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4月29日月曜日。故郷松山を出て18歳から22歳まで過ごした高知に高速バスで移動した。朝から雨ではりまや橋も雨で煙っていた。牧野植物園を見学した後、土佐電鉄の可愛い電車に乗って朝倉まで行き、母校・高知大学を訪れた。休日で学内は閑散としていた。正門前の栴檀の木が巨木になっていていやでも過ぎ去った歳月を感じさせてくれた。昔、入った学生食堂や小間物屋など全て跡形もなかった。昭和40年にこの大学に入学し、私の人生の中で最も輝いている4年間を過ごした。貧しい家庭出身で苦学生だったが音楽にかける情熱と自己実現の意欲に満ち満ちていた時代だった。 正門から学内を望む 当時は全て木造だったが今は近代的建築 雨に濡れた学内は人影もなく、当時の校舎配置を思い出しながら歩いた。まず最も通って思い出多い教育学部へ。立派になり過ぎていてかってとは違うよそよそしい雰囲気だった。音楽棟も施錠されていて入れなかった。昔は一年中解放されていたのでいつでも練習できたのだが。更にサークル活動の部室がどこかにあるはずだと学内を彷徨った。一番遠い学生会館の奥に部室があった。昔の面影は皆無で時代の流れを感じたものの、懐かしい看板や新入部員勧誘の看板を見つけてとてもほのぼのした気持ちになった。 教育学部 このサークルで毎日バイオリンを練習していたあの日々。学部も部室も見れたので満足した。自分の青春の軌跡を確認し、振り返ることができた。再び土佐電鉄のチンチン電車に乗って大橋通のホテルに向かったのだった。今日も充実した一日だった。
2024年05月02日
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ここからしばらく四国旅行でアップしなかった話題になります。4月27日土曜日。午前中は実家の墓参りに行き、その帰路、途中下車して内子に寄った。内子町は22歳から26歳まで教職についた思い出の街である。当時は内子町の中心部に下宿していた。その後、内子町は昔ながらの街並みと内子座ですっかり観光地になり、全国的に注目される街になっている。久しぶりに訪れた内子はあまり変化してなかった。しかしだ。外国からの観光客がやたら多くて驚いた。松山ならわかるが、内子まで来る!!。まず内子座に入る。ミニ歌舞伎座の雰囲気でしっとりした趣が素晴らしい。この地はこんな豪奢な建造物を造ることができるほど蝋の生産で潤っていた訳だ。 内子座外観 周り舞台ではしゃぐ私 奈落内子座を出て、街並みを散策した。この地は芳賀一族が蝋の生産で繁栄を極めた地で、本芳賀家、上芳賀家、下芳賀家など芳賀性の立派な家がいくつもある。美しい街並みを最後まで登りつくと高昌寺になり、涅槃像があるというので観にいった。 内子の街並み 涅槃像以前はこの涅槃像は無かったが、檀家の寄付でできたらしい。10メートルほどの大きく見事な涅槃像だった。こんな田舎街で涅槃像が見られるとは思ってなかったので、頑張って上まで登った甲斐があった。
2024年05月01日
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4月30日。四国ツアーもついに最終日になった。連日のハードスケジュールで疲れてはいたものの心は満ちたりていた。今朝はまず高知に歩いて行った。昨日からの雨が止んで薄日が刺している。高知城はまず石垣の見事さに感動した。幾重に素晴らしい石垣が続いていた。 更に上まで登ると天守閣があり、小ぶりな天守閣は整って美しかった。 自由民権運動の板垣退助の銅像や内助の功で有名な山内容堂の妻の像などもあり、予想以上に良かった。
2024年04月30日
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4月25日木曜日。素晴らしい晴天に恵まれた松山市。午前中は一人で市内観光した。伊予鉄の電車に乗ってあちこち回ってくつろいだ。やっと旅に出た気分を味わえた。回った処は子規堂、愛媛県美術館、松山城、道後温泉、坊ちゃん電車、カラクリ時計、足湯、道後温泉本館などなど。お四国巡りしている人や韓国から来た女性三人などと話して旅の気分がもりあがった。午後から妹と松山の奥座敷鷹の子温泉に行って、色々な温泉に浸かってのんびり一泊した。
2024年04月25日
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4月23日火曜日。やっとここまでこぎつけた。毎日毎日仕事と病院、夫の介助で多忙だった。明日から夫はショートステイ、私は四国に帰省というダブル外出でその準備もしなければならず、とても慌ただしく忙しかった。私の予定は以下の通りである。 4/24 成田空港⇒松山空港 中学時代の同窓会 4/25 妹と松山市郊外の鷹ノ子温泉へ 4/26 妹の家に宿泊 4/27 西予市の実家に墓参り 4/28 石鎚山登山 4/29 松山⇒高知へ 牧野植物園 高知大学訪問 4/30 午前中市内観光 午後 高知⇒成田連休の始まる直前なのでまだ飛行機も宿も安定して取れた。今回の旅で楽しみにしているのはまず中学時代の友人との再会である。15歳の頃の同級生だから亡くなっている人もいるし、とにかく今度会ったらもう会う機会はない気がする。次の楽しみは石鎚山登山だ。ほぼ50年ぶりだろう。松山から日帰り可能なので計画したのだがさて、天気はどうだろう、それが気がかりではある。最後が高知訪問だ。こちらもほぼ50年ぶり、牧野植物園、五台山、はりまや橋、高知大学などを巡る予定である。天気がすっきりしないのが残念ではあるが、四国に出かけてリフレッシュして来たい。
2024年04月23日
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孫たちのコンサートの後、すぐ近くにある本所松坂吉良屋敷跡に寄ってみた。なまこ壁の白壁が端正な吉良屋敷はいつもの通りだった。内蔵助たちの討ち入りが12月14日なのでそれに関連したイベントもあるようだ。ちょっとお江戸情緒と忠臣蔵の雰囲気を味わった。 本所松坂吉良屋敷跡 吉良邸を後にして両国駅に着くとステーションギャラリーで催しをしていたので電車の待合時間に入ってみた。何と千葉県の銚子の風物がパネルになって展示されていた。とても綺麗な風景やアニメ風のイラストもあって面白そうで目を惹いた。 いい調子(銚子) JRの宣伝だけど魅力的 大海原の夕日 銚子の豊かな自然と風物銚子灯台や夕日、地層やのどかに昼寝する猫などがとらえられていて銚子の特徴をよく出していた。この7パネルを見るとJRの電車で調子よく銚子に行ってみたいと本気で思ってしまった。千葉県人なのに銚子には行ったことがないのだ。わすかの電車の待ち時間に大きなお土産をもらった気分だった。
2023年12月03日
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12月1日金曜日。ついに今日から12月に入り、師走を迎えた。手軽に紅葉を見たいと成田山新勝寺に出かけた。京成大久保から電車で40分ほどで安近短、ホントに手軽に行けるのが有難い。成田山は平日で比較的空いていた。紅葉がまさに見ごろ、書道美術館周辺が特に集中して紅葉が集まり圧巻だった。赤・黄色・オレンジに染まった紅葉があでやかに広がっているのだが、紅葉の一葉、一葉の形がとても小さく繊細で赤ちゃんのお手てのようなのだった。それが赤に染まっていて実に見事で目を奪われた。浮御堂あたりでは紅葉が池に反映してゆらゆら揺れ動いてとても風情があった。多くのカメラマンが望遠レンズ付きの高級カメラで撮影していた。 紅葉が見ごろ銀杏も見事な金色に輝いていた。広大な敷地の中で銀杏の大木が落ち葉を落として金色の絨毯になっていた。中庭で碑の間にも銀杏が散り敷いて寺社ならでの景観だった。 紅葉を一通り堪能した後はいつもの仏教建築を観て回った。三重の塔はいつに変わらず壮麗にそびえ、一切経堂の内部も華麗そのものだった。 壮麗な三重の塔 一切経堂 内部ゆったり散策して最後は接待所でお茶を頂いた。成田山では護摩祈祷というのを行っていて、ここの所、神頼みでもしたい気分になっていたのでどういう風にするのか、受付で調べてみた。そうしたらお布施をするのだが、10万円を始めとして軒並み高額、最も安いのが5000円でその奉納幣はとても小さくみすぼらしかった。天下の成田山は10万円が基準なんだろうなあ。これを見てひるんでしまい、護摩祈祷は断念。高額お布施をした皆さんが座って祈祷を受けている姿を見ただけで帰ったのだった。でもどうしてもかなえたい強い願いごと(例えば子どもの病気を治したいとか)があったら10万円出して神頼みするかもしれない。
2023年12月01日
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海老川13橋を巡った帰り、ついでに同じ大神宮下駅の船橋大神宮に立ち寄った。というのは本末転倒で船橋大神宮があるからこの駅ができているのだ。ここは30数年前に一度初詣に訪れたことがあるのだが、あまりの人混みで印象が薄い。数十年ぶりに訪ねた境内は銀杏の大木が見事な枝ぶりで黄色く色づいて天を突いていた。境内には遅めの七五三詣での家族連れの姿もあり、華やかな雰囲気だった。 船橋大神宮本殿本殿の隣には常盤神社があり、これは大神宮よりも立派だった。東照宮の簡略形だ。徳川家ゆかりの寺で菊と葵が組み合わされた華麗な紋章が柱に張り付けてあったので目を見張った。更に高台には灯明台という陸の灯台みたいな貴重な建造物があった。前に来た時には全く気がつかなかった。 常盤神社 灯明台 美しくも迫力ある大銀杏境内をゆるゆると歩いて散策した。とにかく金色に輝く銀杏が素晴らしかった。境内の外には平日にも関わらず露店が賑やかに出ていて神社の参道気分が味わえた。また駅に向かう道路わきにはお馴染み船橋のキャラクター・フナッシーの店もあったりしてホント、船橋だった。 露店が並ぶ フナッシーの店
2023年11月27日
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11月25日土曜日。押し花作品展期間中だが今日は当番もないので久しぶりに船橋市の海老川まで出かけて海老川13橋巡りをした。海老川は船橋市に流れ込む2級河川で昔からこの町に息づいている歴史を持つ川である。そこには特色あるモニュメントを持つ橋が架けられていてそれを見るだけでとても楽しいし、距離もあるのでけっこうな運動にもなる。登山するエネルギーのない時や時間がない時には丁度よい。まず京成線大神宮下駅で下車して船橋橋まで歩く。ここがスタート地点。1.船橋橋 2.八千代橋 3.海老川橋 4.万代橋 5.栄橋 6.丸山橋 7.九重橋 8.新海老川橋 9.太郎橋 10、富士見橋 11、鷹匠橋 12、八栄橋 13,向田橋 と13の端が次々と登場してくる。最初は橋の欄干にあるモニュメントを楽しみ、市場小学校を過ぎ、船橋中央卸売市場を過ぎてやっと海老川ジョギングロードになる。この辺りは川幅も広く眺めもよい。沢山のランナーが走っていた。 船橋や漁港にゆかりのあるモニュメントが沢山鷹匠橋は木造の由緒正しい橋である。最後まで歩くとけっこう疲れた。ベンチでランチして一休みし、再び引き返して船橋橋まで戻った。以前はこのルートを軽くジョギングしていたのにゆるゆる歩きでも疲れた。ひどく老化が身に染みた。 15.8㌔、20604歩。 そう木造の鷹匠橋
2023年11月25日
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11月18日土曜日、昨日の雨風は収まり、朝から爽やかな日差しが降り注いでいるのに風は強く、北風がビュービュー吹いて寒い。予定では奥多摩にハイキングするはずだったが、この風にひるんで中止した。となるとさあ、することがない。家事をした後、しばし気分が滅入って暗くなっていたが、雨は降ってないので街歩きでもしようと重い腰をあげた。まず中央図書館に出かけて、愛読書「山と渓谷」を手にする。丁度「駅から登れる山」特集をしていたので念入りに読んで冬の低山歩きの参考にした。昼時になったのでフィロコフィアで美味しいコーヒーを呑んでランチ。 中央図書館とフィロコフィアのランチそれから本格的に大久保の街に繰り出した。大久保というエリアは近くなのに軽んじてあまり真面目に考えたことがない。商店街の中に入ると、色々珍しい物が見つかって面白かった。 大久保商店街 最近この店が激増している!! 店先に大きなフクロウ 賑やかな彩りの雑然とした店商店街をブラブラ進んでいくと薬師寺があり、秋山好古大将の記念碑などもある。 テレビドラマになった秋山大将の碑 雑然とした商店街の中に静かな薬師寺 愉快な骸骨人形を飾る店更に進むと商店街は終わり、今度は大学街になる。日大生産工学部と東邦大が並んでいる。高校生が行き来していたので表示を見るともう入試が行われているのだった。東邦大なんて昔は木造の質素な校舎だったと思うが、今はレンガ造りの立派な校舎にグレードアップしている。更に歩くと済生会病院が巨大な姿を現す。最先端の地域医療を担っているだけあってまさに白い巨頭の風格を感じさせる。 日大 済生会病院 藤崎のテレビ塔 三山小学校済生会病院から今日は知らない道を歩こうと裏側に回って初めての街を彷徨った。藤崎のテレビ塔と三山小学校を見つけて何とか幹線道路に出られてほっとした。あちこちで休みながら無事自宅までたどり着いたが、かなり疲れた。アスファルト道ばかりのせいか腰が痛くなった。でも距離10.4㌔、13511歩、消費カロリー379カロリー!!。途中で食べたおやつの方がカロリー大だ。でも体を動かしたので夜、眠れるだろうな。
2023年11月18日
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11月11日土曜日。朝から気温が低く、どんな服装にすればこの寒さを防げるか考えねばならなかった。友人から突然の連絡で佐倉に出かけないかと誘われ、断る理由もなかったので承諾。あわただしく支度を整えて京成大久保駅から10時に出発。臼井駅で降りて、京成線沿いに佐倉ふるさと広場までゆるゆる歩いた。友人の話によれば今の時期にヒマワリが見れるということだった。佐倉ふるさと広場はほどほどの人で賑わっていた。まずコスモス畑が広がっていてまだまだ美しかった。 広大なコスモス畑 まだまだ美しい次にヒマワリ畑まで行った。盛夏ほどの勢い良さは感じなかったが、沢山のヒマワリが正直に太陽の方向に顔をそろえて咲きそろっていた。秋咲ヒマワリと言う品種があるのだろうか。 咲きそろったヒマワリヒマワリ畑を散策したところで昼前になり、広場でランチした。友人が準備してきたおむすびとフレンチトーストを頂くことになり、恐縮した。すべて手作りで美味しかった。その後は畑の中を横切って大風車まで移動した。畑は来春のチューリップ畑めざしてしっかり整備されていた。一部の区画では希望者にチューリップを植える講習みたいなものも実施されていた。家族連れがチューリップの球根を植えこんでいた。のどかな風景が広がっていて、田園地帯を感じさせた。 チューリップの球根を配置する 球根を植えこむ家族連れ大風車はオランダの設計で4枚の羽根が大きく伸びていて素晴らしかった。いつも見てきたアンデルセン公園の風車と違って巨大でも優雅さを備えていた。内部に入ることもできたので2階まで登って観察した。木造の巨大な構造物が風車を支えているのが圧巻だった。 風車とその内部ゆったり広場を見学し、友人と様々な話をして楽しく穏やかな一日を過ごした。
2023年11月11日
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蒜山と伯耆大山の登山が無事終了し、宿でひと風呂浴びて汗を流した後は、再びバスに乗って高速走行し、空港に着く前に境港に立ち寄った。境港は「ゲゲゲの鬼太郎」の生みの親、水木しげるさんの出身地で「妖怪の町」として名高い。その中心「水木しげるロード」は妖怪ブロンズはじめ、お店も駅も交番もはたまた外灯から公園まで、何から何まで妖怪づくしの町ごとテーマパークになっている。1993年に誕生した水木しげるロードは2018年に25周年を迎えて大リニューアルされた。これだけの知識をにわか仕込みで頭に入れ、夕闇せまる境港に降り立った。駅前に人影はなく、明るいネオンもなく、すぐ妖怪がとなりにいてもおかしくない薄暗い状態だった。無人で誰もいないので迷わないよう、みんなで固まって歩いた。少し歩くとあるわあるわ、妖怪だらけだった。(夜間のため、写真も怪しい色になっています) 狭い通りの両サイドにゲゲゲの鬼太郎に登場する沢山の妖怪が配置やデザインを工夫して並んでいた。道路の上にも描かれた妖怪がいる。観光客目当てではない地元のお店が看板など妖怪仕様のデザインになっていて本当に町中が妖怪のテーマパークになっていた。面白い!!。町おこし大成功だ。薄暗い上、無人、更に知らない街ということで妖怪ムードが盛り上がってとても楽しいひと時を過ごせた。登山ツアーの最後に嬉しいおまけをもらった気分で米子空港に向かった。
2023年10月18日
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9月14日木曜日。午後、ガイドと分かれた後は松本市立美術館で草間彌生を見た。美術館の前庭と建物の壁面に彼女が作品があり、草間弥生のオンパレードになっている。館内では「魂のおきどころ」というテーマで展示されていた。 美術館脇にはみどり一面の芝生と水辺があるので、そこで登山の疲れをいやすべく、のんびりした。平日の午後で人も少なくとても寛げた。 芝生と中庭の「松本賛歌」の像その後は再び歩いて松本城を観に行った。石垣の上に黒いカラス城がお濠に姿を投影させて美しい姿を見せていた。ここは外国人観光客がものすごく多くて驚いた。 松本城その後は松本の街をのんびり歩いて駅に向かった。市内の随所にサイトウ記念オーケストラのポスターが貼ってあって、岳都であると同時に楽都である松本を印象づけていた。世界のオザワの地であり、バイオリンの学習方法スズキメソッド発祥の地でもある。松本は盆地でとても暑かったが、北鎌の奮闘を思えば何と言うことはないので登山の余韻に浸りつつ、文化面も楽しんで松本の街を存分に楽しんだ。 小沢征爾とサイトウ記念オーケストラ
2023年09月19日
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記録が前後するが8月25日はシュノーケリングした後、勝浦海中展望台に寄った。涼しいとは言え、午後の暑い陽射しの中、浜辺をずっと歩いて海中公園入口まで行き、水中展示室まで階段を100段ほど登り下りせねばならなかった。エレベーターなどない昔からの施設なので止むを得ない。展望台は真っ青な海の中に長いブリッジが張り出していてすごく印象的だった。 その日の視界は8メートルという表示があり、ガラス一枚隔てた海の中の様子が手に取るようによく見えた。鯛やボラなどの中型の魚が団子状になって泳いでいた。とても珍しかった。その後、本日の宿・勝浦ヒルトップホテル&レジデンスにチェックイン。娘がブッキング.comで予約したのだが到着して驚いた、辺りは丘の上で高層マンションが建ち並んでいて、一見マンション風の造りだった。つまりレジデンスでオーナーもいるけどホテルにも使っているということ、落ち着いて名前を確認すれば分かったことだ。こういう観光地には良いかもしれない。室内も小さなキッチン付きで炊事も洗濯もできて少人数なら住めるような造りだった。10階だったので窓からオーシャンブルーの海が洋洋と広がり、眺望満点だった。 一見マンション 大満足の夕食 朝の勝浦の海温泉も良かったが最も嬉しかったのは夕食が海の幸満載でとても美味しく、中でも刺身の船盛りが新鮮でぷりぷりした食感で素晴らしかった。久しぶりに美味しい海鮮を娘とゆったり楽しむことができた。
2023年08月27日
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8月26日土曜日。安房勝浦の旅2日目はまず朝市を訪ねた。ここの朝市は日本三大朝市と言われていて鎌倉時代から行われていたという古い朝市だ。市営駐車場に車を置いて徒歩5分で朝市会場に着いた。しかし結果を先に言うと期待は裏切られてがっかりした。朝市というほど市がたってない。道路にまばらに小さな店が地面の上に直接品物を広げていて、品数も少ない。地域柄、魚介類の店もあったが少ないし、農家のおじいさんやおばあさんが育てたナス、きゅうり、ピーマンなどをゴザの上に並べて売っていた。しかもそれらが決して安くない。かき氷屋さんが繁盛していたが、人出もそう多くはなく、どちらかと言うと閑散としていた。肩透かしをくった気がしたが、今は酷暑だし平日だし、その内涼しくなったら休日には大賑わいするのだろうと思いつつ朝市を後にした。 朝市の後は移動して鵜原(うばら)理想郷をハイキングした。入口からすぐ真っ暗な隧道が出てくる。内側をよく見ると手彫りのような堀跡がある。薄暗くて足元が滑りそうでヒヤヒヤしながら、このいう隧道を3つ過ぎると急坂になり、丘の上に出た。白い岩の向こうに恋人の聖地というモニュメントがあった。その先は茫々たる海が広がっていて気持ちが眺望は最高だった。更に目を東に向けると勝浦海中展望台の白い建物が青い海の中に飛び出していてその対比が実に爽やかだった。 手彫りの隧道 恋人の聖地 勝浦海中展望台でもここもハイキングというほど距離があるわけでもなくてやや物足りなかった。でも涼しくて勝浦の気候を満喫できた。
2023年08月26日
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5月27日土曜日。明日日曜日までは天気が良いという予報なので山に登りたかったが、バネ指が痛んで不自由なので休息日にし、久しぶりに成田山新勝寺に出かけた。ここは仏教美術の宝庫であるうえ、自然豊かな所なのですっかり気にいっている。更に言えば拝観料も無しなので往復の電車代だけで済むという年金生活者にはぴったりの場所なのだ。天気が良いのとコロナ解禁で外国からの参拝者も多く、参道は賑わっていた。いつも観て感服する諸々の建築物の美を味わった後、今日はまだ訪ねてなかった成田山書道美術館を訪ねてみた。その書を中心とする美術品のハイレベルさに圧倒された。私は書に関してはほとんど何の知識もないのだが、そんなど素人が観ても実に素晴らしいものだった。成田山には何度も来てるのにこれまでどうして入らなかったのか悔やまれる。言い訳をすれば書道美術館の場所が東の端にあって遠いということだろう。入館料500円は安すぎるくらいだ。 成田山の美術ポスター 高名な書道家の「筆魂」の碑 中国の泰山に刻まれた書の拓本 水琴窟 揺らぎないこの美しさには見とれる 法要の後、立ち去る僧侶の列美術館を後にしてこれまで行ったことのなかった東の端まで足を延ばしてみた。静かな日本庭園が広がっていて壮麗な建築物の世界とは一線を画していた。こんなところもあったんだと新発見だった。 池と日本庭園 こちらは雄飛の滝 参道の煎餅屋さんで 三重塔から鐘楼までの壮麗な建築物が並ぶ
2023年05月27日
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5月11日木曜日。由利高原鉄道に乗って矢島口に到着し、ホテルフォレスタ鳥海に一泊した。ホテルのすぐ裏?に鳥海山が出羽富士の名の通りの三角形の美しい姿を見せていて、これが部屋の窓から見放題だから山好きにはたまらない。 フォレスタ鳥海外観 朝焼けの鳥海山館内は書や大きな荘内手毬がディスプレイされ、鯉のぼりが泳ぎ、勇壮な五月人形も飾られている格調高い雰囲気だった。広大な庭には満開の山桜が可憐に咲き、湿地には水芭蕉が白い花を咲かせていた。 鯉のぼりが泳ぐ広いロビー数年前、今の天皇陛下が皇太子時代にここに泊まられたことがあり、その時内装などがワンランクアップしたとスタッフが言っていた。食堂は広々してガラス窓の外には新緑が輝き、とても優雅な雰囲気でリーズンzブルな料金の宿とは思えない程だった。 ここは猿倉温泉という温泉でそのお湯はやや熱めだったけど爽快感に満ちてとても気持ちよかった。誰もいなかったので一人のんびり気兼ねなく湯につかった。接客するスタッフがとても親切で対応が行き届いていたのが印象に残った。明日の登山準備を整えて早めにベッドに入った。 朝の鳥海山
2023年05月12日
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1月29日日曜日。明日、八ヶ岳でアイスクライミングするために前日の今日、八ヶ岳山荘に入ることになっている。しかし前泊すればよいだけなのに一日費やすので時間がもったいない、有効活用しようとあれこれ思案し、小淵沢の名所を訪ねることにし、駅から歩いていける身曾岐神社(みそぎじんじゃ)と小淵沢絵本美術館を選んだ。小淵沢駅前の観光案内書で地図をもらって駅前からアイスクライミング用の重い靴で冷たい風を浴びながら.およそ40分ほど歩いて無事、身曾岐神社に到着した。とても広い境内は人もまばらで清浄な空気が漂っていて、俗世間とは異なる雰囲気だった。ここで最も感動したのは能舞台だ。能舞台そのものも立派だが橋掛かりが長く建物全体が優雅、その上、能楽堂の前は水が流れている。寒いこの時期で訪ねた日は雪が積もり、水面は一部凍っていた。水の上に浮かぶ能楽堂は初めてみた。あまりにも美しく造りが大きく格調高いので感動して長く見つめていた。誰がこの標高900mのこの山間部にこんな素晴らしい能楽堂を建設したのだろう。 能楽堂正面余りの美しさに興奮して長い間、池の周辺を歩いた。角度を変えてみると水の上の建物が水面に映って何とも言えない風情が漂う。ここで8月には薪能が行われるという。水面に映える薪の炎、水面に反射して響く能管や鼓の音、能役者の能面と装束などを想像すると身震いするほど興奮し、何が何でも「薪能を観に来なければ」という気持ちになってしまった。でも現実には8月はどこか登山で出かけてるよなあとも思うのだった。次に神社の本殿にお参りした。禊教という宗派の寺で日本古来の建築様式が直線的で簡素だけど際立つ美しさだった。こちらも身が引き締まる気持ちになった。最後に社務所で神社の方と色々話ができ、案内所で薬草茶を頂いた。枯れた草の香りがして温かく美味しかった。大きな満足憾に満たされて神社を後にした。寒かったけど来て良かった。道のかなたに北岳がぽっかりと頭を出していた。
2023年01月29日
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1月22日日曜日。昨日古賀志山から帰宅する電車代を節約したらとても長くかかって疲れた。でも今朝はそれなりに元気で家事をたくさん片付け、ウォーキングもし、アイスクライミングの準備を整えて、午後自宅を後にした。新宿からカイジ35号に乗って小淵沢へ。駅前から歩いて1分の高原旅館に泊まった。この旅館は老人夫婦が経営してる小さな日本旅館で、今風の洒落たものはあまりないが、女将さんがまるで母親のような素朴さと温かさでゆったり対応して下さるのがとても気にいっている。小淵沢で前泊せねばならない時はほとんどここでお世話になってきた。今までは素泊まりだったけど今日は時間的余裕もあるし寒いので、夕食もお願いした。別室で多種品目の料理が並び、どれもが口になじむ美味しさで嬉しかった。中でも酢の物が沢山盛られていたのが良かった。美味しさのあまり満腹以上に食べてしまった。夜は暖房をつけて一人静かに休んだ。 夕食
2023年01月22日
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12月28日水曜日。毎日鬱々した重い気分で過ごしているのでこれを何とかしなくちゃと思い、頑張って鎌倉を訪ねてきた。どこに行くにも千葉からだからまず早朝に起きて準備するのが第一の核心だ。これまで朝4時起き5時出発の山行を常としていたが、さすがに最近は4時起きがきつい。もう高齢なんだから6時起き7時出発でよいではないかと考え直して、今日は7時に出発したら楽だった。総武線に揺られて2時間弱。久しぶりの鎌倉は初詣前でまだ静かだった。まず鶴ケ岡八幡宮に向かう段カズラをゆったり歩く。周辺の店のしつらえも古都らしい風情をたたえているのがさすが鎌倉と感じさせる。八幡宮は変わらず壮麗な美しさだった。総門と本殿が一直線に重なっているのが何ともシンプルな美で素晴らしい。あちこちで新年の準備が進められていた。 鶴ケ岡八幡宮 総門と本殿 変わった表情の大きな狛犬 随身八幡宮をお参りした後は園内をぐるりと歩いていくと白幡神社に出る。白旗は源氏の旗印で源頼朝や実朝をお祭りしている。質素だが落ち着いてすっきりしている寺だった。同じ頼朝公を祭っているのに壮麗な鎌倉宮とは大きく異なる。 白幡神社 鶴ケ岡八幡宮そこからしばらく閑静な住宅街を歩くと学問の神様菅原道真公を祭る荏柄天神社だ。小ぶりだが形が端正で好きな神社だ。受験シーズンが近いとあって受験生らしき皆さんのご祈祷が行われていた。 荏柄天神社 ご神木の大イチョウさらに進むと鎌倉宮に出る。道にはまだ紅葉が鮮やかに残っていて素晴らしかったし、鎌倉は寺の案内表示はこまめにあちこちにあるので迷うことはないのが方向音痴の私にはとても助かる。鎌倉宮に着くと驚いたことに境内の入口には河津桜が咲いていた。最初紅梅かと思っていたが木札を見ると河津桜とあった。鎌倉宮はその歴史からしてちょっと暗く重い印象があるが、秋には薪能も行われて立原正明の小説にも出てくる由緒ある寺である。 鎌倉宮境内前の河津桜 鬼の面が沢山飾られている中 紅葉もまだ美しい鎌倉宮から次に訪ねる寺・瑞泉寺めざしてにゆったり850m歩いた。
2022年12月28日
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12月26日月曜日。天気が良いので久しぶりに船橋アンデルセン公園に行った。寒い冬なのに園内は20種類5万株のアイスチューリップが色とりどりに咲き乱れていてまるで別世界だった。アイスチューリップは球根に冷凍・冷蔵処理など特別の処理をして真冬に咲くようにしたチューリップである。科学の技術はすごい。風もあまり強くなかったのでのんびり散策した。 圧巻 1万本のアイスチューリップが咲くチューリップ迷路 チューリップ以外にもビオラ、葉ボタンなど見どころ満載だった。 葉ボタンとビオラのコンテナガーデン 定番 風車と水鳥 エントランスのビオラ メーメイド像 サンタさんと並んで ボートはさすがに少ない家族連れが広場や森の中で元気よく活動していて気持ちよさそうだった。 真っ青な空をバックに岡本太郎作 平和の像 穏やかな日差しが注ぐ園内すごくのんびりした。この頃鬱々することが多かったので真冬の寒さの中で明るく咲いているチューリップの花を見て少し元気が湧いた。寒くならない前に帰宅した。
2022年12月26日
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11月末にバリ島に渡った娘はその後紆余曲折ありながらも一応元気で離島にステイしたりして一人旅をエンジョイしている。バリの風景が沢山送られてきたのでアップしますね。 バリ島はバリヒンズーの島、あちこちにエキゾチックな遺跡がある この植物は私もバリで見たことがある バリには放し飼いの猫も犬も沢山いるとか
2022年12月15日
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先日旅立った娘が無事バリ島について、毎日目いっぱいエンジョイしているようです。ものすごく心配したのですが、案ずるより産むが易しで異文化体験を沢山し、写真を送ってくれたので紹介します。
2022年12月07日
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11月29日火曜日。成田空港で娘を見送った後、手間ひまかかって疲れさせられることが多い娘がいなくなって、少し心に隙間ができた気がして、旅の安全祈願を兼ねて隣駅の成田山新勝寺に寄った。平日で人が少なくてゆっくり境内と成田山公園を観て回った。一言でいうととても素晴らしかった。何度も来てはいるがこんなにじっくりと観て回ったのは初めてだ。江戸時代からの歴史ある宗教文化、壮麗な建築物、更に公園は広々して、おりしも最後の紅葉が美しく庭園を彩って最高だった。自宅から京成線1本で45分あれば着くこの地に無料でこんな素敵な仏教文化と自然がある。遠くに行く前に時間があれば四季折々に何度でも来るべきだと痛感した。その価値があるし、自然、美術、宗教が好きな私にぴったりではないか。佐倉の川村美術館の次に来るべき所だ。 仁王門 三重塔 平和大塔と内部の不動明王 鐘楼 一切経堂 下から見る平和大塔 聖徳太子堂 雄飛の滝 落ち葉の道が続く 随所に紅葉またここ成田山は歌舞伎の市川家と深い繋がりがある寺である。いわゆる成田屋である。歴代の市川団十郎の歌舞伎絵が沢山並んでいてこれも気にいった。 先日13代目を襲名した市川団十郎白猿 さん
2022年11月30日
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11月6日から三日間四日市をベースにして山に行った。初日の宿は近鉄四日市駅前のラックホテルで駅から至近ということで選んだが、近鉄四日市駅前に何もなくて結局成城石井で買った弁当が夕食だった。二日目はガイドの紹介で少し離れたホテルに移動した。やはり四日市には美味しいものはないという結論でガイドの友人が桑名でオーガニックハンバーガーの店を開いているというので桑名まで行った。ハンバーガーとスープカレーを食べた。オーガニックというだけあってとても美味しかったがいかんせん量がシニアには多すぎた。 前尾根登攀の後、山頂駅レストランで食べたカツカレーはすごく美味しかった。その場でカツをあげてくれたのでサクサク熱々で登攀後の空腹を十二分に満たしてくれた。おりしも全国旅行支援中だったのでホテルの割引があって割安になったうえ、3000円のクーポン券がもらえて狂気したのもつかの間、使える店が超限定されていた。止む無くただ一店使える店で土産物を買うしかなかったのが残念だった。一つ発見があった。ガイドが行くというので一緒に入ったコメダコーヒー店のモーニングはちょっと使えるということである。モーニングメニューの基本はパンとコーヒーなのだがパンは山型食パン、またはローブパンの二種類、それにゆで卵など卵料理が1品、添加物もバター、ジャムなど色々選択できる。ものすごく美味しいとは感じなかったものの値段の割にはお得感はある。わが街にもコメダはあるので今度暇な時、モーニングに行ってみようかとか思った。登山が目的の旅ではあるが、自分の街とは異なる地にいるのも発見や刺激があって悪くない。
2022年11月10日
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11月6日日曜日。明日から御在所でクライミング予定なので前泊するため四日市に行った。前泊するだけならそう早く行く必要もないが、天気は良いし体調も回復しているので早めに行って博物館で四日市公害について学ぼうとか殊勝なことを考えて自宅を8時半に出発。東京から新幹線ひかりに乗って名古屋、在来線を乗り付いて四日市に到着した。しかし結論を言えば四日市には何もなかった。そもそもJR四日市駅前はアスファストに草が生えていそうな閑散ぶりで店が一軒もなくさびれていた。楠の並木が一直線に続く大通りを近鉄四日市まで歩いて行ったが近鉄四日市もJRよりはましだったものの賑わっている雰囲気は全くなかった。 JR四日市駅と大通り宿にチェックインして荷物を置き、まだ日が高いので付近をブラブラした。ネットで調べて訪ねようと思っていた博物館に行ったら何と休業中。ふざけないでよ。それならそうときちんと書いておくべきでしょ!!と頭にきた。隣にある「じばさん三重」に入って店内の地場産の製品を見て回った。我が家でも鍋物に使っている鍋がこの地で生産される万古焼であることを知った。あとは亀山ローソクもこの地だった。 立派な博物館だが休業中 万古焼の鍋あれこれ期待が裏切られることばかりで心が弾まなかった。更にその夜は何が原因かわからないけど朝方3時ごろまで眠れず辛い目にあった。散々の四日市だった。
2022年11月06日
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11月4日金曜日。出勤して仕事し、帰宅後はウォーキングに行きヨガもして休養に努めた。昨日昇った妙義山へは信越線横川駅が最寄り駅である。数十年前はよく横川駅を通って山に通っていた。 信越本線横川駅当時、横川駅から 軽井沢駅間には急勾配(国鉄・JR路線において最急勾配となる最大66.7%の勾配)が連続する難所の碓氷峠超えの区間があり、当該区間を走行する列車は補助機関車(補機)を連結する必要があった。そのため、横川駅ではすべての列車が停車し、補助機関車の連結・切り離しが行われ、横川構内には補助機関車や乗務員が所属する横川運転区が設置されているなど信越本線運転上の要衝となっていた。平成9年10月1日の北陸新幹線 高崎駅 - 長野駅間の開通に伴い、信越本線 横川駅 - 軽井沢駅間が廃止され終着駅となった。 駅舎前の展示その待ち時間にはおぎのやの峠の釜めしを誰もが買って食べた。通るたびに買うので我が家には釜めしのお釜が何個も溜まっていった。またこの駅は関東の駅百選に選定されていて駅の柱には立派な看板が掛けられていた。おぎのやの釜めし発祥の地、おぎのや本店に入ってみた。釜めしは食べることもテイクアウトもできたが、客は誰もいなくてひっそりしていた。我先に釜めし買いに走った頃を思い出すと隔世の感があり、時代の移り変わりを強く感じた。何か寂寥感を感じた。ああ、栄枯盛衰。 おぎのや本店
2022年11月04日
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少し前の出来事です。10月22日土曜日。孫の結ちゃんのヤマハ音楽教室の引率を頼まれて両国に行くことになった。どうせ行くなら早めに行って隅田川テラスを風に吹かれてのんびり散歩したいと思って指定された時間より2時間ほど早く出かけた。いつもは隅田川テラスに出て新大橋から歩くパターンなので今日は方角を変えて両国駅から少し歩いた国技館前の水辺ラインの船舶発着場からスタートした。この発着場から東京水辺ラインに乗れるのでいつか乗って船の中か隅田川を見てみたい。浅草橋方面にテラスをうーんとのんびり歩いた。 国技館 両国橋 蔵前橋 隅田川には屋形船が浮かんでいる。これにも一度乗ってみたい。桜咲く隅田川を屋形船に乗って優雅に花見したい。岸壁には地元中学生の卒業制作が壁画になって展示されていた。本所中とか吉良上野介が居そうでさすがお江戸だ。 更に歩くと橋は厩橋の向こうにスカイツリーが近くに迫ってきた。その先には総武線の陸橋がかかっていて黄色い総武線が走っている。あれにいつも乗っているのだがこうしてみると中々絵になっている。 厩橋とスカイツリー 総武線が走るもっと歩きたかったが時間が迫ってきたので再び両国駅に引き返して娘宅に行った。ちょっとした時間だったけどよい気分転換になった。次はぜひとも水辺ラインに乗船しよう。
2022年10月26日
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あけぼの山公園のコスモス畑を心ゆくまで楽しんだ後はコスモス畑の先に布施弁財天があると案内されていたのでついでに寄ってみた。これがとても立派だった。北に利根川の雄大な流れ、あけぼの山公園や広大な田園風景にかこまれてこんな田舎にこんな格調高い寺があるというサプライズだった。弘法大師が彫られた弁財天を秘仏として祭っているとのことで1200年の歴史の重みを感じさせる桜門、本堂、三重塔、鐘楼など重厚な寺院建築が揃っていて見応えがあった。 古色蒼然とした桜門 正面から見る整った三重塔 下から見上げる迫力ある三重塔 本堂 本堂の桁下 朱色の蟇股がそろう 変わった形の鐘楼季節柄、七五三の親子連れの姿もみられた。一回りして茶店で甘味を頂いて寛いだ。 同じ千葉県なのに初めてきた我孫子だったが穏やかで人混みも少なく、とても落ち着いて遊べた。機会があれば来年もまた来てあけぼの山公園でチューリップやコスモスを愛でた帰りにはこの弁財天も詣でたい。
2022年10月17日
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10月8日から9日の二日間、廿日市にある民宿ドングリの山に連泊した。最初は何の脈絡もポリシーも感じられないごたごたした過剰な室内装飾に辟易したものの、次第に宿主さんの温かいもてなしが貴重に感じられた。民宿なので部屋に鍵はないけど、部屋そのものはホテルのようにきちんと整っていた。エアコン完備で肌寒い朝夕は重宝した。これで1泊2食つきで7000円というのでちょっと感動した。食事は普通の料理だったが2日目の夕食には出回り始めたばかりの初牡蠣をふるまわれて嬉しかった。夕食も朝食も沢山あってさすがの私も食べきれないほどだった。いろいろ話しているうちに宿のオーナーのおじさんは私と同い年だと判明し、お互い元気を喜びあった。広島県人の人情の温かさを感じた三日間だった。 民宿どんぐりの山 外観 私の部屋 豪華でした。 牡蠣鍋の夕食
2022年10月13日
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9月23日・24日と神戸に連泊した。宿は神戸大倉山海員会館「エスカル神戸」という日本船員厚生協会が運営し、日本の船員とその家族に対する福利厚生が目的の施設である。船員の福利厚生というコンセプトの下、船員とその家族、海事関係者をメインに一般の宿泊者や研修なども受け入れている。全国主要港湾で4か所あるらしい。場所は地下鉄大倉山駅も真正面にあった。白い外壁と青いテラスが海と空をイメージしているようで一見マンションのような外観だった。 エスカル神戸 外観全体に簡素で行き届いた最先端の設備ではなかったものの必要なものは揃っていたので問題なかった。何と言っても1泊2食付きで9000円という料金がリーズナブルで何かと物価高騰の昨今、とても有難かった。大浴場もあって気持ちよかったし、夕食は家庭料理の豪華版みたいなメニューでボリュームたっぷりだし、朝食はバイキングで色々揃っていた。 夕食エントランスには船の模型などが展示してあって海員会館らしかった。観光目的ではないのでこういう宿泊所も実利にかなっていて良いと思った。ここを探したくれたMガイドに感謝。
2022年09月29日
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9月17日土曜日。義弟の葬儀も終わり、松山市三津の妹宅に滞在中、朝の時間が暇だったので、近くを散歩した。三津は津という名がつく通り港の近くで中心部よりかなり外れているため、特別な物は無いどこの街でも見る普通の住宅街だったが、少し歩いていくと寺を発見した。真言宗豊山派の儀光寺とある。さては昨日・おとといとお世話になった僧侶はここからきていたのか?一茶の句を見ながら立派な山門を抜けて境内に入ると子育て観音、ボケ封じ観音など特色ある観音様の姿があった。ボケ封じ観音などいかにも現代らしい。私もご利益にあやかりたいとお参りした。 真言宗豊山派儀光寺 山門 小林一茶の句 子育て観音更に歩いて行くとまた寺を発見。今度も真言宗豊山派の法雲寺とある。四国は弘法大師が歩かれた地だから真言宗は当然だろうがこの辺りは豊山派ばかりなのか?こちらの寺のほうは鐘楼を始め多くの付随施設を備え更に格上で立派だった。 真言宗豊山派 法雲寺 鐘楼 境内入口脇の諸仏 思わぬ所で掃き清められた端正な寺を見ることができてちょっとした観光地巡りをしたような気分だった。やはり四国は弘法大師の巡礼の地だけあって寺が多い。
2022年09月24日
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9月16日金曜日。昨夜はお通夜のため葬祭場に泊まった。午後の葬式まで時間があるし、鉄道の旅で座りっぱなしだったので運動もかねて近所を散歩してみた。ここは松山市の外れということもあって観光的なものは全くなくて静かな郊外地だ。道路にはカナリーヤシ(フェニックス)が列植されていてちょっとした南国ムードも漂っている。宇和島市駅前にも大きなカナリーヤシの並木が植えられているがここも暖かいのだろうな。ある木には黄色の実がなっていて珍しかった。 カナリーヤシの並木と実カナリーヤシがセンターラインになっている道路を歩くとすぐ明治レトロ的な建物が目に入った。近寄ってみると白楊会館「三津カフェ」と看板が出ている。建物の謂れを読むと昔、女子師範学校の同窓会館として建てられ、その後同窓生によって運営されてきたが終わりを迎え、その後はカフェとして親しまれているようだ。 白楊会館「三津カフェ」更にブラブラ歩いていくと大きな傾いた船が地中から突き出しているような面白い作りの公園にきた。三津は港だからその名残だろうか。西須賀公園の看板がある。難破船のイメージで遊具が工夫されている。子どもが来ると喜ぶだろうな。 西須賀公園の難破船この辺りまで散歩した所で時間が来てしまい、妹宅へ引き返した。観光地とは異なる地元のちょっとした風景を見られて和んだ。
2022年09月23日
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帰りは台風襲来という切迫した出来事があり、観光は何もできなかった。予定では途中、宇野から直島に渡って瀬戸内国際芸術祭を見てきたかったのだが、安全第一で諦めて松山発10:21の特急しおかぜで四国をあとにした。台風接近のせいで松山から既に黒い雲が厚く立ち込め、今治辺りからは雨も降り始めて、石鎚山も雲の中だった。岡山の乗り換えで桃太郎祭寿司を買って新幹線のぞみの中で食べた。彩りも綺麗で酢の味が効いて美味しかった。 のぞみは指定席を取ったが三つ席の中央で接近感があり、しおかぜの中のようにのびのびとはできなかった。でも台風接近まえに帰宅できてほっとした。今回は仕事も休まねばならなかったのでごく簡単なものだけどお土産も買ってきた。 坊ちゃん団子 母恵夢(ポエム) ポンジュースグミ 宇和島のじゃこちくわ感想としてはやはり往復列車は辛い。脊椎菅狭窄症なのでじっと座席に座っていると腰が固まってしまう。まあ、今回は止むを得なかった。安全に往復でき、お役目を無事務めたてきたのだから良しとしよう。
2022年09月20日
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9月19日月曜日。今日は敬老の日。と言われても敬老の日は昔から15日だったのでピンとこないが祝日は有難い。敬老の日らしいことをしてくれる者は誰もいないので4日間の葬儀旅行で疲れた心身をいやした。葬儀関連のことはアップしたので四国旅行の風景をまとめてアップします。 東京駅から新幹線のぞみに乗車 岡山駅で駅弁栗おこわ弁当を頂く 岡山から特急しおかぜに乗り継ぎ特急しおかぜは岡山から松山まで行く四国内の特急だ。古い車両で電源もないが指定席は木を基調としたオレンジ色で洗面所は砥部焼の陶器だった。 みかん王国らしくオレンジ色岡山駅から児島を過ぎると瀬戸大橋を渡る。この瀬戸大橋ができるまで私たち四国の住民は本州に渡るために幾多の苦労があった。この橋ができて地続きで本州でつながった時は本当に感激したものだった。今回も列車の窓から巨大な橋梁がずっと見え、橋の下は瀬戸内海の海が広がって船も行き来している。近代橋梁建築の粋を集めた瀬戸大橋はいつ渡っても感激する。 瀬戸大橋瀬戸大橋を過ぎると平野部を過ぎ、愛媛県に入ってしばらくすると伊予西条を通過する。この辺りは西日本の最高峰石鎚山を始めとする山岳エリアである。あいにくの曇り空で石鎚山の姿はつかめなかったが赤石山系の山容は見えた。 赤石山系山間部を抜けると都市部の中を列車は走り、車窓から海が広がっていてこれまでとは異なる広々した風景が広がってくるようになった。今治タオルで有名な今治を過ぎてしばらくすると松山到着だった。長い旅だった。 広がる海
2022年09月19日
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8月30日火曜日。親友のHさんと代々木上原にある東京ジャーミーを訪れた。噂に聞く素晴らしいトルコ建築とイスラム文化に圧倒された。 入口 ミナレットがそびえる 異文化情緒たっぷり イスラム様式が美しい一階の受付に入るとたちまちトルコ・イスラムの異文化に引き込まれてしまった。二階の礼拝堂の屋根は大小のドームが支えあっていて、屋根を支える柱がなくとても広い空間いになっている。壁一面に色鮮やかで美しいステンドグラスや流麗なカリグラフィがあり、何より絨毯の緑が鮮やかで美しい。この絨毯の上で信者の皆さんは一日五回の祈りをささげるのだ。天井や壁には幾何学模様や植物文様が描かれトルコ・イスラムの世界を作り出していてその美しさに立ち尽くしてしまった。建築資材や調度品はトルコから運んできたものだそう。 美しく巨大な天井の壁画 内部の美しさに息を呑む コーラン 主祭壇 頭部に被り物をするのが見学のマナー 植物文様も洗練されているゆったり見学しているうちに丁度昼になり、室内のスピーカーからアザーンがなり始め、信者の方々がドアから入ってきた。一旦施錠するので出て下さいと言われてこの美しく貴重な建物を出たのだった。何度も訪れたい異国情緒と文化溢れる東京ジャーミーだった。
2022年08月30日
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7月26日火曜日。お世話になったガイド二人と分かれ、山旅の最終日は左沢駅の解散で幕を閉じた。左沢と書いてあてらざわと読む。最初はひだりさわと読んでいたがその後、なぜあてらさわと名付けられたのかガイドさんから聞いたが諸説あるようだ。駅は小さかったが付属する建物がモダンな外観に加え、この地方の文化度の高さを示す山車などの展示があって目を見張った。 左沢駅と円錐形の交流ステーション 駅構内圧巻だったのは交流ステーション内部に展示してあった山車の展示である。施設内に入ると自動音声で解説が流れ、らせん状の通路を上がれば真上からも山車が見れたし、楽器を演奏する山車内部もまじかに見えた。自分が無知だったのではあるが東北のこんな田舎町に京都の山鉾にも劣らない見事な山車があった。相当栄えていたのだろう。現在でも夏祭りはとても賑わいをみせるという。 山車の展示一階には沢山の俳句が掲示されていてそれにも目を見張った。この地に住む皆さんの作品なのだろうがそれにしても膨大な数なのには驚いた。私の故郷・愛媛県は正岡子規が活躍した地で松山市の随所に俳句を詠んでポストに入れる粋な計らいがあるがこの地の俳句に対する情熱はそれに勝るとも劣らない。 市民の俳句作品何も知らず通った左沢の文化に感心しつつ、左沢線の電車に乗り、田園地帯をのんびり眺めて90分近く、山形駅に到着した。もう田舎ではなかった。山形のシンボル・花笠踊りの飾りが迎えてくれた。 左沢線 フルーツライナー 山形駅
2022年07月27日
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1週間北海道の旅をしたので6泊、北の宿に泊まった。1日目 礼文島の民宿 花心(かしん) 2日目・3日目 利尻島の旅館 田中家 4日目 小樽駅前 ドーミーイン小樽 5日目・6日目 小樽 グランドパーク小樽民宿花心はこじんまりして一般家屋の造りだったが内部は清潔で料理がとても美味しかった。少しづつであったが、地元の海の幸が存分に使われていて大満足だった。特に味付けが絶品だった。 花心の夕食次に連泊した利尻島の旅館田中屋は旅館なので玄関やロビーはそれなりに見栄えする造りだったが、客室は花心と同じようなやや余裕がない広さでどちらとも畳に布団形式だった。ここも夕食や朝食には海の幸がふんだんに供されたが味はイマイチの感がした。でも二日目に小ぶりではあるがうに丼が出て一同歓喜した。 品数が多い田中屋の夕食 うに丼!!移動した小樽駅前のドーミーイン小樽は料金は安く施設設備は整っており、サービスも満点で素晴らしかった。浴場の隣に無料ランドリーがあり洗剤もついていて洗濯ができて有難かった、乾燥機だけ100円だったが当然だろう。到着すると冷蔵庫の中にウエルカムフルーツが冷やしてあったし、夜9時からはこれも無料で夜泣きそばのサービスがあって至れり尽くせりだった。人気があるのもわかる。素泊まりだったので近くのコンビニに食料を買いに行った。最後に連泊したグランドパーク小樽は倉庫通りの先にあり、外観は巨大で内部の装飾なども大がかりだった。海に面していて海辺の景色が素晴らしかった。部屋はダブルベッドで広々して豪華だったが料金が安くない割にはランドリーもないしサービスも悪くイマイチだった。 グランドパーク小樽の部屋から見る海の風景グランドパーク小樽も素泊まりだったので夕食は皆さんと美味しい店を探して出かけた。5日目の夜はホテルの焼き肉屋でとても美味しく、この肉を食べればどこでも昇れる気がした。次の日は市内の路地裏のような小さな店だったが、ここの野菜料理が絶品だった。オーガニック的でヘルシーな食材が使われていてみんな大満足だった。 豚肉のステーキ シークワーサー甘酒と野菜プレート
2022年07月16日
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さて、初めて北海道の鉄道に乗ることになった。午後13:01発宗谷本線特急サロベツ4号自由席⇒旭川で函館本線特急ライラック36号で札幌まで⇒更に快速エアポート179で小樽まで6時間余に及ぶ長丁場だ。当日気がついたのだがサロベツ号は期間期日限定の特急だった。そんなこと知らないのんきな私は乗ってみて驚くことばかりだった。自由席で展望車がついていて広い窓に広い客席、電源もあるうえ乗客はまばらという稀にみる最高の環境に恵まれたのだった。ひょっとしたらこれは鉄道ファン垂涎の的の旅ではないか。 宗谷本線特急サロベツ4号 同 室内 こちらは稚内駅を出る普通列車展望席を占拠し、久しぶりにクラシック音楽を聴きながら窓の外を眺めた。緑の原野が車窓に流れてゆく。青い空に白い雲、緑の畑、時々建物といういかにも北海道らしい風景が展開して、とても落ち着き、心穏やかになった。 稚内駅を出ると次々に読み方のわからない地名が登場してくる。幌延、音威子府、美深、名寄、和寒などなど。ほろのべ、おといねっぷ、びふか、なよろ、わっさむと読む。アイヌ語に源を発する地名なのでとても読めないが、ひらがなの駅名表示を見ると納得する。和寒=ワッサムとはすごい。 名寄駅鉄道の旅を満喫しているうちに電車は交通の要衝旭川に到着し、次は函館本線のライラック36号札幌行きに乗り換えた。こちらはまあ、普通の特急だった。 旭川を出ると列車は都市部を通過して順調に札幌に到着。この頃から急激に乗客が増えてきて、空席も無くなった。札幌からは新千歳空港に繋がるエアポート179に乗ったが、ほとんど首都圏の電車の雰囲気だった。ただ車窓に広がる風景だけが違っているのでそれを眺めているうちに小樽に到着した。予想外の素晴らしい鉄道の旅に鉄道ファンではない私なのにかなり興奮してしまった。 エアポート179から見る小樽の夕日
2022年07月11日
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利尻岳登頂を果たし、ツアーは最終日になった。利尻島の鴛泊港からフェリーで稚内まで戻り、私はそこで離団した。皆さんは宗谷岬に寄って稚内空港から東京に向かうのだが、私は旅の後半・赤岩クライミングのため小樽に向かう。皆さんと分かれて久しぶりに独りになった。出発の電車は午後1時なので4時間も余裕がある。これまで4日はグループ旅行なので私なりに気を遣ってきたので、ここにきて自由の身になって解放的気分に満たされた。小さな稚内駅に荷物を置き、周辺を散策した。最北端の線路という標識をみるとよくぞここまで来たものだとしばし感慨にふけった。稚内駅は数年前にリニューアルしたので駅前は近代的に整備されていた。 最北端の線路 稚内駅前駅前から少し歩くと海辺に世界でここだけしかないというドーム式の防波堤があるというので観に行った。稚内港北防波堤ドームと言い、稚内から樺太を結ぶ旧稚内航路整備の一環として建設された半アーチ式ドームである。海上からの高さ14m、柱間6mの円柱70本を並べた長さ427mの世界でも類をみない独特の景観と構造を持ち、港湾土木史に残る傑作であると同時に旧樺太航路時代の記憶を残す歴史的遺産で、設計者は同時26歳の土木技師・土谷実と記載されている。まるでギリシャのエンタシスのような柱が並んでいてその防波堤とは思えない美しさと防波堤らしい強固さに見とれた。いやあ、すごい。これを若干26歳の青年が設計したのだという。驚いた。良い物を見せてみせてもらった。 稚内港北防波堤ドーム付近にはまだまだハマナスの花が咲き乱れ、タンポポのような黄色い花が絨毯を敷き詰めたように一面に路面を覆っていた。 再び稚内駅に戻り、とにかく時間があったので駅に隣接している道の駅に入って久しぶりにコーヒーとクロワッサンを食べて旅情を味わった。素敵な時間だった。
2022年07月10日
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礼文島でフラワーハイキングした後は香深港に戻り、港の食堂で昼食。ウニ丼を食べたいと思っていたが、今年は不漁で5500円から8000円で、それも限定数とのこと。諦めて真ホッケ定食にしたらこれがとてもおいしかった。再びハートランドフェリーに乗って利尻島の沓形(くつがた)港に入港した。時間的に早かったのでオプショナルツアーで島内一周観光に参加した。大型タクシー2台に分乗し、親切な運転手さんのわかりやすい説明を聞きながら利尻島の名所めぐりが始まった。最初は港近くの沓形岬で小さな岬なのだが時雨音羽の碑があった。~山はしろがね 朝日をあびて~のスキーの歌などを作曲した時雨音羽の名前は知っていたが利尻島出身とは知らなかった。こんな離島からよく後世に名の残る作曲家になれたものだと感心してしまった。いやいや、これは才能のない田舎生まれの私の勝手な思い込みで才能ある人はどこにいても活躍するのだ。車は島内一週道路を走り、人面岩、寝熊の岩、北のいつくしま弁天宮などを見学して進む。海岸沿いをずっと走るのでカモメやウミネコが沢山飛んだり鳴いたりして山育ちの私にはとても珍しく異国だ。途中の霊峰湧水で喉を潤して島の最南端である仙法志御前海岸に到着した。 時雨音羽の碑のある沓形港 ウミネコ 仙法志海岸ここでゴマフアザラシが泳いでいる姿や利尻昆布が海の中で揺らいでいるのを見せてもらった。海産物を売る店も沢山あったので土産に本場利尻の昆布などを買い込んだ。一休みした後は再び車で海岸線を走ってオタドマリ沼に着いた。沼と言うより静かな湖で全く波がなく静寂そのものだった。茶屋があったのでハスカップソフトクリームをペロリ。ほのかな味でしつこさが無く美味しかった。他の皆さんは焼きホタテを食べていてよい香りが漂っていた。 オタドマリ沼 ハスカップソフトクリーム最後は姫沼だった。入口から少し歩き、橋を渡ると姫沼が現れた。透明度が高いのだろう、緑の樹林がそのまま沼に投影されていて神秘的な佇まいだった。東山魁夷の白い馬が出てきそうな雰囲気だった。 姫沼姫沼が最後の島内の名所になり、今夜の宿がある鴛泊港まで移動した。この日から連泊で田中屋という旅館に宿泊した。港の先にあるペシ岬が良く見えたが、肝心の利尻岳は今日も全く姿を見せてくれなかった。 2連泊した旅館田中 白い灯台があるぺシ岬 近くには利尻山神社もあった
2022年07月07日
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6月21日火曜日。朝から蒸し暑く気分的にすっきりしない日だった。昨夜ろくに眠れなかった上に今日は下痢になってとても難渋した。先日、都内の娘宅に行き、結ちゃんのスイミングレッスンを待ってる間、すぐ近くにある回向院にお参りした。表通りから見える立派な門とそれに続く美しい竹林、両側の仁王様が印象的な寺だった。回向院は今からおよそ360年前の明暦3年(1657年)に開かれた浄土宗の寺院で、明暦の大火で市街の6割以上が焼土と化し、10万人以上の尊い人命が奪われた。この災害により死亡した人々の多くは、身元や身寄りのわからない人々だったという。そこで当時の将軍家綱が無縁の人々の亡骸を手厚く葬るようにと念仏を行じる御堂が建てられたのが回向院の歴史の始まりであると記載されている。この起こりを引き継いで「有縁・無縁に関わらず、人・動物に関わらず、生あるすべてのものへの仏の慈悲を説くもの」として現在までも守られてきたのが回向院である。何という稀有な慈悲の心だろう。現代においても第一に求められるものだ。 回向院外観とエントランス 仁王門 力士を祭った力塚が両国らしい園内には大火事や地震、海難事故などで死亡した引き取り手のない人々、遊女、罪人、盗賊そして犬・猫・鳥類も祭られていてまさに生きとし生けるものすべての霊を祭っていてる。心打たれた。 犬・猫の供養塔 猫の恩返しのエピソード 鼠小僧次郎吉の墓 水子供養の小さなお地蔵様 岩絵のような仏の絵 万霊供養塚の上に立つ観世音菩薩立像本堂の中に入らせてもらったら、お香の香りが漂いとても静寂で落ち着いた空間が広がっていた。高い壁面には天井画と天女が楽器を拭く像があって芸術面でも素晴らしいものだった。 短い時間だったけどとても心に残る回向院だった。
2022年06月21日
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佐久志賀の岩場にクライミングに来た時はこれまではSガイドと来ることが多かったので山麓の民宿に宿泊していた。今回はMガイドと一緒で初めて東横インというビジネスホテルに泊まってみた。結論的にはなかなか良かった。ベッドが広々してゆったりしている、コンパクトに必需品が揃えられて便利、バスはシャンプー、トリートメント、ソープなどが自動的に出てくる設備があり、お湯が豊富で気持ちよく出てきて快適だった。受付前で各種アメニティ類を自由に持参できるようになっているのだがどこの宿にもある歯磨きセット以外に化粧品セット、コロナ対策セットがあり、化粧品セットが超便利だった。梅茶や日本茶も自由に持参できたので梅茶をもらっていった。すごく気がきく配慮だと思った。朝食付きでバイキングだが個包装のパンや和食など美味しかった。別添えの紙製重箱みたいな容器に朝食に加え昼食分もよそってテイクアウトする賢い(?)人もいて驚いた。私は普段朝食は少ししか食べないのでここでバイキングで沢山食べれるからと食べ過ぎるとろくな結果にならないと思い、適量にとどめておいた。 ホテル外観 個室 朝食快適だったのでこれから都市付近で宿泊することがあれば東横インに泊まろうと思った。
2022年04月24日
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2月16日水曜日。一昨日孫のオンライン学習につきあった後、天気が良かったので久しぶりに隅田川テラスを散策した。隅田川は橋の宝庫である。娘の家から少し歩くとテラスに出る。最初に目に入ってくるのが新大橋だ。そこから西に向かってテラスを歩くと次々と橋が出現して心が躍る。隅田川がゆったりと流れ、遊覧船が行き交い、川の両サイドには高層ビルが林立し、かなたにはスカイツリーも見えて素晴らしい風景が展開した。山もよいがこうした平地の川と橋と都会の洗練された街並みはすごく変化に富んで気持ちが晴れ晴れした。何と言っても苦しい坂道や渡渉や藪漕ぎがなくのんびり歩いているだけで素敵な風景が見れるのが嬉しかった 新大橋 新大橋にある広重の錦絵のレリーフ 芭蕉の句碑が次々と 深川萬年橋 清州橋 隅田川大橋深川萬年橋は孫の保育所に向かう通りにある。この橋を渡り、清州橋を見ながら孫の手を引いて何度保育所の送り迎えをしたことだろう。清州橋の夕暮れは特に美しい。 永代橋 綺麗な遊覧船が走る ひときわ華麗な中央大橋 隅田川 永代橋 スカイツリー の絶景 本日の最終地点 相生橋 豊海橋中央大橋が遠くから見えるのだがなかなか遠い。相生橋を渡り、豊海橋を渡って対岸へ出、復路になる。日はまだ高く素晴らしい眺めが続き、心が広々し、水の力に癒された。 随所の花壇が彩りを添える 高層ビルと水の景観 芭蕉庵新大橋から相生橋まで往復歩いてけっこう疲れたし、時間もかかった。でも疲れても歩きたい魅力的な風景だったし、山とはまた別世界の出会いに満ちていた。お江戸、東京はやはり素晴らしい。の
2022年02月16日
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11月16日火曜日。朝から様々な仕事を片付け、家中の掃除を済ませて新宿発の特急甲斐路に乗って石和温泉まで行った。明日から黒戸尾根日帰り山行なので韮崎付近に前泊するためだ。ガイドと落合い、ガイドのリフォーム中の家に泊まらせてもらうことになったが、風呂がないので途中でユープル韮崎に寄ってお風呂に入ることになった。正確にいうと韮崎市立で温泉とプールの施設だった。韮崎には何十回も来ているがこんな施設があるとは知らなかったし、訪ねたのも初めてだった。闇の中にドーム状の目立つ外観が輝いていた。中に入ってみるとすごく広々していてサウナ、ジャグジー、露天、冷水、打たせなど各種揃っている。そのうえ、平日の夜のせいか人が少ない。4人くらい地元のおばあちゃんたちが露天風呂に体を沈めてまったりしていた。一緒に仲間に入って世間話に興じた。地元弁でしゃべるおばあちゃん達はたくましい。これがすごく楽しく、旅する幸せを感じた。 ユープル韮崎のモダンな外観お湯から上がって二階の休憩室前から下を見るとプールがあって、数人が何かをエクササイズしているのが見えた。プールも広々して流線形に流れていて洒落ていた。いいなあ、韮崎市は。わが市にもこんなのが欲しい。休憩室で夕食の弁当を食べてガイド宅に移動した。 プールもついている 広々した休憩室
2021年11月18日
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10月10日日曜日。今日は超久しぶりに鎌倉を訪ねた。お寺を見て気持ちを整えようと思ったのと鎌倉アルプスをハイキングして秋の風情を楽しむのもいいんじゃないとか思ったのだ。朝8時に鎌倉駅に到着して歩き始めると何と雨が降り始めたではないか!!。天気予報にはそんな情報は全くなかったぞ。濡れていけるような小雨でもないので止む無く雨具上下を来て、鶴ケ岡八幡宮の段カズラを歩く。朝早いせいか雨のせいか、段カズラに誰もいない。こんなの初めてだ。 段カズラに誰も人がいない!!雨に濡れながら鶴ケ岡八幡宮をお参りした。いつもながら壮麗な建築だ。入り口に新しく植えられた大銀杏も少し樹高が伸びていた。八幡宮から少し奥に入った所に源頼朝公の墓所があり、その前に頼朝公を祭る白旗神社がある。狛犬の目元・口もとがとっても変わっていてユニークだった。髪は巻き毛だ。 鶴ケ岡八幡宮 白旗神社の狛犬雨の歩道ですべらない話よう気をつけて歩き、次は荏柄神社に出た。菅原道真公をお祀りしている。梅の花の家紋があちこちに使われている。門前には雨にもかかわらず骨董市が行われていた。更に進むと鎌倉宮に着く。身代わりになって主君を逃がした君臣の像があり、身代わりの兜が沢山飾ってあった。 荏柄神社 鎌倉宮 身代わり兜尚も雨が降り続く中、鎌倉宮から瑞泉寺まで歩く。この寺は結構好きだ。いつ訪れても花があるし、寺が美しいし、見所が多い。受付のおじさんが私が千葉から来たというと気の毒がってくれ、上まで行けば芙蓉と秀明菊が咲いていると教えてくれたので嬉しくなった。苔むした急な坂を滑らない様登ると丹精な寺が姿を表した。参道の左右は真っ白な芙蓉の花が雨に濡れて咲いている。誰もいない。思わずいいねと口に出す。裏手に回ってみると紫色の秀明菊が咲き乱れる先に大きなヤグラが見えた。名物の心字池が広がっていた。素晴らしい。静寂の空間が広がっていて、それを私だけが独り占めして観ているのだった。 苔むした石段を登ると 美しいお寺が芙蓉の花を従えて登場 裏には紫の秀明菊とヤグラ 白い秀明菊もあちこちに咲いていて白の芙蓉と秀明菊が寺を格調高くしていた。瑞泉寺はやはり素晴らしかった。心満たされて下り、山門の左手にある鎌倉アルプスハイキングコース入り口の標識に進んだ。
2021年10月10日
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9月25日土曜日。朝イチでホテル川端の近くにある洲崎灯台を見に行った。所がまたしてもコロナで灯台は閉鎖されていて、灯台直下からしか姿を見る事ができなかった。 洲崎灯台気持ちを切り替え、本日の本命・マザー牧場へナビ設定し、内房の海を見ながら一挙、鹿野山マザー牧場へ車を走らせた。有名な観光地なので案内完備で迷うことなく到着できた。 上のゲートエントランス シンボルの牛遥か40年ほど前にまだ幼かった子供たちと訪れたことはあったが、その後訪れる機会がなく、実に久しぶりのマザー牧場は巨大化していて昔の素朴な牧場とは様変わりしていた。沢山のイベントがあるがその移動距離がかなり長く、子どもと若い人なら良いがシニアにはかなり厳しい気がした。動物との触れ合いや斜面を埋め尽くして咲く季節の花が有名なのだが、この時期ペチュニアも菜の花も時期ではなく花はほとんどなかった。羊の大行進と室内のシープショー、子豚のレースなどを見学した。どれも工夫されていて楽しめるようになっていて、家族連れで賑わっていた。 羊さん大行進 羊の毛を刈ってみせるシープショー 子羊は愛らしかった空中を滑車で滑降するジップと宙づりになるバンジージャンプがあり,、ジップにチャレンジしようと受付にいったら、年齢制限が69歳になっていて娘はごまかしてもばれないからやろうと言ったが、さすがに5歳偽って危険を伴うアクティビティをやって何かあった時にはどうしようもないと思い、体調が悪い時なので諦めた。帰りにレストランで特産の羊肉のソーセージなどを食べて帰路に着いた。 羊肉のソーセージ
2021年09月27日
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9月25日土曜日。早朝、ホテルの窓から外を眺めると目の前の海岸で数人の皆さんが作業をしているのが見えた。何をしているのだろうとしばし、眺めていたが暇だったので、自分もそこに出向いてみた。「おはようございます」と声をかけ、「そこのホテルに泊まっている者です」と自己紹介するとどこから来たとか色々質問があり、かってこの近くの和田という山村に知人がいて何度も来たことがあるなどど話すと一気にに距離感がちじまって親しい雰囲気になった。皆さん、網を広げて網にくっついた海藻を取り除く作業をしていて、全員私より高齢に見えた。「そこに軍手があるからお母さんも一緒にやってよ」と言われてまさかと思ったが、これくらいの作業ならできると思い、網の海藻取りを一緒にやった。網は長く取っても取っても海藻は着いている。そのうち、海から漁船が戻ってきて今朝獲れた魚が陸揚げされた。少しで気の毒な気がしたが、赤い鯛や黒っぽい伊勢エビがあった。これは昨夜食べた伊勢エビだ!!。こうして朝獲れたものを客に提供しているのだ、安い訳がないと納得した。 漁網の手入れをする地元漁師の皆さん 獲れた魚類 網から取った海藻 寒天の材料だ 西川名漁港ひとしきり漁網の手入れをし、「終わるとコーヒーを飲むかい?」と言われて、有難く御馳走になった。最後に記念撮影をしてホテルに戻った。「次は夏来ると面白いよ、海に潜ってアワビやサザエを取るからさ」と声をかけられ、マジに来年も来ようかしらと思ってしまった。とっても心が温かくなり、元気が出た。今回の旅で一番有意義だったような気がしている。 地元の皆さんと記念撮影(公開の許可を得ています)
2021年09月26日
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9月24日の宿は館山のホテル川端で娘がネットで予約してくれた。館山市と言ってもかなり端の方に位置していて洲崎灯台が近い位置だった。こじんまりしていて目の前に房総の海が広がるオーシャンビューの部屋に入った。このホテルで最も満足したのは豪勢な海鮮料理と温泉だ。地元の漁師さんが海から捕ってきた伊勢エビ、鯛、サザエなどの海の幸をふんだんに盛った船盛をメインにすべて海鮮料理で埋め尽くされた夕食は凄かった。最初はこんなに食べれるかしら?と思ったものの、最終的にはすべてお腹の中に入った。海鮮だけでなくお米が新米でつやつやピカピカしてとても美味しかったし、自家製だろう漬物もご飯によくあう味だったので食がすすんだ。 温泉の大浴場と貸し切り風炉、露天風呂がついていたので到着後すぐ、貸切風呂で娘と寛ぎ、夕食後は大浴場と露天風呂に入った。温泉だが特に硫黄の匂いもせず色も透明だった。しかし浴後、すごく体が温まっていて温泉効果抜群だった。でも一日運転した疲れで夜はすぐ寝落ちしてしまった。夜中に目が覚め、暇だったので深夜と明け方も温泉に浸かり、その後はマッサージ器に乗って体をもみほぐした。翌日の朝食も豪華だった。昨夜食べた伊勢エビの味噌汁が絶品で良い香りがして素晴らしかった。この朝食を食べたら昼は午後2時まで食べなくても大丈夫だねと言いながら完食した。 朝食 エントランス周辺で施設は多少古かったもののどこも清潔だったし、部屋食で食事は豪華、料金はリーズナブルで私的には良い宿だった。
2021年09月25日
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9月24日金曜日。本来なら昨日から北アルプスの西穂高から槍ヶ岳への縦走を計画していたのだが、先日の地震で槍ヶ岳はじめ周辺の岩場が崩壊したとのことで急遽中止になった。あまりにも急なことだったので暇になった連休四日間をどうするか考えなければならなくなり、久しぶりに下の娘と地元房総半島を1泊2日でのんびりドライブ旅行することになった。初日は娘が訪ねたいという養老渓谷と二人とも行ったことのない濃溝の滝を訪ねることにして、運転は私、しっかりナビを設定し、ナビのナビを娘がするという役割分担で朝9時、我が家を後にした。高速運転の苦手は私であったが、車と娘両方のナビで問題なく養老渓谷に到着した。駐車場から少し歩いて急坂を下るともう養老渓谷のメイン粟又の滝に到着した。紅葉の名所だがまだ時期的に早く、人出も少なくのんびりできた。娘は子どものように水の中に入って遊んでいた。 粟又の滝の次は滝めぐりコースに入って渓流添いの道をゆるゆる歩いて滝を見て回った。最初の滝は千代の滝で茂みの奥に小さな滝が見えた。更に歩くと万代の滝という本格的な滝が登場して嬉しかった。所が先般の災害でこの先通行止めとなっていて最奥の滝までは行けなくなっていて残念な気持ちで引き返した。 千代の滝 万代の滝 穏やかで美しい渓流 澄んだ流れには魚の群れが見えるそこで次の目的地濃溝の滝に向かってナビを設定し、房総半島の中央部を走って目的地まで着いた。所が何ということだ、コロナの為に閉鎖されていたのだ。まだ緊急事態宣言中であるから止むを得ないのではあるが、滅多に来れない山奥なのでとても悔しかった。もう行く所がない!!。仕方なく早すぎるものの今夜の宿がある館山目指してナビを設定し直してドライブした。外房の海沿いを走る快適なルートだったが、とても長かった。
2021年09月24日
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