していた。みんなで色々話して旧交を温めた。
2023年02月01日
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1月23日月曜日。小淵沢の高原旅館で前泊し、今日は八ヶ岳の王岩にアイスクライミングに出かけた。参加者は男性Mさんと私にMガイドの3人だ。当初あと二人参加者がいたらしいがコロナで不参加になったとのこと。コロナが地道に拡大している。小淵沢から美濃戸まで車で行き、美濃戸口でチェーンをまいて山道に入る。思ったほど滑らず無事赤岳山荘のおばちゃんちの駐車場に車を止め、装備を確認して歩き始めた。南沢からいつもの道を小一時間登って堰堤に到着。ここからはハーネスにアイスアイゼンを着けて登る。少し登ると王岩があり、そこからまず沢を渡渉し、少し登ると王岩の氷瀑に到着した。アプローチが近くて助かった。王岩のアイスは2つあった。下のアイスがやや小さい緩やかなもの、その上に見事に結氷したバーチカルアイスが静寂の中に佇んでいた。まず下のアイスを3本昇って肩慣らしし、続いて上のアイスに移動。「わあ。こんな垂直アイス昇れるかしら?」と不安になるもののやるしかない。Mガイドにトップロープを張ってもらい、左、右、中と3本昇った。左は楽、右は氷柱で厳しかったし、中央は凹角状で窪んでいて足をどこにおけばよいのかかなり迷った。でも何とか昇って無事終了した。上下アイスで6本昇ったから丁度良い。 上のバーチカルアイスを昇る私 下のアイス リードするMガイドt おばちゃんちから見る阿弥陀岳天気予報より大分天気が良くて、八ヶ岳にしては比較的冷え込まず無風でアイス日和だった。勿論貸し切りでのんびりゆったり自分たちのパースで楽しめた。
2023年01月23日
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1月11日水曜日。岩根アイス二日目。朝7時朝食、8時半から準備して9時練習開始。何しろゲレンデが宿舎の敷地内なのでアプローチゼロ!!。ゆったり開始した。今日の目安として最低でも6本は昇る、うまくいけば8本、頑張れれば10本昇るという目標を立てて臨んだ。初心者の3人もどんどん慣れてきてそれなりに上達している。私は最初緩斜面を2本昇り、次にバーチカルを2本昇った。これで午前中は終わってしまい、1時間もの長い昼休みがあった。こんなに休むのは私は嫌なのだがNさんの設定なので反抗もできない。 山荘内の食堂でかき揚げうどんを食べて寛いだ。ここには私が贈った押し花絵額が二つ飾られているので、それを見ていると何となく幸福感に満たされた。午後は時間が無かったので休みをあまりとらず昇り続けて最終的に10本を達成した。最後の方には腕が疲れてしまい、フォームも崩れがちだったが、自然の氷瀑では疲れても昇らねばならないことはよくあるので頑張った。アイス始めで忘れてしまっていたが、終わりごろになってやっと勘を取り戻した。毎年この繰り返しだ。
2023年01月11日
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1月10日月曜日。やっと岩根アイスツリーでアイス始めができた。いつもは12月に八ヶ岳のアイスで始めていたが昨冬はコロナワクチンの副反応で脱力感が続いてとてもじゃないが、あのクリスマス大寒波の八ヶ岳には近寄れなかった。年明けてやっと八ヶ岳ほど寒くない川上村の岩根アイスツリーでNインストラクターのアイス講習会を受講してアイス始めとトレーニングをした。参加者は計4名、私以外は初心者でほぼ初めて同然の皆さんだった。生まれて初めてアイゼンを履いたという女性もいた。皆さんを見ていたら昔の私の姿が蘇った。氷をしっかり打てない、足で氷をけり込めない、足が開かないで手が肩よりも広がってしまうなどなど。今だってそう上手にできる訳ではないが、苦しんで苦しんでここまで来ているので一応はできる。皆さんに羨ましがられたが私のあの苦闘を知っていないから羨ましく感じるのだ。10年も苦労してやっとこの程度なのだ。 岩根アイストリーと小川山基本を指導してもらい、基本形を思い出すことに午前中を使い、午後6本程度昇った。明日もあるのであまり初日からガシガシ昇らないことを意識した。 模範演技するNさん 夜は温かい薪ストーブで温もり、ヘルシーで美味しい夕食を頂き、Nさんのワイン談義で盛り上がったが、所詮は下戸の私、皆さんについていけず9時には床についたのだった。 薪ストーブ 夕食がとても美味しかった
2023年01月10日
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1月6日金曜日。今日も真っ青な空が広がる良い天気。日本海側の皆さんには申し訳ない気もする。少し心を立て直し、朝は筋トレとヨガをしっかりやってかかりつけ医に行ったら何と今日まで休診。がっくりきたが気を取り直して船橋ロッキーに出かけて初ボルダリングした。年末24日に第5回目コロナワクチン接種後、脱力感がずっと続いて思うように体が動かせないでいた。最近やっと少しづつ動けるようになったところなので、ボルダリングがうまくできるとは思っていないが、予想以上に体力が低下していて、休むとどんな酷い状態になるか痛感した。悲しかったが現実だ。余り落ち込まないように考え、イチからやり直しするしかないと思い、苦しくない低グレードをゆっくりやった。スタッフの若いUさんがよく親切に声をかけてくれるので気が紛れた。これまではここに来ることすらできなかった訳だがら今日来れただけでも良しとしよう。また明日からじっくりやろう。
2023年01月06日
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12月4日日曜日。およそ10年ぶり位に湯河原幕岩にクライミングに行った。参加者の顔ぶれを見てびっくり仰天した。いつもは私が最高齢者だったのが今日は90歳近いTさん、80歳位のMさんそれに75歳の私、50歳台の男女4名だった。こんな高齢の女性と一緒にクライミングできるなんてまたとない幸運だった。Tさんは骨格がしっかりしていって到底90歳台近くの女性には見えず、クライミングもとてもお上手だった。幕岩は予想外のポカポカ陽気になり、寒さ対策万全で臨んだ私は暑くてたまらず3枚も上着を抜ぎ、モンチュラの長袖1枚で昇った。 激混みの湯河原幕岩桃源郷 水仙の花も咲いて激混みで手頃なルートにはクライマーが群がっていたので、最初は上の方のルートで昇った。午後になって桃源郷が少し空いたので馴染みのルートを昇った。アボリジニなど計6本昇って3時半で早めの終了になった。この程よい軽さが疲れを残さないので丁度良いと思うようになった老齢の私である。 アボリジニを昇る 友人のWさん クライミングインストラクターのNさん
2022年12月05日
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11月16日水曜日。前回いつ行ったのか記憶にない程、超久しぶりに甲府幕岩にクライミングに行った。ガイドはこちらも初めてのNさん。以前から顔馴染みだっのだが単独で講習会に参加したのは今日が最初だ。超スリムでクライミングインストラクターと山岳ガイドの資格をもっている。参加者は女性ばかりで計4名。Kさんとは顔見知りだったが、後の二人は若く初めての顔合わせだった。車で昔行っていたルートと異なるルートで行ったらすごく時間がかかり、クライミング開始はもう11時頃になっていた。「豊穣の森」エリアで昇った。肩慣らしに「熊ちゃん」を中、右、左とルートを変えて3本昇ったあとはスラブのロングルート「秘密の森」を昇った。午後は「イエローモンキー「と「ピリカ」。「ピリカ」はリーチがないと困難なルートでそれがない私は気合いでトップアウトしたが、ガイドからはムーヴが崩れるからリーチが必要なルートはやらない方がよいと言われた。これまで何度かこのルートを昇っているがこのような事を言ったガイドはいない。なるほど、クライミングインストラクターの指導は山岳ガイドとは違うなと思ったのだった。 秘密の森 熊ちゃん ピリカ途中、瑞牆湖で少し時間調整した時、時間があったので周辺を歩いてみた。紅葉も湖も見事だった。 湖面に反映する紅葉 奥にはこんな像があったとは知らなかった 青空に見事な赤クライミングも紅葉も楽しめて一挙両得の感があった。
2022年11月17日
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11月8日御在所2日目。朝6時40分宿を出発し、藤内壁分岐までは昨日と同じ。分岐から進んでテスト岩で装備を固めて前尾根に取り付く。前尾根はP7という岩壁からスタートしP6、P5、P4、P3、P2と次々と岩壁を昇っていき、P1でやぐらと呼ばれるハイライトのようなすっきりした壁を昇って終了点に到着する。標高を下げた前穂北尾根みたいなものである。最初のP7はクラックから始まり、その後の連続するピークもクラック、スラブ、フェースと変化に富んでいて面白かった。岩の形も独特で迫力があり楽しめた。ガイドはアプローチシューズでガシガシと昇っていくが私は今日はクライミングシューズを履いたがチョークは持たなかった。今日も時々ビレイすればよくて楽だった。 クラックから始まるP7 ピークが連続して繋がっていく次々とピークを越えていく。そう難しい所はないので快調に前進していったが、P3あたりで身を切るような冷たい風が吹いてきてダウンを着こんだ。 P2とやぐら遠望 クラックが多い 最終ピッチやぐらやぐらを昇り終えると穏やかな山道に出、一般道と合流する。そこから15分ほどスキー場のような丘を登った所が御在所岳山頂だった。これま岩場が信じられないほどのどかな風景が広がっていた。別世界だった。 終了点にて のどかな御在所岳山頂にて山頂でしばし寛いだ後は山頂駅でカツカレーを食べ、ロープウエイに乗って湯の山温泉駅に下山した。ロープウエイから眼下に広がる紅葉の谷がものすごく見事で美しかった。一番きれいな時期に見れて超ラッキーだった。楽しく充実した二日間が無事終了した。 御在所ロープウエイ 片道1500円
2022年11月09日
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中道の下りは岩だらけだった。一般道でこれだけ岩があるのは珍しい。注意深く下っていく。しばらく下った所でキレットという岩場がある。キレットと言っても北アルプスのそれとは異なり楽に昇れるが鎖はついている。更に下ると地蔵岩が出てくる。巨大な正方形と長方形の3個の岩が空中に絶妙のバランスでそびえている。背後には街が広がっている。時間もあるのでここに昇ってみた。表から見るとどうやって昇るの?という感じだが裏から昇ればそう難しくない。岩塔は素晴らしかった。私たちの姿を見た下山中の若いハイカーから「すごい!!」と賞賛され、写真まで撮ってもらった。やはりこちらの人は親切だ。 キレット 地蔵岩ここから更に下ると巨大な二個の岩が平行して傾いている負ばれ岩があった。よくこれだけの重量の岩が倒れず傾いたままで形状を保てるものだ。 負ばれ岩これから先は穏やかな山道になりほどなくして登山口に到着した。午後の陽射しの中に御在所岳山頂方面を結ぶロープウエイが空中に伸び、紅葉が彩っていた。楽しい一日が終わった。 御在所岳とロープウエイ
2022年11月08日
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11月7日御在所初日。6時半にガイドと落ちあい、コメダコーヒー店に寄り、車で登山道入り口の道路わきに駐車。裏道から藤内小屋へ。6年ぶりの裏道だったが沢沿いの道を30分ほど登るとすぐ懐かしの藤内小屋についた。ここに泊まりたかったのに最近は日曜日の夕方には小屋主さんが下山してしまうため泊まれなかったのがすごく残念。小屋は6年前と同じだった。小屋前から山道を登る。途中ウサギ岩もあり、ああ、ここで苦労したなとMガイドとの思い出を手繰りながら沢沿いの道を登って藤内壁分岐へ。何人かのイカーやクライマーにも出会った。皆さん、気さくに声交わしてフレンドリー、さすがは関西の岩場だ。 前回、達人さんも来て楽しかった藤内小屋 ウサギ岩 紅葉が鮮やかな藤内壁分岐藤内壁分岐で登攀装備を着ける。後尾根は登攀と言っても本格的クライミングではなく岩稜が主なのでハーネス、ビレイ器具と靴もアプローチシューズでよかった。岩だらけの道を登るとテスト岩の前辺りで後尾根と前尾根の分岐があり、今日は後尾根に進む。後尾根はホントに岩稜ルートだったのでガイドのビレイも要らず、ショートロープで快適に高度をかせいで昇れた。花崗岩の灰色の岩は乾いてフリクションがよく効き、眼下には紅葉の谷が広がり、その先は伊勢湾の海やコンビナートの煙突なども見えて申し分ない眺望が広がっていた。六甲の岩場や広島の岩場もそうだったが海を見ながら昇るのは開放的で贅沢で嬉しい。関東の山の中だとこうはいかない。 快適な後尾根登攀 狭い岩と岩を這い上がる 中腹の紅葉 はるかに御嶽山後尾根の終了点から上に登るとロープウエイ駅があるようでそこに向かっていくハイカーが行きかって賑やかだった。一休みした後は少し下って次は富士見尾根に取り付いた。富士見尾根は短くてすぐに終了した。ここからの下山の方法をいくつか提案されたが見どころの多いという中道を選んだ。
2022年11月07日
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11月3日木曜日。文化の日。最高の秋晴れに恵まれた。今日は群馬県の横川駅から山間部に入った妙義山の筆頭岩でクライミングを楽しんできた。さくらの里駐車場からは妙技の奇岩が青空をバックに紅葉をまとってそそり立ち、素晴らしい景観だった。 奇岩林立参加者はガイド2名にクライアント6名の総勢8名、気心のしれた皆さんばかりだった。駐車場から右がキレ落ちた崖を歩いて15分程度で取り付きに到着。アプローチが短いのがまずありがたい。 筆頭岩全景 右の稜線を昇る筆頭岩は4ピッチと聞いてきたが、実際は岩稜で本格的なクライミングというほどではなかった。クライミングシューズやチョーク無しでも登れそうなルートだったが、シューズを履いて昇った。チョークは全く使う必要がなかった。要所要所から広がる景色は最高だった。青い空に灰色の岩壁に一面の紅葉が最高のコラボだった。 狭い岩の稜線を這うように昇っていく 眼下に広がる紅葉 味のある山頂札景色は最高だったものの技術的には易しく、物足りなくて手ごたえを感じられなかった。易し過ぎても難し過ぎても困る。自分は年寄で無理はきかないということで兼ね合いが難しい。でも久しぶりに皆さんと再会できて嬉しかった。
2022年11月03日
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11月1日火曜日。今日から11月に入った。昨日までの青空は姿を消し、一日曇り空だったが雨は降らなかったので良しとしよう。退勤後、またまた親子3人で葛西のロックランズにクライミングに出かけた。私は今月3日、7日、8日とクライミング行事が入っているので事前に練習しておく必要があり、娘は2回目、息子は私たち二人のビレイヤーとしての同行だった。ロックランズに着いたのは3時過ぎでものすごく空いていたので超初心者の娘も伸び伸びと昇ることができてよかった。娘は5.7を足自由で1回トライし、2回目は足も限定して昇った。慣れたところで5.8、5.9とグレードをあげて練習した。娘がクライミングをするとは全く予想外だったので嬉しいやら怖いやらというのが正直な所だ。私は5.9を2本昇ってアップし、5.10aを3本、5.10cを3本昇ったら何だか疲れを感じてしまった。最後にお買い得感のある5.11aを昇って終わりにした。本チャンが3日なので疲れを残すわけにはいかない。3時半頃から二人で交互にあれこれトライして5時半過ぎまで昇った。暗くなった葛西駅から総武線乗り入れの東西線で帰宅した。疲れたが親子3人で同じスポーツができて幸せというものだろう。 息子がビレイヤー 娘がクライマー
2022年11月01日
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10月18日火曜日。何だかんだと言ってる間に10月ももう半ばを過ぎた。今日も朝から雨降りのぐずついた天気で晴れ晴れしない。職場で合同訪問という重要な行事があった。自分の教室に飾ろうと自宅のアメジストセージを持参していたのだが、来客を迎える正面玄関には枯れたススキが無造作にドバっと入れてあるだけだったのでアメジストセージをアレンジした。紫のセージと白いススキがナイスコラボだった。 ススキとアメジストセージ退勤後は久々にロッキーでボルダリングをした。なかなか進歩せずマンネリなのだが、だからと言って全くやらないと現状維持すらおぼつかないので週1回は筋トレのつもりで行っている。最初は若いグループが数人いたが平日の午後でその内、みんな居なくなって最後は私一人だった。 誰もいない壁壁を独り占めして気兼ねなく練習した。赤色の長物にトライしたら思いのほか続けられた。①からスタートして最終ゴールが㉒なのだが最後の㉑㉒辺りで疲れてしまう。3度トライしたがどうしても㉑の位置の高いホールを取るのに手間取って力を使い果たし最終ゴールまで行けなかった。でも私にしてはよくできた方だと思う。あと2手だ。めげずにまた行こう。
2022年10月18日
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10月10日月曜日。スポーツの日。最終日は朝方こそ昨夜の雨が残ってどんよりしていたが、次第に晴れて午後は青空ものぞく天気に回復した。廿日市から高速を広島方面に進み、天応西で登山道下に駐車。今日のルートは本谷を詰めて銀座尾根を登攀して烏帽子岩山頂に出る沢登りと岩登りが合体した面白いルートだった。登攀装備に身を固めて取り付きから登り始めまずは沢登り4ピッチ。穏やかな沢と滝が見えて来た。昨夜の雨で岩も地面も濡れていて滑りそうなので慎重に進んだ。 沢登り4ピッチの沢を詰めた後は藪こぎして岩場に出てここからはクライミング4ピッチ。難しい所はないが時々技が必要な部分もあって楽しめた。最後のワイドを乗り越えるのが核心だった。終了点から岩綾を登って天応烏帽子岩の山頂にたった。 烏帽子岩山頂からは圧倒的な瀬戸内海の島と海が広がり、タンカーや汽船が海を行き交っている。多島美というらしい。箱庭のような美しさを堪能した。そこから更に岩綾を昇って亀岩まで昇った。岩の形が亀の甲みたいで先頭が亀頭、平な部分が甲羅だ。眺めもすごいがこの狭い岩の上にいることの緊張感もあって興奮気味だった。 亀岩にて 瀬戸内海が広がる Nガイドこうして沢登りと岩登り計8ピッチを楽しむことができた。下りは亀岩から岩稜を下り、沢には降りず初日に昇ったなめら岩の基部に降り立った。連休で天気も良いのに無人だった。一休みして下山した。
2022年10月12日
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10月9日日曜日。広島クライミングツアー2日目は広島県西部廿日市から程近い三倉岳に発見参した。朝からどんよりした天気で予報では雨の降りだしは午後2時頃ということだった。アプローチは30分程度と聞いていたがこれが中々しんどかった。ハイキングコースも併設されているのでBコースを昇っていったが、すぐ急な坂になり途中からは石段の連続で汗をかいた。八合目のヒトケタエリアという岩場で昇った。クライマーよりハイカーのほうが圧倒的に多く、登山道を次々とハイカーが登っていく。 見鞍岳遠望余りに易しいのでルート名前もついてない短いルートを3本昇った所で雨が本格的になり、撤収。消化不良は否めなかったし、せっかく有名な三倉岳まできたのだからもっと本格的なエリアのちゃんとしたルートを昇りたかった。
2022年10月11日
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10月8日土曜日。今日から三日間の日程で広島県の岩場にクライミングツアーに出かけた。早朝5時20分のリムジンバスで津田沼を出発して、羽田空港から広島空港へ飛ぶ。三連休でフライトは満席だった。 朝の羽田空港初日の今日は呉市にある天応烏帽子岩山でマルチクライミングを楽しんだ。民家の脇から山道を歩くこと25分位で取り付きに到着。アプローチが近いのが有難い。左側に烏帽子岩、右側になめら岩があり、今日はなめら岩のマルチ2本を昇った。全般的に易しく気楽に昇れたが結構長かったので飽きなかった。 天王烏帽子岩全景 左が烏帽子岩 右がなめら岩 最初は第一ポピュラールート2ピッチ、次に凹角ルートとハイウェイを接続した2ピッチ。参加者はK夫妻と私、MガイドとNガイド。私はNガイドとのマンツーマンで初めてにも関わらず呼吸もぴったりでストレスなく超楽しめた。 第一ポピュラールート 終了点にてNガイドと 凹角とハイウエイルート 岩を昇っていくと呉港が一望できる。海からすぐ立ち上がっている岩場なので背後に広い海が迫って見える。神戸の六甲の岩場も海が見えて素敵だったがここは更に海が近くて牡蠣の養殖筏や航行する船舶やタンカーも見え、かって軍港として繁栄した呉港を彷彿とさせた。近年公開された映画「この世界の片隅に」の舞台がこの呉の街なので映画のシーンを思い出したりした。天気にも恵まれ快適な初日になった。 呉の街と海
2022年10月10日
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10月6日木曜日。三連休に広島の岩場に行く予定なので今日は葛西のロックランズでトレーニングした。ビレイヤーがいなくて自動ビレイ器の限られたルートしか昇れてないため、今日は特別に息子にお願いしてビレイヤーで来てもらった。所が思わぬハプニングが起こった。何と娘もやりたいと一緒に来ていたのだった。どういう風の吹き回しか?。生まれて初めて息子のビレイで娘と一緒に親子3人でクライミングする奇跡に恵まれた。娘は全く初めてなのでハーネスの着け方、クライミングシューズを履くこと、手にはチョークをつけることから教えた。最初に最も楽な5.7を足自由で昇ってもらった。ぎくしゃくしつつも終了点まで昇りきって大満足。「楽しい!!」を連発して気に入った様子。更に5.8、5.9とグレードをあげて昇ってもらったらさすがに5.9で疲れたようだった。でもとりあえずは終了点まで昇れたのだから初回にしては上出来だとほめちぎった。 しばしレストしてもらってその間に私が昇る。5.8でアップして5.10aを3本、5.10b、5.10cを2本、5.11aを2本昇った。自動ビレイ器では限られたルートしか昇ってきてないので、ビレイヤーがいて自由に昇れる今日は範囲を広げてあちこちのエリアで昇ってみた。普段昇れなかったルートがそこそこ楽しく昇れた。最後に娘もまた昇って親子クライミングの午後が無事終了した。
2022年10月06日
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9月25日日曜日。関西の岩場ツアー最終日の今日も朝から良い天気に恵まれた。7時半に宿を出発し、裏六甲方面に向かった。十数年前、大事故があったJR福知山線の道場駅前に駐車し、そこから柿の実が色づき始めた田舎道を20分ほど歩くと烏帽子岩に到着した。岩場に上がってみて驚いた。クライマーが沢山集まっていて激混み‼️。確かにこの晴天でこんな近くアプローチの良すぎる岩場があればみんな来るだろう。まず荷物を置く場所を探すことと昇れそうなルートがあるかどうかが問題だった。 JR道場駅から歩いて烏帽子岩へ 激混みの烏帽子岩何とかザックの置き場を確保し、Mガイドが空いているルートを探しにいき、かろうじて右奥壁に1ルートを見つけ、そこから三人で昇り始めた。背後は関西弁が飛び交い、何ともアウエイ感たっぷりだった。 烏帽子岩右奥壁混雑の中だったが運よく次々と空いたルートを見つけてエイトマン、マイルドセブン、帰ってきた酔っ払い、凹状ルートなど4本昇ったあとランチ。その後は徒歩3分の位置にある駒形岩に移動した。駒形岩は巨大な一枚岩だった。既に多くのクライマーが岩に取り付いて昇っていた。グレードの高いルートが多く、ルートそのものも長かった。ラッキーなことに手頃なルートが空き、時間も迫っていたので「緑の光線」という1本だけを昇って終わりにした。 巨大な駒形岩 緑の光線 駒形岩遠望今日も一日、充実したクライミングができた。
2022年09月28日
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9月24日日曜日。関西岩場のツアー二日目で堡塁岩でクライミングした。今日は昨日までの雨があがって気持ちよく晴れた。というより暑かった。朝7時半、宿舎をスタートして神戸の街を車で通過し、六甲山方面に続く道路を走行する。六甲山は有名な山なのでほぼ山頂まで道路ができていて手軽に行ける。言わば関東の高尾さんみたいな所だ。高級住宅地を過ぎて山頂付近で駐車場に車を置き、堡塁岩への道をゆく。山頂からは神戸市内が一望でき、海と山と街の眺めが素晴らしかった。堡塁岩へは2回の懸垂下降で降り立った。 堡塁岩からの眺め 懸垂下降始めは堡塁岩中央稜東面で体を慣らした。ほどよい長さとグレードが揃っていて手頃だった。その名もチビッ子フェイスで私にぴったりだった。チビッコフェイスハング、チビッコフェイス真ん中クラック、左カンテライン、頂上ルートなど4本を昇った所で昼になり、ランチ。 堡塁岩中央稜東面チビッコフェイス午後は中央稜下部南面に移動した。南面というだけあって日当たり抜群でかなり暑かった。地元のクライマーが1組で静かだった。電光クラックという出だしがハングしているルートでハンドジャムが決められず悪戦苦闘し、凹角ルートでは凹角部分はスムーズだったが上部の大ステミングが手強かった。暑さにめげずO夫妻と三人で頑張って充実した二日目になった。 電光クラックで苦労する
2022年09月27日
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9月23日金曜日秋分の日。今日から25日まで三日間の日程で関西は六甲の岩場にクライミングツアーに出かけた。主催はいつもお世話になっているMガイド、参加者は私とO夫妻の3名。朝9時半新神戸駅で合流した。この日は雨が降り続いていたため、外岩には行けず急遽、大阪市内のジム「クラックス」でトレーニングした。クラックスはクライミングとボルダリング両方を備えている程よい規模のジムだった。地元関西の皆さんがやわらかい関西弁で賑やかに会話して穏やかな雰囲気だった。関東地方のジムとは一味違って新鮮だった。 大阪市内のジム 地元の皆さんで賑わう5.7、5.8、5.9と易しいグレードを3人でじっくり昇った。久しぶりなので体が硬くてなかなか腕や背中や足を延ばすことができずギクシャクしたが、少しづつなじんできた。三日間毎日昇る訳だから初日から頑張りすぎては後が続かない。なじんだ所で丁度よい。 O夫妻ボルダリング壁が近くにあったのでついでに最も易しいルートを昇って遊んだ。
2022年09月26日
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9月14日水曜日。先週葛西のジムロックランズに行って、自動ビレイ器を使用して昇った。しかし自動ビレイ器で昇れるルートと範囲はごく少ないのですぐ飽きてしまった。そこで息子を拝みたおして今日はビレイヤーとして来てもらった。お陰でこれまで触ることができなかったビレイルートを沢山昇ることができて良いトレーニングができた。
2022年09月14日
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9月9日金曜日。この9月から職場に新しい校舎が増築されることになった。それは市の方針なのてやむを得ないが、これまで駐車場だった場所に校舎が増築されるので駐車場が無くなった。車で通勤できなくなり、1日からバス通勤している。その余波で退勤後、船橋ロッキーに行けなくなり、新しく見つけたグリーンアローもイマイチで思案していたが、電車の時刻を調べると思いのほか、スムーズに移動できることがわかり、葛西のロックランズに今日行ってみた。学校からJR津田沼に出、総武線で西船橋まで、西船橋で東西線に乗り換えて葛西で下車。徒歩7分で到着だ。割と短時間でジムに到着した。平日の昼間午後3時過ぎなので最初は人が少なく広々していた。私はロープクライミングは超久しぶりなので筋トレ位の軽い気持ちでトライした。相棒のビレイヤーがいないのでオートビレイ器を使って一人で黙々と昇った。割と苦しくなく昇れたので気をよくして5.7を2回、5.8を4回、5.9を2回、5.10aを4回、5.10b、5.10c,5.10dをそれぞれ1本づつ昇った。ルートが長いし、ボルダリングみたいにせこせこしないので気持ちがよい。やはり私はクライミングジムが好きだ。最初は人がいなかったが、最後頃にはクライマーも増えてけっこう賑わってきた。熱中して疲れないよう1時間強で終了した。手ごたえは良かった。 絨毯の広さが目立つ オートビレイ器 賑わってきた
2022年09月09日
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9月7日水曜日。今日初めて退勤後に新しいボルダリングジムに行ってみた。学校からJR津田沼駅まで歩いて15分ほど、駅を超えて北口に出て更に徒歩10分ほどで25分程度に行ける場所にあるグリーンアローというボルダリングジムである。実はこれまで退勤後、車で船橋ロッキーに通っていたのだが、9月1日から駐車場が校舎増築のため、閉鎖されてしまい、自動車通勤不可能になってしまった。これには参った。第一自宅からバス通勤せねばならない。近いものの、バス通勤というのはけっこうストレスがたまる。更にロッキーに行けないので別のジムを探さねばならなかった。やっと職場から歩いて行けるこのジムを見つけた。本日勇気を奮って見学に来てみた。スタッフの説明を聞き、せっかく来たので少し昇って見ようと思い、昇ったがいまいちだ。何しろ壁の高さがない。そのため、グレードの割には難しい上、ハリボテと呼ばれるつかみ所のない大きな形のホールドが多く、手指の短い私には不向きだ。今になって船橋ロッキーのセットがいかに自然で合理的だったか思い知った。あれを全てセットしていたあのSさんという男性の力量が卓越していたことを思い知らされた。ここは合理的ラインが少ない気がするので余分な労力を使いそうだ。ただ新しいだけあって広いし、更衣室もこぎれいでトイレ内蔵型なので便利ではある。 平日の昼とあって数人のボルダラーが昇ってはいたが、何かロッキーで昇っていた人たちとは違うような気がする。キッズも来ていたが、ロッキーのキッズのように大人顔負けの上手さと言う感じの子はいなかった。ウーン、これはどうしたものか。一応会員登録し、背に腹は代えられない時のために回数券を買ってみたがこれも高かった。どうしようかと迷いながら帰宅した。
2022年09月07日
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8月22日月曜日。今日も曇り空で風が少し吹いたので比較的過ごしやすく助かった。朝イチでヨガをし、ウォーキングに出かけた。藤崎の子安神社を回って90分、少し体が慣れてきた気がする。午後は久しぶりに船橋ロッキーにボルダリングに出かけた。 あまりに長い間、ご無沙汰していたら壁は新しい課題に張り替えられていたし、これまで見なかった「初級サーキット」なる案内が貼ってあった。早速、その初級サーキットなるものにトライしてみた。要するに最も易しいルートを①としてそこから始め、徐々にグレードアップして㉒まで昇ってゴールになる。これを30分以内に昇ってサーキットトレーニングにするのだ。黄色やピンクや茶色のグレードは楽々だったが白になるとそう楽々とは昇れず、休憩を入れた。ひと月余り休んでいた間に大分腕力が落ちてしまったことを実感する。体は正直だ。更にボードの種類がウエルカムからナイアガラ、スリラー、ボムライト、ボムレフトと形状が異なってくる。ボムライト、ボムレフトは球形や傾斜の強い被り壁だから厳しい。結局、被り系の壁は昇らないまま30分が終了した。でもいいんだ。普段からボムレフトやボムライトはでっぱりが怖くてトライしない壁だから無理をして怪我でもしたら元も子もない。力まず自分の現状を受け入れてぼちぼちやっていくしかない。あまり上手に昇れなくてもここに来てホールドに触っているだけでも良しとしよう。
2022年08月22日
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7月10日日曜日。あっという間に小樽赤岩クライミングも最終日になった。これまで二日間は東側のテーブルリッジ周辺を昇ったが、今日は西側の樹林帯を少し長く歩いて西壁まで足を延ばし、ノーマルルート3ピッチとカンテルート3ピッチの二つを昇った。天気予報が悪く、低気圧接近で朝から雨予報だったので様子見に初めはトップロープで練習していたが、次第に天気が回復し安定してきたのでノーマルルートのマルチに出た。結局この日は天気予報は完全にはずれ、雨どころか青空が出てお日様が降り注ぐクライミング日和になったのだった。 西壁の洞窟に拠点をおいて ノーマルルート第1ピッチ 第3ピッチ 素直なフェースでストレスフリーで昇れるノーマルルートの後は更に西側にあるカンテルートに移動した。カンテ伝いにラインを辿ってゆく爽快憾に満ちたルートで高度感たっぷりで景色も最高だった。 カンテルート両方とも岩のグレードが高くないので困難を感じることは全くなくてとても快適に昇れ、自分がクライミングが上手いのではないかという錯覚に陥るほどだった。こうして有終の美を飾って小樽赤岩クライミングが終わった。3日間でマルチルートを5本も昇れたので思い残すことは何もなく、満ち足りた気分で小樽の街に戻った。小樽駅でガイド2人、同行者3人とも別れ、再び独りになって新千歳空港に向かい、成田行きの飛行機に乗って帰宅した。
2022年07月14日
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7月9日土曜日。2日目の今日は不動岩稜と東大壁をマルチした。朝6時にホテルを出て赤岩に向かい、昨日と同じテーブル状の岩場からクライマーズトレイルを下り、窓を潜り抜けて左側の道を下ってゆく。青い空に青い海、その間に緑の樹木と灰色の岩壁、今日も心を惹きつけられる風景が広がっていた。不動岩は巨大でのしかかるような圧迫感があって私たちを威圧していた。 不動岩稜への道 不動岩稜取り付き 圧倒的岩壁今日はガイド交代で私たちはOガイドについて昇った。不動岩稜はかぶり気味のライン取りで巨大な岩壁が迫ってくるので最初はこんなの昇れるかしらと思っていたが、取り付いてみたら何とかなった。第2ピッチのハングと遠いホールドに苦戦したがホールドが遠いのはいつものことで自分なりにムーブを工夫して乗り越えるだけだった。 不動岩稜第1ピッチ 同 第2ピッチ 第5ピッチ 最終ピッチを昇りきって再びテーブルリッジの岩場に出る梯子の横の断崖の窪みに仏像が4体佇んでいた。何か心惹かれるものがあった。はるか東側にはドーナツ型の巨大岩壁がくっきりと見えていた。ここで一旦、テーブルリッジに戻って水分・栄養分を補給してランチし、午後は東大壁に方向を変えて5ピッチをマルチした。こちらも不動岩稜に劣らない巨大岩壁だったし、見栄えもよかったが特に困難はなく快適に昇れた。 東大壁 終了点にて今日は朝早くからスタートして不動岩稜と東大壁に二つのエリアを5ピッチづつのマルチをやってすごく昇りごたえを感じた。
2022年07月13日
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