[Stockholm syndrome]...be no-w-here

2022.07.27
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カテゴリ: 宝塚
前置きで宙組の話題に触れようと思っていたのだが、それ以降にも色々と発表があったため、舞台の感想を書く時にきちんとまとめて書く事にした。
次回公演【HiGH&LOW -THE PREQUEL-】は、8月30日(火)のチケットを手に入れた。
演目が発表された時、ネット上の評判があまりに悪かったので「チケットが完売する可能性は低そうだから、2回目は自分で席を選んで買おう」と思って1枚しか抽選に申し込まなかったのだが、先着順当日にあっという間に完売した(笑)。
やはり、ポスター画像の反響が大きかったのだろうか。
今後は、ちゃんと2枚抽選に申し込もうと思う(笑)。



さて、月組【グレート・ギャツビー】は原作小説は勿論、映画も観た事がない状態での観劇だったのだが、思った以上に奥行きのある作品という印象を受けた。
さすが1925年に発表された小説らしく、内容は至ってシンプルで古典的ですらあるのだが、主要キャストだけでなくどの登場人物にも表と裏、光と影があり、彼らが様々な場面で交差する中でそれぞれの人生が垣間見え、非常に多面的な煌めきを見せる作品となっている。

そこが、原作が時代を超えて愛され続け、宝塚でも再演が繰り返される理由なのかなと感じた。
個人的には、ノスタルジックではあっても全く古臭さは感じず、かなり新鮮に作品を楽しめた。

勿論、そこには小池修一郎の演出と月組生の芝居が大きく関わっている事は言うまでもない。
3度目の上演という事で、恐らく初演から色々とブラッシュアップされているのだろう。
各場面に見所と見せ場があり、無駄な演出が無い。
それを彩る歌やダンスも印象深い。
配役もかなり適材適所で、今の月組が見せられる最高の舞台となっている。

まあ、時々そこにARIが居ない寂しさも感じはしたが、逆に次の若手がどんどん前に出て来ており、彼らの頼もしさに頬が緩んで、あまり感傷に浸る暇も無かった(笑)。
特に、本作はほぼ全員がスーツ姿のため、男役としては格好良さを存分にアピールできる場面が多かったように思う。
彼らが輝月ゆうまを中心に歌い踊る『第8場C アイス・キャッスル奥』は、ここだけ何度も繰り返して観たくなる場面だ。

本当はもっと内容に触れたいのだが、シンプルな物語だけにネタバレになってもいけないし、登場人物達と絡めながら書いた方が上手く纏められると思うので、今回はここまでにする。
不測の事態が無ければ来週また観劇予定なので、キャスト別の感想を順次書いて行こうと思う。
その前に、ちょっと脱線するかも…。

ありがとう!!





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Last updated  2022.07.27 21:34:09


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