[Stockholm syndrome]...be no-w-here

2016.06.23
XML
カテゴリ: 宝塚
今更の話題になるが、ついに星組の次期トップスターが発表された。

しかし、タイミングが悪かったのか、僕は熱帯魚に振り回されて気もそぞろだったため、特に大きな感慨も無く、「おお、やっぱりそうか」という感想しか出なかった(失礼…)。
(そこから、魚1匹に対する僕の狼狽と心労を察して頂けると有り難い…笑)
まあ、今回は順当と言うか、他の人選を想像する方が逆に難しい結果だったため、リアクションも薄くなったのかも知れないが…。
(完全に言い訳だ…笑)

次期トップスター … 紅ゆずる
次期トップ娘役 … 綺咲愛里

2度目に【こうもり】を観劇した際、フィナーレで2番手の羽根を背負い、大階段を降りて来る紅を見ながら、「ああ、彼女がトップになっても、きっと僕は星組を観に来るんだろうな…」とふと思った記憶がある。
そして、イーダ役の娘が気になって、公演プログラムで調べたのが綺咲だった。
その時は単に「可愛い子だな…」と思っただけなのだが(失礼…?)、普段なら娘役に興味を示さない僕がわざわざ調べたという事は、何かの予感があったのかも知れない。
(確かに、あの日の僕は、何かしら霊感的なものが働いていた)

それにしても、紅ゆずるは北翔海莉の後任で良かったのではないかと思う。
これは、飽くまで素人の憶測でしかないが、「トップ・オブ・トップ」と呼ばれた柚希礼音の退団後、良くも悪くも、残された組子達は柚希の影を追いかけようとしたはずだ。
そして、それはもしかすると、ファンも同じだったのではないか…。
そんな状況で、仮に紅がトップを務めたとしても、柚希と比較される運命から逃れられず、正当な評価をされる事は無かっただろう。

表現は間違っているかも知れないが、北翔海莉という謂わば「別枠」のスターが間に入る事で、星組は上手くリセットされたのではないかと思う。
また、柚希と並び立つ実力者でありながら、北翔が柚希とは全く違うタイプだった事も幸いした。

勿論、だからと言って、紅が安穏として良いという話ではない。
寧ろ、北翔が誰よりも「努力の人」だったからこそ、紅も今の「実力」そのものよりも、就任後にどれだけ「成長」できたかが問われる事になるのではないかという気がする。
それは、綺咲も同じだ。

実際、ネット上では、新トップ2人の実力を疑問視する声も少なくない。
その「疑問符(?)」を「感嘆符(!)」に変えられるかどうかは、今後の彼らの努力次第だ。
2人とも華があるので、小細工に逃げず、真正面から勝負できるトップになって欲しいと思う。


因みに、以前にも書いたが、僕にとって、観たいと思う男役が一番多いのが星組だ。
まこっつあんを始め、「紅5」の個性的な面々も、もっと前面で観てみたい。
勿論、せおっちもだ。

そして、何より誰より…

星組には、七海ひろきがいるじゃないかぁあッ!!

彼女をもっと輝かせてあげてくれぇえッ!!

彼女はシリウスにだってなれる人なんだぁあッ!!


と、どさくさに紛れて、思いの丈をぶちまけた所で…(笑)。


改めて、トップ就任おめでとう!!


蛇足ながら、ようやく【こうもり】のDVD・ブルーレイ発売が決まった。
先に、花組【ME AND MY GIRL】の発売が発表されたので、まさか今回も版権で揉めているのかと心配したが、とりあえず安心した。

まあ、僕が買うのはCDなので、あまり偉そうな事は言えない…(笑)。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2016.06.24 20:15:39


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

love_hate no.9

love_hate no.9

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: