2018.03.19
カテゴリ： 娯楽・趣味 (テレビ、漫画、その他)
性懲りも無く、また【黒執事】の話題(笑)。
今回の記事に関しては、元々書く気は全く無かったのだが、暇潰しに弟シエルの本名を考えていたら、運命の歯車が突然キリキリと回り出し、書かざるを得ない状況になってしまった。
こじ付け的な要素は確かに強いが(笑)、整合性は取れていると思う。
前回よりも更に長いので、4回に分けて書く。
(来月10日の宙組観劇までには、何とか全部を纏め上げたいのだが…笑)
前回、僕は「シエル達はステュアート朝の末裔ではないか…?」という説を展開したが、実はその時、それとは別にもう一つの仮説を立てていた。
寧ろ、僕としてはそちらの方が本命だったと言って良い。
その仮説とは…
シエル達は「イエス・キリストの末裔」ではないか?
詳しくは、ダン・ブラウンの小説【ダ・ヴィンチ・コード】を読んでもらうか、同名映画を観てもらうとして、僕はイエスとマグダラのマリアが「婚姻関係」にあったとする説を支持している。
(以前もどこかに書いたような気がするが、カトリック教会は「隠蔽」と「捏造」の宗教だ)
だから、(その末裔が現実に今も生きているかどうかは別として…)2人の間に子供がいたとしても異論は全く無い。
とは言え、そこからシエル達まで結び付けるには、調べる範囲が広過ぎる。
何を足掛かりに始めたら良いのかも分からない。
膨大な資料と想像力が必要になるだろう。
それで直ぐに面倒臭くなって(笑)、もっと身近なステュアート朝に目を向け、その歴史を調べてみる事にしたのだ。
(結果的に、これはこれで興味深い発見が幾つもあり、自分としては充分に楽しめた)
それに満足すると、今度は未だ明らかにされていない弟シエルの本名が気になり始めた。
兄の「Ciel(シエル)=空、天」と対になる単語を考えて、それをネットでフランス語に変換するだけなので、時間も手間も掛からない。
暇潰しには丁度良いだろう。
そんな軽い気持ちだった。
terre(テール) … 大地
soleil(ソレイユ) … 太陽
lumière(リュミエール) … 光
ange(アンジュ) … 天使
等々…
思い付くままに、幾つか候補を出して行く。
個人的には、シエル(空)と対になって「星」を想起させるリュミエール(光)が一番しっくり来るかなと思ったのだが、確証は無い。
そこで、今度は意味からではなく、音の響きから対になる言葉は無いか考えてみた。
「シエル」と聞いて、真っ先に思い浮かんだのは「ノエル」。
僕が大好きな英国のロックバンド、元OASISのノエル・ギャラガーが有名だ。
とは言え、彼はイギリス人。
「まあ、フランスとは関係無いだろうな…」と思いながらとりあえずで調べてみると、何とこの「ノエル」はフランス語だった(笑)。
更に、その意味を知って驚嘆する。
Noël(ノエル) … クリスマス
(特に、そのシーズンやクリスマス聖歌を指して使われる事が多い)
何と、「ノエル」はラテン語の「natalis … 誕生」を語源にした、「クリスマス」を意味する言葉だったのだ。
双子の誕生日は12月14日であり、正にクリスマスの時期とも重なる。
(第26巻の回想シーンでも、誕生日会の準備と一緒に、クリスマスツリーが飾られている)
そして、「Ciel(天)」と「Noël(クリスマス=誕生)」から連想される人物と言えば…
イエス・キリスト
これこそ正に神の啓示と言おうか、弟シエルの本名を探っていたら、予期せぬ形で突然イエスに辿り着いてしまった。
こうなると、嫌でも考えなければならない。
おかげで、その裏取りのためにパソコン画面と関連書籍にかぶりつく羽目になり、ドラマもブログも、宝塚も後回しになってしまった。
神様は僕を放っておいてくれない…(笑)。
では、シエル達は本当にイエス・キリストの末裔なのか…。
次回は、神話や伝承といった側面から、イエスとファントムハイヴ家との共通点を探ってみたい。
せっかくなので、蛇足ながら マグダラのマリア について補足しておこう。
一般的に、彼女は「娼婦」の出だと言われているが、実は聖書の中にその記述はどこにも無い。
ただ、イエスによって「七つの悪霊を追い出してもらった」と書かれているのみだ。
(彼女は異教徒だったのではないか、と言われている)
一部では『ルカによる福音書』の「罪深い女」や、『ヨハネによる福音書』の「姦通した女」をマグダラと見る向きもあるようだが、当然ながら両者を結び付ける記述は一切無い。
「娼婦」というのは、特にカトリック世界で後世に貼られたレッテルに過ぎないのだ。
(ヴァチカンは、1969年に「マグダラのマリアは娼婦ではなかった」という声明を発表している)
今回の記事に関しては、元々書く気は全く無かったのだが、暇潰しに弟シエルの本名を考えていたら、運命の歯車が突然キリキリと回り出し、書かざるを得ない状況になってしまった。
こじ付け的な要素は確かに強いが(笑)、整合性は取れていると思う。
前回よりも更に長いので、4回に分けて書く。
(来月10日の宙組観劇までには、何とか全部を纏め上げたいのだが…笑)
前回、僕は「シエル達はステュアート朝の末裔ではないか…?」という説を展開したが、実はその時、それとは別にもう一つの仮説を立てていた。
寧ろ、僕としてはそちらの方が本命だったと言って良い。
その仮説とは…
シエル達は「イエス・キリストの末裔」ではないか?
詳しくは、ダン・ブラウンの小説【ダ・ヴィンチ・コード】を読んでもらうか、同名映画を観てもらうとして、僕はイエスとマグダラのマリアが「婚姻関係」にあったとする説を支持している。
(以前もどこかに書いたような気がするが、カトリック教会は「隠蔽」と「捏造」の宗教だ)
だから、(その末裔が現実に今も生きているかどうかは別として…)2人の間に子供がいたとしても異論は全く無い。
とは言え、そこからシエル達まで結び付けるには、調べる範囲が広過ぎる。
何を足掛かりに始めたら良いのかも分からない。
膨大な資料と想像力が必要になるだろう。
それで直ぐに面倒臭くなって(笑)、もっと身近なステュアート朝に目を向け、その歴史を調べてみる事にしたのだ。
(結果的に、これはこれで興味深い発見が幾つもあり、自分としては充分に楽しめた)
それに満足すると、今度は未だ明らかにされていない弟シエルの本名が気になり始めた。
兄の「Ciel(シエル)=空、天」と対になる単語を考えて、それをネットでフランス語に変換するだけなので、時間も手間も掛からない。
暇潰しには丁度良いだろう。
そんな軽い気持ちだった。
terre(テール) … 大地
soleil(ソレイユ) … 太陽
lumière(リュミエール) … 光
ange(アンジュ) … 天使
等々…
思い付くままに、幾つか候補を出して行く。
個人的には、シエル(空)と対になって「星」を想起させるリュミエール(光)が一番しっくり来るかなと思ったのだが、確証は無い。
そこで、今度は意味からではなく、音の響きから対になる言葉は無いか考えてみた。
「シエル」と聞いて、真っ先に思い浮かんだのは「ノエル」。
僕が大好きな英国のロックバンド、元OASISのノエル・ギャラガーが有名だ。
とは言え、彼はイギリス人。
「まあ、フランスとは関係無いだろうな…」と思いながらとりあえずで調べてみると、何とこの「ノエル」はフランス語だった(笑)。
更に、その意味を知って驚嘆する。
Noël(ノエル) … クリスマス
(特に、そのシーズンやクリスマス聖歌を指して使われる事が多い)
何と、「ノエル」はラテン語の「natalis … 誕生」を語源にした、「クリスマス」を意味する言葉だったのだ。
双子の誕生日は12月14日であり、正にクリスマスの時期とも重なる。
(第26巻の回想シーンでも、誕生日会の準備と一緒に、クリスマスツリーが飾られている)
そして、「Ciel(天)」と「Noël(クリスマス=誕生)」から連想される人物と言えば…
イエス・キリスト
これこそ正に神の啓示と言おうか、弟シエルの本名を探っていたら、予期せぬ形で突然イエスに辿り着いてしまった。
こうなると、嫌でも考えなければならない。
おかげで、その裏取りのためにパソコン画面と関連書籍にかぶりつく羽目になり、ドラマもブログも、宝塚も後回しになってしまった。
神様は僕を放っておいてくれない…(笑)。
では、シエル達は本当にイエス・キリストの末裔なのか…。
次回は、神話や伝承といった側面から、イエスとファントムハイヴ家との共通点を探ってみたい。
せっかくなので、蛇足ながら マグダラのマリア について補足しておこう。
一般的に、彼女は「娼婦」の出だと言われているが、実は聖書の中にその記述はどこにも無い。
ただ、イエスによって「七つの悪霊を追い出してもらった」と書かれているのみだ。
(彼女は異教徒だったのではないか、と言われている)
一部では『ルカによる福音書』の「罪深い女」や、『ヨハネによる福音書』の「姦通した女」をマグダラと見る向きもあるようだが、当然ながら両者を結び付ける記述は一切無い。
「娼婦」というのは、特にカトリック世界で後世に貼られたレッテルに過ぎないのだ。
(ヴァチカンは、1969年に「マグダラのマリアは娼婦ではなかった」という声明を発表している)
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Last updated
2018.03.20 20:46:49
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