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アマゾンから書籍が届いた。(楽天にもお世話になっているので、楽天ブックスからも買わなくてはいけないとも思っている。ただ、買い物の履歴が残って、私のHNも残るのはいやだと思うので、現在、楽天ブックスの購入システムを調査中。)● 図解雑学 宇宙論 二間瀬敏史 ナツメ社● 図解雑学 時間論 二間瀬敏史 ナツメ社● やがて哀しき外国語 村上春樹 講談社文庫● 考える脳・考えない脳 信原幸弘 講談社現代新書● 万葉恋歌 永井路子 光文社 ★ ★ ★ ★ ★ ★私は、日記のカテゴリーの一つを「科学 宇宙 時間 脳 人類の歴史 不思議」にしている。 読書というものは、知的好奇心の充足だと思う。であれば、知的好奇心の対象として、先ず大きなものから選んでいくのが自然かと思う。★ 一番大きなものは「宇宙」である。その「宇宙」は、ほぼ空間であり、エネルギーらしいのだが・・・、★ 「時間」は、実はエネルギーなのだという。この宇宙を構成している要素の一つとなる。この時間も含めた宇宙というものが、私たちの意識の有限とは対照的に、ほぼ無限らしい。もちろん宇宙にも宇宙の果てというものがあって、そう言う意味では有限なのだが、人間の認識できる事象の限界から比較すれば、無限と形容してもいいほどのものだと思う。宇宙を勉強した後は「太陽系」・・・は省いて、現実的に「地球」と行きたい。地球と言っても、じつはそれほど興味がないから、「人間」を対象にしたい。この人間というものは、地球という鉱物とはなんの縁もゆかりもない生身のものだと思うのは人間の浅はかさ。人間の身体成分はすべて地球の成分の中のものだから、厳密に言うと、詭弁に聞こえるかも知れないが、人間一人一人も立派に「★」・・・「星」なのだという。私は、今まで私などが「★」であるとはつゆ知らず、いい加減な暮らし方をしてきたが、「★」であると知った上は、身を清めて、宝塚歌劇団式に「清く正しく美しく」生きて行かねばと思う今日この頃である。その「★」・・・いや、「人間」または「人類」は★ どのような発祥から進歩してきたのであろうか?その辺が私としてはとても興味のある対象となる。もっとも、冷静で偏見を排除する、正確なものの言い方をする人類学者から言わせると「人類の進化」という言葉は、まちがっているそうである。「進化」では無くて「時間的な変化」と、言わなくてはならないと言う。これは、フェアーな意見だと思う。生物としての、ネアンデルタール人と現世人類の差を「進化」と定義してしまうといけないと思う。時間の進みの中で、DNAが突然変異を繰り返して生物が変化してゆく。また環境の条件の中で、生存に有利な適性をもった種が生き残ってマジョリティーとなって行く。それは進化と言うより、変化なんだろうと思う。進化という価値判断は、あくまで人間のサイドから見てその様に見えるだけで、または環境に適した変化であるだけで、進化という色の付いた価値判断は、大きな宇宙というオープンシステムの中では、絶対的なものではないはずだ。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ちょっとここで書いておきたいのは、makhさんの持論である『英語帝国主義』と『イングリッシュ・ディバイド』に関してである。makhさんは、今日の英語の世界語化に対して必ずしも肯定的ではない。英語が世界語化した時代的背景として、英国の「七つの海にユニオンジャックがはためかない所は無い」という世界性は、植民地主義があるというのだ。それはそのまま事実だ。恐らく誰も否定しない客観的な事実であり、さらに付け加えるとすると、英語自体に世界語になる有利な要件がある。印欧語(インド・ヨーロッパ語族)を学習した人なら、だれでもぶつかる印欧語の壁、『格』や『動詞の活用』『時制』『ジェンダー(性)』などがある。● それは英語の文法の圧倒的な難易度の「低さ」だ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー● 英語では、極論すると単語を並べただけで意味が通じる。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー日本人からしたら、『これがあるからいけないんだ!』とか『なんで、こんな理不尽な、無駄な文法があるのだ! これは非欧州人には欧州語を学ばせないと言う、歴史的な陰謀ではないか!』と怒るほどのものすごい難易度の高い壁だ。・・・この『壁』を非難すればするほど、私がいかに印欧語にてこずったか、ものにならなかったか、苦闘の末にそれ以上の学習と上達を涙ながらにあきらめたか? を反証的に物語ることになるので、印欧語非難はこのへんでやめるが・・・。『今日はこれぐらいに、しといたるわ』元にもどって、英語にはこの印欧語の壁、『格』『動詞などの活用』『時制』『ジェンダー(性)』がほとんど無い。「格」については「三人称単数」があるだけだし、動詞の時制も限られた数の活用変化しかなくて、これは英和辞書の巻末にちょっと掲載されているだけですむようなもので、ちょっと口に唱えて覚えればいいぐらいの超低難易度にとどまっている。いろいろ言っていてもなんなので(これは典型的な日本語的なあいまいな言い方だな)、先に進むことにしよう。『英語帝国主義』はおおよそお分かりになると思うので、『イングリッシュ・ディバイド』について。実態として、英語が従来の「国際語」と言う立場から、決定的に『世界語』になったことで、英語が出来る人と、そうでない人との間に格差が出来た事を『イングリッシュ・ディバイド』という。ディバイドは divide 分ける。英語は、ギリシャ・マケドニア(アレキサンダー大王のこと)ローマ・モンゴル(チンギス・ハーンのこと)・フランスについて世界の覇者となり世界各地に植民地を持った英国、およびその英国の後を継いで一国支配の世界王者となった米国。この二ヶ国の時代の間に英語はまずフランス語を押しのけて「国際語」になり、次に第二次世界大戦後は、押しも押されぬ「第一国際語」になり、その結果、世界のどこの「ホテル」や「空港」でも「英語なら必ず通用する」大勢となった。それに決定的な仕上げをしたのが「パソコン」と「インターネット」である。インターネットの世界での情報での英語の占有率は、恐らく70%を越えているのでは無かろうか?続きは明日書くことにする。 ★ ★ ★ ★ ★ ★中越地震の現場は想像以上に酷いようです。放浪の達人さんの日記を読んで驚きました。http://plaza.rakuten.co.jp/rx7saito/diary/200410300000/
2004.10.31
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今日書いた日記の話題を続ける気にならなくなったので、それを削除して、中越地震に関するコメントを差し替えとする。一昨日の日記で引用した、元看護師で神戸の被災者のケアをしてきた黒田裕子さんが、NHKのニュース10のインタビューを、乗り込んだ現地で受けながら涙にくれていた。私も出来ればボランティアにでも行きたい所だが、老いた両親がいてはそれもかなわない。地震前の日常生活に於いてさえも、すでに寝たきりだとか、老齢で重度の介護が必要だった老人・病人達が、なんの特別扱いもされず、なんのケアも受けられず、この氷雨のなかで、車の中、テントの中で震えている。もうじき冬も深まって、インフルエンザも蔓延するだろうと思う。なんども繰り返すが、政府はこれらの「死に瀕している」高齢者・病人を、手をこまねいて無策のまま、冷酷に見捨てているのだ。なぜならば、彼ら(全員とは言わないが)の生命を救える手だては、私たちだって考えつく手段・方法が、いくらでもあるからだ。このままでは、弱者の大量死につながりそうだ。担当大臣を一人でも現地に張り付けにしてはどうか? ★ ★ ★ ★ ★ ★数百億円をポンと出せると豪語する、「IT長者」の、ライブドアの堀江社長および楽天の三木谷社長と、もしお話をさせていただく機会があれば、申し上げたいことがある。★ プロ野球参入もさることながら、このチャンスに被災者支援をすれば、もっともっと少ない金で、効果的な 『売名行為』 をできますよ! ★ ★ ★ ★ ★ ★かって、米国経済誌のフォーチュンに、「世界一の富豪」と評価された西武王国の堤義明社長。証券取引法違反と詐欺罪で、来春には恐らく臭い飯を食べることになるのだから、早めの罪滅ぼしに私財を投じて、また自慢の西武グループの総力を挙げて被災者を救助してみてはどうなのか?しかし、考えてみれば、世界一の富豪でいながら、いままで法人税を一度たりとも払わなかったコクドのオーナーなのだから、そんなことはするはずがないか?
2004.10.30
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もう一日だけ、新潟県中越地震について書こう。やはり、昨日、死者が二人出ている。朝日新聞朝刊 2004/10/29 によると :車中泊(連続5泊)を続けていた被災者が死亡。これで避難所での死者は十数人になるはず。被災者は、疲労とストレスと風邪に悩んでいる。車中泊を続けている人は、それに加えて,車内で無理な姿勢を続けることによる「エコノミークラス症候群」が死の引き金になりうるという。一人の死因は、肺の血管に血栓がつまる肺塞栓症(はいそくせんしょう)。血栓はストレスで出来る。もう一人は、急性心不全。これも疲労とストレスが原因。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ラジオのニュースによれば、なんと「グリーンピア」が被災者に開放されるそうだ。また、病人や高齢者に旅館やホテルが提供されるという。どれほどのスケールになるのかは、まだわからないが、政府も、われわれ(asaco tanakaさん)(ぼちぼちさん)の日記を読んだのかな? ★ ★ ★ ★ ★ ★同じ朝日朝刊に「三者三論」という特集ページがある。今日のテーマは、「被災地への支援・救援のあり方」。三人の論者が書いている。要点を抜き書きしてみる。 ~~~~~~~~~● 『現場担当者にもケアを』 中井久夫さん 兵庫県ケアセンター長 ○ 災害には他者への共感を生み出す側面がある。○ いろんな自然災害に、大震災を経験した神戸から人々が救援に駆けつけた○ 現場の医療機関や自治体で働く職員への心のケアおよび交代要員の手配が重要○ 現場では一週間が余裕を持って対応できる限度 ○ 救命艇の漂流者に関するフランス人医師の自己実験によれば、人は援助があると信じるかぎりは持ちこたえられるが、孤立感にとらわれると驚くほど早く力尽きてしまう○ 「交代要員が来る」と思うだけで、職員の孤独感はずいぶん軽減できる。○ 被災者にも孤立感を感じさせない支援が重要○ 阪神・淡路大震災は集積された都市機能を破壊した災害だった○ これに比べて今回の地震や水害は、高齢化が進んだ地域社会を孤立させたのが特徴 ○ 阪神大震災の場合は、近隣に大阪などの大都市があり、人材・資材の補給が容易だったし、医療機関も近隣にあった○ 今回は、病院が遠い上に孤立感が強い ~~~~~~~~~● 『地域再建 まず住宅から』広井脩さん 東大大学院情報学環・学際情報学府教授 = 余談になるが広井さんの「情報学環」の「学環」という言葉ははじめて出会った。調べてみると、「学科」と同じ意味だが、各部門・文科系・理科系が「環(わ)」になるように、横断的に共同研究をすると言う意味を込めているようだ。つまり造語だが、強いて言えば『学際』という言葉と同意語だと思う。= 「学際」は知っている。この日記の一番最後に、フリー百科からコピーしておくので、興味のある方は読んで下さい。○ 今回は多数の孤立地帯ができてしまった○ 孤立の危険がある地域では、衛星携帯電話の設置・デジタル防災無線の導入などの効果的な情報連絡体制が必要○ また、空や陸からの機動的な救助・救援体制が必要○ 今年の自然災害の犠牲者の多くが高齢者 ○ 地方は特に高齢化が進んでいる○ 高齢者への効果的な情報伝達手段の提供が必要○ 高齢者への緊急医療体制の構築も必要○ 自力で避難できない人々への地域ぐるみの避難・支援体制も必要○ 避難所 → 仮設住宅 → 資力があれば住宅の再建 なければ公営住宅や賃貸へ このプロセスで、地域社会が崩壊、過疎化が進む○ 鳥取県西部地震では、県が住宅再建費に補助金を出して過疎化を防いだ○ 本格的な住宅再建支援策で、地域社会が崩壊、過疎化が進むのを防止すべき ~~~~~~~~~● 『ボランティアも息長く』黒田裕子さん 阪神高齢者・障害者支援ネットワーク副代表 = 黒田さんは、神戸の震災直後、25年勤務した病院の看護師を辞め、仮設住宅に住み込んで、四年間、孤独死の防止やアルコール依存症の人たちの支援を続けた。今は、震災の被害者への支援など、神戸市を拠点にボランティア活動を続けている。○ 神戸の震災では仮設住宅が無くなるまで、約5年かかった○ 恒久住宅に移ったあとも、孤立した高齢者へのケアが必要だった○ 災害で、住宅や職や財産にくわえ、コミュニティーも失った人々の自立は、極めて困難○ 神戸の震災では延べ100万人のボランティアが駆けつけた「ボランティア元年」○ しかし、半年後はボランティアは去った○ 今年の自然災害現場でも似たことが起こるはず○ 企業などからの経済的支援も細る○ 行政や地域と連携しながら長期的な支援体制を構築できるか? これらに、ボランティアやNGOの真価が問われる○ 孤独死を防ぐためには、手間と時間をかけて被災者と信頼関係を築き、24時間態勢で活動するボランティアが必要だ○ 仮設入居の際は、出来るだけ元の地域でのコミュニティーが保存されること○ 行政はボランティアと話し合う姿勢を持って欲しい○ ボランティアを使い捨てにしないよう○ ボランティアにも出来るだけ報酬を払い、活動の意義が社会的に評価される気運を育てて欲しい ★ ★ ★ ★ ★ ★こんなに書くつもりではなかったのだが、ついつい・・・。『学環』については上に説明したが、『学際』について、フリー百科事典『ウィキペディア (Wikipedia)』から引用したい。● 学際(がくさい, interdisciplinary)とは、研究などがいくつかの異なる学問分野にまたがって関わる様子。○ 学問分野と学際学問とは、知識や概念を体系立てて整理するものであり、内容の一貫性、整理あるいは理解のしやすさなどの観点から対象を限定して取り扱うのが一般的である。これが学問分野あるいは学問領域 (discipline) と呼ばれる。特に、教育においては、学問を比較的まとまった単位に分割することで、初学者の理解のしやすさは格段に向上する。また、学問の研究を行うにあたっても、特定の学問領域を背景として研究が進められることが多いが、このことは学問を分野ごとに分けるこのやり方が一定の機能を果たしていることを意味する。特に研究機関としての大学においては、教育期間としての役割から、研究者(教員)が教育を担当する学問分野ごとのグループに分かれて所属しているが、これが研究グループにもなっている場合が多く、従来の学問分野の範疇に収まった研究が行われる土壌になっている。一方、最先端の研究の進展の方向性を考えるとき、従来とは異なった観点、発想、手法、技術などが新たな成果を生み出す例は非常に多い。これは従来はあまり結びつかなかった複数の学問分野にわたって精通している研究者や、複数の学問分野の研究者らが共同で研究に当たる、などによってもたらされる。これが 学際的研究と呼ばれる。その学際的研究が発展すれば、場合によってはその後、それは体系立てられた知識として整理され、新たな学問分野を形成する可能性があるが、そうなった時点では、その研究は学際的な研究とはいえなくなる。○ 学際領域の研究評価こういった学際的研究の成果が大きいことは常に認識されているが、日本においては必ずしも学際的な研究がしやすい環境にはなっていない。上述の組織の面に加え、研究費獲得の面でも、その研究を評価するべきその道のプロが存在しないため、一定の成果が上がるまでは評価を受けにくい。
2004.10.29
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●書き足し。現地では、後一ヶ月すると、一メートルの豪雪が降るという。今、避難している人たちは、そのための準備を一刻もしたいという。さもないと、豪雪の上に非常に重い雪がそれでなくても、半壊状態の住宅を押しつぶすそうだ。私も、そこまでの事情はわからなかった。単純に安全な場所に移動すればいいと言うものでも無いかも知れない。しかし、一度はこういう発想(安全な収容設備に移す)が政府にあってもしかるべきだと思うし、そういう希望者もいるだろうと思う。仮設住宅を100戸立てるというがー 完成するのは一ヶ月後ー 入居資格は、自宅が「全壊」半壊では入居できないのだ。半壊の家に、1メートルの豪雪の中で住める人がいるだろうか?それに、8万人に対して、わずか100戸。 ★ ★ ★ ★ ★ ★「新潟県中越地震」テレビ・新聞で新潟県中越地震の惨状と、避難者が置かれている悲惨な状況を知るにつけ、政府は果たして、本気で被災者を救済しようと思っているのだろうか?と、疑問に思う。8万人もの避難者を、何日も余震の遅う寒い体育館などに押し込めて、冷たい床に直に寝させて、まともな食事も与えていない。これでは、老人・病弱者に死者が続出すると思うし、インフルエンザなどが蔓延したら、弱っている避難者は大量に死ぬ。これから出る死者の一人一人に、小泉首相は、責任を負ってもらおう。食料・衣類が現場まで届かないと言うなら、被災地にこだわらず、全国の遊休宿泊設備・公共宿泊設備に避難者をある程度まとまった人数単位で移送して(バラバラでは不安で寂しいだろうから)、余震が収まるまで、とりあえずは人間らしい生活を、一刻も早く送らせてあげてはどうなのか?どうして自衛隊のヘリコプターを総動員しないのか?小泉首相も四日も経ってから被災地を訪問して、なにも特別な・国として全力を上げた対策も無い。これでは阪神大震災の時の、村山元首相と同じではないか!村山富市元首相は、阪神大震災の際の無策を責められて「なにしろ、はじめてのことじゃからのぅ~」と言ったという。また、サミット出席の直後、そのサミットで会ったイタリアの首相が急死した時、葬儀には参列しないと言った。その理由が「つい先日会ったばかりじゃ」というものだという。絶句!どちらも、本当とは思いたくない。ブラックジョークかとまで思う。しかし、彼なら言いそうだと言うところが恐ろしい。●私は冬にはホームレスの施設に衣類その他を送っているが、今年は新潟に送ろう。新潟県のHP → pref.niigata ★ ★ ★ ★ ★ ★NHKの東京消防局ハイパーレスキュー隊のインタビユーを見ていて、不覚ながら落涙した。余震で岩石の落下の危険の中で、徹夜の、それも極度に集中した、命がけで人命救助。公務員の鏡!
2004.10.28
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雑記ノート日記 2004/1027●知財立国日本と言う言葉がある。知財とは知的財産だと思う。つまりソフトとか特許とか技術力とか。しかし、日本はソフトをなかなか認めない国だからな~。ハードだけは目に見えるから大切にしたり、一生懸命生産したりするが。●2003年4月に国際ヒトゲノム「計画が30億の塩基配列(DNA)解読を完了したという。言ってみればDNAの配列がわかっただけで、これからそのDNAの働きを研究して、DNA操作にまでおよぶ研究がこれから成されることになる。DNA操作というのは、神をも恐れぬ行為だと思うが、それだけに使い方次第で革命的な医療行為も可能になるだろうし、テロや戦争の原因である人類の過度の攻撃性も抑制できるかも知れない。もっとも悪用されると地獄そのものになるが。●私は新聞・週刊紙で興味ある本を見つけると、アマゾン・楽天などで検索して、おきに入り・買いカゴに入れておく。●台風の当たり年で、野菜の値段が数倍に高騰している。しかし野菜は食べないといけない。どうして野菜を食べないといけないのか? ハッキリわからないのだが。野菜にはヴィタミンやミネラル分が豊富だから食べなければいけないのだろうか?それとも、食物繊維が便秘にいいからだろうか?私は便秘はないんだが・・・。ヴィタミン・ミネラルはサプリメントで摂取してもいいのだが。しかし、栄養学者が「生の食物から摂取しなければいけな」と言っているから、やはり野菜は食べないと、不健康になる気がする。・ ・・と言うことで、高嶺の華ではなくて、高嶺の野菜をなんとかしなければいけない。今朝の朝日にその問題の解決策となる記事があった。○ 価格的に台風のインパクトをあまり受けていない野菜もあるという。ニンジン カボチャ ゴボウ ジャガイモ(ヴィタミンC)○ 水栽培の野菜も台風の影響が無いという モヤシ 豆苗 水栽培のミツバ 水菜 ○ 日本人の知恵、乾物を見なおそう切り干し大根 カンピョウ ヒジキ キクラゲ ズイキ○ 冷凍野菜も影響が少ないという 冷凍ミックスベジタブル 里芋 コーン トマトの缶詰 水煮人智は果てしないものだと思う。(大げさか?)●米国は、バイオメトリックス認証が可能なパスポート、ビザを保有することを入国する外国人に求めるらしい。バイオメトリックス認証とは、指紋、顔、声帯、瞳の虹彩などの生体情報で本人を判別する認証システム。●竹には古くから霊力が宿るとされてきた現在でも地鎮際で四隅に青竹を立てるが、これは神聖な場所として神さまを招くということらしい。●お母さんのトントンというリズミカルな包丁の音。これが昔は、朝一番で寝床の中で聞く音だった。こう言うの、今はあるんだろうか?お母さんの割烹着とか、竹で編んだ買い物カゴも、サザエさんのマンガの中でしか見られないのかな?●清代の紫禁城では、皇帝のために数百人の料理人が召し抱えられ、毎食、何十品ものメニューが供されたという。4000年前の夏王朝では、すでに料理を監督する官職「庖正」がもうけられていた広州人は「机以外の足のあるものすべて、飛行機以外の空飛ぶものすべてを食べ尽くす」という。親や子も「足のあるもの」の内にはいるから、飢饉の時には食べたらしい。○中国料理の特徴に、「東酸・西辣・南淡・北鹹」というのがある。これは、東(中国東部)はすっぱく、西はピリカラ、南はあっさりしていて、北は塩からい、という意味だという。そう言えば、南の広東料理はアッサリしていて、日本人好みだ。●メタンガスは二酸化炭素の20倍の温室効果があるという。メタンガスは、シベリアの永久凍土や海底に大量に含まれていて、それらはすでに溶け始めているという。それが、悪循環になってさらに永久凍土を解凍する。もう地球は逃げ場のない炎熱地獄になりそうだ。地球最後の日も近いかも知れない。核戦争やテロは可能性の範囲内にとどまる。しかし、爆発的な地球温暖化は、人類にとって確実な終末だと思う。
2004.10.27
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『無人島に持ってゆく本 「超」整理日誌2』を読んだ。野口悠紀雄(著)ダイヤモンド社(発行) ブックオフで買った100円均一本。非常に魅力的な題名だったが、総論として、中身が薄いな~、と言う感じ。野口さんは非常に商売熱心な様だけれど、こんな古いネットに書いた、賞味期限が切れた文章をまたリサイクルしたような本を出すなんて、ちょっと・・・、と思う。1997年10月2日初版の本だが、情報が古いと言うだけでなくて、情報の密度も薄いのだ。それでいて、定価が1600円もして、それを私はブックオフで半額の850円で買ってしまったのだ。大失敗!私はネット書店でも、リアル書店での買い物でも、買って後悔する本は無いという、特殊な才能を持っている。「こんな本を買うんじゃなかった」という本は、ネット書店で題名だけで買っても間違いはない。間違いの確率は1%以下だと思う。本の選別に関しては特殊なカンがあるらしい。それなのにリアル書店(ブックオフもリアルではあるだろう)で手にとって選んだのに、この本は失敗。100円でもちょっとと思うが、850円とは私としては大失敗だ。題名に引かれて、内容をよく読まなかったのだと思う。しかし、それじゃゼロか?というと、拾える情報はある。 ★ ★ ★ ★ ★ ★● 野口さんは地図が好きなようで、いろいろな地図が口絵に掲載されている。その中で下記の俯瞰図・鳥瞰図の視点の地図が非常に現地感覚でわかりやすいとおもった。New York / Map of Midtown Manhattan in Detailed Axonometric ProjectionThe Manhattan Map Company「地図は視点である」、同感。北極圏を中心にした地図と言うのがあって、地球儀の北極の真上から見た地図という視点だ。この地図を見ると、私達がいつも見ているメカルトール法の地図では遠く離れている米ソが、この北極中心の地図を見ると、ほんの対岸だ。かっての冷戦時代に、北極をはさんで米国とソ連がミサイル発射のボタンに指をおいて、緊迫の対峙をしていた状況がよくわかる。視点は変えてみるものである。・・・と言っても、実は私はこの地図は時々見ているのだ。それは国際線の機中で機内誌を開くと、この地図を見ることが出来る。地球上を眺める視点には、上空から眺める「鳥の眼」視点と、地上をはいずる「虫の眼」視点とがあるが、この北極上空地図はさしずめ「航空機」視点とでもいうべきか。●インターネットの世界についての記述もある。「目的意識のないネットサーフィンは ジャンク情報の大海」「価値の高い情報がどこにあるのかわからない」「個別情報の内容を見ない限り、価値を評価できない」楽天日記でも、「これはすごい!」という日記にであう確率はそれほど高くない。玉石混淆・・・と言うより、石の比率が高いかも知れない。だから、いわゆるランダム機能など使ったことがない。興味深い人の日記を訪問する人達の中から見つけるのが、一番効率がいい。●「経済学で、ゲーム論的状況として知られているもの」「相手の反応を考慮に入れながら、相手を出し抜こうと行動している」「そのため、自分の手の内を正直に公開するとは限らない」●「LDの登場でオペラの女性歌手に容姿が求められ出した」今で言えばDVD。例えば、アンジェラ・ゲオルギューなどは絶世の美女。有利だろうな~。●ベルイマンの魔笛についてアインシュタインはこう言ったそうだ。「この作品がなにごとも語りかけないような相手は、単なる<教養人>と全くの野蛮人だけである。」スウェーデンの映画監督、イングマール・ベルイマンが「魔笛」を映画化しているという。ここに登場する主演の(フィンランド出身のイルマ・ウルリラ)が実に魅力的だという。DVDになっているのかな?●限界効用 消費量を一単位増やした時の満足度の増加をいうビールの最初の一杯はうまく感じるが、何杯も飲んでいるとイヤになる限界効用は低下する経済学の基本法則●ガモフ全集「1,2,3・・・・無限大」に、猿にタイプライターを打たせ、無限に近いほど膨大な数、タイプを打たせると偶然の結果として意味のある文章やシェークスピアの作品を打つ可能性があるという。「一定の長さの文章の数は有限である」事の証左だという。ちょっと待てよ!これは私の好きなSF作家、レムの「宇宙空間でのロボット」(うろ覚えの題名)の話と同じじゃないか。猿がロボットになっているだけで。と言うと、レムがガモフを盗作したと言うことかな?う~~ん、よくわからん。●野口先生は、無人島に行ったら「夜は星座作成 昼はドイツ語作成作業」でファウストを読むそうだ。どうもピンと来ないな~。よほど性能のいい天体望遠鏡も必要だし、ドイツ語辞書も必要だし。私なら、どんな本を持ってゆくかな? 無人島に。『ユリシーズ』『失われた時を求めて』『西洋の没落』『ローマ帝国衰亡史』『風俗の歴史』 フックス(著)『ブリタニカ大百科事典』(千円で買った古本)『日本を知る事典』・・・・きりがないな~。
2004.10.26
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多重言語としての日本語の発達の段階を、私の独断で考えてみました。また、『日記タイトル』も変えて、大幅に書き直しました。 ★ ★ ★ ★ ★ ★初期の段階では、日本民族(縄文民族とも言えると思う)のオリジナル言語は、純粋な大和言葉だった。この大和言葉には文字がなかった。● 1) 万葉仮名の発明 ========== 大和言葉に、漢字(中国語)の音声文字を引き当てて(つまり漢字の音読みで)、大和言葉を文字化した。これが「万葉仮名」だ。● 2) 漢字を訓読みすることで、大和言葉を漢字化した ========================= これで大和言葉を損なうことなく、漢字化することに成功した。● 3) 「万葉仮名」から「ひらかな」への移行 ===================== 平安時代に、漢字から「ひらがな」と「カタカナ」という音声文字を発明した。大和言葉に、この「漢字以外の自前の文字」を与えて、すでに不必要となった音声文字「万葉仮名」から、「ひらかな」への移行に成功した。これで日本語は「漢字」+「ひらかな」の「2重表記」言語となる。● 4)漢字語彙を片端から外来語として呑み込んだ。 =====================● 5)カタカナ語に、中国語以外の外国語を外来語として受容。=========================== 外国語に対しての受容器(レセプター)として、カタカナ語を用意した。カタカナ語は、視覚的にもカタカナ語は「私は外国生まれの言葉ですよ~」という、注意を払う効果がある。これによって、中国語以外の外国語を、音声的に受容するシステムが整った。ここに、日本語は、「3重表記」の奇蹟の言語、「漢字仮名混じり文」を発明したことになる。外来語の活用機能を備えたことで、日本語は言語として、思考道具として、豊かになり続けた。しかし、この「3重表記」に加えて、日本語表記なのに英語混じりで、それを「4重表記」としているものがあるという。それもちょっとうっとうしいい気がするが、世界最強言語かも知れない。 ★ ★ ★ ★ ★ ★大和言葉は、もともと文字を書かなかった言語だ。日本人はおおざっぱに言って、縄文人と弥生人が先祖だが、アイヌ民族(民族と言っていいかどうか・疑問なのだが)と琉球民族は縄文人の末裔。彼らも文字を持たない民族。これに対して中国語は文字の国。しかも数千年前から、三国志に見られるような高度な政治体系があった。大和言葉は文字を持たないだけに、ひたすら音声的で、自然や感情の素朴ながらデリケートな表現が得意。あなたがもし、日本の代表的な短詩芸術である和歌などを音読すれば、その大和言葉の音声的な素晴らしさを認識することになる。いわゆる「声に出して読みたい日本の詩歌」だ。これに対して、漢字(中国語)は、表意文字だけに意味、特に抽象的概念を表現し得るし、社会・政治に関する語彙が多い。言い換えれば、漢字は、外来語として縄文人に欠如していた豊富な抽象概念・語彙を与え、政治的社会を構築するに必要な概念・語彙を与え、日本人の思考体系を重層化した。日本語および日本人は、つくづく貪欲な文化的食欲の持ち主だと思う。しかも、下で述べるが、日本語は外来語に侵食されないまま、外来語を呑み込む構造を持っている。外来語は、「漢字」とか「カタカナ語」という特殊な立場を与えられている。その外来語は、日本人の内面の核(コア)である大和言葉の感情の世界に入り込むことは少なく、その外面を包括する抽象語彙となって、実用的な作業をこなすことになる。人類の古脳を、外側から包み込む新脳のような関係といえばいいかもしれない。※ 古脳(爬虫類や古哺乳類の脳=本能的)※ 新脳(霊長類を含む新哺乳類の理性的な脳) ★ ★ ★ ★ ★ ★●●● 日本語は外国語を呑み込む文法体系を持った言語 ====================== この事を、事例的に説明しよう。例えば英語の中で、フランス語やラテン語という外国語から、語彙を輸入して外来語として使用する場合である。ヌーヴェル・ヴァーグ(=ヌーベル・バーグ)というもう日本語になった言葉がある。フランス語ではnouvelle vagueだが、これを英米人が new wave と、すぐ英語に訳すことは普通はない。しばらくは nouvelle vague とフランス語のままにしておく。言葉がこなれて、みながnouvelle vagueはnew waveの事だと認識する段階になってからnew waveと言い換えるか、またはnouvelle vagueと英文の中に「イタリック体」で書いて、「外来語ですよ」と、いわば「注意書き」しながら取り込むことになる。つまり、外国語での外来語の受容は、抵抗感があまりなくなるまで、しばらくの猶予期間『なじみ期間』『こなれ期間』が絶対的に必要になる。● 日本語のカタカナ外来語はすぐ使える =================その点、日本語だと、『猶予期間』『なじみ期間』『こなれ期間』無しでも問題がない。いきなりヌーヴェル・ヴァーグである。そのまま日本語になって行く。「新しい波」なんて言葉は、国立国語研究所が動かないかぎり出てこない。それに印欧語の場合、例えば英語では「私」という単語は「I, my, me」のように体言(名詞類)の形そのものが変わったり、語尾変化によって単語の形が変わる。しかし、日本語では(朝鮮語でも同じらしいが)、体言は単語本体の後ろに「-が、-の、-を、-に」などの、助詞が付くだけで済む。これを言い換えると、例えば、● 外来語として英語にとりいれられたフランス語は、格変化も出来ないし、時制の変化も出来ない。原形のまま金縛りである。その点、日本語のカタカナ外来語は、外来として日本語に入り込んだとたんに活躍できる。● 「日本語の語彙同様に自在に働くごとが出来る」。 =====================「・・・する」を付けると、動詞としても、すぐに使える。「・・・な」を付けると、形容詞としても、すぐに使える。「・・・に」を付けると、副詞としても、すぐに使える。外国語を体言としてとして取り込めば、すぐそのまま使える。「ヌーベルバーグが」「ヌーベルバーグの」「ヌーベルバーグを」「ヌーベルバーグに」・・・と言う風に。● 外国語を音声的にカタカナにすれば、英語だけでなく、何語でも日本語になる。============================== 言語の文字・スペル・発音・アクセントなど関係ない。(これが、逆に言えば問題なのでもあるが)フランス語の「ジュテーム」でも、イタリア語の「アモーレ」でも、スペイン語の「テキエロ」でも、ドイツ語の「イッヒ リーベ ディッヒ」でも・・・。● 外国語をカタカナ語外来語にするのには、だれでも自由に出来る。===========================国立研究所の作業もいらない。文部省の許可も要らない。日本国民総意の承認・認知・理解も要らない。各個人が、自由勝手にカタカナで書くだけで済む。そのカタカナを読んで、その言語がわかる人は、そのカタカナ語の原語の意味がわかるからだ。英語の中のフランス語だと、これは出来ない。この点、日本語は実に偉い!「デートする」「ランデブーする」「キスする」「フレンチキスする」・・・。オイオイ!
2004.10.25
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他の国では、外来語にどう対処しているのでしょうか?一昔前の世界標準語であったフランス語。フランスには、フランス学士院「アカデミーフランセーズ」という権威のかたまりのような公的機関があって、外来語の流入を規制している。フランス人はフランス語に極めて誇り高かったが、時代の趨勢で英語の流入が止まらないらしい。それでも、出来るだけフランス語に仕立て直しているらしいが、コンピューター用語なんて、インターネットで国際的に通用している言葉が多くて、わざわざフランス語に訳す意味があまりないはず。----------------中国はどうなのだろう?中国情報局というサイト(半官半民かな?)では、次のような記事があった。------中国:外来語、インターネット用語が氾濫 【サーチナマーケティング提供】外来語やインターネット用語の流行が中国語に影響している。「克隆(クローン)」「納米(ナノ)」など、規範からそれた外来語や、「WTO」「APEC」などの英語の略文字を使用している。また今や「菜鳥(初歩ネットサーファー)」「潅水(書き込み)」などインターネット用語も普遍的だ。 国家語委語言文字応用研究所の調査によると、毎年1000語前後の新語が誕生しているが、と同時に危惧する声も上がっているという。例えば、現在頻繁に利用される「酷(cool)」「秀(show)」という単語は、中国語本来の意味や用法と異なる英語音訳文字となっており、本来の漢字を用いた中国語として機能していない。 中国芸術研究院美術研究所理論研究室の陳醉主任は、「私たちは外来語に反対しないが、必要に迫られて外来語のための単語を造ることもある。その前提条件として言葉の規範が必要であろう」と述べた。 『人民文学』肖複興副主編によると、国の経済政治変革の年には必ずそれ相応の文化変革が引き起されるという。魏、晋、南北朝時代、大量の仏教言語が中国語に取り入れられた。五四運動の頃、大量に西洋の言語が流入し、その結果今日の白話文が誕生した。 新しい言葉の誕生を静かに見守り、時の流れに任せるほかないのかもしれない。(『中新網北京』)------初っ端から失礼な言い方だが、中国語という言語は、時代の変化には即時対応出来ない種類の言語だと思う。なにしろすべてが漢字なのだから困る。日本語だと『漢字』と『ひらがな』と『カタカナ』と・・・、場合によったらアルファベットもまじえて融通無碍に対処できる。その点、中国での場合、外来語をすべて漢字に変換しなければならない。ここに問題の大きさがある。その場合、外来語を音で捉えて、その音に該当する漢字を探し出してその漢字で「言い換え語」を作る。つまり「表音文字」としての漢字の機能を使うことになる。例えば「コカコーラ」を「可口可楽」、ペプシコーラを「百事可楽」。これは表音機能を使ったものだと思う。一方、中国はへたに漢字の発明国だから、漢字にそれぞれ独自の意味がある。つまり「表意文字」としての漢字だ。あるサイトで、このようなことが書かれていた。------表意文字は象形文字に代表される文字そのものが意味を持つ言葉。日本の漢字があてはまる。表音文字は発音そのものを表し、アルファベットやひらがな・カタカナが相当する。日本では漢字は表意的に用いられ、表音的に用いるのは江戸~明治の頃の外来語(瓦斯など)か暴走族(夜露死苦!など)だけである。日本では外来語をカタカナで表現するが、これは表意と表音の切り替えの点でとてもわかりやすい方法だと思う。中国では外国人の名前や外来語の名称など、通常カタカナで書かれる部分も漢字の当て字になる。これがまったく判らない。あげく文の中のどこからどこまでが名前なのかもよく分からなくなってしまう。かくしてついつい中学生レベルの英語力のくせに英語の方を見てしまうのである。------こういう風に大変なんだな~。「コーラ」の部分でも表音的だ。(私の好きな故三遊亭可楽師匠は、三遊亭コーラなのか?)ただし表意的には「楽が可能な 楽しい」という意味が込められた命名だと思う。「可楽」は「楽しい」という表意だろう。「可口」は、口にあうとかいう意味だろう。そうすると中国語は、外来語に対しては、四重苦の言語だと言うことになる。1) 外来語の音に対して、表音機能で対応。2) 外来語の意味に対して、表意機能で対応。3) 日本語におけるカタカナ語のように、外来語にどの文字を引き当てるかという、自動システムが無いから、外来語一つ一つに対照「言い換え語」を中国国立国語研究所のような機関が、頭を絞って考え出さなければいけないのだ!!日本の国立国語研究所の、わずか200ぐらいの外来語に対する言い換え語を作る作業でさえ、一大事だった。それにこのサイトでも、百家争鳴。いろんな批判・意見がある。その点、中国語世界は、津波の様に押しかける外来語に対して、いちいち、言い換え語を作る作業をしなければいけないのだ。これはものすごいエネルギーの浪費ではないだろうか?次に大きな問題がある。4) 言い換え語を一般大衆が理解し、身につけるか?国立国語研究所の言い換え語は、分かりにくい部分もあるが、てんでわからないと言うことはない。そのまま放り出しても、賢明な日本の大衆はある程度の歩留まりで、その意味を理解する。それは間違いない。なかにはカタカナ発音から原語を推察して、原語の意味をさぐるクレバーな人もいるだろう。とにかく意味の理解に合理的なとっかかりがあるのだ。その点、中国版言い換え語は、それと知らなければ点でわからない可能性もある。というのは、外来語の固有名詞を表音機能で訳した場合、その言い換えの必然性・客観性は無い。たとえば「コカコーラ」を「可口可楽」と訳したのは、たまたまであって、他にいくらでも訳す漢字はあるわけだ。コカコーラという音に合った感じであれば、理論的には候補になりうる。それなのに「可口可楽」だけが、訳語だとするのは、単にそう決めたからなのだ。そうすると一般民衆は、固有名詞に関しては、いちいち対照表でも持っていて、これを暗記しないと理解できないことになる。これほど大げさでなくても、中国では原則的にそれに近い状況にあると思う。これは文化的に混乱の源になる。だから、カタカナ語は便利なのだ。自動翻訳システムが日本語には設置されているのだ。本来、国立国語研究所は、要らないのだ。訳語に迷う事も、ないのだ。カタカナ語は、発音はかなりいい加減だが、まあまあ、それに近いものをカタカナで表現できる。Coca Cola なんて、コカコーラで楽勝だ。Soccer(米語) はサッカー。〔〈語源〉association football の省略形〕英国ではfootball だが。もっとも昔は蹴球などと言っていた。そう言えば、アメリカンフットボールも米式蹴球だった時代がある。ーー 明日に続く ーー
2004.10.24
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昨日の、国立国語研究所の外来語に対する「言い換え語」のリスト。いろいろご意見が出ているようですけれど、一般的に不評ですね。各論で、「この言い換えはないだろう!」という意見はあっても当然で、研究所側としても、「言い換え語」を提案するまでには、いろいろの「言い換え語候補」があったはずです。その中から、「これなら」というものを選び出したのでしょうが・・・。私も総論として反対です。私の言いたいことは :★ 先ず、カタカナを漢字に換えればいいというものではないでしょう!==========================================================漢字は、基本的に中国語で(大げさですが)、中国語と言えば外国語です。元来、大和言葉に文字は無かったようです。「古代文字」というものがあったと主張する向きもありますが、それにサンカ文字も古代文字の一つだという説もありますが、私にはどうも古代文字というものは眉唾物だと思います。サンカ文字は実在していたでしょうけれど、古代文字と称されるものに酷似していますね。そう言えば、アイヌも文字を持たなかった。縄文文化は文字がなかったんですね。とにかく日本人は、中国から漢字を輸入して、実際には中国・朝鮮から人が漢字文化を持って渡来したのでしょうけれど、大和言葉の音に、漢字を当てはめて、大和言葉を文字化した。だからこの時代の万葉仮名(つまり漢字の当て字)は、実質的な言葉の意味を表していません。なんだか、話が飛んでしまいそうだな~。もう飛んでる。 ★ ★ ★ ★ ★ ★今日、これ以上書くのは止めようとおもったのだけれど、ぼえたりんさんのコメントがあって、それに関連して、少し書くことにする。ぼえたりんさんの意見は、こういうものだ。------日本語で変換できる部分はそうした方がいいと思います、僕は。外来語を咀嚼する能力が日本人にはあると思うのに、意訳する人間にセンスがないのではないのだと思います。(------私は、昨日から今日までのコメントに対するコメントで、いろいろに「なぜ外来語を日本語(漢語主体)に訳すことがダメなのか」ということを述べたのですが、それに加えてこういう事を説明してみようと思います。今日の朝日新聞朝刊に下記の論文がありました。------日本の英語教育を考える習得に「距離」の壁大谷泰照(おおたに やすてる) 大阪大名誉教授------大谷教授のここで訴えたいことは、日本人の語学的なハンディキャップである。印欧語である英語と一番距離のある日本語であるからして、日本人が英語が下手、TOFEFLでの最下位などという恥辱的な地位にいるのも無理はない・・・というもの。だから、それを心して英語教育をしなさい、ということなんだけれど。TOEFL40年で高得点グループは印欧語ゲルマン語話者であるオランダ・ドイツ・スウェーデン人など。次は印欧語のラテン語グループ。(alex注: 英語は基本的にはゲルマン系統の言語だが、ノルマン・フレンチの征服により、フランス語の語彙が非常に多い)その次は、英米の植民地経験国(シンガポール・フィリピン)。最低は印欧語と無縁で、欧米の植民地になって経験のない国(タイ・台湾・韓国・・・、それに日本)。TOEFLの得点は、母語と英語との言語的距離と英米による植民地経験の有無を見事までに反映している。英語の母語話者で、日本語など複数の原語の学習経験者105人への筆者の調査によれば、彼らにとって言語的距離は、フランス語習得に要する時間を1とすれば、ロシア語3~4倍、中国語6~7倍、日本語・朝鮮語10倍という結果が出ている。外国語教育とは、本来、単なる技能の教育にとどまらず、このような言語の文化的理解に根ざしたものでなければならない。ところが我が国では、朝鮮語に比べて英語の教育は格段の困難を伴うという理解さえもまことに希薄である。その点、韓国はちがう。・・・・(後略)。ところが、日本人学生は朝鮮語の文法体系なら、わずか2ヶ月で身につけてしまう学習能力を持っているという。これは日本語と朝鮮語の言語的距離の近さのなせる業だという。------長々と引用したけれど、要するに習得するにしても、翻訳するにしても、日本語は英語との言語的距離が極めて遠いと言うことだ。従って、外来語(そのほとんどが英語)を日本語に訳しても、その言葉を直訳したところで、なかなか同じ様な意味にもならないし、その単語が含有する、カヴァーする意味の幅も同様のものでは無いと言うことだ。それを単純に対照にしたつもりでいても、とても対照にはなりはしない。それは、この長い「外来語」と「提案された言い換え語」の対照表をながめていただければ、すぐわかることだと思う。・・・と言っても、これは私個人の意見です。
2004.10.23
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国立国語研究所が提案する「外来語」の言い換え提案国立国語研究所が「外来語」の言い換え提案をしています。その目的は、公共性の強い場で使われている外来語(カタカナ語)のなかに、一般への定着が不十分で分かりにくいものがある、そうした分かりにくい外来語について、分かりやすく言い換えるなどの工夫を提案し、言い換えを必要とする人々の参考に供する・・・としています。------国立国語研究所出典: フリー百科事典『ウィキペディア (Wikipedia)』国立国語研究所(英語名:The National Institute for Japanese Language)は「国語及び国民の言語生活と外国人に対する日本語教育に関する調査・研究を行い(途中省略)また、これに基づく資料の作成と情報の提供を推進し、国語の改善と外国人に対する日本語教育の振興を図ることを目的」とした独立行政法人(同法人のホームページより)。また「外来語」委員会も同研究所に所属し、「外来語」言い換えを提案している。(例:「アーカイブ」のかわりに「保存記録」また「記録保存館」)------私としては、これに関して私の意見を書きたいのですが、まずはこの『提案』を下記に例示してみます。 第1回 「外来語」言い換え提案(最終発表)平成15年4月25日 =========================外来語(カタカナ語) わかりやすい?言い換え(提案)------------------- -----------------------------アイドリングストップ 停車時エンジン停止 アウトソーシング 外部委託 アクションプログラム 実行計画 アクセス (1)接続 (2)交通手段 (3)参入 アジェンダ 検討課題 アセスメント 影響評価 アナリスト 分析家 アメニティー 快適環境 快適さ インキュベーション 起業支援 インサイダー 内部関係者 インターンシップ 就業体験 インタラクティブ 双方向的 インパクト 衝撃 インフォームドコンセント 納得診療 説明と同意 オピニオンリーダー 世論形成者 オンデマンド 注文対応 ガイドライン 指針 キャピタルゲイン 資産益 ケア 手当て 介護 コミット (1)かかわる (2)確約する コミットメント (1)関与 (2)確約 コンセンサス 合意 コンソーシアム 共同事業体 コンテンツ 情報内容 サーベイランス 調査監視 シーズ 種(たね) シェア (1)占有率 (2)分かち合う 分け合う シフト 移行 シンクタンク 政策研究機関 スキーム 計画 スクリーニング ふるい分け スケールメリット 規模効果 ストックヤード 一時保管所 セカンドオピニオン 第二診断 セキュリティー 安全 ゼロエミッション 排出ゼロ タイムラグ 時間差 デイサービス 日帰り介護 デリバリー 配達 トレーサビリティー 履歴管理 ノンステップバス 無段差バス ハーモナイゼーション 協調 バックオフィス 事務管理部門 バリアフリー 障壁なし フィルタリング 選別 フェローシップ 研究奨学金 フォローアップ 追跡調査 プレゼンテーション 発表 フレックスタイム 自由勤務時間制 プロトタイプ 原型 ポジティブ 積極的 マスタープラン 基本計画 メンタルヘルス 心の健康 モータリゼーション 車社会化 モチベーション 動機付け モラトリアム 猶予 ユニバーサルサービス 全国均質サービス ライフサイクル 生涯過程 ライフライン 生命線 リーフレット ちらし リニューアル 刷新 ワーキンググループ 作業部会 第2回 「外来語」言い換え提案(最終発表)平成15年11月13日 ==========================アーカイブ 保存記録 記録保存館 アイデンティティー 独自性 自己認識 イノベーション 技術革新 インセンティブ 意欲刺激 インフラ 社会基盤 エンパワーメント 能力開化 権限付与 エンフォースメント 法執行 オブザーバー (1)陪席者 (2)監視員 キャッチアップ 追い上げ グランドデザイン 全体構想 グローバリゼーション 地球規模化 グローバル 地球規模 ケーススタディー 事例研究 コア 中核 コミュニケ 共同声明 コミュニティー 地域社会 共同体 コラボレーション 共同制作 コンセプト 基本概念 サマリー 要約 シミュレーション 模擬実験 スクーリング 登校授業 セーフティーネット 安全網 セクター 部門 タスク 作業課題 タスクフォース 特別作業班 ダンピング 不当廉売 トレンド 傾向 ノーマライゼーション 等生化 等しく生きる社会の実現 バーチャル 仮想 パートナーシップ 協力関係 バックアップ (1)支援 (2)控え ビジョン 展望 フレームワーク 枠組み ベンチャー 新興企業 ボーダーレス 無境界 脱境界 ポテンシャル 潜在能力 マーケティング 市場戦略 マクロ 巨視的 マネジメント 経営管理 マルチメディア 複合媒体 ミスマッチ 不釣り合い モニタリング 継続監視 モラルハザード 倫理崩壊 ライブラリー 図書館 リアルタイム 即時 ログイン 接続開始 ワークショップ 研究集会 第3回 「外来語」言い換え提案(最終発表)平成16年10月8日 ==========================アカウンタビリティー 説明責任 イニシアチブ (1)主導(2)発議 カウンターパート 対応相手 ガバナンス 統治 コンファレンス 会議 コンプライアンス 法令遵守 サプライサイド 供給側 スキル 技能 スタンス 立場 ステレオタイプ 紋切り型 セーフガード 緊急輸入制限 セットバック 壁面後退 ソリューション 問題解決 ツール 道具 デジタルデバイド 情報格差 デフォルト (1)債務不履行(2)初期設定 ドクトリン 原則 ハザードマップ 災害予測地図 防災地図 パブリックインボルブメント 住民参画 パブリックコメント 意見公募 プライオリティー 優先順位 ブレークスルー 突破 プレゼンス 存在感 フロンティア 新分野 ポートフォリオ (1)資産構成(2)作品集 ボトルネック 支障 マンパワー 人的資源 ミッション 使節団 使命 モビリティー 移動性 ユニバーサルデザイン 万人向け設計 リテラシー 読み書き能力 活用能力 ロードプライシング 道路課金 ★ ★ ★ ★ ★ ★提案した語の一覧(第1~3回)について、くわしくは下記のサイトで調べることが出来ますhttp://www.kokken.go.jp/public/gairaigo/Word_List/iikaego.html実はこの提案語は、単純にまとめたもので、このサイトでは、提案語をクリックすると、もっとくわしい提案の候補や用例・意味説明・手引き・その他の言い換え例・複合語例なども見ることが出来ます。例えば、第二回提案のリストに二番目の言葉「identity アイデンティティ」については下記の様に説明されています。アイデンティティー全体 ★☆☆☆ 60歳以上 ★☆☆☆ ------提案では★と☆を組み合わせて理解度として表示しているものを、ここでは★だけを用いて理解できない人の度合いを表すものとして整理しなおしています。 ★★★:その語を理解しない人が国民の4人に3人以上の段階 公的な場面で用いることは避ける方が望ましい。 ★★ :その語を理解しない人が国民の4人に2人以上の段階 外来語のままで用いることは避けたい語が、 今後、普及定着に向う可能性のある語も含まれる。 ★ :その語を理解しない人が国民の4人に1人以上の段階 定着に向って進行しつつあり、 外来語を用いることにさほど問題のない場合も多いが、 幅広い層の人に理解してもらう必要のある場合には、 まだ何らかの手当てが必要。 ------言い換え語 : 独自性 自己認識用例 : アジア社会の文化や歴史を,政治,経済,法律を,そのアイデンティティー〔独自性〕を尊重しつつ真摯な態度で学ぼうとする姿勢がうかがわれる。青少年のアイデンティティー〔自己認識〕の喪失による思いもかけぬ事件の数々や意味説明 : 他者とは違う独自の性質。また,自分を他者とは違うものと考える明確な意識。手引き : 変わらない確かな自分を意識していう場合は,やや難しい言い方であるが,心理学の専門語である「自己同一性」を用いることもできる。自分が帰属する社会などを意識していう場合は,「帰属意識」ということができる。正確な概念を伝えたい場合は,説明を付与するのが望ましい。その他の言い換え語例 : 自己同一性 帰属意識複合語例 : アイデンティティークライシス = 自己認識の危機 : ナショナルアイデンティティー = 国家像 国家帰属感 : コーポレートアイデンティティー = 企業イメージの統一------参考までに、identity アイデンティティとは、次のような意味です。【名詞】 身元、同一であること、本人であること、自分自身、身分、正体、独自性、(自己)同一性、個性 ★ ★ ★ ★ ★ ★いろんな興味深いコメントが書き込まれていますので、コメントもお詠み下さい。
2004.10.22
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今日は思いついたことを順次書いてみようと思う。★ 青空文庫ーーーーーーすでにみなさん、ご存じだと思うのだが、未だ不幸にして知らない人のために。「青空文庫」という、いわゆる電子図書館があります。そのサイトをのぞけば、著作権がすでに切れた作家の作品を無料で自由に読み、ダウンロードさえもできるサイト。http://www.aozora.gr.jp/index.html実にありがたい時代になったものだと思おう。文豪達の名作が自由に読める。パソコンの前に座っただけで読める。ただし著作権というものは、著者の死後50年で期限切れになるものだから、青空文庫で閲覧できる作家はどうしても古い時代の作家になるし、彼らの作品もすべてが収納されているわけでも無い。しかし現在ヴォランティアのかたがたによって、多くの作品が電子化の作業中だから、これからどんどん増えるばかりということになる。図書館に行くのもいいが、居ながらにしてインターネットで本を読めるのもありがたい。なにしろ本を返却する必要がない。・・・ただし、ブックオフなどで、文豪の名作を100円で買ってしまうのもいい。この頃は、あまり本を読まない人が多いから、バスケットの中に入っている名作は多い。だからといって、まとめ買いをすると私の様に、「本のボタ山」をかかえることになる。★ 若山牧水ーーーーーー若山牧水という人は、わかりやすくて、共感しやすい短歌を作った人だなと思う。 ○ 幾山河こえさりゆかば さびしさのはてなむ国ぞ けふも旅ゆく ○ けふもまたこころの鉦を うち鳴らしうち鳴らしつつ あくがれて行くかなり真摯に憧れて行く人みたいだ。 ○ 白玉の 歯にしみとほる秋の夜の 酒はしづかに飲むべかりけれこれは、これから実感として感じることが出来るだろう。台風が来なければ、もっとしづかに飲めるのだが。 ○ 白鳥は 哀しからずや 空の青 海のあをにも染まずただよふこれは、まるで私のことを言っているような美しい和歌だ・・・なんてことは思っていません。では、この句に関連して思いついた私の狂歌を一句。 ○ こうもりは 悲しからずや 鳥の類 動物の類にも 入れてもらえず★ 初恋 ツルゲーネフーーーーーーーーーーースピッツのチャーさんが、ツルゲーネフの傑作「初恋」を再読して、感激した読後感を書いている。私も学生時代に読んだことがあり、強い印象を受けた。ロシアの地主階級の少年が避暑地で、没落貴族の令嬢と出会い恋に落ちる。しかし、彼女は彼をもてあそぶ一方、実は彼の父に隷属的な恋をしていた。私は映画も観ていて、この映画は素晴らしかった。東欧の短い避暑地の夏のけだるい雰囲気と、その中で、女主人公イエジーナをめぐる没落貴族やインテリ達の人間模様と少年の純愛、何よりも主演の女優、ドミニク・サンダの清冽な美しさと傲慢なまでの気品、それに美しい英国上流階級の英語。東欧の夏の移ろいやすい陽の光が、樹々の葉陰からゆらゆらと漂うような、そんな雰囲気の中の優雅な退廃が舞台だ。私も東欧の没落貴族達と避暑地で過ごした夏があって、この映画を観ると、その頃の樹木や夏草の匂いや、甘酸っぱい人間関係や、小さな本屋や、砂糖水のたっぷり入った野いちごのコンポートや、南欧の河の様な白い岸辺に遊ぶ子供たちの水着姿を想い出す。これもいつか日記に書こう。★ 楽天日記に割く時間を減らそうーーーーーーーーーーーーーーーー私は日記を書く時間は割に短いのだが、リンク巡回(リンク以外も)を一日に何回もしてします。そうしてついつい(失礼!)それらを読んで時間をとられる。失礼ついでに、リンク日記を読む時間を削って、読書に振り当てよう。本来、楽天日記をはじめた目的が読書日記だったし、この頃特に読書が出来ていないので、出来るだけ「読書日記」に近づけるように「努力」してみよう。と言いつつ、この数日は珍しく読書が出来ているのだ。そうして、「うわっ!! この本はスゴイ!!」というような本に出会っている。こういう「この本がすごい!」(私のテーマの一つにもなっている)という本を紹介するのが、本来の私の役割ではないか?(いつの間に役割が出来たの?)ここで、留意しておかなければいけないのは、やはり蔵書を重要度別・興味度別にグループの区分けして、重要で興味深い本から読んで行くことだと思い。捨てるには惜しいし、いつかは読みたい本が三分の一ほどある。こういう本を読んでいるときりがない。基礎の本・必読の本から読んで行こう。「美味しいもの」から食べて行くことにしよう。「美味しいもの」を最後にとっておいてはいけない。まあ、こういう下らないことをブツブツ考えながら、これからの読書の方向性を出しているつもりなんだが・・・。★ DPE(現像・焼き付け・引き伸ばし)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー写真屋さんはDPEとも言う。DPEは、各々「現像」・「焼き付け」・「引き伸ばし」のことだ。現像とは、撮影した生フィルムからネガフィルムを作ること。焼き付けとは、ネガから普通のポジ写真を作ること。引き延ばしとは、もちろん、写真のサイズを拡大すること。日記を書いている過程も、この写真に似ているのではないだろうか?頭の中にぼんやり漂っている思考の種だとか、テレビやラジオや新聞に接して何らかの感慨を覚えたものとか、三上『枕上(ちんじょう)・鞍上(あんじょう)・厠上(しじょう)』でふと思いついたことだとかを、日記に書くことで、それを論理的に組み立ててまとまった思考として(現像)、それを書くことで意識・記憶に定着させる(焼き付け)。「引き延ばし」は何に当たるかな~?思いつきのこじつけはこれだから困る。私の知的生活は楽天日記から始まったかも知れない。痴的という噂もあるが。ちなみに「三上」とは、中国の故事である。これを取りあげた寺田寅彦のエッセイを引用してみよう。------路傍の草寺田寅彦 一 車上「三上(さんじょう)」という言葉がある。枕上(ちんじょう)鞍上(あんじょう)厠上(しじょう)合わせて三上の意だという。「いい考えを発酵させるに適した三つの環境」を対立させたものとも解釈される。なかなかうまい事を言ったものだと思う。しかしこれは昔のシナ人かよほど暇人でないと、現代では言葉どおりには適用し難い。 三上の三上たるゆえんを考えてみる。まずこの三つの境地はいずれも肉体的には不自由な拘束された余儀ない境地である事に気がつく。この三上に在(あ)る間はわれわれは他の仕事をしたくてもできない。しかしまた一方から見ると非常に自由な解放されたありがたい境地である。なんとならばこれらの場合にわれわれは外からいろいろの用事を持ちかけられる心配から免れている。肉体が束縛されているかわりに精神が解放されている。頭脳の働きが外方へ向くのを止められているので自然に内側へ向かって行くせいだと言われる。------ーー 続く ーー
2004.10.21
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「20世紀に英語で書かれた小説、ベスト100篇」というリストがある。ランダムハウスという有名な辞書を出している出版社が作ったリスト。 ★ ★ ★ ★ ★ ★The 100 Best English-Language Novels of the 20th CenturyThe Board of the Modern Library, a division of Random House, published its selections in July 1998.001 Ulysses, James Joyce (1922) ユリシーズ(映画化)(ジェイムズ・ジョイス)002 The Great Gatsby, F. Scott Fitzgerald (1925) 偉大なるギャツビー(スコット・フィッツジェラルド)003 A Portrait of the Artist as a Young Man, James Joyce (1916) ある芸術家の肖像(映画化)(ジェイムズ・ジョイス)004 Lolita, Vladimir Nabokov (1958) ロリータ(映画化 二度)(ウラディミール・ナボコフ)005 Brave New World, Aldous Huxley (1932) 『すばらしい新世界』(映画化)(オルダウス・ハックスリー)006 The Sound and the Fury, William Faulkner (1929) 『響きと怒り』(ウィリアム・フォークナー)007 Catch-22, Joseph Heller (1961) キャッチー22(映画化)(ジョセフ・ヘラー)008 Darkness at Noon, Arthur Koestler (1941)009 Sons and Lovers, D. H. Lawrence (1913) 息子と恋人(映画化)(D. H. ローレンス)010 The Grapes of Wrath, John Steinbeck (1939) 『怒りのぶどう』(映画化)(ジョン・スタインベック)011 Under the Volcano, Malcolm Lowry (1947) 012 The Way of All Flesh, Samuel Butler (1903) 肉体の道(映画化)013 1984, George Orwell (1949) 1984年(映画化?)(ジョージ・オゥウエル)014 I, Claudius, Robert Graves (1934) 015 To the Lighthouse, Virginia Woolf (1927) 灯台の方へ(ヴァージニア・ウルフ)016 An American Tragedy, Theodore Dreiser (1925) アメリカの悲劇(映画化 陽の当たる場所)(セオドール・ドライザー)017 The Heart Is a Lonely Hunter, Carson McCullers (1940) 愛すれど心さびしく(映画化)018 Slaughterhouse-Five, Kurt Vonnegut (1969)(スローターハウスー5)019 Invisible Man, Ralph Ellison (1952) 透明人間020 Native Son, Richard Wright (1940)021 Henderson the Rain King, Saul Bellow (1959)022 Appointment in Samarra, John O'Hara (1934)023 U.S.A. (trilogy), John Dos Passos(ジョン・ド・パソス) (1937—trilogy completed) U.S.A.三部作024 Winesburg, Ohio, Sherwood Anderson (1919)(ワインズバーグ・オハイオ)(シャーウッド・アンダーソン)025 A Passage to India, E. M. Forster (1924) インドへの道(映画化)026 The Wings of the Dove, Henry James (1902)(ヘンリー・ジェイムズ)027 The Ambassadors, Henry James (1903)(ヘンリー・ジェイムズ)028 Tender Is the Night, F. Scott Fitzgerald (1934) 夜は優しく(スコット・フィッツジェラルド)029 The Studs Lonigan Trilogy, James T. Farrell (1935)030 The Good Soldier, Ford Madox Ford (1915)031 Animal Farm, George Orwell (1946) 動物農園(ジョージ・オゥウエル)032 The Golden Bowl, Henry James (1904)(ヘンリー・ジェイムズ)033 Sister Carrie, Theodore Dreiser (1900)(セオドール・ドライザー)034 A Handful of Dust, Evelyn Waugh (1934)(イヴリン・ウォー)035 As I Lay Dying, William Faulkner (1930)(ウィリアム・フォークナー)036 All the King's Men, Robert Penn Warren (1946) オール・ザ・キングス・メン(映画化)037 The Bridge of San Luis Rey, Thornton Wilder (1927)038 Howards End, E. M. Forster (1910)(ハワーズ・エンド)039 Go Tell It on the Mountain, James Baldwin (1953)(山に上りて告げよ)(ジェイムズ・ボールドウィン)040 The Heart of the Matter, Graham Greene (1948)(グレアム・グリーン)041 Lord of the Flies, William Golding (1954)(蠅の王)(ウィリアム・ゴールディング)042 Deliverance, James Dickey (1969)043 A Dance to the Music of Time (series), Anthony Powell (1975—series completed)044 Point Counter Point, Aldous Huxley (1928)(オルダウス・ハックスリー)045 The Sun Also Rises, Ernest Hemingway (1926) 陽はまた昇る(映画化)(アーネスト・ヘミングウェイ)046 The Secret Agent, Joseph Conrad (1907) 密偵(映画化)(ジョセフ・コンラッド)047 Nostromo, Joseph Conrad (1904) ノストローモ(ジョセフ・コンラッド)048 The Rainbow, D. H. Lawrence (1915)(D. H. ローレンス) 049 Women in Love, D. H. Lawrence (1921)(恋するおんな達)(D. H. ローレンス) 050 Tropic of Cancer, Henry Miller (1934) 南回帰線(ヘンリー・ミラー)051 The Naked and the Dead, Norman Mailer (1948) 裸者と死者(映画化)(ノーマン・メイラー)052 Portnoy's Complaint, Philip Roth (1969)(フィリップ・ロス)053 Pale Fire, Vladimir Nabokov (1962)(ウラディミール・ナボコフ)054 Light in August, William Faulkner (1932)(ウィリアム・フォークナー) 055 On the Road, Jack Kerouac (1957) 路上にて(ジョン・ケールアック)056 The Maltese Falcon, Dashiell Hammett (1930)(マルタの鷹)映画化(ダシール・ハメット)057 Parade's End, Ford Madox Ford (1950)058 The Age of Innocence, Edith Wharton (1920)(ジ・エイジ・オブ・イノセンス)059 Zuleika Dobson, Max Beerbohm (1911)060 The Moviegoer, Walker Percy (1961)061 Death Comes for the Archbishop, Willa Cather (1927)062 From Here to Eternity, James Jones (1951) 地上より永遠に(ここよりとわに)(映画化)063 The Wapshot Chronicles, John Cheever (1957)064 The Catcher in the Rye, J. D. Salinger (1951) ライ麦畑で捕まえて(サリンジャー)065 A Clockwork Orange, Anthony Burgess (1962) 時計仕掛けのオレンジ(映画化)066 Of Human Bondage, W. Somerset Maugham (1915) 人間の絆(映画化)(サマーセット・モーム)067 Heart of Darkness, Joseph Conrad (1902) 闇の奥(映画化)(ジョセフ・コンラッド)068 Main Street, Sinclair Lewis (1920)(シンクレア・ルイス) 069 The House of Mirth, Edith Wharton (1905)070 The Alexandria Quartet, Lawrence Durrell (1960—series completed)アレキサンドリア四重奏(全4冊)(ローレンス・ダレル)071 A High Wind in Jamaica, Richard Hughes (1929) 072 A House for Mr. Biswas, V. S. Naipaul (1961)073 The Day of the Locust, Nathanael West (1939) 074 A Farewell to Arms, Ernest Hemingway (1929) 武器よさらば(映画化)(アーネスト・ヘミングウェイ)075 Scoop, Evelyn Waugh (1938)(イヴリン・ウォー)076 The Prime of Miss Jean Brodie, Muriel Spark (1961)077 Finnegans Wake, James Joyce (1939) フィネガン・ウェイク(映画化)(ジェイムズ・ジョイス)078 Kim, Rudyard Kipling (1901) キム(キップリング)079 A Room with a View, E. M. Forster (1908)(眺めのいい部屋)(映画化) 080 Brideshead Revisited, Evelyn Waugh (1945)(イヴリン・ウォー)081 The Adventures of Augie March, Saul Bellow (1953)082 Angle of Repose, Wallace Stegner (1971) 083 A Bend in the River, V. S. Naipaul (1979) 084 The Death of the Heart, Elizabeth Bowen (1938) 085 Lord Jim, Joseph Conrad (1900) ロード・ジム(映画化)(ジョセフ・コンラッド)086 Ragtime, E. L. Doctorow (1975) ラグタイム087 The Old Wives' Tale, Arnold Bennett (1908)088 The Call of the Wild, Jack London (1903) 野生の呼び声(映画化)(ジャック・ロンドン)089 Loving, Henry Green (1945) 090 Midnight's Children, Salman Rushdie (1981)(真夜中の子供たち)091 Tobacco Road, Erskine Caldwell (1933) タバコ・ロード(映画化)(コードウェル)092 Ironweed, William Kennedy (1983)093 The Magus, John Fowles (1966)094 Wide Sargasso Sea, Jean Rhys (1966)095 Under the Net, Iris Murdoch (1954)096 Sophie's Choice, William Styron (1979) ソフィーの選択(映画化)097 The Sheltering Sky, Paul Bowles (1949) シェルタリング・スカイ(映画化)098 The Postman Always Rings Twice, James M. Cain (1934) 郵便配達夫は必ずベルを二回鳴らす(映画化)099 The Ginger Man, J. P. Donleavy (1955)100 The Magnificent Ambersons, Booth Tarkington (1918) ★ ★ ★ ★ ★ ★私に邦題がわかるもの、映画化されたものは書き込んでおいたが、ご存じの情報があればお知らせください。------一位(ユリシーズ)と三位(或る芸術家の肖像)がジェイムズ・ジョイス。(ジェームスと濁らないのは間違い)順当なところだろうか?3位の「或る芸術家の肖像」は別にして、一位の「ユリシーズ」それに77位に入った「フィネガン・ウェイク」は、マルセル・プルースト Marcel Proust の小説『失われた時を求めて』(英語では書かれてはいないが)、と共に、小説の概念を変えた「意識の流れ」の大小説だから。偉大なるギャツビー(スコット・フィッツジェラルド)、それほどの名作なのかな?あまり細部の記憶がないが、再読したい。驚いたことにコンラッドの作品が一番多いのではないか?コンラッドはポーランド人なのだから、よけいにえらい!ヘンリー・ジェイムズも多い。イヴリン・ウォーは読んだことがない。兄のアレックス・ウォーの原作を映画化したメロドラマがあったが、題名を忘れた。ナボコフの「ロリータ」は美しい小説だ。この中で見た映画は :「ロリータ」 ただし、スー・リオン主演の旧作の方。「キャッチ22」 あまり覚えていない。「偉大なるギャツビー」あまり覚えていない。(オイオイ)「息子と恋人」あまり覚えていない。(オイオイオイ)『怒りのぶどう』「陽の当たる場所」 これはビデオ・テープまで持っている。主演のモンゴメリー・クリフトとエリザベス・テイラーの超美男美女コンビ。この頃二人は恋仲だった。シェリー・ウィンターズは、「ロリータ」と言い、この作品と言い、当て馬のような役割を演じさせるとうまい。「陽はまた昇る」「地上より永遠に」デボラ・カー、モンゴメリー・クリフト、ドナ・リード。「シェルタリング・スカイ」素晴らしい映画。「イングリッシュ・ペイシェント」と一部かぶる内容。虚無の砂漠での男女の哀しい愛欲。「人間の絆」は見ていない。キム・ノヴァック、ローレンス・ハーヴェイ主演。「武器よさらば」イングリッド・バーグマン、ゲイリー・クーパー。「ロード・ジム」 テレビ録画してあるのだが、まだ見ていない。ピーター・オトゥール。「郵便配達夫は必ずベルを二回鳴らす」新作は見たが、本当に見たいのは、ラナ・ターナーの旧作の方。コンラッドの「The Secret Agent」★ 邦訳は『密偵』岩波文庫(1990)ほか 映画化は二回。★ 「サボタージュ SABOTAGE」1936(英) (未公開) 監督:アルフレッド・ヒッチコック 出演:シルビア・シドニー,O・ホモルカ ★ 「The Secret Agent」1996(米) 監督:クリストファー・ハンプトン ―― 続く ――
2004.10.20
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★ 遊びをせんとや生まれけむ 戯(たわぶ)れせんとや生(む)まれけむ 遊ぶ子供の声聞けば わが身さへこそ動(ゆる)がるれ------後白河天皇編纂といわれる『梁塵秘抄』の一節。人間の人生は「悲劇」とも「喜劇」とも、評価できるが、喜劇と評価する方が、スケールが大きいのでは無いだろうか?
2004.10.19
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NHK教育の「日本語なるほど塾」という番組があって、山口仲美と言う人が、「擬音語と擬態語」について語っていた。とても面白い。もともと、日本語には、擬音語・擬態語が多いとは知っていたが、例えば英語では350語しかないのにくらべて、日本語では1200語もあると言う。この山口仲美さんについては、最近『犬は「びよ」と鳴いていた ―日本語は擬音語・擬態語が面白いー』という新書をかったばかりだ。この本の読書感はまた書くことにして、山口さんのNHKでの話をちょっと書いてみたい。なお擬音語は英語でecho-word // echoic word // onomatopoeia // onomatopoeic [onomatopoetic] word 擬態語はimitative word // mimetic word★ ★ ★ ★ ★ ★日本民族は感覚的で、擬音語・擬態語を多く持つ。特に身体的なことを認識しやすいという。その擬音語・擬態語も今と昔では表記がちがうので、注意が必要らしい。例えば古典では濁点無かったという。そう言えば、百人一首にも濁点はない。古典の世界での擬音語・擬態語は、特に今昔物語などで豊からしい。源氏物語の中で美女を愛でる擬態語があるが、、「あざあざと」という言葉は美人に対する最高の表現で、紫の上にのみ使用されているという。髪の毛に関する擬態語も、その使用にはちゃんと法則がある。☆ つややか 主人公に使用される☆ はらはら 抽象的で、脇役に使用される☆ ゆらゆら 子どもの髪☆ つぶつぶ 現代には無い表現だが、肉感的・官能的・丸く豊かで・・・という意味だという。う~~む、好ましい言葉だ。カラスという鳥の名前は、「カラという鳴き声(カラと鳴いているの?)+巣」から 洒落じゃなくて鶯 「ウグイ(また鳴き声)+巣」ホトトギス ほととぎ+巣ひよこ ヒヨ+子猫 ネーネー+子歩く擬態語にも色々あるチョコチョコしゃなりしゃなり文句を言うのにもがみがみ 上から下への上下関係ぶうぶう 下から上への上下関係たらたら 不平ぶつぶつ 独り言ぶつくさ 同じいや、面白い。------私は、日本語の擬音語・擬態語にはポリネシア系というか、南方系の言語の影響があると思う。稲の伝来ルートについてはいろいろの説があって、今は旗色の悪い柳田国男の「海上の道」という本があらわす説がある。要するに南方伝来ということだが、稲は中国大陸の南部や朝鮮半島から伝播してきたという説が近来優位に立っている。しかし、二三日前の朝日新聞に載っていたシンポジュームでは、DNA的に言うと南方種の熱帯ジャポニカ種の※が日本に残存しているという。稲と一緒に、オノマトペ(擬音語)や擬態語も日本に渡来したのではないかと、私は想像する。と言うのも、インドネシアにいたときに、擬音語・擬態語的な語彙を見つけたからだ。それも繰り返しの語彙が多い。例えば、心臓や心のことをインドネシア語では「ハティ」と言う。「用心しろ」は、このハティの繰り返し、「ハティハティ」だ。「心」の二乗で「心せよ」という言うわけだ。同じように、「ジャラン」は「道」・「歩く」。その二乗、「ジャランジャラン」は「ブラブラ散歩」となる。日本語の・擬音語・擬態語には、カタカナに出来る言葉、それも繰り返し、私のいう「二乗」言葉が多い。「ハティ2」や「ジャラン2」としても言い訳だ。小泉キョン2は、インドネシア出身ではないだろうか?(チャウチャウ!)
2004.10.18
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ある世界・業界でだけ通じる特殊な言葉のことを英語で jargon ジャーゴンといいます。もともとは鳥がぎゃ~ぎゃ~鳴く声と言うことで、転じて訳のわからないこと、そうして、商売・職業上の通用語・隠語・特殊な人たちだけに通じる通語などを言います。例えば英国の貴族が狐狩りをする時に着る赤いジャケットを、赤いにもかかわらず『ピンク』と呼びます。Tak-shonaiさんが「乙仲 おつなか」と言う言葉を、業界語として取りあげていたので、輸出手続き上の商社と乙仲の業務分担についてちょっと書いて見ようと思います。------私は商社に入社したあとすぐ、船積み課に配属されたので、乙仲(おつなか)さんとのつき合いの毎日でした。乙仲さんは英語で forwarding agent.例えば、上組さんなどが乙仲さんです。私にとっては乙仲と言う言葉は、ジャーゴンではないのですが、一般の人にはやはりそうかな?輸出の場合、乙仲さんはメーカーから商品を受け取って保税倉庫へ運び、通関にかけて、船済までを担当します。商社の船積み担当は、船腹予約(船の予約)をして乙仲と客先に通知、メーカーからの書類に基づいて通関用の船積書類を作成し、領事査証用の船積書類を作成し領事査証を受け、商工会議所で原産地証明をうけ、検査会社とメーカーの輸出商品の輸出検査を受け、検査書類と共にそれらの書類を乙仲に手渡し通関にかけてもらい、無事通関が通れば、今度は客先への船積書類を作成し、船が出航したら、商社の外為部門が、船積書類をL/Cと共に銀行の外為部門に持ち込みネゴ(L/Cの買い取り=客先よりの代金引き落とし)して入金となります。何十年も前のことで、今はこの通りではないかも知れない。
2004.10.17
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9月23日付けで「清少納言は京都弁」という日記を書いた。清少納言など、平安時代の女流文学者は京女だから、語彙は変化してきていても、アクセントは基本的に京アクセントであったのではないか? という内容で書いた。平安朝の女流文学を、共通語(標準語)のアクセントで朗読するというのは、本当は間違っていると思う。------源氏物語のみならず、日本の古典をCDで聴けるという夢の世界がある残念ながら、京都アクセントではないが・・・。★ ソニー・ファミリークラブ CDクラブ 古典コース「毎月、支度にCDが届く古典の定期便」「耳で味わう、古典の響き。 優雅な言葉のひとつひとつが 心の中に拡がります。 懐かしい日本の姿、日本人の 思いに触れるひととき。 古典のある暮らし、 始めてください」私はソニーのまわし者ではないが、いいものはいいと思うので宣伝文句まで書いてしまった。私が買うかどうかは、思案中。値段は、毎月CD2枚組 3,675円既刊には、土佐日記、更級日記、などがあり、毎月こんなCDが届くようだ。源氏物語 桐壺 講師 鈴木一雄 朗読 白坂道子源氏物語 夕顔源氏物語 若紫その一源氏物語その他。平家物語 祇園精舎平家物語 橋合戦 入道死去万葉集竹取物語蜻蛉日記方丈記西行 山家集伊勢物語枕草子太平記徒然草好色一代男古事記今昔物語など問い合わせは 0120-100-001------一応、岩波書店の日本古典文学大系の源氏物語は全巻そろえているし、優しく源氏物語を解説してくれている解説本も持っている。もっともすべて、200円均一の古書店のバスケットに入っていたもので、読める自信は無かったのだが(なにしろ源氏物語は20万語という長編だ)、これだけの函入りの最高級の全集ものが200円均一とは可哀想だと思って、救出したもの。20万語の長編! それにただでも古文が苦手な私は、古文そのままをリスニングしても、訳がわからないかも知れない。そういう私のために、源氏物語を現代語に訳したCDがある。それも、現代京ことばに訳したCDだ。これなら、私にもわかる。★ 「京ことば源氏物語」京都府立大学名誉教授 中井和子氏が15年かけて取り組んだ著書「現代京ことば訳 源氏物語」をベースにKBS京都ラジオが50周年記念番組として放送した音源を再編成・リミックスしました。現代京ことば訳 監修 中井和子朗読 北山たか子第一巻 桐壺 若紫第二巻 須磨 明石第三巻 絵合 薄雲 朝顔第四巻 柏木 鈴虫 御法第五巻 橋姫 椎木これは月刊文藝春秋の今月号に広告がのっていたもの。東芝EMIファミリークラブhttp://familyclub.ne.jpCD5枚組正価1万円 分割有り------他に、この中井先生の訳が本になったものがある。★ 花のかさね 京ことば訳『源氏物語』より中井 和子 (著)大修館書店(発行)価格: ¥1,890 (税込)------私の好きな清少納言の「枕草子」の京都弁カセットは、残念ながら無い様だ。------私が持っている源氏物語関係の本。★ 源氏物語 1 日本古典文学大系 14 山岸徳平校注 岩波書店★ 源氏物語 2 日本古典文学大系 15 山岸徳平校注 岩波書店★ 源氏物語 3 日本古典文学大系 16 高樹市之助 五味智英 大野晋校注 岩波書店★ 源氏物語 4 日本古典文学大系 17 山岸徳平校注 岩波書店★ 源氏物語 訳文篇 日本古典文学大系 19佐竹昭広 木下正俊 小島憲之 佐竹昭広 木下正俊 ★ 源氏物語が面白いほどわかる本 ー日本が誇るラブロマンスがマンガより楽しく読めるー 出口汪(著)中経出版(発行)(本当にわかりやすい くだけている 著者が予備校の先生だけに、いろんな手だてでかみ砕くように説明してくれる 私の好きなナツメ社の「図解雑学シリーズ」的な基礎の基礎)★ 日本文学全集 第二巻 源氏物語 下 与謝野晶子(現代語訳)河出書房新社(発行)(現代語訳はいろいろあるが、与謝野晶子がいちばんいいという意見が多い)(谷崎潤一郎の現代語訳も持っているのだが、所在不明)★ 面白く源氏を読む 源氏物語講座 住田文衛+中村真一郎(著) 朝日新聞社(発行)(まだ読んでいない)枕草子は、古い教科書を持っている。現代語訳は、橋本治の「ギャル語」での現代語訳をもっている。これはさすがに、よ~くわかる。清少納言も男勝りのインテリだが、それでいて、キャピキャピ・ギャルだったのだろうと思う。
2004.10.16
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ポーランドについて書いた日記のリクエストがあったので、その一つを復刻日記としたい。------私は仕事の関係で東欧圏にも滞在したことがあるが、ベルリンの壁の崩壊以前の時代の正統的な?共産圏ではテレビのチャンネルも2チャンネルぐらいしか無かった。もちろん公共放送、それも白黒。だから、全国民がほとんど同じ番組を見ていたわけである。ラジオもだいたいそんなもので、みんなが同じ番組を聞いているものだから、夏休みの昼間のガラーンとした建物の間で、その番組の音声が各家庭から響いて共鳴していたのを思い出す。長い夏休はフランスの専売特許ではない。共産主義の数少ない余録として、共産圏の労働者諸君はけっこう長い期間の夏休みが取れた。夏にはほとんどの人が街からいなくなる。東側と言えど、別荘を持っている人などは結構いたし、別荘を持っていない人も組合の施設に宿泊したり、農家に一時的に間借りをしたりと方法はさまざまでも、とにかく海や田舎に向かう。私はポーランドに滞在中の夏休みにはワルシャワ近郊の避暑地の別荘に泊めてもらうことが多かった。共産圏・東側・東欧の夏なんて寒いのではないかと思われるかも知れないけれど、カラッと湿気が無くて温度も結構上がって、日本の夏よりはるかに過ごしやすい。日本の軽井沢とか北海道の夏と言えば当たらずとも遠からずだが、しかしもっと温度は上がる。経済破綻に陥った当時の東欧だから避暑地といっても物質文明の恩恵を受けたものではなかったけれど、かえってひなびた雰囲気で、避暑地の自然そのものを味わえるひっそりとした夏だった。貧しい玩具を売る屋台やジュースやアイスクリームを売る店、ビールのカフェぐらいがせいぜい。子どもは川へ泳ぎに行ったりだが、おとなの楽しみは寄り集まってのおしゃべりだ。もう一つある。夜のテレビの映画放映である。黒沢作品はあちらでは非常に人気があって、昼間の話題からすでに「今晩は黒沢の映画があるよね」などと言う。私もそんな機会に「七人の侍」をテレビでた。観ていて奇妙に感じたのは、私達が洋画を字幕で観るのとはちょうど反対で、セリフはオリジナルの日本語で、字幕が現地語になるから、鑑賞は非常に楽(?)だった。もっともテレビそのものの性能も劣悪だし、テレビ局の放送の発信装置も旧式で画面はとても西側のそれとは比較にならない程度のものだが、それしかないとなるとそれほど不満は感じないものだ。ラジオの方となると、夜8時頃の定時になるとポーランドの人たちがラジオにかじりついて聞く番組があった。短波放送かなんかで聞きづらいものだから、彼らは旧式で大型のポータブルラジオを耳に押しつけて聴いていた。それはロンドンのポーランド亡命政府からの、たしか、「自由ポーランド放送」とかいった放送だった。ドイツの侵攻以降、ポーランド政府は地下に潜り、やがてはロンドンにその本拠を置く事になり、その放送はその亡命政府からのもので、言論統制されていた当時のポーランド国民にいろんな「真実の」情報を提供していたわけである。この亡命政府には多くのポーランド人が参加し、ドーバー海峡をはさんだ英国とドイツ軍の有名な空戦(ある意味でドイツ敗戦の大きな原因となった)「バトル オブ ブリテン」にも多くの優秀なポーランド人パイロットが義勇軍として参加、大活躍した。しかし戦争が終わると英国はこのポーランド人パイロットの活躍をほとんど認めないまま歴史の闇の中に葬ってしまった。プライドの高い英国としては英国人パイロットだけの手柄にしたかったわけだ。私は一度ワルシャワからロンドンへの機中で隣の座席に座ったロンドン在住のポーランド人老夫妻と話す機会があったのだが、奇しくもそのご主人が、くだんの「バトル・オブ・ブリテン・パイロッ」トの一人だった。・・・といってもそれを当のご本人からでは無く、なにくれと彼の世話をしている奥様から聞いた。その戦功から英国永住権はもらったのだろう。ご主人は、もう痴呆が進んでいる様子で、ただただ黙って窓から外をながめていた。大戦末期のイタリア戦線のローマ近くにそびえる丘の上にある堅塁モンテカシーノ僧院での史上最も激しかった歴史的な戦いというものがある。連合軍側がいかに攻めに攻めてもドイツ軍が頑強な抵抗を示して、死屍累々となった戦場だが、長い長い戦闘の後、多大な犠牲をだしながら僧院に踏み込んでその国旗を掲げたのはこの亡命政府系ポーランド軍だった。アンジェイ・ヴァイダ(ワイダは間違い)の名作「灰とダイヤモンド」。その一場面で女性歌手が「モンテカシーノの赤いケシの花」という歌を直立不動の姿勢で歌いますね。あれはモンテカシーノの戦いで戦死した多数のポーランド兵たちの流した血を、赤いケシの花にたとえた歌なのです。
2004.10.15
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関口宏のサンデーモーニングを見ていた。この番組の売りは、スポーツ・コーナーの大沢親分と張本・・・なんと呼ぶべきか?この二人と関口宏の掛け合い漫才。張本氏の意見にはあまり賛成じゃないんだけれど。今日、おお!と思ったのは、サッカーの中西哲夫の解説。先日のW杯第一次予選。日本の命運を決めるオマーン戦、1-0での勝利だったが、この一点についての、中西氏の解説が見事だった。この得点は、FKから天才小野伸二が、縦に長いロングパスを通し、ファンタジスタ中村俊輔がこれをドリブル、サイドからゴール前へボールを上げ、跳び込んできた滅私奉公の鈴木が頭で合わせてネットを揺らした。ありがたい、実にありがたい一点だった。これで余裕を持った日本は冷静にボールをまわしてオマーンを零封。と言っても、肝心なこの試合を私は放送時間を間違えて見ることが出来なかったのだ。無念!だが、もちろんスポーツ・ニュースでは何度も見た。ニュースでは、もっぱら「俊輔・鈴木」の殊勲! という取りあげ方だったが、私はまずフリー・キックからの小野の絶妙な、俊輔への糸を引くようなロングパスが勝因だと思っていた。もちろん、俊輔がドリブルで二人を交わして、最後は身を挺してゴール前に上げた。そこへ滅私奉公の(また言ってる)鈴木がすごい勢いでダイブして頭に合わせた。それはわかっていたのだが・・・。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ところが中西氏の解説で、この三人のプレーが、私の見方とは次元がちがうすごいものであることがわかった。目からウロコだ。 ★ ★ ★ ★ ★ ★中西氏が言うには・・・。まず小野のフリーキックの時点で、俊輔がだらんと下げた腕の先の人差し指で、目立たないようにそっとサイドラインの方を指している。(映像がでる)これがウロコ・ポイントの第一。天才、小野伸二はこれを確実に認めて(ウロコポイント#2)、俊輔が走り出して到達した、サイドライン寄りの、ここしかない、このタイミングしか無いという地点に、信二特有の優しい、滑るようななめらかなロングパスを通す。これを受けた俊輔はサイドライン寄りにドリブルしながら、ゴールに向けて並行して走っている鈴木を一度だけ横目でチラと認める。ただし、鈴木は俊輔の位置からまだ相当遅れて、走っているそれを察した俊輔は、その後は、パスの気配をオマーンの守備陣に気づかれないように、鈴木をもう見ないまま、ボールだけを見ながら、「時間をかけて」縦にドリブル。これは遅れてあがってくる鈴木が追いつくのを待つ、時間稼ぎ(ウロコポイント#3)さらに一度止まって、また時間を稼ぐ(ウロコポイント#4)さらにまだ鈴木の追いつきは充分でないかも知れないとして、時間稼ぎのために、念のために、意識的に柔らかいふんわりとしたボールをゴール前に上げる(ウロコポイント#5)。この間俊輔は、鈴木を最初に一度だけ横目でチラッと見ただけこのふんわりボールに長躯駆け込んだ鈴木が見事なヘディングボールがゴールに突き刺さるこの三人すごい!この解説もすごい!
2004.10.14
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――― 昨日の続き ―――昨日の日記で『昔の米国の白人女性歌手の歌を聞くと、気分が落ち着いて幸せな気分になる』とかいた。考えてみたら、その原因は、私の個人的な体験にもあるのかも知れない。私の幼児期は米軍専用のラジオ局があって、毎日ガンガン、ジャズを流していた。ニュースも番組も音楽も・・・モチロンのことだがアメリカもの。そんな音楽番組の中で、圧倒的に多かったのが白人女性歌手の歌声だった。それに、その頃の私の家は米軍の将校家族が住んでいる特殊な地域に隣接していた。その地域は大きな洋館ばかりだったので、米国側としては絶好の物件?で、戦後すぐに接収されて将校の家族達が入居していたのだ。おかげで私は古き良き40年代の米国社会のコピーと隣接して生活していた。いまでも40年代50年代の米国の映画や「アメリカン・グラフィティー」などの懐かし系の映画を観ると、その中にあの住宅地で観た風景が再現するようで、懐かしい感情が押し寄せてくる。あのころの女性のロングスカート。彼女たちのちょっと英国風な短めのパーマの髪型。原色のドレス。赤い口紅。若い男性の短く借り上げた髪型。身体にピッタリした半袖シャツとチノパンツ。その住宅はほとんど緑の芝生に白いペンキを塗った柵がつきものだった。中にはプールのある家もあり、住宅自体も米国人好みに白くペンキで塗られたものが多かった。将校夫人達は、美人が多かった。今とちがって軍隊の地位が高かった事もあり、米国も階級制が今より強かったこともあり、将校の夫人には良家の令嬢が多かったのだろうと思う。美しいのはいいのだが、夏になるとショートパンツ姿で、マリリン・モンローのような正視出来ないほど悩ましい姿態で歩く姿は、幼いには刺激が強かった。もっとも、この頃は敗戦直後で、この住民は占領軍の将校の家族であり、私たち日本の住民とはほとんど交流が無かった。ある夏の日、私がその住宅街を歩いていると、焦げ茶色の長い毛の猫が道を横断した。考えてみたら当時の日本の飼い猫はほとんどが日本特産の三毛猫で、こんな毛足の長い種類の猫はいなかったから、外国種の猫だったに違いない。その住宅街の道は、当時の日本の道路としては特別に例外的にコンクリート舗装の幅広い道だった。私がその猫に近づくと逃げない。私が抱き上げたら、アメリカ人の私と同年齢ぐらいのブロンドをリボンで結んだ女の子が駆け寄ってきて、その猫を抱いた。そうして私に親しげに話しかけた。どういう会話を何語で交わしたかは覚えていない。その時、鋭い声がして、赤いドレスをした母親らしき女性が両手を腰に当てて、私たちをにらんでいた。結局その女の子は家に連れ戻され、お尻をパンパンされていた。猫を逃がしてしまったのが生けないのか? 被占領国の日本人の男性?と親しげに話したのがいけなかったのか? とにかく、この女の子は可哀想にお仕置きをうけてしまった。私の初の人種差別体験? である。この家の夫人は非常にキツイ人だと、日本人のメイドが母につねづね語っていたそうだが。それにアメリカ人の悪ガキどもが、私たちむけて空気銃を撃って喜んでいたのも思い出す。米軍基地反対!米軍は沖縄から去れ!(急に左翼化してみました) ★ ★ ★ ★ ★ ★私は楽天日記を今年からはじめる前は、ある映画BBSに投稿していたのだが、そこに書き込むことになったきっかけは、そのBBSの管理人さんが、映画女優のデボラ・カーのファンだったと言うことにある。私の好きな映画女優は、一番初めはヴィヴィアン・りーだった。映画を見たこともなかったのだが、映画雑誌で見る気品に満ちた、それでいて清楚な美貌にひきつけられた。私の女性に対する容貌的な好みは、彼女によって烙印されたのではないかと思う。次に好きになったのは、清純なピア・アンジェリという女優だ。有名な建築家だった父親の友人の映画監督が、まだその頃はローマの画学生だった18才の彼女を『明日では遅すぎる』という映画の主演に抜擢、一躍世界的なヒロインになった。中学生だった私は、テレビで放映された『明日では遅すぎる』の彼女を見て、はじめて精神的に女性にひきつけられた。彼女の大きな清純な、強い精神性を秘めた瞳に心を奪われた。それからの私は、男のくせに(!?)、当時大人気だった月刊の映画雑誌を読みふけった。少しでも彼女の情報や写真がないかとの一心だった。おかげでその頃の映画とさまざまな女優さんの情報には強くなった。映画雑誌からいろんな女優さんのスチール写真を切り取ってスクラップした。ピア・アンジェリ以外にもかなり好きな女優さんも出来てきたのだ。それから大学生になって上京してからは映画のことを忘れていた。新しい環境でそれどころではなかったのだ。次に社会人になって、かなり激務だったし、海外出張も多くて、映画どころではなかった。老年になって? ビデオ・レンタルショップに入ってみた。それまではソニーのβビデオ・デッキだったので、レンタルには不向きで眺める程度だったのだが、家族からのお下がりのVHSビデオ・デッキを持っていることに気がついてビデオを借りだした。初めはエロティック・サスペンスと言うジャンルのビデオを借りていた。文字通り、セクシーな美女がセクシーな場面を演じるので、大満足。邦画やポルノにはあまり興味がなかった。洋画ポルノは健全で(??)、セックスを明るく楽しく演じてくれるので真題意のだが、日本のポルノはどうも、泥臭く・汚く・貧乏くさく・変態くさく・・・、清く明るく正しい私には不向きなのだ。卑猥さが強すぎて、どうも後味が悪い。そのうち、アカデミー賞受賞作品コーナーで『地上より永遠に』という作品をレンタルして鑑賞してみた。冒頭の場面で、ハワイの基地に転属してきたモンゴメリー・クリフト(私の好きな男優)が、直属の上官(軍曹)のバート・ランカスターに自己紹介する。ランカスターというのは実に下士官が似合う男だ。また、そのしゃべり方が正に下士官。その時、オープンカー(というか、正確にはコンヴァーチブル)をブロンドをなびかせて運転して、基地の建物の前で停車して、建物に入って行く気品に満ちた美貌の女性。バート・ランカスターが『ヒュー! (彼女が乗り付けるとこのむさ苦しい軍隊の基地が)まるでロイヤル・ハワイアン・ホテルだ!』と彼女の美しさを賞嘆する。クリフトが『あの女性はだれですか?』とたずねる。『○○大尉(この基地の上官)の奥さんだ』とランカスターが答える。このシーンを見た時、私はある女性を思い出した。幼児期の米軍住宅地の住人のある女性を。私がまだ小学校の低学年だった頃、私の登下校途中で時々すれちがう白いコンバーチブルの自動車があった。運転しているのはブロンドの肌の白い女性だが、その彼女の横顔が、この『地上より永遠に』で基地にコンヴァーチブルで滑り込んできたデボラ・カーの、髪型も含めて、横顔にそっくりなのだ。念のため妹にもこの私の記憶を話してみたところ、妹もその女性を覚えているという。その将校住宅の人たちは、もちろんみな自家用車やジープを持っていたのだが、私には個別の記憶が無くて、ただ彼女のあまりアメリカ的ではない、繊細な上品な、美しい女神のような横顔だけを覚えている。その将校夫人の車は、私とすれ違う時にはかならず徐行してくれたので、よく見えたのだが真っ白な車体の内側はシートを含めてすべて、真っ赤な革製の内装だった。革製の内装というと英国車のジャギュアーが有名だが、このころは米国車も高級車はそうだったのだ。車種は、その車のスタイルからたぶん高級車のパッカードだったと思う。ビイュック、またはハドソンだったかもしれない。そうしてステアリングに指をかけたその指も、本当に白魚のように白く細かったことを鮮明に覚えている。私の初恋はいろいろある。なにしろ幼い日の想い出は、時系列的に前後がハッキリしないので、みんな初恋と呼ぶことにしているのだが、この将校夫人の場合は、長く記憶に埋もれていたのを発掘した考古学的な初恋・・・といってもいいと思う。デボラのこの映画での役柄も米国将校夫人、車もおなじような真っ白なコンヴァーチブル。この初恋の人とそっくりな貴婦人風英国女優、デボラ・カーを発見した私は、それからデボラ・カー主演・出演映画のビデオをアマゾン・米国から輸入した。どうして輸入かというと、日本のビデオは『王様と私』『めぐり逢い』『黒水仙』ぐらいしか発売されていないからだ。米国に行き機会には、ビデオ・DVDを必ず買った。一種のビデオ・ストーカート言えるかとも思う。この結果、現在の私はデボラ・カーのビデオ・DVDのコレクションでは日本有数かも知れない!!と言っても、彼女のビデオ化された映画は、多いと言ってもたかが数十本、難易度の低い「日本有数」である。デボラ・カーの他に、『バンド・ワゴン』などに出演しているダンサー兼映画女優,シド・チャリースも好きで、ビデオなどを集めた。ピア・アンジェリはもちろん。これらの場合も私は「日本有数のコレクター」の座に君臨している。特にピア・アンジェリの場合は、10本前後で『日本有数』となれるのだから、うれしい。残念ながら今となっては古い時代の女優となってしまった彼女たちの美しい姿は、もうビデオ・DVDにしか残っていないが、そのビデオを買い占め?てしまえば、彼女たちは永遠に私のものなのである。ひさしぶりに今晩は、私の美神達とビデオで逢おうかな?それに、いつものビールや焼酎では女神に申し訳ないので、ワインでも買ってこようか? とも思う。
2004.10.13
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久しぶりに女性ジャズ歌手のCDを聞いている。『JONI Sings』 というアルバムで、これは『JONI Sings songs by Victor Young and Songs by Frank Losser』というアルバムと、『JONI Sings songs by Jerome Kern and Songs by harry Warren』と言う、二枚のアルバムを一枚にした『TWO ORIGINAL CLASSIC ALBUMS ON ONE CD』と銘打ったお買い得CDだ。JONI JAMES は、昔のポピュラー・ジャズ歌手。清楚な美貌の白人女性で、とてもおっとり、しっとり、ゆっくりと、スタンダード・ジャズを歌う。今聞いていても、無条件に、優しく、暖かな、幸せな・・・、気持ちになる。いろんな好きな音楽の中で、私が『一番くつろげる音楽』と言えば、結局、こういう古き良き時代の米国の白人女性歌手の歌う曲・・・と言えると思う。なぜ白人女性歌手かというと、ディズニー映画などに代表されるような、不安も悩みもない、ただぬくぬくとしあわせなアメリカ的雰囲気をつくる歌声は、黒人歌手ではちょっと無理なのだ。黒人歌手の場合、その苦さのある塩辛い歌声に、暗く哀しい歴史の想い出がこもっていて、単純に無条件に幸福気分にはなれないのだ。ディスコ・クィーンと言われたドナ・サマーなどは、豊かななめらかなハッピーな歌声だから、例外かな?こういう『癒し系白人女性歌手』は、他に :ロースマリー・クルーニーダイナ・ショアジョー・スタッフォードドリス・デイパティー・ペイジ(テネシー・ワルツ)などがいる。それぞれCDを持っている。他に、ヘレン・メリルクリス・コナージューン・クリスティーアニタ・オディーというモダンジャズ系の歌手も、癒し系の曲を歌っている。私の好きなヘレン・メリルは失恋の唄のスペシャリスト美神だから、ちょっと哀しい唄が多いが、その哀しさの中でもしみじみ・しっとりとした儚い情感があって、結局いやされることになる。クリス・コナーはヘレンとちがって、ニューヨークかシカゴの優秀な上級秘書を思わせる、ドライで都会的で知的な歌い方。大学時代は、朝はまずクリス・コナーのレコードをかけてさわやかな気分になっていたので、彼女のCDを聴くと、その大学時代の朝を、懐かしく想い出す。
2004.10.12
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大変なことをしてしまった。今日、ミドル英二さんが言うところのリアル書店で月刊文藝春秋を買ったら、新刊書コーナーが目について、その結果ついつい下記の本を、衝動買いしてしまったのだ。リアル書店での散財は(古書店は除いて)実に久しぶりだったのだが。------★ 月刊文藝春秋 11月号★ 図解 哲学は図で考えると面白い ―はじめての思考の手引きー 白取春彦(監修) 青春出版社(発行)★ ヘッセの読書術 ―世界文学リスト付きー ヘルマン・ヘッセ(著) 草思社 ★ 脳の進化学 ―男女の脳はなぜちがうのかー 田中富久子(著) 中公新書 ラグレ(発行)★ 犬は「びよ」と鳴いていた ―日本語は擬音語・擬態語が面白いー 山口仲美(著) 光文社新書(発行)★ 平和の歴史 ―人類はどう築き、どう壊してきたかー 吹浦忠正(著) 光文社新書(発行)★ 日本人なら知っておきたい神道 武光誠(著) KAWADE夢新書 河出書房新社(発行)★ 一神教の誕生 ―ユダヤ教からキリスト教― 加藤隆(著) 講談社現代新書(発行)★ 平凡パンチ1964 赤木洋一(著) 平凡社新書(発行)★ 禅と武士道 ―柳生宗矩から山岡撤収までー 渡辺誠(著) ベスト新書 KKベストセラーズ(発行)------「文藝春秋」はもちろん月刊雑誌。「図解 哲学は図で考えるとおもしろい」はムック。「ヘッセの読書術」はハードカバー。他は新書だ。このところ本の購入はあまりなかったのに、今月は、もう20冊ぐらい買ってしまった。来月は買うのを止めよう。???------あと「日本の古本屋」で、山本太郎の詩集を二冊買った。夢の助.さんによると、古本検索・販売のライバルである「スーパー源氏」は凋落したと言うことで、普通に古書をネット上で探すとなると、各個別の書店の在庫を検索する以外は「日本の古本屋」で探すことになる。ただ、到着したものを見ると、一冊はもう持っているものと同じもの、山本太郎の詩集であることはたしかなのだけれど、もう一冊は掲示されていた本とは別物。これはトラブルと言っていい。夢の助.さんの日記でもコメントしたのだが、今までは私が通販で買った本で後悔した本は無かった。ほぼ私がイメージした通りの内容の本を入手できた。題名で判断したほぼその通りの内容が書かれて本ばかりだった。これは、本の内容の問題だけれど、今回は問題の種類が違う。題名の掲示が不十分で、情報が正確・詳細でなく、購買者側が正確な情報を得られず、結果的に間違った商品を購買することになる。この原因の第一は、「日本の古本屋」での出展された本の情報が極端に少ないことだ。本の題名と古書店しか情報が掲示されない。アマゾンなら新刊書は読者の書評が掲示されるから、ある程度それを参考に出来る。アマゾンのマーケット・プレイス、つまり古書部門の場合、新刊書もある場合はそれを参考にすればいいし、古書だけの場合は題名だけを頼ることになるが、題名と実物がちがうと言うことはない。アマゾン側の指導もあるのだろうが、題名が正確に表示されているからだ。しかしこの「日本の古本屋」では、本の題名が不正確だから、こういうことになる。別物のケースだが、掲示では「山本太郎詩全集 3」となっていたのに、現物はただの「山本太郎詩集」。もう一つは「山本太郎詩集」とだけの掲示で出版社名がなかったが、到着したらたしかに「山本太郎詩集」だが、先日やはり「日本の古本屋」で買った思潮社の「山本太郎詩集」そのものだった。「日本の古本屋」さん!通販の場合は、手にとってチェックできない。掲示されている情報がすべてなのだから、本の題名だけという情報では不十分、本の題名が正確なものでなくてトラブルを起こすのは最低だよ。もっともこれは、相当程度、情報を提示する古書店側のモラルの問題なのかもしれないが。
2004.10.11
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今年はイザベラ・バード没後100年にあたる。週刊文春に巻頭グラビアで三ページにわたって紹介されている。明治時代に日本の僻地を旅行した英国人女性。この日記で出来るだけ書きたい。イザベラ・バードに関して、私の持っている本。★ 日本奥地紀行 イザベラ・バード イザベラ・バード(著) 平凡社東洋文庫(発行)★ イザベラ・バードの日本奥地紀行を読む 宮本常一(著) 平凡社(発行)『日本奥地紀行』は一応読んだが、『イザベラ・バードの日本奥地紀行を読む』は未読。宮本常一先生の書いた本だとは、不覚にも今知った。ただ東洋文庫の『日本奥地紀行』は、バードの書いた『日本奥地紀行』の一部に過ぎないらしく、他にも関西訪問などの巻があるらしい。それも是非読みたいものだ。私は「ベルツの日記」とか『大君の都』などの幕末・明治の時代の外国人による日記に興味があって、両方とも持っていたのだが、現在は行方不明。『大君の都 三巻』など古書として6千円の値段が付いている。ーー 続く ーー
2004.10.09
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今日は雑記帳のような、断片だらけの日記を書こうと思う。● 北原亞以子さんについて、日記に書きたい。こんなに優しく鮮烈な美しい人の心の作品を書ける(小説は一冊も読んでいないで、NHKの連続テレビしか、見ていないが・・・)人はいない。My opinion ですが。● 漫画家に高橋春男という人がいる。週刊文春で「いわゆるひとつの チョーさん主義」という連載漫画を書いている。たしかもう廃刊になった「噂の真相」に面白いうわさ話とそれに対するコメントを書いていた。この人のマンガに登場する実名の人たちの名前は、コマの中で説明されているのだが、わざわざ説明されなくても、一目見ればわかる。なにしろ特徴を実にうまく捉えていて、マンガによる似顔絵としては、うまさナンバーワン。他の漫画家とは次元がちがうほど。今週は、落合夫人(ドラゴンズの女帝?)・野口みずき(マラソン アテネ金メダル)・高橋Qちゃん・渋井陽子(マラソン・ベルリン優勝)もちろん、マンガそのものもおもしろい。● 同じ週刊文春の「タンマ君」おなじみ東海林さだお氏の長寿マンガ。出てくるオールド・ミス(古いかな?)の女子社員の顔が、柴田理恵とそっくり!特に口許や髪型や目つきやほっぺたや眼鏡や・・・。結局、すべてのパーツがそっくりなんじゃない。● 楽天の新球団?のGMに就任した『マーティ・キーナート氏。彼の書いたものをかなり読んできたが、基本的に日本を馬鹿にしている人物だと思う。もちろん、彼の言い分で正しい部分は多いが、日本に学ぶ姿勢を感じたことが無く、彼の主張に伏流している傲慢さに、白人至上主義・「教えてやろう」の姿勢に、昔から何度も腹が立った。ただ、今回は彼の米国ノウハウが役に立つかも知れない。● テニスのマリア・シャラポアさんがAIGオープン(? 聞いたことがない)で優勝。大変なさわぎだ。まあ、きれいな女性ではあるけれど、私にとってはお顔もお身体ももう一つ魅力がない。お身体は電信柱でしょう?昔のサヴァティーニみたいなグラマラスな魅力がない。それはまあいい。彼女、ロシアを幼い時に離れて米国でテニス修行したから英語、いや米語はペラペラ。だけど、このマリアちゃんの英語は最低だね~。だらしない米語のなかでも、フガフガ・・・。発音は悪いわ、話し方はだらしないわ。こーゆー米語は真似しないように。● ダイエーの再生機構入りの是非と、西武の・・・いや、コクドの確信犯・恐怖政治の堤義明について書きたいのだが、時間がかかるからこの次。西武・コクド系の株は、直接・間接にほとんど堤が持っているから(それが証券法上の犯罪なのだが)、一般の株主は少ないかも知れないが、今度の出来事で株で大損をする彼らの損失は堤が世界有数の資産家として、個人的にコンペンセイトするべきだと思うが。このコクドはいまだに一度も法人税を払わずに商売をしてきた会社だから、日本から出て行って欲しい会社なんだ。この会社とは一度コンタクトしたことがあるが、極めて傲慢、いきなり怒鳴られたことを思い出す。西武鉄道の新社長になった人が『今回の事ではじめて、堤さんとお会いした』と言ってるんだから、どれだけ堤が『雲の上の人』だか、わかるだろう。その堤が『何も知らなかった』はずが無いじゃないか!!● 『浮世絵女ねずみ小僧』という小川真由美主演のテレビドラマの再放送を観た。もう少し、リアルに作って欲しいな。なにしろ盗人である女ねずみ小僧と部下?のいでたちは、全身、茄子紺の地に派手な赤の縁取りのある盗人衣装。特にほおかむりは,鼻の下で結んでいる。そんなど派手な、一目で『私は盗賊で~す!』という衣装で真昼に大きな屋敷に忍び込んで、逃げる時は、『早く!』などと言いながら道においてあるゴミ箱の陰に隠れたりする。こんな姿で人目につかずに逃げれるはずがないではないか?泥棒の基本中の基本は、『人目につかぬこと』。このことを小川真由美に教えてやりたかった。今となっては遅いのだが。● 野生動物は病気を隠すといわれている。健康に無関心・・・というより、投げやりな私にも、野生があるのかな?● 鑑真は『戒律こそ仏教』という信念だったそうだ。韓国の仏教でさえ(冴えというのは失礼かな? しかし韓国の仏教は衰退して、キリスト教にボロ負け)僧侶が結婚する日本の仏教に嫌悪感を感じていると言う。そもそも親鸞がいけないのだ。妻帯などをはじめて。肉欲を抑えられない人だったようだ。ただ、歴史的に見て、キリスト教の神父・牧師も、裏での性行為はひどいものらしいが。● ジンギスカンは世界征服の途上で、抵抗する都市の住民は赤ん坊からニワトリ一匹まで、完膚無きまでに皆殺しにしたそうだ。その虐殺は一週間も続いたと言うが。見せしめのためとは言え、残酷さの極。● 昨日のテレビで、薄毛植毛のNPO!と言うのがあると知った。そのNPO主催の川柳大会での優勝句。 ★ 頭見て 敬語使うな 年下だこういう人いるよね。若ハゲって言う人。私の部下にもいた。客先に行くと、彼に先に名刺を出す。お互い困ってしまうんだけれど。しかし、私はハゲというのは醜くないと思う。むしろ男性ホルモンを感じるではないか?ダンディーでさえいれば、むしろ魅力的だと思う。外国映画の男優でハゲ・薄毛の人は多いが魅力的じゃないか。ユル・ブリナーをはじめ、ショーン・コネリー、ブルース・ウィリス・・・。入賞作にこういうのもある。 ★ おい孫よ 水を掛けても 生えないぞよちよち歩きの孫に 禿げた頭にジョーゴの水をかけられたお爺ちゃん。番組がここまで来たら、それまでだまっていた政治評論家の三宅久之さん(私この人好きだな)、いきなりキッパリと発言!『このNPO 潰そう!』スタジオのみんな、大笑い。
2004.10.08
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先日に続き、到着したアマゾンからの新刊本を列記してみよう。------★ 私の百人一首 白洲正子(著) 思潮社(発行)★ 田辺聖子の小倉百人一首 田辺聖子(著) 角川文庫(発行)★ 人生論手帖 山口瞳(著) 河出書房新社(発行)★ わたしの読書作法 山口瞳(著) 河出書房新社(発行)★ 山本太郎詩集 山本太郎(著) 思潮社(発行)------★ 私の百人一首 白洲正子(著) 思潮社(発行) この本は持っていたのだが、どうも海外に置いてきたらしくて見あたらないので、買い直した。百人一首解説本のなかでは芸術性が高い。他はどうも学校の副読本的なものが多いからだ。もっとも以前のものはNHKブックス(発行)だった。★ 田辺聖子の小倉百人一首 田辺聖子(著) 角川文庫(発行) お澄ましした高踏的な白洲正子の解説本には、私がファンのお聖さんのものも・・・と思って購入。そう言えば、お聖さんの下記の本を持っている。☆ 『道頓堀の雨に別れて以来なり 川柳作家・岸本水府とその時代 上下巻』田辺聖子(著)中公文庫(発行)本の帯にはこうかいてある。------『大阪の川柳結社「番傘」を率いた岸本水府と、川柳に生涯を掛けた盟友達・・・。川柳への深い造詣と敬愛で、その豊潤、肥沃な文学的魅力を描き尽くす伝記巨編。川柳を通して描く、明治・大正・昭和の人びとの足跡、著者渾身のライフワーク完結。』------まだ読めないままだが、私の持っている本はほとんどそういう哀しいさだめ。本にはあきらめてもらおう??お聖さんの川柳解説本は、2冊持っていて、ともに抱腹絶倒だった。☆ 川柳でんでん太鼓 講談社文庫(発行)☆ 古川柳おちぼひろい 講談社文庫(発行) お聖さんの川柳解説本としては、もう一冊あるようだ。☆ 武玉川・とくとく清水―古川柳の世界 岩波新書 新赤版(発行)これも、アマゾンのカートに入れたから、そのうちに購入しよう。これで考えたのだが、お聖さんのユーモアは川柳のそれと同質性を持っている。そのお聖さんが大好きとすれば、私も川柳が好き・・・なのかな?きっと、時実新子さんの深刻精神川柳が好きになるだろうとも思うのだが。★ 人生論手帖 山口瞳(著) 河出書房新社(発行)★ わたしの読書作法 山口瞳(著) 河出書房新社(発行)山口瞳も私の大好きな作家。彼のエッセイ類はほとんど読んだが、なぜかそれらが私の手元に残っていない。この二冊は既刊のものではなくて、最近の新刊だから迷わず買った。★ 山本太郎詩集 山本太郎(著) 思潮社(発行) 好きな詩人だが、その作品は数点しか読んだことがない。それで「好き」とは、おこがましいが、数点読んだだけで大好きになったほど、私との相性のいい詩人である・・・と、言いくるめることも出来る。パラパラと読んでみたら、土俗的なエネルギーに満ちた縄文人的西脇順三郎・・・といったところだろうか?詩想がよく似ている。山本の方が影響を受けたのだろうか? ★ ★ ★ ★ ★ ★先日の日記で、やはりアマゾンから購入した本を列記した。------★ ギュスターヴ・モロー 絵の具で描かれたデカダン文学 鹿島茂 六耀社★ 「みだら」の構造 林秀彦 草思社★ 原稿10枚を書く力 斎藤孝 大和書房★ 図解雑学 聖書 関田寛雄 ナツメ社★ 図解雑学 仏教 廣澤隆之 ナツメ社★ 図解雑学 宇宙137億年の謎 二間瀬敏史 ナツメ社------この内、読破できたのは★ 原稿10枚を書く力 斎藤孝 大和書房もっとも内容がないハウ・ツーものだから、10分で読めた。金返せ! と言いたいところだ。★ ギュスターヴ・モロー 絵の具で描かれたデカダン文学 鹿島茂 六耀社モローの作品はながめた。解説はまだ。★ 「みだら」の構造 林秀彦 草思社 これを読んで感想を書いてくれと言う人は多いかも知れない。私の得意分野ではないが??、早めに読んでみよう。
2004.10.07
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BLUE ROSE = 青いバラは存在しないことから)あり得ないこと 不可能なこと。 最近、サントリーがDNA操作で薄い青バラをつくってしまったけれど。『青いバラ』 最相 葉月(著) 小学館(発行)この本を買った時点では、まだこの青いバラは作られていなかったので魅力的だったのだけれど、今となってはこの本を読む意欲が半減だな。でも、なかなか中身は充実。同じ著者の『絶対音感』も、読まなきゃ。(いつもこればっかりだよ!)BLUE DAHLIA BLUE ROSEと同じBLUE NOTE(S) ブルースの旋法 (半音低い音が二つある)BLUE POINT 米国東部ロングアイランド岬特産の牡蠣BLUE BLOOD 貴族出身の 名門出身の (スペインで、多分,レ・コンキスタの時代に?カスティーリャ地方の古い家系を誇る人びとが、皮膚の黒い征服者・ムーア人の血が混じっていない証拠として、蒼い静脈が透けて見えるほどに色白の皮膚を誇ってそういった事から派生した言葉。スパイン語で SANGRE AZUL の英語訳。フランス語でもサン・ブルーと言う。★ BLUE BLOODFrom Jennifer Bunner in the USA: “I was wondering about the origin of the phrase blue blood.”Unlike so many other expressions, this one is well documented. It’s a direct translation of the Spanish sangre azul. Many of the oldest and proudest families of Castile used to boast that they were pure bred, having no link with the Moors who had for so long controlled the country, or indeed any other group. As a mark of this, they pointed to their veins, which seemed bluer in colour than those of such foreigners. This was simply because the blue-tinted venous blood showed up more prominently in their lighter skin, but they took it to be a mark of their pure breeding. So the phrase blue blood came to refer to the blood which flowed in the veins of the oldest and most aristocratic families. The phrase was taken over into English in the 1830s.----------------そういえば『青ひげ』伝説がある。好色な西洋の城主?が、次々と女性を籠絡しては殺害するという粗筋。リチャード・バートンとナタリー・ドロンという現実的にも性の専門家?のお二人が出演している。男の潜在意識を表した映画なのかな?なにしろ『潜在意識』の世界のことなので、私にはよく分かんな~~い! ★ ★ ★ ★ ★ ★青いバラをDNA操作によって生み出したサントリーがHPでその旨を報告している。順次紹介して行きたいと思う。(と言ってもコピペであるが)著作権については、サントリーのコーポレイト・パブリシティー(企業広告)になることだし、問題は無いはず。----------------現在栽培されているバラは、世界各地の野生種のバラ数種を人為的に交配するという品種改良によって作られています。四季咲きのバラや黄色いバラも、育種家の情熱と英知により、生み出されました。青いバラは、過去800年の品種改良の歴史の中で、多くの育種家が挑んできた夢でした。青いバラの開発はこれまで成功しておらず、英語では、「不可能」の代名詞とも言われていました。「最先端のバイオテクノロジーの遺伝子組換え技術を用いれば可能になるはず」。これが夢への挑戦の始まりでした。以来、14年の年月を経て、ようやく開発の成功をご報告できる運びとなりました。青色色素が花びらに存在する、正真正銘、世界初の青いバラの誕生です。 ----------------従来の交配技術による、いわゆる青色系のバラには、赤色色素しか含まれていませんでしたが、サントリーが開発したバラには青色色素が100%近く含まれています。また、この青いバラの青色色素・デルフィニジンを蓄積する能力は通常の交配によって子孫に伝わるので、今まで2種類の色素しかなかったバラが、今後は3種類の色素を合成できるようになり、将来はバラの色がもっと多彩になると期待されます。 ----------------花の色は、主にこちらに示した赤のシアニジン、オレンジ色のペラルゴニジン、青色のデルフィニジンという成分のうち、どの成分が合成されるかで概ね決まります。バラには赤・オレンジ・ピンクなど様々な色がありますが、これらの色は、シアニジンとペラルゴニジンに由来します。(黄色のバラはこれらとはまったく異なる化合物であるカロテノイドに由来します)。一般的に赤いバラにはシアニジンが、オレンジ色のバラにはペラルゴニジンが主に含まれます。デルフィニジンは、「リンドウ」や「キキョウ」など青色や紫色の花に含まれることが多いことから、青色色素とも呼ばれています。バラやカーネーションに「青い色」が存在しないのは、この青色色素・デルフィニジンが花弁に存在しないことが理由です。どの色素が合成されるかは、その花で発現する遺伝子によって決まりますが、バラにデルフィニジンがないのは、これを合成するために必要な青色遺伝子、学術的には、フラボノイド3',5'水酸化酵素遺伝子と呼ばれているものが、バラには存在しないためだと考えられています。従って交配を繰り返しても青いバラはできないと言われてきました。そこで、サントリーでは、遺伝子組換え技術を用いて、この青色遺伝子をバラに導入することによって、花弁で青色色素をほぼ100%蓄積させることに成功し「青いバラ」が誕生しました。 ----------------
2004.10.06
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ある日記の中で『狐が化ける時に頭にのせる葉っぱは、何の葉か?』という質問があり、それに対する私のレスを、日記にします。----------------狐」「葉っぱ」「化ける」でネット検索してみましたが、狐が頭にのせる葉っぱについては、やはり「木の葉」というだけで、「笹の葉」とか「葛の葉」とか特定された話は見あたりません。私もお役に立てなくて申しわけありません。ただ、狐に関しては「葛の葉」という名前の狐の伝説があります。鶴の恩返しの狐版のような話です。大阪では知られたことですが、大阪府和泉市に葛葉町という町があり、そこには信太森(くずはのもり)神社または葛葉稲荷神社と言う神社があって、その狐を祭っています。ある老人は私に、この狐は被差別部落の女性のことを間接的に表現しているのだと言う説があると教えてくれました。あるいは、そうかもしれません。嫁ぎ先の差別のために、泣く泣く家を出た女性ということでしょうか?もしそうだとすれば、間接的に差別を告発しているような言い伝えということになります。果たして葛の葉を頭にのせて化ける伝説があるのかどうか?私にはわかりませんが、この神社に電話ででも尋ねてみればわかるかも知れません。参考までに、下記のHPをご覧下さい。★http://kyushu.yomiuri.co.jp/special/kurasi/kurasi1108.htm 狐は化ける、化かす、憑くほかにもっと深く人間と交渉する。それは「狐女房」などの話となって語り伝えられている。 妻が病気で里に帰って困っている男が、ある日魚釣りに行くと白狐が流れてくる。これを助けて家に連れ帰ると、狐は御恩返しをすると言い残して立ち去った。あるとき女が訪ねて来て、女中に使ってくれというので家においた。 やがて2人のあいだに子供が生まれた。そしてあるとき、子供が、母が尻尾(しっぽ)で庭を掃いていると父に告げる。驚いて女を追い出そうと考えているところへ女が帰ってきて、「恋しくばたずね来てみよ和泉なる、信田(しのだ)の森のうらみくずの葉」と書きおいて山へ帰る。 そのあとは男の家の稲がよく稔(みの)るようになったとか、子供がのちに鳥の言葉もわかる聴耳(ききみみ)という宝物を得るという話である。 この話は「葛の葉」「信太妻」とも称され、説経節「信田妻」はじめ、浄瑠璃その他いろいろに語り伝えられている。★ http://homepage3.nifty.com/nireyamajinja/fudoki/36osaka.htm 信太の狐 和泉市葛葉町 信太森神社(葛葉稲荷神社) 摂津国の安倍保名(あ べのやす な)は、ある日、和泉国信太(しのだ)の森で狩人に追はれた狐を助けたことがある。恩を感じた狐は女の姿となり、「葛(くず)の葉」と名告り、保名の妻となって一児をまうけた。ある日、庭の菊の花に見とれて狐の本性を子どもに悟られてしまひ、狐は歌を書き残して去っていった。 ○恋しくば、たづね来てみよ。和泉なる信太の森のうらみ葛の葉母をたづねたその子は、狐から霊力を授かったといふ。この子が、のちの陰陽の頭、天文博士の安倍晴明であるといふ。 ★ ★ ★ ★ ★ ★以上で私のレスは終わるのだが、これに似た伝説は、色々あると思う。『夕鶴』の原形となっている『鶴の恩返し』もそうだし、日本各地にある『羽衣』の伝説もそうだと思う。この羽衣伝説は日本各地およびアジアのあちこちにあるらしい。七つの星が地上におり、その一つが羽衣を隠されて天に帰れなくなるという物語。ヨーロッパにもあるという。ちょっとネットで調べてみようかと思う。
2004.10.05
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昨日の日記で、『???さん』から、芭蕉の名句をご自分で英訳したものの投稿があった。『???さん』とは、私のリンクのドイツ在住の考古学者、artaxerxes(アルタクセルクセス)さん※だろうと、私は推測している。※ アルタクセルクセスの王宮http://plaza.rakuten.co.jp/artaxerxes/diary/ ーーーー ◇ ーーーーここまで書いたら、アルタクセルクセスさんご自身が、『「???さん」は私ではありません』とおっしゃったので、上記を訂正させていただきます。(では「???さん」とは、どなただろう?)???さん、またぜひ書き込んで下さい! ★ ★ ★ ★ ★ ★一つ目の投稿と私のレスを、コピーしてみよう----------------???さん>An ancient pond>A frog jumps in>The sound....>~~~~~~~~~~~~>An ancient pond>A frog jumps in>The silence.....-----ご自分で英訳されたわけですね。・・・なるほど・・・。一つの句にも、いろいろな感じ方があり、ヴァリエーションがありうるものですね。>The sound....>~~~~~~~~~~~~ぼちゃんという水音と、その後の余韻....で余韻を表現していますね。>The silence.....ぼちゃんの水音のしばらく後に、また来る静寂『The sound.... 水音』と、その後に来る『The silence.....静寂』の時間・空間的比較という、非常に小さなことだけで、異なった世界を作り出していますね~。う~~ん、なるほど~。お見事!英訳俳句の世界も恐るべし。認識を新たにしました。ものはためさねば ★ ★ ★ ★ ★ ★もう一つ、???さんから投稿があったそれに対するレスは、昨日の日記では書かなかったので、ここでレスしてみよう。>???さん二度目の投稿、ありがとうございました。★ 静けさや 岩に滲み入る 蝉の声 Stillness Cicadas' chanting Soaks into the rocksいいですね~。蝉が鳴いている・・・に chant を使って、効果を出していますねsinging だと、ベイシック・イングリッシュだから、なにも陰影が無いし、プレーンすぎるchanting だからこそ、蝉が声をそろえて合唱しているニュアンスが出ているそれに、聖歌の意味もあるから(グレコリアン・チャント(=グレゴリオ聖歌)、一種、荘厳な、山寺の境内の雰囲気も出しているウマイ!私が失礼して、これを強引に和訳してしまおう その静寂に 蝉の声明 岩岩に 滲み入りたりどうも、俳句にはなりにくいので、短詩ということで。chant を仏教の大勢の僧侶による読経の声明に比喩してみました ★ ★ ★ ★ ★ ★★ (Stillness 静寂)静寂に silence と言う言葉もある映画「卒業」の挿入曲、サイモンとガーファンクルズの the sound of silence という名曲があるstill と silence どう違うんだろう?いろんな英英辞書があるけれど、Google 付属の英語辞書、アルクの英辞郎がいい★ silence は :英英辞書で調べると :音の不在・完全なる静寂静けさ、無言{むごん}、沈黙{ちんもく}つまり、物理的な無音にちかいかな?形容詞silent を英辞郎でひくとsilent 【形-1】 静かな、音がしない、しんとした、ひっそりしている・ The students were all silent during the test. : 生徒はテストの間中静かだった。【形-2】 無言{むごん}の、黙りこくった、寡黙{かもく}な、口をつぐんで、沈黙{ちんもく}した、物を言わない・ There is a time to speak and a time to be silent. : 《諺》物言う時あり、黙る時あり。【形-3】 ごぶさたする つまり、音が存在しない、ミュートされている状態★ 一方 still は :英英辞書で調べると、だいたい 動きが止まっていて、静かなこと 動きとの連関での静かさstaying in the same position; not moving:同じ位置にとどまって動かないこと英辞郎で形容詞をひくと【形-1】 静止{せいし}した、じっとした、動かない・ A still tongue makes a wise head. : 《諺》自分で話すよりも人の話を聞く方がためになる。・ Still [Smooth] waters run deep. : 《諺》能ある鷹は爪を隠す。【形-2】 風のない、静かな、しんとした、ひっそりしている、平静{へいせい}な【形-3】 黙っている【形-4】 音が低い ―――― ◇ ――――still には、派生的に面白い英国英語での用法がある。欧州でミネラル・ウォーターと言えば、発泡性のものと非発泡性のものがある。MAINLY UK A still drink is one that is not fizzy:『still drink』 と言う言い方だ。シューシューと発泡していないから、『静かな水』というわけだ。被発泡性は stillなるほど~。英語ではこう言うんだ~。知らなかった。『is not fizzy』スパークリング sparkling はもちろん知っていたけれど、fizzy water とも言えるのかな?『fizzy』とは 【形】 シューシュー泡立つ、発泡性の【形】 シューシュー泡立つ、発泡性の発泡性のミネラル・ウォーターは fizzy Would you like still or sparkling water?欧州では、大体『ミネラル・ガス』という言い方をする。各国語で違うけれど。もう一つ、still には派生的に、映画などを、静止画面で撮った写真という意味がある。スチール写真という。 ―――― ◇ ――――俳句にもどろう。(Cicadas' chanting セミの斉唱)Cicadas はセミ・蝉★ chant 動詞を英辞郎でひくとchant 【自動】 詠唱{えいしょう}する、〔聖歌{せいか}を〕歌う・ The monks chanted for an hour before having breakfast. : 修道士たちは、朝食前に1時間聖歌を歌った。【他動】 ~を(大声{おおごえ}で)繰り返し言う、詠唱{えいしょう}する、歌う ★ ★ ★ ★ ★ ★リンクの教養人 tak-shonai さんからも投稿があった。 ----------------「古池や」は、私ならこうかな。 After a momet of frog's dive The small pond Remains still ----------------これもいいな~。大変僭越ながら私が和訳?してみよう叱られるかな? カエル跳び 暫しの時間 小さなその池は 再び静寂に包まれるどうも私の和訳は全くダメ。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ドナルド・キーン氏は次のように英訳していますね。 Such stillness- The cries of the cicadas Sink into the rocks.私の押しかけ和訳! かくも涼しけき 静寂に 蝉声あり そは 岩に滲み行きぬ・・・ぐらいかな?やはり sinking を『沈む』とは訳せない。 ★ ★ ★ ★ ★ ★あの正岡子規も、大学に提出した論文の中でこの句を英訳していますね。夏目漱石の親友だから、英語もできたんだ。 The old mere! A frog jumping in The sound of watermere 【名詞】 〈古〉小さな湖、池、沼地{ぬまち}私の押しかけ和訳 ! その古き沼沢あり・・・ 蛙一匹 跳び入りて 微かなる水音 しばし残りぬ・・・かな?★ セミの鳴き声関係の英語表現をみてみようchirring of cicadas in chorus せみしぐれ amid the singing of the cicadas 蝉時雨{せみしぐれ}の中の buzzing of cicadas セミの鳴き声 droning of the cicadas セミの鳴き声 ★ ★ ★ ★ ★ ★★ chant 関係を見てみようchant a ballad 民謡{みんよう}を詠唱{えいしょう}する chant a charm 呪文{じゅもん}を唱える chant a hymn 賛美歌{さんびか}を詠唱{えいしょう}する chant a slogan スローガンを唱える chant a song 歌を歌う chant a spell 呪文{じゅもん}を唱える chant in gibberish 訳の分からない歌を歌う chant mode 声明様式{しょうみょう ようしき} chant slogans シュプレヒコールを叫ぶ、スローガンを繰り返す chant the eulogy of ~を褒めたてる chant the mantra of structural reform 構造改革主義{こうぞう かいかく しゅぎ}を唱える chant the player's names 選手{せんしゅ}の名前{なまえ}を叫ぶ chant the praises of ~を称揚{しょうよう}する chant verse 詩を吟じる chanteur 【名】 〈フランス語〉男性歌手{だんせい かしゅ} chanteuse 【発音】∫α:ntu':z、【分節】chan・teuse【名】 〈フランス語〉シャンテューズ、〔ナイトクラブなどの〕女性歌手 chantey 【発音】∫ae'nti【名】 〔水夫{すいふ}の〕舟歌{ふなうた}、はやし歌◆18世紀から20世紀初頭にかけて、帆の上げ下ろしなどの作業中または休息の間に歌われた。◆【語源】フランス語の chanter(歌う)からとされるが、19世紀中ごろのアメリカで shanty(掘っ立て小屋)に住む労働者の歌からとする説もある。◆【参考】shanty Chanthaburi 【名-1】 おんどり◆中世の寓話でおんどり(rooster, cock)の擬人名として使われた。【名-2】 〈俗〉陰茎{いんけい} chantress 【名】 歌姫{うたひめ} Chantrey 【名】 《教会》(寄進{きしん}による)礼拝堂{れいはいどう} cafe chantant 音楽{おんがく}を聴かせるカフェ sea chantey 【名】 〔水夫{すいふ}の〕舟歌{ふなうた}、はやし歌◆18世紀から20世紀初頭にかけて、帆の上げ下ろしなどの作業中または休息の間に歌われた。◆【語源】フランス語の chanter(歌う)からとされるが、19世紀中ごろのアメリカで shanty(掘っ立て小屋)に住む労働者の歌からとする説もある。◆【参考】shanty center on chanting and dance 歌舞{かぶ}を中心{ちゅうしん}に据えている、歌舞中心{かぶ ちゅうしん}である begin chanting someone's name in unison 声をそろえて(人)の名前{なまえ}を叫び始める with chants of "Nippon" ringing out from the stands スタンドから「ニッポン」と繰り返す声援{せいえん}が鳴り響いて to thunderous cheers and chants of とどろくような歓声{かんせい}と~というシュプレヒコールに迎えられて lead the chants 合唱{がっしょう}を促す rowing chants 船漕ぎ歌 Ambrosian chant 《音楽》アンブロジオ聖歌{せいか} Byzantine chant ビザンツ聖歌{せいか} football chant サッカー応援の掛け声 Gregorian chant グレゴリオ聖歌{せいか} harmonic chant 倍音詠唱{ばいおん えいしょう} intone a chant 歌を詠唱{えいしょう}する melancholy chant 物悲しい歌 (シャンソンも、chant を語源としているな)
2004.10.04
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私が昨日の日記で、アマゾンから到着した書籍のリストを掲載したら、ミドル英二さんが「こう言うのが興味深いのだ」とおっしゃる。私としては不思議だったが、どうもプロのライターとしては、人の読書傾向、最新の購入書籍が参考になるらしい。では、ここ2・3年のアマゾンでの散財の中身を公開しようか? それに加えて、古くからの「積ん読本の山」も思い切って公開しようか? などとも思ったが、それは明日にして、今日はとにかく、俳句の英訳について書くこととする。昨日の日記では、msk222宗匠のご教示をいただいて、俳句と川柳のちがいについて考察してみた。その日記に対するコメントの中で、こういうものがあった。★ olive2004さん>明日は上野市で芭蕉生誕360年 世界俳諧フュージョンてのがあります、アメリカとかイギリスの俳句協会から来た人が連句を行うそうですが、英語の俳句ってのがあるくらいですからね。★ 私は英語による俳句の価値を認めない立場の人間だ。英語だけにかぎらず日本語以外のどの言語によっても、俳句の翻訳には大きな限界があるのではないだろうか?そういう立場に立って、下記のようなレスを返した。----------------以下は私の独断と偏見ですが、ご容赦下さい。『古池や 蛙とびこむ 水の音』これを様々人が様々に英訳していますが、私から言わせれば、全くダメです。とても俳句になんかなっていません。そもそも俳句とは、日本語でなければ成り立たない文芸です。日本語は膠着語という語族に入っています。朝鮮語・トルコ語・フィンランド語・エストニア語・マジャール語(ハンガリー語)などが、この語族だと思いますが。しかも、単語がカバーする意味があいまいで、同音以後が多い。こういう言語でないと俳句は不可能だと思います。ただし、日本の俳句の英訳は意味がありませんが、はじめから英語で作る俳句はそれなりのスタイルを成立させることが出来るかも知れません。あくまで可能性の問題ですが。できれば、msk222さんのご意見もいただきたいと思います。★ これに対して、msk222さんから返事が来た。----------------僕は、言語学については弱いので正確には答えられないと思います。感覚的にいうと、俳句の味わいは日本という風土と言葉があってこそのものだと思います。英語俳句が作られていますが、日本から外にでた場合は、俳句もどきになると僕は思います。たとえば熱帯地方で、冬の季語の俳句をつくっても実感がない。アメリカで豆腐に甘みをつけてソフトクリームのように食べている影像を見たことがありますが、あれは材料は豆腐でも豆腐料理とはいいがたい。俳句の優れた味わいどころは、言葉を放ったあとの空間です。英語で同じ空気を生みだれるのかどうか、僕には疑問です。川柳の場合は、基本的には意味の伝達ですから英語でも作りやすいような気がします。★ また、私からの返事。----------------ご返事深謝。そうですよね。私も上で英語のHAIKUは『全然ダメ』と頭から否定しています。英語だと、明晰すぎるので、意味の輪郭がクッキリとしすぎて、余韻が残らない、意味の幅出しが全然出来ない、ファジーな味を出せない。それに何よりも、言葉のつながり方が違いますよね。★ 『古池や・・・』の句も、初めは、『蛙飛びこむ 水の音』の 7+5 だけが出来て、その上の 5 がなかなか浮かばないで、芭蕉は苦吟していたという。弟子の基角が『山吹や』としてはどうかと、アドバイスした。なぜならば、古今和歌集の世界では、『鳴く蛙』と『山吹』はお決まりの組み合わせだったという。(例)かはづ鳴く 井手の山吹散りにけり 花のさかりに あはましものを 橘 清友これに則って発句してみると、山吹や 蛙鳴く 古池で ・:・・なんて、妙な句になってしまう。もちろん芭蕉は、基角ご推薦の『山吹や』案を、『あのな~、それは、めちゃ月並みやないか! お前は何考えてんねん!』・・・と、(芭蕉は三重県の伊賀の出身)却下! 無事、『古池や』が、『上の5』に、おさまったのだ。★ ここで、この句を英米人が英訳したものを吟味してみよう。ちょっと注意しておくべきことは、英語で『HAIKU』をつくるに際しては、下の三つの規則があるというのだ。○ 短く3行にまとめること、○ 動詞はひとつにかぎること、○ 現在形であること、そして季語はなくてもよいらしい。●An old pond! A frog jumps in-The sound of water.古池蛙が跳び込んで水音が注) old pond は、臭い匂いのするどろどろの池、という汚いイメージがあるそうです。●The old pond:A frog jumps in --The sound of the water.古池蛙が跳び込んで水音が注) 池が The old pond と、定冠詞になっています。この池・・・という意味が入っている。●An ancient pond!A frog leaps in;The sound of the water.古池蛙がそこに跳び込んで水音が注) 池は An ancient pond となっているancient って、old より堅い感じなんじゃないだろうか?よくわかんないけれど。●Into the calm old lakeA frog with flying leap goes plop!The peaceful hush to break.静寂なる古い池に向かって蛙が跳び込んでそのポチャンという音が平和な静寂を破った● 小泉八雲・ラフカディオ・ハーン Lafcadio Hearn の英訳Old pond -- frogs jump in -- sound of water.古池 蛙が跳び込んだ 水音ここでなんと!小泉八雲 ラフカディオ・ハーン Lafcadio Hearn の登場である。かの高名な世界的作家だから、間違いあるまい。『日米の架け橋だ~!』どっかで聞いたセリフだと思わない?アテネでの体操男子団体最終科目米田選手鉄棒着地直前放送的伝達者描写的口舌・・・なのである。が・・・、実はヘルン先生、この俳句にみならず、日本人の奥深い、幽玄な、しブイ感覚が、わかっていなかったという意外な証拠がある。それは・・・、蛙を複数形にいているのだ!小泉さん!(純ちゃんじゃない) こんなところで、蛙を複数にしたらアカン!蛙が「ぼちゃん! ぼちゃん! ぼちゃん! ぼちゃん!」と、次から次とカエルが跳び込んだら、さっぱり高雅な俳句になりませんがな~。(なんで、大阪弁になるんや?) ★ いずれにしても、俳句を英語に翻訳したものがいかに味気ないものかわかると思う。こんなもので『HAIKU』なんて感激している英米人の気持ちがわからない。よく日本人が『外国人に日本のことはわからない』とうかつなことを言うことに批判があつまっているが、俳句だけは『外国人にわからないリスト』のトップを走る資格があるのではないだろうか?● ここで芭蕉を茶化した『川柳』を紹介。『芭蕉翁 ぼちゃんというと たちどまり』
2004.10.03
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今日は昨日の続きで、英語と俳句との関係について書くつもりだが、アマゾンから本が届いたので、とりあえずその本の題名を記しておきたい。ギュスターヴ・モロー 絵の具で描かれたデカダン文学 鹿島茂 六耀社「みだら」の構造 林秀彦 草思社原稿10枚を書く力 斎藤孝 大和書房図解雑学 聖書 関田寛雄 ナツメ社図解雑学 仏教 廣澤隆之 ナツメ社図解雑学 宇宙137億年の謎 二間瀬敏史 ナツメ社内容については、後ほど。
2004.10.02
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俳句がお好きな方は多いでしょうが、川柳はいかがでしょうか?川柳は滑稽味のある俳句もどき・・・ぐらいに考えていらっしゃる方が大部分ではないでしょうか?実は私もそう思っていたのです。でも、それは大きな間違いでした。目からウロコ状態。リンク先のmsk222さんは、川柳作者で、その道では有名人らしいんです。その msk222さんのサイトで、俳句と川柳のちがいについて、教えていただきました。ぜひ、msk222さんの日記を読んで下さい。msk222さんの日記 『ひまじんさろん』http://plaza.rakuten.co.jp/msk222/でも、それだけではないんです。msk222さんが、私の好きな、しかしそれほどよく知っている訳ではない『天才 寺山修司』について、数日にわたって、いろいろ解説してくれている。とりあえず、ここまで。後で、追記します。 ~~~~~~~~~追記。私は『川柳』を『爆笑俳句』『ニヤリ俳句』だと思っていたんですが、msk222さんによれば、それは誤解だそうです。それは一部の川柳であって、川柳全体がそうなのでは無いということです。例えば、私の大好きな寺山修司の句に★『かくれんぼ 三つ数えて 冬を知る』というものがあります。私はこれを『いかにも俳句らしい俳句』と思っていたのです。私はこの句を、以下のように感じていました。----------------北国の子どもが、かくれんぼうをしていて、鬼になって目を開いてみたら、他の子供たちはみんな隠れてしまって、見慣れた風景の中なのに人気が全く無い。その日暮れの影のような世界の中に、ゾクッとと寒い冬の冷気が今年初めて感じられる。それまでの、子ども同士の無邪気に楽しい世界だったものが、突如反転して、まるでキリコの絵のような、荒涼とした、寂寥の孤独の世界が出現する。この句においては、季節感は単に道具であって、この句は、ふとかいま見えた人間世界の深淵をうたったものでもある。----------------こういう風に解釈して、これが俳句の世界だと思ったのです。しかし、msk222さんは、これを『川柳だ!』と断言したのです。納得行かない私が、msk222さんに『この句には、川柳独特のエスプリが無いと思うのですが、川柳だというmsk222さんの視点を教えて下さい』と迫ったところ、上の私の質問に対して、msk222さんからいただいた回答は下記の通りです。私としては、目からウロコでした。----------------よくぞ聞いてくれました。俳句も川柳も、俳諧を源にする文芸です。俳句は芭蕉の「芭風」、正岡子規の「写生論」によって、芸術的高みに至ったとされています。俳句の主体は「モノ」を写生し、作者の感慨を込めて表現します。川柳は、付け句が独立したものですが、俳諧本来の「こっけいや穿ち」をひきづっています。「人情の機微」を表現することから発展してきたもの、人の「コト」が主体だと思ってください。懸賞投句の長い「狂句」時代、新聞など大衆読者に迎合する、一読明快な句が喜ばれる傾向があったため、面白おかしくエスプリの効いたもの(だけ)が川柳と思いこまれてしまっているのですが、日常の「人情の機微」は、面白おかしいだけでないことを考えれば、ご理解いただけると思います。alex99さんが寺山の『かくれんぼ 三つ数えて 冬になる』を、みごとに解読していますが、この感情の機微の表現こそが広義の「穿ち」であり、川柳の舞台であると僕たちは考えているのです。もっとも、表現は日々革新されていますから、現在はこれだけでは説明が足りない部分はありますが…。ことに最近は俳句と川柳のクロスオーバーが激しくなっていますから、俳人が俳句とおもって川柳もどきを書いたり、川柳人が俳句もどきの句を書いたりして、いっそうわかりにくくなっているのが実情です。寺山の句は川柳の範疇です。また、能と狂言にたとえている人もいますから、参考にしてみてください。 俳句=能(侘び・寂び) 川柳=狂言(かろみ・笑い・遊び・風刺)----------------この続きは明日の日記に書こう。川柳と俳句の成り立ちを調べてみたい。
2004.10.01
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