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「どんな人だった?」
「校長先生してた人だって」
「え~、そんな立派な人が来るの~?どうする。恥ずかしいねえ・・・」
と予想したとおり気の重い反応・・・
でも、はるばる外国のお客さんが来るということで、私の留守中、母は床にワックスをかけてピカピカにしているし、父は父でモルタル塗りの外壁が黒ずんでいるからと、ペンキを塗ってくれていた。私の夢(?)に家族を巻き込み振り回してしまって申し訳ないと思いつつも、精一杯歓迎しようとしてくれることに嬉しく感謝した。
1998年10月17日(土)
の夕方5時、ホテルに Jenniferさん
を迎えに行く。
このときは、アサリちゃんもタイ君も一緒に連れて行った。
Jenniferさん
はこの日のイベント、五箇山めぐりから戻った後で、赤いヤッケにジーンズの姿でにこにこと笑顔で私たちを迎えてくれた。ラフな服装のせいか、2度目なので顔見知りになっているせいか、パーティのときとは違って親しみが感じられる。
家に向かう車の中で、私は、 英語は上手く話せないけど、外国人のお友達が欲しかったこと、ホストになってあなたを家に迎えることがとても嬉しいこと
を、つたない英語で一生懸命伝えた。さすが、先生というだけあって、幼い子供の話に耳を傾けるように、私の話を聞き、思いをくみ取ってくれた。 「今日は、あなたとたくさん話をしましょう」
と言ってくださった。
マスオ君の車を借りていったのだが、レーダー探知機の装置を見て 「What’s this?」、
携帯電話のフォルダーを見ては 「What’s this?」、
CDケースの背表紙がほとんどアルファベットで書かれてあるのを見ては 「Why?」
といろいろ聞かれて、返答に困った。しどろもどろに単語をつなぎ合わせて答えたが、言いたいことはわかってくれたみたい。英語が好きな割には勉強からはずいぶん遠ざかっていたので、単語も表現も本当に稚拙なもの。携帯電話のフォルダーの説明をするのに 、「Telephone~」
と話すと、 Jenniferさん
は、すかさず Telephoneは家にある電話で、持ち運ぶのはcellular phoneよ
、と教えてくれた。へー、電話でも呼び名が違うんだと、そのとき知った。一つ賢くなったわたし(^^)
家では父や母が待ち構えていた。緊張しながらもにこにことで迎えてくれ、Jen niferさん
もにっこり。まずはお客様だからと、とりあえず座敷にお通しする。(座敷といっても両親の居間の延長のような部屋だけどね)
そこで改めて 、「初めまして」
とご挨拶。両親を紹介し、 Jenniferさん
を紹介する。 Jenniferさん
は、座敷が畳の部屋なので、私たちに習って正座で挨拶される。ジーンズはいた足が窮屈そう・・・
そして、持ってきたお土産を一人一人に手渡してくださる。父にはニューヨークのカレンダー、母にはレターセット、私にはアメリカ音楽のCD・・・(後は何だったかな?もう忘れました)
お土産をいただくなんて、思ってもみなかったので、みんな大喜び。それでいっぺんに Jenniferさん
に親近感が沸き、緊張がほどけていった。(現金なものだ!)
つづく
読んでくださって、ありがとうございます。
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