ハイネの森

ハイネの森

PR

Calendar

2012.11.26
XML
カテゴリ: ピアノ♪音楽
ドビュッシー:版画
 1.パゴダ 
 2.グラナダの夕べ 
 3.雨の庭

ドビュッシー:前奏曲集 第1集 より
 2.帆
 12.吟遊詩人
 6.雪の上の足跡 
 8.亜麻色の髪の乙女
 10.沈める寺 
 7.西風の見たもの

シマノフスキ:3 つの前奏曲(9つの前奏曲 Op.1より)

ブラームス:ピアノ・ソナタ 第2番 嬰へ短調 Op.2 



初生ツィメルマン。

チケット発売当初はオール・ドビュッシープログラムだったが、10月にプログラム変更のハガキが芸文センターから来た。

ドビュッシーの「12のエチュード」を楽しみにしていた母は残念がっていたが、私は変更後のプログラムのほうが良かった。オール・ドビュッシーだと結構疲れそうだもの。静かな曲が多く、少しの衣擦れの音でも気になってしまいそうで、座席でずっと身をを固くしてなきゃいけなそう。

実際この日の観客は、ピアノのお客さんとしてはあまり動かないほうで、とても静かだった。
曲間の咳が激しかったのは、この季節なら仕方がないね。
ツィメルマン氏も咳をしてた。お風邪を召していたのかも。
ブラームスの楽章の間では2度3度と咳をしてて、観客がザワっとしたら、
右手親指を立てて“大丈夫だよ~”サイン。
楽章の間の出来事だったので、気の毒だが笑っちゃった。
ツアーのスケジュールを見て、ぐっと冷えた京都で紅葉でも観て風邪ひいちゃったのかしら~なんて勝手に想像したりして。
前日夜に金沢でコンサートなので、西宮は“乗り打ち”かなぁ。大変なスケジュールなので、風邪も治りにくいだろう。


最初は意外にスモーキーな音色に感じた。
その音色が、心がたゆたゆような、紗のかかったイメージがあり、「夕暮れのドビュッシー」という言葉に合っている。

音の強弱の幅が広い人で、特にそれを感じたのは〈沈める寺〉。
これが一番好きだった。
演奏を聴いていると映像が浮かぶ。遠くで鐘が響いている絵、盛り上がったところでは上空から景色を俯瞰している絵。場面の切り替わりを想像できる音だった。


シマノフスキ・・・これを聴きながらポーランドを旅したい。

ブラームスの1楽章はちょっとカツカツに聴こえたが、3楽章からの叙情性の豊かさはさすが。
ピアノなのにシンフォニックなブラームスっていいな~


アンコールはなし。
あまりなさらない方なのか、体調が優れなかったのか。



まだあと2週間ほど関東で演奏会があるので、早く風邪が治るといいですね。


(11月25日 兵庫県立芸術文化センター 大ホール)



くだらないことだけど、、、

シマノフスキを変換したら「島の麩好き」となって、しばらく笑い死んだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.11.26 14:42:09
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: