イタリア語の「大きい」の意の形容詞は grande です。音楽記号の grandioso グランディオーソ(堂々と)も関連語でしょう(正確には「発想標語」という。楽典や記号・標語には少々詳しい。小学校の時に図書室の古い本をなぜか乱読した。蔵書が少なかったからか)。とすれば、u や h は不要で grande あるいは複数形の grandi でいいはずなのだが。 イタリア語の発音に忠実に考えれば、この複数形の grandi を採用したのかとも思われますが、おそらく命名者もそこまで考えたのではなく、何となくゴロの良さで「グランディ」としたのではないか。つまり「グランデ」の発音の最後を呼びやすく愛称っぽくしたのではないか。だから、横文字表記は、grande なのか何なのかは曖昧なままになっていると思われる。 県としても、正式の横文字表記は決めていないのではないでしょうか。