星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2022.11.04
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  1892年に「吉田松陰」の叔父である「玉木文之進」が8畳一間の私塾を「松下村塾」と名付け創立して今年で180年で、それを記念して塾生の一人であり 初代総理大臣の「伊藤博文旧宅」が10月29日~11月6日まで特別公開されているようです。

 松下村塾と言えば思い出すのは
​​2015年の大河ドラマ「花燃ゆ」でドラマの主人公である吉田松陰の妹「文」を「井上真央」さんが演じました。そして 松下村塾では「識の高杉晋作、才の久坂玄瑞」と言われた2人の配役を改めて見てみると「高良健吾」さんと「東出昌大」さんで東出さんについては時の流れを感じます。

 この大河の影響とちょうど世界遺産に登録されたこともあり、その年の8月に日本出張の際に萩市に足を伸ばしたのは今でも良い思い出になっています。  


吉田松陰先生「生誕の跡地」 吉田松陰先生「産湯の井」

​​
 吉田松陰のお墓の近くでボランティアガイドさんに声をかけてもらい、地元の人は松陰の後に必ず「先生」を付けて呼ぶこと、小泉元首相が「生誕の跡地」を訪れた際に玄関付近に立って「松陰先生、失礼します!」と言ってから中に入ったというユーモアに溢れた様子を笑顔で話してくれました。ガイドさんと同じ地元の安倍元首相のエピソードについてはほぼ笑顔が無かったのが今でも印象に残っていて、今年銃弾に倒れた後も時々この事を思い出します。


木戸孝允邸に飾られた江戸時代の萩市の地図(現在でもこの地図が使えると言われています)

 私が訪れた時は伊藤博文旧宅は見ることは出来ず「木戸孝允邸」と「高杉晋作邸」の見学が出来ました。明治維新の立役者の家々が近所であるということにも驚きましたが、城下町の穏やかな空気の流れが心地良く出来ればもう一度訪れたい地です。


高杉晋作、伊藤博文の幼年勉学所「金毘羅社/円政寺」の左側にある「
楫取素彦の平屋建ての家」

​ 大河好きとしては今まで脚光を浴びなかった人物を取り上げてくれるのは嬉しく
「花燃ゆ」の主人公「文」の最初の夫が塾生の 坂玄瑞であったこと、そして後に群馬県令(知事)で世界遺産「富岡製糸場」を救った「楫取素彦(かとりもとひこ)」と再婚したというのも興味深いものがありました。

 余談ですが、松下村塾の
塾生ではないものの創立者の玉木文之進に教えを受けた1人に「乃木希典」もいてちょっと驚きました。乃木希典と言えば明治天皇が亡くなった時に妻と一緒に殉死をしていて、確か妻は亡くなった後の乱れが無いように足を縛ってという話を何かの本で読んだことがあります。そして昭和天皇の側近の1人で大東亜戦争に大きく関わる「木戸幸一(1889-1977)」の大叔父(養祖父)が「木戸孝允」であったということを知った時は、何だか歴史の繋がりのようなものを感じてしみじみしました。









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最終更新日  2022.11.13 11:02:37
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