仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2015.05.17
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カテゴリ: 雑感
地震の前に、空や雲に異状がみられたり、音や磁気などに異変が出るとか、あるいは動植物が普段にない動きを示すなどの報告例や仮説がある。

東日本大震災の場合も、数時間前からウミネコが全く飛ばなくなったなどの話を聞く。

塩竈神社の末社である御釜神社。釜の水は涸れることもなく溢れることもない。日本三奇に数えられる不思議なスポットだが、震災の日にはいつになく水が澄んでいたと言われる。

私自身が体験したのは一つだけ。小さな体験だが、動物が異変を感じている能力を確信した。

高校生の頃、ちょうど今ころか6月だろう。初夏の夜中に、家で勉強していた。窓は網戸で外からはカエルの合唱が響いている。ふと、カエルが鳴きやんだ。鳴いている最中は鳴いていることを気にしないが、静寂になると、却って不審に感じられるのだ。すると、数秒後、震度2にもならない揺れがグラッと来た。また、数秒後、カエルたちは元のように鳴き出すのだった。

これは、予知とか予兆というよりも、地震活動の一環として揺れの直前に生じる何らかの異変を、カエルが察知しているからだろう。人間の五感は、揺れが始まってはじめて地震を感じる。しかし、動物は、その前に、初期微動なのか地下の異音なのか、何らかの異状を感覚できるのだ。けっして、超常的に感覚外の(第六感)予知をするというのではなくて、あくまで科学的に解明可能なものだろう。解明されているかどうかは別としても。

そのことを確信したのだった。予知ではなく、早期行動とでも呼ぶべきか。勝手にそう考えている。

何億年も地球で暮らしてきた動物たちだから、地震活動から生じる音、におい、磁気、などを敏感に感覚する能力を獲得していておかしくはない。





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最終更新日  2015.05.17 18:48:56
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