ハイネの森

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2014.07.26
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カテゴリ: 旅行(GERMANY)
旅の計画を始めた頃は、ヴァイマールに来る気は全然なかった。

ライプツィヒからフランクフルトに戻り、ハイデルベルグやケルン・ボンあたりに行きたいと思っていたので、ヴァイマールは頭になかったが、母が是非ともヴァイマールに行きたいというので計画に組み入れた場所だった。

ヴァイマールと聞き、ダンナも娘も私も言ったセリフは同じだった。


「えっ! あの憲法のところ、、、」

条件反射のように、ヴァイマール(ワイマール)といえば憲法しか思い浮かばない家族。
バラバラに離れていても、結束は固いぞっ!  ってそういうことじゃないな(笑)



調べてみると、世界遺産で見どころ満載の街。
〈ゲーテ街道の旅〉でははずせない街のようだ。


「文学よりは音楽」の母が行きたいと熱望した場所は、 リストの家
ヴァイマールの宮廷楽士長となったリストが1869年〜1886年の夏の間に暮らしていた家だ。


リストの曲というとどんなイメージがありますか?

浅田真央ちゃんがプログラムに使っていた『愛の夢』が一番有名かな。あれはそんなに難曲ではないが、リストは技巧を要するものが多く、お子ちゃまが弾ける曲はほとんどない。だから、ピアノをある一定期間した生徒さんは、「リスト」という名前に反応すること多し。憧れの作曲家のようだ。

私はあまりそそられない作曲家で、好きか?と聞かれたら、ビミョウなところ。
ロ短調ソナタは好きだけど、あとはねぇ、、、車のHDに入れた超絶技巧練習曲を消してしまったくらいで。
スワロススキーでデコったようなキラッキラなところが苦手なのだ。
キラキラ部分の楽譜を読みにくいので、嫌いになっているだけという意見もあるけどさ
あれは 老眼 リーディンググラスがいる年齢になるとつらいのよ。

そんな私でも、 リストの家 には興味がある。

超絶技巧とイケメン度で、サロンのマダムを卒倒させたというピアニスト兼作曲家が住んでいた家ってどんなところかしら?


ホテル・エレファントのあるマルクト広場から徒歩10分弱、緑豊かなイルム公園の一角に リストの家 はある。

リストハウス


リストハウス

入館料(4ユーロ)を払うと、英語のオーディオガイドを渡され、まず2階の住居から見学。
残念ながら館内撮影禁止なので、雑誌に載っていた写真で雰囲気だけ。

  • P1060307.JPG


部屋の趣味はリストと気が合うかも。

2階を見終わったら、オーディオガイドとは別のヘッドホンを貸してくれるので、1階でリストの曲をいろいろ聴ける仕組みになっている。


このリストの家に1時間30分近くいた。
母も満足しただろう。

リストハウス

可愛い居心地の良さそうな家。

イルム公園

目の前はイルム公園で、緑豊かな環境だ。





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Last updated  2014.07.26 13:30:41
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