[Stockholm syndrome]...be no-w-here

2016.06.29
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カテゴリ: 映画
来週までは、宝塚の話題も特に無さそうなので、それ迄ぼんやりと過ごす事に。

今週は映画を1本だけにするつもりでいたのだが、園子温監督の無茶苦茶ぶりに疲れてしまい(笑)、心を安らげようと小津作品も続けて観た。
しかし、期待していたのと印象が違い、良かったのか悪かったのか…(笑)。


【地獄でなぜ悪い】…満足度★★★★


とりあえず、前置きが長過ぎる(笑)。
(途中、感想を書くのを止めようかと思った位だ…笑)
星野源が登場した辺りからが、ようやく本編か。

しかし、まあ、そのおかげで生まれる、後半の圧倒的な濃密度と爆発力は必見だ。
さすがに、ここまで好き放題にやられてしまうと、文句を言う気も起きなくなる…(笑)。

どこまでも痛々しくて馬鹿馬鹿しいだけの映画だが、「リアリティなんか糞喰らえ!!」というその潔さには感服した。
(それでも、やっぱりちょっと長過ぎるな…笑)



【浮草】…満足度★★★★☆


これまで観た小津作品と、どこか雰囲気が違って映るのは、内容のせいなのか、それとも関西弁のせいなのか。
(調べてみると、これまでの松竹を離れ、大映で撮った作品らしいので、その辺りも関係しているのかも知れない)
しかし、趣(おもむき)こそ違えど、全体のクオリティはかなり高く、監督の才能を改めて実感する作品となった。

個人的には、(小津作品における【浮草】の位置付けがどうなのかは知らないが…)中村鴈治郎らの芝居も含め、人情話の「古典」として後世に残すべき名作の1本だと思う。





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Last updated  2016.06.29 23:17:00
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