ハイネの森

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2017.04.18
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雨宝院の後は西陣の街を散策した。

「織」や「染」の文字を多く見かけ、カシャッカシャッという織機の音も漏れ聞こえた。

寺之内通から千本通へ出て、京漬け物の『近為』さんでお買物し、五辻通に入ると、


千本釈迦堂、大報恩寺 に着いた。

門前の桜は見事に満開。
さて境内はどうでしょう、、、


(4月12日撮影)

う〜ん 色あせ気味ですわね。残念。

「あなた、来るのが3日遅かったのよ」 と、


しだれ桜の向こうにいた阿亀(おかめ)さんに言われたような、、、

本堂前の見事なしだれ桜は『阿亀桜』という名前がついている。


この寺には「おかめ」の伝説がある。

ここの本堂を請け負っていた大工が代わりのない木を切り誤ってしまい、女房の おかめ のアドバイスでピンチを脱するが、女房のアドバイスだとばれてはいけないと おかめ は自害してしまうという物語。
その後大工さんの信仰を集めるようになり、京都では棟上げ式に、 おかめ(お多福) のついた御幣を飾ることが多いそうだ。

おかめさん は大工さんにとってのマドンナなのね。


こちらが本堂


応仁の乱で焼けることなく、1227年に建てられた姿そのままだそうだ。
京洛最古の建造物として国宝に指定されている。

「先の戦でも焼けへんかったお寺さん」 ということね。

「先の戦=応仁の乱」・・・  “京都あるある” だけど、もう都市伝説かな(笑)


新西国三十三か所の16番札所なので御朱印をいただいた。

御朱印帳を預けて、本堂(釈迦堂)内を拝観する。(拝観料600円 本堂・霊宝館)

本堂の一角におかめコレクションがあり、福々しい幸せそうなお顔がいっぱいあった。
おかめさんに、こんな悲しい伝説があるなんてねぇ。

本堂内はすっきりと清々しい。桜を観にきても中まで入る人は少ないので、ゆったりとお参りできた。

千本釈迦堂

本堂から見る桜はとても素敵だった。


隣の霊宝館には、 「俺たち重文ブラザーズ!!」 とばかりに、重要文化財の鎌倉時代の仏像がずら~っと並んでいる。数が多くて壮観だ。

見どころが多いお寺だった。

千本釈迦堂

次は阿亀桜が満開の時に来てみたい。

千本釈迦堂


千本釈迦堂 大報恩寺
    京都市上京区七本松通今出川上ル





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Last updated  2017.04.18 12:24:01
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