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タイ・ラオス旅2020年8月 0
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東奥日報電子版「あおしゅと!青森人in首都圏」に記事が載っている。 青森の友達から最近連絡があり、「竹内康一 日本縦断」とYahooで検索した。 記事は『東奥日報夕刊(3月17日)』の内容がそのまま電子版になっている。私は3月17日から一週間ほど検索したのだが、記事を見つける事が出来なかったが、友達から知らがあったのでアクセスした。 記事の最後に、「次は北半球一周。中央アジアから未踏の北欧を経て北米へ」と書かれているが、要するに日本を出発して地球を一周する、世界一周の事を話したのだ。 まだ何も具体的な計画はないが、コロナで今年旅行できない分、来年は2年分旅するつもりでいる。区切りの良い70歳になる記念旅行のつもりだ。 ◎電子版の記事をそのままコピーした。 小さいころの夢実現/67歳で徒歩日本縦断/竹内康一さん(平内出身) 2020年3月17日更新 日本列島をほぼ徒歩で2600キロ以上旅し、宗谷岬に到達した竹内さん(本人提供) ギャラリーへ 60代に入ってなお、世界と日本を歩き回る。平内町出身の竹内康一さん(68)=板橋区=は定年退職後、ユーラシア大陸横断や南米ヒッチハイク旅行などに次々挑戦。昨年は鹿児島県最南端の佐多岬から北海道最北端の宗谷岬まで、陸路のほぼ全行程を歩くというチャレンジに成功した。 元々登山が趣味。「若いころは米国の6千メートル級の山にも登った」。退職後は時間もでき、「中央アジアから南欧までユーラシア大陸を横断した」という。 2018年、アルゼンチンやチリを約3カ月かけヒッチハイクなどで旅した。欧州からの旅人に「日本にも歩く所は多いだろう。母国を歩くべきだ」と言われた。「小さいころに日本縦断成功の話などを聞き、挑戦を夢見ていた」と竹内さん。欧州からの旅人の言葉で、夢実現を決意した。 自転車やバイクでの列島縦断は少なくない。徒歩の場合でも宿泊施設を利用する人が多かった。70歳目前での徒歩と野宿の踏破は例がないと思った。「孫たちなど家族に計画を話して自ら退路を断った。行くのをやめたり、途中リタイアしたら恥ずかしいでしょ」 佐多岬で第一歩を踏み出したのが昨年3月19日。四国を経て和歌山県で本州上陸。都内の自宅まで歩いて一息つき、再び北へ。5月23日に三戸町から青森県に入り、平内町の実家で英気を養ってから青森市まで歩き6月2日にフェリーで函館市へ。北海道を縦断し、6月22日午前11時15分、ゴールの宗谷岬に立った。佐多岬からの移動距離は2600キロ超、84日の旅だった。宗谷岬近くの住人が「その年で徒歩と野宿で日本縦断とは。聞いたことがない」と称賛してくれたという。 「宮崎県では野宿予定の駅前で警官に職務質問された。この時は風邪気味で、住民が教えてくれた格安の温泉施設に泊まった」。野宿しなかったのはこの晩だけだった。「差し入れをもらったり、野宿場所の情報を得たり。出会った人々の厚意に支えられた」 旅は桜前線の北上と同じ時節だった。「各地の花見の光景で心が沸き立った。途中で前線に追い抜かれたが、青葉の美しさも目にしみた」。これまでさまざまな国を旅したが、「日本には緑が多く、美しい国」とあらためて思った。 日本縦断後、10月にはベトナム、ラオス、タイを、今年1月にはインドネシアを訪ねた。どれも経費を極力かけない放浪旅。詳細を自身のブログ「竹ちゃんの旅日記」に記している。 「シニアとか年寄りとか言われるけれど挑戦すればできるということ」と竹内さん。「次は北半球一周。中央アジアから未踏の北欧を経て北米へ」。夢は地球を駆け巡る。 ◇ <たけうち・こういち 1951年平内町生まれ。東京都板橋区在住。青森北高校第1期卒業生。高卒後に上京し出版社に勤務。19歳の時に都内の山岳会の会員となり国内外で登山。ネパールトレッキングは14回に上る。2012年に定年退職し、ユーラシア大陸横断の旅へ。その後も毎年、3カ月程度の海外渡航など放浪の旅を続けている>
2020.06.06
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7/4 八戸駅に到着 青い森鉄道 水筒にワインが入っている 列車はガラガラ 外を眺めながらワインを飲む 塩竈通過 福島駅付近で人身事故あり 新幹線に乗車 新幹線は快適だ 小湊駅から赤羽駅まで鈍行列車で13時間かけて東京に帰ってきた。 仙台駅で福島駅付近で人身事故が発生して運転の見込がたたないとアナウンスがあった。すぐにスマホで時刻表を調べて福島まで乗車して、15分の乗り換えで普通列車に連絡出来る。 運転再開までノンビリ待つのもいいが、姉が冷凍魚をたくさん持たせてくれたので、今日中に何としても自宅に戻りたい。とんだ出費だが新幹線に乗るしか手がない。 確かに新幹線は速いし快適だ。このまま東京まで乗車したい気持ちに駆られるが、福島までだ。 稚内から東京まで1,500kmの鈍行列車の旅、新函館北斗から新青森までと、仙台から福島間は新幹線を使ったが、車窓からの眺めや、乗車してくる高校生の会話が訛っているのが聞こえてくる、懐かしいし心地良く退屈する事はなかった。 次回の旅はまだ考えていないが、秋にも東南アジアでノンビリとひと月旅をしたいと思っている……。どうなるか分からない。 拙いブログを毎回ご覧頂き、また、コメントやメールで励まして下さった方々、本当に有難うございました。
2019.07.05
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7/3 平内町船橋町長に旅の報告をする 平内町広報誌「ひらない」7月号の一番目立つ3頁目に私の旅の記事が掲載されている。小湊の友達から記事を見たと、何人にも言われた。 当然、アクセス数も増えている。平内町の人口は約11,000人、広報誌は全家庭に配らている。 「日本縦断ー徒歩・野宿」をした68歳のシニヤがいたと思っていただければ有難い。 明日は7時25分発の列車で約14時間かけて東京に帰る。全て鈍行列車、歩く旅を考えれば楽ちんだ。これまでも海外旅行で2泊3日の長距離バスも経験しているし、人を人と思わない荷物当然の扱いされたバスにも乗車している。それらに比べれば日本の列車は暑ければ冷房、寒ければ暖房が効くし、トイレも使える。飲物も食物も列車乗り継ぎの際に買う事が出来る。ワインも水筒に丸々残っているので、チビチビ飲みながら列車旅を楽しむつもりだ。
2019.07.04
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7/2 生ウニ軍艦 甘味があり舌にとろける 全ての料理にウニが使われている エビ焼はたっぷりとウニがのっかている 茶碗蒸しにもたくさんのウニが入っている 吸物はいちご煮 アワビとウニの吸物 右がの野坂工務店の野坂社長 左が横浜町議会議長小川さん こんな豪華なウニづくし料理は生れて初めてだ 顔が喜んでいる 長万部駅を6時28分出発 途中の駅 大沼公園を通過 夕方に私の故郷平内町に小湊駅に到着 長万部駅で最後の野宿をして、朝一番の普通列車で新函館北斗に向かう。 車窓から目にも鮮やかな深緑が雨に洗われてより一層鮮やかだ。 新函館北斗からは新青森駅まで新幹線に乗った。立席券で空いている席に座ることが出来る。海底のトンネルを走るので景色は見られない。缶ビール1本飲んで1時間の乗車時間をほとんど寝ていた。 車内アナウンスで新青森駅を聞き流したら、そのまま次の駅まで行ってしまったかもしれない。 野坂工務店に用事があったので、青森から野辺地に向った。 思いもしない「ウニづくし」料理を頂く。こんな全てが生ウニ、ウニの豪華な料理を食べた事はおそらく生まれて初めてだ。寿司屋で一貫時価と書かれた紙を見ては、ゲソ握り、サバなど安価な物を注文してしまうのだが、これでもかといわせるだけの生ウニ料理、大いに堪能、大満足した。 ちなみに礼文島で生ウニ丼は4,800円していた。もちろん私は食べていません。 ご馳走になった生ウニの量はウニ丼の二倍以上あった。 ご馳走さまでした!?😋
2019.07.03
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7/1 我が故郷青森県平内町の広報誌「ひらない」7月号に 記事が掲載された 小樽の回転寿司屋 豊富駅を5時20分に出発 乗客は私一人 可愛らしい駅舎 深い森の中を列車は進む 各駅停車を乗り継ぐ 旭川駅も旭川の街もすっかり変わっていた 小樽駅に到着 昔の鉄道のレイルが街のど真ん中に残っている 小樽運河 旧日本銀行小樽支店 小樽駅そばの市場 ここは古い市場で30年も50年も変わっていない 長万部駅舎で 今回の旅の最後の最後の野宿 豊富駅から東京まで1400kmの列車の旅が始まった。私一人乗せて列車は深い深い森の中を突き進む。異次元の世界に吸い込まれそうだ。途中で乗客は乗ってきたが、名寄駅で降りたのは8名。 次の列車は旭川駅行き、それでも乗客はポツポツだ。旭川駅に降りたのは40年も前かもしれない。駅も街も様変わりしていた。 小樽で乗り継ぎ時間が2時間あるので、小樽運河付近を散歩した。5年前もそうだったが、相変わらず中国と韓国のツアー客が多い。 どこで会ったか忘れたが、テントを張っていると話しかけてくれた年輩の小樽の人が、小樽の寿司屋は地元の人もボラれるので回転寿司が良いと教えてくれた。ツアー客か相手なので値段が安かろ高ろなど関係ないのかもしれない。 回転寿司でうっかり油断して食べていたら3,800円もした。生ビール2杯飲んでいるので妥当な値段なんだろうと、一人納得するしかない。 今晩は2回目になる長万部駅での野宿、92日間で2,300円の宿に1回泊まったきりで、道端や駅舎、道の駅、公園でテントを張って寝た。 これが本当の最後の最後の野宿になる。
2019.07.02
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6/30 稚内から豊富駅に向かう 稚内駅は現在最北端の駅 以前は北防波堤ドームまで路線があった 北防波堤ドーム 樺太へと渡る人々で賑った頃のシンボル 古代ローマ建築物を思わせる 世界でも類のない建築物として注目されている 寿司屋の竹ちゃん 稚内駅構内にある 旅人が写真撮影していた このチケットで稚内から東京に帰る 18時04分発の 名寄行列車に乗車する ビールと焼きうどん 車窓からの景色 やはり北海道は広い 豊富駅で野宿するのは2回目だ 稚内駅が日本最北端の駅だと思っていた。しかし、歴史を遡ると、昭和40年代まではさらに先まで線路跡があり、終戦時までは旅客列車や貨物列車が走っていた。 かつての終着点は、現在の北防波堤ドームがある場所だったそうだ。見るからに古代ローマ建築物のようだ。太い円柱とゆるやかな曲線を描く回廊になっている。 北防波堤ドームは、高波や風雪を防ぐために作られた。 稚内から東京まで約1400kmある。それを鈍行列車で帰る。まともに列車を乗り継いても2泊3日かかる。東京から宗谷岬まで歩いた事を考えれば楽なものだ。 「北海道&東北パス」7日間乗り放題、7月1日から使える。稚内駅は夜中は施錠されて中で寝れない。天気予報は夜中に雨だ、テントを張っても濡れてしまうし、それに風が冷たい。なるべく軒下で雨が避けられる建物内で寝たい。そこでいろいろ考えて、前に野宿した豊富駅で一晩過ごすことにした。
2019.07.01
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6/29 宗谷ふれあい公園の展望台から大沼が望める 宗谷ふれあい公園は冬場はスキー場にもなる 博多と山口の80歳の二人 弥次喜多で話ししていても本当に楽しい ジンギスカン鍋で晩酌している 真中の男性は福島から来ている 岩手から自動車で北海道を回っているご夫婦 今日は朝から雨なのでキャンパーズハウスで過ごす。午後3時過ぎから曇り空になったので、大沼が望める展望台まで軽いハイキングをした。広大な原野の中に広い沼がある。この沼は白鳥の飛来地や野鳥の宝庫として知られている。バードハウスの他、市民のリクレーション施設になっていて、 65.3ヘクタールの公園内には、屋内の遊び場や屋外の遊び場だけでなく、キャンプ場も併設されていて、手ぶらで来てもテントも寝袋も借りられる。冬はスキー場にスノーランドと一年中通して遊ぶことができる。オートキャンプ場のコテージは、別荘タイプの設備できれいで快適に過ごす事が出来そうだ。素晴らしい公園だ。 キャンパーズハウスに雨で出掛けられない人達が次から次と入ってくる。 皆さん60歳から80歳で、北海道大好きな人達だ。定年退職してから車まで日本を回っているご夫婦は一ヶ月間かけて北海道を満喫したいと話す。 博多と山口の80歳の二人の男性は、いいコンビだ。弥次喜多道中、とても仲良しで私も話に加わり楽しい晩酌が出きた。 孫に68歳で日本縦断をした「竹ちゃん」を 写真撮影して知らせると言ってくれた。 その他の人も、私と写真撮影をして家に帰ったら家族や知人に紹介すると言ってくれた。 最近私のブログのアクセス数が増えている、旅で知り合った人達が見てくれているようだ。
2019.06.30
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6/28 稚内に戻って来た 8時30分出航 ほとんどがツアー客だ 稚内に到着これから下船するところ 稚内駅から電車が出発した 北海道立「宗谷ふれあい公園」 今晩から雨予報 夜中も雨 明日一日中雨予報だ キャンパーズハウスで寝る パークゴルフ場で皆さん楽しんでいる 一日中プレーしても200円 キャンパーズハウスには電子レンジ 湯沸器 ホットシャワー コインランドリーも備わっている 奥がシャワー室 洗濯30分300円 乾燥30分100円 汚れ物を洗濯してサッパリした フェリーの2等船室で、宮崎からのツアー客と金沢からのツアー客と一緒になる。宮崎からはチャーター機で稚内まで来ている。173名のツアーで3泊4日、20万円ちょっと、と言っていた。金沢からのツアーは羽田空港経由で稚内に入って礼文島と利尻島を旅す3泊4日で20万円と言っていた。 話を聞くと、レブンウスユキソウは二輪だけ見れたそうだ。私がハイキングして撮影した写真を見せると、皆さん羨ましがっていた。どうも、レブンウスユキソウの群生地に行っていないようだ。大した歩きのハイキングでもないのに、なぜ案内しないのか解らない。更に、利尻島の高山植物展示園にも案内していない。ここなら歩かなくてもバスでいくらでも連れて行けて、いろいろな高山植物を見る事が出来るのに理解に苦しむ。 私の歩きで日本縦断した話をしたら、皆さん驚いていた。 これを見せたら、大勢の人から質問される。一人の男性がスマホで「竹ちゃん」と検索したら、私のブログに繋がり、いろいろな国に旅していると、更に羨ましがられるやら驚いていた。 6月21日に泊まった「宗谷ふれあい公園」にやって来た。今晩から雨予報なので、キャンパーズハウスの中で寝るためだ。 ここは500円だが、設備・備品が揃っている。室内は暖房が効いてTシャツ1枚で眠れた。 パークゴルフが盛んだ。早い人は明るくなるとプレーしているそうだ。何しろ一日中プレーしても200円、回数券を買えば更に特になる。健康には歩く事、笑う事が良いと言われているので、パークゴルフは最高のスポーツなのだろう。
2019.06.29
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6/27 レブンウスユキソウ 鴛泊港 朝から小雨が降ったり止んだりだ 私のテントは軽量なので 強風の時は飛ばされそうだ ノンビリと温泉に入って疲れをとる 28日早朝の利尻山 夜中は昨日同様突風がテントを揺らす。今日の天気は曇時々雨予報だ。 島を自転車で一周するつもりだったが止めた。幸いにもテント場からすぐの所に「高山植物展園」があるので出かけた。なん種類もの花が見れる。礼文島と利尻島に咲く花が植えられているので植物好きには良い庭園だ。今が盛りの花もあれば、これから咲く花もある。花の名前を書いた立て札が素人には分かりやすく、花と立て札を一緒に写真撮影すれば記録にもなる。 やはり、温泉は良い。天気が悪いので長湯して旅の垢と疲れを取った。
2019.06.28
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6/25 シンさんのブログ【繭の里通信】に、私の 今回の歩き旅の事が紹介さている。竹ちゃん、日本列島縦断達成(クリックして下さい) 利尻島のフェリー乗場の隣は海の駅になっている キャンプ場に向かっているところ 利尻神社 テント場はフェリー乗場から10分ほどで到着 フェリーは乗客定員550名、ほぼ満席で礼文島(香深)から利尻島(鴛泊)まで50分の乗船だった。個人旅行者はほんの僅か、旅行会社のツアー客が添乗員に誘導され客室に流れ込んできた。皆さん礼文島の花が綺麗だった事、食事が思ったほど美味しくなかったなど話している。このフェリーは利尻島経由稚内行きだが、半分以上の人が下船した。大型観光バスが待機していて、どの会社のツアーも4日間だ。3泊4日で、礼文島に一泊、利尻島に一泊、稚内に一泊して東京か関西に帰るツアーだ。一人や夫婦で旅行計画を立てて来るよりは楽ちんなのは分かるが、私には忙しい、慌ただしい旅行に感じてしまう。 今晩から雨予報、テントを張るのは嫌だったが、軒下が見つからなかったので致し方ない。明日も一日中雨予報だ。 テントを張っていると時から強い風が吹き、小雨も降り出す。急ぎ張り終えてテントに逃げ込んだ。 セイコーマートまで20分かかる。アルコールも食料も無いので、霧雨の中買出しに出かけた。 風が強くてテントが飛ばされそうだ。スマホで利尻島の天気を調べたら、風速30メートル強風となっている。 四隅にブロックを置いて風対策 明日天気が良ければ自転車で島一周を考えていたが、無理かもしれない。 利尻島はやはり利尻山で、それ以外は海岸線沿いの景色だろうか。 私は利尻山には二度登っている。今履いている靴は底が減り、小石が直に足の裏で感じられる。こんな靴で登って、底がすり減って裸足で歩く事になるやもしれない。天気も良くないので登山はしない。因みに利尻山往復は7〜10時間かかる。
2019.06.27
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6/25 レブンウスユキソウ エゾカンゾン オニユリ エゾカワラナデシコ この一帯はレブンウスユキソウが咲き誇っていた 名前が分からないが 今が花の見頃だ 昨日の天気予報では朝から晴れだったが、朝に霧雨が降り空はどんよりと曇に覆われている。 しばらく様子を見て、桃岩展望台コースにハイキングに出かけた。花は何種類から見られたが、海外線や利尻山を望む事は出来なかった。 礼文島は寒冷な気候のため、海の近くでも高山植物が咲く島として知られている。何しろ氷河期からの貴重な植物が残されている。 北アルプスに咲く高山植物が手軽に見れる事から、6月から9月にかけて訪れる人が後を絶たない。今日も旅行会社のツアー客が何十人もカメラを携えて、花を写真撮影していた。靴もザックも服装もすべて真新しいハイキングスタイルだ。確かに用心する事は大切だが、礼文島のハイキングコースは整備されているので、普段着とまでは言わないが、もう少し気楽な服装で大丈夫だと思ってしまった。 高齢者と女性が多い。北アルプスには登れないが、礼文島でレブンウスユキソウ(エーデルワイス)や高山植物が手軽に見られるので人気が高いのだろう。 利尻山を見ながら入浴とはいかなかった 山の上の方が雲で覆われていた
2019.06.26
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6/24 フリーからの利尻島 稚内フリー乗場 隣のご夫婦は熊本から自家用車で北海道旅行 宿代を浮かすために車中泊とホテル泊を繰り返しているそうだ 利尻島のフリー乗場で利尻山が大きく見える キャンプ場まで5km歩く キャンプサイトはそれほど広くないが 木が多く風よけになる キャンプ場から利尻山を望む 大雑把だが歩き旅で使ったお金は18万円ほどだ。宿泊はほとんど使っていない。食事代は一日1500円で、朝昼で500円、晩飯は1000円でビールと日本酒にワイン代も含む、歩きの途中でコンビニで買った飲物代も含まれる。その他にフェリー代1万円、銭湯は4日から5日に1回で1万円、コインランドリー3回で2400円、鹿児島までと稚内からの帰りのJRのきっぷ代(青春きっぷ11850円、北海道&東日本パス10850円) お菓子類は0円、飲料水は水道水で水は買っていない。コンビニで買ったのはコンビニオリジナルのジャスミン茶100円が多かった。 特に食べ物関係で不自由した訳ではないが、体重は66.5kgから59.7kgに6kg減った。減量にはジョキングや歩きが良い事が証明された事例かもしれない。 飲物水は水道水と書いたが、トイレの蛇口から汲んだ事もある。中には飲料水に適さない水だったかもしれないが、腹を壊すことはなく、ウンコも朝に1回済ませれば途中で用を足すことはなかった。 中には、竹ちゃんは途中で歩きを止めてしまうのではないかと思った人もいるはずだ。正直、私自身も確たる自信があったわけではない。多くの人に公言した、一人でも多くの人に日本縦断の話しをして、自分に縛りをかけたのだ。途中で止めれば、やはりな、到底歩いて日本縦断なんか出来るわけがないの言われてしまう。孫たちに格好悪いおじいちゃんではいられない。 さて、今日から礼文島に来ている。高校3年の時には利尻島に渡り利尻山を登ったが礼文島までは足を伸ばしていない。 社会人になって小樽からフェリーで利尻島に渡り、会社の仲間と利尻山を登り、礼文島を訪れた。2回目の礼文島だ。北アルプスに見られる高山植物が6月中旬から8月にかけて咲く。 フェリーには読売旅行、JTB旅行などのツアー客で一杯だ。 なるべくツアー客がいない静かな場所を探して高山植物を楽しみたいと思っている。
2019.06.25
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6/23 野寒布岬は「ノシャップ岬」とカナで表記することも多い 利尻島がかすかに望める 漁師の店の朝飯 ノシャップ岬展望台 漁師の店から3分で行ける 海の駅 稚内駅から10分 樺太記念館 日露国境標石 今晩は海鮮丼 漁師の店のご主人 1時間ほど話す 15歳から漁師一筋で稚内から出た事がない 昔、冬場の間に自前のトラックでスケソウダラを蒲鉾工場に運んだ その時は良い収入だったが 酒と博打で金は残らなかたと話す ご主人の差し入れ ツブとカレイの干物 酒のツマミに最高だ! カレイを回転させて干物にする 皆さんから「日本縦断完歩達成、おめでとう!」というコメント、メールをたくさん頂いた。本当に有難うございました。 漁師の店のご主人にも、自転車やバイクで日本一周する人はたくさん来るが、徒歩でやって来る人は最近いないそうだ。それも高齢68歳で野宿しながら歩いて来た人は初めてだと話す。 今日は、ノシャップ岬に行き利尻島を望めたが霞んでいる。 稚内の町に出てみたが特に見所はない。 何気なく海の駅に入ると、「樺太記念館」があったので入館した。 パンフレットを要約する。 樺太(サハリン)は、もともと、アイヌをはじめとした先住民族が住む土地で、日本人とロシア人も雑居していた。 その樺太の北緯50度以南、「南樺太」が日本の領土となった時代があった。1905年から太平洋戦争が終わった1945年までの40年間。その時代の様子を伝える、樺太関係資料や写真など2000点あまりの貴重な資料をもとに、明治以降の樺太とそこに生きた人々の姿を紹介している。 1時間ほど見学した。少しだが樺太の40年の歩みを知る事ができたし勉強になった。 明日は、「利尻島」「礼文島」に渡る。
2019.06.24
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6/22 84日目 晴れから曇り(宗谷ふれあい公園〜宗谷岬24km) 84日目にして ついに宗谷岬に到達した! 歩きで日本縦断完歩記念 少し高めのワインで自分のご褒美とした バイクや自転車で日本縦断する人は多いが 徒歩で日本縦断する人は人少ない 宗谷ふれあい公園はオートキャンプ場も出来る 広い公園だ いよいよ最後の一日 24km歩けば宗谷岬だ この先の半島の右奥が日本最北端の地だ 間宮林蔵ここからカラフトに出航したのだ 日本最北端は目の前だ ついに日本最北端の宗谷岬に到達した! 少し高めのワインで日本縦断完歩達成祝い! 稚内駅までヒッチハイク 地元の人が車に乗せてくれた ライダーハウス「漁師の店」一泊3000円 二食付き 晩飯はウニ丼 ここのお父さんが獲ってきたウニだ これだけでも3000円の元はとれる 昨日、キャンプ場の受付でビールを買っ時に、今晩から雨が降る予報だから館内で寝てもいいと言われたので、テントを撤収して館内に移動した。 10分もしたら雨が降り出したので移動したのが大正解だ。夜中も雨が降り、出発出来るか心配したが5時頃から小雨になり、空も少し明るくなって来た。 何時でも出発出来る準備は出来ている。スマホで雨雲をチェックすると9時頃から曇りで雨の確率20%だ。それでも何回も外に出て空の様子を確認する。 小雨だが、これから雨が降らないと自分に言い聞かせて5時20分に出発する。 1時間も歩くと青空も見えるが、すぐに雲に覆われる。風が強くて足を踏ん張らなくては前に進まない。風速8〜10メートルの向かい風が吹いたり、弱まったりの繰り返しだ。自分では1時間で5kmの歩きのつもりだが、4kmがやっとだ。 日本最北端の記念塔が見えた時には、心底嬉しかった。 11時15分日本最北端の地、宗谷岬に到達。 ついに佐多岬から宗谷岬まで2600kmを歩き通したのだ。 昨日、手書きした「日本縦断完歩達成!」を手に持ち写真撮影していると、周りの人から「おめでとう!」「凄い!」「おめでとうございます」と声をかけられた時には、目頭が熱くなる。 思えば、3月初めはマイナス1℃の中テントを張り寒かった事。警官に職質される事3回、頭にきたがいい経験だった。1回だけ2300円の宿に泊まったが、すべて野宿だ。 食事も朝は食パン2枚にコーヒー、昼はコンビニやスーパーで弁当を買い食べた。コンビニがない時には昼を抜いた。晩飯は米の代わりにビールや日本酒、ワインに惣菜を三品程度だったが、人間の体は良く出来ていて、腹も壊さず病気にもならなかった。毎日30km〜35km、多い時には42kmも歩いた日もある。 いろいろ思い出されるが、自分でも信じられない事を成し遂げたものだ。
2019.06.23
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6/21 83日目 晴れから曇り(豊富駅〜宗谷ふれあい公園42km) 宗谷ふれあい公園の近道を教えてくれた 散歩の二人と3km一緒に歩く 牧場が多いのでミルクに関する看板を見かける 昨日は兜沼キャンプ場も考えたが 国道まで距離があるので止めた 稚内まで29km 宗谷岬までは50kmはある ラム肉を販売している ここから稚内市 牛の糞の臭いがすれば牧場が現れる 冬に牛に食べさせる草を刈っている 右に辿っていけば宗谷岬打だ 散歩の二人に親切にもキャンプ場入口まで案内してもらう テントを張り終えて ビールを飲む セイコーマートでコーヒーを買い、食パン2枚の朝食だ。 宗谷岬まではあと77km、今日はできる限り距離を稼いでおきたいので、黙々とただ歩く。 食料とビールが買える所は国道に出なければならない。そこまで行ったらテント場を探すつもりで歩いていた。途中で国道に出る近道に入ったので、国道沿いの町ならビールくらい買えるだろうと考えていた。 写真撮影していると散歩の二人の女性が近付いてきたので、町の様子を尋ねると酒屋も雑貨屋もないと話す。 私がビール、ビールと言うので、キャンプ場にはビールがあると教えてくれた。 親切にもキャンプ場の入口まで案内してくれた。 広々とした気持ち良いキャンプサイトだ。 有料で500円、ホットシャワーが使える。 ビールは買えたが、食べる物がない。魚肉ソーセージ、サラミ、カッパの九ちゃん、柿の種で寂しい晩酌をして早めに寝た。 明日は25km歩けば宗谷岬に到達だ!
2019.06.22
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6/20 82日目 晴れ(天塩キャンプサイト〜豊富駅32km) 薄っすらと利尻山が望める 道の駅てしお 館内は施錠されるし 適当な野宿場所がない 今日は朝から快晴だ 昼からにわか雨があった 途中の会社で水を貰う 冷えた水で美味しかった 北緯45度通過点 この手前を歩いていると 私の20m先を左からシカが横切った 今日の目的地豊富まで4km 稚内まで44km 宗谷岬までは70kmある セイコーマートで鶏肉入りスパゲッティを食べる 安くて結構美味い! 奥の建物が豊富駅 今晩ここで野宿 晩酌は鯖焼き 鶏の唐揚げ キャベツの千切りをマヨネーズ和え 薄らと「利尻山」が望める。高校生の時に登り、会社の仲間とも登っている。当時は小樽から利尻島までフェリーがあり、小樽で飲んで、船で寝て朝の5時頃に着いた。今はフェリーは小樽から出ていない。 今日の歩きは32km、その間コンビニはない。何たる事か水を汲み忘れた。朝から快晴で太陽の陽射しが強くて途中でのどがカラカラになった。牧場はあるが建物は道路からかなり離れているので、水を貰うのには遠い。 やっとゴミ処理場があったので、事務所に入って水を貰えた。水道水ではなく、職員用の冷水機から冷たい水を入れてくれた。 皆さんに宗谷岬まで頑張って下さいと励まされ、歩く力になる。 北海道に60店舗あるセイコーマート、セブンイレブンやローソンよりも惣菜は安い。写真の鯖焼きは120円、鶏唐揚げ110円に消費税、千切りキャベツ98円とよそのコンビニの半額以下だ。関東にも何店舗かあるらしいが見た事がない。あればワインを買うのだが、何しろコンビニにしては品揃えが良くて、380円から600円程度のワインがあるのが嬉しい。
2019.06.21
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6/19 81日目 晴れから曇りにわか雨(河川公園〜天塩キャンプサイト20km) 牛小屋 牛もノンビリしている 朝飯 食パンにシロップをつけて食べる 北の外れの水田 天塩町に入る 天塩町観光ガイド 牧場 上は海 本日のキャンプサイト ライダーハウスがある ライダーハウス プレハブが3棟 宗谷岬の天気予報は日曜日まで曇りで、雨の確率も低いので、到着を22日に決めた。 あと残すところ90km、3日で歩ける距離だ。 朝、セイコーマートの前で朝飯を食べていたら、アスパラ栽培を経営している72歳のおとうさんに声をかけられた。 町の村おこし寄付金の返礼品として、5月6月は忙しいと話す。 もし何なら、来年バイトに来ないかと誘われた。時給1000円で三食付だそうだ。2ヶ月で50万円、暇なので来年は遠別の町で過ごすのも悪くないと、考える竹ちゃんだった。 本日はライダーハウスに泊まる。畳8枚が敷かれたプレハブだ。一泊200円。 この部屋に3人で泊まる。自転車旅の大学生、浜松のバイクで旅している60代の男性、いろいろな旅の話を聞けたし参考になる情報も得ることが出きた。
2019.06.20
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6/18 80日目 雨(羽幌朝日公園〜河川公園41km) 稚内もあと3日の距離になった 朝日公園でテントを張ったのは二人 岐阜の70歳の男性 日本一周は何回もしている 今回は北海道一周 埼玉の私より2つ下の男性 自転車で北海道を旅している 留萌で会って また途中で声をかけてくれた セイコーマート 北海道のどこの町にも一店あるそうだ ワインの品揃えが良い 安い! ここまで25km 更に進む 今日は波も穏やかだ 道の駅冨士見 レストランがあるだけ 売店もない テントは張れるがイマイチだ 河川公園 キャンプサイトがある有料500円 管理はいない 来たら払うが来ないと思う セイコーマートで今晩の食材とビールにワインを仕入れる ワイン380円 ワインの良し悪しは分からないが 旨いと思った! ここ3日天気が良くない。この先も曇りから雨の日が多い。 天気予報がコロコロ変わる。毎日チックしているがその都度変わっているのだ。 宗谷岬まで110kmたらずの距離だが、天気が良ければ4日、悪ければ停滞するので到達は遅れる。 曇で雨が降らなければ23日にも宗谷岬に到達出来る見通しだ。 この先、人家がない所を通るので、クマが怖いので町中やJR駅に野宿するつもりだ。 当然、食料品にビールが買えなければ晩酌の楽しみがなくなるので、セイコーマートのある町が良いのだが、丁度30km、30kmごとには残念ながら店はない。
2019.06.19
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6/17 79日目 雨(道の駅おびら番屋〜羽幌朝日公園29km) クマが迎えてくた 稚内も5日の距離になった 海岸沿いにの道路も広い歩道があり歩きやすい 今日は強い向かい風 この沿線沿いの家は風囲いの塀をしている 風力発電 波も高い 今日はそれだけ風が強いのだ ここに道の駅があるが 次の道の駅を目指す 商売していない普通の家なのですが ずらりとドラえもん アンパンマンが並んでいる 道の駅はぼろ 道の駅というよりもホテルだ 日帰り温泉 温泉は源泉掛流し ゆっくり入浴した 本日の野宿は羽幌朝日公園 夜中は強い雨に強風が吹き、バス待合所の屋根に叩きつける雨音、窓に強い風が吹き続けていた。 朝には強風も弱まり、雨も小雨になってきた。コーヒーを沸かし食パンにハチミツをつけて朝飯を食べて、スマホで天気予報を確認する。10時くらいまで雨が降る予報だ。外はまだ風が強い、それも向かい風、歩きには最低な迷惑な風だ。 今日は25km先の「道の駅はぼろ」までの予定だ。 すっかり出発準備は出来ている。外の様子を見ると、霧雨で風は強いが出発出来ない事はない。 歩き始めると向かい風が強くてスピードが上がらない。日本海に面したこの付近は冬は大変な吹雪に強風に悩まされると思う。どの家にも風囲いの塀がある。 今日は一日中向かい風で手がかじかんでとても寒かった。 道の駅はぼろの芝生は絶好なテント場に見えた。トイレを掃除している女性に「ここでテントを張っていると人はいましたか」と尋ねたら、見た事がないらしい。 それなら風呂でも入って、18時頃にテントを張ろうと思っていたら、「ここでテントを張ってはいけないそうです」と言いに来た。お節介な事に役場の観光課に電話したのだ。 暗くなったらこっそりテントを張る事も考えたが、グーグルマップで調べると朝日公園がありキャンプサイトがあるので、2km歩かなければならないが移動する。 まったく余計な事を、彼女は親切で問い合わせしたのだが…。
2019.06.18
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6/16 78日目 雨(留萌ふれあい公園〜道の駅番屋23km) 旧花田屋番屋 明治38年頃の建造物 小平町(オビラ)は明治から大正にかけて鰊魚でとても栄えた 今残る最大級の鰊番屋 雨が強く降ったり弱まったり それに冷たい雨だ 人家のある所にバス待合室があるので 強い雨の時は避難する 小平町 少し雨が小雨になる 道の駅おびら鰊番屋 青空もあるが 雨は降ったり止んだりだ 風が強い 道の駅内部と当時のニシン漁の様子を描いた大きなパネル 鰊番屋の内部 旧花田屋番屋には、漁夫の外船大工、鍛冶職、屋根職など総勢200人が暮らしていた。3つも囲炉裏がある居間でやん衆たちが食事をし、その手前の居間をL字型に囲む板間で寝ていた。竹ちゃんの野宿よりもちゃんと敷布団に掛け布団に寝ていたんですね。羨ましい! でも、過酷なニシン漁だったからこそ親方も食事や酒、ゆっくり休めるように気を使っていたのかも知れませんね。 今日は天気予報とにらめっこして、雨が小降り、曇り空の時間帯をねらって出発したが、雨が強く降ったり小降りになったりの繰返しだった。 北海道は雪が降り寒いのでバス待合室がしっかりとした建物になっているので、強い雨の時には避難しながら進む。 今晩はバス待合室で寝る ここのバス待合室は広い 靴が濡れた、明日からの歩きに影響するのでタオルで水を吸い乾かす。
2019.06.17
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6/15 77日目 晴れ(峠下駅〜留萌ふれあい公園23km) 昨日はビールが飲めなかったので イオン留萌店に11時に着き ビールを飲んて一息つく 峠下駅で6時10分始発電車がすれちがった 峠下駅に置かれている「思い出ノート」 鉄道マニアが書き込んだノートだ わざわざ沖縄から来た人もいる 留萌まではすぐだ ショッピングモール イオンで弁当とビールにワインを買う 奥が留萌駅 留萌駅前の様子 留萌で有名な無料ハウス みつばちハウス 6月20日オープン 残念! ふれあい広場 トイレが24時間開いている ふれあい広場の建物の下で寝る 昨日、工事現場の人に、この先でクマが出たので注意して下さいと言われたので、夜中何回も目が覚めた。秘境駅の周りには人家もなく、クマが出てもおかしくない辺鄙な所なのだ。 昨晩は、ワインをコップ2杯、柿の種とサラミにかっぱの九ちゃんだけだった。 11時にイオン留萌店で弁当とビールにワインを買って広場で飲んで寝た。目が覚めると広場を掃除している女性に「気持ち良く寝ていましたね」と言われた。昨日良く寝れなかったので熟睡したようだ。 今夜半から雨の予報だ。駅に寝れれば良いと考えて来てみれば、21時15分〜5時30分まで施錠される。 タクシーの運転手さんに尋ねたら「ふれあい広場」なら24時間トイレが使え、軒下でも東屋でも寝れると教えてくれた。 明日からの天気が心配。日曜日と月曜日が雨が降る予報だ。 留萌で2日間停滞するしかないか…。
2019.06.16
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6/14 76日目 晴れ(道の駅たきかわ〜峠下駅31km) 秘境駅 峠下駅 石狩川 昨日 当初はここに泊まる予定だった 久々に晴れたので 洗濯したシャツを乾かしながら歩く 北竜町はひまわりの里 7月が見頃になるそうだ 米も美味い 道の駅サンフラワー北竜 道の駅というよりもホテルだ 温泉がある この先留萌方面に向かう 留萌には明日到着出来る 峠下駅で列車がすれちがった 小型自転車で輪行しながら旅をしている男性(左) 秘境駅を訪ねる岩見沢の男性 北竜商工会議所に立ち寄ったら、数名の人達が雑談をしている。私が入るとお茶を入れて持って来てくれた優しい女性。 歩き旅の話をしたら、皆さん一様に驚くやらビックリしていた。 干場功がリーダーになり北竜町のボランティア活動をしている方々。 干場さんは、2007年生まれで東京で働いていたが、10年前に故郷の北海道北竜町に戻り、若年認知症家族会・空知ひまわりを設立。さまざまな活動を通して、若年認知症の家族を精力的にサポートしている。今日がその集まりだったのだ。 皆さんに「頑張って下さい」と励まされて留萌方面に歩きだす。 北海道JRは経営が厳しいと時々ニュースになる。ここ、留萌本線もいずれは廃線路線の運命が待っている。当時は留萌港への石炭や木材、海産物等の輸送のため、明治43年に深川~留萌間が開業されたが、JR北海道は路線見直しを巡り、利用が少ない区間を廃線としてバス転換するのだ。それを惜しむ鉄道マニアが訪れる駅となった「峠下駅」私が駅に到着してから5名のマニアが写真撮影していた。 なかなか趣のある駅舎、周りには人家もなく寂しい駅だ。これもなんかの縁、一晩泊めて頂く。
2019.06.15
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6/13 75日目 曇り時々雨(美唄〜道の駅たきかわ34km) 注文したのは特上ラムランチ 今日は26kmの直線道路を歩く 特産品がわかって良い 米 メロン トマトにサクラ 開拓記念碑 ここだったんですね 「ゆめぴりか」は 滝川駅前 滝川駅前から道の駅たきかわまでも直線道路が続く 北の大地はこれからがいろいろな花が咲く 道の駅たきかわ すく隣にローソン ビールが買える 道の駅から8分歩いた所に温泉がある 4日ぶりだ 道の駅の自販機横が今晩の宿 今日は滝川まで26kmの直線道路をひたすら歩く。アップダウンがないので1時間で5kmペースで歩ける。 村越さんからのコメントで、滝川の元祖松尾のジンギスカンを薦められた。 てっきり街の中心地にあるものと思い、駅まで来てタクシーの運転手さんに尋ねたら、歩いて来た途中にあったのだ。2kmも引き返した。国道から200m離れた所に「松尾のジンギスカン」の看板が見える。店の駐車場には大型バスや自家用車が一杯だ。 【松尾のジンギスカンのパンフレット】を要約すれば、 松尾ジンギスカンは、あらかじめ羊肉に下味を付けてある。これが元祖「味付けジンギスカン」の発祥と言われている。自家製秘伝のタレに漬け込み、作られるジンギスカンは柔らかくにジューシー。タレに漬け込むことで、羊独特のクサみも抑えられて食べやすい。 ブランドとともに、味付けジンギスカンは一気に全道へと広まった。羊肉は経営者自ら羊肉産地をまわり惚れ込んだニュージーランド産の最高品質羊肉を使用。秘伝のタレには羊肉の旨味をそこなう恐れのあるニンニクを一切使わず、地元のりんごと玉ねぎを主原料に数十種類のスパイスを加えて作られている。 食べた感想は、羊肉の独特のクサみは感じられなく柔らく食べやすい。特に美味しいかったのは、羊肉の旨味がしみた野菜をご飯にのせて食べた時、スープが何ともいえない美味しさだった。 でも、ビールが飲みたかった! 今回の歩き旅で、仕事(歩き)が終わるまではアルコールは飲まないと決めている。 小さい丼だが2杯ご飯をたべたので、道の駅まで腹がはってきつかった。 風呂に入りたかったので、留萌に向かうのには少し遠回りになるが、道の駅たきかわにして良かった。
2019.06.14
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6/12 74日目 晴れから雨(豊幌〜美唄31km) 日本一長い直線道路標識 岩見沢に向かう列車は3両 札幌に向かう列車8両 朝飯 札幌限定のメロンジュース 岩見沢市内に入った 岩見沢市内 奥が岩見沢駅 岩見沢駅前から 岩見沢は米処 「ななつぼし」「ゆめぴりか 」が有名だ 私は「ななつぼし」タマゴご飯 なかなか美味しかったですよ! 歩いても歩いても真っ直ぐな直線だ 美唄駅 午前0時には施錠される 駅舎内では寝れない 駅裏の公園 すぐ左が駅 右の建物が立派なトイレ さすが北海道、直線道路が29.2kmも続いた所があるんですね。カーブなしの日本一の直線道路、日本一距離が長い直線道路は札幌と旭川を結ぶ国道12号線の美唄市~滝川市の間に存在している。ただひたすらに真っ直ぐな道が続いている。今日は美唄まで約6km歩いているので、明日は23kmをただひたすらに歩くしかない。 昼飯は、北海道を代表するお米「ななつぼし」「ゆめぴりか 」があるが、私は「ななつぼし」にタマゴだけのシンプルな食べ方をした。粘りがあって甘く感じられ美味かった。おにぎりにしても美味しいと思う。美味しい米は冷めても美味いから、すじ子おにぎりにしたら最高だと思うよ。
2019.06.13
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6/11 73日目 晴れ風強し(東札幌〜豊幌27km) 江別にある酪農学園大学 広いキャンパスに牛が草を食んでいる 岩見沢まで56km 朝飯久々に卵に納豆ご飯を食べた スマホの充電のために40分休憩 コーヒーは不味い コンビニのコーヒーのほうが最近美味しくなっている 途中の道路標識 石狩川 本日の宿は豊幌駅 昨晩から風が強くてテントが音を立てて揺れた。 朝も風は止まず、一日中吹いていた。追風なら大歓迎なのだが、向かい風になったり横風になったりを繰返して、力がいる歩きだった。 岩見沢駅手前の駅まで歩くつもりだったが、結構疲れたので豊幌駅で本日は終えた。一杯飲み屋もスーパーも無いが、駅前にはコンビニが2店あるので簡単な惣菜とビールが買える。 ここの駅は19時には無人になるので、ローソンで時間を潰した。 札幌まで近いので通勤通学の人が21時過ぎの電車でもたくさん降りるので、シュラフを広げて寝れない。 椅子でウトウトしていたが、22時少し前に札幌から来た電車で降りる客が数人になったのでシュラフに入る。
2019.06.12
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6/10 72日目 晴れ(除雪センター〜札幌20km) 時計台で1枚 除雪センターを出たら すぐの所に「熊出没注意」 建物の中で良かった 札幌市内に向かうほどにビルや大きい建物が増えていく 早い昼飯 昨晩ろくな物を食べていないので ヨーグルトにみかんの缶詰を入れて食べる これがなかなかいける 中島公園でテントを張ろうと思ったが 札幌市内から遠いので止めた すすきの 飲食店が多い所 狸小路 大通り公園 さすがにここでテントを張るのは無理か 北海道道庁 レンガの建物 札幌駅 立派になった 建物内は夜中施錠される 周りは団地 今晩の野宿場 晩酌は焼鳥 トマトにキュウリにサラダ野菜にマヨネーズ和え 除雪センターを出て5分も歩かないうちに「熊出没注意!」のステッカーが電信柱に貼られている。それからも何回もステッカーを見る。 昨晩は建物の中で寝た。外で野宿しなくて良かった。 札幌市内は昨日まで「よさこい祭り」で大変な賑わいだったようだ。今日も大通り公園やすすきのにはたくさんの人がいた。 北海道には仕事で何回も出張で来た事があるが、札幌駅がこんなに大きな建物になっているとは思わなかった。 観光客は中国人や韓国人が目立った。7割以上いたかもしれない。冬のニセコスキー場も小樽運河にも多いと聞く。 今晩の野宿場は大通り公園から地下鉄で3駅の東札幌から5分の所にある公園でテントを張る。 札幌から宗谷岬まで約370kmほどだ。12日間で到着出来る距離だ。 早く到着しすぎても、帰りの事があるので困るのだ。 ヒッチハイクで東京に戻る。千歳空港から格安航空券で成田空港に戻るなど考えられるが、私は「北海道&東日本パス」で帰ろうと思っている。青春キップに似ているが、7日間有効で北海道内なら新幹線も特急列車も立席券を別に買えば乗車出来る。 自由席が空いていれば座れる。このチケットが7月1日から利用可能なので、宗谷岬到着が早すぎても困るのだ。 稚内から利尻島に渡り時間を潰すなどいろいろあるが、歩きながら考える事にする。
2019.06.11
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6/9 71日目 晴れ(道の駅望羊中山〜除雪センター33km) 道の駅望羊中山から羊蹄山を望む 昨晩の寝床は自販機横 タケノコ採りの車がずらりと並ぶ 定山渓トンネル1110m 歩道は本当に狭い 怖かった! トンネルを抜けてしばらく歩くと 残雪残る山が見えてきた 次に現れたトンネルも歩道が狭い 定山渓温泉でテント場を探すが? 新しいトンネルは歩道が広い これなら安心して通れる 小金湯温泉で汗を流す 気持が良い! 小金湯さくらの森 最高のロケーションだが 野宿は禁止がっかりだ 除雪ステーション 24時間館内を使える 柔らかな椅子に寝た ただ狭いよく落ちなかったものだ 途中買い出しが出来なくて 前に買った物で晩酌 中山峠付近はタケノコ採りの車で一杯だ。 町の職員が道の駅脇の林道を封鎖しているので、道路両側に車、車だ。 写真のタケノコはわずか1時間ほどで採ったそうだ。5Kgはあった。 定山渓トンネルは人が通る事を全く考えていない。古いトンネルなので中が崩れている箇所を補修してはあるが、これが出っ張って(5センチメートル)狭いのを更に狭くして、蟹のようになり壁にへばり付いて通るしかないのだ。 一箇所なら何とかなるが、何箇所もあるので途中から車道に降りて歩いた。車は私の横をスレスレにスピードを弱める事なく通過する。恐怖のトンネル、本当に怖かった。 定山渓温泉で野宿場を探したが、温泉街なので公園などにテントを張っていると「警官に通報される」更に最近「クマ出没している」と店員さんが教えてくれる。 小金湯さくらの森は最高のロケーション、ただ18時には閉鎖される。それまで芝生で過ごしていた。委託された夫婦者がやって来たので、ここで野宿すると言ったら女性が、ここは寝てはいけません禁止ですと言う。男性は19時前に掃除を終えて二人は帰るのでその後は知りませんと言ってくれた。テント張ってもいいよということだ。それでも女性は宿泊はだめ、と言う。融通のきかない女だ。 男性がここから30分先に「除雪センター」があると教えてくれたので、ザックを背負い立ち去った。男性は申し訳なさそうな顔していた。 結果的に除雪センターが正解だった。館内は暖房が効いているし、あまり人の出入りがないのでよく眠れた。
2019.06.10
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6/8 70日目 曇り晴れ午後雨(道の駅ルスツ〜道の駅望羊中山28km) 道の駅ルスツから羊蹄山を望む 道の駅ルスツ 朝露に濡れたテントを乾かしているところ 朝飯はコーヒーに食パン 野菜や果物販売店 左側の女性私と同じ歳 歩き旅していると言ったら アイスコーヒーをご馳走になる 北海道はこの季節に運動会が行われるようだ 羊蹄山 上に雲がかかり残念だ! 最高級アスパラ 値段もそれなりにする 硬いキノコ 猿の腰掛けみたいだ 美味しいのかな? 道の駅望羊中山まであと人踏ん張り 札幌も射程距離だ 雲行きが怪しくなったのでスマートフォンで調べたら 13時頃から雨が降る予報だ 何とか雨が降る前に道の駅望羊中山に到着 本日はルスツから中山峠まで標高差500mのきつい登りが待っているが、16時まで道の駅望羊中山に着けばいいと考えて7時に出発した。昨日の天気予報では、晴れから曇りで雨が降る予報ではなかった。 10時過ぎから雲行きが怪しくなり、スマホで調べると13時頃から雨予報だ。濡れるのは嫌なので雨の降る前に到着するように頑張った。峠に近付くに連れて黒い雲が現れいつ降ってもおかしくない空模様だ。到着は14時25分、15時過ぎに雨が降りだした。昔だったらこんなに上手くいかない、助かった。 話は変わるが、シンさんが私の実家に泊まったときに携帯電話料金の話になり、私は月に1,600円ほど、シンさんは8,000円支払っている。そこで格安simカードを薦めた。早速楽天モバイルsimガードに変更した話が彼のブログに紹介されている。 定年になると入りは少なく出る一方なので、無駄な事を省くしかない。 シンさんスマホを買えかえる シンさんが青森の実家に泊まった (クリックして下さい)
2019.06.09
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6/7 69日目 曇りから晴れ(大岸駅〜道の駅スルツ35km)車に乗車約7km、歩き28km 曇り空だったが洞爺湖を望めた 1719mのトンネルだが歩道が広いので安全に歩けた 連続して1970mの長いトンネル ここも歩道が広いの助かった トンネルを抜けると洞爺湖が目の前に現れた 洞爺湖 牧場が経営しているアイスクリーム屋さん バス4台の韓国人観光客がいた 札幌も近くなって来た 北海道の畑はスケールが違う 夫婦だろうか 畑に苗を植えている 本日の野宿場所 道の駅ルスツまであと少しだ 昨晩は駅前の草野さんの店で、ビールや惣菜に野菜を買い40分近く話をした。ご主人は私と同じ歳の68歳、北大を出て東京で仕事して定年で帰り店を継いでいる。 奥さんはスイスで登山鉄道に乗りアルプスを眺めるのが夢だと話していた。しかし、中学生と小学生の孫二人が有望なスキー選手で北海道に敵無し、将来オリンピックを目指しているそうだ。そのために夏はニュージーランドに合宿する為の援助が大変で外国旅行はした事がないと話す。私を羨ましがっていた。 朝飯にカップそばを食べて7時に出発した。3kmくらい歩いた所で車が停まり窓から草野さんが、洞爺湖へ行く入口まで送ると言ってくれた。少し歩く距離は長くなるが、新しいトンネルを通る事を勧めてくれたのでそれに従った。それが正解だった。歩道が広いので安全に歩け、余計な神経を使わなかったし恐怖心もなかった。 今日は道の駅とうや湖に野宿するつもりだだったが、到着したのが12時25分なので昼飯におにぎりを食べて、次の道の駅ルスツを目指した。 洞爺湖展望台には韓国人がバス4台の観光客だ。女性の皆さん美人揃い、男性はごく普通のルックスだ。年齢も20代〜70歳代で年配の女性は普通の顔だが、若い女性は映画俳優ばりだ。それも同じ様な顔、韓国では整形手術が流行しているとニュースで見た事がある。なるほどな!
2019.06.08
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6/6 68日目 曇りから晴れ(長万部駅〜大岸駅 31km) 礼文海岸 素晴らしい景色だ! 長万部から洞爺湖町まで44km 長万部から静狩まで10km ただただ真直の道を歩く 静狩から左に折れる 右は海岸線沿いで道は無い イチゴ栽培している おじさんにイチゴを頂く 甘酸っぱく美味しい! 礼文漁港 礼文海岸綺麗な景色が続く 豊浦には 昔からその風光にひかれ 住み着く人や訪れる人も多く 史跡や伝説なども数多く残されている 斉藤茂吉 与謝野鉄寛・晶子など キャプ場 いい所だが 有料だ ビールが買えない 本日の野宿場所 後ろは商店ビールや惣菜が買える フカフカな座布団があり 快適に寝れた 長万部から静狩まで10 kmも直線が続く、右は内浦湾だが松や樹木が邪魔してよく見えない。 途中トンネルを三つ通過する。 461m、1331m、120m怖かったのは最初の静狩トンネルで、歩道が狭く大型トラックの風圧が強くヨロメク、車が近付く音で 大型トラックだと分かると立ち止まって、踏ん張ってやり過ごす。 先にも大岸トンネルがあるので、右に折れて海岸沿いを歩いた。正解だった。素晴らしい景色が連続するのでハイキング気分で歩く事が出来た。 途中でおじさんに声をかけられ10分ほど立ち話をする。いろいろ人が通るが、ローラスケートの人に驚いたそうだ。 また、大麻で警官に追われている男や、泥棒しながら逃げながら歩いている男も立ち寄ったそうだ。あとから警官が来て写真を見せられてビックリしたそうだ。 大岸駅舎は三方ガラス張りで線路の向こうが内浦湾が見渡せる。 長椅子にフカフカな座布団が敷かれ、ここに泊まって下さいと言わんばかりだ。 駅前には商店があり酒、惣菜が買えるので、冷えたビールをその都度買えるが良い。
2019.06.07
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6/5 67日目 曇り雨(八雲駅〜長万部駅 32km) 長万部温泉に入った 空は今にも雨が降り出しそうだ トンネルよりも橋を渡るほうが 歩道が狭く危険だ 長い長い道路が続く ただただ歩くしかない 八雲町から長万部に入る 右上が長万部駅 北海道はやはりジンギスカンだ 昨晩の八雲駅は暖房が効いていて暑いくらいだった。 今日は雨の予報だが、降り出しは昼前とスマートフォンで調べてたので、それを信じて午前中に長万部に着く予定だ。32kmの距離を歩く事になる。 5時過ぎに出発したが小雨が降り出した。歩いて10分の所にセブンイレブンがあったのでそこに入る。 空は今にも降り出しそうな空模様だが、行けるところまで行くつもりで歩く。 長万部手前4km地点で雨が強くなってきた。幸いにすぐ近くにバス待合室があったのでそこで雨宿りをする。 30分休み小降りなったので歩き、長万部温泉の看板が目に入ったので、昨日に続き本日も温泉に入る。冷えた体が温まり極楽だ。長万部到着は12時40分。 晩酌はジンギスカン鍋を食べた。北海道はいろいろな美味しい食物があるが、ジンギスカン鍋にビールは格別だ。
2019.06.06
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6/4 66日目 曇り雨(道の駅YOU・遊・もり〜八雲駅 32km) 朝からどんよりとした空だ いつ雨が降り出してもおかしくない空模様だ 蝦谷漁港 ホタテの養殖で有名な所 ホタテを入れるカゴを水洗いしている 稚貝をかごに入れて2〜3年ほどで手のひらサイズになる この辺のホタテは原因不明な菌にやられて 漁獲量は減っていると話していた 石倉漁港 この辺は内浦湾 周囲に活火山が多いために噴火湾とも呼ばれている 雨が強くなったのでバス停で休憩 この写真では理解出来ないと思うが 電柱か電波発信装置? カラスが巣を作り 係の人5人で撤去作業をしている 子カラスを守る親カラスが何回も人に攻撃を仕掛ける 最後まで見ていなかったが 巣は取り除かれただろうか 森町から12kmも歩いて やっとセブンイレブンがあった 八雲町4km手前の浜松温泉で4 日ぶりに湯に浸かる 噴火湾を望みながらの露天風呂は最高だ 本日の野宿は八雲駅舎 昨日の道の駅「YOU・遊・もり」で缶ビールを買い飲み終わったので、缶を捨てに行ったら缶とかペットボトルを捨てる所がないのだ。売店の女性に尋ねたらここの道の駅にはゴミ箱はないと言う。 ひどい話だ、売るだけ売ってゴミ箱を置かないのはおかしな話だ。 道理でドライバーが、空缶やペットボトルを道路脇に捨てる訳だ。 汚い話で申し訳ないが、黄色い液体の入ったペットボトルが道路脇に捨てられている。 最初はお茶?と思ったが、中身が結構入ったままの状態で捨てられている。道路上にポイ捨ては危険だ。一体何の液体なんですかね? 色もお茶の薄いの濃いのがあり、おしっこしか考えられない。落下物やゴミ等を回収される道路パトロール隊員が、回収されるんでしょうか? 汚いよな! 国交省は、道の駅にゴミ箱設置を徹底させる通達を出しなさいよ。 そう言う意味ではコンビニは偉い、ちゃんと回収箱を設置してある。
2019.06.05
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6/3 65日目 晴れ(函館フェリー乗場〜道の駅YOU・遊・もり38km) ジュンサイ沼 独特の食感があるジュンサイ 珍味ですね 何年も食べていない 駒ケ岳 大沼公園過ぎてからの駒ケ岳 北海道で初めてのトンネル671m 歩道が広く安全に歩けた 札幌まで8日間で歩ける距離だが 峠が多いので苦労させられそうだ 森町のオニクシ公園にある道の駅YOU・遊・もり 道の駅の裏手は手入れがされた公園で気持ちが良い 競走馬ならば惨敗しでしまう事が多いが、竹ちゃんは違った長期休養明け2日目なのに38kmも歩けた。 本当は25km〜30kmくらい歩くつもりで適当な野宿場所を探したが見つからず、森町の道の駅まで来たのだ。 実家で6日間もダラダラして、旨い料理を食べていたので、1日目の青森フェリー乗場までの最後5kmはきつかった。 函館から5時少し過ぎから歩き始めて、まず空気が違うし匂いが違うのだ。鹿児島から青森までとは違う。ずっと考えながら歩いていると、キルギス共和国のビシュケク(クリックしてください)を旅した時のようだと思い出されたのだ。当時も初夏で空気がすみ、青葉の匂いが町に充満していた。ただ青葉の匂いだけでない北海道独特の凛とした爽やかな空気に感じられた。(すみません説明になっていなくて) ともかくも6月の北海道は季節的に最高の時期なのだ。
2019.06.04
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6/2 64日目 晴れ(平内町小湊〜青森フェリー乗場26km) 八甲田山 右に入ると夏泊半島 海岸線をドライブすれば素晴らしい景色が待っている 浅虫温泉を望む かすかに見えるのは青森市街 ホタテ広場 平内のホタテや魚が買える もちろん全国発送もする 平内町とお別れして青森市に入る 浅虫温泉にある道の駅 陸奥湾を眺めながら温泉に入れる 青森駅前 日曜日なのに人出は少ない 青森と函館を結ぶフェリー 日本一周中の青年 ほとんど無銭旅行 フェリー代がないのでカンパを募っている フェリーは出航して函館を目指す 今晩の野宿は函館フェリー乗場 4人が夜を明かす 昨晩は中学時代の仲間7人と飲み会をした。鹿児島から小湊までの歩き旅の報告と、北海道をどのように歩くかを説明した。誰もが驚いていたが、顔も腕も黒光りしているのを見て納得してもらえたようだ。 会場は同級生が経営している店、格安で飲ませてくれる。 仲間の一人、山菜やキノコ採り名人がいて、行者にんにくとワラビがテーブルに並んでいた。行者にんにくの葉を湯がいて麺つゆに漬けてある。これがメチャクチャ酒に合い旨いのだ。 クリガニも陸奥湾で採れる。栗に似ているのでそう呼ばれている。毛ガニと遜色なく身も蟹味噌も濃厚な味がする。足の付け根は身がたっぷりでかぶりつくと口に旨味が広がる。 昨晩写真撮影をしなかったので、自宅で食べたクリガニの写真を貼り付けた。サクラが咲く頃から水揚げされる。もちろん小湊産だ。値段は毛ガニの半値以下で手に入る。 さて、北海道縦断ルートをいろいろ調べ、考えたが青のルートを歩く事にするつもりだ。 最短ルートで、トンネルが少ないので決めた。680kmとグーグルマップで表示され、一日30km歩けば23日で宗谷岬に到達出来る計算だ。雨の日は休養して6月末か7月初めには日本縦断完歩だ。
2019.06.03
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3/29 番外編 掘立柱建物 土器などの生活廃棄物を約1000年間にわたって繰り返し捨てた結果 小山のようになった場所 様々な当時の様子が分かってきた 中は6畳から8畳くらいの広さがあり 家族で暮らしていた 掘立建物が120軒くらい建っていたらしい 中でも大型な掘立建物 集会などに使われていたのか 左がシンさん熱心にガイドの話を聞いている 5500年前の編みカゴのポシェット 手作り感がたっぷりだ 洒落ている シンさんが我が家に一泊した シンさんと青森駅前で待合せして、棟方志功会館と三内丸山遺跡を見学した。 三内丸山遺跡(ウィキペディア)についてはクリックして詳しく解説されているのでご覧くなさい。 三内丸山遺跡を今まで3回ほど訪れているが、ガイドの説明を聞きながら見学したのは今回が初めてだ。パンフレット頼りに見学するよりも詳しく説明してくれるので勉強になった。 シンさんと平内町の温泉施設「夜越山温泉」で汗を流して、自宅で飲むビールは旨い。肴はホヤに平内のホタテなどツマミに舌鼓を打ち、歩き旅の話をしながら一夜を過ごした。 シンさんが満足してくれたようで、姉も喜んでいた。
2019.05.30
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5/27 63日目 晴れ(野辺地駅〜平内町小湊19km) 我が故郷平内町は ホタテ養殖発祥の地 ホタテ水揚げ高日本一の生産量だ 馬門番所 南部藩の番所 通行人や物資の出入りを取り締まっていた 南部藩と津軽藩の藩境 いよいよ平内町に入る 小湊漁港 夜越山スキー場 オートキャンプ場がある 温泉も楽しめる 野辺地から歩いて平内町・狩場沢まで来ると、ホタテ直売所が何軒もある。 口広のコンビニでコーヒーを飲んで、歩き出したら、車が停まり役場の水産課の太田さんに声をかけられた。私のブログを見ていてくれて、ザックを背負って歩いているのですぐに気が付いたようだ。 海の匂いが、あ〜小湊に帰って来たと実感出来る。 小湊に入って友達3人と会った。誰もが歩いて鹿児島から来た事を信じられなと話すが、日焼けした顔みて少しは信じてもらえたようだ。 役場に寄って山田副町長にお会いする。 明日は船橋町長にお会いする予定だ。 簡単に我が平内町を紹介する。 平内町は浅虫温泉と野辺地町の間に位置し、陸奥湾に夏泊半島が突 き出し、美しい海と山に囲ま れた風光明媚な町。 味は日本一、いや世界一、生産量日本一を誇る養殖ホタテ発祥の地。 私の大好物「ナマコ」「ホヤ」は特に美味しく、他にもアイナメやカレイ、黒ソイ、蟹などの魚介類に恵まれ、もちろん山の幸も豊富だ。最近では真鯛が釣れるそうだ。 三味線演奏第一人者の「高橋竹山」が生まれ育ったのも小湊だ。 冬には特別天然記念物「ハクチョウ」が何百羽も渡来して来る。春には「椿山」が真赤に染まる様は見事で、「ツバキ自生北限地帯」としても知らている。 ホタテの宣伝 と平内町について(クリックしてください) ホタテ直送します。(クリックしてください) 竹ちゃんのブログを見たと言って注文しても割り引きはありませんが、味は保証します。 自宅で6日ほど休憩して、6/2より北海道の宗谷岬を目指す。
2019.05.28
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5/26 62日目 晴れ(道の駅しちのへ〜野辺地駅18km) 奥州街道 七戸町4号線の松並木 今青森は 山は深緑 沿道には花が目を楽しませてくれる 緑緑していますね 空気も良い 本日の野宿場所まで 10km サッカーの柴崎岳が生まれた所が野辺地町 子供の遊び場になっている 今晩はここで一泊する 自宅を建ててくれた 野坂工務店の社長からビールを差し入れして貰う 牛丼・そば定食を昼飯に食べた。食べなければ良かった。そばが不味いし、汁が全然ダシが効いていない超薄味。写真撮影しておけばよかった。野辺地町手前のドライブイン、丁度昼時だったので混雑していた。客はこの辺の人ではなく、日曜日で出掛けてきた親子やバイク旅の人達だ。 これだったらコンビニで「赤いきつね」でも食べればよかった。 今日も30℃はある中歩いたが、それ程熱さは感じなかった。昨日の暑さで体が慣れたのか分からないが、快調に周りの景色を眺めながら歩けた。 平成2年に自宅をアパートにした際にお世話になった、野坂工務店の社長がテント場までわざわざ来てくれてビールの差入をしてくれた。社長とは今でも家の不具合があれば工事してもらっている。 明日は、生まれ故郷の小湊まで20kmだ。 右に陸奥湾が望め、ホタテ養殖発祥地の平内町をユックリと歩く。
2019.05.27
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5/25 61日目 晴れ(道の駅とわだ〜道の駅しちのへ26km) 炎天下の中歩き 道の駅しちのへに着いて ビールで喉を潤す 無理すれば青森まで2日で行ける距離だ 右が北八甲田山 左が南八甲田山 大岳(1585m)があるのは右の連山 登山口が豪雪地帯「酸ヶ湯温泉」 朝飯 ミカンの缶詰 ヨーグルト おにぎり 青森もフジがまっ盛り 奥州街道 江戸日本橋から 193里(772km)地点 七戸町に入る 道の駅しちのへ 七戸十和田駅構内のねぶた テント場から七戸十和田駅まで3分の所にある小さな公園 右奥がイオン 便利な所に野宿したものだ イオンの隣が道の駅しちのへ 晩酌 アジフライにサラミ 生野菜 ビールに日本酒 本日の歩きは26km なので遅めにスタートした。 気温が上がるのは解っていたが、時間が経つにつれてぐんぐんと気温が上がるのがわかる。汗がダラダラ、喉はカラカラ、コンビニがあれば入って水分補給する。 木陰があればしばし休みながらの一日だった。上からは太陽光、下からは照り返しの暑さでピーク時31℃、え〜青森でこの暑さは考えていなかったよ。 明日も更に気温が上がる予報だ。実家まで42km、無理すれば歩ける距離だが、休み休みノンビリと野辺地まで歩く。
2019.05.26
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5/24 60日目 晴れ(道の駅さんのへ〜道の駅とわだ33km)車に乗車約4km まきば温泉で入浴 サッパリした ここでせんべいにサンドされた赤飯を食べる せんべいは薄い せんべい汁に使う物? 歩いている20m先で急停車した 私を温泉入口まで乗せてくれた 昭和17年生まれのお父さん 五戸町には温泉に入浴出来る所は2箇所る 道の駅に近いのは「たんぼのゆっこ」 でもここから6kmある 五戸町を抜けて4号線に再び入る 道の駅の標識が見える 4km先だ 歩道が狭い 大型トラックにあおられ フラフラする事もある 途中の道路標識 ニンニクだけでなく 長芋も生産量が多い 芝生にテントを張る 今晩の晩酌 五戸町のスーパーで日本酒とサラダを買い ビールと漬物は道の駅で買った 鹿児島の佐多岬を出発して2ヶ月経った。 温泉で体重を計ったら66.5kgから61.5kgに 5kg減っていた。私の食事を写真付きで掲載しているので分かると思うが、肉類が少なく野菜が中心だ。 今日は4号線を外れて県道を歩くつもりだったが、いつの間にかずっと4号線を歩いて、五戸町に近付いた時に軽自動車が私の目の前で急停車した。 五戸町までなら乗せると言う。このまま4号線を歩いた方が距離的に短い。 しかし、人の良さそうなお父さんにせっかく誘われたので、温泉の近くを通るか尋ねて、温泉入口まで送ってもらった。 前に、「話ながら学ぶ旅」(クリックして下さい)5年10ヶ月旅している青年の話しを思い出したからでもある。ここで断ったら、この親切なお父さんが、今後旅人に声をかけなくなるのではないかとふっと思ったからだ。 これからも自分から車に乗る事はないが、わざわざ急停車してまで乗せてくれる場合に限り、数kmほど乗車する事もあるかもしれない。例えば一番近いコンビニとか。 それにしても、東北に入ってから皆さん親切だと感じている。
2019.05.25
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5/23 59日目 晴れ(一戸役場近く公園〜道の駅さんのへ26km) 右が男神と女神 180円のラーメン 安いと思ったら 280円でした 今でもこの値段かは? 早いが昼飯にした 歩き旅だと言うと山菜をサービスしてくれた 九戸城跡を見学する 豊臣秀吉の国内統一のために落城された城 豊臣軍は難攻不落の城に苦戦を強いられ 偽りの和睦で開城させ 九戸政実と7人の重臣は斬首される ここの温泉も前から気にかけていた 現在改修工事で入浴出来ない 今の時期が北東北は緑が濃く 緑の匂いがする ついに青森に入る 本日の野宿場所 道の駅さんのへから「名久井岳」を望む 615mだが姿が良い 今晩の晩飯はこれだけのツヤミに ビール3本 岩手の北部を前から訪れたかったが、今回訪れる事が出来てよかった。 九戸城の歴史をビデオと解説文で知れた事はとても勉強になった。 これからの日程は、五戸町にある道の駅「とわだ」、七戸町の道の駅「しちのへ」、野辺地町に野宿して27日に生まれ故郷の小湊に到着予定だ。 どれも30km以内の距離を歩く。 人家もない所に野宿したら、万が一熊に襲われたら目も当てられない。今の時期は熊出没が多いのだ。
2019.05.24
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5/22 58日目 晴れ(道の駅石神の丘〜一戸役場近く公園32km 一戸役場近くの公園で野宿 水道水で頭も体も洗い 日光浴 顔は黒く体は白い もともと色白なのだ 朝の道の駅「石神の丘」 途中の家の前に鏡があったので一枚撮った 道路標識 東京から歩き出して初めてのトンネル トンネル通過は久々に緊張した 青森まで5日になった 一戸町はフジの町と思うくらいあちこちに咲いている 東京から600km地点 3時少し前に一戸町役場近くの公園に着いたので 濡れた衣類を太陽に当てている 朝4時過ぎに地元のおじいちゃん達3人(70代後半)が話している。 「ワノアッバハラヤンデ」皆さん解りますか。 ワノ(私の)アッパ(母ちゃん)ハラ(腹)ヤンデ(痛い、壊して) これをアクセント、イントネーションでこちらの言葉で話されたら、ちんぷんかんぷんだ。私は青森が生まれ故郷なので8割は解る。 昨日の日本一周の若者が、私と同じように朝に多分同じおじいちゃん達だと思うが、会話をしているのを聞いて外人が入って来て会話しているんだと思ったそうだ。おじいちゃん達は、道の駅でイチゴやスイカなどの苗を販売している人達だ。車で来て朝飯食べて会話しているのだ。 若者は寝ていて会話を聞き、英語でもないし、フランス語でもないと考えながら聞いいると、$^&*#!(*&$^^$#@『うん』(*&^$$#@=07^%$##@『うん』 あれ、外人と日本人がいるのかなと、目を覚まして見ると地元のおじいちゃん達だったと、全然何を言っているのか解らなかったそうだ。『うん』返事。 それは当然だ若者は大阪人。 ついでに一つ、三沢基地近くの道で。 ずいぶん昔に、鶏を抱えたおばあさんが、アメリカ兵にその鶏を譲ってくれと言われたそうだ。 おばあさんは『マイヘン』と言ったそうだ。こんな田舎にも、それもしわくちゃなおばあさんが英語を理解しているとアメリカ兵は驚いたそうだ。 マイヘン(だめです)(私の物) 『My hen』私の雌鶏
2019.05.23
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5/21 57日目 雨(好摩駅〜道の駅石神の丘12km) 雨が強く降らないので出発したが 弱まったり強くなったりの繰り返しだ 雨具では全身汗だくになるので 傘をさして歩く 道の駅石神の丘に到着 美術館と道の駅石神の丘は同じ敷地内 昼飯 生姜焼き丼にうどんがセットになっている 豚肉は柔らかくて旨い! 人力車で旅している若者 日本一周中の元甲子園球場でプレーした若者 今晩の晩酌は近くのスパーで買い求めた 道の駅「石神の丘」の館内は暖房が効いている おまけにベット(長椅子)まである 好摩駅始発列車が出る前に出発した。 まだそれ程雨は強くないし、風も強くない。20分も歩くと雨も風も小降りから強くなり、傘が飛ばされそうになるのを必死で抑える。 最悪なのは車に雨水を飛ばされたり、大型トラックのタイヤに巻き込んだ水がシャワーみたいになり、全身に浴びる事だ。一瞬先が見えなくなったりする。 駅で拾ったビニール傘は、風にあおられ壊れてしまった。 歩道と車が近い場所での歩きは、雨水を飛ばされたりするので危険だ。特に4号線は車の往来が多いので気を使う。 完全に休憩して雨が上がったら歩くべきだったが、好摩駅付近にはコンビニもなく、時間を潰す所がなかったのだ。 昨日は無理しても道の駅「石神の丘」まで来ればよかった。 助かったのは、ここは暖房が効いていたので、靴に新聞紙を押し込み乾かすことが出来たし、濡れ物も乾かす。 ここで昨日から寝泊まりしている弘前の60歳半ばの男性がいる。仕事を探してここまで来たそうだそうだ。ずっと椅子に座り何も食べている様子が無かったので、晩飯時に日本酒とツマミを差し入れた。私も何回もいろいろな人から差し入れを貰っているので、少しばかりのお返しだ。
2019.05.22
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5/20 56日目 曇り(盛岡中央公園〜好摩駅25km) 盛岡駅正面 青森もすぐだ 牧場の上に岩手山が眺望出来るのだが 雲で望めない 小岩井農場 八幡平観光スポットがここからすぐだ 高校生の時に 八幡平から岩手山に縦走した この沿線には盛岡大学 県立盛岡大学などがある 石川啄木は渋民尋常小学校入学していた 生まれは今の盛岡市内 好摩駅が今晩の野宿場所 長い通路は公道なので24時間開放されている 今晩の夜半から雨が降る予報。雨は明日も一日中降る予報だ。 今晩と明日は雨を避けられる場所で眠りたいと考えて、好摩駅で一晩、翌日は「道の駅石神の丘」で泊まるつもりで計画した。 好摩駅までは25km、5〜6時間で歩けるので、周りの景色を眺めながらのんびりと歩くも、生憎の曇り空で姿が美しい「岩手山」が眺められなかった事が残念だ。 東北に入ってからはスマートフォンの充電場所が極端に少ない。 マクドナルドにしても充電出来ない所もある。コンビニは全滅だ! 駅も充電出来ない。 頼みの綱にしていたイオンのフードコートだが、渋民店では充電出来なかった。 なるほど、中学生や高校生がたむろしているので充電出来ない様にしているのだろう。 好摩駅を下車する人が減る時間帯は20時頃と考えて、駅前の呑み屋で時間を潰して20時過ぎからシュラフに入って就寝。 長い通路は風も通り、それなりに熱をうばわれ寒い。 夜中は雨風が強くなり、窓に当たる雨音で時々目が覚める。
2019.05.21
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5/19 55日目 晴れ(道の駅石鳥谷〜盛岡中央公園26km) 曲家を見学する 青森まで7日で歩ける所まで来た 岩手山 開運の湯 汗を流す 本日の野宿場所 盛岡中央公園 右の上の青いテント (パノラマ撮影) 晩酌 しめ鯖 トマトやキュウリのマヨネーズ和え 矢巾町の4号線沿いに「佐々木家曲家」が移築されている。大きな屋敷だ。 遠野には、南部曲り家「千葉家」がある。 たしか日本の古民家でも10本の指に入ると記憶している。遠野は良馬の産地として栄えた地域だ。 だいぶ昔になるが訪れた事がある。周りの自然に溶け込んだように建つ古民家を見学して、なんとも地方ならではの生活を感じた思い出がある。 今日は銭湯に入るためにスマートフォンで調べたら、盛岡駅裏に「開運の湯」があるので、それを目指して歩く。 ここの湯は、アルカリ性の「ラドン泉」でスポーツの疲れがとれると効能書にある。 着る物を脱いでいると、「え〜、フンドシですか!」と同年代の禿げ上がった男性(当たり前だよね、男風呂だもの)が素っ頓狂な声をあげた。 最近は腹に紐を巻き、手ぬぐいを前と後ろに垂らしパンツにしている。 一日歩いたあとは、手ぬぐいを外して水で洗い、頭も体も拭く。手ぬぐいは乾きも早いので重宝している。
2019.05.20
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5/18 54日目 晴れ(金ヶ崎4号線沿い林〜道の駅石鳥谷33km) 八幡平 道路標識 少しずつ青森に近づいている 中学校の恩師で鬼柳先生がいた 先祖だろうか 初めて青森までの距離が出てきた 建物が立派なお蕎麦屋さんだ 東京から500kmの地点 逆ヒバ 家の駅石鳥谷は 蔵造りの建物だ 蔵造りの建物で暖房が効いている 半ズボンと T シャツで寝れた 道の駅は大抵が営業時間が終了すると施錠されるので、館内では寝ることは出来ない。道の駅平泉とここは施錠されていないので歩き旅には大いに助かる。 本日も暑い中黙々と歩いた。 午前中には20kmから25km歩き、昼飯とスマートフォンの充電のために約40分くらい休息するのが今の歩き旅のスタイルだ。 午後は野宿場所を探しながらさらに10km ほど歩く。ただ野宿場所があるだけではダメでビールが買えないとだめだ。歩いた後の喉を潤すのは最高だから。
2019.05.19
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5/17 53日目 晴れ(道駅平泉〜金ヶ崎4号線沿い林28km) 道の駅平泉の朝定食 米が美味い! ご飯と味噌汁はおかわり自由 道の駅平泉 途中の標識 ビックハウス金ヶ崎店で公園があるか尋ねると 買物客の女性からがんばって下さいと言って 牛乳とジュースを頂く テントの上が国道4号線 今晩の晩酌 レバーニラ炒め 竹輪 ポテトサラダ キンビラ キュウリ 本日は朝定食を食べたのでいつもよりも2時間近く遅く出発した。 久々にご飯を3杯お代りした。さすが仙台は米どころだけあって美味しい。それに味噌汁が美味い! ビックハウス金ヶ崎店で買物して、女性店員さんに公園があるか尋ねると、このへんに詳しい人を電話で呼出してくれて対応してくれる。私一人に5人であそこが良い、あっちが良いととても親切だ。 そこに買い物客の女性がジュースと牛乳を私に手渡して『がんばって下さい』と言ってくれる。 ビックハウスの皆さんにも激励される。こういう事があるから嬉しい。
2019.05.18
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5/16 52日目 霧雨から晴れ(栗原市公園〜道駅平泉34km) ツツジが真っ盛り 車に轢かれたハクビシン ここは栗原市 コインランドリーで洗濯 イオンで買い求めたおにぎりで昼飯 一関まで11km 岩手県に入った 一関市を過ぎて平泉町に入る 道の駅平泉 今晩は館内で寝れる S木さん ヒッチハイクで日本を旅している 今年で5年と10ヶ月 10年続けるそうだ 晩酌に付き合っていただいた 朝は霧雨。7時出発時は小雨だが、天気予報では9時頃から晴れる予報だ。 10時過ぎにイオンがあったので立ち寄るとコインランドリーが目に入る。シュラフ、 ダウンジャケット、下着類をザックから引っばりだして洗濯だ。洗剤も要らない、ただ放り込めばいいのだ、楽だ! その間イオンで買出しして昼飯にする。 今日は一関市あたりで野宿しようと思っていたが、25℃程で歩くには最適の気温だ。道の駅平泉には17時20分ごろに到着すると若者が弁当を食べて下さいと差し出しくれる。 話を聞くと今までいろいろ人に助けられたので、恩返しのつもりなんですと言う。 彼はテントを持たず寺や神社の軒下で寝ている。一応お断り、何か手伝うことがあればおにぎり一個で引き受けている。草むしりや重い荷物運びなど何でも手伝うそうだ。そうして人とお話しするのが旅の目的だそうだ。 またある時、女子高校生が雨の日に自分がさしていた傘を差し出して使って下さいと言ったそうだが、それを断った。後から随分と後悔をしたそうだ。今後彼女が同じ場面にあった時に、傘を貸さなくなるのではないかと考えてしまったそうだ。 この若者が10年旅を続け、悟りを開くと言うか修行僧よりよほど良い勉強するだろうと思った。
2019.05.17
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5/15 51 日目 雨から曇り(道の駅三本木〜栗原市公園29km) 東京から400 km 地点 小雨の中を歩く 空は今にも泣き出しそうな雲だ 盛岡もだいぶ近くなってきた 本日の野宿場所 青いテントがそうだ 気象庁発表の天気予報は精度が高く、1時間ごとの雨の降り方がわかる。私はそれを参考に野宿場所を決めている。雨の予報の時には軒下、道の駅や橋の下などだ。 今日の夜中も激しい雨が降り、朝方まで雨だった。 小降りになったのは8時過ぎ、古川市内まで約8キロ歩くつもりで出発した。天気予報では午前中は小雨で昼から曇りだ。 コインランドリーで洗濯をして、雨が止んだら16時くらいまで歩くつもりだ。 9時頃コンビニでコーヒーを飲んで休んでいると雨が止んできた。 古川市内には寄らず4号線を北上する。 栗原市築館まで約28km歩き、野宿場所を探す。目星をつけたのは橋の下、草ぼうぼう木が茂り、テントは張れない。 河川敷で畑仕事をしている女性に空き地にテントを張らしてくれるように頼むと良い返事はしない。すぐ近くに神社があるので区長さんに相談したらテントが張れるかもしれないと言う。 畑の隅っこにテントを張らせてくれてもいいものを何だかんだ言うので、お礼だけ言って立ち去る。 河川敷は誰の物だ、公のものだろう。と一言言ってやろうと思ったがやめた。
2019.05.16
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5/14 50日目 曇り晴れ(泉中央公園〜道の駅三本木14km)車12km 泉中央公園で朝テントをたたむ 東京から367km地点 昼はコンビニでカップうどんを食べる 山畑横穴群 上の小高い所がそうなのだが 施錠されていて入れない 盛岡もあと5日の距離になった 今晩の野宿場所 道の駅三本木やまなみ 今晩の晩酌 エビフライとコロッケ ちくわ きゅうり キムチ納豆 トマト この納豆はなかなか美味しい ご飯にも良い 酒のつまみにも最高だ! 明日の夜中は雨が降る予報なので、道の駅三本木にするつもりだ。 距離にして25km くらいなので、出発を遅らせるつもりだったが、散歩の人たちが多くて寝ていられない。 出発の準備をして7時過ぎには歩き出した。コンビニで朝飯を食べたりブログを更新したりして、いつもより時間に余裕ができた感じで嬉しい。 歩いていると前方で私が近づくのを待っていた女性がいた。 歩き旅の人、自転車旅の人を見かけると必ず声をかけるんだそうだ。 少しでも役に立てばと、方向が同じならば車に乗せてあげているそうだ。 女性は青森の弘前出身で、ご主人の会社で一緒に働いている。来年60で定年してダイビングを楽しむと言っていた。 これも何かの縁だから途中まで送ると言われた。迷ったが12kmほど乗せてもらう。 おかげさまで道の駅に着いたのは1時過ぎだ。さらに古川を目指してもいいが、野宿場所があるか心配なので本日はここまで。
2019.05.15
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5/13 49日目 晴れ(大河原白石川河川敷〜仙台駅32km)仙台駅から地下鉄で泉中央駅 仙台駅に4時少し前に到着 千本桜で有名な大河原町 蔵王連山が綺麗だ いちごを買う 甘酸っぱくて美味しい 4号線を外れて旧街道を歩くここは名取の宿場町 仙台に入った川は広瀬川 仙台の繁華街 仙台市内にはここ一軒だけ残っている銭湯 晩飯は居酒屋で鳥のたたきとレバーのビビンバ風 生ビール2杯と日本酒2合 朝5時少し過ぎに出発する。 最初は4号線沿いに歩くが、車の往来が激しいのでグーグルマップで調べて旧街道を歩く。車が少ないだけあって歩きやすい。 仙台の街には仕事で何回も訪れたので土地勘があるつもりだったが、駅前は開発されて大きなビル高いビルがたくさん建っている。 駅のインフォメーションで銭湯の場所を尋ねると、唯一残っている駒の湯を教えてもらう。ここ数日は天気が良いのだが風が冷たく、水道水で頭を洗えていなかった。タオルを濡らして頭も体も拭く程度だったので、銭湯は有り難い。 風呂上がりの生ビールは格別だ。どんどん酔いがまわる。 仙台市内でテントを張るのは難しいので、地下鉄で泉中央駅まで行き、20時30分だったが公園には電灯があり明るくて、何にも問題なくテントを張り、日本酒1合を飲んで横になったらすぐに寝れた。
2019.05.14
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