仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2010.09.23
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カテゴリ: 東北
気になっている福島の山。以前も記しました。福島のマッターホルンたちです。

■関連する過去の記事
会津のマッターホルン 蒲生岳 (2010年8月29日)
阿武隈のマッターホルン (2009年11月27日)

今朝の仙台は雨。イースタンのファンイベントも中止でしょうか。それでは読書の一日としようかなどと思案中です。そこで、新しい山の本『新・分県登山ガイド6 改訂版 福島県の山』(山と渓谷社、2010年)により、福島に行った気になって山のプロフィールを記してみます。それにしても福島は広いですね。

まずは、常葉の鎌倉岳。阿武隈には、古殿町竹貫(たかぬき)と田村市常葉(ときわ)に2つの鎌倉岳があります。常葉の方は、おっとりした阿武隈山地の中で、天を衝く姿が異色の存在で、岩峰がそそり立つ阿武隈の異端児、と紹介されています。鎌倉岳とは、頼朝の奥州攻めの際に功労のあった千葉常胤が家来の鎌倉武士とともに移動することになった時、僧侶や修験者の宗派拡張のためこの山に分け入ったことにちなんでつけられた名だそうです。

さえぎるもののない山頂からは、西に吾妻、安達太良、那須連峰などが眺められる。歩行時間1時間55分、歩行距離5.5kmです。山頂は967.1mですが、累積標高差はプラス446mとマイナス515mとのこと(少年自然の家発、山根小学校着)。家族の登山にも向いているようです。

さて、マッターホルンと言えば、やはり蒲生岳。只見のマッターホルンの異名を誇る鋭鋒と紹介されていますが、近年は会津のマッターホルンとも呼ばれ、それだけ知名度が上がったのだろうと記されています。本家の5分の1ほどの標高ながら、眼下に蛇行する只見線などの情景が素晴らしい。828mで、累積標高差(会津蒲生駅から発着の周回コース)456mです。露岩帯の急坂や鎖場などもあります。十分準備をした上で、子ども達と登ってみたいと思います。





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最終更新日  2010.09.23 07:30:04
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