ハイネの森

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2018.03.29
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重要伝統的建造物群保存地区に指定されている 有田内山 の街を歩く。




陶器店の店先には立派な壺が飾られている。



保存地区に指定されているだけのことはあって、風情のある建物が多い。



「有田千軒」と呼ばれた街は、1828年(文政11年)の大火でほぼ灰燼と化す。
シーボルト台風が九州を直撃した時に、窯元の火が原因で大火になったそうだ。



本通りから細い路地をぬけて裏通りに入ってみよう。

トンバイ塀のある通りにでた。





トンバイ塀は、登り窯の耐火煉瓦、いらなくなった窯の道具、陶片を赤土で塗り固めて作った塀だ。

本通りに戻って。
有田内山の街並み
母はこの通りのどこかの陶器店でお買物しているが、私はもう少し散策しよう。


徳利のお雛様だ。おもしろいなぁ。


あら! 洋館だ。


地元有力貿易商が、有田焼の買い付けに訪れた外国人の接待及び宿泊用に、1876年(明治9年)に建てたもの。


この洋館(有田異人館)の前に、1894年(明治27年)創業の深川製磁本店がある。






富士山のステンドグラスが美しい。

奥のピンクの建物もかなり年季が入ってそう。




こちらは香蘭社本社。


香蘭社の中はいい雰囲気の空間で、一見の価値がある。

深川製磁が深川さんなら、香蘭社も深川さん。

香蘭社設立者の次男が深川製磁を設立した。
香蘭社の設立は、深川製磁より15年早い1879年(明治12年)だ。



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深川製磁 牡丹 10号花器

この2社が同族だったとは知らなかったわ。





雨の平日、とても静かな街。




GWの陶器市のときは、ものすごい人出になるそうだけど。




プチプラ物が世を席巻し、100均で囲まれた生活をエンジョイしている人々が多い昨今、お値段の張る有田焼などの売り上げは落ちてそう。


母はいいお買物が出来たようで満足顔だった。

私も1枚購入した。



亮秀窯のもので、絵柄が気に入り即決。(お寿司は、帰りの長崎空港で買った大村寿司)
母は横で、 「早っ!」 とあきれていた。
母はお買物を楽しみに来てるけど、私は街歩きを楽しみに来てるから。
それに元々即決タイプだし

お気に入りの物との出会いは一瞬でしょう。





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Last updated  2018.03.29 13:06:57
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