仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2009.12.19
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カテゴリ: 東北
昨日、八戸市長はJR東盛岡支社に、来年冬の新幹線青森延伸後も八戸駅に全便が停車するよう要望したという。TVでは、市長が議会や経済界と一緒に盛岡支社内で要望書を渡す映像が流れていた。

ターミナルとして注目を浴び、また経済効果も認識されたことから、地元としては自然の行動だろう。JRとしては、青森に東京から最速3時間で達する利便性を出したいだろうから、全便停車が実現するかどうかは微妙だが、ほとんどの列車を八戸で止めて欲しいというところが、地元の本音ではないだろうか。

■関連する過去の記事(青森延伸関係)
名称が七戸十和田駅に決定 (09年7月29日)
東京青森間3時間の時代を考える (06年3月9日)

他方で、岩手県知事が日本航空に便の存続を求める要望を行ったとのニュースもあった。こうちらの映像は、要望書を受ける側が1人だけで、しかもテーブルが広すぎて知事が随分と背伸びをして渡すような光景で、ちょっと淋しさを感じたが、経済の冷え込みや日航問題に加えて、新幹線開業もあり、東北の各空港は深刻な時代を迎えていくだろう。

空港問題もいずれ取り上げたいが、今日は、新幹線について一言。新青森駅開業の際に、盛岡や仙台にはどれだけ停車するだろうか。

仙台の経済界や行政では要望の動きがあるという話は聞かないが、たぶん、当然全便停車だと思っているのだろう。盛岡はどうか。地元の動きがあるのだろうか。

JRとしては、最速3時間とされる便を、最低でも朝夕の2本は設けると考えるのだろう(単純な私見)。その際に、仙台と盛岡の双方に停めるかどうかが一つの焦点になると考えられる。これに八戸も加わるか。経済学あるいは政治学的には、ゲーム理論の問題状況だが、半年前とされるダイヤ編成に向けて、今後地元の動きも活発化するかも知れない。

それにしても、仙台は、動かないだろうけど。





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最終更新日  2009.12.19 08:06:09
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